さよなら絶望先生の登場人物

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さよなら絶望先生 > さよなら絶望先生の登場人物

さよなら絶望先生の登場人物(さよならぜつぼうせんせいのとうじょうじんぶつ)は久米田康治による漫画作品およびそれを原作とするアニメ『さよなら絶望先生』(以下アニメ1期)・『さよなら絶望先生 序〜絶望少女撰集〜』(以下撰集)・『【俗・】さよなら絶望先生』(以下アニメ2期)に登場する架空の人物(およびそれに類する人間以外の物)の一覧。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


(声)とあるのはアニメでの担当声優。次段に小さく別記しているのは2期第六話Cパートでの担当声優[1]

原作の話数は原則として単行本の話数による。

主要登場人物名はダジャレ[2]となっており、百十一話では木津千里(←きっちり)・小森霧(←籠もりきり)・常月まとい(←常に付きまとい)・日塔奈美(←人並み)・藤吉晴美(←腐女子+晴海)・三珠真夜(←見たままよ)の6人の元ネタが説明されている。

目次

[編集] 高校

  • クラスはいろは順で振り分けている。つまり、へ組は6番目のクラス。
  • 高校名はネーミングライツ制をとっており、毎話スポンサーと共に変わっている。望曰く「命名権高校」。この設定が初めて出た九十話でのスポンサーは鈴木商店。九十三話ではヤマタうどん下井草店、百二話では21世紀枠になっている。アニメ1期第七話では『かってに改蔵』と同じ柵(しがらみ)高等学校、2期では第三話でネーミングライツ話をアニメ化して以降、ドラマ・アニメ・ゲーム等で登場した高校名となっている。
  • 小石川区に所在。
  • 私服可であるが、私服は面倒臭いということで制服を着る者が多く、へ組のメンバーもカエレ・霧・まとい以外は制服を着ている。

[編集] 2年へ組

  • 32人の「絶望的な生徒」が在籍する。生徒の半数以上(特に男子生徒)は名前や設定が明らかになっておらず、学級名簿も汚れや穴で隠されている箇所が多い。
    • 百三十五話扉絵によると、男子生徒は13人、女子生徒は19人である。
  • 作中の年度は進んでいるが、主要な生徒は毎年留年しており、2年生のままである(一部の名もなき生徒は進級している)。
  • 座席は各話ごとに変わっている。
  • 一部生徒を除き、出席番号は百三十五話扉絵による。また期末テストの成績は五十六話扉絵による。

[編集] 担任

[編集] 糸色望(いとしき のぞむ)

(声:神谷浩史
水島大宙杉田智和上田陽司沢城みゆき真田アサミ小林ゆう野中藍新谷良子

本作の主人公。男性。超ネガティブ高校教師。年齢未詳。誕生日は11月4日(逆算して導き出される「製造日」はクリスマス[3])。「絶望した!」が口癖のネガティブすぎる性格やその名前から「絶望先生」と呼ばれる。
  • 人物
オーバルの眼鏡をかけ、着物穿きという書生風の装い。一人称は「私」か「先生」だが、「ボク」「俺」を使用することもある。言葉遣いは丁寧で身内や生徒達に対しても基本的に敬語だが、怒るとまれに言葉遣いが悪くなり、その度に周囲からたしなめられる。身長、体重などは不明であるが、一話で可符香が言っているように比較的長身である(181cmのリー・仲直よりやや低い程度)。運動は苦手で、痩身な体格にコンプレックスを持つ。声にもコンプレックスを抱いているが、可符香からは「ムダにいい声してますよ」と言われている。
担当教科は国語だが、二十八話やアニメ第九話では数学の授業をしているほか、天文科学歴史の知識を披露することもある。図書委員の顧問も務めているようである。
糸色家5兄妹の四男で、上に3人の兄、下に妹がいる。兄たちへの呼びかけは「兄さん」、妹の倫への呼びかけは基本的に「倫」「お前」。兄妹のなかでは厄介事を押し付けられるタイプで、存命中の父親から木目糸売(もくめいとうり)[4]を「相続」させられた。普段は持ち物や服装など全てがレトロだが、地元に帰るとチャラチャラとした格好をしている。
兄の命によれば、幼少の頃はよく少女と間違えられていたという。出身小学校は私立蔵井沢蓮旦小学校。過去の回想シーンで「中等部のとき」とあることから、一貫教育の私立学校に通っていたと思われる。この頃から「絶望」と言うあだ名で呼ばれていた。大学では過激な社会思想サークルに入っていた。自動車学校で不登校になった経験がある。
元々は一軒家で一人暮らしをしていた。後に甥の交を預かって2人暮らしとなるが、家を三珠真夜に放火されて学校の宿直室で生活している。新居を借りて宿直室暮らしをやめたこともあったが、再度真夜に放火された。
趣味は主に読書パチンコ。愛読書は太宰治の『人間失格』(作者の愛読書)。文芸書だけでなく漫画も読むようで、アニメでは「ハヤテ」「はちくろ[5]と書かれた漫画を読んでいた。特技としてはピアノ演奏やフォークギターの弾き語り、編み物があるほか、根が真面目なので資格の取得も得意である。食べ物の嗜好は甘党。好きな歌手は浜田省吾。機械や電子機器は好きではなく、携帯電話の取り扱いも「こんにちわ」を「こn ちに わ」と打つほど苦手である。今時の流行には明るくないらしく、たびたび時代遅れの話題や流行語を持ち出して生徒からツッコミを受ける。
  • 性格
全てをネガティブに考える性格で、些細なことで人生や世の中に絶望し、事あるごとに首吊りなど自殺未遂を繰り返す。ただし本当に死にそうになると「死んだらどうする!」と開き直ったり、首を吊っても死なないようにジムに通って首だけを鍛えていたりと、自殺未遂はあくまで対外的ポーズのようである(これについて「元祖カワイソぶり」の奈美から「カワイソぶり」と看破されている)[6]。その性格から周囲に迷惑をかけることが多いが、へ組の生徒達にはよく翻弄され、ツッコミ役も多くこなす。
心中相手の候補を記す『ですのうと』、遺書や睡眠薬など自殺用道具の詰まった旅立ちパック、魅惑の死にスポットなどを載せる『死にるるぶ』、辞職願いなどを常に持ち歩いている。
基本的に他人に心を開かない人間で、自ら「私の心は永久凍土」「個人的に鎖国している」と述べるほど。普段心を閉ざしているため心の隙間に付け込まれやすく、主に可符香にそそのかされて、怪しげな宗教に入信したり、犯罪を起こして逮捕されたり、詐欺に引っかかって破産したりとロクな目に遭わない。その反面、甘やかされるとどこまでもつけ上がるタイプでもある。
自他共に認める臆病者であり、権威に弱く、危ないネタや眼前で起こるイジメ・犯罪はスルーしようとする。そのため妹の倫や生徒達からよく「チキン」と非難される。
群集恐怖症の気があり、ハチの巣やイクラなど同じ形状の集合体などを見ると顔にブツブツができる[7]
大人気ないほどに執心深く負けず嫌い。生徒達の些細な不敬行為や10年近く前に妹から洋服のフードにゴミを入れられたことを「長恨歌」というメモに書き綴って根に持ち続けている。
厄介な人間であるにも関わらず、バレンタインデーにたくさんのチョコレートを渡されるなど教え子からはそれなりに慕われているようで(六十一話では女子生徒の多くと赤い糸で結ばれている描写がある)、数人の女子生徒に好意を持たれているが(現在のところはっきりしているのは霧・まとい・千里・真夜・あびる)、ほとんどの場合は避けている。ただし女性に興味がないわけではなく、倫曰くかつては「男女のべつまくなし」[8]で、智恵先生や「隣の女子大生」には少なからず好意を抱いているようである。
  • 名前
横にくっつけて書くと「絶望(ぜつぼう)」となる。このことを指摘すると大変落ち込むため、へ組では望の名前を横書きする場合はなるべく糸と色の間を空けることにしている。単行本のキャラ紹介ページにも「くっつけて書くな!!」との但し書きがある。
一話では、「桃色若社長」なる桜(可符香による命名)で首を吊っていたために、可符香から「桃色係長」と呼ばれていた(アニメ1期では第四話まで)。
  • その他
    • 性格こそネガティブだが、名家のお坊ちゃんにして安定した公務員であり、実際のところへ組で最も「絶望」からかけ離れた人物である。
    • これまで二度ほど本当に死にかけたことがあるが、天国の入口で送り還されるなどしていずれも生還している。
    • 脳年齢は57歳と測定される。
    • 一度だけ「絶望した!」の他に「絶命した!」と言ったことがある[9]
    • 百二十一話でオチを放棄するため「絶望先生」のタスキを青山に譲った。百二十二話で「やはり『絶望先生』は自分でなければ務まらない」と言って再襲名しようとしたが果たせず、タスキリレーの末に百二十三話でようやく13代目「絶望先生」[10]を襲名した。
    • 前世では中世ヨーロッパ風の世界で靴屋を営んでいた。
    • 生か死か迷ったあげくに糸色命の病院の赤ちゃんポストに入ったことがある。

