1987年のF1世界選手権

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1987年のFIAフォーミュラ1
世界選手権
前年: 1986年 翌年: 1988年
一覧: 開催国 | 開催レース

1987年のF1世界選手権は、FIAフォーミュラ1世界選手権の第38回大会である。ブラジルジャカレパグア・サーキットで開幕し、最終戦のオーストラリアアデレード市街地コースまで、全16戦で争われた。

シーズン概要[編集]

「4強+1」[編集]

ダブルタイトルを獲得したウィリアムズFW11B・ホンダ(ネルソン・ピケ車)
マクラーレンMP4/3・TAGポルシェ(アラン・プロスト車)
ロータス99T・ホンダ(中嶋悟車)
アロウズA10B・メガトロン(エディ・チーヴァー車)

翌年にターボ(過給)エンジン世代最後のシーズンを迎える事もあり、レギュレーションによりターボ車は積載燃料が195リッター、FIAより支給・装着が義務づけられたポップオフバルブにより、過給圧は4バールに制限された。反対にNA(自然吸気)エンジンの排気量が3,500ccに引き上げられ、性能の格差縮小が図られた。一足先にNAエンジンへ転向するチームもあったが、上位チームは全てターボエンジン搭載車で占められていた。

シーズン序盤戦はマクラーレンTAGポルシェアラン・プロストロータスホンダアイルトン・セナが2勝を分け合いポイント争いをリード。中盤戦以降は連勝したウィリアムズ・ホンダのネルソン・ピケナイジェル・マンセルのほぼ一騎討ちという様相を見せた。マンセルがポールポジション8回・優勝6回と最速ながらリタイアも多かったのに比べ、ピケは優勝3回ながら2位7回という安定感でポイントリードを広げた。

ドライバーズタイトル争いはシーズン終盤までもつれ、マンセルが連勝すれば逆転の可能性もあった。だが、日本GPの予選でマンセルがクラッシュし同レースを欠場することが決まったことで、自動的にピケの1981年1983年に続く3度目のドライバーズタイトルが決定した。

プロストはポルトガルGPジャッキー・スチュワートのF1最多勝記録を16年ぶりに更新する通算28勝目を挙げた。日本GPではゲルハルト・ベルガーフェラーリにとって2年半ぶりの優勝を遂げ、「4強(プロスト、セナ、ピケ、マンセル)+1(ベルガー)」の時代を迎えた。

ホンダエンジンの活躍[編集]

前年に安定したパフォーマンスを見せたホンダエンジン搭載車がこの年も強さを見せ、ウィリアムズとロータスの両チーム併せて11勝を挙げた他、イギリスGPでは初の決勝1~4位独占(マンセル、ピケ、セナ、中嶋)、イタリアGPでは決勝1~3位(ピケ、セナ、マンセル)を達成する等、表彰台の常連となった。ウィリアムズは前年の傑作マシン、FW11を熟成させたFW11Bで9勝を挙げ、シーズンを圧倒。2位に61点差をつけてコンストラクターズタイトルを連覇した。

ロータスはアクティブサスの熟成に手間取りながらも、セナが得意とする公道コース(モナコGPアメリカGP)で2勝を挙げた他、中嶋もデビューイヤーの上に多くのマシントラブルに襲われたにもかかわらず、上記のように堅実にポイントを稼いだ。

この様に活躍を見せたものの、イタリアGP期間中に、ホンダは翌1988年のエンジン供給先はロータスとマクラーレンとなることを発表した。1984年以降続いたウィリアムズとの契約は、1年を残して打ち切られることとなった[1][2]

アクティブサスペンション[編集]

車体姿勢を油圧制御で保持するアクティブサスペンションが本格的に実戦投入された。ロータス(シーズン全戦)とウィリアムズ(イタリアGP・ポルトガルGP)が使用し計3勝を挙げたが、システムの重量や信頼性など熟成不足による課題も多く、ウィリアムズがわずか2戦のみしか使用しなかったように、この時点では他チームに普及するまでに至らなかった。

ロータスのセナが得意な市街地コースではいいところも見せたものの、油圧が抜けて亀の子状態になるケースや、コンピューターのトラブルで4輪がそれぞれ別の方向に動くなどのトラブル(両方ともロータスの中嶋)が起き、結局ロータスはこの年限りで、ウィリアムズも翌年中盤に従来のパッシブサスペンションに戻した。

