輪廻のラグランジェ
輪廻のラグランジェ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | SF、ロボット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | Production I.G | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
総監督 | 佐藤竜雄 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 鈴木利正 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 菅正太郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚本 | 菅正太郎、森田繁、野村祐一 大野木寛、待田堂子、梅原英司 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 森沢晴行(原案) 乘田拓茂、小林千鶴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 鈴木さえ子、TOMISIRO | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | XEBEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | ラグランジェ・プロジェクト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | 放送局参照 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 第1期:2012年1月8日 - 3月25日 第2期:2012年7月1日 - 9月23日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 第1期:全12話 / 第2期:全12話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
OVA:輪廻のラグランジェ「鴨川デイズ」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 佐藤竜雄(総監督) 鈴木利正 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 菅正太郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 乘田拓茂、小林千鶴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | XEBEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | ラグランジェ・プロジェクト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | 2012年8月23日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他 | ゲーム作品とのHybrid Disc仕様 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | アニメ、漫画、ライトノベル コンピュータゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | アニメ、漫画、ラジオ、文学、ゲーム |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『輪廻のラグランジェ』(りんねのラグランジェ)は、日本のロボットアニメ作品。テレビシリーズとして、2012年1月より読売テレビほかにて放送開始。放送期間は分割2クールで、2012年の1月から3月まで第1期(全12話)が放送、7月から9月まで『輪廻のラグランジェ season2』(りんねのラグランジェ シーズンツー)全12話が放送された[2]。さらに、同年6月23日より、OVA『輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ』(りんねのラグランジェ かもかわデイズ)がイベント先行上映された。
通称は「ラグりん」[3]。副題には『Flower declaration of your heart』[4]が表記されている。また、海外呼称として『Lagrange - The Flower of Rin-ne』があり、海外放送時は主にこの名称が使用されている。
概要
原作はIGポート傘下のProduction I.Gで、アニメーション制作は同じくIGポート傘下のXEBECが担当。劇場版『ブレイク ブレイド』に続く両社のロボットアニメ路線であるが、今回はアニメオリジナル企画となる。
総監督は、XEBECで『機動戦艦ナデシコ』『宇宙のステルヴィア』を手掛けた佐藤竜雄[5]。監督は、鈴木利正がそれぞれ担当する。
本作品の主役ロボット(オービッド)のデザインは、メカニックデザイナーではなく、日産自動車のグローバルデザイン本部に依頼された。日産とプロダクションI.Gは『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』でコラボレートした経験があり[6]、今回は「デザイナー教育の一環」としてロボットデザインを請負った。60人を超えるカーデザイナーやモデラーを集めたコンペティションが行われ、60作品以上の図案の中から4案が最終候補となり、自動車のインテリアデザインを担当している大須田貴士のデザインが主役機「ウォクス」シリーズに決定した[7][8]。また、菊池宏幸がデザインした3体も敵オービッドとして採用された[7]。
製作委員会に参加している読売テレビでは宣伝に力を入れており、2011年10月16日に行われた日産自動車の制作発表イベントを翌朝のローカル番組『朝生ワイド す・またん!』で報じた他、同年11月11日には吉田奈央アナウンサーをアニメ本編第4話へテレビリポーター役で出演させることを『ytvアナウンサー向上委員会 ギューン↑』で報じている[9]。
作品の舞台
本作品の主な舞台は千葉県鴨川市となっており、実在の風景を基にした背景画も劇中にて描かれている[10]。同市においては「輪廻のラグランジェ鴨川推進委員会」が発足し[11]、鴨川市民および出身者や千葉県在住者のみに限定されたイベントではあるが、2011年12月23日には鴨川市民会館で本作品第1話の先行上映会が開催され、声優の石原夏織(京乃まどか役)、スタッフの鈴木利正(監督)、佐藤竜雄(総監督)、大河原健(プロデューサー)の4人によるトークショーなども行われた[12]。その他、第1期の9話では同じ千葉県の勝浦市が登場している。
2012年3月7日放送のNHK『クローズアップ現代』で、自治体による番組とのタイアップ事例として紹介されたほか、鴨川のポータルマガジン「KamoZine」2012年夏号ほかで、表紙を飾っている。
同市は、まどか・ラン・ムギナミの3人を、2013年9月21日付けで「鴨川ふるさと特別大使」に任命した[13][14]。
2014年7月19日から同年9月15日までの間、鴨川市郷土資料館で「輪廻のラグランジェ展」が開催された。期間中は、番組宣伝ポスターや関連グッズなどが展示されたほか[15]、最終日(9月15日)には、鈴木利正(監督)、千野孝敏(アニメーションプロデューサー)、岡本健(奈良県立大学講師)ほかを招いたトークショーと交流会が催された[16]。
翌年の2015年10月、本作品の制作過程で生み出された資料を同市へ移設・保存されることとなった。年間でも数多くのアニメ作品が作り出される中で、制作資料の保管場所確保は困難な現状があり、今回の保存は画期的なものである[17]。
ストーリー
かつて、地球には多くの人々が暮らし、今の地球では考えられないくらいの発展した文明を持っていた。人々は素粒子の発見とそれをフルに活用する素粒子物理学を持って豊かな生活を送っていたが、それらは相対して量子加速器を用いた兵器の進化によって数々の紛争を発生させた。そのような状況のなか、新たなる素粒子が発見される。これを発見した古レ・ガリテ王国の王女メイクンはその名を「ウォクス粒子」と付け、戦乱に揉まれる人たちへの抑止の「声」となるべくウォクス粒子を用いたオービッド(巨大兵器)の制作を行う。
しかし王族の中にはそれを快く思わないものもいた。彼らはメイクンを謀りそのオービッドの破壊を目論む。混乱が発生する中、メイクンを乗せ予測不可能なエネルギー体へと変化したオービッドは暴走を始めエネルギーを放出。やがてそれは地球を包みあらゆる物を破壊し海へと沈ませた。人々は命からがら宇宙へと逃げ出し、地球はここに滅した。
