2013年のF1世界選手権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 2013年のFIAフォーミュラ1 世界選手権 |
|
| 前年: 2012年 | 翌年: 2014年 |
| 一覧: 開催国 | 開催レース | |
| F1関連記事: |
| 関連リスト: |
2013年のF1世界選手権は、FIAフォーミュラ1世界選手権の第64回大会として開催される予定である。
目次 |
概要 [編集]
レギュレーションの変更 [編集]
2014年に大幅なレギュレーション改定が予定され、2013年は準備期間に当たるため、規定変更は必要最低限に留められた。2006年から導入され、2007年以降開発が凍結されてきた2.4リッターV8エンジンの使用は今年度が最後となる。
技術規定 [編集]
- 前年、ノーズの高さ制限により多くのチームのマシンのノーズ上面に段差ができたことに対し、見た目が悪くなるという意見があった。そこで、空力面のアドバンテージがなく安全性にも問題のない範囲内であれば、非構造式の化粧板(バニティパネル)をつけて段差を隠すことが認められた。[1]
- ドラッグリダクションシステム (DRS) の機能を他目的に利用することを禁止する。前年メルセデスがW03にて使用したDRS連動式のウィング失速装置[2](通称「FダクトDRS」「ダブルDRS」)は使用禁止となる。[3]
- ただし、DRSに連動しない受動的ダブルDRSは対象外とされる。
- 車両最低重量は642kg[4]。ピレリタイヤの設計変更にともない+2kgの増量となる。
- 車両の重量配分をフロント292㎏対リア343㎏に変更[4]。残り7kgは自由配分。
- フロントウィングの柔軟構造の取り締まりを強化。荷重検査では縦軸および横軸のそれぞれ2ヶ所に1,000N (100㎏) の負荷をかけ、たわみの許容値を20mmから10mmへ引き下げる[4]。
- 使用する全モノコックに対して最高度の側面負荷検査を義務付ける(従来はサンプルのみ20%強化)。
競技規定 [編集]
- DRSは、フリー走行や予選時も決勝レースと同様、指定区間以外での使用は不可となる。[5]
- HRTの撤退により参戦チームが11に減ったため、予選Q1とQ2で脱落するドライバーがそれぞれ7名から6名に減らされる。
- 予選中、コース上にストップしたマシンに対する不可抗力条項を廃止。マシンには最低でもピットに戻るまでに必要な1周分の燃料と、サンプル提出用の1Lの燃料を搭載しなければならない[6]。2012年のスペインGP(ルイス・ハミルトン)とアブダビGP(セバスチャン・ベッテル)の予選失格事例を受けての措置。
- 木曜夜間の作業禁止時間を6時間から8時間に延長。作業時間超過の許可をシーズン中4回から2回に削減[6]。
- 選手権へのエントリー料金を値上げ。獲得ポイント方式を採用し、「基本料50万ドル+2012年のコンストラクターズポイント1点につき5000ドル(コンストラクターズチャンピオンチームは1点につき6000ドル)」をFIAへ納付する[7]。
- シーズン中の合同テストを廃止。
参戦チーム・ドライバー [編集]
新車発表 [編集]
エントリーリスト [編集]
各チームおよびFIAから発表された内容[8]および、F1関係紙やニュースなど公に発表された内容に基づく。
ドライバー変更 [編集]
- マルシャのNo.22は、開幕前にティモ・グロックとの契約を解除[38]しルイス・ラジアの起用を発表した[39]が、ラジアのスポンサーから支払いが行われなかったため契約を破棄し、ジュール・ビアンキに再度交代[40]してシーズンを開始した。
開催地 [編集]
- 暫定カレンダーは2012年9月28日にFIAから発表された。[41]当初は全20戦として発表されたが、後に「ニュージャージーGP」が延期[42]となり、全19戦で開催される[43]。
- アメリカ合衆国ニュージャージー州において「ニュージャージーGP(当初の名称はグランプリ・オブ・アメリカ)」が開催される予定[44]だったが、1年開催を延期し、2014年からの開催予定へ変更になった。
- 同州ウィーホーケンとウエストニューヨーク間のパリセーズ峡谷、ポートインペリアル周辺の3.2マイル(約5.15キロ)のストリートコースで、第8戦として決勝レースは2013年6月16日の開催を計画していた。2012年からはテキサス州オースティンにてアメリカグランプリが開催されており、実現すれば1984年以来のアメリカ国内で年2度のF1開催となっていた。
- ドイツグランプリを暫定カレンダーから1週間早める変更を行い、ニュージャージーGPの代替としてヨーロッパ圏内でのグランプリ開催を7月21日に行えるようにした[45]。しかしトルコ・フランスは交渉が決裂[46]、オーストリアやポルトガルなども噂に上ったが、どこも実現しなかった。これによりドイツグランプリとハンガリーグランプリの間隔が3週間空くことになった。
- 2012年の開催予定地からはヨーロッパグランプリが削除された。
- 当初の案では10月6日は日本グランプリ、10月13日は韓国グランプリの開催順であったが、韓国グランプリが先となった。日本グランプリは体育の日を含む三連休の開催となった。
