湘南神奈交バス
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
〒257-0031 神奈川県秦野市曽屋620-1 |
| 設立 | 1995年12月22日 |
| 業種 | 陸運業 |
| 法人番号 | 9021001036650 |
| 主要株主 | 神奈川中央交通株式会社 |
湘南神奈交バス(しょうなんかなこうバス)は、神奈川県秦野市を中心に路線バスおよび貸切バス事業を行っているバス会社であり、神奈川中央交通(神奈中バス)の子会社であった。コーポレートカラーは黄。自社車両に表記される営業所の略号は「か」を用いていた。
目次
概要[編集]
各神奈交バスの中で最初に誕生した会社であるが、当初の目的は箱根登山鉄道(当時)の秦野地区のバス路線を神奈中サイドへ移管するための受け皿であった。そのため、他の神奈交と若干異なり、自社独自の直轄路線を持っている。かつてはいくつかの営業所を持っていたが、のちに地域ごとに分社化され、現在は2営業所体制になっている。基本的には神奈中バスの不採算路線の移管を受けて営業を行っており、神奈中バス本体の路線の運行管理の受託も事業の一つとなっている。2016年8月16日より空港リムジンバス・都市間高速バス・深夜急行バスの運行を移管されている。
沿革[編集]
- 1995年12月22日 湘南神奈交バスを設立する。
- 1996年4月1日 箱根登山鉄道より、渋沢駅近辺の路線を移管され路線バス事業を開始する。
- 2008年11月24日 - 湘南神奈交バス平塚営業所管内にてPASMO運用開始
- 2009年3月15日 - 湘南神奈交バス秦野営業所管内全路線にてPASMO運用開始
- 2012年10月29日 - 秦野営業所管轄の全路線(二宮町コミュニティバスを除く)で乗降方法を「前乗り後払い方式」から「中乗り後払い方式」に変更[1]。
- 2013年6月24日 - 平塚営業所管轄の全路線(平塚市シャトルバス・寒川町コミュニティバスを除く)で乗降方法を「中乗り・前降り・運賃後払い方式」に変更[2]。
- 2016年8月16日 - 下記の空港リムジンバス・都市間高速バス・深夜急行バスが神奈川中央交通から移管された[3]。
- 田村車庫・本厚木~羽田空港線
- 海老名~羽田空港線
- 田村車庫・本厚木~成田空港線
- 相模大野・町田~成田空港線(一部のみ)
- 茅ヶ崎・辻堂・藤沢・戸塚~成田空港線
- 藤沢・辻堂・本厚木~富士急ハイランド・河口湖線
- 町田・橋本~富士急ハイランド・河口湖線
- 深夜急行バス 東京・新宿~平塚線
- 深夜急行バス 東京・新宿~本厚木線
- 2017年1月1日 - 神奈中グループのバス事業再編に伴い、津久井神奈交バスを吸収合併の上、社名を神奈川中央交通西に変更。湘南神奈交バス自社路線は神奈川中央交通西の自社路線とななった[4]。
本社・営業所[編集]
本項では、神奈川中央交通西直轄の路線についてのみ解説する。それ以外の路線は、神奈中の各営業所の項目を参照されたい。
本社[編集]
- 神奈川県秦野市曽屋字高砂626-1(神奈川中央交通伊勢原営業所秦野操車所の同一構内)
秦野営業所[編集]
会社再編前の2016年までは系統番号の頭文字に神(読み:かなこう)を用いていたが、現在は以下のように改められている。
- 神奈川県秦野市(神奈川中央交通伊勢原営業所秦野操車所と同一)
- 下記の「神」以外の所管系統は神奈川中央交通からの受託路線。
- 秦07(神07) 秦野駅 - 白笹稲荷神社(2月の初午祭のときのみ運行)
- 秦55(神01) 秦野駅 - 土橋 - 渋沢駅北口
- 二34(神11) 二宮駅北口→二宮高校→団地中央→中央公園前→緑が丘南→緑が丘三丁目→緑が丘二丁目→団地中央→二宮高校→二宮駅北口(湘南緑が丘循環)
- 二37(神10) 二宮駅北口→二宮高校→中央公園前→緑が丘南→緑が丘三丁目→緑が丘二丁目→二宮高校→二宮駅北口(湘南緑が丘循環)
- 二39(神13) 中央公園前→緑が丘南→緑が丘三丁目→緑が丘二丁目→団地中央→二宮高校→二宮駅北口