それから2万年あまり後の地球。西暦2032年[18]、千葉県鴨川市に住む少女・京乃まどかはランという宇宙からやって来た少女と出会い、彼女から「ウォクス」と呼ばれるロボットに乗って欲しいと頼まれる。その鴨川に突如として宇宙からの敵が襲来したことで、まどかの運命は一変する。ランとは別に宇宙から来たムギナミという謎の少女とも出会ったまどか達は、ウォクスを狙う宇宙からの敵に対し、地球を守るために立ち向かうのだった。
登場人物
主要人物
- 京乃まどか(きょうの まどか)
- 声 - 石原夏織
- 主人公。鴨川育ちの女の子。17歳。鴨川女子高等学校(鴨女)ジャージ部部長。2年3組在籍。
- 夏はいつでも海難救助が出来るよう、制服やジャージの下にスクール水着を着用している。性格は明朗快活で仲間想い。「まるっ」と言いながら右手で円を描く癖を持つ。難解な名前を覚えるのは苦手。幼少時に母親が海で亡くなり、そのショックを長い間引きずっていたが、明るく人助けに励むようこの姿を見て元気を取り戻した。自分の住む鴨川の町に人並みならぬ愛着を持ち、戦闘中でも街の人々に被害が及ばないよう注意している。運動神経は良好で、幾つもの部活に助っ人として駆り出されているが、勉強は不得手。ランに頼まれて「ウォクス・アウラ」(以下、アウラ)に乗り、そのままパイロットとなる。メモリアは右腰の後ろにある(10歳の時に海で溺れた際にアウラと遭遇し、その時に刻まれた)。恋愛には無頓着で、色恋話には全く免疫がない。
- 第1期
- ラン達がジャージ部に入部した後、地球へやって来たヴィラジュリオと出合い、ムギナミの正体と彼の目的を知らされ、ムギナミに対するヴィラジュリオの態度に激怒する。戦闘でヴィラジュリオと対峙した際、彼を信じるムギナミに阻まれ、彼女の辛辣な言葉に対する怒りの感情にアウラが呼応し、「輪廻」と呼ばれる現象を引き起こす。後にムギナミとは和解した。キッスの大部隊との戦闘では、封印が解かれたアウラで出撃するも、戦闘の巻き添えで重傷を負ったようこの姿を目撃し、その動揺から再び「輪廻」を開いてしまう。その際ユリカノと出会い、彼女から諭され現実に復帰。3機のウォクスで巨大な花を空に作り出す。直後に機体が突然機能停止し、そこをヴィラジュリオに狙われるが、地球へ到着したレ・ガリテの艦隊の援護で窮地を脱する。戦いが終わった後は母星に帰るランを涙ながらに送り出し、今までと同じようにジャージ部部長としての助っ人活動に取り組んでいる。
- Season2
- 18歳になり、高校3年生になったが未だに進路を決められずにいる。夏のある日、ランと再会し彼女からムギナミが自分を殺しに来ると聞かされ、アウラを再起動させ、2人の争いを止めさせるために出撃。戦闘後、ジャージ部の部室で2人の仲を取り持つ。その後、アステリアの命でウォクス粒子制御実験に参加。彼女の言葉攻めで輪廻を開いてしまい、その先でユリカノらしき存在と出会う。ディセルマインとヴィラジュリオの会談の際にユリカノを目撃し、彼女に会うためにレ・ガリテの旗艦へ向かうが、ディセルマインが企む実験に強制的に参加させられ、ユリカノと意識が入れ替わってしまう。脱出ポッドで宇宙を漂流していた所をやって来たアウラに救助され、後に意識も元の体へと戻り、消えていくユリカノと再び会うことを約束した。そしてディセルマインとヴィラジュリオを一喝し、ランとムギナミをジャージ部に迎え直して「今後ウォクスを戦闘に使わない」という新しい誓いをたてる。
- 第10話でレ・ガリテがデ・メトリオに対し突如戦端を開いたことに伴い、ランとムギナミに誓いを破る時も一緒だと語り、3人でウォクスに乗って出撃。ディセルマインに真意を問いかけるも、アルヴィリウムのコクピットを躊躇なく踏み潰した彼を見て激怒する。ディセルマインが鴨川上空に開いた黒い輪廻の下へ向かい、その先でディセルマインが心の底ではヴィラジュリオを同志だと信じていたことを知り、彼を救うべく最後の決戦に挑む。マグオルトル撃破後、ユリカノと倒れているディセルマインを発見し、彼女達を連れて無事鴨川に戻る。まどか達の帰還によって地球を覆っていた2万年前と同じ黒い輪廻は吹き飛ばされ、青い巨大なラグランジェの花となって地球から離れていった。
- 学校を卒業後も、ランやムギナミと宇宙を跨いで鴨女ジャージ部の活動に勤しんでいる。
- フィン・エ・ルド・スイ・ラフィンティ
- 声 - 瀬戸麻沙美
- とある任務のために宇宙からやってきた少女。16歳。通称「ラン」。頭の左側に白い花の形の髪飾りを付けている。
- 「ウォクス・リンファ」(以下、リンファ)のパイロットで、まどかをファロスへと導き、アウラに乗せる。「わん」が口癖(これはアステリアから「地球の挨拶」と称して吹き込まれた嘘であった)。彼女の正体はポリヘドロンの構成国家の1つ、レ・ガリテの王女で、ディセルマインの妹である。反ポリヘドロン義賊同盟「キッス」の頭領を務めるヴィラジュリオとは、デ・メトリオの特使として彼がレ・ガリテに常駐していた頃からの知り合い。メモリアは左腋にある。
- あまり感情を表に出さず、見た目はクールでしっかり者に思われがちだが、実はカナヅチでお化けが苦手。まどかと親しげなムギナミに対抗して彼女に倣ってBWHでウェイトレスになるも、ムギナミと逆に失敗ばかりのドジっ娘ぶりを披露することになってしまった。しかし、これが男性客には大受けし、来客の数は激増することとなる。ツンデレな部分もあり、興奮すると服を全部脱いでしまうなど、驚くような行動に出ることがある。
- 第1期
- 当初はポリヘドロンに伝わる「ウォクスの伝説」を恐れてリンファをウォーリア形態に変形させることが出来なかったが、キリウス達との戦闘中に変形させることができるようになった。ムギナミに続いて鴨川女子高等学校に転入、ジャージ部に入部してまどかの家に居候する。ムギナミに対して初めは疑念を抱いており、レ・ガリテと内通して身元を探っていた。後にヴィラジュリオと再会するが、彼の変貌ぶりに驚愕する。まどかとムギナミが仲違いをした際は、彼女達の仲を取り持った。キッスの大部隊との戦闘では、ムギナミと連携して敵に立ち向かった。レ・ガリテの艦隊の飛来に伴い、ヴィラジュリオと共に去ってしまったムギナミを必ず連れて鴨川に帰ることをまどかに約束し、母星へと戻る。
- Season2
- ディセルマインの命により、レ・ガリテの実験ステーションでウォクス粒子の制御実験を行っていた。その後、ディセルマインの特命を帯びて鴨川に降り立ちまどかと再会、まどかを守るためにムギナミと対立する。戦闘後、ジャージ部の部室でムギナミと口論になるが、やって来たまどかの取り持ちで考えを改め、地球側に亡命する。ディセルマインとヴィラジュリオの会談後、まどかやムギナミを伴って旗艦へと戻る。旗艦内でまどかが兄に捕われたことに気付き、わざとムギナミを拘束して彼女がまどかを助けられるように艦内放送を行い、乗員の気を引いた。その後は無人で飛来したリンファに乗り、旗艦の外でレ・ガリテ軍と戦うキリウス達を制止する。
- 騒動終結後、兄達が仲直りをしたことで再びジャージ部に所属し、まどかやムギナミと「今後ウォクスを戦闘に使わない」誓いをたてた。レ・ガリテがデ・メトリオに対し突如戦端を開いた際は、まどかにムギナミと2人だけで悩むなというを叱咤を受けて3人で出撃。ディセルマインが開いた輪廻の向こう側へまどか達と飛び込み、兄と対峙する。
- 鴨川へ帰還した後は王の座を退いたディセルマインに代わってレ・ガリテの女王に就任する一方、まどか達と宇宙を跨いで鴨女ジャージ部の活動を行っている。
- ムギナミ
- 声 - 茅野愛衣
- ランと同じく宇宙からやってきた少女。17歳。ウェーブのかかった薄いオレンジ色の長く豊かな髪を持つ。
- 相手から何かを頼まれた時に「かしこまり〜」と言うのが口癖。実は反ポリヘドロン義賊同盟「キッス」の一員で、頭領であるデ・メトリオの元王子ヴィラジュリオを「お兄ちゃん」と呼んで慕っているが血縁関係はない。組織のために独断でファロスへと侵入し、「ウォクス・イグニス」(以下、イグニス)に接触して体にメモリアを刻み付け、イグニスのパイロットになる。メモリアは下腹部にある。ポリヘドロンにある辺境の流刑地、惑星ウ・ゴーの出身。身寄りのない孤児であり、幼少時は貧困生活を送っていたが、ある時海岸で倒れていたヴィラジュリオと出会い、後に誘われて「キッス」の一員となった。おっとりとした口調だが運動神経は良く、人命救助やウェイトレス、料理もそつなくこなす(キッスでは厨房の担当で100人分もの料理を作っていたらしい)。少々腹黒な一面があり、まどかやラン達をからかうことが多い。
- 第1期
- 鴨川女子高等学校に転入してきて、まどかの右隣の席に着く。まどかにジャージ部にスカウトされ、彼女の家に居候した。最初は私服で登校していたが、後に制服を着用している。当初はファロス司令部やランから監視を受けていた。
