みなべ町
みなべちょう ![]() みなべ町 | |||||
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国 |
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地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 和歌山県 | ||||
郡 | 日高郡 | ||||
市町村コード | 30391-7 | ||||
法人番号 | 2000020303917 | ||||
面積 |
120.28km2 | ||||
総人口 |
11,352人 [編集] (推計人口、2023年5月1日) | ||||
人口密度 | 94.4人/km2 | ||||
隣接自治体 | 田辺市、日高郡印南町 | ||||
町の木 | ウバメガシ | ||||
町の花 | 梅 | ||||
他のシンボル |
町の鳥 : ウグイス 町の魚 : イワシ | ||||
みなべ町役場 | |||||
町長 | 小谷芳正 | ||||
所在地 |
〒645-0002 和歌山県日高郡みなべ町芝742番地 北緯33度46分20秒 東経135度19分18秒 / 北緯33.77236度 東経135.32153度座標: 北緯33度46分20秒 東経135度19分18秒 / 北緯33.77236度 東経135.32153度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
梅の生産量は日本一であり[1]、梅の代表品種として知られる南高梅発祥の地である[注釈 1]。青梅の生産量とともに梅干しの生産量も日本一である。南部町の木はウバメガシであり、ウバメガシを使った備長炭の生産では2005年に日高川町が誕生するまでは日本一であった[注釈 2]。
地理[編集]
- 和歌山県の中部にある日高郡の南端に位置しており、太平洋と紀伊山地に囲まれている。景勝地として、鹿島に代表される田辺南部海岸県立自然公園の海岸地形がある。
人口[編集]
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みなべ町と全国の年齢別人口分布(2005年) | みなべ町の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||
■紫色 ― みなべ町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | ||
みなべ町(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
沿革[編集]
行政[編集]
歴代町長[編集]
- 初代:山田五良(2004年10月~2008年10月) - 旧南部川村長
- 2代:小谷芳正(2008年10月~)
条例[編集]
梅の栽培と梅干し生産が盛んなことから、町民に対して「梅干しでおにぎり」を奨励する目的を含む「梅干しでおにぎり条例」を2014年(平成26年)に制定している[2]。
地区[編集]
- 南部地区 - 堺、埴田、芝、北道、南道、東吉田、気佐藤、山内
- 岩代地区 - 東岩代、西岩代
- 上南部地区 - 熊岡、晩稲、徳蔵、筋、谷口、東本庄、西本庄
- 高城地区 - 滝、広野、島之瀬、東神野川、高野、土井、市井川、熊瀬川
- 清川地区 - 清川
経済[編集]
産業[編集]
梅関連産業は生産農家だけにとどまらず、梅加工業、流通業、小売業などへの波及効果が大きく、地域経済の基幹産業となっている。みなべ町では町役場内に「うめ課」を設置し、一貫した産業振興を行っている。
また、水産業についても、黒潮に近いこともあって伊勢海老やイワシ、アジ、サバ、タチウオなど魚種が豊富で、水揚げ量も多い。
名産品[編集]
- 梅干し - 生産日本一。特に南高梅を使用したものは最高級品とされ特産品。
- 備長炭 - 木炭の最高級品。
- 蒲鉾 - 南蛮焼、ごぼう巻は特産品。
- 干物 - めざし、イカの一夜干し、しらす干し、アジの開き、カマスの開きなど。
- 盆石界で知られる瓜谷石は同町から採掘される。
日本郵政グループ[編集]
各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置されており、南部郵便局ではホリデーサービスを実施(2011年6月現在)。
※みなべ町内の郵便番号は「645-00xx」(旧南部川村域の一部を除く/南部郵便局の管轄)・「645-02xx」(旧南部川村域の一部/清川郵便局の管轄)となっている。
姉妹都市・提携都市[編集]
国内、海外ともになし。
教育[編集]
保育施設[編集]
- みなべ町立南部保育所
- みなべ町立上南部保育所
- みなべ町立高城保育所
- みなべ町立清川保育所
- 愛之園保育園
幼稚園[編集]
- みなべ町立南部幼稚園
- 白梅幼稚園
小学校[編集]
中学校[編集]
高等学校[編集]
- 和歌山県立南部高等学校
- 大阪星光学院南部学舎
交通[編集]
鉄道[編集]
- 中心となる駅:南部駅(無人駅であるが特急停車駅)
バス[編集]
主要道路[編集]
名所・旧跡・観光スポット・祭事[編集]
- 景勝地
- 梅林
- 南部梅林 - 「一目百万、香り十里」と称される日本最大の梅林で、田辺藩によって始められたという梅林。尚、この梅林は観梅用ではなく、産業(果実採取)用の農林である。しかし、地元農家の好意で開花シーズンに一般公開されているものである。
- 開園時期 梅の開花期の8:00 - 17:00
- 所在地 みなべ町晩稲(梅の里観梅協会)
- 岩代大梅林 - 2万本の梅の海
- 所在地 みなべ町西岩代(岩代大梅林観梅協会)
- 千里梅林 - 千里の浜の海を見下ろす丘に位置する
- 所在地 みなべ町山内
→これら梅栽培地が田辺市と合わせ2015年に国連食糧農業機関の世界重要農業遺産システムに登録された
- 旧跡
- 施設
- 温泉
祭事[編集]
- 梅祭り - 2月21日
- 須賀神社の秋祭り - 10月9日
- 鹿島神社の秋祭り - 10月第3日曜日
- 高城天宝神社の秋祭り - 10月第4日曜日
- 清川天宝神社の秋祭り - 10月の最終日曜日
宿泊[編集]
出身著名人[編集]
関連著名人[編集]
- 藤本勝巳(元プロ野球選手)
- 上田次朗(元プロ野球選手)
- 植田幸弘(元プロ野球選手・広島東洋カープコーチ)
- 濱中治(元プロ野球選手・阪神タイガース他)
- 桂紗綾(朝日放送テレビアナウンサー)- 2010年4月、みなべ町ふるさと大使に就任。
関連項目[編集]
- ひらがな・カタカナ地名
- びんちょうタン - 同町に所在する「みなべ川森林組合」のイメージキャラクター。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ みなべ町の農業 みなべ町
- ^ みなべ町紀州南高梅使用のおにぎり及び梅干しの普及に関する条例(平成26年条例第23号)
- ^ "歌手の川島さんふるさと大使に みなべ町" -紀伊民報(2017年12月15日更新)2017年12月16日閲覧。
- ^ "川島ケイジさんがみなべのふるさと大使に" -日高新報(2017年12月16日付)2019年2月19日閲覧。
外部リンク[編集]
- 和歌山県みなべ町
- みなべ観光協会WEBサイト
みなべ町に関連する地理データ - オープンストリートマップ
ウィキトラベルには、みなべ町に関する旅行ガイドがあります。