[編集] 女子生徒

[編集] 風浦可符香(ふうら かふか)

(声:野中藍
井上麻里奈井上喜久子

出席番号14番。超ポジティブ少女。ただしポジティブと言うには度の過ぎた、電波的な言動が目立つ。
  • 人物・性格
ショートカットで、後頭部に特徴的なハネ毛[11]がある。前髪には髪留めを付けており、服装によって髪留めを変えている(制服時は×型)。
何事も前向きに考える性格(ポジティブシンキング)であり、常に淡々とした言葉遣いと笑顔を絶やさない。望のネガティブな意見に対して、かなりぶっ飛んだ独自の観点に基づいて現実逃避にも近いポジティブ論法を展開し、ストーリーを反転させる。そのためか、メインヒロインでありながら登場頻度は標準程度である。実は相当重い過去を(現在進行形で)背負っているらしく、心に闇を持つと思しき場面も多々見受けられる。
「来世」などの言葉によく食いつく、ポロロッカ星人と交信しようとする、独自の神サマを信仰する、など電波系ともとれる奇妙な言動が多い。そのため「要注意生徒」として学校全体からマークされている。
その一方で人の心を抉るような言動も多く、クラスメイトたちの幼少期のトラウマには大抵可符香らしき少女が絡んでいる。物事を陰から操る黒幕的な描写も多く見られ[12]、クラスメイトの暴走や混乱に動じないばかりか逆に煽ることが多い。しかし、厄介事に巻き込まれそうな時は逃げ出すことも。人の心を闇を引き出し弄ぶバットマンの悪役、ジョーカーを敬愛しているモノローグも描かれている。
特技は人の心のスキマに入り込む(付け込む)こと。誰とでも友達になれる性格のため交友関係は広く、独自の人脈や情報ルートを活かして諜報活動を行うことも。心のスキマに入り込む言動が一部民衆の熱狂的な支持を得て宗教にまで発展することがある。
色々な意味で望と対極に置かれたキャラクターで、望に対しては人生を駄目にする方向へしばしば誘導しようとする。望の自殺未遂を止める素振りをして逆方向へ持っていったり、犯罪をそそかしたり詐欺に遭わせたりするなど。望との恋愛設定は特に見られないが、「隣の女子大生」(後述)として望に接近し好意を抱かせたり、「隣の校舎の一年生」(後述)としてラブレターを渡すなどしている(目的は不明)。
  • 名前
「風浦可符香」はペンネームである。何の創作活動をしているかは不明だが、単行本のオマケ漫画や「全国座敷童連盟」のパンフのなかに彼女のペンネームが確認できる。進路希望調査など学校の書類にもこのペンネームで記名するほど、原則この名前で通している。ペンネームを記名する際には、「香」の5画目にしっぽのようなものが書き足される。
教師やクラスメイトから名前で呼ばれることはなく、多くの場合「貴方」「あんた」など代名詞で呼称される。「可符香ちゃん」のようにペンネームで呼ばれることも、学外の知り合いからはともかく、クラスメイトからは僅かである[13]。ただしアニメ1期ではペンネームで呼ばれる場面が多く登場した。
本名については、一話で彼女の前向きさに対して望が「赤毛のアンかよ」と発言したこと、奈美の幼少期の回想シーンで可符香らしき児童が「杏ちゃん」と呼ばれた[14]こと、出席番号が16番の大草より若い15番であったこと、出席簿に「赤木」という名前が存在する[15]ことから、赤木杏(あかぎ あん)ではないかと推測されるが、真偽は未だ不明である。

[編集] 糸色倫(いとしき りん)

(声:矢島晶子
後藤邑子神谷浩史

望の妹で、17歳にして3000人もの弟子を抱える糸色流華道師範。また剣術の達人でもある。2007年度から望のクラスに編入する。「倫」名義で名簿に載っているため、出席番号は32番。
  • 人物・性格
普段は着物を着ていることが多く、たまに番傘を差している。髪型は黒髪ウェーブ。身内に対してはいわゆるお嬢様喋りであるが、クラスメートの前では「…じゃ」などの古風で偉そうな口調になる。望のことは「お兄様」と呼ぶ。強気な性格で言動には遠慮がない。高飛車な一面もあり、よく望の情けなさを嘲って高笑いする。
お嬢様育ちのためか、金品に対する価値観が一般人と比べて大きくズレており、貧乏暮らしなどに憧れを抱いたり、世間から疎まれようと(自分がいらないと思っている)夏の高級ブランドバックや昨年のモデルの車を配ったりしていた。行動的で催し物好きでもあり、悪ふざけや下らないことのために金も手間も惜しまない。八十二話では「童貞(チェリー)とチョコレート工場」と言いたいがために、チョコレート工場を1軒買っている[16]。他にも糸色交通なる会社を持っていたり糸色家所有の料亭を提供したりなど、家業の活用にも積極的。糸色家に伝わる年中行事を積極的に行い、へ組の生徒達を招待することも多い。
  • 名前
名前を縮めて書くと「絶倫(ぜつりん)」となることから、初登場時可符香に「絶倫先生」と呼ばれた。その際御付の者にを持って来させようとするなど、やはり兄と同じく「糸色」姓を相当嫌っており、嫁入りして姓を捨てることを切望している。
  • その他
    • 九十話以降、ページ四段ブチ抜きの立ち絵(久米田作品で定番の手法)において、彼女のみ見返りアングルで描かれる。これはアニメで声を当てる矢島晶子が『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役であることを意識した小ネタ的演出である[17]

[編集] 大草麻菜実(おおくさ まなみ)