- まどかやランには、たとえ敵同士になったとしても今の生活を楽しみたいと語り、地球へやって来たヴィラジュリオとの再会を喜ぶが、予想に反し彼から乱暴な態度で突き放され(イグニスのパイロットになったのが、彼の意に反していたため)、大きな衝撃を受ける。その後の戦闘でイグニスに乗り出撃するも、彼を疑いきれずまどかを罵ってしまうが、後にまどかとは和解した。キッスの大部隊との戦闘では、ヴィラジュリオと激闘を繰り広げたが、地球へ飛来したレ・ガリテ軍の攻撃を受けて傷付いた彼を助け、その場から去った。2週間後、まどかへまた鴨川へ戻ってくることを誓う内容の手紙を送った。ヴィラジュリオがデ・メトリオの国王に就任した後、彼の近衛兵となる[19]。
- Season2
- デ・メトリオ正規軍の一員としてレ・ガリテの実験ステーションを襲撃。その後、独断で地球へ飛来し、まどかをアウラに乗せないためにランと対立した。戦闘後、ジャージ部の部室でランと口論になるが、まどかの取り持ちで考えを改め地球に亡命する。ディセルマインとヴィラジュリオの会談後、ランに付き添いまどかとレ・ガリテのシャトルへと乗り込む。旗艦内ではランの命令で拘束されるが、彼女の本心に気付き捕われたまどかの救出に向かった。そして助け出したまどか(精神はユリカノ)を連れて逃げる途中、事故で宇宙に放り出されてしまうが、無人で飛んで来たイグニスに無事救助された。
- 兄達が仲直りをした後、再びジャージ部に所属し、まどかやランと「今後ウォクスを戦闘に使わない」誓いをたてた。レ・ガリテがデ・メトリオに対し戦端を開いた際、まどかやランと3人で出撃する。ディセルマインとの戦闘にて、彼が大破したアルヴィリウムのコクピットを踏み潰す光景を見て衝撃を受けるが、後にヴィラジュリオが無事だと知って安堵する。
- 輪廻の向こう側から鴨川に戻り、学校を卒業した後は鴨女ジャージ部キッス支部を立ち上げ、生まれ故郷の惑星ウ・ゴーの環境再生に尽力する一方、まどか達と宇宙を跨いでジャージ部の活動を行っている。
鴨川女子高等学校
まどか・ラン・ムギナミが通う女子高校。全校生徒数は約450人[20]。海岸沿いに位置する。まどかが所属するジャージ部が存在する。制服は夏服はポロシャツで冬服はブレザー。第1期第11話において、学校を挙げてまどか達ジャージ部の戦闘を応援した。
- 岩淵まちこ(いわぶち まちこ)
- 声 - 浅倉杏美
- 鴨川女子高等学校の体育教師で、まどか達の2年6組担任。26歳[20]。ようことは友人で、ジャージ部のOG(本人は「ようこの助っ人」と言っている)。
- まどかがウォクスに乗って戦っていた事を初めて知った際には、生徒をロボットで戦わせていた事実に激怒して田所のネクタイを締め上げている。ランとムギナミがジャージ部に入部したことで、まどか達に部室を提供する。プールに逃げ出したうなぎの捕獲など、雑用を頼む事もある。
- OVA『鴨川デイズ』では、酔った勢いでまどかにキスをしていた。
- 『Season2』では3年生となったまどかが、未だに進路を決められないことに呆れている。第8話ではようこを居酒屋に誘い、ジャージ部を作った思い出を語って、そろそろ自由になるべきだとようこに告げた。第9話ではまどか達が手伝う商店街のくじ引きで鴨川賞(ペア宿泊券)を当てる。ディセルマインが輪廻を開いた際は、市民や生徒を学校の中へ避難させた。
- 野上さち(のがみ さち)
- 声 - 山口立花子
- 鴨川女子高等学校の生徒。17歳。まどかの幼馴染。サーフィン部所属。
- キリウス達との戦闘中にウォクスが“まるっ”のジェスチャーをした事で、まどかがロボットに乗って戦っていた事を知る。幼少時に海で溺れ、ようこに助けられた事がある。ランと仲良くなり、おらが祭ではサーフィン部の看板娘役を彼女に頼む。
- 『Season2』では3年生となり、鴨川漁協を進路として狙っている。イゾを「イゾっち」、キリウスを「キリキリ」と呼んでいる。キリウスとアレイのお別れ会の際はみちと2人でデュエットをした。
- 近藤みち(こんどう みち)
- 声 - 三森すずこ
- 鴨川女子高等学校の生徒。16歳。まどかのクラスメイト。天文部所属。
- さちと同じく、まどかがロボットに乗って戦っていた事を知る。ムギナミと仲良くなり、おらが祭ではカフェの手伝いを彼女に頼む。
- 『Season2』では3年生となり、進路は外交官を希望している。
- 高倉えりか(たかくら えりか)
- 声 - 南里侑香
- 鴨川女子高等学校の生徒会長および剣道部部長。18歳。
- 剣道では今年の県大会で三連覇を目指している。
- まどかを探して学校にやって来たイゾをまどかの彼氏と勘違いする。
- 五十嵐しょうこ(いがらし しょうこ)
- 声 - 野水伊織
- 鴨川女子高等学校の生徒。16歳。剣道部所属。
- えりかと同じくイゾをまどかの彼氏と思い込んでしまう。
- 『Season2』ではジャージ部の部室を明け渡して欲しいとまどかに頼む。
- 葛原ともえ(くずはら ともえ)
- 声 - 森谷里美
- 鴨川女子高等学校の生徒。15歳。映画研究部所属。
- おらが祭ではまどかの主演映画を制作して公開し、次回はランとムギナミにも出て欲しいと彼女達を誘っていた。
- 岩あやね(いわ あやね)
- 声 - 藤村歩
- 鴨川女子高等学校の生徒。17歳。テニス部所属。
- 三木れいこ(みき れいこ)
- 声 - 高森奈津美
- 鴨川女子高等学校の生徒。OVA『鴨川デイズ』で新入生として鴨女に入学する。
- 『Season2』では鴨川の至る所に現れ、ジョギングや焼きそばを食べている姿が見られる。一方、まどかを尾行しているような素振りも見せていたが、第8話で正式に登場し、ジャージ部へと入部する。ジャージの色はまどか達の赤色と違って青色。ドジっ娘で、よく転ぶ。入部したきっかけはロボット(ウォクス)で戦うまどか達に憧れたからであり、自身も乗りたがっていたが、棚田の夜祭りでまどかから諭され、自分の楽しみを探すためロボット部を作りたいと考えを改め、ジャージ部を退部した。
まどかの関係者
- 中泉ようこ(なかいずみ ようこ)
- 声 - 能登麻美子
- まどかの従姉で、姉代わりの海洋考古学者。25歳[20]。鴨川女子高等学校ジャージ部のOG。プロレスに詳しく、時たままどかに技をかけることもある。
- 第1期
- 以前から海洋考古学者として「ウォクス・アウラ」の調査・研究を行っていたが、半ば横取りの形でノウムンドゥス財団に機体を奪われて以来、ファロスの周囲を探るようになる。まどかとウォクス・アウラの関係を以前から知っていたようで、当初は彼女がウォクスに乗ることに反対していたが、まどかの意思を尊重しており、彼女が2度目の戦闘中に悩んでいた際は携帯越しに一喝し、彼女を立ち直らせた。その後、モイドからIDカードを渡され、ファロスへの出入りを許される。颯太と共に「ウォクスの伝説」を調べ、キッスの大部隊との戦闘では、アステリアにウォクス・アウラの凍結解除をするよう説得した。その後、校庭に落下してきた敵機から生徒をかばい重傷を負ってしまうが、一命は取りとめており、元気になった後も傷跡はそのままにしている。
- Season2
- 颯太と共にマダガスカルへ向かい、ラグランジェの花の化石を発見する。その後の研究でウォクスには兵器以上の可能性があることを示唆。ウォクスの描かれた石版をアステリアやファロスの面々に見せ、その際のアステリアの僅かな動揺から、彼女が2万年前に「輪廻」を引き起こした女王メイクンであることを見抜く。ディセルマインが輪廻を開いた後、ファロスの屋上にいたモイドに、まどか達に酷いことをした報いとして鉄拳を喰らわせる。アステリアへはまどかを期待して裏切られたことがないと語り、彼女達が無事輪廻の向こう側から戻ってくることを信じていた。
- 中泉浩(なかいずみ ひろし)
- 声 - 浜田賢二
- サーフショップ兼レストラン「BWH」のオーナー。44歳。ようこの父親で、まどかの叔父。
- 客寄せのために、ランとムギナミの2人が店でバイトをしてくれないかと望んでいる。実際に2人がウェイトレスをした際は男性客が急増した。地球へやって来たヴィラジュリオと1着のコートの取り合いがきっかけで知り合いになり、彼とまどかが出会う切っ掛けを作る。第7話でまどか達に新しいウェイトレス服をプレゼントする。ランが母星へ帰る際は店でお別れ会を開いた。
- 涙もろく、キリウスとアレイが母星へ帰る際のお別れ会では号泣していた。『Season2』第10話でまどか達が再びウォクスに乗って出撃する際、彼女らに弁当を届け、大事な看板娘として無事に帰るよう伝える。輪廻の向こう側に消えたまどか達を待つ際は、ファロスに寄って鴨川汁の調理をキリウス達に手伝わせていた。その後も、宇宙をまたにかけてジャージ部の活動をするまどか達を送り出している。
- 芹沢颯太(せりざわ そうた)
- 声 - 井口祐一
- ようこのアシスタントの海洋考古学者。23歳。ようこに好意を寄せており、彼女の無防備な姿に狼狽する様子も見せる。