中堅チーム[編集]

ベネトンBMWからフォードのターボエンジンへスイッチし、優勝こそなかったものの安定した戦闘力を見せ、3位表彰台2回を獲得した。翌年以降、フォードからワークス待遇でエンジン供給を受けることになる。

アロウズブラバムリジェなどの中堅チームも全てターボエンジンを搭載し、デレック・ワーウィックエディ・チーバールネ・アルヌーリカルド・パトレーゼアンドレア・デ・チェザリスピエルカルロ・ギンザーニなどの高い経験値を持つドライバーを擁した。上位チームがリタイアしたレース(第3戦ベルギーGP・第14戦メキシコGP)でブラバムが3位表彰台2回を獲得するも、シーズン全般的には3チームともに速さ、信頼性が不足しており、上位チームを脅かすまでには至らなかった(ブラバム:入賞3回・獲得ポイント数10 アロウズ:入賞6回・獲得ポイント11 リジェ:入賞1回・獲得ポイント1)。特にこの年低迷したリジェは、そのまま低迷期を迎えることとなった。

自然吸気エンジン向けタイトル[編集]

なお、1987年の1年限りの実施であったものの、自然吸気エンジンを使用するチームとドライバーを対象とした別規定賞典として「ジム・クラーク・トロフィ」(ドライバー向け)と「コーリン・チャップマン・トロフィ」(コンストラクターズ向け)が制定されている。これは、1989年からの過給禁止レギュレーションへの準備段階として、先に自然吸気エンジンを使用するチームとドライバーへの救済措置であったが、翌年は両者の性能差が少なくなった為に実施されなかった。

なお、ジム・クラーク・トロフィは安定した走りで数回ポイント圏に食い込んだティレルジョナサン・パーマーが、コーリン・チャップマン・トロフィはマーチラルース・カルメルAGSなどとの戦いを制したティレルが獲得した。

開催地及び勝者[編集]

ラウンド レース 開催日 開催地 ポールポジション ファステストラップ 優勝者 コンストラクター レポート
1 ブラジルの旗 ブラジルグランプリ 4月12日 ジャカレパグア イギリスの旗 ナイジェル・マンセル ブラジルの旗 ネルソン・ピケ フランスの旗 アラン・プロスト イギリスの旗 マクラーレン-TAG 詳細
2 サンマリノの旗 サンマリノグランプリ 5月3日 イモラ ブラジルの旗 アイルトン・セナ イタリアの旗 テオ・ファビ イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
3 ベルギーの旗 ベルギーグランプリ 5月17日 スパ・フランコルシャン イギリスの旗 ナイジェル・マンセル フランスの旗 アラン・プロスト フランスの旗 アラン・プロスト イギリスの旗 マクラーレン-TAG 詳細
4 モナコの旗 モナコグランプリ 5月31日 モナコ イギリスの旗 ナイジェル・マンセル ブラジルの旗 アイルトン・セナ ブラジルの旗 アイルトン・セナ イギリスの旗 ロータス-ホンダ 詳細
5 アメリカ合衆国の旗 デトロイトグランプリ 6月21日 デトロイト イギリスの旗 ナイジェル・マンセル ブラジルの旗 アイルトン・セナ ブラジルの旗 アイルトン・セナ イギリスの旗 ロータス-ホンダ 詳細
6 フランスの旗 フランスグランプリ 7月5日 ポール・リカール イギリスの旗 ナイジェル・マンセル ブラジルの旗 ネルソン・ピケ イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
7 イギリスの旗 イギリスグランプリ 7月12日 シルバーストン ブラジルの旗 ネルソン・ピケ イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
8 ドイツの旗 ドイツグランプリ 7月26日 ホッケンハイムリンク イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ナイジェル・マンセル ブラジルの旗 ネルソン・ピケ イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
9 ハンガリーの旗 ハンガリーグランプリ 8月9日 ハンガロリンク イギリスの旗 ナイジェル・マンセル ブラジルの旗 ネルソン・ピケ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
10 オーストリアの旗 オーストリアグランプリ 8月16日 エステルライヒリンク ブラジルの旗 ネルソン・ピケ イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
11 イタリアの旗 イタリアグランプリ 9月6日 モンツァ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ ブラジルの旗 アイルトン・セナ ブラジルの旗 ネルソン・ピケ イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
12 ポルトガルの旗 ポルトガルグランプリ 9月20日 エストリル オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー フランスの旗 アラン・プロスト イギリスの旗 マクラーレン-TAG 詳細
13 スペインの旗 スペイングランプリ 9月27日 ヘレス ブラジルの旗 ネルソン・ピケ オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
14 メキシコの旗 メキシコグランプリ 10月18日 メキシコシティ イギリスの旗 ナイジェル・マンセル ブラジルの旗 ネルソン・ピケ イギリスの旗 ナイジェル・マンセル イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 詳細
15 日本の旗 日本グランプリ 11月1日 鈴鹿 オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー フランスの旗 アラン・プロスト オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー イタリアの旗 フェラーリ 詳細
16 オーストラリアの旗 オーストラリアグランプリ 11月15日 アデレード オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー イタリアの旗 フェラーリ 詳細

