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クッパJr.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クッパ Jr.から転送)
クッパJr.
マリオシリーズのキャラクター
初登場作品スーパーマリオサンシャイン
声優ドロレス・ロジャース
ケーティー・サゴイアン

クッパJr.(クッパジュニア、Koopa Jr.)は、任天堂コンピュータゲームマリオシリーズ』に登場する架空のキャラクターで、同社の登録商標(第6128506号ほか)。

欧米版ではクッパの名前変更に準じて「Bowser Jr.(バウザージュニア)」と表記される。その他、「Bowser Koopa Jr.」と表記されることもある。

概要

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名前の通り、マリオのライバルにしてクッパ軍団のボスであるクッパの息子とされる。姿はベビィクッパ(クッパの幼少時代)に似た小柄な体型だが、マスクのように使える白いよだれかけ(牙を剥き出しにした口が描かれ、可愛らしい口元を怖く見せている)を身に着けている。

初登場はニンテンドーゲームキューブ専用ソフトとして2002年に発売された『スーパーマリオサンシャイン』。以降、これまで『スーパーマリオブラザーズ3』などで登場していたクッパ7人衆や『マリオパーティシリーズ』のミニクッパ達に代わり、父親であるクッパの悪事に加担し、マリオに戦いを挑むというスタイルが定着している。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』以降では、クッパの乗り物「クッパクラウン」の小型版である「クッパJr.クラウン」を操縦して登場することも多くなった。

アクションゲームシリーズのほか、『マリオゴルフファミリーツアー』以降は各パーティゲームシリーズでも登場し、幅広い活躍を見せている。

声優は作品によって異なり、『スーパーマリオサンシャイン』などのGC作品や『New スーパーマリオブラザーズ』などのDS作品ではドロレス・ロジャース、『マリオストライカーズ チャージド』以降の作品ではケーティー・サゴイアンが担当している。

人物

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父親のクッパと同様にわがままな性格ではあるが、その一方で父親思いのしっかり者かつ切れ者である面も見受けられる。これは初登場の『サンシャイン』時点からすでに描写されている。後のアクションゲームにおいても、様々な作戦を実行してピーチをさらったり、戦闘力を補うために強力な部下を配備していたり自ら作った兵器を操縦してマリオに挑んだりするなど、典型的パワータイプの父親のクッパに比べ、頭の良い様子を各所で見せる。『マリオパーティDS』にてピンボールの腕前もクッパより上だと発言した。

そのデビュー作『サンシャイン』ではマリオの偽者に扮して、本物のマリオ到着前にドルピック島で悪事を働き、マリオへ濡れ衣を着せることに成功。中盤に正体を現し、父クッパがJr.の母親と教え込んだピーチ姫の誘拐に成功する。

最後は父クッパと共にマリオと戦うも敗北し、エンディングでクッパは真相を話そうとする。しかし、クッパJr.はピーチが自分の母親ではないことを最初から知っていたものの、父クッパを気遣い黙っていたことを告白。同時に「いつか大きくなったら、またマリオと戦いたい!」と父クッパに告げる。クッパは驚きつつも自分と同じく打倒マリオを目指す息子クッパJr.の成長に感心し、「お前がいればクッパ一族は安泰」と評した。

口調は、初登場の『サンシャイン』の頃と『ギャラクシー』『ギャラクシー2』など近年の作品では若干の差異がある(成長したためとも取れるが)。一人称は「ぼく」。父クッパへの呼称は「お父さん」である[1]。当初はピーチを「ピーチママ」と呼んでいたが『ギャラクシー』以降からは成長したためか「ピーチ姫」と呼んでいた。

