山陰合同銀行

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株式会社山陰合同銀行
THE SAN-IN GODO BANK, LTD.
本店(松江市)
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8381
1987年9月1日上場
略称 ごうぎん
本社所在地 日本の旗 日本
島根県松江市魚町10番地
設立 1941年(昭和16年)7月1日
業種 銀行業
法人番号 6280001000230 ウィキデータを編集
金融機関コード 0167
SWIFTコード SGBKJPJT
事業内容 銀行業
代表者 代表取締役会長 久保田一朗
代表取締役頭取
頭取執行役員 石丸文男
資本金 207億5百万円
(2015年3月31日現在)
発行済株式総数 1億6,052万7千株
(2015年3月31日現在)
純利益 連結:121億61百万円
単独:117億53百万円
(2015年3月期)
純資産 連結:3,537億10百万円
単独:3,344億55百万円
(2015年3月31日現在)
総資産 連結:4兆7,820億30百万円
単独:4兆7,606億17百万円
(2015年3月31日現在)
従業員数 連結:2,138人
単独:1,816人
(2015年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本生命保険 3.62%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 2.97%
CBNY DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人シティバンク銀行)2.77%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口)2.67%
山陰合同銀行従業員持株会 2.54%
(2015年3月31日現在)
主要子会社 #関係会社参照
外部リンク 山陰合同銀行
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山陰合同銀行のデータ
法人番号 6280001000230 ウィキデータを編集
店舗数 144
(本支店・出張所)
貸出金残高 2兆4,426億21百万円
預金残高 3兆7,930億64百万円
特記事項:
(2013年3月31日現在)
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株式会社山陰合同銀行(さんいんごうどうぎんこう、THE SAN-IN GODO BANK, LTD.) は、島根県松江市に本店を置く、山陰地方で最大規模の地方銀行。「ごうぎん」の愛称で親しまれる。

概要

島根県および鳥取県、島根県内13市町(松江市浜田市益田市大田市江津市雲南市奥出雲町川本町美郷町津和野町海士町西ノ島町隠岐の島町)および鳥取県内12市町村(米子市倉吉市境港市三朝町湯梨浜町琴浦町日吉津村南部町伯耆町日南町日野町江府町)の指定金融機関を受託している。

地盤である山陰地区では、53%の貸出金シェアを占めるが人口減少と高齢化が著しく、資金需要は頭打ちの為、山陽兵庫地区を強化[1]。2012年10月に開設した阪神北支店(川西市)を皮切りに法人営業に特化した「空中店舗」の出店を進め、営業担当職員を増やすなど、兵庫県内での攻勢を強化している[1]

2015年2月、中国地区の地銀としては初の自行単独で証券子会社である「ごうぎん証券」を設立[2]。同10月から業務を開始した[3][4]。また同3月20日には、中国横断自動車道尾道松江線(通称:中国やまなみ街道)の全線開通を期し[5]広島銀行伊予銀行とのATM利用手数料の平日日中帯無料化を開始。地域経済の活性化と顧客利便性の向上に努めて行きたいとしている[6]