- ようこと同じくモイドからIDカードを渡され、ファロスへの出入りを許される。「ウォクス・シリーズ」と古代語や伝承との関連性を調査している。第1期第12話でおにぎりを落とした際、偶然ラグランジェの花を発見する。
- 『Season2』ではようこと共にマダガスカルへ向かう。その後はウォクスの描かれた石版の分析作業を行っている。
ファロスの関係者
ノウムンドゥス財団が建造した前線基地の乗組員。田所司令以下ブリッジクルーは戦闘での指揮を行うほか、「ウォクス・シリーズ」の整備など数多くの人々が仕事に就いている。ファロス本体の詳細については「#ファロス」の項目を、「ウォクス・シリーズ」の詳細については「#オービッド」の項目を参照。余談だが、司令部制服のロゴ(胸にあるマーク)がスポンサーである日産の高級車ブランドであるインフィニティのエンブレムに所々変わるという描写がある。
- 田所正蔵(たどころ しょうぞう)
- 声 - 保村真
- ファロスの司令官。30歳。独身[20]。
- 堅苦しい場が苦手で、ネクタイを締めることを嫌い、言葉遣いも若干乱暴。元自衛官で、えりは当時の上官。状況に振り回されやすい苦労人で、特に女性が関わると酷い目にあうことが多い。
- 第1期
- ようこの要請でまどかが戦う条件として彼女が今後も普通に学校へ通うことを認める。ポリヘドロンの惑星レ・ガリテとは一種の協力関係にあり、モイドと互いに情報交換を行っている。キッスの大部隊が地球へ到来した時は、アステリアにアウラの凍結解除を何度も要請し、聞き入れられない場合は全責任を背負ってまどかを出撃させる事を決めていた。
- Season2
- アステリアの命で再びやって来た鴨川の海を、複雑な思いで見つめていた。また、酒癖が非常に悪い事が発覚し、パンツ一丁で頭にネクタイを巻いた状態で悪酔いしている所をアステリアに隠し撮りされていた。まどかが独断で敵対勢力であるヴィラジュリオに通信を送った時は大慌てして、通信を強制終了させた。まどか達がディセルマインが開いた輪廻の向こうへ消えた後、何としても連絡を取るように部下を叱咤していた。
- 渡部えり(わたべ えり)
- 声 - 田中理恵
- ファロスの艦長。49歳。航行・索敵担当チームのリーダー。
- 元自衛官で、ブリッジメンバーでは最年長の女性。
- キッスの大部隊との交戦にあたり、田所にアウラの凍結解除を求めるよう促した一人。
- 上原はるか(うえはら はるか)
- 声 - 藤村歩
- ファロスのブリッジメンバー。18歳。管制担当チームのリーダー。
- ブリッジメンバーでは最年少である。眼鏡っ娘でもある。家事が得意。
- OVAでは水着を披露している。
- ジェイムズ・ロウ
- 声 - 川田紳司
- ファロスのブリッジメンバー。27歳。通信担当チームのリーダー。
- フォギュアオタクで、ブリッジの自分の席にロボットのフィギュアを飾っている。
ノウムンドゥス財団
ファロスの建造や「ウォクス・シリーズ」の運用に関わっている財団。1820年代に設立され、「ウォクス・コア」を発見・保管してきた。
- アステリア・リーザマリー・ド・ロシュフォール
- 声 - 金元寿子
- ノウムンドゥス財団の会長代理。実年齢は不明(『Season2』で正体を明かした際、冗談交じりで20010歳にしておいて欲しいと話している)。外見は少女ながら実質的な決定権を持ち、合衆国大統領ですら電話1本で命令できる程。ランに「わん」という嘘の地球の挨拶を教えた張本人。「ウォクスの伝説」やユリカノの消息について知っており、メモリアを胸元に持つ。自らを「この宇宙を安寧と惨禍で創った永遠のループに引き込んだ魔女」と呼ぶなど、物語の鍵を握る重要人物。外見とは裏腹に尊大かつ大胆な性格の持ち主。上述の「わん」の一件をはじめ、顔色一つ変えずに相手をからかう一面もある。
- 第1期
- 過去と同様の惨劇を繰り返させないためにようこに力添えを頼み、「ウォクス・アウラ」の凍結を命じるが、第11話でようこの説得を受けて凍結解除を行った。また、アレイを専属メイドとして側に置いていた。まどか達は初対面の時は彼女に敬語を使っていたが、後に敬語抜きで話し合うようになる。
- Season2
- ポリヘドロン千年問題を扱う宇宙規模の国際会議を行うため、ファロスを鴨川へと移動させ、互いに対立していたランとムギナミには地球へ亡命するよう提案する。ウォクスの平和的利用を目的にウォクス粒子制御実験を行わせ、言葉攻めをしてまどかの精神を高ぶらせるが、結果的に輪廻を開いてしまう。レ・ガリテ旗艦における騒動後、ようこが研究していたウォクスの描かれた石版を閲覧した際、彼女に自分の正体が2万年前に「輪廻」を開き惨劇を引き起こした女王メイクンだと見抜かれる。モイドが行方不明になった後、彼の行方を探すとともに、ファロスの面々の前で自身の正体を明かす。その際、田所らには驚かれるが、自分を想う言葉を受けて感謝する。レ・ガリテがデ・メトリオに対し戦端を開き、ディセルマインが鴨川上空に開いた輪廻を見て「2万年前と同じことが起ころうとしている」と恐怖を覚える。ファロスの屋上にいたモイドを問い詰めた際、女王メイクンの歴史をずっと見ていたと語られ、彼の正体を知る。その後、捕縛されたモイドには「まどか達を信じる」という成すべきことが分かったと告げる。
ポリヘドロン
地球から約50光年離れた宙域にある連邦国家[20]。「レ・ガリテ、デ・メトリオ、パ・ドロス、ラ・クインテバリテ、テ・バリテ、ン・ヤガ、ア・ラマーン」の7つの恒星系国家で構成され、総人口は1000億人。有効半径は10光年にも及ぶ[18]。2万年前に「ウォクスの伝説」によって地球を離れた人類の末裔であり、4000年もの旅路の果てに発見した散開星団を元としてさまざまなテラ・フォーミング技術を用い、長い時間をかけて今の星間国家を作り出した[18]。地球を聖域(不可侵領域)として地球側との交流を絶っていたが、現在は「ウォクス・シリーズ」を求め、地球との接触を図っている。
デ・メトリオ
ポリヘドロンの構成国家の1つ。キリウス、イゾ、アレイの出身惑星で、王女はユリカノ。また、ヴィラジュリオはデ・メトリオの元王子。ポリヘドロンではレ・ガリテに次ぐ大国で、皇族の誰かを常にレ・ガリテに常駐せねばならないという特使派遣制度がある[18]。
- ラクス・レストリネ・ハ・キリウス
- 声 - 野島健児
- 宇宙から鴨川に飛来したグループの1人。19歳。専用オービッド「リベルタス」のパイロットで三人組のリーダー格。まるで武人のごとく生真面目な性格であり、物事を深読みし過ぎるがゆえに結果としてズレた言動を発することもある。またマニュアル型であり、まどかと交戦した際は彼女の予想外の行動に戸惑っていた。
- 第1期
- 地球ではヴィラジュリオから与えられた勝浦市のアジトに3人で滞在する。イゾを探しに出かけた際に海でまどかと出会うが、本人とは気づかなかった。地球にキッスの大部隊が迫る中、ユリカノのためにヴィラジュリオと共に戦うことを一度は決意するも後に考えを改め、鴨川を標的としたキッス艦隊の一斉砲撃を亜空フィールドで防ぐ。その後はアステリアが身元引受人となり、3人ともBWHに雇われることとなる。
- Season2
- ビーチのBWH海岸支店にて、執事服を着てアルバイトをしている。ディセルマインとヴィラジュリオの会談の際、ユリカノをイゾやアレイと共に目撃し驚愕。真相を知るため3人でオービッドに乗りレ・ガリテの艦隊へ向かう。そして、まどかと意識が入れ替わったユリカノと会い、彼女をユリカノ本人と認め、レ・ガリテ軍と激しい戦闘を行う。ヴィラジュリオが旗艦に突入した際は3人で殿を受け持ったが、彼女の消滅で意気消沈してしまった。その後、将来は家督を継ぐつもりだと言い、アレイと2人で母星へと戻るが、ワープ直後にレ・ガリテがデ・メトリオに攻撃を始めたことに気が付き、直ぐ地球へとUターンしてイゾと合流。ヴィラジュリオの助けに入る。そして輪廻の向こう側から戻ってきたユリカノにようやく再会を果たし、もし再びどこかへ行ってしまう時は、今度は4人一緒だと告げた。
- 漫画「輪廻のラグランジェ 〜暁月のメモリア〜」(以下、暁月のメモリア)では、王立軍教育航空アカデミーの生徒で、没落貴族の息子であり、剣術の大会で常に優勝してきたとされる。また、ユリカノの入浴を率先して覗きに行こうとするなど、コミカルな面も見せる。タイラ大佐の部下となり逃げたイゾを追うが、元々大佐が嫌いだったこともあり、嫌気が指して指揮下を離れ、イゾと合流する。
- ソフィロ・カリア・ロス・イゾ
- 声 - 吉野裕行
- キリウスやアレイの仲間。18歳。専用オービッド「ウォルンタス」のパイロット。一見好戦的だが、仲間想い。
- 第1期
- テレビで時代劇を見てまどかを暗殺することを思い立ち、短剣を持ち出して1人で鴨川女子高校に向かうが、剣道部でまどかの彼氏と勘違いされ、やる気が失せてそのまま帰宅する。キリウス達と今後の行動を話し合い、第11話でキッス艦隊の攻撃から鴨川を守った後、キリウス達とともにBWHへと雇われる。