前述のように父を心から尊敬しており、父クッパも『マリオカート ダブルダッシュ!!』公式サイトの説明で「目に入れても痛くない」と言うほど可愛がっている。なお、クッパJr.登場以前からクッパの息子たちとして存在していたクッパ7人衆は、クッパJr.登場以降は「クッパの手下」として扱われることが多く、2012年9月には、アメリカのゲーム誌『Game Informer』のインタビューにて、宮本茂"Our current story is that the seven Koopalings are not Bowser's children. Bowser's only child is Bowser Jr., and we do not know who the mother is." (翻訳:我々の現在のストーリーでは、クッパ7人衆はクッパの子供ではない。クッパの唯一の子供はクッパJr.で、その母親が誰なのかは分からない。) と回答している[2]。2015年9月に宮本は "Do you know who Bowser Jr.'s mother is?" (翻訳:クッパJr.の母親が誰か知っているか?)という質問に対して頷き、自身を指さしている[3]。両者が初共演した『New スーパーマリオブラザーズ Wii』のプロローグやエピローグでは非常に息の合った連携プレイ、やり取りを見せており、厳密な関係は不明だが、少なくともJr.と7人衆の関係はかなり良好のようである。『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』ではロイから、『ペーパーマリオ オリガミキング』ではカメックから「ぼっちゃん」と呼ばれている。

