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浜名バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地域高規格道路
浜名バイパス
路線延長 12.7 km
開通年 1978年
起点 静岡県浜松市中央区 篠原IC
主な
経由都市
浜松市湖西市
終点 静岡県湖西市 大倉戸IC
接続する
主な道路
記法
記事参照
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
浜名バイパス
静岡県浜松市西区(現・中央区)舞阪町

浜名バイパス(はまなバイパス)は、静岡県浜松市中央区から静岡県湖西市を結ぶ、全線4車線の国道1号国道42号重用)バイパスである。

かつては有料道路であったが、2005年平成17年)に無料開放された。自動車専用道路のため、歩行者自転車原動機付自転車・125 cc以下の二輪車及びミニカーは通行禁止となっている。

概要

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浜名バイパス、4車線(片側2車線)、制限速度が80 km/hの区間、浜松市西区(現・中央区)舞阪町にて

豊橋浜松道路を構成する地域高規格道路のひとつであり、浜名湖の最南端部である「今切口」を浜名大橋で通過する。潮見バイパスに接続する事で、豊橋と浜松の郊外同士の区間であれば約15 - 20分、中心市街地間では約40 - 60分で結ぶ。東名高速道路は両市とも市街地から離れた北側を通過するため、豊橋と浜松の都市間移動にはこの道路がよく利用されている。更に、2013年(平成25年)6月に国道23号豊橋東バイパスが全線開通した事から当バイパス・潮見バイパス・豊橋東バイパス・豊橋バイパスとも連結しており、豊橋バイパスの豊川為当IC(豊川市)まで直通で行ける様になっている。高規格道路のため、制限速度が80 km/h[1]、信号は1箇所も無く片側2車線のため流れがきわめて良いが、坪井IC以東は制限速度が60 km/hに指定されている。

  • 起点:静岡県浜松市中央区篠原町(篠原IC)
  • 終点:静岡県湖西市新居町浜名(大倉戸IC)
  • 全長:12.7 km
  • 車線数:4車線
  • 設計会社:日本構造橋梁研究所
接続路線
RP4
浜松バイパス
RP2K+l RP2q RP4wenRP2 RP2K+r
篠原IC
RP2esRP2 RP2q RP4oRP2 RP2rf
RP2xRP2 RP2swRP2 RP4oRP2 RP2+r
国道257号
LRP2 RP2Kl RP4wesRP2 RP2Kr
国道301号
RP2K+l RP4wenRP2 RP2K+r
坪井IC
RP4yRP2q RP2xRP2 RP4oRP2 RP2wRP2
静岡県道65号
RP2Kl RP4wesRP2 RP2Kr
RP2swRP2 RP4oRP2 RP2+r
静岡県道49号
RP2Kl RP4wesRP2 RP2Kr
馬郡IC
RP4oW
浜名大橋
RP4
浜名湖(今切)
新居弁天IC
RP2K+l RP4wenRP2 RP2K+r
大倉戸IC
LRP2 RP2 RP4yRP2 RP2
静岡県道417号
RP2eRP2 RP2nRP2 RP2oRP2 RP2rf
国道42号
RP2
潮見バイパス

歴史

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  • 1978年昭和53年)3月24日日本道路公団が管理する一般有料道路として供用開始。
  • 1997年平成9年)6月 - 料金値下げ(普通車 : 250円→200円)。
  • 1999年(平成11年)4月1日 - 夜間(22:00 - 翌6:00)東海4バイパスの他の道路(藤枝バイパス掛川バイパス磐田バイパス)と同時に無料化。
  • 2005年(平成17年)3月30日22時:国土交通省が日本道路公団よりバイパスを買い取る(国と静岡県が費用を負担)事によって、東海4バイパスの他の道路と同時に無料開放。
  • 2014年(平成26年)2月15日12時:新居弁天ICの通行形態を変更[2]
  • 2016年(平成28年)4月1日:国道1号の本線機能が当バイパスに一本化された[3]
    • これに伴い従来の路線のうち、国道301号との重複区間であった篠原交差点 - 栄町交差点(湖西市新居町新居)間は同国道の単独区間に、栄町交差点 - 大倉戸IC入口交差点(湖西市新居町浜名)間は静岡県道417号新居浜名線に各々指定変更された。また、先述の2区間は国道42号との重複区間でもあったが、国道42号は重複という形で当バイパスに編入された。なお、大倉戸IC以西は引き続き現在の路線のままである。

接続するバイパスの位置関係

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(東京方面)浜松バイパス - 浜名バイパス - 潮見バイパス(大阪方面)

インターチェンジなど

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施設名 接続路線名 備考 所在地
国道1号浜松バイパス磐田静岡方面
篠原IC 国道257号国道301号 豊橋・名古屋方面出入口 浜松市中央区
坪井IC 静岡県道65号浜松環状線
馬郡IC 静岡県道49号細江舞阪線 豊橋・名古屋方面出入口
新居弁天IC 湖西市
大倉戸IC 国道42号静岡県道417号新居浜名線 磐田・静岡方面出入口
国道1号(潮見バイパス豊橋名古屋方面

主な構造物

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区間 施設名 完成年 全長 備考(構造、その他)
篠原IC - 坪井IC 篠原高架橋
坪井IC 坪井橋
馬郡IC - 新居弁天IC 浜名大橋 1976年 631.8 m PC5径間連続有ヒンジラーメン箱桁橋[4]

脚注

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  1. ^ 佐藤健太郎『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年10月20日、148頁。ISBN 978-4-06-288282-8 このほか高規格幹線道路を除く制限速度80 km/hの一般国道は、国道119号宇都宮北道路国道408号鬼怒テクノ通りなど、数例にとどまる。
  2. ^ 国道1号 浜名バイパス 新居弁天インターチェンジ 通行形態の変更について” (PDF). 国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所 (2014年2月10日). 2014年2月16日閲覧。
  3. ^ “旧東海道、「国1」名を変更へ 浜名バイパスに一本化 浜松”. 静岡新聞. (2016年3月17日). http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/220703.html 2016年11月19日閲覧。 
  4. ^ ~平成の大改修~「浜名大橋」橋梁補強について” (PDF). 国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所. 2016年6月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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