平成17年台風第14号

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台風第14号(Nabi、ナービー)
カテゴリー5の スーパー・タイフーンSSHS
九州に上陸した台風14号2005年9月6日
九州に上陸した台風14号
2005年9月6日
発生期間 2005年8月29日 21:00
9月8日 15:00
寿命 9日18時間
最低気圧 925 hPa
最大風速
(日気象庁解析)
50 m/s (95 knot)
最大風速
米海軍解析)
140 knot
被害総額

農林水産被害 695億円

保険金支払額 826.7億円
死傷者数 死者26人(重軽傷168人)
9月13日現在
被害地域
プロジェクト:気象と気候プロジェクト:災害
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平成17年台風第14号(へいせい17ねんたいふうだい14ごう、アジア名:ナービー〔Nabi、命名国:韓国、意味:〕)は、2005年(平成17年)8月に発生し、日本に大きな被害を与えた台風である。広い暴風域を維持したまま、ゆっくりとした速度で進んだため、各地に甚大な被害を与えた。後に、激甚災害に指定された。

概要[編集]

台風第14号進路図

記録[編集]

※各種報道、気象庁発表のデータを元に作成

雨量[編集]

風速[編集]

高潮[編集]

  • 最も潮位の高い時期であったため、九州四国の沿岸で高潮となった。

被害[編集]

日本各地の被害状況[編集]

広島市草津漁港の台風被害 2005年9月10日
洪水痕跡 四万十川三里沈下橋付近

※死傷者が出た被害、その他主な被害のみ記載

インフラへの影響[編集]

  • 通信
    • 電話
      • NTTドコモでは、九州、中国、四国の一部で基地局計56局の機能が停止。
      • ボーダフォンは、鹿児島県、宮崎県を中心とした九州の一部の地域で109局が停止。
      • KDDI(au)も九州と四国の一部で計65局が停止。
      • NTT西日本の固定電話も宮崎県の一部で不通。
    • 放送
      • 放送塔が停電するなどし、各地でテレビ、ラジオの受信ができなくなった。
  • 電気
  • 交通
    • 九州のJR線は9月6日始発からほぼ全線が運休した。
    • 九州を離着陸する航空便、高速バス、フェリーは、ほぼすべて運休した。その他の地区でもフェリーの運休が相次いだ。
    • 宮崎県では一時、県都宮崎市と第2の都市都城市を結ぶ交通(JR日豊本線国道269号線宮崎自動車道など)全てが寸断されるという事態になった。
  • 水道
    • 宮崎市の富吉浄水場が浸水で機能しなくなり、下北方浄水場で全市の需要を賄う状態となったため水圧が低下し、宮崎市の広い範囲で水不足となった。

その他[編集]

  • 衆議院選挙期間中であったが、各地で掲示板が一時撤去された。また、選挙活動も一時中止や予定変更など立候補者、政党にも影響が出た。
  • 各地でリンゴが落下したり、が倒れたりするなどの農作物に被害があった。

韓国での被害[編集]

韓国南部でも記録的な大雨となり、各地で洪水、浸水、土砂崩れがあった。

その他[編集]

宮崎県 - 東諸県郡高岡町国富町高城町東臼杵郡北方町東郷町諸塚村椎葉村西郷村北川町宮崎市延岡市西都市西臼杵郡日之影町
山口県 - 玖珂郡美川町、岩国市
東京都 - 中野区、杉並区
鹿児島県 - 垂水市
高知県 - 四万十市
宮崎県、山口県、鹿児島県、高知県の17市町村
  • 台風直前の貯水率が0%であった高知県の早明浦ダムが大雨により一気に100%まで回復。水不足が解消した。しかし、この事実を逆に見れば、通常の渇水期水位程度の貯水率が同ダムにあった場合、ダムによる調整が追いつかず下流域にさらなる被害をもたらしていた可能性が高かった[1]
  • この台風のアジア名Nabiは、この台風限りで使用中止となり、次順からはDoksuriというアジア名が使用されることになった。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 吉野川水系に係る水問題について - 四国地方整備局 p.5-172

外部リンク[編集]