歴史

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スーパーマリオサンシャイン(2002年)
初登場作品。ニセマリオに変身し、ドルピック島をマジックブラシで汚して混乱させ、本物のマリオに濡れ衣を着せた。この際はマリオに似た体型で、半透明な青色の身体になっている。また壁抜け、ワープ、空中浮遊などの能力を得ていた。なお、本作ではマリオの鼻とヒゲが描かれた青いスカーフを着用している。また、兵器の操縦もこの頃から見せており、中盤での戦闘時は巨大なクッパ型ロボ「メカクッパ」を使って戦い、最終決戦時は潜水艦からのミサイル攻撃でクッパを援護した。なお、明言こそされていないものの、マジックブラシを所有するクッパJr.が「白い服の変なおじさんからもらった」と言っており、またマジックブラシやポンプの一部にオヤ・マー・サイエンス社の社章らしきイラストが描かれていることから、このマジックブラシはオヤ・マー博士が開発したものであることが示唆されている。
マリオゴルフ ファミリーツアー(2003年)
プレイヤーキャラクターとしてバラエティゲームに初登場。持ち球は低めの弾道のストレートで、スターキャラになると268ヤードの飛距離と適度なミートエリアの広さを併せ持つバランス型のキャラクター。
なお、GBA版『マリオゴルフ GBAツアー』ではプレイヤーとしては登場しない。
マリオカート ダブルダッシュ!!(2003年)
マリオカートシリーズでデビューを果たした。軽量級で使用カートはマグナムカート。このカートは軽量級で唯一加速とスピードを両立させたマシンである。
マリオテニスGC(2004年)
プレイヤーキャラクターとして登場。トリッキータイプ。
なお、本作は2009年に『Wiiであそぶセレクション』で移植されている。
役満DS(2005年)
CPU専用キャラクターとして登場。『Wi-Fi対応 役満DS』(2006年)にも登場。
スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール(2005年)
「クッパモンスターズ」のチームメンバーとしてクッパと共に登場。
New スーパーマリオブラザーズ(2006年)
オープニングではマリオをピーチ城に誘導した隙に自らピーチ姫をさらい、塔のボス(ワールドごとの中ボス)としてマリオの前に立ちはだかる。通常は3回踏むと倒せる(踏んだ直後は甲羅に篭ってトゲを出す)が、ワールド4・6後半以降の塔ではスカーフを口に装着し、マリオが近づくだけで甲羅に篭るようになり、ミドリこうらを投げてくる。この場合は真っ先に踏むのは危険なので、ミドリこうらを踏み、投げて当ててダウンさせてから踏むことを求められる(ちなみに、クッパJr.が甲羅に篭っている時に甲羅を当てたりなどしてひっくり返すと、スカーフが消えるバグ(?)がある)。ワールド8のクッパ城では、ほねクッパを怪しげな鍋に投げ込んで蘇らせ、完全復活したクッパと共にマリオを攻撃する。
マリオバスケ 3on3(2006年)
プレイヤーキャラクターとして登場。スピードタイプ。スペシャルショットは「ラクガキシュート」。
マリオストライカーズ チャージド(2007年)
隠しキャラクターとして登場。メガストライクは「ソニックスクリーム」でスーパーアビリティは「ソニックボイス」のオフェンスタイプ。
スーパーマリオギャラクシー(2007年)
敵として登場。ワールド1ではメガレッグを差し向け、ワールド3では自ら飛行船団を率いて戦い、ワールド5ではオタキングを差し向ける。
マリオパーティDS(2007年)
マリオパーティシリーズでは初登場。「クッパのピンボール」のマップでプレイヤーをピンボールのフリッパーではじき飛ばす役として登場する。
大乱闘スマッシュブラザーズX(2008年)
フィギュアとシールが登場している。
マリオカートWii(2008年)
隠しキャラとして参戦。減速回避性能が良いが、スピードに補正はない。前作『マリオカート ダブルダッシュ!!』では軽量級だったが、今作では1段階重い中量級になった。
スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール(2008年)
プレイヤーキャラクターとして登場。キャプテンになった時のチーム名は「クッパJr.ルーキーズ」。
マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック(2009年)
プレイヤーキャラクターとして登場。バランスタイプ。
また、アドベンチャーツアーズでは雪のようせいを捕まえるため、最初の中ボスとして登場。敗北すると、クッパ達に言いつけ、様々な場所に氷の壁を作る。クッパとエッグマンが一時引き上げた後はメタルソニックと手を組み、挑戦状を叩きつけた。クリア後はマリオ達に勝つために修行のため、メタルソニックとともに彼らの後をこっそりとついて行った(ただし、マリオやソニック達には既に気づかれている)。
New スーパーマリオブラザーズ Wii(2009年)
DS版に引き続き敵として登場し、更にクッパ7人衆と初共演している。オープニングでは、ピーチ宛の巨大なバースデーケーキのトッピングに偽装して7人衆とともにキノコ城へ潜入。正体を現してからは見事な連係プレーでピーチを確保して、待機させていた飛行船に連れ去ることへ成功する。時折、マリオ達を挑発しては飛行船に置いて行かれるなどクッパの息子であるだけにドジな一面を見せた。ゲーム中での主な役割として飛行船のボスとして登場し、今作で初登場となるJr.専用の乗り物「クッパJr.クラウン」や、クッパが使用していたものと同型の大型のクッパクラウンも操縦する。この頃からクッパ程ではないが、小さな炎をはけるようになった。エンディングでは、はるばるクッパ城までやってきたラリーに対し、他のクッパ7人衆達と一緒に倒れたクッパを起こすことをJr.が促す描写もある。