(声:井上喜久子

出席番号15番。主婦女子高生・多重債務少女。
  • 人物・性格
初期からモブキャラとして登場していたポニーテールの少女。
現役高校生でありながら既婚者で、[18]結婚した後に分かった旦那の借金で多重債務に陥っている。また『希亜』と言う名の捨て子を育てており、子持ちである。このため学業と主婦業の傍ら内職や麻雀株式のデイトレーディング、各種アルバイトなど、様々な方法で返済に努めている[19]が、本人はあまり要領のいい方ではなく、そのほとんどがあまり稼げていないようである(麻雀も上手ではない)。そのため赤字家計の時が殆どで、ごくたまに制服にツギが当たっていたりする。またあまりに金がないため、首にできたしこりを病院に行かず放置したり、N○Kの集金や督促状を無視したりしている。こうした逆境にありながらも優しく健気な性格で殆ど世間ズレしておらず、その人柄の良さは望も認めている。しかし裏目に出ればお人好しでもあるゆえに悪徳商法に騙されてしまうこともある。
その一方、あまり愛妻家ではなく浮気もしているらしい夫(本編未登場)には少なからず不満も抱いているようだが、それでも一途に彼を慕い、健気に尽くしている。
貧乏、苦労人キャラの他に「甘えられ」キャラでもあり、百六話で野球観戦中にファウルボールが当たって痛がっていた望に対して母親のように慰めたりしている(望の方も甘えている描写が見られることから、麻菜実に母親の姿を重ねているよう)。また、九十三話では「不自然保護地区」で死のうと思っていた挙動不審な男を保護し(声をかけ)抱きつかれ、慰めているような描写もある。学校では図書委員を務めている。
  • その他
    • 初期原案では木村カエレに似た外見だった[20]
    • 単行本の各話末の人物紹介では現時点で唯一台詞が入っている。
    • 主要キャラで唯一初登場時のエピソードが用意されていない。

[編集] 音無芽留(おとなし める)

(声については後述)

出席番号17番。毒舌メール少女。
  • 人物・性格
極度の恥ずかしがり屋で、声を出して言葉を話すことはほとんどなく、さらに筆記もしないので、コミュニケーション手段はもっぱら携帯電話のメール。ただしその内容は過激かつ超毒舌で、一人称は「オレ」となっている。対外的には攻撃的だが、内面的には繊細で控えめなほう。容姿は高校生に見えない小児体型であり、コンプレックスを持っている。初期は携帯絡みでの出番がほとんどだったが、現在では幼児体系ネタも増えている。
喋らないのは小学生の頃、同級生の男子2人に「変な声」と指摘されトラウマになったためである。指摘した同級生たちは彼女の父親によって成敗されている。また字を書かないのも、字が下手なのを同級生(可符香?)に指摘されトラウマになったため。こちらの件は父親が犯人捜索中。
携帯への依存が尋常でなく、携帯の使えない状態が続くと精神が不安定になり、台詞が文字化けする。そのため圏外は天敵で、通学には通信環境確保のためだけに交通費の安い地下鉄よりもバスを優先するほど。さらに電池切れにいつでも対応できるよう、制服の内側は電池パックで埋め尽くされ、机の上も携帯の充電スタンドが常備されている。初登場時のメールアドレスは「hazukashigariyasan@dacamo.ne.jp」だが、機種変更を頻繁に行っているため現在のアドレスは不明。電話による通話は一切行わず、緊急連絡網も彼女にだけ回ってこない。
  • アニメでのキャスト
台詞らしい台詞がない芽留役の声優は毎回ランダムに選出されていた。エンディングでの表記は、初登場の第四話では「?」であったが、1話ごとに?の数が増えて行き、七話以降は「????」になった。また第十話では「●×△□」、第十一話・十二話では「○▲◇□」であった。2期第六話Bパートでは原作通り『望の夢の中』でペラペラ喋ったが、この回では斎藤千和が担当した。
  • その他
芽留を始め登場人物がメールを打つ際には「めるめる」という擬音語が登場するが、これは前作『かってに改蔵』において作者が考え出した造語である。作者はこの擬音語が漫画界で広く使われることを希望しており、「著作権フリーなんで使ってやって下さい」と訴えている。アニメではメールの着信時に「ピロリパラピリロラ」という効果音が流れる。
初期原案ではまといの外見であった。それとは別に不思議言動が特徴のゴスロリ生徒が設定されていたが、このキャラは本編では未登場となり、ツインテールの髪型のみが現在の芽留に受け継がれている[20]
名簿への書き込みは「受信拒否」。期末試験ではメールで回答し無効になったようで、順位掲示表の名前の横に「メール不可」と書かれている。

[編集] 加賀愛(かが あい)

(声:後藤沙緒里

出席番号18番。加害妄想少女。
  • 人物・性格
極度の加害妄想の持ち主で、何をするにも自分が他人に迷惑をかけているのではないかという罪悪感に苛まれている。そのために自己評価が極端に低く、消極的で引っ込み思案、「すいませんすいません」が口癖である。また自己主張が苦手な分怒ったり断ったりすることも不得手で、時々勧誘を受けて困っていることもある。同級生にも敬語。
道徳心が強い故に他人の不幸や難儀を悲しみ、手を差し伸べようとする心優しい性格でもある。だがそれと同時に他人へ恩を着せることを嫌い、木野や北欧に親切にしてお礼を言われた際に「あなたのためにやったんじゃないんだからね!」とツンデレと思しき態度をとってしまった。以来、木野から好意を持たれている。しかし、ツンツンした後ひたすら詫びるので、「ツン詫び」という新しいジャンルを作った。
  • その他
登場初期は髪の毛の先が二つに分かれていたが、途中から一つになっている。左目の下に泣きボクロがあり、垂れ眉で釣り目な人相。
「自分が登場すると人気が落ちる」という思いから、初登場時の五十五話まで背景にすら登場していなかった。その後も登場する時はコマの端であることが多く、慌てて顔を隠すなどコマに入ったことを詫びるような描写になっている。
重度の花粉症である。また、百二十七話のマリア曰く、石頭であるらしい。

[編集] 木津千里(きつ ちり)