- 二43(神12) 中央公園前→緑が丘南→緑が丘三丁目→緑が丘二丁目→二宮高校→二宮駅北口
- 二44(神15) 二宮駅北口→二宮高校→団地中央→中央公園前→緑が丘南→緑が丘三丁目→緑が丘二丁目
- 二45(神14) 二宮駅北口→二宮高校→中央公園前→緑が丘南→緑が丘三丁目→緑が丘二丁目
- 二宮町コミュニティバス
平塚営業所[編集]
- 神奈川県平塚市(神奈川中央交通伊勢原営業所平塚操車所と同一)
- 平塚駅南口発着路線及び、平67系統「平塚駅北口 - 神明経由 - 田村車庫」線の平日3往復を除いて、全て神奈川中央交通伊勢原営業所平塚操車所からの受託路線。
- 2016年8月16日より下記の空港リムジンバス・都市間高速バス・深夜急行バスを神奈川中央交通から移管された。
- 田村車庫・本厚木~羽田空港線
- 海老名~羽田空港線
- 田村車庫・本厚木~成田空港線
- 相模大野・町田~成田空港線(神奈川中央交通相模原営業所と共管)
- 藤沢・辻堂・本厚木~富士急ハイランド・河口湖線
- 町田・橋本~富士急ハイランド・河口湖線
- 深夜急行バス 東京・新宿~平塚線
- 深夜急行バス 東京・新宿~本厚木線
廃止路線[編集]
- 神02:渋沢駅 - 松田ランド(神06系統の区間路線)
- 2011年9月30日 神02系統の運行を終了する。
- 2011年10月1日 神02系統を廃止する。
- 神03:渋沢駅南口 - みくるべ
- 2011年9月30日 神03系統の運行を終了する。
- 2011年10月1日 神03系統を廃止する。
- 神04:渋沢駅 - 松田ランド - 新松田駅(神06系統の区間路線)
- 2011年9月25日 神04系統の運行を終了する(土休日のみ運行)。
- 2011年10月1日 神04系統を廃止する。
上記の3系統については、再編の見込みがない路線として退出等意向の申出が行なわれた[5]。資料によれば、神02・神03系統の平均乗車密度は2.3人、神04系統の平均乗車密度は1.9人となっている[5]。2011年9月30日までに、各路線について方向性を決定する予定である[5]。2011年8月30日開催の神奈川県生活交通確保対策地域協議会湘南足柄上地域分科会において、新たな交通確保策が実施されることになったために2011年9月30日をもって退出(廃止)が決定した[6]。
- 神05:秦野駅 - 土橋(神01系統の区間路線)
- 2011年3月22日 路線を廃止する[7]。
- 神06:秦野駅 - 渋沢駅 - 松田ランド - 新松田駅
- 1996年4月1日 箱根登山鉄道から路線を移管される。
- 2002年11月25日 神06系統を廃止する。
- 神08:峠 - 渋沢駅 - 若竹の泉
- 2003年12月1日 路線を廃止する。
- 神09:渋沢駅 - 若竹の泉
- 2002年11月25日 路線を廃止する。
撤退・他社に移管された路線[編集]
他社に移管された路線[編集]
高速バス運行を神奈川中央交通から移管されていたが、2008年6月16日より横浜神奈交バスに移管された[8]。
- 中宮寺東口は横浜発のみ経由。
- 2008年10月1日からは奈良交通(奈良 - 千葉線)に路線吸収され、事実上撤退となる。
- ハーバーライト大阪号(西日本ジェイアールバスと共同運行)
- ハーバーライト京都号(西日本ジェイアールバスと共同運行)
- 本郷車庫・港南台駅・上大岡駅・横浜駅東口・町田バスセンター・本厚木駅 - 京都駅中央口
- 茅ヶ崎・辻堂・藤沢・戸塚~成田空港線
- 2016年9月30日まで運行。以降は成田空港交通が単独運行。
これより前に撤退した路線[編集]
- 本厚木・町田・横浜 - 盛岡線(岩手県交通と共同運行)
- 概説
- 本路線は、鉄道では直行できない岩手県と神奈川県を結ぶ路線であった。当初は岩手県交通とジェイアールバス東北の2社が参入を希望したが、その後両社間の調整で、別路線への参入を条件にジェイアールバス東北は本路線への参入を見送ることになった[9]。検討段階から交通ジャーナリストの鈴木文彦が市場調査などで直接的に関わっており[10]、盛岡での開業初日のテープカットでは鈴木も招待されていた[10]。