スーパーマリオギャラクシー2(2010年)
ワールド1でガブリュウを差し向け、ワールド3ではメガハンマー、ワールド5ではバトルキャッスルを操縦してマリオに挑む。因みに、メガハンマーはマリオにより破壊された後、バトルキャッスルのコースのスタート地点付近に廃棄されている(しかしキラーの砲台は何故か稼働している)。
MARIO SPORTS MIX(2010年)
プレイヤーキャラクターとして登場。
太鼓の達人Wii みんなでパーティ☆3代目!(2010年)、太鼓の達人 Wii 決定版(2011年)、太鼓の達人 Wii 超ごうか版(2012年)
Wii版『太鼓の達人』シリーズの3 - 5作目に収録されたメドレー楽曲「New スーパーマリオブラザーズ Wii」にて、演奏中に魂ゲージが最大まで達すると、画面手前にクッパJr.とクッパ7人衆全員が登場する。
New スーパーマリオブラザーズ Wii コインワールド(2011年)
『New スーパーマリオブラザーズ Wii』のグラフィックを使用したカプコンアーケードメダルゲーム。ジャックポットステップゲームのバトルで強敵として登場する。ジャックポットチャレンジのルーレットの絵柄(100メダル)としても登場し、引き当てた場合はおまけルーレットの敵(大砲の的)になる。
いただきストリートWii(2011年)
マリオシリーズの新キャラとして登場。ランクはクッパと同様のAではあるが、クッパは5倍買いなど直接的な攻撃を積極的にするのに対して、クッパJr.には相乗り等、間接的な妨害を好む傾向がある。また、本来Sランクのキャラクターしか行わないはずの10株売りもしてくる。ちなみに、クッパ同様土管での移動が苦手である場面がある。
マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック(2011年)
プレイヤーキャラクターとして登場。Wii版ではルークタイプ、3DS版ではチャレンジャーズに属している。
エピソードモードではクッパの言いつけでロンドン橋の番人として現れる。霧を吸い上げることでクッパの真似をすることができ、一度はヨッシー達を脅かすがネタばらした後、シルバー達から「まだ子供だな」と馬鹿にされ、仕返しをしようとするも返り討ちに合い、迂闊にもヨッシー達にクッパとエッグマンのことを話してしまい、キラーに乗って逃げていった。またこの時のクッパJr.の話によるとクッパはずっとエッグマンと話していたため、計画に関しての詳細は聞くことはできなかったらしい。その後、登場しなかったがクッパ達がマリオ達と和解した後、一緒に開会式に参加した。前日談である外伝では、ロンドンへ向かう途中、間違えてストーンヘンジで現れ、ヘイホーに「ストーンヘンジに凄いパワーがある」と聞かされ、そこでトレーニングをしているヨッシーに挑み、勝利する。その後、キラーでロンドンへ急いで行くも振り落とされ、偶然、チャオ達をいじめるエッグポーン達を倒し、シルバーとシャドウに見直されるも、調子に乗って見栄を張ったため、腕試しでシャドウ達と勝負し、なんとか勝利し、再戦を約束した。その後、クリボーの提案でエッグマンのメカであるメタルソニックとエッグマンのところに現れ、「ボクが勝ったらお父さんにボクの活躍を言うんだ」と勝負を仕掛ける。エッグマンも改造中のメタルソニックのテスト相手にちょうど良いと思い、その条件をのんだ。勝利後、エッグマンはクッパJr.の活躍をクッパに言うことを約束したがクッパJrの身体能力に興味を持つ。それに逸早く気づいたクッパJr.は勝手に調べようとした罰としてお菓子とジュースを要求し、エッグマン達とおやつを楽しむことにした。その後、調子に乗り、練習をサボったため、本編ではシルバー達に敗北し、そのことを指摘された。
マリオパーティ9(2012年)
クッパJr.マスに登場し、ミニゲームで戦いを挑んでくる。ボスバトルにも登場。
マリオテニス オープン(2012年)
プレイヤーキャラクターとして登場。トリッキータイプ。
ペーパーマリオ スーパーシール(2012年)
敵として登場。ペーパーマリオシリーズおよびRPGシリーズでは初登場となる。レアなシールを集めており、冒険の途中でいたる所に現れてはイタズラをする。本作でもクッパJr.クラウンを操る。
New スーパーマリオブラザーズ U(2012年)、New スーパールイージ U(2013年)
再びクッパ7人衆と共演。ワールド5・7に登場する飛行船(クッパクラウン)のボスとして、クッパJr.クラウンに乗って登場。今作では水中にて潜水艇仕様のものも登場する。また、最後の戦いでは巨大化したクッパを援護する。マリオはクッパJr.を攻撃することでJr.のクラウンを奪い取り、上空からクラウンを落としてクッパを攻撃することができる。
マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー(2013年)