(声:井上麻里奈
小林ゆう新谷良子真田アサミ神谷浩史

出席番号20番。几帳面少女。何事に対しても細部まできっちりしていないと気が済まない完璧主義者で、加えてとてもしつこい(可符香曰く“正義の粘着質”)。異常なまでに他人に「きっちり」を強要し、よく暴走して他人に危害を加える。
  • 性格
他の生徒と比べものにならない位短気で、何かあるとすぐにキレる。怒った時の青筋も額の中央に左右対称に出ることが多い。自分の意見は言わなければ気が済まない性格な上にオチを担当することも多いので(大抵猟奇オチである)、彼女の登場しない話を探すのが難しいほどに登場・発言頻度が高い。暴走時の破壊力は尋常ならざるものがあり、片手で兜をかち割ったり、素手で地面にヒビを入れ地球を半分に割ろうとしたことがあるほど。ハートマークを描く時はきっちりと右心房を描き、望に贈ったバレンタインチョコも右心房型。晴美曰くドクロマークは「気を失う」ほどらしい。また全てがきっちり平等である共産主義に傾倒しているようで、チェ・ゲバラ毛沢東、「革命」などについて詳しい。周りにもきっちりを強要するため友人達に避けられることがあり、そのことを知った時は精神的ショックを受けたが、性格が改善した様子はない。
登場初期はツッコミおよびボケに対する受け要員を勤めていることが多かったが、話が進むにつれてすぐ猟奇的な発想・行動をするようになっていった。[21]クラス内で殺しあうネタをやった際には奈美に「経験豊富」とまで言われてしまっている)。九十四話には「4月に起きたダムでの一件」で2人の刑事に連行されたが、次の話から何事もなく登場している(九十六話に「刑事2人行方不明」との文章がある)。
使用凶器は初めは金属バットであったが、現在はもっぱらスコップを使用。第十集裏表紙では「きっちりスコップ」と名付けられている[22]。またBカップのブラジャーのデッドスペースにアサシンナイフを仕込んでいたり、「赤いもの」から「血・肉片・赤子」を連想するなど、登場するごとに猟奇的行動へ走ることが多くなってきている。
初登場時、アクシデント(寝相)で保健室のベッドで寝ていた望に添い寝してしまったことから、望に「きっちり」責任を取って結婚するよう迫っている。ただしその傾向はかなり強引で、他の女性の望へのアタックやアピールに対し神経質なまでにムキになるなど対抗意識や独占欲も強く、義務感だけでなく内心から好意を持っていると考えられる。しかし、望は千里のことを「やっかいさん」として敬遠しており、クラス中の女子から望が告白を受けた際にも千里だけきっぱりと断られている。
  • 人物
かなりのくせっ毛である長い髪をストレートパーマで真っ直ぐにして、きっちり真ん中分けにしている。ただし動揺したり体調が悪い時には髪型が崩れる。肌年齢が28歳と測定された時には実際にきっちり28歳像の生活を体現してみせるなど、自分に対しても常に理想の完璧なきっちりを追求しているようだが、他人の行動を強制している際に自分は当てはめないなど微妙に自分には甘い所もある。
本物の委員長ではないが、委員長を差し置いてホームルームを仕切るためよく「委員長」と間違えられる[23]。部活は茶道部に所属し、部長を務めている。
「週刊少年マガジン」の写植では基本的に吹き出し内の台詞には句読点を付けないが、彼女の台詞だけ常に文字で「きっちり」句読点が付く。
首が異様に長く伸びる(可符香は「角度の違い」で片付けている)、名前に由来してその広い額に「千里眼」(あくまでもイメージシーン)を宿しているなどの人間離れした身体的特徴を持つ。
藤吉晴美とは付き合いが長い様子だが、彼女の漫画の作風は認めていない(ヤマなしオチなしイミなしが彼女の「きっちり」に反するらしい。起承転結の「きっちり」した4コママンガしか認めていない)。コミケに一般参加したり、コスプレしたりしている。また、マリアに対しては、保護者のような態度を取ることが多い。
成績はクラス4位。しかし料理は苦手で、過去にバレンタインにあげたチョコで友達が病院送りになっている。
暴走時「うなっ!」という奇声を発するほか、歌声は「うなぁ〜♪」、叫び声は「うなあああ」。
  • その他
正式に名前の出る八話以前は微妙に髪型が違っていた。
八話の劇中で誕生日を迎えている。単行本での八話おまけページのキャラ紹介の写真の日付を八話の当日とするならば、誕生日は6月15日(該当話が掲載された本誌の発売日)。
四十五話の扉絵にある身体測定(千里のシルエットが描かれている)の数字が全て彼女の身体測定の結果だとすると、身長158cm、体重45kg、胸囲75cm、視力は両眼とも2.0。
年末になるとクラスメイト全員の家へ行き、勝手に部屋の大掃除をはじめる。その際他人の価値観関係を無視して自分がいらないと思った物を即処分するため、迷惑がられている。
文化祭考案の際に披露した最低限文化的なギャグ「ここが勝負の分かれ目よん[24]は、後にマ太郎の口コミにより小学生の間でブームになった。
両親によると名前は当初「トメ」か「未来来(みらくる)」にする予定だったが、迷った挙句関係のない「千里」にしたという。また姉がおり、昔ジュースを注射したことがある(しかし彼女にとってはどうでもいいことらしい)。祖父は千里が小さい頃の写真にのみ登場。
名簿への書き込みは「過ちは無かった筈」。

[編集] 木村カエレ(きむら カエレ)

(声:小林ゆう
井上喜久子杉田智和

出席番号21番。人格バイリンガル少女。
  • 人物・性格
エリート集団である「海外組」に所属していた帰国子女(ただしどこの国からの帰国子女かは不明で、英語圏の外国人には英語が通じなかった)。転校を繰り返すものの、各国の文化に馴染めず、ことあるごとに「木村帰れ」と言われてきた過去を持つ。これが原因で大人しい日本人的性格(この時の名前は)と過激な外国人的性格などの複数の人格を持つ多重人格者、通称「人格バイリンガル少女」となった。他にも木村カエロ木村カエルナなど多数の人格を持つ解離性同一性障害であることが後に判明する(他の人格はボスニアフランスなど国籍がはっきりしている)。「カエレ」の人格の時は何でも告訴(本人は「訴えてやる」と言うが、これは民事訴訟を提起するという意味ではなく刑事事件として告訴するとの意味のようである[25])に結びつける性格で、コミックス各巻の巻末には彼女の「今回の告訴」が掲載されている。楓の時に被害を受けた時はカエレが代理人という形で告訴状を書いて、他人が被害に合った時でも代理人として告訴状を書くこともある。ただし告訴状の内容は事実を歪曲していることが多い。[26]。こういった設定がありながら、パンチラ以外で物語に登場する頻度はかなり低い。
逆に楓はとにかく和解したがる性格で、望に想いを寄せて三歩下がって付いていく。ただこの設定はまれにしか出てこず(たまにこの設定が登場すると「生きてたんだその設定[27]」などのツッコミが入る)、普段は大概外国人的性格で望に批判的。望のくだらない考えにはよくツッコミを入れている。他の女性徒とは違って制服のセーラー服を着用していない(彼女のいた国ではセーラー服は水兵の服らしい)。また基本的に和解を好むのは「楓」だけであり、他の性格は大概が告訴を容認する風が見られる。
女子生徒の中で最も良いプロポーションの持ち主であることから、誰もが認めるパンチラ要員であり、ほぼ全ての回でパンチラをしている。胸も大きいのでよく水着になるが、良いところはほとんど他人に持っていかれる。
極度の音痴だが本人には全くその自覚がなく、「ヒドイ歌ヨ」ともらしたマリアを名誉毀損営業妨害で告訴している(巻末の告訴状にて)。クラスの平均を上げるために来た「海外組」のはずなのだが、授業をサボるなどやや不真面目なようで期末テストは30位とむしろクラスの足を引っ張っている(試験途中に帰ったようだ)。
  • その他
アニメでは原作よりも出番が増えており、より過激で他の生徒よりも生々しく女を感じさせるようなキャラになっている。パンツには彼女を演じている声優・小林ゆうのイラストが描いてあることが多い。アニメ1期第三話では木村カエラのデビュー曲『Level42』のPVの真似事をしており、その後「カエラは無理」と書かれたテロップが映し出された。
名簿の書き込みは「子女様」「示談済み」。

[編集] 小節あびる(こぶし あびる)

(声:後藤邑子
谷井あすか

出席番号22番。尻尾好き・被DV疑惑少女。
  • 人物・性格
常にどこかに傷を負っていて、包帯・ギブス塗れの痛々しい姿をしている。幼い頃には左目を怪我して角膜移植を受けており、角膜に前の持ち主が遺した残像を見ないようにするためかほとんどの場合左目を眼帯で隠している[28]。なお、この角膜ネタは「残像ポータビリティ」と名付けられている。プライベートについてあまり話さないため周囲には父親(声:中村悠一)に虐待されていると思われていたが、真相は動物園で働いている時に動物と戯れたことで負ったもの。だが誤解した望が触れ回ったため、父親は商店街において危険人物としてマークされてしまっている(望が解除していないので、現在も継続中)。実際には父親暴力を振るうこともあるようだが、現在でも父親と一緒に風呂に入っており、親子仲が悪いわけではない。見えない所で望にも暴力を振るっていたらしいが、この場合も同じく本人にとっては悪意のある行為ではないらしい。
影武者・糸色望が何らかの行動を起こしたために、それ以来望に好意を寄せることになる。しかしそのことで千里の暴力的被害に合う回数が増加している。
動物園アルバイトをするほどの動物好きだが、実際は動物の尻尾コレクションが趣味という尻尾マニア。そのため彼女の部屋には無数の動物の尻尾と、「しっ拓」コレクションが存在している。本人によればワシントン条約に抵触する所まで突き進んでしまっている模様。世界中の動物の尻尾を引っぱって回ることが夢。初登場時、望に無理矢理(アニメでは馬に近い別の獣)の尻尾を着けた。尻尾好きは食べ物の嗜好にも反映されているのか好物はテールスープで、即席テールスープを箱買いして常備していたり、望を「テールスープの美味しいお店」に誘ったりもしている。だが小学生の頃、可符香らしき人物に「猫とどっちが強いかな?」と唆されて小屋に放してしまい、可愛がっていた鶏の「ピヨちゃん」を死なせてしまったというトラウマを持っているため鶏肉は食べられない。
身長が高めで怪我の多い外見のためか、他人からはよく「スポーツをやっている」と思われるらしいが、実は極度の運動音痴。その反面、期末テストではクラスで1番を取っている。幼い頃は身長が高いことがコンプレックスであったため、背を低く見せるために足だけで穴を掘ることが得意になった。
包帯で人や物を絡め取る特技も持っており、望とのフラグ成立後は、どこからか伸びてきて何かに巻き付く包帯が描かれている場合がある[29]。また、カエレの次に胸が大きいが、怪我のためにさらしを巻いている上、着やせするタイプなのであまり目立っていない[30]
全体として飄々とした性格で女子生徒の中では常に冷静な態度を保っており、他の生徒に比べて青ざめることが圧倒的に少なく、普通キャラの奈美よりもクールで冷めたツッコミを入れる場合が多い(主に奈美や晴美に対して)[31]。ただし、動物に関することでは楽しそうな表情を見せたり、好きになった相手には積極的な言動をする(嫉妬心も見せる)。名簿の書き込みは「被DV疑惑(後に消去)」、「しっぽ強要」。
  • その他
初期原案では、三つ編みおさげがない髪形だった[20]
原付免許を取得しており、望の「見合いの儀」の際には、スクーターで蔵井沢まで来た。

