羽田京急バス東京営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
羽田京急バスから転送)
移動先: 案内検索
羽田京急バス株式会社
Haneda Keikyu Bus Co., Ltd.
Haneda-Keikyu-bus-NH3749.jpg
東京営業所所属車両 (NH3749)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
144-0043
東京都大田区羽田4丁目1番1号
本店所在地 108-8625
東京都港区高輪2丁目20番20号
京浜急行電鉄本社内
設立 1999年4月1日
(京急バス株式会社)
業種 陸運業
事業内容 乗合バス事業・特定バス事業他
代表者 代表取締役社長 岩田信夫
主要株主 京浜急行バス 100%
外部リンク http://www.keikyu-bus.co.jp/
テンプレートを表示

羽田京急バス東京営業所(はねだけいきゅうバスとうきょうえいぎょうしょ)は、京浜急行バスの子会社である羽田京急バスの路線バスのうち、東京都品川区大田区京急本線京急空港線沿線を中心とした路線と品川駅横浜駅を発着する高速バスを所管する営業所である。京急空港線穴守稲荷駅に程近く、親会社である京浜急行バスの羽田営業所と隣接していた(2012年11月30日をもって京浜急行バス羽田営業所は閉鎖)。その他、穴守橋付近に高速バス車両を留め置けるスペースがあるが、この場所は近く閉鎖され、同じ京急グループの京急EXインが出店することが発表されている[1]

自社路線の他に、親会社の京浜急行バスから路線の運行管理を受託しているが、将来は全ての路線を移管させることが計画されている。なお、車内放送は設立当時の会社名「京急バス」のまま変わっていない。羽田空港発着路線では車内放送や案内表示器で日本語のほか、英語による案内も行われている。営業所固有記号はNH。尚、京浜急行バスからの運行委託車はHを付けているが、羽田営業所閉鎖によりH表記車は運行委託車のみとなった。

沿革[編集]

  • 1999年(平成11年)4月1日 - 京浜急行電鉄の完全子会社として京急バス株式会社が設立され、京急自動車事業本部羽田営業所所管だった東京都および神奈川県川崎市内の一般路線、および大森営業所から一部の路線を移管。京急バス東京営業所となる。
  • 2002年(平成14年)9月1日 - 京急電鉄からの管理委託の形で、京浜島営業所横羽線を移管される。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月1日 - 会社名を羽田京急バスに変更[2]、羽田京急バス東京営業所となる。
    • 7月1日 - 京浜急行電鉄から東京 - 宮古線を移管。
    • 10月1日 - 京浜急行バス株式会社の設立に伴い、京急本体が保有していた株式を移転。羽田京急バスは京浜急行バスの子会社(京急本体からは孫会社)に変わる。
  • 2005年(平成17年)3月16日 - 京浜急行バスから高速バス2路線(東京 - 大阪線、東京 - 津山・岡山・倉敷線)を移管。
  • 2007年(平成19年)3月18日 - PASMO導入。
  • 2008年(平成20年)3月16日 - 京急観光バス清算に伴い、高速バス2路線(東京 - 青森線、東京 - 徳島線)を移管。
  • 2010年(平成22年)
    • 2月28日 - この日の運行をもって高速バス「ラ・フォーレ号」(東京 - 青森線)の運行から撤退。
    • 10月21日 - 羽田空港国際線旅客ターミナル完成に伴い、羽田空港発着便を中心としたダイヤ改正を実施。
  • 2013年(平成25年)11月25日 - 貸切事業免許を取得し、一部車両に「SNH」の車両が登場。京浜急行バス大森営業所から一部の貸切仕業を受託。
  • 2015年(平成27年)
    • 4月1日 - 貸切用の一部車両を特定登録に変更、社番が「TNH」となる。
    • 9月30日 - この日の運行をもって高速バス「ルブラン号」の運行から撤退。

所管系統[編集]

大森 - 羽田空港線[編集]