エントリーリスト[編集]

エントラント コンストラクタ シャシー エンジン タイヤ ドライバー
イギリスの旗 マールボロ・マクラーレン・インターナショナル マクラーレン MP4/3 TAG TTE PO1(V6ターボ)(ポルシェ) G 1.フランスの旗アラン・プロスト
2.スウェーデンの旗ステファン・ヨハンソン
イギリスの旗 データ・ジェネラル・チーム・ティレル ティレル DG016 フォードDFZ(V8) G 3.イギリスの旗ジョナサン・パーマー
4.フランスの旗フィリップ・ストレイフ
イギリスの旗 キヤノン・ウィリアムズ・ホンダ・チーム ウィリアムズ FW11B ホンダRA167E(V6ターボ) G 5.イギリスの旗ナイジェル・マンセル
(5.)イタリアの旗リカルド・パトレーゼ
6.ブラジルの旗ネルソン・ピケ 
イギリスの旗 モーターレーシング・ディベロップメント ブラバム BT56 BMW M12/13/1(直4ターボ) G 7.イタリアの旗リカルド・パトレーゼ
(7.)イタリアの旗ステファノ・モデナ
8.イタリアの旗アンドレア・デ・チェザリス
ドイツの旗 ウェスト・ザクスピード・レーシング ザクスピード 861B
871
ザクスピード F1[3](直4ターボ) G 9.イギリスの旗マーティン・ブランドル
10.ドイツの旗クリスチャン・ダナー
イギリスの旗 キャメル・チーム・ロータス・ホンダ ロータス 99T ホンダRA167E(V6ターボ) G 11.日本の旗中嶋悟
12.ブラジルの旗アイルトン・セナ
フランスの旗 チーム・El Charro・AGS AGS JH22 フォードDFZ(V8) G 14.フランスの旗パスカル・ファブル
(14.)ブラジルの旗ロベルト・モレノ
イギリスの旗 レイトンハウス・マーチ・レーシングチーム マーチ 87P
871
フォードDFZ(V8) G 16.イタリアの旗イヴァン・カペリ
イギリスの旗 USF&G・アロウズ・メガトロン アロウズ A10 メガトロン(BMW)M12/13(直4ターボ) G 17.イギリスの旗デレック・ワーウィック
18.アメリカ合衆国の旗エディ・チーバー
イギリスの旗 ベネトン・フォーミュラLtd ベネトン B187 フォードGBA(V6ターボ) G 19.イタリアの旗テオ・ファビ
20.ベルギーの旗ティエリー・ブーツェン
イタリアの旗 ステバーニ・オゼッラ・スクアドラ・コルセ オゼッラ FA1F
FA1G
FA1H
アルファ・ロメオ890T(V8ターボ) G 21.イタリアの旗アレックス・カフィ
22.イタリアの旗ガブリエル・タルキーニ
(22.)スイスの旗フランコ・フォリーニ
イタリアの旗 ミナルディチームSpA ミナルディ M186 モトーリ・モデルニ615-90(V6ターボ) G 23.スペインの旗エイドリアン・カンポス
24.イタリアの旗アレッサンドロ・ナニーニ
フランスの旗 リジェ・ロト リジェ JS29B
JS29C
メガトロン(BMW)M12/13(直4ターボ) G 25.フランスの旗ルネ・アルヌー
26.イタリアの旗ピエルカルロ・ギンザーニ
イタリアの旗 スクーデリア・フェラーリSpA SEFAC フェラーリ F187 フェラーリTipo033D(V6ターボ) G 27.イタリアの旗ミケーレ・アルボレート
28.オーストリアの旗ゲルハルト・ベルガー
フランスの旗 ラルース・カルメル ローラ LC87 フォードDFZ(V8) G 29.フランスの旗ヤニック・ダルマス
30.フランスの旗フィリップ・アリオー
イタリアの旗 エンツォ・コローニ・レーシングカー・システム コローニ FC187 フォードDFZ(V8) G 32.イタリアの旗ニコラ・ラリーニ