[編集] 小森霧(こもり きり)

(声:谷井あすか

出席番号23番。ひきこもり少女。
  • 人物・性格
1年生の時から自宅に引きこもっていた不登校児。いつでも毛布(冬は布団)を羽織り、服装は制服よりもジャージを愛用。可符香の「座敷童子作戦」で学校に登校したが、その後は結局学校に引きこもる「不下校」状態になった。ただし、へ組の教室とは違う教室に引きこもっているので、日頃は授業に出ていない。そのせいかあまり成績は良くなく、期末テストは24位。会話量は出番と比較して少ないが、何か主張したいことがある時には自ら姿を見せる場合もある。引きこもりであるが、働く気はあるためニートではないらしい。
顔も前髪で隠しており、素顔を見られた望に恋をしている。望も満更ではないらしく、自身の「心中候補(リスト)」に勝手に加えている。そのためアニメでは、主に校内限定で望の行く先々によく登場する(ロッカーの中、保健室、男子トイレ、消火器入れ、糸色家の蔵など)。素顔は望曰く「美しく白い」。体格は交曰く「幼児体系」で一見かなり小柄(しかし、アニメの立ち姿では加賀と同程度)。
初登場時は他人を拒絶し粗暴な発言をする典型的な引きこもりの性格だったが、「座敷童子作戦」の影響でしおらしくなった。しかし、焦ったときには口調が粗暴に戻ってしまう(十七話やアニメ第七話)。また、まといが望にアピールをしていた時は自分自身もアピールすることで対抗したりする面もある。
日常生活に置いては几帳面かつ家庭的で、望と糸色交が宿直室で生活を始めてから半ば共同生活のような状態になっており、家事全般を代わりにやってあげている。良くいえば健気、悪くいえば尽くすタイプの「だめんず・うぉーかー」。また、幼い少年も好みらしく、擬似的な姉弟のような関係の交とは一緒にいる描写が多い[32]。また神木隆之介山上兄弟のファンであるようだ。クラスメイトの中では特にマリアと親しくしている一方、まといとは望を巡って物理的な暴力喧嘩になることも珍しくない。
  • その他
一人っ子であるが、兄がいるのではとよく言われている(アニメでは望が妹キャラっぽいからではと解釈している)。
キャラクター原型では本作品の初期構想における不下校少年の「宇都宮」が元になったと考えられる[33]
アニメ第1期では智恵先生との絡みのシーンやサービスカットが増やされた。
単行本のカバーをはずすと必ず彼女が「開けないでよ」と言っている絵が描かれている。

[編集] 関内・マリア・太郎(せきうつ マリア たろう)

(声:沢城みゆき
谷井あすか

出席番号11番。不法入校・難民少女。通称“マ太郎”(マたろう)。
  • 人物・性格
肌の浅黒いアジア系の人物[34]だが国籍不明。戦争のため故郷を追われ、アジア某国からコンテナに乗って不法入国した。なお、入国の際には彼女単独で来たらしく、家族の消息は彼女自身も知らないようである。
日本での生活は古いアパートに他の不法入国者たちと一緒におしくら饅頭状態で暮らしている[35]。途轍もない貧乏暮らしを強いられており、日々の暮らしをクラスメイトからの援助(通称「クラス内ODA」)と、足りない分は拾い食いや粗大ゴミを再利用することでどうにか立てている。他の女子生徒が様々な私服で登場するのと違い、衣装はほぼ制服(半袖)のみでしばしばツギが当たっている。それでも本人曰く、不法入国する前とは比べ物にならない程恵まれているらしく、その健気さが更なるクラス内ODAを誘発している。
普段は多少ぎこちない日本語を話しており、台詞の一部は「…ダナ」「…ヨ」と片仮名で表記されている。しかし微妙なニュアンスまできちんと理解しており、流暢な日本語を話しているシーンもある(第二集では起承転結を「鬼傷天血」と間違えていることもあった)。
故郷では野生児で育ってきたらしく、その身体能力、視力嗅覚は高い。靴とパンツを穿くと気持ち悪くなり目が回るため、冬場も常にノーパンに裸足で過ごしている。
性格は陽気で好奇心旺盛な分、悪戯好きでもある。高校生に見えないほど幼く見えるが、外見に反して母国ではゲリラに村を焼き討ちされたり、毒キノコと知りつつ食べねばならないような飢餓を経験する(一緒に食べた仲間2人は中毒死したらしい)などの死線を潜って来た過去を持ち、その思考はかなりハード。そのためか、クラスメイト達のバカ騒ぎへの関わりは積極的でないほうだが、不意に問題発言をしてその度に可符香から「問題発言よ」と言われる。締めの一言も担当することも多い(その分本編への絡みは少なめ)。
自身と同じアジア系の不法入国者や地元の小学生、闇金業者など交友範囲はとても広い。最近では千里によるクラスメイトや地域の諸事情の情報収集などの調査員として活動することも多い。
  • その他
戸籍と出席番号は関内太郎本人(元・関内太郎)から買っているが、一人称は「マリア」と名乗る。
好物はビール(ノンアルコールの製品と望はフォローしている)。
彼女の初登場時に望がズル休みしたため、望は彼女の素性を知らず名簿にも「誰ですか?」と書き込んでいた。望自身も特に深く追求する気はなさそうである。また男子の籍を買ったため、出席番号などの面では男子として扱われている描写がある。

[編集] 常月まとい(つねつき まとい)

