新湘南バイパス

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一般国道自動車専用道路(B)
(藤沢IC - 茅ヶ崎JCT間のみ)
東京圏都市圏自動車専用道路 (全線)
有料道路
新湘南 バイパス
SHIN-SHONAN BY-PASS
国道1号標識国道468号標識
新湘南バイパス
路線延長 15.1km(都市計画時)
開通年 1988年 -
起点 神奈川県藤沢市城南
主な
経由都市
神奈川県茅ヶ崎市平塚市
終点 神奈川県中郡大磯町大磯
接続する
主な道路
記法
横浜湘南道路
さがみ縦貫道路
神奈川県道46号
Japanese National Route Sign 0134.svg国道134号
西湘バイパス
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路

新湘南バイパス(しんしょうなんバイパス)は、神奈川県藤沢市から茅ヶ崎市平塚市の市街地を迂回して神奈川県中郡大磯町に至る国道1号バイパスで、中日本高速道路株式会社管轄の一般有料道路である。自動車専用道路に指定されているため、125cc以下の二輪車は通行禁止となっている。

藤沢IC - 茅ヶ崎JCT間は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部を構成するが、千葉東金道路二期区間のように道路名は変更されていないため、本記事では別の道路として扱う。

概要[編集]

現開通区間[編集]

  • 起点 : 神奈川県藤沢市城南
  • 終点 : 神奈川県茅ヶ崎市市柳島
  • 総延長 : 8.8km
  • 償還完了予定 : 2072年5月12日[1]

通過市町村[編集]

歴史[編集]

通行料金[編集]

2016年4月1日改定

かつては普通車、大型車および特大車の3車種区分であったが、首都圏における料金体系の整理・統一の方針により、2016年4月1日高速自動車国道と同じ5車種区分に変更された。普通車の料金は従前のままとされたが、車種間料金比率が見直されたことにより、軽自動車・二輪車のみならず、大型車および特大車も値下げとなった[7]

非ETC車の通常料金[編集]

区間制・単純支払い方式。料金公告による料金区間および各区間の料金の額は次のとおり[1](供用済みの区間のみを記す。また、消費税転嫁にかかる調整を行っている)。

区間 軽自動車等 普通車 中型車 大型車 特大車
藤沢IC - 茅ヶ崎中央IC 290円 310円 350円 440円 620円
藤沢IC - 茅ヶ崎中央JCT 290円 310円 350円 440円 620円
藤沢IC - 茅ヶ崎西IC 290円 310円 350円 440円 620円
茅ヶ崎中央IC - 茅ヶ崎西IC 80円 100円 120円 150円 260円
茅ヶ崎中央JCT - 茅ヶ崎西IC 80円 100円 120円 150円 260円
茅ヶ崎西IC - 茅ヶ崎海岸IC 80円 100円 120円 150円 260円

茅ヶ崎西IC - 茅ヶ崎海岸IC間のみの通行はできないため、茅ヶ崎海岸IC発着の場合は、2区間の料金の合計額が必要となる。また、支払いも、区間ごとに分けて行う。

ETC車の通常料金[編集]

藤沢IC - 茅ヶ崎JCT間は高速自動車国道の大都市近郊区間、茅ヶ崎JCT - 茅ヶ崎海岸IC間は同普通区間の料金水準とした対距離制になる。ただし、従前の料金を上限とする。茅ヶ崎JCTを経由して圏央道と連続走行する場合、固定額(ターミナルチャージ)も合わせて1回分となるが、長距離逓減は適用されない。

ETC時間帯割引[編集]

2009年3月に、早朝夜間割引平日夜間割引および休日特別割引が導入された。これらが廃止された2014年4月からは、深夜割引休日割引が適用される。

大都市近郊区間扱いであるが、例外的に、休日特別割引は終日5割引で、休日割引の対象になる。

  • 3車種区分であった当時は、高速自動車国道(5車種区分)では中型車に該当する車でも、この道路では普通車になるため休日特別割引および休日割引の対象になっていたが、2016年4月からは中型車区分が新設されたため割引対象外になる。
  • 2016年4月からは、藤沢IC - 茅ヶ崎JCT間と圏央道を連続して通行する場合、新湘南バイパスの料金に休日割引は適用されない(圏央道の茅ヶ崎JCT - 久喜白岡JCT間はもとから休日割引の対象外)。
適用判断について
  • 2016年3月31日までは、非ETC車の支払い方に準じて、茅ヶ崎西ICを境に2区間に分けそれぞれ1ヵ所の料金所の通過時刻で判断していたが、2016年4月1日からは、全体を通して入口と出口の2ヵ所の通過時刻で以って行う方式に変更される。料金所のないインターチェンジにもフリーフローアンテナが設置されて時刻判定が行われる。ただし、藤沢ICにフリーフローアンテナは設置されず、茅ヶ崎料金所の通過時刻で判定する。また、圏央道と連続して通行する場合、圏央道と通しで適用判断を行い、茅ヶ崎JCT料金所では時刻判定を行わない[8]
  • 2016年4月1日以降当面の間、料金所通過時には従前の方法で判断された料金が通知され、請求時に修正される[9]。端数処理の都合により、通知額より請求額が高くなることがある。

ETC2.0限定割引[編集]

圏央道と同じく、ETC2.0搭載車に限定して適用される割引が2016年4月1日に導入された。なお、これらの割引は、料金所通過時の料金通知には反映されず、請求時に割引後料金となる。

ETC2.0割引
藤沢IC - 茅ヶ崎JCT間の料金を、高速自動車国道普通区間と同じ料金水準(普通車の場合、距離単価24.6円/km)で計算したものに割り引く。従前の料金を上回る場合は適用されない。時間帯割引の重複適用はない(最も安くなるものを適用)。
大口・多頻度割引の対象道路に追加
ETC2.0車に限り、新湘南バイパスも大口・多頻度割引の対象道路とする。

