コンテンツにスキップ

ウクライナ領土防衛隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウクライナ領土防衛隊
Сили територіальної оборони Збройних сил України
エンブレム
創設 2022年1月1日
国籍  ウクライナ
軍種 義勇兵民兵
兵科 軽歩兵
任務 領土防衛
兵力 110,000人[1]
上級部隊 ウクライナ軍
モットー «Захистимо свій дім, захистимо Україну!»
(私たちの家を守りましょう、ウクライナを守りましょう!)
主な戦歴 2022年ロシアのウクライナ侵攻
指揮
現司令官 イホル・ヴィクトロヴィチ・プラフタ少将[2]
識別
ロゴ
テンプレートを表示
編制図
編制図
編制図

ウクライナ領土防衛隊(ウクライナりょうどぼうえいたい、ウクライナ語: Сили територіальної оборони Збройних сил України)は、ウクライナ軍義勇兵部隊ウクライナ地域防衛隊、ウクライナ郷土防衛隊、ウクライナ国土防衛隊とも[要出典]ウクライナ領土防衛部隊外国人軍団もある。

概要[編集]

2014年11月、ドンバス戦争の影響で創設された義勇兵部隊領土防衛大隊ウクライナ語版ロシア語版英語版自動車化歩兵大隊に改称)のウクライナ陸軍編入により創設され、2022年1月1日に正式に組織化された。

予備役や一般市民から構成され、軍と連携して後方支援や警備などに当たる[3]ウクライナ軍よりも入隊規定が緩いことから、年配の予備役や健康上の問題で入隊できない市民でも参加できる。[要出典]訓練教官には退役軍人も参加している[4]

服装は統一されておらず迷彩服にウクライナ側であることを示す黄色いテープを巻くか、私服の場合は識別のための腕章を装着している[注 1][要出典]

ウクライナ領土防衛隊は主にウクライナ国民を対象とした部隊であるが、2022年2月には外国人の義勇兵を対象としたウクライナ領土防衛部隊外国人軍団を創設した[5]

スポーツ選手の入隊[編集]

プロボクサーワシル・ロマチェンコオレクサンドル・ウシク、元テニス選手のセルジー・スタホフスキー、元サッカー選手のイーゴリ・ベラノフなどのウクライナの著名なスポーツ選手も入隊している[6][7][8]

組織[編集]

ウクライナの地方行政区画の24と1特別市[注 2]に1個旅団と、創設初期から存在する1個大隊が配置されている。

2022年ロシアのウクライナ侵攻の影響により国民総動員令で、リヴィウハルキウオデッサの3において1個旅団ずつが追加編成された。

これらの部隊は、ウクライナ陸軍の西部、北部、東部、南部の4個作戦管区の指揮下に入る。

西部作戦管区[編集]

北部作戦管区[編集]

東部作戦管区[編集]

南部作戦管区[編集]

歴代司令官[編集]

歴代の領土防衛隊司令官
氏名 階級 在任期間
1 ユーリー・ハルシュキン 准将 2022年01月01日[9] - 2022年05月15日[10]
2 イーホル・タンチューラ 少将 2022年05月15日 - 2023年10月09日
3 アナトリー・バルギレヴィチ 少将 2023年010月9日 - 2024年02月09日
4 イーホル・プラフタウクライナ語版 少将 2024年02月11日 - 現職

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 腕章で交戦資格のある団体に所属していることを示せば、ハーグ陸戦条約捕虜の待遇を受ける事ができるため。
  2. ^ 2014年以降ロシアの実効支配下に置かれているクリミア半島クリミア自治共和国セヴァストポリ特別市)を除く。

出典[編集]

  1. ^ До лав тероборони вступили 110 тис. українців, більше 100 вже мають державні нагороди АрміяInform
  2. ^ УКАЗ ПРЕЗИДЕНТА УКРАЇНИ №74/2024”. 2024年2月9日閲覧。
  3. ^ 家族にうそをつき領土防衛隊に志願した自営業男性 ブチャ近郊で「今日が最後の日かも」と銃を抱いて眠った:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2022年6月18日閲覧。
  4. ^ 日本放送協会. “ウクライナ 領土防衛部隊への志願者が後を絶たず 各地で訓練 | NHK”. NHKニュース. 2022年6月18日閲覧。
  5. ^ ウクライナ、外国人部隊編成へ 国外から志願募集」『Ukrinform』2022年2月27日。2023年2月19日閲覧。
  6. ^ 世界3階級王者ロマチェンコが防衛隊参加を明言!ロシアからの侵攻に「我々は略奪者を許さない」と訴え THE DIGEST 2022年2月28日
  7. ^ ウクライナのテニス選手、ロシアと戦うためウクライナに帰国 子どもには告げず”. CNN.co.jp (2022年3月4日). 2022年3月5日閲覧。
  8. ^ バロンドールを受賞した“ウクライナの英雄”が母国の防衛隊に入隊。銃を片手に最前線へ「破壊に来た占領者に立ち向かう…」 サッカーダイジェスト
  9. ^ № 1/2022 Про призначення Ю.Галушкіна Командувачем Сил територіальної оборони Збройних Сил України” (2022年1月1日). 2022年10月24日閲覧。
  10. ^ № 336/2022 Про звільнення Ю.Галушкіна з посади Командувача Сил територіальної оборони Збройних Сил України” (2022年5月15日). 2022年10月24日閲覧。

外部リンク[編集]