1987年のドライバーズランキング[編集]

ドライバーズポイントは1位から順に6位まで 9-6-4-3-2-1 が与えられた。ベスト11戦がポイントランキングに数えられた。

順位 ドライバー BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
西ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
AUT
オーストリアの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
MEX
メキシコの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
ポイント[4]
1 ブラジルの旗 ネルソン・ピケ 2 DNS Ret 2 2 2 2 1 1 2 1 3 4 2 15 Ret 73 (76)
2 イギリスの旗 ナイジェル・マンセル 6 1 Ret Ret 5 1 1 Ret 14 1 3 Ret 1 1 DNS 61
3 ブラジルの旗 アイルトン・セナ Ret 2 Ret 1 1 4 3 3 2 5 2 7 5 Ret 2 DSQ 57
4 フランスの旗 アラン・プロスト 1 Ret 1 9 3 3 Ret 7 3 6 15 1 2 Ret 7 Ret 46
5 オーストリアの旗 ゲルハルト・ベルガー 4 Ret Ret 4 4 Ret Ret Ret Ret Ret 4 2 Ret Ret 1 1 36
6 スウェーデンの旗 ステファン・ヨハンソン 3 4 2 Ret 7 8 Ret 2 Ret 7 6 5 3 Ret 3 Ret 30
7 イタリアの旗 ミケーレ・アルボレート 8 3 Ret 3 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 15 Ret 4 2 17
8 ベルギーの旗 ティエリー・ブーツェン 5 Ret Ret Ret Ret Ret 7 Ret 4 4 5 14 16 Ret 5 3 16
9 イタリアの旗 テオ・ファビ Ret Ret Ret 8 Ret 5 6 Ret Ret 3 7 4 Ret 5 Ret Ret 12
10 アメリカ合衆国の旗 エディ・チーバー Ret Ret 4 Ret 6 Ret Ret Ret 8 Ret Ret 6 8 4 9 Ret 8
11 イギリスの旗 ジョナサン・パーマー 10 Ret Ret 5 11 7 8 5 7 14 14 10 Ret 7 8 4 7
12 日本の旗 中嶋悟 7 6 5 10 Ret NC 4 Ret Ret 13 11 8 9 Ret 6 Ret 7
13 イタリアの旗 リカルド・パトレーゼ Ret 9 Ret Ret 9 Ret Ret Ret 5 Ret Ret Ret 13 3 11 9 6
14 イタリアの旗 アンドレア・デ・チェザリス Ret Ret 3 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 8 4
15 フランスの旗 フィリップ・ストレイフ 11 8 9 Ret Ret 6 Ret 4 9 Ret 12 12 7 8 12 Ret 4
16 イギリスの旗 デレック・ワーウィック Ret 11 Ret Ret Ret Ret 5 Ret 6 Ret Ret 13 10 Ret 10 Ret 3
17 フランスの旗 フィリップ・アリオー 10 8 Ret Ret Ret Ret 6 Ret 12 Ret Ret 6 6 Ret Ret 3
18 イギリスの旗 マーティン・ブランドル Ret 5 Ret 7 Ret Ret NC NC Ret DSQ Ret Ret 11 Ret Ret Ret 2
19 イタリアの旗 イヴァン・カペリ DNS Ret Ret 6 Ret Ret Ret Ret 10 11 13 9 12 Ret Ret Ret 1
20 フランスの旗 ルネ・アルヌー DNS 6 11 10 Ret Ret Ret Ret 10 10 Ret Ret Ret Ret Ret 1
21 ブラジルの旗 ロベルト・モレノ Ret 6 1
- フランスの旗 ヤニック・ダルマス 9 14 5 0*
- ドイツの旗 クリスチャン・ダナー 9 7 Ret EX 8 Ret Ret Ret Ret 9 9 Ret Ret Ret Ret 7 0
- イタリアの旗 ピエルカルロ・ギンザーニ Ret 7 12 Ret Ret DSQ Ret 12 8 8 Ret Ret Ret 13 Ret 0
- フランスの旗 パスカル・ファブル 12 13 10 13 12 9 9 Ret 13 NC DNQ DNQ Ret DNQ 0
- イタリアの旗 アレッサンドロ・ナニーニ Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 11 Ret 16 11 Ret Ret Ret Ret 0
- イタリアの旗 アレックス・カフィ Ret 12 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret DNQ Ret Ret DNQ 0
- スペインの旗 エイドリアン・カンポス DSQ Ret Ret DNS Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 14 Ret Ret Ret 0
- スイスの旗 フランコ・フォリーニ Ret Ret DNQ 0
- イタリアの旗 ニコラ・ラリーニ DNQ Ret 0
- イタリアの旗 ガブリエル・タルキーニ Ret 0
- イタリアの旗 ステファノ・モデナ Ret 0
順位 ドライバー BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
AUT
オーストリアの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
MEX
メキシコの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
ポイント
結果
金色 勝者
銀色 2位
銅色 3位
ポイント獲得
完走
規定周回数不足(NC)
リタイア(Ret)
予選不通過(DNQ)
予備予選不通過(DNPQ)
失格(DSQ)
スタートせず(DNS)
レース中止(C)
水色 プラクティスのみ(PO)
金曜日テストドライバー(TD)
2003年以降
空欄 プラクティス出走せず(DNP)
除外 (EX)
到着せず (DNA)