  • 森11:大森駅東口 - 大森海岸駅 - 平和島駅 - 北糀谷 - 六間堀 - 羽田空港新国際線ターミナル(早朝バス・深夜バス)
  • 森21:大森駅東口 - 大森海岸駅 - 平和島駅 - 北糀谷 - 六間堀 - 羽田空港新国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
  • 森21:大森駅東口 - 大森海岸駅 - 平和島駅 - 北糀谷 - 六間堀 - 天空橋駅 - 羽田車庫
  • 森23:大森駅東口 → 大森海岸駅 → 平和島駅 → 北糀谷 → 羽田車庫

大森駅と羽田空港・羽田車庫を産業道路経由で結ぶ路線。京浜急行電鉄東京営業所時代の1950年(昭和25年)に運行を開始したとの記録があり、65年の歴史を有する。

森11系統は早朝バス・深夜バスの路線で、早朝に大森駅東口発便が、深夜に羽田空港発便がそれぞれ運行される。基本的には森21系統と同じ経路で運行されるが、羽田空港国内線ターミナルが終着ではなく、羽田空港国際線ターミナルが終着となっている。深夜バス・早朝バスのため乗車には割増運賃が適用される。

森21系統は大森駅東口から平和島駅・六間堀経由で羽田空港を結ぶ路線である。森11系統と異なり、日中時間帯も運行され、羽田空港国内線ターミナルを経由する。朝晩に入出庫便として羽田車庫発着の便が設定されている。

森23系統は夜間に運行される大森駅東口から羽田車庫への入庫便である。森21系統とは異なり六間堀を経由せず、大鳥居交差点を左折して最短ルートで羽田車庫へ向かう。現在は羽田車庫発の便は設定されていない。

なお京浜急行電鉄時代には、大森駅から先東急バスの池上線と似た経路で東急東横線田園調布駅まで行く園11系統も存在し、1976年(昭和51年)までは東急との相互乗り入れも行われていた。同系統は1998年3月に廃止、大森駅 - 羽田空港の区間を森21系統と統合された。

蒲田 - 羽田空港線[編集]

  • 蒲30:蒲田駅東口 - (←京急蒲田/京急蒲田駅→) - 糀谷駅 - 大鳥居 - 六間堀 - 羽田空港国際線ターミナル(早朝バス・深夜バス)
  • 蒲31:蒲田駅東口 - (←京急蒲田/京急蒲田駅→) - 糀谷駅 - 大鳥居 - 六間堀 - 羽田空港国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
  • 蒲31:蒲田駅東口 - (←京急蒲田/京急蒲田駅→) - 糀谷駅 - 大鳥居 - 六間堀 - 天空橋駅 - 穴守稲荷 - 羽田車庫
  • 蒲33:蒲田駅東口 - (←京急蒲田/京急蒲田駅→) - 糀谷駅 - 大鳥居 - (環八経由) - 羽田車庫

JR蒲田駅から環八通りと産業道路を経由し、羽田空港または羽田車庫へ至る路線である。この系統の歴史は戦前の京浜電気鉄道時代まで遡り、1930年(昭和5年)に蒲田駅と稲荷橋の間で営業を始め、翌1931年(昭和6年)には東京飛行場前まで延長されたという記録が残っている[3]。戦争により一時休止されるが、京浜急行電鉄品川営業所時代の1950年(昭和25年)に再開され、現在まで続く路線の基礎ができた。

羽田空港へ行く路線としては、後述する萩中経由の蒲40・41系統も存在しているが、蒲40・41系統が蒲田女子高・萩中を経由するのに対し、蒲30・31系統は南蒲田交差点から大鳥居まで環八通りを通行し、日の出通り・糀谷駅を経由、京急空港線と並行する。なお蒲31系統の一部便は六間堀・天空橋駅経由で羽田車庫発着となっている。また、大鳥居から環八通りをまっすぐ羽田車庫へ向かう蒲33系統も存在する。

蒲30系統は2010年(平成22年)10月21日の国際線ターミナル開業に伴い新設された蒲田駅東口発着の早朝バス・深夜バスである。経路は蒲31系統とほぼ同一であるが、大森駅東口発着の森11系統と同じく、羽田空港国内線ターミナルへは向かわず、羽田空港国際線ターミナルが終着となっている。