沿革

店舗の開廃

鳥取営業部
  • 1991年(平成3年)10月30日 - ニューヨーク支店を開設。
  • 1994年(平成6年)10月31日 - 香港支店を開設。
  • 1997年(平成9年)10月13日 - 本店を新築移転。高さ75mは島根県のみならず鳥取県を含めた山陰地方で最も高いビルとなる。
  • 1999年(平成11年)
    • 5月26日 - 香港支店を廃止。
    • 11月15日 - 鳥取営業部を旧ふそう銀行本店跡地へ新築移転。
  • 2002年(平成14年)3月29日 - ニューヨーク支店を廃止、駐在員事務所に変更。
  • 2004年(平成16年)
    • 12月13日 - 東京支店を入居しているビルの上層部へ移転、空中店舗化。
    • 12月20日 - 八雲代理店を新築移転(国道432号の拡幅工事に伴うもの)。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月17日 - 姫路支店を入居しているビルの上層部へ移転、空中店舗化。
    • 1月24日 - 豊岡支店(兵庫県豊岡市)を新築移転[† 5]
    • 2月13日 - 同日の営業を持って、出雲北支店が廃止(業務継承店:出雲支店)。
    • 2月21日 - 山陽・兵庫営業本部及び岡山支店(併設)を旧岡山中央支店跡地へ新築移転[† 6]
    • 6月26日 - 同日の営業を持って、八鹿支店が廃止(業務継承店:豊岡支店)。
    • 7月19日 - 明石大久保支店を明石支店へ移転改称、空中店舗化。
    • 9月11日 - 同日の営業を持って、鳥取南支店・本店営業部松江中央出張所が廃止(業務継承店:鳥取営業部・本店営業部南出張所)。ただし、廃止後も単独のATMコーナーを残している。
    • 11月14日 - 倉吉西支店を出張所(個人業務のみ)に変更(法人業務の業務継承店:倉吉支店)。
    • 11月21日 - 宍道支店を新築移転。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月23日 - 同日の営業を持って、久世支店・林野支店が廃止(業務継承店:津山支店)[† 7]
    • 6月5日 - 大阪支店を移転、空中店舗化、ATMを廃止。出雲支店を旧出雲北支店跡地へ新築移転。
    • 6月11日 - 同日の営業を持って、県立中央病院出張所が廃止(業務継承店:鳥取営業部)。ただし、廃止後も病院内にある山陰合同銀行幹事で鳥取信用金庫中国労働金庫との共同ATMコーナーを残している。
    • 10月22日 - 同日の営業を持って、境港支店境南出張所・北支店北堀出張所・平田支店平田西出張所・浜田支店浜田西出張所が廃止(業務継承店:境港支店・北支店・平田支店・浜田支店)。ただし、廃止後も単独のATMコーナーを残している。
    • 11月13日 - 兵庫県尼崎市に尼崎支店(空中店舗)を開設。
    • 12月4日 - 福山支店を移転、空中店舗化。
  • 2007年(平成19年)
    • 2月12日 - 同日の営業を持って、出雲駅前支店・商工センター支店が廃止(業務継承店:出雲支店・広島西支店)。
    • 2月13日 - 横川支店を広島西支店へ移転改称、空中店舗化。
    • 10月22日 - 倉吉支店を新築移転。赤碕支店・鹿野支店を出張所(個人業務のみ)に変更(法人業務の業務継承店:東伯支店・浜村支店)。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月21日 - 倉吉駅前支店を出張所(個人業務のみ)に変更(法人業務の業務継承店:倉吉支店)。
    • 11月17日 - 益田支店を新築移転。
    • 11月21日 - 同日の営業を持って、静間代理店が廃止(業務継承店:大田支店)。
  • 2009年(平成21年)
    • 2月16日 - 益田東支店・高津支店を出張所(個人業務のみ)に変更(法人業務の業務継承店:益田支店)。
    • 4月20日 - 桜谷支店・境東支店・淀江支店・浜田東支店を出張所(個人業務のみ)に変更(法人業務の業務継承店:鳥取駅南支店・境港支店・日野橋支店・浜田支店)。
    • 5月15日 - 同日の営業を持って、大元支店が廃止(業務継承店:岡山支店)[† 8]
    • 7月10日 - 同日の営業を持って、末次支店が廃止(業務継承店:北支店)[† 9]
    • 7月13日 - 北支店を松江しんじ湖温泉駅前へ新築移転[† 10]
  • 2012年(平成24年)
    • 7月1日 - 兵庫・大阪営業本部を新設。それに伴い、山陽・兵庫営業本部を山陽営業本部に改称。
    • 10月1日 - 兵庫県川西市に阪神北支店(空中店舗)を開設。
    • 12月3日 - 兵庫県西宮市に西宮支店(空中店舗)を開設。
  • 2013年(平成25年)
    • 3月18日 - 米子営業本部・米子支店を新築移転。
    • 6月24日 - 法吉支店・福生支店・城北支店・湖山支店を出張所(個人業務のみ)に変更(法人業務の業務継承店:北支店・皆生通支店・鳥取西支店・千代水支店)。大篠津支店を代理店(個人業務のみ)に変更(法人業務の業務継承店:境港支店)。
    • 9月13日 - 同日の営業を持って、米子市役所出張所が廃止(業務継承店:米子支店)[† 11]
    • 10月7日 - 兵庫県三木市に北播磨支店(空中店舗)を開設。
    • 10月10日 - バンコク駐在員事務所開設。
  • 2014年(平成26年)
    • 5月16日 - 同日の営業を持って、都賀代理店が廃止(業務継承店:粕淵支店)。

関係会社

  • 松江不動産株式会社
  • 合銀ビジネスサービス株式会社
  • 株式会社ごうぎん代理店
  • ごうぎん保証株式会社
  • ごうぎんシステムサービス株式会社
  • 株式会社山陰オフィスサービス

