南果歩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。レタス (会話 | 投稿記録) による 2016年4月7日 (木) 09:23個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎テレビドラマ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

みなみ かほ
南 果歩
生年月日 (1964-01-20) 1964年1月20日(60歳)
出生地 日本の旗 日本 兵庫県尼崎市[1]
身長 162 cm[2]
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1984年 -
配偶者 辻仁成1995年 - 2000年
渡辺謙2005年 - )
事務所 ホリエージェンシー
公式サイト 南果歩オフィシャルウェブサイト〜HOKAHOKA MOON〜
主な作品
映画
『伽倻子のために』
夢見通りの人々
せんせい

226
さよなら、こんにちわ
不機嫌な果実
お父さんのバックドロップ
家族X
テレビドラマ
『五度半さん』
梅ちゃん先生
スペシャリスト (テレビドラマ)
ようこそ、わが家へ
 
受賞
ブルーリボン賞
助演女優賞
1989年夢見通りの人々』、『せんせい』、『』、『226
その他の賞
日刊スポーツ映画大賞
助演女優賞
1989年『夢見通りの人々』
高崎映画祭
最優秀助演女優賞
2005年『お父さんのバックドロップ
テンプレートを表示

南 果歩(みなみ かほ、1964年1月20日 - )は、日本女優

兵庫県[3]尼崎市出身[1][4]桐朋学園大学短期大学部卒業。ホリエージェンシー所属。夫は俳優の渡辺謙

来歴

尼崎市立尼崎高等学校を経て桐朋学園大学短期大学部を卒業[5]

短大在学中の1984年に映画『伽倻子のために』のヒロイン役オーディションに応募、2000人の中から選ばれ、主役で芸能界デビュー[5]

1985年にはTBSポーラテレビ小説五度半さん』のヒロイン役でテレビドラマに進出する[2]。さらに1986年9月には坂東玉三郎演出の『ロミオとジュリエット』のジュリエット役で初舞台を踏み、以後、映画、テレビ、舞台と女優業を中心に活躍する。特に1989年には『夢見通りの人々』等の映画での助演に対して助演女優賞が贈られている。

2015年にはアメリカ映画『MASTERLESS』に出演し海外作品にも進出[6]

私生活では、1995年に、ミュージシャン・作家の辻仁成と結婚、1男をもうけたが、2000年3月に離婚[3]2003年1月にテレビ東京2時間ドラマ『異端の夏』で共演した俳優の渡辺謙2005年12月3日に再婚[7]

所属事務所の変遷は現代制作舎、ユマニテなどを経て、2009年4月よりエス・エス・エム(2011年4月より同社の吸収合併に伴い、よしもとクリエイティブ・エージェンシー)に所属後、2012年12月1日付でホリエージェンシーへ移籍。

2015年11月より出身地である兵庫県尼崎市の「尼崎市PR大使」を務める[1][4]

人物

2007年1月11日放送のNHK総合のトーク番組『スタジオパークからこんにちは』内で母親が韓国人であることを告白した。また2007年4月24日付の『中央日報』日本語版サイトで、夫の渡辺謙が「妻の故郷が釜山(プサン)なので、韓国と縁が深い。妻の母親が韓国人だ」 と告白している。

2012年12月24日放送のNHK総合のドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー』では一族が取り上げられた。母方の祖父は韓国慶尚北道出身で両班の家系、さらにさかのぼるとの役人であったと自称している。祖父は剣道具職人であったが、貧困から1937年に和歌山市に移住、1940年家族を呼び寄せ、京都市に転居し、終戦後、尼崎市在日町に転居、大阪市で廃物商を営み1981年死去。韓国に埋葬された。両親は離婚している。離婚後、母親は喫茶店を経営した。

2016年3月11日乳がんのステージ1の診断により手術をした[8]

主な出演作品

映画

テレビドラマ

ラジオ

  • 南果歩 Fの時間(1995年 - 1996年、TOKYO-FM

ラジオドラマ

CM

舞台

書籍

写真集

受賞歴

脚注

外部リンク