- Season2
- ビーチのBWH海岸支店にて、アロハシャツを着て厨房を担当している。レ・ガリテの艦隊へユリカノの救助に向かった際、まどかと意識が入れ替わったユリカノには疑心暗鬼だったが、彼女の口から過去の思い出を語られて即納得した。キリウスとアレイが母星へ戻った際、料理の修行のためとして1人地球へ残るも、レ・ガリテがデ・メトリオに攻撃を始めたことを見て、オービッドで宇宙へ上がりUターンしてきたキリウス達と合流、ヴィラジュリオの助けに入る。その後は輪廻の向こう側からまどか達と共に戻ってきたユリカノと再会した。
- 漫画「暁月のメモリア」では、王立軍教育航空アカデミーの生徒で、主人公を務める。タイラ大佐から追われる身となり、幼馴染のサヌを連れて逃亡する。大佐の下を離れたキリウスやアレイと合流し、サヌを連れてデ・メトリオを離れることを決意する。
- ダノン・シ・アレイ
- 声 - 松岡禎丞
- キリウスやイゾの仲間。17歳。専用オービッド「テネリタス」のパイロット。
- 第1期
- 独断で最初に地球へ襲来してまどかの操縦するウォクス・アウラと対戦するが、敗北。機体ごと鹵獲され捕虜となったが、何者かの手引きによりファロスから脱走する。その後は消息が不明だったが、第8話でアステリアの側にメイド服の女装姿で仕えていたことが判明。服がこれしかないという理由で、その後もメイド姿で行動している。しかし、アステリアからお金に不自由しないブラックカードを貰っているため、何故それで服を買わないのかとキリウスに突っ込まれていた。BWHで食事をした際はカードが使えず、店内でバイトをして食事代を返済した。キリウス達と今後の行動を話し合い、第11話でキッス艦隊の攻撃から鴨川を守った後、BWHへと雇われる。
- Season2
- ビーチのBWH海岸支店にて、メイド服でアルバイトをしている(彼に会うため、東京からのリピーターもいる)。ユリカノを目撃した際はキリウス達と共にレ・ガリテ軍と戦った。将来は王立軍のアカデミーの教官になるつもりだと言い、キリウスと2人で母星へと戻るが、戦端を開いたレ・ガリテを見て地球へUターンし、ヴィラジュリオの助けに入る。その後は輪廻の向こう側からまどか達と共に戻ってきたユリカノと再会した。
- 漫画「暁月のメモリア」では、王立軍教育航空アカデミーの生徒で、2年はかかる基礎教育課程を半年で終わらせた天才とされる。常にゲーム機で遊んでいる。タイラ大佐の部下となり、逃げたイゾを追う。キリウスが部隊を抜けた後も一人残っていたが、拷問を受けるテミスの姿を見て部隊に留まる自分自身に嫌悪感を抱き、彼女を救出して脱走する。
- 一人称は基本的に「僕」だが、ユリカノの前では「俺」を使っていた。
- デ・メトリオ・ル・ユリカノ
- 声 - 伊瀬茉莉也
- デ・メトリオの王女で、ヴィラジュリオの妹。20歳[18]。
- 詳細は「#デ・メトリオ・ル・ユリカノ」を参照。
レ・ガリテ
ポリヘドロンの構成国家の1つで、ポリヘドロン内で最も強大な軍事国家[18]。連邦制を敷く。かつてはデ・メトリオと同盟関係にあったが、パ・ドロス戦役後に同盟を破棄、現在デ・メトリオとは対立している。ランとモイドの出身惑星で、国王はディセルマイン。
- フィン・エ・ルド・シ・ディセルマイン
- 声 - 小野大輔
- ランの兄。22歳。レ・ガリテの若き王。モイドとランを地球へ派遣する。
- 第1期
- モイドに通信でウォクスの回収を急ぐよう伝え、回収部隊を向かわせる。第12話で自ら艦隊を率いて地球へ飛来し、ヴィラジュリオとキッス艦隊を攻撃し排除。その後、ラン達と共に母星へ戻る。これを機に、地球とレ・ガリテは友好国として正式に同盟関係を結ぶ[19]。
- Season2
- 実験ステーションにてランを使ってウォクス粒子の制御実験を行う。その際ランの精神が崩壊しても構わないと話すなど、非道な面を見せる。かつてミリティア・ゾデアの惨劇から助け出したユリカノを側に置いているが、その目的はポリヘドロン千年問題をウォクスの圧倒的な力で解決することであり、そのためにユリカノやまどかの利用を企む。レ・ガリテの旗艦にやって来たまどか達を歓迎するが、まどかを唆してユリカノに彼女の意識を埋め込む実験を行う。だが、まどかとユリカノの意識が入れ替わる結果に終わり、さらに艦全体が赤い結晶化をし始めてしまう。その後、庭園で意識が元に戻ったユリカノと語らい、消えていく彼女を見送った。騒動終結後、まどかに一喝されたことで考えを改め、ヴィラジュリオと本音を語り合いデ・メトリオと友好関係を結び直す。そして国際会議で「ポリヘドロン問題でウォクスを使用しない」ことを明言し、ランに今までの扱いの酷さを直接謝罪した。
- しかし、後にモイドの手で洗脳され、自らウォクス粒子の制御実験体となり、強制的に身体にメモリアを刻み付ける。そしてデ・メトリオ艦隊に攻撃を開始し、自ら新型オービッドのマグオルトルで出撃。ヴィラジュリオに猛攻を仕掛ける。地球へ落下した彼を追うが、まどかの一撃を受けて鴨川の海岸へ墜落する。だが、突如黒い粒子を機体から吹き出し、挙句「ポリヘドロンなど知ったことか」と吐き捨て、大破していたアルヴィリウムのコクピットを踏み潰す。そして鴨川上空に黒い粒子を集めて地球全土に輪廻を開き、輪廻の海の向こう側で暴走するマグオルトルの力に飲まれ、彼を止めに来たまどか達へ戦いを挑む。戦闘の末に敗北し、意識を失った状態でユリカノといる所をまどかに発見され、ユリカノと共に元の世界に帰還する。なお、帰還後は体が若返ってしまった(アステリアは「自分も輪廻の向こう側から帰ってきた際に10歳ほど若返り、ディセルマインはもう一度昔からやり直したいと願ったこともあってそうなったのではないか」と語っている)。まどか達が卒業した頃には王位をランに譲り、ヴィラジュリオと共に王の座を退いている。
- バランス・T・モイド
- 声 - 興津和幸
- ランのお目付け役で、ディセルマインの秘書官的存在。23歳[18]。
- ファロス司令部の面々とは協力関係にある。丁寧な口調だが、物腰は慇懃無礼。好物はプリン・ア・ラ・モード(ぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるのが好きらしい)。
- 第1期
- 第3話にて、ようこ達に「お礼」と称しファロスに入出可能なIDカードを渡す。第6話でムギナミを唆してウォクス・イグニスへと搭乗させる。また、ウォクス・アウラが発生させた「輪廻」と呼ばれる現象について知っており、第12話では田所の呼びかけにも「うるさい!」と一喝するほど、まどか達が発生させた現象に見入っていた。その後、ランと共に母星へ帰還する。
- Season2
- ディセルマインと再び地球へ飛来する。レ・ガリテ旗艦における騒動後はアステリアに滞在許可をもらい、再びファロスに着任する。第8話にてウォクスの描かれた石版の欠片を入手。ディセルマインに自身の身体にメモリアがある事実を明かす。後にアステリアの口から2万年前から生きている人間で、その当時の技術を使いこなすという真実が語られる。石版入手後ファロスから姿を消し、ポリヘドロン内でも指名手配となるが、実際はレ・ガリテにいた。ディセルマインに如何にヴィラジュリオを憎んでいるかという気持ちを抱かせ、マグオルトルに乗った彼に輪廻を開かせる。そして自身はファロスの屋上で成り行きを見守り、アステリアに女王メイクンの歴史をずっと見ていた(ウェトゥムンドゥス時代より生きながらえていた)こと、偉大なる何者かの意志を感じ、彼の者の声を聴くべく自身をウォクスに捧げようと試みたがメモリアは授かれなかった事実を語り、自分を満たしてくれなかったメイクン(アステリア)を非難するが、ようこの鉄拳に倒れ捕縛される。アステリアへは、己の全てを開放して声を聴かせてくれるのなら、輪廻を開くのは誰でも良かったと語った。その後、1人拘束されていた部屋から脱走して輪廻の様子を見守っていたが、まどか達の帰還により目論見が外れ、体がウォクス粒子となって消滅していった[注 1]。
- 元は古レ・ガリテ王国の下級官吏で、ウォクス・イプシエンスの開発にも関わっていた。輪廻の輪を通って2万年後のポリヘドロンに転移し、ディセルマインと接触する。なお、ミリティア・ゾデアの惨劇にも加担していた[21]。
- サルエマ
- 声 - 斧アツシ
- 『Season2』から登場。王座艦ヴァシュワック艦長。髭を生やした老齢の男性。捕まったまどかを助けるために演説を行ったランの策に騙されてしまう。終盤では艦内に乗り込んできたグラニアと停戦協定を結んだ。
- メイクン
- 2万年前の地球に存在した文明「ウェトムンドゥス」の古レ・ガリテ王国を統べていた女王。戦乱を鎮めるべくウォクス粒子を用いたオービットの開発を推進していたが、平和実現を望まない反メイクン派により害され、結果ウォクスが暴走し「ウォクスの伝説(惨劇)」を引き起こした[18]。実はアステリアこそメイクンその人であり、命も取り留めていた。ウォクスの描かれた石版を閲覧した際の心の動揺をようこに悟られて正体を見抜かれた。当時の搭乗機は初代ウォクスというべき「ウォクス・イプシエンス」。