接続する道路の位置関係[編集]

■自動車専用道路
■一般道路
東京方面←藤沢バイパス/横浜湘南道路(首都圏中央連絡自動車道) - 新湘南バイパス - 西湘バイパス -→大阪方面

インターチェンジなど[編集]

IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。未開通区間の距離は設計(都市計画)時の距離であり、供用(開通)時の距離は異なる場合がある。

IC
番号
施設名 接続路線名 起点[10]から
の設計距離
(都市計画)
藤沢ICから
の営業距離
(現在)[11]
備考 所在地
藤沢バイパスに接続
首都圏中央連絡自動車道横浜湘南道路)に接続予定(事業中)
藤沢IC 0.2km 0.0km 神奈川県 藤沢市
茅ヶ崎TB 茅ヶ崎市
24 茅ヶ崎中央IC 県道45号丸子中山茅ヶ崎線
県道44号伊勢原藤沢線
5.9km 5.1km 藤沢方面出入口
25 茅ヶ崎JCT 首都圏中央連絡自動車道
さがみ縦貫道路
24 茅ヶ崎中央IC 県道45号丸子中山茅ヶ崎線
県道44号伊勢原藤沢線
茅ヶ崎海岸方面出入口
茅ヶ崎西IC 国道1号 8.4km 7.5km 藤沢方面出入口のみ
茅ヶ崎海岸IC 神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線
国道134号
9.6km 8.7km 藤沢方面出入口のみ
- 平塚IC 国道134号
国道129号
11.9km 小田原方面出入口のみ 平塚市
- 平塚TB
- 大磯IC 国道134号 15.1km[12] 藤沢方面出入口のみ
小田原方面出入口として暫定供用中
大磯町
西湘バイパスに接続

未開通区間の状況について[編集]

茅ヶ崎海岸ICから西へカーブして湘南大橋へ向かうルート上にはゴルフ場がある。そのゴルフコースの移設先となる用地を確保するため、相模川河畔スポーツ公園を茅ヶ崎市柳島向河原地区へ移設する計画が立てられている(平成29年度完成予定)。

国道134号の湘南大橋は上下2車線での暫定供用を経て、2010年3月28日に上下4車線で開通した。高浜台交差点以西は2車線のままであったが、神奈川県はバイパスが延伸されるまでの暫定措置として高浜台交差点以西の4車線化を決定。2015年3月に工事が完了し供用を開始した。この事業は新湘南バイパスとは直接関連なく、あくまで国道134号の国道整備の一環である。

新湘南バイパスの4車線は湘南大橋の上り線上部に覆い被さるよう増設される計画だが、詳細設計の見直し(阪神淡路大震災での高架橋が崩壊したため)が終わっていないため、着工の見通しは未定。完成すれば現状の一般道路往復4車線から自動車専用道路を合わせた8車線に拡大され、ボトルネックが解消することになる。

湘南大橋より西の区間では地元住民の反対(構造の安全性や景観が悪くなる等)が根強く、着工に至っていない。ただ、国道1号・国道134号の慢性的な渋滞のため、建設を望む声は平塚市民も含め周辺住民より多数存在する。反対派住民からは半地下構造が提案されたが、海岸に近く川も多い地形で技術的に容易でないことから、国側は難色を示している。横浜国道事務所は暫定4車線化の結果なども踏まえ、新湘南バイパスの延伸部分の詳細な設計を検討するとしている。

なお、NEXCO中日本や茅ヶ崎市では、新湘南バイパス未開通区間の供用開始予定を平成32年度としている。

交通量[編集]

24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 平成17(2005)年度 平成22(2010)年度
藤沢IC - 茅ヶ崎中央IC/茅ヶ崎JCT 12,712 36,037
茅ヶ崎中央IC/茅ケ崎JCT - 茅ヶ崎西IC 12,712 36,037
茅ヶ崎西IC - 茅ヶ崎海岸IC 4,580 15,139

(出典:「平成22年度道路交通センサス」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 2016年(平成26年)3月31日中日本高速道路株式会社公告第12号「高速道路の料金の額及び徴収期間の変更公告」
  2. ^ 同年10月15日日本道路公団公告第35号「有料道路「新湘南バイパス」の料金の額及び徴収期間の変更公告」
  3. ^ 同年7月28日国土交通省告示第712号「日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団及び本州四国連絡橋公団の業務の引継ぎ並びに権利及び義務の承継に関する基本方針」
  4. ^ 2010年(平成22年)6月25日中日本高速道路株式会社公告第18号「高速道路の料金の額及び徴収期間の変更公告」
  5. ^ 2011年(平成23年)3月31日中日本高速道路株式会社公告第14号「高速道路の料金の額及び徴収期間の変更公告」
  6. ^ 2011年(平成23年)6月17日中日本高速道路株式会社公告第20号「高速道路の料金の額及び徴収期間の変更公告」
  7. ^ 平成28年4月1日(金)から 首都圏の高速道路料金を変更 新湘南バイパスの料金について (PDF)”. 中日本高速道路. 2016年5月10日閲覧。
  8. ^ 高速道路ETC割引ガイド(H28.3) (PDF)”. 中日本高速道路. p. 15 (2016年3月). 2016年5月10日閲覧。
  9. ^ ETC車へのご案内料金とご請求料金とが異なる場合について 詳細版 (PDF)”. 中日本高速道路. pp. 7-8. 2016年5月11日閲覧。
  10. ^ 藤沢バイパス接続地点
  11. ^ 日本高速道路保有・債務返済機構との間に締結された協定による距離
  12. ^ 西湘バイパスの大磯東IC改良部分の距離を含む。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]