2012年2月25日には、蒲田駅発の全系統に対して、あやめ橋を経由するルート変更が行なわれた(萩中線と六郷線は蒲田五丁目を経由し、あやめ橋は経由しない)。

東糀谷六丁目線[編集]

  • 蒲35:蒲田駅東口 - (←京急蒲田/京急蒲田駅→) - 糀谷駅 - 大鳥居 - 東糀谷六丁目

蒲35系統は蒲田駅東口から糀谷駅・大鳥居を経由し東糀谷六丁目へ向かう路線。京急空港線の駅から離れる大田区東糀谷(旧・糀谷町4・5丁目)とJR・京急線を結ぶ地域輸送に特化している。

東京営業所時代の1957年(昭和32年)に蒲田駅と羽田中学校の間で新設されたのが始まりで、1970年(昭和45年)の都営東糀谷六丁目アパート完成で利用者が増える。当時は六郷営業所所管だったが1973年(昭和48年)に大森営業所へ移管されて森ヶ崎線との共通運用が組まれた。2000年(平成12年)10月1日付けで京急バスに移管、森ヶ崎線と分離されて現在に至る。

萩中線[編集]

  • 蒲40:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - 出雲小学校 - 萩中 - 六間堀 - 羽田空港国際線ターミナル
  • 蒲41:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - 出雲小学校 - 萩中 - 六間堀 - 羽田空港国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
  • 蒲42:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - 出雲小学校 - 萩中 - 六間堀 - 天空橋駅 - 羽田整備場
  • 蒲43:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - 出雲小学校 - 萩中 - 六間堀 - 天空橋駅 - 羽田車庫

蒲40・蒲41系統は、JR蒲田駅から第一京浜・七辻通り・萩中を経由して羽田空港へ至る路線である。空港アクセス路線としても利用されるが、京急空港線の南側にある大田区南蒲田東六郷萩中本羽田地区と蒲田駅を結ぶ地域輸送、またJCHO東京蒲田医療センター(旧・社会保険蒲田総合病院)へのアクセスを確保する病院輸送、さらには蒲田女子高等学校、都立つばさ総合高校(旧・都立羽田高校、羽田工業高校)への通学輸送といった、生活路線の意味合いも強い。なお、日ノ出通り・大鳥居・六間堀経由便とは異なり、蒲田駅行は全便蒲田警察署と郵便局前を経由し、京急蒲田駅は通らない。

京浜急行電鉄羽田営業所時代の1962年(昭和37年)に開設された。2012年2月25日実施のダイヤ改正で、京急蒲田駅周辺の高架化工事進捗に伴い、蒲田駅発も蒲田郵便局前を経由する経路変更が実施され、萩中を経由する全系統は京急蒲田駅を完全に通らなくなった。但し、蒲田警察署前停留所は、同改正後も蒲田駅方向のみ停車する。

2010年10月21日のダイヤ改正で、蒲43系統は大部分が蒲40系統にシフトされた上で大幅に減便され、蒲田駅発は平日ダイヤが夜間のみ、土休日ダイヤは朝と夜のみ、羽田車庫発は朝と夕方のみの運行に縮小された。ちなみに蒲40系統は1990年前半までは京浜急行羽田営業所時代に蒲田駅から川崎大師駅へ結ぶ路線(正月三ケ日のみ運行)の系統番号であったため、現在の蒲40系統は2代目となる。

蒲42系統は、平日朝の羽田整備場行と夜の蒲田駅行1往復のみである。

JFE線[編集]

蒲45系統は蒲田駅から萩中・産業道路駅を経由してJFE前へと至る路線で、羽田京急バス唯一の川崎市臨港地域への路線である。

大田区内から日本鋼管京浜製鉄所(現・JFEスチール東日本製鉄所京浜地区)への通勤輸送を目的として戦後に開設されたもので、戦前に神奈川県内部分を走っていた同じ京急グループの海岸電気軌道(後の鶴見臨港鉄道軌道線)との直接の関係はない。

