朝日自動車
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 略称 | 朝日自動車、朝日バス、朝日タクシー |
| 本社所在地 |
〒344-0035 埼玉県春日部市谷原新田1201 |
| 本部所在地 |
〒131-0033 東京都墨田区向島1丁目33番12号 第2東武館5階 |
| 本店所在地 |
〒131-0045 東京都墨田区押上1丁目1番2号[1] 北緯35度42分37秒 東経139度48分45.9秒 / 北緯35.71028度 東経139.812750度 |
| 設立 | 1941年(昭和16年)1月11日(アサヒ自動車) |
| 業種 | 陸運業 |
| 法人番号 | 6010601008303 |
| 事業内容 |
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| 代表者 | 柏倉 則行 |
| 資本金 | 4,912万円 |
| 純利益 |
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| 総資産 |
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| 従業員数 | 558名(2025年4月1日) |
| 主要株主 | 東武鉄道 |
| 主要子会社 | 朝日自動車グループを参照 |
| 外部リンク |
www |

朝日自動車株式会社(あさひじどうしゃ、英: ASAHI Motor Corporation)は、埼玉県春日部市に本社、東京都墨田区に管理本部を置き、埼玉県・茨城県などでタクシーおよび路線バス事業を営む企業。東武グループに属し、東武鉄道の連結子会社であるとともに、現在では東武グループのバス・タクシー事業者による朝日自動車グループをまとめる統括事業者に位置づけられている。タクシーは埼玉県などの東武鉄道沿線、路線バスは主に埼玉県東部の東武伊勢崎線・日光線沿線を中心とした地域で事業展開する。
埼玉県より「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)」に基づく指定地方公共機関にバス事業者として指定されている。
沿革
[ソースを編集]
- 1941年(昭和16年)1月11日 - 茨城県土浦市にて創業(アサヒ自動車)、乗合・乗用旅客事業を営業。
- 1944年(昭和19年) - 太平洋戦争下の陸運統制令により、乗合部門を常総鉄道(現在の関東鉄道)に統合。残った乗用部門は埼玉県へ移転。
- 1949年(昭和24年) - 貸切事業開始。
- 1954年(昭和29年) - 東武鉄道駅構内のタクシー事業を一部譲受。
- 1993年(平成5年) - 茨城県猿島郡五霞村(現・五霞町)より、幸手駅 - 五霞間の廃止代替バスを受託。
- この時点では、貸切免許(いわゆる21条バス)であった。東武バス境営業所(茨城県)の移転により余剰となった旧車庫を利用。
- 1994年(平成6年) - 東武鉄道から一部路線(古河駅西口 - 境車庫)の移管を受け、乗合免許によるバス事業を開始。
- 1995年(平成7年)4月 - さくら観光自動車を合併。
- 1999年(平成11年)から2002年(平成14年)にかけて、次々と東武バスから営業所が移管。以下、()内は移管元の東武の営業所・出張所名。
- 1999年(平成11年)10月:久喜(幸手出張所)、太田(太田出張所)。
- 2000年(平成12年)
- 4月:境(境出張所)、加須(加須営業所)、本庄(本庄出張所)。
- 10月:越谷(越谷営業所)、春日部(春日部出張所)、加須(行田出張所)。
- 2002年(平成14年)4月:菖蒲(菖蒲出張所)。菖蒲営業所開設以降は、東武バス自体の分社化により一段落している。
- 2002年(平成14年)3月:春日部営業所を閉鎖。路線は杉戸と越谷へ移管。
- 2008年(平成20年)11月30日をもって、境営業所、杉戸営業所での貸切バス事業を終了。朝日自動車本体での貸切バス事業はなくなった(越谷、加須、久喜、杉戸、菖蒲、本庄の営業所で、路線バスタイプの車両を用いた貸切バス事業は継続)。
- 2019年(令和元年)12月23日 - バスロケーションシステム『朝日自動車バスナビ』を導入[3]。
- 2024年(令和6年)9月12日 - X公式アカウントを開設。同年9月30日、埼玉県の指定地方公共機関に指定[4]。