ジム・クラーク・トロフィー[編集]

  • 自然吸気エンジンのドライバーズタイトル
順位 ドライバー BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
AUT
オーストリアの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
MEX
メキシコの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
ポイント
1 イギリスの旗 ジョナサン・パーマー 1 Ret DNS 1 1 2 1 2 1 3 3 2 Ret 2 1 1 95
2 フランスの旗 フィリップ・ストレイフ 2 1 2 Ret Ret 1 Ret 1 2 Ret 1 3 2 3 2 Ret 74
3 フランスの旗 フィリップ・アリオー 2 1 Ret Ret Ret Ret 3 Ret 2 Ret Ret 1 1 Ret Ret 43
4 イタリアの旗 イヴァン・カペリ DNS Ret Ret 2 Ret Ret Ret Ret 3 1 2 1 3 Ret Ret Ret 38
5 フランスの旗 パスカル・ファブル 3 3 3 3 2 3 2 Ret 4 NC DNQ DNQ Ret DNQ 35
6 ブラジルの旗 ロベルト・モレノ Ret 3 4
- フランスの旗 ヤニック・ダルマス 4 3 2 0*
- イタリアの旗 ニコラ・ラリーニ DNQ Ret 0
順位 ドライバー BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
AUT
オーストリアの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
MEX
メキシコの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
ポイント

*ポイント無効

1987年のコンストラクターズランキング[編集]

