浜名バイパス
表示
(新居弁天インターチェンジから転送)
地域高規格道路 | |
---|---|
浜名バイパス | |
路線延長 | 12.7 km |
開通年 | 1978年 |
起点 | 静岡県浜松市中央区 篠原IC |
主な 経由都市 |
浜松市、湖西市 |
終点 | 静岡県湖西市 大倉戸IC |
接続する 主な道路 (記法) |
記事参照 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
浜名バイパス(はまなバイパス)は、静岡県浜松市中央区から静岡県湖西市を結ぶ、全線4車線の国道1号(国道42号重用)バイパスである。
かつては有料道路であったが、2005年(平成17年)に無料開放された。自動車専用道路のため、歩行者・自転車・原動機付自転車・125 cc以下の二輪車及びミニカーは通行禁止となっている。
概要
[編集]豊橋浜松道路を構成する地域高規格道路のひとつであり、浜名湖の最南端部である「今切口」を浜名大橋で通過する。潮見バイパスに接続する事で、豊橋と浜松の郊外同士の区間であれば約15 - 20分、中心市街地間では約40 - 60分で結ぶ。東名高速道路は両市とも市街地から離れた北側を通過するため、豊橋と浜松の都市間移動にはこの道路がよく利用されている。更に、2013年(平成25年)6月に国道23号豊橋東バイパスが全線開通した事から当バイパス・潮見バイパス・豊橋東バイパス・豊橋バイパスとも連結しており、豊橋バイパスの豊川為当IC(豊川市)まで直通で行ける様になっている。高規格道路のため、制限速度が80 km/h[1]、信号は1箇所も無く片側2車線のため流れがきわめて良いが、坪井IC以東は制限速度が60 km/hに指定されている。
- 起点:静岡県浜松市中央区篠原町(篠原IC)
- 終点:静岡県湖西市新居町浜名(大倉戸IC)
- 全長:12.7 km
- 車線数:4車線
- 設計会社:日本構造橋梁研究所
接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
歴史
[編集]- 1978年(昭和53年)3月24日:日本道路公団が管理する一般有料道路として供用開始。
- 1997年(平成9年)6月 - 料金値下げ(普通車 : 250円→200円)。
- 1999年(平成11年)4月1日 - 夜間(22:00 - 翌6:00)東海4バイパスの他の道路(藤枝バイパス・掛川バイパス・磐田バイパス)と同時に無料化。
- 2005年(平成17年)3月30日22時:国土交通省が日本道路公団よりバイパスを買い取る(国と静岡県が費用を負担)事によって、東海4バイパスの他の道路と同時に無料開放。
- 2014年(平成26年)2月15日12時:新居弁天ICの通行形態を変更[2]。
- 2016年(平成28年)4月1日:国道1号の本線機能が当バイパスに一本化された[3]。
- これに伴い従来の路線のうち、国道301号との重複区間であった篠原交差点 - 栄町交差点(湖西市新居町新居)間は同国道の単独区間に、栄町交差点 - 大倉戸IC入口交差点(湖西市新居町浜名)間は静岡県道417号新居浜名線に各々指定変更された。また、先述の2区間は国道42号との重複区間でもあったが、国道42号は重複という形で当バイパスに編入された。なお、大倉戸IC以西は引き続き現在の路線のままである。
接続するバイパスの位置関係
[編集](東京方面)浜松バイパス - 浜名バイパス - 潮見バイパス(大阪方面)
インターチェンジなど
[編集]施設名 | 接続路線名 | 備考 | 所在地 |
---|---|---|---|
国道1号(浜松バイパス)磐田・静岡方面 | |||
篠原IC | 国道257号、国道301号 | 豊橋・名古屋方面出入口 | 浜松市中央区 |
坪井IC | 静岡県道65号浜松環状線 | ||
馬郡IC | 静岡県道49号細江舞阪線 | 豊橋・名古屋方面出入口 | |
新居弁天IC | 湖西市 | ||
大倉戸IC | 国道42号、静岡県道417号新居浜名線 | 磐田・静岡方面出入口 | |
国道1号(潮見バイパス)豊橋・名古屋方面 |
-
篠原IC
-
新居弁天IC
-
大倉戸IC
主な構造物
[編集]区間 | 施設名 | 完成年 | 全長 | 備考(構造、その他) |
---|---|---|---|---|
篠原IC - 坪井IC | 篠原高架橋 | |||
坪井IC | 坪井橋 | |||
馬郡IC - 新居弁天IC | 浜名大橋 | 1976年 | 631.8 m | PC5径間連続有ヒンジラーメン箱桁橋[4] |
脚注
[編集]- ^ 佐藤健太郎『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年10月20日、148頁。ISBN 978-4-06-288282-8。このほか高規格幹線道路を除く制限速度80 km/hの一般国道は、国道119号宇都宮北道路、国道408号鬼怒テクノ通りなど、数例にとどまる。
- ^ “国道1号 浜名バイパス 新居弁天インターチェンジ 通行形態の変更について” (PDF). 国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所 (2014年2月10日). 2014年2月16日閲覧。
- ^ “旧東海道、「国1」名を変更へ 浜名バイパスに一本化 浜松”. 静岡新聞. (2016年3月17日) 2016年11月19日閲覧。
- ^ “~平成の大改修~「浜名大橋」橋梁補強について” (PDF). 国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所. 2016年6月11日閲覧。