(声:真田アサミ
野中藍

出席番号25番。超恋愛体質・ストーカー少女。
  • 性格
多くの男性と交際遍歴を持ち、その過剰な恋愛感情がストーカー行為へと発展、警察の御厄介になった経験を持つ。しかし本人はただのディープラヴであると言い張り、自身がストーカーであるという自覚は全くない[36]。恋愛に関しては一人の相手を一途に想うタイプであり、たとえフラれても前の彼氏につきまとうが、別の人を好きになると前の彼氏のことはすっかり興味が失せてしまう。
望にストーカー行為を咎められ、「恋愛道とは死ぬ事と見つけたり」と心中に誘われた際に「究極の愛は一緒に死たくなるほど好きと言うこと」→「一緒に死のうと誘われた」→「告られた」と勘違いして以来、望に恋している。彼女の部屋は望の盗撮写真で埋め尽くされ、盗撮以外にも1秒置きに電話を掛けたり、「好き」と大量に書かれた紙をFAXで送り付け、望を精神的に疲弊させていた。だが彼女の母親はまといのストーカー行為を「恋愛行為」として見ており、ただ微笑ましそうに見守っている。望と恋仲であることは既に母親公認(望は恋仲であることを否定している)。
毎回どこかに隠れていて、気が付くといつの間にか望の背後に立っている。つきまとうゆえに三話と九話以外全話に必ず出演している。その超絶ストーキング技術ゆえか、望はほとんどの場合ストーキングに気付いていない。まといが台詞を発すると望は「いたんですか?」とそこで初めてまといに気づき、まといが「ずっと」と返すのは定番パターンである。またこのストーカー行為は「先生を放っておくと何をするか分からないから」という義務感を持っている[37]。常に付きまとっているがゆえ、望のハプニングに巻き込まれることもしばしば。
付き合う男性に応じて服装やキャラを変えるタイプ[38]で、初登場時は普通の制服や洋服だったが、現在は書生風の望に合わせて着物女袴の女学生風の装いである。レースの半襟や袖口など今風のアレンジによるこだわりも見られ、また望が袴にブーツの場合は草履ではなくブーツを履き、書生風ではなくTシャツの場合はTシャツを着る、など服装をさりげなく合わせる。さらに台詞が歴史的仮名遣い風になることがある(「おはよう」→「おはやう」、「いう」→「いふ」など)。
恋敵には容赦せず、包丁を持ち出すなど攻撃的な面もあるが、クラス内でずば抜けて戦闘能力が高いわけではない。望を慕うカエレの別人格「楓」を嘲笑したりと独占欲はそれなりにあるのだが、千里と比べると相当劣る。
一連の行動は一途とも言い換えることができ、アニメで首を吊る望に付き合って首を吊ったり、棺桶のなかにまでついていったりと生死を共にする覚悟があるようだ[39]
  • 人物
背後に立つだけでなく、望にぴったり密着することもあった(本人曰く「心の距離」)。授業中、通常は教卓の下にいる。そのためか成績はあまりよくない。常につきまとっているので、電話やFAXなどによる攻撃は最初期に比べればほぼない。
意思表示は少ないが、恋愛経験の多さゆえ主に恋愛絡みの話題になると積極的に発言する。男の名前で登録されている女の携帯番号も見破れる(この場合は恋愛経験が豊富ゆえと思われる)など、暗号解読が得意。エニグマ暗号機を改良した物を持っており、様々な暗号化された物を解読することができる。
  • その他
アニメのオープニングでは他のキャラと比べると若干優遇されている。
アニメでは必ずと言っていい程「じーっ」っと見つめる描写がある。
名簿の書き込みは「愛が重い」。

[編集] 日塔奈美(ひとう なみ)

(声:新谷良子
矢島晶子松来未祐

出席番号27番。普通(平凡)少女。一般論・一般常識でストーリーを普通に展開させる。その度に「普通」と指摘され、「普通って言うなぁ!」と怒る。
  • 人物・性格
幼稚園の時に、友達の「杏ちゃん[40]」から自分だけ仲の良さを「普通」と言われたのがきっかけとなって、決していい意味では使われない「普通」という言葉にトラウマを持っている。「普通」コンプレックスの裏返しから、自己顕示欲や自負心が強い。アピール的な態度を見せることもあるが、普通なので大したことはできない。
元不登校児。初登場時、不登校児なのに誰からも心配されないことを不満に思い、皆からかわいそうがられようと久々に登校。嘘の不幸話・リストカット・狂言自殺を繰り広げるも、へ組の面々のあまりに弾けた様子と自分を上回る悲愴さ、そして「クラスの中でも普通」と指摘されたことにショックを受け、それ以降は特に不登校もせず、至って普通の女子高生生活を送ることとなった[41]。文字通り「普通」のキャラであるためツッコミ担当になることが多く、登場頻度はかなり高い。
成績は普通。家庭もごく普通のようだが、不倫をしたり娘の知らない間に仕事を辞めていたりする普通とは言い難い父親がいる。
望に対しては、こだわりの手作りクッキーを贈ったり、バレンタインデーにハート型の手作りチョコをあげたり、「普通の恋愛はアリですか?」と問い掛けたり、「女生徒が教師(望)を好きになる『はしか』みたいなもの」に掛かろうとする面々に加わったりするなど、好意を抱いていると思しき描写がある。
  • その他
高校以前のアダ名は「なみ平」。
本作品の初期構想は彼女がヒロインの予定で、不下校少年とのラブコメを描く予定だった[20][33]。五十五話(アニメ1期第十二話)で加賀愛の加害妄想が伝染した時には「私が主役だからちっとも(作品の)人気が出ないんです」と、初期案を反映したセリフを吐いている。
アニメ1期では「元不登校児」の設定はなかったことにされた。「元不登校」の設定は撰集と2期で蒸し返され、2期第一話で彼女の初登場エピソードが放送された。
当初は後ろ髪が長かった。
誕生日は2月6日らしい(「急場しのぎ」の話のマガジンの発売日が、2月6日のため)。

[編集] 藤吉晴美(ふじよし はるみ)

(声:松来未祐
矢島晶子神谷浩史

出席番号28番。腐女子。耳好き・カップリング中毒少女。
  • 人物・性格
熱心なオタク少女。メガネと猫耳には拘り強し。コスプレ好きでもある。妄想状態にある時などには「にやまり」という独特の擬態語が登場する。
モビルスーツに詳しかったりと、ガンダム作品全般に造詣が深い。同人誌を作成していて、当初は「ディア×イザ」(元ネタ:機動戦士ガンダムSEED DESTINY)だったが、2007年には「ココ×ナツ(アニメ内ではパイン×ナップルに修正)」(元ネタ:yes!プリキュア5)に移行している[42]。作中にて当該カップリング本絡みのネタが多くなってきている。その他にも、ノーマルカップリングでは「アスカガ」を好んでいるようで、同人誌を作成しているシーンこそないものの、何冊か所持しているようだ。2005年の冬コミ(C69)に落選した際には落ち込んでいた。[43]機動戦士ガンダム00らしきアニメの特集記事をラミネート加工で過保護にしている。
カップリング好きという点を除けばいたって常識人で大人しい性格だが、過去に描いた自作の雑誌「ヂャンプ」[44]や町内会報に連載している4コマ漫画[45] の話をされるとキれ、奇声を発しながら首を絞めたりドロップキックをかましたりする。また、好きな作品に対するこだわりもかなり強いため、自分のイメージに合わない場合などには激しく拒否反応を示す。
初期こそ望に同人誌を見られた際「絶対誰にも言わないでくださいね!」「あまり人に自慢できる趣味ではないんで…」と発言するなど周囲にオタクと言うことを隠したがっていたが今では半ば諦めたのか、望に自作の18禁BL同人誌を見られても動じなくなっていたりする(親にだけは意地でも隠したがっていたが、既にバレていることが判明した)。
加えて望を萌えの対象として見ているらしく、彼にタヌキ耳(アニメでは猫耳)を強要したり、リー・仲直や一旧相手にカップリングを妄想したりしている。さらに望と命が幼少期に頻繁に少女に間違えられていたことを知って二人を無理矢理女装させるほど(ただし自分自身のするコスプレ趣味においては制服系が多く、萌え系は好みではない)。
兄が3人いて3人ともアニメの専門学校に通っているが、3番目の兄は不登校。このためか兄たちの話題は嫌がる。兄たちの影響かオタクに対する認識は男子のオタクのイメージが強く否定的。アニメキャラに関して口論するオタクたちを卑下しているが、自分もカップリングの嗜好についてよく相方と喧嘩になる。
インターハイも狙える位驚異的に運動神経が良いのだが(100m12秒台、遠投70mなど)、本人はその身体機能を前述のドロップキック等以外では同人誌即売会の苛酷な活動にのみ用いており、スポーツには全く興味がないため、運動部に勧誘されることを極端に恐れている。だが、五月頃にいつもバレてその度に連れ出されており、時には助っ人を務めることもある。[46]
  • その他
現時点、へ組女子唯一の眼鏡っ子
2005年から2006年にかけて、サークル仲間に影響されて描くキャラの顔がとんがり顔に変化した。望がとんがり顔になった時も「むしろ素敵」と評価。
千里とは付き合いが長いらしく、互いに下の名前で呼び捨てにしていたり、一緒に修学旅行のしおりを作ったりする。そのこともあってか千里が暴れだす兆候が分かるらしく、素早く逃げようとすることもあるが時既に遅しで、毎回のように被害にあってしまう。