- 全席指定制(学生割引運賃設定あり)であった。
- 使用車両
- 独立3列シート便所付きのスーパーハイデッカーが使用されていた。運行開始当初の神奈中は三菱エアロクィーンMを使用していた。神奈中は他の路線と異なり厚木営業所が担当していたが、車両更新時には三菱エアロクィーンIに代替されると同時に横浜営業所に移管された(岩手県交通の車両は引き続き神奈中厚木営業所に入庫)。さらに湘南神奈交バスに移管された後、2005年の撤退時に岩手県交通に譲渡され、塗装変更の上本路線で使用されていた。
| 年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
| 2002(平成14)年度 | 364 | 727 | 12,129 | 33.3 | 16.7 |
| 2003(平成15)年度 | 366 | 732 | 12,146 | 33.2 | 16.6 |
| 2004(平成16)年度 | 365 | 729 | 11,828 | 32.4 | 16.2 |
| 2005(平成17)年度 | 365 | 729 | 11,931 | 32.7 | 16.4 |
車両[編集]
設立当初は全て神奈中から移籍した三菱エアロミディのみ6台であった。その後小型車両の配置や大型車の移籍もあり、新車の直接投入も行なわれている。平塚には契約貸切車が5台配置されているが、いずれも神奈中から移籍した車両である。
平塚管内の路線車両は現在大型車であるが、秦野管内では狭隘路線が多いことから日野レインボーRB(引退済み)や三菱エアロミディMEといった、車幅2mクラスの車両も導入されている。平塚管内の中型車は2015年3月まで廃車。二宮町コミュニティバスは三菱ふそう・エアロミディの専用ラッピングバスを使用していたが、2017年2月7日に老朽化により一般塗装車で使用されている。
その他[編集]
営業開始当初から傘・スナック菓子・パン等の車内販売をしており、当初は斬新な試みとしてマスコミにも取り上げられ、バスに乗車しなくても折返所などで長時間停車中の場合に限り、売店のみの利用も出来た。販売品目には米もあったが、2004年までは食料法により、米の販売には県知事への登録が義務付けられていたため、これらは売店の設置された各車両を米穀小売販売業者の店舗として神奈川県知事へ正式に登録し、車内にも登録証が掲示されていた[12]。その後、ほとんどの神奈交バスの施策となっていたが、様々な事情により、2008年3月31日限りで傘や乗車券類を除く車内販売を廃止した。
注記[編集]
- ^ 秦野営業所管内のバス乗降方法の変更について 2012年9月28日 神奈川中央交通
- ^ 平塚営業所管内のバス乗降方法の変更について 2013年5月 神奈川中央交通
- ^ 空港リムジンバス・都市間高速バス・深夜急行バス運行会社変更のお知らせ
- ^ 神奈中グループバス会社の会社名・営業所名の変更について 2016年12月26日 神奈川中央交通
- ^ a b c 神奈川県公式サイト内バス路線の退出等意向申出に関する調査結果及び分科会の設置についての中の添付資料「退出意向申出2」による。
- ^ 神奈川県公式サイト内湘南・足柄上地域分科会(平成23年8月30日開催)より。
- ^ 神奈中公式サイト「土橋系統のダイヤ改正について」による。[リンク切れ]
- ^ 公式サイト「高速バス運行会社変更のお知らせ 」による。[リンク切れ]
- ^ 鈴木文彦『新版・高速バス大百科』p182
- ^ a b 鈴木文彦『新版・高速バス大百科』p38
- ^ 夜行高速バス『盛岡横浜線』路線廃止のお知らせ - 岩手県交通公式サイト、2016年3月5日閲覧
- ^ 車内の売店をスーパーマーケット「神奈中ストア」の店舗扱いとすることで対応した。
参考文献[編集]
- バスラマ・インターナショナル68号(ユーザー訪問・神奈川中央交通)
- バス・ジャパン・ハンドブックシリーズR・57「神奈川中央交通」
外部リンク[編集]
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