木曽岬町

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きそさきちょう
木曽岬町
Kisosaki Mie chapter.JPG
木曽岬町章
Flag of Kisosaki Mie.JPG
木曽岬町旗
日本の旗 日本
地方 近畿地方東海地方
都道府県 三重県
桑名郡
団体コード 24303-5
法人番号 7000020243035
面積 15.74 km²
(境界未定部分あり)
総人口 6,287
推計人口、2017年10月1日)
人口密度 399人/km²
隣接自治体 桑名市
愛知県弥富市
町の木
町の花 スイセン
町のキャラクター トマッピー
木曽岬町役場
町長 加藤隆
所在地 498-8503
三重県桑名郡木曽岬町大字西対海地251番地
北緯35度4分32.8秒東経136度43分51.6秒
Kisosaki town-office.jpg
外部リンク 木曽岬町役場

木曽岬町位置図

― 市 / ― 町

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
木曽岬町全景。画像中央部、木曽川の上の雨滴形の地域が木曽岬町である
木曽川大橋
鍋田川の河口
木曽岬郵便局
木曽岬町商工会館
木曽岬町体育館
木曽岬町立文化資料館

木曽岬町(きそみさきちょう)は、三重県の北東端、木曽三川の河口部に位置する。東は愛知県と接し、西は木曽川を挟んで桑名市長島町と接する。また、南は伊勢湾の最北部に面している。

桑名郡に属する唯一の自治体である。

三重県の町だが、郵便配達は隣の愛知県弥富市にある弥富郵便局が行う。このため、町内の郵便番号は三重県の51ではなく、愛知県内の49で始まるものが使われる。NTT市外局番は弥富市と同じ愛知県津島区域の0567を使用する。

地理[編集]

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

  • 1757年宝暦7年) - 見入川が締め切られ、見入輪中と加路戸輪中が陸続きになる。
  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、加路戸新田・大新田・外平喜新田・近江島新田・西対海地新田・田代新田・築留新田・雁ヶ地新田・白鷺脇付新田・福崎新田・豊崎新田・川先新田・富田子新田・中和泉新田・見入新田・和泉新田・小和泉新田・小林新田・小林島新田・東対海地新田・源緑新田・源緑山新田・藤里新田・白鷺新田・松永新田の区域をもって木曽岬村が発足。
  • 1891年(明治24年) - 白鷺川が締め切られ、源緑輪中と加路戸輪中が陸続きになる。
  • 1963年昭和38年) - 鍋田川が締め切られ、町域が愛知県側と陸続きになる。
  • 1989年平成元年)5月1日 - 木曽岬村が町制施行して木曽岬町となる。

人口[編集]

三重県の自治体の中では人口が最も少ない。

Demography24303.svg
木曽岬町と全国の年齢別人口分布(2005年) 木曽岬町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 木曽岬町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
木曽岬町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 3,358人
1975年 4,097人
1980年 4,986人
1985年 6,307人
1990年 7,167人
1995年 7,231人
2000年 7,172人
2005年 6,965人
2010年 6,855人
2015年 6,357人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

  • 町長:加藤隆(2009年5月5日より)
  • 町議会:議員定数8名

※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第3区[1]、三重県議会議員選挙の選挙区は「桑名市・桑名郡選挙区」(定数:4)[2]、となっている。

産業[編集]

個包装された「とまリッチ」

トマトの生産量が三重県で最も多く、三重県の総出荷量の約6割を占める[3]。木曽岬のトマト栽培は1956年(昭和31年)に始まり、品種桃太郎が中心である[4]。特に水分や肥料を調整した高糖度トマトは「とまリッチ」の名称で販売している[5]。「とまリッチ」の名付け親は三重県知事鈴木英敬である[6]。またトマトをモチーフにした木曽岬町公式マスコットキャラクター「トマッピー」[7]や、木曽岬町のコミュニティ団体「ボラ倶楽部」のキャラクター「魔法少女トマトちゃん」がいる[8]

本社を置く企業[編集]

工場を置く企業[編集]

交通[編集]

町内に鉄道は通っていない。最寄り駅は近鉄弥富駅またはJR・名鉄弥富駅

バス[編集]

道路[編集]

学校[編集]

木曽岬小学校

町内には以下の学校が存在する。町内に高等学校は存在せず、桑名市などにある学校に通学することになる。愛知県内の公立の高等学校には進学できるところもある。

小学校[編集]