ATM提携関連

社会関連

女子バドミントン部

1993年創部[8]日本リーグ女子2部に所属。

  • 日本リーグ2部:優勝2回(2013年、2015年)
  • 全日本実業団:最高5位(2013年、2014年)
  • 監督:田辺実智代
  • コーチ:丸岡智子
  • 選手(2015年度):小林美紀、横山めぐみ、木場叶華、濱崎真衣、山田真央、川田真依、九後あすみ、漆崎真子

脚注

注釈

  1. ^ 同店は旧第百銀行の店舗であったため、三菱銀行としての営業はわずか1年足らずであった。
  2. ^ 同店は1945年に新設された店舗であるため、わずか4年での撤退である。
  3. ^ 旧・扶桑相互銀行、本店・鳥取県鳥取市、統一金融機関コード0563
  4. ^ 拠点を保有しない地域に対する支援体制を一層強化するために、海外拠点(北國銀行シンガポール駐在員事務所・十六銀行香港駐在員事務所・山陰合同銀行大連駐在員事務所・広島銀行バンコク駐在員事務所)を相互に利用するもの。
  5. ^ 旧支店は1935年(昭和10年)築の近代建築で、豊岡市より保存を前提に譲渡要請があったため、それに応えた。
  6. ^ 現在地はトマト銀行中山下支店の建替えに伴う仮店舗として一時期使用されていた。
  7. ^ これに伴い、中国銀行の協力を得て、中国銀行の勝山支店・久世支店・落合支店・湯原支店・北房支店・日本原支店・勝間田支店・林野支店・江見支店・大原支店・周匝支店へ取引銀行の変更手続きが容易にできるよう配慮された。
  8. ^ 従来、土曜・休日は岡山支店がATM非稼働、大元支店がATM稼働だったため、大元支店廃止に伴う統廃合に伴い、同年5月18日から岡山支店のATMは土曜・休日も稼働するようになり、平日の稼働時間も延長された。
  9. ^ 北支店の新築移転に伴い、近隣の末次支店は廃止となった。それに伴い同支店への通行のため四十間堀川に架けた私設橋(通称『ごうぎん橋』)も、生活道路としても利用されてきたが撤去が決定した。
  10. ^ これに伴い、旧店舗は単独のATMコーナー(北支店殿町出張所)となり、新たに山陰中央ビル1階のみしまやヴェルデ中央店入口付近にもATMコーナー(北支店山陰中央ビル出張所)が設置された。
  11. ^ これに伴い、米子市役所内に、米子支店派出窓口(公金取り扱いのみ)が設置された。

出典

  1. ^ a b 「山陰合銀、兵庫で法人融資を拡大 企業仲介や海外進出支援」『日本経済新聞電子版』 2014年3月12日
  2. ^ "証券子会社の設立に関するお知らせ" (PDF) (Press release). 山陰合同銀行. 2015-2-6. 2015-4-10閲覧 {{cite press release2}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  3. ^ “山陰合同銀、証券子会社設立”. 日本経済新聞. (2014年11月13日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB13H07_T11C14A1EAF000/ 2015年4月10日閲覧。 
  4. ^ “ごうぎん証券が開業 鳥取、島根に4支店”. 日本海新聞. (2015年10月2日). http://www.nnn.co.jp/news/151002/20151002078.html 2015年10月9日閲覧。 
  5. ^ “中国やまなみ街道、全線開通 尾道―松江間が80分短縮”. 朝日新聞デジタル. (2015年3月23日). http://www.asahi.com/articles/ASH3Q51T9H3QPITB003.html 2015年4月10日閲覧。 
  6. ^ "山陰合同銀行・広島銀行・伊予銀行3行共同企画「やまなみ・しまなみでつながる定期預金キャンペーン」の実施 および「ATM利用手数料の相互無料化提携」の開始について" (PDF) (Press release). 山陰合同銀行. 16 March 2015. 2015年4月10日閲覧
  7. ^ “島根・ごうぎん美術館が国文化財に 銀行建物で山陰2件目”. 産経ニュース. (2015年3月14日). http://www.sankei.com/region/news/150314/rgn1503140076-n1.html 2015年4月10日閲覧。 
  8. ^ “日本リーグ チーム 山陰合同銀行”. BADMINTON SPIRIT. BASEBALL MAGAZINE SHA. http://www.badspi.jp/team/%E5%B1%B1%E9%99%B0%E5%90%88%E5%90%8C%E9%8A%80%E8%A1%8C/ 2015年10月9日閲覧。 

関連項目

外部リンク