バトルリングの隠しボスとして登場。クッパJr.クラウンに乗りながらボムへいやトゲ鉄球を投げたり、ファイアバーやプレゼント箱を持ったヘイホーを呼んで連携攻撃を繰り出してくる。また、戦闘中にブラザーアタックを使うとマジックブラシでくすぐってブラザーアイテムを奪い取り、しばらくの間1度使ったブラザーアタックが使えなくなる。
マリオカート アーケードグランプリDX(2013年)
隠しキャラクターとして参戦。
マリオ&ソニック AT ソチオリンピック(2013年)
プレイヤーキャラクターとして登場。ペルミタイプ。
マリオパーティ アイランドツアー(2014年)
隠しキャラクターとして参戦。プレイヤーキャラクターとしてはマリオパーティシリーズ初登場となる。
マリオゴルフ ワールドツアー(2014年)
プレイアブルキャラクターとして登場。持ち球はやや低めのストレート。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U(2014年)
3DS版では隠しキャラクター、Wii U版では最初から選べる基本キャラクターとして参戦。他のキャラクターでいうカラーリング変更を行うと、グラフィックや音声などがそれぞれクッパ7人衆のラリーロイウェンディイギーモートンレミールドウィッグに変化するという非常に特殊な仕様となっており、「一つの動作モーションを、クッパJr.と7人衆の計8名で共有する」というコンパチキャラクターになっている(このため性能は8名全員で共通)。常時小型のクッパJr.クラウン(飛行メカ)に乗っており、クラウンに内蔵された大砲やメカクッパ爆弾、パンチンググローブ付アームや鉄球、回転ノコギリやドリル付アームなどの武器・兵器を駆使して戦う。「最後の切りふだ」は、『サンシャイン』でのニセマリオ姿に変身し、マジックブラシでダメージ判定のある塗料のフィールドを空間に描く「ニセマリオペイント」。
2015年7月30日には、本作に対応したamiibo「クッパJr.」も発売された。
マリオパーティ10(2015年)
『9』と同じくクッパJr.マスに登場するが、今作ではルーレットイベントを起こす。マリオパーティではプレイヤーに不利なイベントを起こすお邪魔キャラに位置づけられ、クッパパーティではクッパ側のガイド役と、クッパのサポートを担当する。
パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション(2015年)
ワールド6・7・8の中ボスとして登場。光属性。本作ではクッパJr.クラウンに乗った姿での登場。「ジュニアスマッシュ」などのスキルを使う。ワールド8のラストバトルではクッパと7人衆がクラウンに乗り込んだ「クッパぐんだん」と共に、彼らの横に並んで戦う。
裏ワールド8のラスト手前の砦をクリアするとクッパJr.がサブキャラクターとして使用可能となる。
スーパーマリオメーカー(2015年)
クッパを振ることで配置できる別バージョン扱いとなっており、敵キャラクターとして複数配置可能。1つのエリア内にクッパの数も含めて3体まで配置できる。全種類のゲームスキンで登場させることができ、原作では本来登場しなかった『スーパーマリオブラザーズ』、『スーパーマリオブラザーズ3』、『スーパーマリオワールド』の各スキン用ドット絵も新規に描き起こされている。基本的にクッパの小型弱体化バージョンとして扱われており、炎を吐いたりヒップドロップで攻撃する。ただし、クッパとは違い踏むことが可能で、踏んだ直後は丸まったトゲ付き甲羅になってマリオを追いかけてきて、計3回踏むと倒せる。羽を付けると炎の代わりにハンマーを投げるようになるほか、クッパクラウンに乗せることもでき、クッパがボム兵を2体を投げてくるのに対し、こちらはノコノコの甲羅を2つ投げる。
また、『スーパーマリオブラザーズ』のゲームスキン時のコースでは、条件を満たせばマリオがクッパJr.の姿の「キャラマリオ」に変身することもできる。
マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX(2015年)
前作に続き登場し、マリオ&ルイージRPGシリーズでは初めて物語に直接かかわるキャラクターとなった。本の世界の自分であるペーパークッパJr.とともに行動し、中盤でドデカクラフトを差し向けて戦い、その後クッパ城で通常戦闘での対決がある。
マリオテニス ウルトラスマッシュ(2016年)
今作ではクッパJr.クラウンに乗ってテニスをする。タイプはトリッキーのまま変わらない。なお、マリオテニスシリーズでは初めてとある条件を満たさないと出現しない隠しキャラクターとして登場する。
マリオ&ソニック AT リオオリンピック(2016年)
ニンテンドー3DS版では走幅跳と馬術に出場、Wii U版では全種目に出場している。
アーケード版ではプレイ状況によって追加される選手として登場。
マリオパーティ スターラッシュ(2016年)
『9』に続きボスバトルミニゲームの相手として登場。
スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS(2016年)
Wii U版と同様に登場するが、本作では最初から配置することはできず、パーツとして解禁するには「スーパーマリオチャレンジ」の最終面であるワールド19をクリアする必要がある。
マリオスポーツ スーパースターズ(2017年)
プレイアブルキャラクターとして登場。テニス競技のデザインがマリオテニス オープンと異なりスカーフを外した仕様に変更された。
マリオカート8 デラックス(2017年)