京浜急行電鉄品川営業所時代の1949年(昭和24年)には既に大森駅と桜本の間に路線があったといわれるが、現在の形の基礎となるのは東京営業所時代の1957年(昭和32年)に運行を始めたものである。翌1958年(昭和33年)には川崎鶴見臨港バス浜川崎営業所の川25系統と組み合わさって、蒲田駅 - 大師橋 - 池上新田 - 日本鋼管 - 成就院前 - 川崎駅という長大路線になった。

昭和30年代の全盛期には池上新田で川崎市電渡田線トロリーバス水江線への接続運転を行い、昭和40年代前半には末端区間が休止された京急大師線の代替という役割もあった。そして、1970年(昭和45年)の大師線末端部正式廃止と同時に日本鋼管と川崎駅の間を廃止、京急単独に戻って現在の形になった。

現在は平日朝夕に2往復運行するのみだが、JFE前での折り返しは共管時代の名残で臨港バス浜川崎営業所車庫内を利用して折り返す。JFE前での降車は臨港バス浜川崎営業所および川崎市バス転回場よりも大師橋寄りの降車専用停留所、乗車は臨港バス停留所ではなく川崎市バス川40系統のものを使用する。

なお京浜急行電鉄時代から羽田京急バスの時代にかけては、蒲田駅から大師橋まで蒲45系統と同じルートで、そこから左折していすゞ自動車川崎工場前(現在の殿町停留所)まで行く蒲44系統が存在していたが、同工場の閉鎖に伴い2004年に廃止となった。

大森東五丁目線[編集]

  • 蒲67:蒲田駅東口 - 京急蒲田駅入口 - 大森警察 - 大森東五丁目
  • 系統番号なし :羽田車庫 -(環八経由)- 大鳥居 - 北糀谷 - 大森東五丁目(出入庫系統)

蒲67系統は蒲田駅から大森警察を経由し、大森東五丁目へ向かう。京浜急行電鉄東京営業所時代の1957年(昭和32年)に蒲田駅と大森8丁目の間で開設された路線で、のちに大森営業所の担当となるが、2000年(平成12年)10月1日付けで蒲35、川76・77系統とともに京急バスに移管された。元は大森営業所の森27系統と同様に、東京ガス大森工場への通勤輸送を目的としていた。1987年(昭和62年)の工場閉鎖後は生活路線として存続する。

蒲67系統の入出庫便として系統名は設定されていないものの、羽田車庫 - 大森東五丁目の路線も存在している。基本的に中型車での運行であるが、稀に中型ロング車(日野・レインボー)で運行されることがある。

六郷線[編集]

  • 蒲73:蒲田駅東口 - 蒲田本町 - 六郷神社 - 六郷橋 - 本羽田一丁目 - 六間堀 - 天空橋駅 - 穴守稲荷 - 羽田車庫
  • 蒲74:蒲田駅東口 - 蒲田本町 - 六郷神社 - 六郷橋
  • 蒲74:蒲田駅東口 - 蒲田本町 - 六郷神社
  • 蒲75:蒲田駅東口 - 蒲田本町 - 六郷神社 - 六郷橋 - 本羽田一丁目 - 大師橋

蒲田駅から蒲田本町を経由し、六郷神社・六郷橋・大師橋下・羽田車庫方面へ向かう路線群。萩中線と共に都立つばさ総合高校への通学輸送にも使われる。

蒲73系統は蒲田駅と羽田車庫を蒲田本町経由で運行する入出庫便。蒲74系統は蒲田駅と六郷橋・六郷神社を結ぶ路線、蒲75系統は蒲田駅と大師橋下を結ぶ路線となっている。いずれも蒲73系統と同経路で運行。原則として中型車(いすゞ・エルガミオまたは日野・レインボー)で運行される。

川空線・森ヶ崎線[編集]