反ポリヘドロン義賊同盟「キッス」
反ポリヘドロン義賊同盟。頭領はヴィラジュリオ。ムギナミも組織の一員である。デ・メトリオやレ・ガリテ出身の者もいるが、大半は惑星ウ・ゴーの出身者で構成されている。『Season2』ではヴィラジュリオがデ・メトリオの国王に就任したため、キッスの戦力や人員はそのままデ・メトリオ正規軍に組み込まれている。
- デ・メトリオ・ル・ヴィラジュリオ
- 声 - 中村悠一
- 反ポリヘドロン義賊同盟「キッス」の頭領。22歳。専用オービッド「アルヴィリウム」のパイロット。
- ポリヘドロン加盟国家であるデ・メトリオの元王子。王女ユリカノの兄。レ・ガリテのディセルマインやランとも知り合いで、ディセルマインのことは「ディセル」と呼ぶ。親友だと思っていたディセルマインの手で惑星ウ・ゴーへと追い落とされ、その際に貧困生活をしていたムギナミと出会う。後にグラニア達と「キッス」を立ち上げ、ムギナミを組織に誘う。まどかからは「ジュビジュバ」、「ヴィランジュリオン」、「ジュビ兄(OVA、Season2)」などと呼ばれている。
- 第1期
- 地球へとやって来てキリウス達に手を結ばないかと提案を持ちかける。ムギナミから「お兄ちゃん」と呼ばれ慕われているが、血は繋がっていない。しかし、彼女が勝手にウォクス・イグニスと接触したことを責めて突き放し、まどか達にウォクス全ての破壊を要求。それが受け入れられない場合は、ファロスごと沈めると宣戦布告した。地球では勝浦市のアジトにキリウス達と潜伏している。彼らには当初協力を求めていたが、好きに行動してくれて構わないと態度を変える。地球へ到着したグラニア率いる艦隊と連携し、戦闘ではムギナミを圧倒。機能停止したまどかのウォクス・アウラを破壊しようとするが、地球へ飛来したディセルマインの攻撃を受けて傷付き、ムギナミに助けられながら撤退した。その後、デ・メトリオへと帰還して素性を明かし、国王に就任する[19]。
- Season2
- 国王としてデ・メトリオの民の事を常に考えており、落ち着いた雰囲気を醸し出している。ディセルマインのことは常に意識しており、ムギナミの独断での行動についても「ここであいつを処断したらディセルと変わらない」と言った。ディセルマインとの会談の際、死んだと思われていた実妹のユリカノと出会い驚愕。記憶喪失となった彼女を間違いなく自分の妹だと断言し、ディセルマインの傍を離れない彼女に苦悩する。ディセルマインの旗艦が結晶化をし始める中、オービッドに乗りキリウス達とレ・ガリテ軍との戦闘に介入する。騒動終結後、消えていくユリカノを見送り、まどかから一喝されたことでディセルマインと本音を語り合い、彼を許してレ・ガリテとの友好関係を結び直した。第10話でレ・ガリテが戦端を開いたことに伴い、ディセルマインの真意を確かめるべく出撃。彼の攻撃を防戦一方で耐え凌ぎ、怪しい言動のディセルマインに疑念を抱くも、最終的に乗機を大破され、コクピットを踏み潰される。しかし怪我を負いながらも一命は取りとめており、無事に救出された。まどか達が卒業した頃にはユリカノに王位を譲り、ディセルマインと共に王の座を退いている。
- web短編小説『碧落のメモリア』では主役を務めている。また、漫画「暁月のメモリア」では、タイラ大佐に追われるイゾやサヌ達の前に姿を現す。
- グラニア
- 声 - 中島愛
- 反ポリヘドロン義賊同盟「キッス」のメンバー。21歳。
- 有能な前線指揮官で、ヴィラジュリオを敬愛している。艦隊を率いて地球へ向かい、衛星軌道上から戦闘を指揮する。
- ヴィラジュリオが元王子時代から付き従っている忠実な臣下で、キッスの立ち上げにも貢献している[18]。
- 『Season2』では専用カラーのアルヴィティオに乗りムギナミと共にレ・ガリテの実験ステーションを襲撃する。ヴィラジュリオとディセルマインが和解した後も、ディセルマインに対しては不信感を抱いている。突如レ・ガリテがデ・メトリオに対して攻撃を開始し、ディセルマインが輪廻を開いた後、乗艦をレ・ガリテの旗艦に横付けして内部に乗り込み、停戦協定を受諾させた。全ての騒動終結後はムギナミの鴨女ジャージ部キッス支部の一員になっている。
登場メカニック
オービッド
本作に登場するロボット(人型兵器)は、「オービッド」の総称で呼ばれる。その戦闘能力は高く、モイド曰く「地球の科学では歯が立たない」。多くのオービッドは「亜空粒子」と呼ばれる高エネルギーを得る事ができる粒子を機体の稼動や武装に使用している。
ウォクス・シリーズ
地球側のオービッド。全3機が移動型地球防衛前線基地ファロスに配備されており、地球防衛の要の存在となっている。地球上で3個発見されたウォクス・コアを基にし、亜空粒子の中でも未知の粒子のウォクス粒子で稼動する。性能ではポリヘドロン製のオービッドを上回っており、敵の亜空フィールドを突破するためにモイドによって提案され採用された戦闘機型のピアサー(開口琴)形態と、人型のウォーリア(闘士)形態の2つの形態に変形することができる[22]。機体の起動と制御はパイロットの皮膚電位活動(SPA)によって行われるため、パイロットの個体差がそのまま機体の性能差に直結する[22]。パイロット側から操縦系への干渉は「生体感応制御波」と呼ばれ、制御波レベルの上昇と共に機体出力もアップするという特性を持つ。コックピットは全天周囲式。操縦にはメモリアと呼ばれる印が必要となる。固定武装は持たず、武器やシールド展開機構を腕にアタッチメント装着して戦う[23]。2万年前の幻のオービッドを模して作られた機体であり、キリウス達はこのウォクスを「伝説」と呼び、重要視している。『Season2』第6話では、3機とも自律的に行動して窮地に陥ったまどか達を救助した。モイドによればウォクスは輪廻の向こう側の世界とこちらの世界の橋渡しを務めるインターフェースであるとのこと。
- ウォクス・アウラ
ウォクス・アウラ VOX AURA | |
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全高 | 17.3m(ウォーリア形態時) |
全長 | 21.2m(ピアサー形態時) |
武装 | 32式試作ソード×1(第6話) プロムス×1 |
防御装備 | イテム |
搭乗者 | 京乃まどか |
- パイロットは京乃まどか。白色にエメラルドグリーンが特徴。鴨川沖で最も原型に近い状態で発見されたウォクス・コアを基にしており、旧称はカモガワ・モデル。アウラとは、古代語で“風”を意味する。
- 第6話でファロスが開発した刃を発熱させて敵を斬撃する32式試作ソードを仮の武装として装備。その後、亜空粒子を応用してライフルモードとソードモードに対応する「プロムス」、円形の亜空ゲートを形成し、敵弾を吸収する防御フィールド発生装置「イテム」が武装・防御装備として使用可能となる。
- 第3話にて、まどかは本機に「みどり」という愛称を付ける。それまでは(「ウォクス・アウラ」を聞き間違え)「おくさん」と呼んでいた。「輪廻」と呼ばれる謎の現象を引き起こした事で、アステリアの命令により凍結されるも、第11話にて解除される。
- 第12話で、「輪廻」を開き巨大な花を作り出した後に機能を停止。それ以後は起動をしなくなる。
- しかし、『Season2』第1話にてまどかの一喝とパンチを受けて再起動する。『Season2』第11話では輪廻の海の向こう側でマグオルトルを相手に、地面に突き立っていた多数の亜空ソードを武器として扱っている。
- ウォクス・リンファ
ウォクス・リンファ VOX RYMPHA | |
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全高 | 17.3m(ウォーリア形態時) |
全長 | 21.9m(ピアサー形態時) |
武装 | 120mm試作マシンガン×1(第6話) ユールム×1 |
防御装備 | トランテム |
搭乗者 | フィン・エ・ルド・スイ・ラフィンティ |
- パイロットはラン。白色にライトブルーが特徴。バミューダ沖で発見されたウォクス・コアを基にしており、旧称はバミューダ・モデル。地球で最初に起動したウォクス。アウラと異なりスタビライザー防護用のフィンは開発過程で取り付けられた。リンファとは、古代語で“水”を意味する。
- 第6話でファロスが開発した120mm試作マシンガンを仮の武装として装備(亜空粒子を使わない実弾兵器で、命中精度は低かった)。その後、亜空粒子を応用したライフル「ユールム」と敵の攻撃に反応しオートで展開するリンファ専用の大型シールド「トランテム」が武装・防御装備として使用可能になる。ユールムは通常のライフルモードや、連射性能の高いマシンガンモード、さらに銃口から刃を伸ばしたレイピアモードにもできるほか、ピアサー形態でも射撃可能。