コンストラクターズポイントは1位から順に6位まで 9-6-4-3-2-1 が与えられた。ドライバーズタイトルとは異なり全戦がカウントされた。

順位 コンストラクター 車番 BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
西ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
AUT
オーストリアの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
MEX
メキシコの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
ポイント
1 イギリスの旗 ウィリアムズ-ホンダ 5 6 1 Ret Ret 5 1 1 Ret 14 1 3 Ret 1 1 DNS 9 137
6 2 DNS Ret 2 2 2 2 1 1 2 1 3 4 2 15 Ret
2 イギリスの旗 マクラーレン-TAG 1 1 Ret 1 9 3 3 Ret 7 3 6 14 1 2 Ret 7 Ret 76
2 3 4 2 Ret 7 8 Ret 2 Ret 7 6 5 3 Ret 3 Ret
3 イギリスの旗 ロータス-ホンダ 11 7 6 5 10 Ret NC 4 Ret Ret 13 11 8 9 Ret 6 Ret 64
12 Ret 2 Ret 1 1 4 3 3 2 5 2 7 5 Ret 2 DSQ
4 イタリアの旗 フェラーリ 27 8 3 Ret 3 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 15 Ret 4 2 53
28 4 Ret Ret 4 4 Ret Ret Ret Ret Ret 4 2 Ret Ret 1 1
5 イギリスの旗 ベネトン-フォード 19 Ret Ret Ret 8 Ret 5 6 Ret Ret 3 7 4 Ret 5 Ret Ret 28
20 5 Ret Ret Ret Ret Ret 7 Ret 4 4 5 14 16 Ret 5 3
6 イギリスの旗 ティレル-フォード 3 10 Ret Ret 5 11 7 8 5 7 14 14 10 Ret 7 8 4 11
4 11 8 9 Ret Ret 6 Ret 4 9 Ret 12 12 7 8 12 Ret
7 イギリスの旗 アロウズ-メガトロン 17 Ret 8 Ret Ret Ret Ret 5 Ret 6 Ret Ret 13 10 Ret 10 Ret 11
18 Ret Ret 4 11 6 Ret Ret Ret 8 Ret Ret 6 8 4 9 Ret
8 イギリスの旗 ブラバム-BMW 7 Ret 9 Ret Ret 9 Ret Ret Ret 5 Ret Ret Ret 13 3 11 Ret 10
8 Ret Ret 3 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 8
9 イギリスの旗 ローラ-フォード 29 9 14 5 3
30 10 8 Ret Ret Ret Ret 6 Ret 12 Ret Ret 6 6 Ret Ret
10 ドイツの旗 ザクスピード 9 Ret 5 Ret 7 Ret Ret NC NC Ret DSQ Ret Ret 11 Ret Ret Ret 2
10 9 7 Ret EX 8 Ret Ret Ret Ret 9 9 DNS Ret Ret Ret 7
11 フランスの旗 リジェ-メガトロン 25 DNS 6 11 10 Ret Ret Ret Ret 10 10 Ret Ret Ret Ret 9 1
26 Ret 7 12 Ret Ret DSQ Ret 12 8 8 Ret Ret Ret 13 9
12 フランスの旗 AGS-フォード 14 12 13 10 13 12 9 9 Ret 13 NC DNQ DNQ Ret DNQ Ret 6 1
13 イギリスの旗 マーチ-フォード 16 DNS Ret Ret 6 Ret Ret Ret Ret 10 11 13 9 12 Ret Ret Ret 1
- イタリアの旗 ミナルディ-モトーリ・モデルニ 23 DSQ Ret Ret DNS Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 14 Ret Ret Ret 0
24 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 11 Ret 16 11 Ret Ret Ret Ret
- イタリアの旗 オゼッラ-アルファ・ロメオ 21 Ret 12 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret DNQ Ret Ret DNQ 0
22 Ret Ret Ret DNQ
- イタリアの旗 コローニ-フォード 32 DNQ Ret 0
順位 コンストラクター 車番 BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
西ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
AUT
オーストリアの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
MEX
メキシコの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
ポイント

ローラはコンストラクターズタイトルに1台しか登録していなかったため、ダルマスのポイントは無効とされた。

コーリン・チャップマン・トロフィー[編集]

  • 自然吸気エンジンのコンストラクターズタイトル
順位 コンストラクター 車番 BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
西ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
AUT
オーストリアの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
MEX
メキシコの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
ポイント
1 イギリスの旗 ティレル-フォード 3 1 Ret Ret 1 1 2 1 2 1 3 3 2 Ret 2 1 1 169
4 2 1 2 Ret Ret 1 Ret 1 2 Ret 1 3 2 3 2 Ret
2 イギリスの旗 ローラ-フォード 29 4 3 2 43
30 2 1 Ret Ret Ret Ret 3 Ret 2 Ret Ret 1 1 Ret Ret
3 フランスの旗 AGS-フォード 14 3 3 3 3 2 3 2 Ret 4 NC DNQ DNQ Ret DNQ Ret 3 41
4 イギリスの旗 マーチ-フォード 16 DNS Ret Ret 2 Ret Ret Ret Ret 3 1 2 1 12 Ret Ret Ret 38
- イタリアの旗 コローニ-フォード 32 DNQ Ret 0
順位 コンストラクター 車番 BRA
ブラジルの旗
SMR
サンマリノの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
DET
アメリカ合衆国の旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
西ドイツの旗
HUN
ハンガリーの旗
AUT
オーストリアの旗
ITA
イタリアの旗
POR
ポルトガルの旗
ESP
スペインの旗
MEX
メキシコの旗
JPN
日本の旗
AUS
オーストラリアの旗
ポイント