  • 空51:羽田空港 - 空港二丁目交差点 - 六間堀 - 本羽田一丁目 - 六郷橋 - 川崎駅東口
  • 川76:川崎駅東口 - 六郷橋 - 本羽田一丁目 - 大鳥居 - 北糀谷 - 前の浦 - 森ヶ崎
  • 川77:川崎駅東口 - 六郷橋 - 本羽田一丁目 - 六間堀 - 天空橋駅 - 穴守稲荷 - 羽田車庫
  • 系統番号なし :大師橋下 → 本羽田一丁目 → 六郷橋 → 川崎駅東口
  • 系統番号なし :羽田車庫 -(環八経由)- 大鳥居 - 北糀谷 - 前の浦 - 森ヶ崎

空51系統は川崎駅から六郷橋・六間堀を経由し羽田空港へと向かう路線。羽田空港国内線第1ターミナルが開業した1993年(平成5年)にリムジン扱いで新設された路線である。リムジン路線の時代は途中停留所はすべて通過だったが、2004年(平成16年)9月16日付で一般路線扱いに切り替えの上、羽田京急バス自社での運行となった。川崎市内を走行する京急バス一般路線としては最も本数が多く、かつ終日運行される唯一の系統である。入出庫便として羽田車庫発着の川77系統が一部時間帯に運行されている他、早朝に大師橋下発川崎駅行きの便が設定されている。

川76系統は羽田特別出張所まで空51系統と同一で、そこから産業道路を北上して大鳥居、北糀谷を経て森ヶ崎に至る路線。京浜急行電鉄蒲田営業所時代の1960年(昭和35年)に運行を開始[4]したもので、大田区本羽田・南六郷地区と川崎駅を結ぶ路線としては川76系統の方が古い。六郷営業所を経て1973年に森ヶ崎線と統合されて大森営業所へ移り、京急バス発足時に当営業所の所管となった。2004年の空51系統一般路線化でそちらにシフトしていき、現在は朝夕のみ少数便が運行されている。川77系統は大森営業所時代は大師橋下折返しだったが、京急バスへの移管時に羽田車庫へ延長され、現在はほとんどの便が羽田車庫発着となっているほか、復路に大師橋下発がある。

なお、空51は、空港渡り運賃・東京都区内均一運賃・川崎市内均一運賃の運賃体系があるため、乗車バス停によっては、乗務員に降車地を申告しなければならない。

空港内循環線[編集]

  • 空71:羽田空港第1ターミナル - 西貨物 - 空港警察署前 - 羽田空港第2ターミナル - 羽田空港第1ターミナル(空港貨物循環)
  • 空71:羽田空港 - 空港二丁目交差点 - 天空橋駅 - 羽田車庫
  • 空71:羽田空港第一ターミナル → 南新整備場 → 空港二丁目交差点 → 天空橋駅 → 羽田車庫
  • 空72:羽田空港第1ターミナル - 西貨物 - 空港警察署前 - 羽田空港第2ターミナル - 東新整備場 - 南新整備場 - 西新整備場 - 羽田空港第1ターミナル(空港貨物循環)

空71循環線は、羽田空港国内線旅客ターミナル周辺の敷地内にある施設を循環していく完全な通勤路線。国際線ターミナルは経由しない。当初は羽田車庫から羽田駅(現・天空橋駅)を通り(旧)羽田空港ターミナルを循環する路線で、京急空港線の羽田駅から(旧)ターミナルへのアクセスのため1993年(平成5年)4月に新設された。その後も羽田空港国内線の第1ターミナルへの移転や東京モノレールの羽田空港駅(現・羽田空港第1ビル駅)延伸、第2旅客ターミナルの開業などを経て現在の形となった。現在も一部便が入出庫便として羽田車庫発着となっている。

空72循環線は、新整備場地区の利便性向上のため新設されたもので運行本数は毎時1本。過去には、夜間に羽田車庫行きが新整備場地区を経由するのみだったが、日中も路線バスが運行されるようになった。

空港シャトルバス(蒲田駅 - 大鳥居 - 羽田空港)[編集]