  • 木曽岬町立木曽岬小学校

中学校[編集]

  • 木曽岬町立木曽岬中学校

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

観光[編集]

旧跡[編集]

  • 了清寺
  • 源盛院

催事[編集]

  • 輪中駅伝大会(2月)
  • 産業文化祭(3月)
  • 桜まつり(4月)
  • やろまい夏祭り(8月)
  • 町民体育祭(10月)

木曽岬干拓地問題[編集]

自治体合併問題[編集]

現在、人口1万未満のために単独町制維持には厳しいものがある。木曽岬町は三重県内の他の地域とは木曽川で隔てられている一方で愛知県側とは陸続きになっており、生活圏が一体化している弥富市との越境合併を求める声が強い。

昭和の大合併の際には弥富町との合併を巡って村を2分する激しい対立が起きている。この時には国から「現段階で合併を行う事は適当ではない」との裁定が下った事に加え、1959年(昭和34年)の伊勢湾台風で村民の約1割が犠牲となって対立どころではなくなり、混乱は収束した。

平成の大合併では桑名市を中心とする三重県側の自治体との間で合併協議がもたれたが、弥富市との合併を求める声が多い一方、桑名市との合併を望む声は少なく、結果的に合併協議を離脱して単独町制を選択、越県合併の可能性を残す形となった。しかし、越県合併には両県の同意が必要とされる。昭和の大合併の際は、愛知県議会は合併に賛成したが、三重県議会は反対している。木曽岬干拓地の県境問題ですら解決に26年かかった事からも、合併の実現は現実的には難しいのではないかと言われている。[独自研究?]

年表[編集]

  • 1956年(昭和31年)9月 弥富町と越県合併を議決
  • 1957年(昭和32年)合併問題のもつれから村議会解散
  • 1959年(昭和34年)8月 単独村として合意し越県合併紛争解決
  • 2002年(平成14年)2月 桑名市・多度町・長島町・木曽岬町・東員町任意合併協議会の発足
  • 2002年(平成14年)10月 同任意合併協議会より離脱
  • 2004年(平成16年)4月 桑名市・多度町・長島町の合併により新「桑名市」が誕生、桑名郡唯一の自治体として単独町制を継続。

現況[編集]

行政サービスは桑名警察署(木曽岬駐在所)をはじめ、桑名市消防署長島木曽岬分署、桑名税務署、津地方法務局桑名支局、四日市年金事務所など三重県内の各機関が管轄しており、木曽岬町の農協はJA桑名と合併(その後、他の農協と合併しJAみえきたに)、ケーブルテレビ四日市市にある局(シー・ティー・ワイ)がサービスエリアである。一方、郵便は愛知県の弥富郵便局の担当(郵便番号498)であり、NTTも市外局番は愛知県の津島MAの0567となっており、市内通話区域は弥富市、津島市愛西市飛島村(いずれも愛知県)などで、桑名市へは市外通話扱いになる。また、三重県域局のNHK津放送局及び三重テレビ放送桑名中継局を町内に設置している。

脚注[編集]

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  1. ^ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
  2. ^ 県議会議員の選挙区と定数 Archived 2011年4月21日, at the Wayback Machine. 三重県選挙管理委員会
  3. ^ 木曽岬町の様々なグループが、美し国おこし・三重で結集!『ごたーげさん』(ゲンキみえ)”. ゲンキ3ネット (2012年3月11日). 2015年12月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年12月30日閲覧。
  4. ^ 三重県農林水産物編”. 東海農政局. 2015年12月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年12月30日閲覧。
  5. ^ 12月農業普及活動現地情報”. 桑名地域農業改良普及センター (2014年12月). 2015年12月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年12月30日閲覧。
  6. ^ 三重県産ヒロメ、広めたい 「三重の食材を知る会」伊勢安土桃山文化村で”. 伊勢志摩経済新聞 (2015年12月2日). 2015年12月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年12月30日閲覧。
  7. ^ 「トマッピー」グッズ販売のご案内”. 木曽岬町役場総務政策課政策部門 (2014年4月1日). 2015年12月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年12月30日閲覧。
  8. ^ 魔法少女トマトちゃん”. ご当地キャラカタログ (2014年4月1日). 2015年12月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年12月30日閲覧。

外部リンク[編集]