トピック[編集]

  • 中嶋悟がロータス・ホンダより日本人初のフル参戦を行なったことや、1977年以来10年ぶりに鈴鹿サーキットで日本GPが開催されたことに併せてフジテレビジョンにより全戦テレビ中継が行なわれたことから、バブル景気に沸く日本において「F1ブーム」が始まることとなった。
  • 中嶋悟のマシンにはシーズンを通じてFOCA映像配信用の車載カメラがテスト的に搭載されたが、重量バランスや空力に大きな悪影響を与える結果となり、その後は空力に悪影響を与えにくい形状の車載カメラを開発することになったほか、車載カメラを搭載しないマシンにも同重量のおもりを搭載することでイコールコンディションに近い状態にすることになった。
  • イギリスGPでは多くのドライバーがマシントラブルでリタイヤする中、中嶋は2周遅れながら4位に入賞し、ホンダの1・2・3・4フィニッシュの一端を担った(同僚のセナも1周遅れの3位に入った)。中嶋はシルバーストーンでF2のレース経験があった為、それまでとは違う「序盤から飛ばして燃費のことは後で考える(本人談)」作戦を採った。中嶋自身のベストラップは最終盤の残り3周のタイミングで記録されたが、ホンダの桜井淑敏は「レース終盤で燃料セーブのためにペースを落としトップのネルソン・ピケに抜かせたことで2周遅れにならなければ、燃料が足りずフィニッシュライン300m手前で止まってしまい完走できなかっただろう」と述べた。
  • オーストリアGPの予選中に鹿が侵入し、ステファン・ヨハンソンが運転するマクラーレンと衝突する事故が発生。決勝ではスタート直後にホームストレートで多重クラッシュが発生し再スタートが行われた。2度目のスタート直後にも同様の事故が起き、再度の再スタートが行われるなど、事故が相次いだ。オーストリアGPはこの年を最後に、1997年まで中断された。
  • 日本のアパレル企業のレイトンハウスが、マーチF1チームのメインスポンサーとなった。なお同社はその後マーチを買収することになる。
  • 新型シャシーの開発が間に合わなかったレイトンハウスは、開幕戦ブラジルGPをF3000シャシーにF1用エンジンを搭載した暫定マシンで出走した。
  • この年デビューした有力選手は中嶋悟、ステファノ・モデナロベルト・モレノ。ベネトンのテオ・ファビはこの年限りでF1から去り、その開発手腕を買われてアメリカのチャンプカー・ワールド・シリーズポルシェエンジンプロジェクトに移ることとなった。
  • この年限りでポルシェとBMWがターボエンジン供給を終了した。ポルシェは上記のようにチャンプカー・ワールド・シリーズのエンジンプロジェクトへと移り、BMWベースのメガトロンターボはアロウズへの供給を翌年も続けた。
  • BMWエンジンを失うこととなったブラバムチームが、この年の最終戦を最後に1989年の開幕戦までの1シーズン活動停止した。
  • この年初めて日本GPを開催することになった鈴鹿サーキットは、F1開催に向けてコースやピットエリア、グランドスタンドの改修を行った上に、大きな問題もなくレース運営を行ったことから、FIAより「ベストオーガナイザー賞」を授与されることとなった。

脚注[編集]

  1. ^ フジテレビ オフィシャル F1 YEARBOOK 87-88 (初版 ed.). 東京都新宿区河田町: 株式会社フジテレビ出版. (1987-12-21). pp. p.150. ISBN 4-594-00191-2. 
  2. ^ Henry, Alan (1998) (英語). FORMULA 1 THE TURBO ERA. Hazleton Publishing. pp. p.86. ISBN 1-874557-97-7. 
  3. ^ 単にこう呼ばれるが正式名称は無い。(イアン・バムゼイ 『世界のレーシングエンジン』 三重宗久訳、株式会社グランプリ出版、東京都新宿区、1990年、p.198。ISBN 4-906189-99-7)
  4. ^ ベスト11戦がポイントランキングに数えられた。ポイントは有効ポイント、括弧内は総獲得ポイント。

外部リンク[編集]