空港シャトルバス(蒲95)の車両(NH5079)
  • 蒲95:蒲田駅東口 - 大鳥居 - 羽田空港国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
  • 深夜早朝アクセスバス:川崎駅東口 - 蒲田駅東口 - 大鳥居 - 羽田空港国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル

2010年(平成22年)10月21日運行開始。蒲田駅と羽田空港を短時間で結ぶ路線で、蒲33系統と空71系統の羽田車庫発着便を組み合わせ、それらを直行化したもの。大田区役所入口交差点を経由し、ほぼ全区間に渡り環八通りを走る。9月26日に京急本線下り線仮高架化に伴い環八通りの踏切が廃止されていたため、羽田空港行・蒲田駅行ともに踏切を通らない。この路線には京急リムジン塗装を施したノンステップバスが専属的に充てられている。蒲田駅 - 羽田空港内までで停車する停留所は大鳥居のみである。

運行間隔は夜の一部時間帯を除き、毎時2本の完全な30分間隔である。

深夜早朝アクセスバスは、国土交通省の要請を受けて2014年(平成26年)10月から運行を開始したもので、蒲95系統を一旦蒲田駅に立ち寄った上で、川崎駅まで延長したものである。羽田空港発が午前1時台と2時台の2本、川崎駅発は午前3時台に1本設定されている。

羽田空港ターミナル間無料連絡バス[編集]

  • 国際線・国内線ターミナル循環:羽田空港第1ターミナル → 羽田空港国際線ターミナル → 羽田空港第2ターミナル → 羽田空港第1ターミナル
  • 国内線ターミナル循環:羽田空港第1ターミナル → 羽田空港第2ターミナル → 羽田空港第1ターミナル

無料連絡バスは羽田京急バスが日本空港ビルデングより受託運行しているもので、原則的に「東京空港ビルデング」「東京国際空港ターミナル株式会社」および「羽田京急バス」と表記のある、専用塗装の車両が使用される。(国内線ターミナル循環は白色、国際線ターミナル循環は緑色)一般塗装車による代走は、専用のステッカーを掲示して走る。2008年1月31日からは東京都および国土交通省の支援によりハイブリッドバスの運行が開始され、やはり専用塗装の三菱ふそう・エアロスターエコハイブリッド日野・ブルーリボンシティハイブリッドが使用されている。それ以前は非ハイブリッドの三菱ふそう・エアロスターいすゞ・エルガが専用車となっていたが、これらはハイブリッド車導入により一般路線に転用された。このほか、日野・ブルーリボンシティのIPT(非接触充電式)ハイブリッドバスの試験走行が2008年2月15日から2月29日に行われた。

なお、大きな荷物を持った乗客が利用することから、専用車はどの車両も座席が少なく、ホイールベース間の低床部分は座席が跳ね上げられ、荷物置き場や立席にしている。また利用客の多い場合は、第1・2ターミナルにおいて国際線ターミナルを発着する大循環と国内線ターミナルを循環する小循環に乗り場を分離、国際線ターミナルでは係員による整列乗車の誘導が行なわれる。

2014年7月には、ブルーリボンシティハイブリッドノンステップバスが6台導入され、不調が続くエアロスターエコハイブリッドを置き換えた。この結果、無料連絡バス専用車はブルーリボンシティハイブリッドで統一された。

川崎競馬場線 [編集]

川崎競馬場での競馬開催日のみ運行。川崎鶴見臨港バス塩浜営業所と共同運行。運賃は無料。

運賃[編集]

一般路線バスの運賃は220円(IC運賃は216円)の東京都区内均一料金を適用する。また羽田空港内は220円(IC運賃は216円)均一。東京都区内や川崎市内との渡り乗車は280円(IC運賃は276円)。、川崎均一区間は210円(IC運賃は206円)、蒲田駅 - 京急蒲田・蒲田郵便局前、蒲田警察署→蒲田駅、蒲田駅 - 京急蒲田駅入口間および羽田空港敷地内は100円(現金のみ)である。全路線・全車両SuicaPASMOなどのICカードが利用可能である。

高速・空港リムジン路線[編集]