Wii U版『8』には参戦していなかったが、今作では最初から使用可能。マリオカートシリーズでは初めて7人衆と共に出場となった。軽量級。
マリオ+ラビッツ キングダムバトル(2017年)
ステージ4-5の中ボスとして登場。ロボットに乗っていて、名前は「メカJr.」と表記される。
Nintendo みまもり Switch(2017年)
スマートフォン向けのアプリ。公式サイトや紹介映像の中でクッパと共演している[4]
マリオ&ルイージRPG1 DX(2017年)
原作GBA版には登場していなかったが、今作の追加モード「クッパ軍団RPG」に登場。メインストーリーには原作同様登場しない。
マリオパーティ100 ミニゲームコレクション(2017年)
マリオパーティ4』からの再録ミニゲーム「さいごのたたかい!!」にて、原作のミニクッパ2体に代わって登場している。
マリオテニス エース(2018年)
前作「ウルトラスマッシュ」に引き続き、クッパJr.クラウンに乗っての登場。タイプがディフェンスに変更されている。前作と異なり最初からプレイアブルキャラとして使用できる。
スーパー マリオパーティ(2018年)
プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。『アイランドツアー』以来2度目となる。サイコロの出目は「1・1・1・4・4・9」。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(2018年)
前作に引き続いてクッパ7人衆とともに参戦。他の多くのファイターと同様、隠しキャラクターとして登場する。
マリオ&ルイージRPG3 DX(2018年)
原作DS版には登場していなかったが、今作の追加モード「クッパJr.RPG」で主役となる。メインストーリーには原作同様登場しない。
スーパーマリオメーカー2(2019年)
前作に引き続いて登場する。今作ではパーツの枠がクッパから独立したが、設置数はクッパと合わせて1エリアにつき合計3体までという制限は同じ。
ドクターマリオ ワールド(2019年)
サービス開始時より登場。ステージモードでのスキルはバブルを10個消す、VSモードでのスキルは対戦相手のウイルスを2 - 10匹バブルウイルスに変える。
マリオカート ツアー(2019年)
「トーキョーツアー」から登場。スペシャルスキルは「クッパこうら」。
後に「パイレーツツアー」から海賊バージョンも登場し、そちらのスペシャルスキルは「ボムへいキャノン」。
マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック(2019年)
全種目に登場。アーケード版では2020年9月17日のアップデートで追加選手として登場。
ペーパーマリオ オリガミキング(2020年)
父を救出すべく天空スパーランドに登場するも、ハサミに襲われてしまい各地の温泉を巡ることで元に戻る。その後は中途半端に折られて動けなくなったクッパを助けるためにマリオやカメックと一時行動することになる。
マリオカート ライブ ホームサーキット(2020年)
コンピューター専用レーサーとしてクッパ7人衆とともに登場。
スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド(2021年)
原作Wii U版には登場しなかったが、今作の追加モード「フューリーワールド」でマリオと共に主役となっており、おたすけキャラクターとなる他、協力プレイでは2Pキャラクターとして操作することも可能。クッパと一緒にネコの国でバカンスを満喫していたが、昼寝をしていた父にマジックブラシで落書きしたことで、絵の具の力に飲み込まれ「フューリークッパ」に変貌してしまう。自分ではどうすることもできず困り果てるも、マリオに協力を求め父を元に戻すためネコの国を冒険する。
マリオゴルフ スーパーラッシュ(2021年)
プレイアブルキャラクターとして登場。タイプは「スピン」。本作ではクッパ同様に初めてゴルフ衣装をまとっている。
マリオパーティ スーパースターズ(2021年)
今作ではNPCで、ミニゲームマウンテンの「サバイバル」の案内役を務める。また、再録ミニゲームでかつてミニクッパが登場していた箇所を代わりに担当している。
スーパーマリオブラザーズ ワンダー(2023年)
お城のボスとして登場。

登場作品

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脚注

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  1. ^ マリオ&ルイージRPG3 DX | ニンテンドー3DS | 任天堂”. 任天堂ホームページ. 2023年6月15日閲覧。
  2. ^ “The koopalings are NOT related to Bowser!!!”. ScrewAttack. (2012年9月12日). http://www.screwattack.com/news/koopalings-are-not-related-bowser 2014年2月14日閲覧。 
  3. ^ (日本語) Mario Myths with Mr Miyamoto, https://www.youtube.com/watch?v=uu2DnTd3dEo 2020年1月27日閲覧。 
  4. ^ Nintendo みまもり Switch”. 任天堂. 2021年10月9日閲覧。