代々木上原駅
代々木上原駅 | |
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南口(2012年2月) | |
よよぎうえはら Yoyogi-Uehara | |
所在地 | 東京都渋谷区西原三丁目8-5 |
所属事業者 |
小田急電鉄 東京地下鉄(東京メトロ) |
電報略号 | ヨハ(東京地下鉄) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
(小田急)224,032人/日[* 1] (東京メトロ)227,020[* 1]人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日[* 2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■小田急小田原線[* 3] |
キロ程 | 3.5 km(新宿起点) |
◄代々木八幡 (0.8 km) (0.7 km) 東北沢► | |
所属路線 | 東京地下鉄千代田線[* 3] |
駅番号 | ○C 01 |
キロ程 | 21.9 km(綾瀬起点) |
(1.0km) 代々木公園 C 02► | |
備考 | 共同使用駅(小田急の管轄駅) |
代々木上原駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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※配線は2005年9月30日現在。 |
代々木上原駅(よよぎうえはらえき)は、東京都渋谷区西原三丁目にある、小田急電鉄・東京地下鉄(東京メトロ)の駅。
両社の共同使用駅で、小田急の管轄駅である。東京メトロ千代田線の駅番号はC 01。
利用可能な鉄道路線
小田急小田原線と東京メトロ千代田線は当駅で相互直通運転を行っており、同一構内を使用している。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅。千代田線は中2線を使用し、小田原線との直通に対応している。
駅管理は小田急が行っていて、駅名標は千代田線側(帯の色は千代田線のラインカラーである緑色)も含めて小田急仕様のものである。ただし、3番ホーム側の発車標は東京メトロ仕様のものになっており、また、発車時には東京メトロ仕様の発車ブザー(通称:営団ブザー)が鳴動する。
東北沢側に千代田線折り返しのための引き上げ線が2本ある。千代田線に乗り入れる東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両は小田急小田原線に入線できないため、この引き上げ線を使って必ず当駅で折り返す。また、小田急小田原線は当駅から西隣の東北沢駅までは複々線になっており、東北沢まで電留線を含めて6本の線路が平行していたが、当駅 - 梅ヶ丘間の地下化複々線化工事のため急行線の使用を休止し、2010年現在は緩行線のみで運転している。工事は2014年に完成する予定である。
千代田線は当駅始発・終着列車が設定されているのに対し、小田原線の当駅終着列車は設定されていない。ただし平日のみ多摩急行との接続の関係で、当駅始発は1本のみ設定されている(18:49発)。
小田急の駅長所在駅。「新宿管区代々木上原管内」として、参宮橋 - 東北沢間を管理している。
当駅と東北沢の間は、工事の進捗に伴い、北側から列挙すると、以下のように使用する線路を変更している。
工事前 | 工事開始当初 | 2006年7月頃 | 2008年3月頃 |
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小田急小田原線上り線(緩行線) | 小田急小田原線上り線 | 工事のため休止(トンネル建設) | 小田急小田原線仮上り線 |
小田急小田原線上り線(急行線) | 工事のため休止 | 工事のため休止(トンネル建設) | 工事のため休止(トンネル建設) |
東京メトロ千代田線電留線(山側) | 東京メトロ千代田線電留線 | 小田急小田原線仮上り線 | 工事のため休止 |
東京メトロ千代田線電留線(海側) | 東京メトロ千代田線電留線 | 東京メトロ千代田線仮電留線 | 東京メトロ千代田線仮電留線 |
小田急小田原線下り線(急行線) | 工事のため休止 | 東京メトロ千代田線仮電留線 | 東京メトロ千代田線仮電留線 |
小田急小田原線下り線(緩行線) | 小田急小田原線下り線 | 小田急小田原線下り線 | 小田急小田原線下り線 |
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本・唐木田・片瀬江ノ島方面 | 新宿方面からの列車 |
2 | ■小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本・唐木田・片瀬江ノ島方面 | 千代田線方面からの列車 |
3 | 千代田線 | - | 表参道・霞ケ関・大手町・綾瀬方面 | |
4 | ■小田原線 | 上り | 新宿方面 |
- 千代田線の線内折り返し列車は2番ホームで乗客を降ろした後、引き上げ線で折り返して、改めて3番ホームに綾瀬方面行きの列車として入線する。
- ホーム幅員は下りホームより上りホームの方が数メートル広い。
発着可能なホーム