- 2025年(令和7年)12月13日 - 蓮田市の蓮田市総合市民体育館(パルシー)にて朝日自動車グループ魅力発見DAYを開催。グループとしては初の大規模イベントで、グループ8社の車両展示、グッズ販売、合同会社説明会などを実施した。
- 2026年(令和8年)
事業所
[ソースを編集]- 管理本部:東京都墨田区向島一丁目33番12号 第二東武館5階(グループ会社の統轄業務を行う)
- 本社事務所:埼玉県春日部市谷原新田1201
営業所
[ソースを編集]- 越谷営業所(乗合バス、貸切バス) - 現在地に営業所を開設した当初は、草加営業所のタクシーの無線配車も行っていた。
- 杉戸営業所(乗合バス、貸切バス、タクシー) ※バスは、2026年4月15日付で春日部営業所に移管予定[7]
- 加須営業所(乗合バス、貸切バス、タクシー)
- 久喜営業所(乗合バス、貸切バス、労働組合) - 2022年7月14日までは、タクシーも営業していた[8]。
- 本庄営業所(乗合バス、貸切バス、タクシー)
- 境営業所(乗合バス、タクシー)
- 太田営業所(乗合バス、タクシー)
- 菖蒲営業所(乗合バス、貸切バス)
- 春日部営業所(2代。乗合バス、貸切バス)…2026年4月15日に杉戸営業所より移管を受け、バス営業開始予定[7]
桐生朝日自動車担当営業所
[ソースを編集]グループの桐生朝日自動車も、朝日自動車と同様に「朝日タクシー」のブランド名でタクシー事業を行っている。
- 桐生営業所(桐生朝日自動車本社)
廃止された営業所
[ソースを編集]- (旧)春日部営業所(バス) - 路線は越谷・杉戸営業所へ移管。営業所跡地は春日部共栄高校のグラウンドとなっている。
- 野田営業所(タクシー) - 2022年3月20日をもって営業終了[10]、京成タクシーホールディングス傘下へ譲渡[11]。現・京成タクシーウエスト野田営業所[注釈 1]。
- 北越谷営業所(タクシー)- 2026年3月10日をもって営業終了[6]。
以下は公式サイトの営業所一覧にないため、廃止されたものとして扱う。
- 草加営業所(タクシー) - 無線配車は北越谷営業所、開設当初は南越谷駅 - 花田・越谷市立図書館線のバス運行も担当していた。
- 羽生案内所(タクシー) - 運行管理および無線配車は加須営業所。
- 古河営業所(タクシー) - 運行管理および無線配車は境営業所。
- 薮塚営業所(タクシー) - 無線配車は太田営業所。
- 大泉案内所(タクシー) - 運行管理および無線配車は太田営業所。施設は現存し、西小泉駅前の待機所として使用。
- 韮川案内所(タクシー) - 運行管理および無線配車は太田営業所。
- 川越営業所(タクシー)
- 館林営業所(タクシー)
- 本中野駅構内案内所(タクシー) - 運行管理および無線配車は館林営業所。
- 足利営業所(タクシー)
- 助戸営業所(タクシー) - 運行管理および無線配車は足利営業所。
- 江戸川台営業所(タクシー) - 無線配車は野田営業所。2015年1月25日に野田営業所に統合。
- 大間々営業所(タクシー、桐生朝日自動車) - 閉鎖時期等詳細不明
コミュニティバス
[ソースを編集]朝日自動車では、以下の自治体のコミュニティバスを運行受託している[12]。※印は全路線受託ではなく、他社受託路線もある。
東京都
[ソースを編集]埼玉県
[ソースを編集]千葉県
[ソースを編集]茨城県
[ソースを編集]車両
[ソースを編集]
車種:日産・セドリック営業車

2020年6月現在の車両数は、路線バス314両、貸切バス6両、 特定バス21両、タクシー100両[13]。
タクシー
[ソースを編集]現在の主力車両はプリウスαおよびジャパンタクシー。その他在籍する(またはしていた)車両として、クラウンコンフォート・デラックスAパッケージ、セドリック・カスタム、コンフォートなど。日産車は1999年までグロリアを導入。またかつては法人タクシーでは珍しい6気筒エンジン搭載のセドリック/グロリア・クラシック(黒塗り)が存在した。群馬県内の一部営業所では、コンフォートが小型車料金で導入されていた[注釈 2]。
車色は黒一色(現行塗装)または、クリーム色に藍色の帯を巻いたもの(旧塗装。2026年3月30日現在、3台のみ残存[15])。車体表記の文字等は金色となっている。
路線バス
[ソースを編集]中型車が主流である。ほとんどがオートマチック車で、マニュアル車は少ない[要出典]。
大型車は、越谷、菖蒲、加須、境、太田の各営業所に配置されている[16]。
その他小型車の配置もある。
メーカー別では日野・いすゞが大半を占める。他は三菱ふそう車が菖蒲営業所に、日産ディーゼル車は本庄・太田にそれぞれ導入されたが現存しない。コミュニティバス用にはBYD車(J6)およびトヨタ車(ハイエース)も使用される。