[編集] 三珠真夜(みたま まよ)

(声:谷井あすか

出席番号31番。見たまま少女。
一話から何度も背景に登場していた目つきの悪い少女。目付きと同じく素行も悪いが、皆が「悪そうな見た目で判断するまい」と考えたり、真夜が犯人であることを示す証拠が多すぎるために「逆に犯人ではないのでは」と思い込んだりするため、誰も「本当に悪い子である」とは思っていない。(真夜本人に殴られた糸色交と、可符香を除く)。
本人曰く「好きなモノに意地悪したくなる性格」で、本人にとって危害を加える行為はあくまで親愛の表現としての「意地悪」のつもりであり、あくまでも自分が好きなモノだけにしか意地悪をしていない[47]。しかし好きな人の為なら本当に暴力を振るうことも辞さないようで、望をめぐる水面下の争いに参戦していたり、望を監禁している刑務所の警備員を金属バットで殴打したりしている。普段は無口でモノローグ以外では喋ることはなく、自己主張も積極的な方ではない。理由は不明(アニメでは非礼さを詫びる望の素直さから好意を持つような描写がある)だが、望のことは住まいに2度も放火(アニメ第十二話では爆破)するほど大好きである。
メインで登場した四十六話以降は端役のような扱いに戻っており、さり気なく悪戯をしている。よくする悪戯は犬の肛門に棒を突っ込むこと。千里の通り魔的犯行に便乗したこともある。

[編集] その他
可奈子(かなこ)
苗字や出席番号は不明。五十四話で奈美に「可奈子ちゃんが大場さんと結婚したら“オオバカナコ”(大バカな子)ね」と言われた生徒。出番は前述のシーンのみであるにもかかわらず、アニメ2期第十一話オープニングに名前がクレジットされている。
ことのん

(声:沢城みゆき

出席番号不明。ネット上では結構人気のネットアイドル。しかし実際は肥満体型で美人とは言いがたく、サイトの画像はPCソフトなどで大幅に加工修正されている。かなりのナルシスト。装いはゴスロリを好んで着ている。最近では語尾に「のん」をつけている。「ことのん」はハンドルネームであり、現時点で本名は不明。初期からのキャラであり単行本のキャラ紹介にも掲載されているが、登場頻度は低い。
丸井(まるい)

(声:真田アサミ

出席番号は29番。茶道部部員の女子。真ん中分けに左右のお団子頭という左右対称の髪型をしている。木野に好意を抱いていたが(ただし八十話では久藤に好意を持っていた)、木野の私服のセンスに絶望している。後に「誰でもいいから」と彼氏を募集していた。撰集にて、彼女のセリフに合わせて『丸井「なるほど」』というテロップが出たため、彼女だけ丸井だということが確定した。

[編集] 男子生徒

[編集] 臼井影郎(うすい かげろう)

(声:上田陽司

出席番号3番。毛髪・存在感希薄。
  • 人物・性格
存在感が薄く、描線まで細い。存在感を示そうとクラス委員長を務めているが、役目は千里にほとんど取られている。あまりの存在感のなさから、可符香には「妖精さん」と呼ばれた。影の薄さを逆手にとって、覗きなどに有効活用することも。ただし、作中での登場回数は男性生徒のなかで最も多い。
存在感だけでなく頭髪も薄い。代々続いた薄毛の家系で、登場回数を増すことに髪の毛がどんどん薄くなっている。本人もそれに薄々勘付いて気にしてはいるのだが、望達の気遣いにより大きな精神的打撃は受けていない模様。頭の地肌が見えた時に初めて人並みの存在感を現す(よって、普通にしていると目が合っても認識されない)。一方で髪の毛の量が普段の存在感を示しているので、カツラを被っている時はそれなりに気づいて貰える。目立ちたいあまり頭をスキンヘッドにした時もあったが、上記の理由でかえって逆効果となり、誰にも気づいて貰えなかった。
またかなりの好色な上にマゾヒストで、自らサディズムな女性の所へ赴いて躾を受けたり、女子の脱衣や下着の趣味などに積極的に意見して存在感を示すこともある。また脚フェチでもあり、放課後にあびるの「内モモに湿布」を見たことからあびるを好きになった。以来あびるに対してストーカー行為を繰り返している。
  • その他
誕生日はクリスマスイブの12月24日で、逆算するとバレンタインデーに両親が浮かれてできた子供と推定される。
成績は良い方で、期末テストなどでも学年で上位をとっている。「進路絶望調査」では(1)東大 (2)京大 (3)一ツ橋と記載していることから、大学進学を考えているらしい。

[編集] 木野国也(きの くにや)

(声:寺島拓篤

出席番号8番。超負けず嫌い。
久藤と同じく図書委員で読書仲間。久藤の創作話によく感動させられているゆえに、一方的に強いライバル意識を燃やしている。文学観は久藤に比べると現代的でかつライトノベル調。作品の情感的側面なども幾分意識している点は、浪漫主義寄りな傾向もある。
私服のセンスがかなり悪い。制服も格好よく着崩そうとして詰め襟の上にTシャツやネクタイを着用する珍妙なスタイルを先駆ける。下着も常に勝負下着らしいがこれもまたセンスが悪い。酷いものになると街を歩くだけで周囲の人が立ちくらみを起こすほどになるが、本人は至って気にしておらず、宇宙人からはそのセンスが気に入られたこともある。ただし気が抜けている時は普通である。
九十八話で恩を着せられまいと焦った加賀愛にツンツンされて以来、彼女に好意を寄せている。当初「どこかのクラスの図書委員」と紹介されていたが、第九集で「さらっと」2年へ組に編入したことが判明。

[編集] 久藤准(くどう じゅん)

(声:水島大宙

出席番号9番。天才ストーリーテラー。
  • 人物・性格
本を読むのが好きで、世界中の本を読みたいと思っている。垂れ目と下睫毛が特徴。学校では麻菜実や木野と共に図書委員を務める。文学観はやや古風で写実主義寄りな傾向がある(そのためか作中で「サナトリウム文学は好きではない」と発言している)。読書家だけあって書籍に対する評価はかなり辛口。
また自身も話術にも長け、天才的なストーリーテリング能力を有しており、彼が創作した童話を聞いた人は皆感動し号泣してしまう(そのため望からは「心を読める」と勘違いされた)。そのことで木野にライバル視されているが、本人は気づいている様子すらない。また寝物語を語って周囲の人々をほぼ全員眠らせたこともある等、他人を感動させる以外にも様々なことが出来るようだ。その他にも古典落語も出来、高座にも上がるほどの腕前。普段は表情が少なく微笑んでいるか無表情かだが、落語をする際は多彩な声色と表情を見せる。
性格は温厚かつ冷静でマイペース。あびると同じく周囲の言動で呆れたり青ざめることも非常に少なく(第14集までで一コマのみ)、他人の暴走や発言に意見もしない(本を読んで聞いていない場合も多い)。そのため千里の暴走にも動じないだけでなく平然と対応し、巻き込まれること自体殆どない。
子供好きで面倒見が良い一面もあり、よくマリアや交を肩車して遊んであげるシーンがある。ちなみに学業成績も優秀で、温厚さやルックスの良さも相まって女子からの人気が高い。
百十二話で6代目絶望先生を襲名し、一コマで座をさとしに譲った。
料理も得意ならしく、147話ではペペロンチーノの作り方を本格的に説明していた。