- 第3話にて、ランは本機に「オルカ(ラテン語でシャチ)」という愛称を付ける。
- ウォクス・イグニス
ウォクス・イグニス VOX IGNIS | |
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全高 | 17.4m(ウォーリア形態時) |
全長 | 21.9m(ピアサー形態時) |
武装 | カスタッシュ×2 |
防御装備 | イテム デ・ラキュロス(『Season2』) |
搭乗者 | ムギナミ |
- パイロットはムギナミ。白色にオレンジ色が特徴。マダガスカル沖で発見されたウォクス・コアを基にしており、旧称はマダガスカル・モデル。保管状態の悪さをリカバリーするため、補強パーツが多く使われている。イグニスとは、古代語で“炎”を意味している。ムギナミは第6話にて初めて操縦した。
- 武装は、イグニス専用に開発された他機よりもベイロードが高い二連装の重火器「カスタッシュ」。肩部に装着するとキャノンモード(ピアサー形態でも砲撃可能)、両手に握ればハンドガンモード、本体を連結させると近接戦闘に対応した両刃のロッドモードとなる。また、アウラと同じように防御装備として「イテム」も展開可能。
- ムギナミは本機に「フーポォ(中国語で琥珀)」という愛称を付ける。
- 『Season2』では、デ・メトリオの技術を使い、マント状の相転移亜空シールド「デ・ラキュロス」を装備している[24]。『Season2』第11話では輪廻の海の向こう側でマグオルトルを相手に大型砲(アルヴィリウムのデシウスに酷似)を武器として扱っている。
- ウォクス・イプシエンス
ウォクス・イプシエンス VOX IPUCIENS | |
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全高 | 27.8m |
搭乗者 | メイクン |
- 『Season2』の回想シーンにて登場。パイロットは女王メイクン。2万年前の地球で彼女が乗っていた初代ウォクス。当時の最新の技術の集大成ともいえる機体で、ウォクス・システムを最初に搭載したオービッド。アクセレータ(加速器)の小型化技術が上手くいかず、機体が大型化してしまった[21]。後に「ウォクスの伝説」と呼ばれる暴走・惨劇を引き起こし、コアはウォクス・アウラ、ウォクス・リンファ、ウォクス・イグニスの3つに分裂し、地球へと落ちていった。
デ・メトリオのオービッド
デ・メトリオの王立軍教育航空アカデミーの生徒の設計データを基に、技術研究本部にて開発されたキリウス達専用のオービッド。機体の開発には王女ユリカノも関わっている。3機とも共通のプラットフォームを持つ。コクピットは3つのパーツからなり、機体に急制動がかかった場合はパーツ同士が結合してパイロットを保護する[25]。全機体が共通して黒い円錐状の防御膜、亜空フィールド「アルキスタ」を展開する能力を持ち、フィールドは全身を覆うように展開することもできる。亜空フィールドはファロスに配備されたレーザー砲やミサイルをことごとく無効化する防御力を発揮し、3機揃って展開を行うと、戦艦クラスの宇宙艦隊の一斉射撃すらも防ぐことが可能。また、3機が完全に連携した場合は中規模の軌道要塞すら制圧できるという[25]。各機とも黒を基調としたカラーリングが特徴。
- リベルタス
リベルタス LIBERTAS | |
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全高 | 17.4m |
武装 | ウルグラウン×2 ウルタッシュ×1 |
防御装備 | 亜空フィールド |
搭乗者 | ラクス・レストリネ・ハ・キリウス |
- パイロットはキリウス。黒色に紫色が特徴。武装は刀身の長さを変更できる二振りの亜空ソード「ウルグラウン」と亜空ロッド「ウルタッシュ」のみで、火器を持たない[18]。ウルグラウンは長さのみならず、日本刀と同様に『峰打ち』モードでの攻撃もできるが、この状態でも相手にダメージを与えることが可能。また、刀身は鞭のような形状に変化もできる。
- ウォルンタス
ウォルンタス VOLUNTAS | |
---|---|
全高 | 17.9m |
武装 | デクンター×2 ペルトゥス×2 |
防御装備 | 亜空フィールド |
搭乗者 | ソフィロ・カリア・ロス・イゾ |
- パイロットはイゾ。こげ茶色にオレンジ味のかかったイエローが特徴。
- 武装はクワガタムシの顎のように突き出た二門の亜空砲「デクンター」と、二振りの亜空メイス「ペルトゥス」[26]。亜空砲は威力よりも速射性を重視している。また、亜空メイスはブーメランのように戻ってくる投擲武器としても使用可能。遠近どちらの距離でも戦えるオールラウンダー。
- テネリタス
テネリタス TENERITAS | |
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全高 | 17.4m |
武装 | デミセラー×2 プルグラウン×1 |
防御装備 | 亜空フィールド |
搭乗者 | ダノン・シ・アレイ |
- パイロットはアレイ。濃紫色にピーコックブルーが特徴。
- 両肩部の二門の亜空砲「デミセラー」と、亜空ソード「プルグラウン」を武装に持つ中距離支援機。亜空砲はコライダー(高エネルギー放出のための特殊な加速器)も兼ねている[25]。第1話にてウォクス・アウラと交戦し、バックドロップを受け沈黙。ファロス側に鹵獲されるも、第4話でアレイが脱走した際に機体を奪い返された。
- レギトゥス
レギトゥス REGITUS | |
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全高 | 17.3m |
武装 | カウティカ×1 |
防御装備 | 亜空フィールド |
搭乗者 | デ・メトリオ軍兵士 |
- 『Season2』から登場。デ・メトリオ軍の主力量産オービッド。亜空フィールド「アルキスタ」を初めて実装した機体。練習機となった機体も存在する。何度もアップデートを経ており、その総生産機数は43,000機に及ぶ。主武装は腕部コネクタを介して装備される亜空ジャベリン「カウティカ」。遠距離戦ではエネルギー弾を射出し、密接交戦では亜空バリケードを展開する[24]。
レ・ガリテのオービッド
レ・ガリテの正規軍が使用するオービッド。レ・ガリテはポリヘドロンの各国と協力し、次期主力オービッドの開発計画に着手した。その際に武装のユニットの共通化を提唱。最終組立は参加各国で行われるが、重要部品の購入はレ・ガリテと外交上の取り決めを結ばねばならず、量産機のマグドーラの生産は各国に負担を強いたまま始められ、マグドーラはレ・ガリテ支配を象徴する機体となる[24]。
- マグレーグル
マグレーグル MAGREGUI | |
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全高 | 19.1m |
武装 | デハスタ×1 デウンド×1 バットシーウス×1 |
搭乗者 | フィン・エ・ルド・シ・ディセルマイン |
- パイロットはディセルマイン。レ・ガリテ王のために設えられた聖なるオービッド。宮廷職人のプレゼンで仕様が決まる。ディセルマインより七代前の王が戴冠式の際に献上された機体で、以後数百年に渡り修理・改造をされてきた[21]。武装は斬撃だけでなく中央部から針状の亜空ビームを射出できる三又槍「デハスタ」や亜空ビーム砲「デウンド」、亜空ナックル「バットシーウス」を装備する[18]。
- マグフォート
マグフォート MAGFORT | |
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全高 | 19.1m |
武装 | イナセス×1 |
搭乗者 | 親衛隊「エクエス」 |
- ディセルマインの親衛隊「エクエス」専用のオービッド。マグレーグルと同タイプの機体で、武装は「デハスタ」に近似した亜空槍「イナセス」を装備する。機体生産数は少ない[18]。実戦用、式典用といった装備のオプションが存在する[21]。親衛隊達の名前はデリス、イルム、セロ、ルサカ、マノア、インハで、彼らの頭文字を繋ぐと「ディセルマイン」となる。
- マグドーラ
マグドーラ MAGDUW | |
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搭乗者 | レ・ガリテ軍兵士 デ・メトリオ・ル・ユリカノ(『Season2』第4話、第6話) |
マグドーラ・デウンド MAGDUW DEUNDO | |
武装 | デウンド×1 |
搭乗者 | レ・ガリテ軍兵士 |
マグドーラ・シーカ MAGDUW CICA | |
武装 | 空対空ミサイル×4 |
搭乗者 | レ・ガリテ軍兵士 |
マグドーラ・ラーレ MAGDUW RARE | |
武装 | 亜空エネルギー波発生ユニット×1 |