| Round | レース名称 | GP名 | 開催サーキット | 都市 | 決勝開催日 | 決勝スタート時刻 | 周回数 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 現地時間 | 協定世界時 | |||||||
| 1 | オーストラリアGP | アルバート・パーク・サーキット | メルボルン | 3月17日 | 17:00 | 06:00 | 58 | |
| 2 | マレーシアGP | セパン・インターナショナル・サーキット | セパン | 3月24日 | 16:00 | 08:00 | 56 | |
| 3 | 中国GP | 上海インターナショナルサーキット | 上海 | 4月14日 | 15:00 | 07:00 | 56 | |
| 4 | バーレーンGP | バーレーン・インターナショナル・サーキット | サクヒール | 4月21日 | 15:00 | 12:00 | 57 | |
| 5 | スペインGP | カタロニア・サーキット | バルセロナ | 5月12日 | 14:00 | 12:00 | 66 | |
| 6 | モナコGP | モンテカルロ市街地コース | モンテカルロ | 5月26日 | 14:00 | 12:00 | 78 | |
| 7 | カナダGP | ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット | モントリオール | 6月9日 | 14:00 | 18:00 | 70 | |
| 8 | イギリスGP | シルバーストーン・サーキット | ノーサンプトンシャー | 6月30日 | 13:00 | 12:00 | 52 | |
| 9 | ドイツGP | ニュルブルクリンク | ニュルブルク | 7月7日 | 14:00 | 12:00 | 60 | |
| 10 | ハンガリーGP | ハンガロリンク | ブダペスト | 7月28日 | 14:00 | 12:00 | 70 | |
| 11 | ベルギーGP | スパ・フランコルシャン | スパ | 8月25日 | 14:00 | 12:00 | 44 | |
| 12 | イタリアGP | モンツァ・サーキット | モンツァ | 9月8日 | 14:00 | 12:00 | 53 | |
| 13 | シンガポールGP | シンガポール市街地コース | シンガポール | 9月22日 | 20:00 | 12:00 | 61 | |
| 14 | 韓国GP | 韓国インターナショナルサーキット | 霊岩郡 | 10月6日 | 15:00 | 06:00 | 55 | |
| 15 | 日本GP | 鈴鹿サーキット | 鈴鹿 | 10月13日 | 15:00 | 06:00 | 53 | |
| 16 | インドGP | ブッダ・インターナショナル・サーキット | ニューデリー | 10月27日 | 15:00 | 09:30 | 60 | |
| 17 | アブダビGP | ヤス・マリーナ・サーキット | アブダビ | 11月3日 | 17:00 | 13:00 | 55 | |
| 18 | アメリカGP | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ | テキサス州オースティン | 11月17日 | 13:00 | 19:00 | 56 | |
| 19 | ブラジルGP | インテルラゴス・サーキット | サンパウロ | 11月24日 | 14:00 | 16:00 | 71 | |
- 予定周回数と決勝スタート時刻は2012年のものを記載している。
結果 [編集]
レース [編集]
| Rd. | GP名 | ポールポジション | ファステストラップ | 勝者 | コンストラクター | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 詳細 | |||||
| 2 | 詳細 | |||||
| 3 | 詳細 | |||||
| 4 | 詳細 | |||||
| 5 | 詳細 | |||||
| 6 | 詳細 | |||||
| 7 | 詳細 | |||||
| 8 | 詳細 | |||||
| 9 | 詳細 | |||||
| 10 | 詳細 | |||||
| 11 | 詳細 | |||||
| 12 | 詳細 | |||||
| 13 | 詳細 | |||||
| 14 | 詳細 | |||||
| 15 | 詳細 | |||||
| 16 | 詳細 | |||||
| 17 | 詳細 | |||||
| 18 | 詳細 | |||||
| 19 | 詳細 |
ドライバーズ・ワールド・チャンピオンシップ(選手部門) [編集]
上位10台には以下のポイントが加算される。
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ポイント | 25 | 18 | 15 | 12 | 10 | 8 | 6 | 4 | 2 | 1 |
(略号と色の意味はこちらを参照)
太字 - ポールポジション、斜体 - ファステストラップ コンストラクターズ・ワールド・チャンピオンシップ(製造者部門) [編集]ポイントシステムおよび以下の書式はドライバー部門と同一である。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||