2023年度末時点で乗合バス車両の100 %がノンステップバス(適用除外車両を除く)である[17]。かつてはワンステップ車が主流であった。
車両デザインは白地に赤い半円(楕円)を窓下に配し、その周りに青い線が巻かれている。赤い部分に白抜き斜体で「ASAHI」と入る。1998年に登場したデザインで、翌1999年末頃からは旧塗装車(1993年以降に製造された車両)の塗り替えもされている。初期に新塗装化された車両については、「ASAHI」の文字が小ぶりだったが、2001年以降の新塗装化施工車および増備車については「ASAHI」の文字が大きめになった。
旧塗装は濃い青と薄いグレーだった。東武バスから路線とともに移管された車両には、東武バスカラーのまま表記のみ「朝日バス」と書きかえて使われたものもあった。
なお、現行路線車と共通のデザインは同じ東武系列(朝日自動車グループ)の川越観光自動車(1998年から)、国際ハイヤー(現・国際十王交通、同所でバス事業開始の2001年から)、関越交通でも導入している。また日光交通でもグループ内移籍等により導入されている。一方、グループ内でも茨城急行自動車、阪東自動車では朝日カラーは導入されていない。
廃車車両は関越交通、日光交通など朝日グループ内の移籍や弘南バス、グリーン観光バスなど地方のバス事業者へ転売されている。また朝日自動車内で経年車を置き換えるため、自動車NOx・PM法の規制対象区域内から規制対象外地域の営業所への移籍もされている。
貸切バス
[ソースを編集]貸切バスは路線バス車両を用いており、貸切専用車はない[18]。
社番
[ソースを編集]| 2 | 492 |
|---|---|
| 記号 | 固有番号 |
- 記号
- 1000番台…小型車
- 2000番台…中型車[注釈 3]
- 3000番台…導入当初からの生え抜きの貸切登録車
- 5000番台…大型車
- 固有番号
- 001から999までの連番
上記の法則により、「2492」は中型車の492号車ということになる。
ギャラリー
[ソースを編集]- 大型車(エルガ)
- 小型車(ポンチョ)
- 小型車(リエッセ)
- ツーステップ時代は前後扉であった(エルガミオ)
- かつて存在した日産ディーゼル車 (RM)
- クラウンコンフォートとコンフォート
運賃・定期券
[ソースを編集]バス運賃は現金・ICカード共に支払いでは10円単位となる[21]。以前は一部区間で、利用促進を図るため特別初乗り運賃としてワンコイン(100円)を実施していた[22][23]。
ICカードPASMOは2007年12月15日の越谷営業所を最初に順次導入され、2009年2月21日の太田営業所をもって全営業所へ導入された。交通系ICカード全国相互利用サービスに対応しており、Suicaなども共通利用可能。PASMO・Suica利用時の「バス利用特典サービス(バス特)」は2021年3月31日にサービスを終了した[24]。ICカード導入前は、バス共通カードが、東武鉄道から移管される前から利用可能であった(すでに利用・払戻とも終了している)[25]。
定期券は従来からの紙式(通勤・通学、1か月または3か月)のほか、ウェルネットが提供するスマートフォンアプリ「バスもり!」によるスマホ定期券(降車時に表示画面を乗務員に提示する。通勤定期のみ)をコミュニティバスを除く全路線で導入している[26]。PASMO・SuicaによるIC定期券は導入されていない。
他に特殊な定期券として以下の2つがある。いずれも対象者を限って一定範囲のバスが乗り放題となるもの[注釈 4]。期限は6か月または1年。
脚注
[ソースを編集]注釈
[ソースを編集]出典
[ソースを編集]- ↑ “朝日自動車株式会社の情報”. 法人番号公表サイト. 国税庁. 2026年1月6日閲覧。
- 1 2 朝日自動車株式会社 第119期決算公告
- ↑ “バス位置情報システムの導入”. 朝日自動車 (2019年12月23日). 2023年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月19日閲覧。
- ↑ 埼玉県. “国民保護法に基づく指定地方公共機関”. 埼玉県. 2026年4月12日閲覧。
- 1 2 “本社事務所の移転について”. 朝日自動車株式会社 (2026年2月10日). 2026年2月12日閲覧。
- 1 2 “北越谷営業所(タクシー事業・定期券発売)の営業終了について”. 朝日自動車株式会社. 2026年3月10日閲覧。