長距離高速バス[編集]

シルフィード号

以下、BT はバスターミナルの略、

空港リムジンバス[編集]

以下、羽田空港への空港バス発着地を示す。東京駅線以外は京浜急行バスから運行委託されている。水戸・日立線以外はPASMO・Suicaなどの交通系ICカードが利用ができる。

配置車両[編集]

一般路線車[編集]

一般路線車についてはいすゞ車・日野車が在籍している。一時期は日産ディーゼル(現・UDトラックス)の中型車が能見台営業所から転属していたことがあるが、2009年3月までに全廃となった。三菱ふそう車は羽田営業所時代から多数派であったが、2015年3月に残る1台が特定登録に変更されたことにより一般路線用の三菱ふそう車は消滅している。 2015年8月現在、大型車・中型ロング車・中型車が一般路線用に導入されており、いすゞ車はエルガエルガミオ、日野車はレインボーHRが在籍している。中型車は横浜営業所から転属のレインボーHRが1台在籍するほかはすべてエルガミオである。 大型車は羽田空港川崎駅発着便を中心に、中型車は六郷橋・大森東方面の運用を中心に用いられている。一般路線向けの小型車は在籍していない。

蒲95専用車[編集]

エアロスター4台(NH5077~5080号車)と予備車としてエルガ1台(NH1071号車)の計5台が所属している。 蒲95系統専用車として2010年に導入され、その他の路線に用いられている一般路線用車とは異なり、リムジン塗装(白地に赤帯)となっている。また、一般路線用の車両が代走する場合もある。 室内は予備車となっているエルガを除き、座席がハイバックシートとなっている。

ターミナル間無料連絡バス[編集]

羽田空港敷地内で運行するターミナル間無料連絡バス用の車両としてブルーリボンシティハイブリッドが導入されている。かつてはエアロスターエコハイブリッドなどの車両も運用についていたが、車両の置き換えや一般路線への転用などによって現在のターミナル間無料連絡バス専用車はブルーリボンシティハイブリッドに車両が統一されているが、一般路線用の車両が代走する場合もある。

無料連絡バスのため、車内には運賃箱が設置されていない。また、空港内輸送用途のため大型の荷物に対応可能な荷物置き場が車内に設置されている。 「東京空港ビルデング」「東京国際空港ターミナル株式会社」および「羽田京急バス」と表記のある専用塗装となっている。(国内線ターミナル循環は白色、国際線ターミナル循環は緑色)

貸切・特定専用車[編集]

羽田空港・穴守稲荷駅周辺企業の送迎などで使用される貸切専用および特定車が所属している。 2015年8月現在、特定車はかつて東扇島線などで使用されたエアロスターや、当営業所唯一の小型車であるポンチョ、一般路線用と同じエルガミオ、一般路線から転用されたエアロスターが、貸切専用車は元京急観光バスのガーラ堀内営業所から転属したレインボーHRなどが在籍している。このほか三崎営業所から転属したエアロミディも貸切車として在籍していたが、すでに廃車となっている。

リムジンバス[編集]

羽田空港発着の路線に用いられる。蒲95系統専用車と同じく白地に赤帯のリムジン塗装となっている。 水戸駅日立駅 - 羽田空港間はICカード利用不可となっている。

長距離高速バス専用車[編集]

トイレ付3列シートのスーパーハイデッカー車両が所属している。ビーム1号、シルフィード号、エディ号に使用される。

脚注[編集]

  1. ^ 「京急EXイン 羽田(仮称)」2017年度オープン予定!送迎バスで深夜到着・早朝出発便にも対応! - 京浜急行電鉄ニュースリリース、2015年10月29日掲載。
  2. ^ 京浜急行バス設立が同年10月1日に計画されており、また京急グループ内他社にあわせるため。
  3. ^ 京浜急行百年史(1999.03) - 渋沢社史データベース、2015年12月4日閲覧。
  4. ^ 京浜急行百年史(1999.03) - 渋沢社史データベース、2015年12月4日閲覧。
[ヘルプ]

外部リンク[編集]