- 代々木上原 - 東北沢の急行線使用休止直後のもの
- 新宿方面
- より到着 1番ホーム(直進)
- への発車 4番ホーム(直進)
- 小田原方面(緩行線)
- より到着 3番ホーム(右へ分岐→左から合流)・4番ホーム(直進)
- への発車 1番ホーム(直進)・2番ホーム(左へ分岐→右から合流)
- 小田原方面(急行線)
- 使用休止中
- 綾瀬方面
- より到着 2番ホーム(直進)
- への発車 3番ホーム(直進)
- 小田原方引上線
- より到着 3番ホーム(直進)
- への発車 2番ホーム(直進)
- 新宿方面
代々木上原 - 東北沢間は工事区間のため揺れる区間がある。
駅構内
各ホームに階段が2か所ずつ計4か所あり、小田急の10両編成の6・8号車付近となる。エスカレーターは駅構内には存在しない(改札外には存在する)。各ホームにエレベーターが2か所ずつ計4か所あり、小田急の10両編成の7号車付近となる。
売店は各ホームの中程にあり、1・2番ホームが小田急系で3・4番ホームが東京メトロ系である。
乗り換えの際に改札を経由する必要がなく、東京メトロ千代田線→小田急小田原線下りの場合などはホームから出る必要もないので、ホームに小田急線および他社線の運転状況を示す電光掲示板がある。なお、これは他の駅では改札付近にあることが多い。
3番ホームの乗車位置案内には始発先発用(紺色)と始発次発用(緑色)、小田急からの直通用(青色)がある。
利用状況
小田急電鉄における2010年度の1日平均乗降人員は224,032人であり[1]、小田急70駅中第3位。1978年の千代田線乗り入れ開始を境に、乗降人員が急増している。
東京地下鉄における2010年度の1日平均乗降人員は227,020人である(直通連絡人員含む 前年度比1.6%増加[2])。
1日平均乗降人員および乗車人員推移は下記の通り。(直通人員を含む)
年度 | 1日平均 乗降人員[要出典] |
1日平均乗車人員 | |||
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小田急 | 順位 | 小田急 | 東京メトロ | 出典 | |
1928年[3] | 2,168 | ||||
1930年 | 3,315 | ||||
1935年 | 3,545 | ||||
1940年 | 5,696 | ||||
1946年[4] | 6,314 | ||||
1950年 | 9,978 | ||||
1955年 | 12,794 | ||||
1960年 | 17,131 | ||||
1965年 | 18,087 | ||||
1970年 | 18,479 | ||||
1972年 | 18,250 | 37位 / 61駅 | |||
1975年 | 15,802 | ||||
1977年 | 14,660 | ||||
1978年[5] | 91,593 | ||||
1980年 | 131,490 | ||||
1985年 | 161,274 | ||||
1990年 | 175,583 | 81,871 | [6] | ||
1991年 | 81,262 | [7] | |||
1992年 | 174,943 | 3位 / 69駅 | 80,104 | 90,556 | [8] |
1993年 | 78,274 | 88,833 | [9] | ||
1994年 | 76,575 | 87,334 | [10] | ||
1995年 | 163,205 | 75,055 | 86,087 | [11] | |
1996年 | 74,641 | 85,501 | [12] | ||
1997年 | 74,027 | 85,329 | [13] | ||
1998年 | 73,940 | 86,148 | [14] | ||
1999年 | 74,216 | 85,694 | [15] | ||
2000年 | 171,288 | 74,677 | 86,216 | [16] | |
2001年 | 76,904 | 87,937 | [17] | ||
2002年[18] | 176,411 | 3位 / 69駅 | 78,501 | 89,266 | [19] |
2003年 | 178,237[20] | 3位 / 69駅 | 80,459 | 90,232 | [21] |
2004年 | 175,404[22] | 3位 / 70駅 | 81,995 | 90,490 | [23] |
2005年 | 182,257[24] | 3位 / 70駅 | 85,449 | 93,918 | [25] |
2006年 | 192,704[26] | 3位 / 70駅 | 90,685 | 99,874 | [27] |
2007年 | 214,530[28] | 3位 / 70駅 | 101,347 | 112,825 | [29] |
2008年 | 223,176[30] | 3位 / 70駅 | 106,425 | 116,318 | [31] |
2009年 | 224,465[32] | 3位 / 70駅 | |||
2010年 | 224,032 | 3位 / 70駅 |
駅周辺
ホーム下にあるacorde(アコルデ)代々木上原は耐震補強のためリニューアル工事を実施している。2009年2月26日に文教堂書店やサンマルクカフェ、なか卯などの一部店舗がオープンした。改札側は2011年6月23日にリニューアルオープンした。