[編集] その他
青山(あおやま)

(声:杉田智和

出席番号1番。眼鏡をかけた生徒。木野と仲が良く、よく一緒につるんでいる。制服の着崩しでは木野の案に影響を受けてしまい、詰め襟学生服の上にTシャツやネクタイを着用している。
望に無理矢理たすきを渡され2代目絶望先生に就任させられるも、「絶望した」を「絶望しよ」と言ってしまう。その後望と同じ格好をして少しでも絶望先生っぽく振舞おうとしたが、初代絶望先生との比較や、絶望思考における自らの資質不足に耐えられなくなり芳賀に3代目絶望先生のたすきを渡した。望と違い、世の中にささやかな希望を持っている。
芳賀(はが)

(声:水島大宙)

出席番号13番。よく木野や青山とつるんでいる生徒。2人と同様に詰め襟学生服の上にTシャツやネクタイを着用している。青山からたすきを渡されて3代目絶望先生に就任し、ちょっとエロい路線に進めていく。
本名不明(北欧)

(声:水島大宙)

坊主頭の生徒で、田中一郎と容姿が似ている。ほとんどの巻に出ているものの、モブキャラ的な扱いのため名前は判明していない。十九話ではピアスを付けていたため、「非難訓練」の時に「ピアス地蔵」と呼ばれた(この時以外ピアスは付けていない)。「北欧の美少女」なる本を発見されたことから「北欧」というあだ名をつけられた過去がある(ちなみにこの本は今でも所持しており、愛読している描写が見受けられる)。中学の頃は野球部だった。
天下り様
文部科学省の方から2年へ組に天下ってきた初老の男性。週に1回学校に来るだけで80万円、卒業すると3000万円貰えるらしい。本人曰く「(いわゆる天下りと違い)クラスの役に立ちたい」とのことだが、ろくでもないことを次々と提案する。初登場以来クラスに居ついたらしく、発言等は全くないものの、毎回教室のどこかに登場する。

[編集] 他の生徒

万世橋わたる(まんせいばし わたる)

(声:上田陽司

2年ほ組(へ組の隣)の男子生徒。外見や言動は典型的なオタク。クラスメイトからいじめられているらしい。硬派なオタクで、オタクとしてのアイデンティティーの一般化・低俗化を嫌い、アキバの現状を憂いている。性犯罪に走ろうとするオタクを成敗したことも。「萌え」ではなく「惚れ」を提唱している。現実の女性を避ける傾向にあり、付き合ったことも無い三次元の女性を卑下して女子陣から罵声を浴びせられる事も。本人曰く「より二次元に積極的なだけ」。
「妹系」にはこだわりがあるが、こちらもあくまで創作物に対するものであり、家が火事になり妹が逃げ遅れた際も、妹よりグッズの方を救い出していた(妹は無事消防隊員に救出されている)。なお、全焼した家は多額の保険料で豪邸に建て替えられ、文字通りの「焼け太り」となった。
元・関内太郎(せきうつ たろう)

(声:水島大宙

マリアに籍を売った関内太郎本人。常に眼と頭部が露出した帽子(?)を被っており、素顔は見せない。鹿児島県姶良郡牧園町(アシスタント前田君の出身地)出身、メソポタミア学園中学卒業、AB型、関内照三と言う名の父を持つ、などの履歴があった。しかしこの履歴も籍と共にマリアに売り渡し、ホームレスならぬクラスレスとして学校の廊下でダンボールハウス暮らしをしている。最近では路上で本当のホームレス生活をしている描写もある。勉強道具販売や授業代行、ノート写し、さらには臓器売買などで生活費を捻出している模様。
構想初期稿では『かってに改蔵』の坪内地丹が“元・坪内”としてこの役で登場しており、その名残りが小柄な体格や薄い頭髪に見られる。
三角、正方
丸井と同じく茶道部部員の女子。学年、クラスは不明。千里と同じく髪型が真ん中分けされて左右対称である。名前の描写は茶道部室に名札が掛かっているのみで、名指しで呼ばれる描写がないのでどちらが三角、正方であるかは原作では不明。
対象GUY(たいしょうがい)
後ろ髪が長く眼鏡をかけたさとし、前髪の先がカールしているかずのり、小太り気味のみきおの3人。久藤に恋した丸井に対して倍率1倍以下の恋を推奨するため望が用意したが、丸井には恋愛対象外だったためスルーされる。その後誰でもいいから彼氏が欲しいという丸井の前に再び現れたが恋愛対象外のためまたもスルーされる。そのため自分たちを自虐して対象GUYと呼んでいる。
鈴木(すずき)

(声:上田陽司)

元2年へ組の男子生徒。新年度は進級と言う形でクラスから去る。容姿が万世橋に似るが、真ん中分けの万世橋に対して鈴木は七三分け。将来はアニメ業界への就職を夢見ているらしく、「進路絶望調査」[48]では3つの進路希望欄全てに「萌々木アニメーション学院」と記載していた[49]。原作の名簿では「鈴木その」で名前が途切れていたが、アニメでは「鈴木その公」となっている。
田中一郎(たなか いちろう)

(声:水島大宙

元2年へ組の男子生徒。新年度は進級と言う形でクラスから去る。サッカー部員であるが、プロは絶望的。
マ太郎の友人の少女
時々マリアと一緒に登場する少女。マリアとは同郷らしいが、名前や来日の時期・経緯など詳細は一切不明。狙撃の技能を持ち、何度か望の命を狙って撃ったこともある。学校に在籍しているのか否かも定かではないが、百八話では教室ロッカーの後ろに隠れていた。百二話の糸色望争奪トーナメントで優勝したことがある(ただし望は全く面識がない)。
隣の校舎の一年生
カチューシャをした女子生徒。百二十九話に登場し、「好きです」と書いたラブレターを望に渡した。そのため、まとい・千里・あびるからマークされている。メイドカフェで働いている。正体は可符香[50]だが、真意は不明。

[編集] 教職員

新井智恵(あらい ちえ)

(声:矢島晶子

スクールカウンセラー。望のくだらぬ相談に付き合わされる役として登場したが、現在では相談役という設定はほとんど使われず、登場回数自体も少ない。
怒った時は目つきが恐く(望談)、言う時は言う性格。この特性が高じてSMの女王様的な一面を見せることも。風俗店で働いているかのような疑惑があるが、作中では曖昧に描写しているため真相は不明。あびる同様嘘をつくイメージがないキャラクター。実はナイスバディの持ち主。この学校の卒業生である模様。ハンドベルをしているらしく、自分のコンサートに望を誘っていた。アニメ1期では霧との絡みシーンが多々登場した。
甚六先生(じんろくせんせい)

(声:上田陽司

望の同僚である中年男性教師。ごく初期には雑誌の人物紹介欄にも登場しており、現在もサブレギュラーとしてたびたび登場している。
穏やかそうな風貌に反して、背中一面に般若の刺青が彫ってある。エイプリルフールには包帯の巻かれた頭を指して「傭兵時代受けた弾丸を摘出した」と嘘か真実か分からない台詞を言った。1日24時間全くスキを見せずマリアの盗撮をことごとくはねのけた。日本の主権の対象外な日本国固有領土に漂着して某国の警備隊に狙撃された望を、どこからかやって来て救出した(それだけでなく某国の基地を破壊した描写まである)。こうしたエピソードから、かなり激しい過去と戦闘能力を持っているようである。

[編集] 糸色家

信州県蔵井沢にある元禄からの由緒ある名家。明治以降に製糸業で財を成した旧財閥でもあり、本宅の敷地面積は東京ビッグ