- 1 2 “ダイヤ改正および営業所移管について(春日部駅発着路線)”. 朝日自動車株式会社 (2026年4月1日). 2026年4月1日閲覧。
- ↑ “久喜営業所(タクシー事業)の営業終了について”. 朝日自動車. 2022年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月28日閲覧。
- ↑ “特定開発事業 29-13 一般乗合旅客自動車運送事業施設 (谷原新田)”. 春日部市. 2023年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月8日閲覧。
- ↑ 『野田営業所(タクシー事業)の営業終了について』(プレスリリース)朝日自動車株式会社、2022年3月15日。オリジナルの2022年3月26日時点におけるアーカイブ。
- 1 2 京成タクシー東葛 野田営業所 営業開始 - 京成タクシー東葛株式会社(2022年3月18日)。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 コミュニティバス 朝日自動車
- ↑ “朝日自動車バス・タクシー全車両でのクレベリンによるウイルス感染対策の実施について”. 朝日自動車. 2020年6月19日閲覧。
- ↑ 『小田原地区・群馬県A地区・B地区及び山梨県A地区のタクシー運賃改定について』(プレスリリース)国土交通省関東運輸局、2017年3月15日。
- ↑ “朝日自動車株式会社のX(2026年3月30日17:04)”. 2026年4月1日閲覧。
- ↑ “朝日自動車株式会社のX(2025年6月27日13時00分)”. X (2025年6月27日). 2025年9月7日閲覧。
- ↑ “移動等円滑化取組計画書”. 朝日自動車株式会社 (2024年6月). 2024年8月24日閲覧。
- ↑ “貸切バス”. 朝日自動車株式会社. 2026年3月9日閲覧。
- ↑ @asahi_jidousha「【社内蔵出し写真シリーズ 第1弾】」2026年1月19日。X(旧Twitter)より2026年3月9日閲覧。
- ↑ @asahi_jidousha「【社内蔵出し写真シリーズ 第2弾】」2026年1月23日。X(旧Twitter)より2026年3月9日閲覧。
- ↑ “群馬県、茨城県・千葉県内の路線バス運賃改定について ※追記あり”. 朝日自動車 (2025年4月1日). 2025年4月14日閲覧。
- ↑ “特別初乗り運賃の廃止について(お知らせ)”. 朝日自動車 (2018年2月19日). 2020年6月19日閲覧。
- ↑ 2021年3月31日“「吉川駅北口」停留所~「野尻」停留所間 特別初乗り運賃 廃止のお知らせ”. 朝日自動車. 2022年10月20日閲覧。
- ↑ “【重要】バス利用特典サービス終了のお知らせ”. 朝日自動車. 2022年10月20日閲覧。
- ↑ “バス共通カード払戻し期間終了のお知らせ”. 朝日自動車. 2022年10月20日閲覧。
- ↑ “運賃・定期券”. 朝日自動車. 2022年10月20日閲覧。
- ↑ “朝日自動車株式会社「特殊通学定期券」”. 朝日自動車. 2016年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月20日閲覧。
- ↑ “朝日自動車グループ「共通学生フリーパス」”. 朝日自動車. 2017年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月20日閲覧。
参考文献
[ソースを編集]- 『バスジャパン ハンドブックシリーズ R54 朝日自動車』BJエディターズ/星雲社、2005年1月1日。ISBN 4-4340-5322-1
- 『バスジャパン ハンドブックシリーズ S91 朝日バス』BJエディターズ/星雲社、2016年5月1日。ISBN 978-4-434-21882-8
- 『バスジャパン ハンドブックシリーズ R52 東武バス』BJエディターズ/星雲社、2004年5月1日。ISBN 4-4340-4072-3
- 『バスジャパン ハンドブックシリーズ S89 東武バス 東野バス』BJエディターズ/星雲社、2015年9月1日。ISBN 978-4-434-20266-7
関連項目
[ソースを編集]外部リンク
[ソースを編集]- 朝日自動車株式会社
- コミュニティバス - 朝日自動車
- 朝日自動車株式会社 (@asahi_jidousha) - X(旧Twitter)
- 東武グループ バスのご案内 - 東武鉄道