- 井ノ頭通り
- 古賀政男音楽博物館
- 日本音楽著作権協会本部
- 東京ジャーミイ・トルコ文化センター[1]
- 渋谷区役所 上原出張所・渋谷区上原区民会館・渋谷区上原敬老館
- 渋谷区上原社会教育館
- 渋谷上原郵便局
- 上原駅前商店街[2]
- 上原銀座商店街[3]
バス路線
駅近くの井の頭通りに「代々木上原駅」停留所があり、京王バス東の路線が発着する。
2010年7月1日からは渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」が乗り入れ、西原児童遊園地付近に乗り場が設置されている。
- ハチ公バス・丘を越えてルート - はつらつセンター富ヶ谷経由 渋谷駅行
歴史
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 代々幡上原駅として開業。
- 1941年(昭和16年)10月15日 - 代々木上原駅に改称。
- 1945年(昭和20年)
- 1977年(昭和52年)10月18日 - 新駅舎完成(翌年の帝都高速度交通営団千代田線との相互直通乗り入れに備えて)。
(代々木上原駅は当時緩行線の駅であって、現在も存在する商店の「紅谷」さんのところが改札口であった。それを高架駅にして千代田線の駅もできるため、東北沢方向へ数百メートル移動した記述がない)* 1978年(昭和53年)3月31日- 営団地下鉄千代田線・代々木公園 - 代々木上原間開通。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、直通運転先の常磐線がJR東日本の路線となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化。千代田線の駅は東京メトロに継承される。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 小田急特急ロマンスカーが千代田線へ乗り入れを開始。当駅では運転停車扱いである。
- 2010年(平成22年)2月17日 - 小田急のホームに設置されている発車標案内がフルカラーLED式に更新される。
- 2011年(平成23年)6月23日 - 商業施設「アコルデ代々木上原」がリニューアルオープン。
駅名の由来
駅開設当時の「代々幡上原」は、当時の地名(東京府豊多摩郡代々幡村大字上原)に由来するものである。
現在の「代々木上原」は、1932年(昭和7年)10月10日、東京市15区に隣接する5郡82町村の東京市への編入によって、渋谷町、千駄ヶ谷町、代々幡町が合併して東京市渋谷区が成立した際に変更された住所である「東京府東京市渋谷区代々木上原町」から後日変更したものである。
その他
- 発車放送は小田急式だが、3番ホームにおいては内容は簡略化されており列車発車時には小田急式放送の後にメトロ式のブザーが鳴る。
- 東京メトロの電報略号は「ヨハ」で、JRの乗務員用時刻表にも記入されている。
隣の駅
- 小田急電鉄
- ■小田原線
東京メトロ線・小田急線直通特急列車
2008年3月15日より、小田急の特急ロマンスカー(60000形「MSE」)が東京メトロ線(千代田線・有楽町線)への直通運転を開始した。当駅には乗務員交代のために運転停車するが、乗客の乗降は取り扱わない。また、東京メトロ線内のみ乗車することもできない。詳しくは小田急ロマンスカーを参照。
脚注
- ^ 1日平均乗降人員 2011年7月7日閲覧
- ^ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
- ^ 小田原線開業年
- ^ 1945年度は資料なし
- ^ 千代田線乗り入れ開始
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)224ページ
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)230ページ
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 多摩急行の運転開始
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 関東交通広告協議会「平成15年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 関東交通広告協議会「平成16年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 関東交通広告協議会「平成17年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 関東交通広告協議会「平成18年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 関東交通広告協議会「平成19年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 関東交通広告協議会「平成20年度1日平均乗降人員・通過人員」
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 関東交通広告協議会「平成21年度1日平均乗降人員・通過人員」