搭乗者 | レ・ガリテ軍兵士 京乃まどか(『Season2第6話』) |
- レ・ガリテ軍の主力汎用オービット。自国や占領地でライセンス生産をされている。操縦システムは半自動化されており、作戦や戦地により搭載兵装を換装して出撃する[18]。
- 『season2』第4話ではユリカノが鴨川に降下する際に搭乗し、ファロスの迎撃を受け不時着する。
- マグドーラ・デウンド
- マグドーラの亜空ビーム砲「デウンド」装備仕様。エネルギー生成のジェネレーターはマグドーラ本体を使うため、威力よりも速射性能を重視している。主に僚機の護衛任務に使われる[18]。
- マグドーラ・シーカ
- マグドーラの実体弾装備仕様。使い捨ての短射程の4発の空対空ミサイルを装備する。使用後は発射ユニットを即座に切り離し、迅速に離脱する。主に敵地の制空権確保に使われる[18]。
- マグドーラ・ラーレ
- マグドーラの亜空エネルギー波発生ユニット装備仕様。軍の中でも配備数は少ない[24]。
- 『Season2』第6話ではまどかに転移したユリカノが鹵獲した物に搭乗。ユリカノの高い技量もあって多くのマグドーラを撃墜した。
- マグオルトル
マグオルトル MAGOLTUL | |
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全高 | 17.8m(ウォーリア形態時) |
全長 | 13.5m(ピアサー形態時) |
武装 | 亜空ソード×2(手指を変形して形成する) 亜空ビーム砲×1(ピアサー形態時) グラビテル×1(巨大化時) |
搭乗者 | フィン・エ・ルド・シ・ディセルマイン |
- 『Season2』に登場。ディセルマインが第10話以降に搭乗した新型オービッド。モイドがファロスから持ち去った石板を元に、レ・ガリテの研究機関で秘密裏に開発されたもので、コクピット以外のパーツは特注品[21]。その性能は実質的に新造のウォクスとも呼べるもので、実際に「ウォクス・コア」の反応を持つ(ユリカノが生還した際、メモリアが解かれた彼女のコアを利用した[21])。手指は自在に変形でき、他の「ウォクス・シリーズ」と同じくピアサー形態へ変形も可能。武装は実体剣状の亜空ソードやピアサー形態時に放つ亜空ビーム砲。第10話では機体から黒い粒子を発生させ、鴨川上空(後に地球全土)に独力で輪廻を発生させた。それに伴い、白色を基調としていた機体色が禍々しい黒へと変化。第11話では機体を巨大化させ、紫色の大型剣「グラビテル」を作り出し、ウォクス3機の前に立ちはだかった。
キッスのオービッド
反ポリヘドロン義賊同盟「キッス」が使用するオービッド。キッスの装備や技術の発展には元レ・ガリテのオービッド工学者、ネリヤ・ケスクスタ卿が深く貢献している。彼は各地を放浪した末に惑星ウ・ゴーへと流れ着き、ヴィラジュリオの下でオービッド開発などを行った[27]。
- アルヴィリウム
アルヴィリウム ARVIRIUM | |
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全高 | 19m |
武装 | デシウス×1 クラグラウン / イングラウン×2 スクラッチ×2 |
搭乗者 | デ・メトリオ・ル・ヴィラジュリオ |
アルヴィリウム・セペラ ARVIRIUM SEPERA | |
全高 | 20m |
武装 | デシウス×1 エデゥスム×2 スクラッチ×2 |
防御装備 | 亜空フィールド |
搭乗者 | デ・メトリオ・ル・ヴィラジュリオ |
- パイロットはヴィラジュリオ。武装は大口径の高圧非相関型臼砲「デシウス」と両肩部に装備された2本の亜空ソード、様々な用途に使える両腕部のアンカー「スクラッチ」。両肩のソードラッチから紫の部分を引き抜くと、刃形成までの時間が短い亜空ソード「クラグラウン」、グレーの部分を途中から切り離すと、クラグラウンよりも巨大な刃を形成する亜空ソード「イングラウン」となる[18]。なお、デシウスはキッスの中でも最も高価な装備(アルヴィリウム本体の3倍の値段)である[27]。
- アルヴィリウム・セペラ
- 『Season2』から登場。デ・メトリオ正規軍にキッスの戦力が編入された際、国王となったヴィラジュリオのために改修が行われ、アルヴィリウムに装甲カウリングと背部コンフォーマル・タンクを新設し、ソードラッチを変更して新型の亜空ソード「エデゥスム」が装備された。更にデシウスが小型化され左腕部に標準装備となった[28]。また、防御装備として亜空フィールドが展開可能になっている。第10話にてマグオルトルとの交戦の末に大破する。
- アルヴィティオ
アルヴィティオ ARVITIO | |
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全高 | 18.8m |
武装 | パラディアク×1 大型クロー×1 |
搭乗者 | グラニア(『Season2』第1話) キッスメンバー |
- キッスが大量生産に成功した有人型オービッド。デ・メトリオ製オービッドを参考に、パ・ドロスが独自に開発した機体「デルヌム」をベースにしている[28]。様々な戦局に対応するため、右手は武器を保持する多用途グラブ、左手は接近戦用の大型クローとなっている。また、手持ち武装としてエネルギーを射出すると同時に円形のシールドを発生させる亜空ランス「パラディアク」を装備する[18]。『Season2』第1話ではグラニアがカラーリングが違う本機に乗り込んでいる。
- トリロク
トリロク TRILOCO | |
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全高 | 14.2m |
武装 | インパス×2 |
搭乗者 | 無し(無人機) |
- キッスで使用される無人型オービッド。内乱の絶えないン・ヤガで武装警察が配備している無人機を、キッスが輸送コンテナ船ごと買い取り改造を施した[28]。二対の腕は亜空ランス「インパス」で、エネルギー弾を射出するほか、ソードも発生可能。主にコンテナ船で大量輸送される[18]。
艦船
地球の艦船
- ファロス
- ノウムンドゥス財団が建造し、「ウォクス・シリーズ」が配備されている移動型地球防衛前線基地。全長1キロメートル。かつてはロシュフォール家が世界中で集めた遺跡類を保管し、海洋調査を行う洋上プラットフォームであった。後に「灯台」の意味を持つファロスに改名される[18]。武装として戦術高エネルギーレーザー砲台や対艦ミサイル発射装置などが搭載されているが、キリウス達のオービッドには効果的なダメージを与えられず、主にウォクスの援護や牽制に使用される(亜空フィールドを持たない敵一般機には有効)。
- 第11話以降は、レ・ガリテの技術を活用し、対オービッド用光学兵器を配備したことに加え、防御装備としてファロス全体を覆うように亜空フィールドが展開可能となり、オービッドや宇宙艦艇からの攻撃に対してある程度の防御・反撃が可能となった。また、ベイロード・フェアリング内に武装を内蔵して高度50キロメートルまで打ち上げられる「F-VII型武装搬送ロケット」も発射可能[22]。第6話では、これを使用してアウラとリンファに試作装備を届けた。劇中では「艦船」とは呼称されていないが、海上を移動できるため、便宜上本項目に含める。
デ・メトリオの艦船
- デクアス級揚陸艦
- かつて、デ・メトリオの王立海兵隊で運用されていた惑星上陸用舟艇に、極長距離恒星間航法ドライヴを搭載して再就役した揚陸艦。2枚のセイルが増設され、余剰の亜空粒子を推進エネルギーとして航行する。オービッド一小隊の格納が可能。なお、同型艦は存在しない[25]。キリウス達が乗って地球へとやって来たが、ヴィラジュリオの手で破壊される。
- メ・イディクス級装甲巡洋艦
- デ・メトリオ軍の主力艦艇。先王(ヴィラジュリオの父)の時代にパ・ドロスに発注された。速力より航続・防御に重きを置いた設計になっている[24]。
- オルドラス級一等戦艦
- デ・メトリオ艦隊の旗艦。パ・ドロスに発注された大型艦で、既に就役から50年以上が経過している[24]。
レ・ガリテの艦船
- エ・ポドス型高速巡洋艦
- レ・ガリテ軍の主力艦艇。火力・防御力共に秀でており、揚陸戦にも優れる。オービッドを30機搭載可能。
- 王座艦ヴァシュワック
- レ・ガリテ第3軍の艦隊旗艦。戦闘指揮と執政を同時に行えるよう、ディセルマイン自身がデザインをした[24]。艦長はサルエマ。
キッスの艦船
キッスの装備や技術の発展に貢献したケスクスタ卿は、造船大国パ・ドロスの海軍とも繋がりがあり、無理な納期要求をするレ・ガリテに嫌気がさしていた海軍のバ・タイ・ジュ・アム大尉と連絡を取って叛旗を翻させ、彼女ら軍人や造船技術者を乗せた重砲艦2隻と高速巡洋艦18隻からなる艦隊をキッス側へと引き入れてもいる(これにより、所有艦艇がプログリア級1隻のみでしかなかったキッスは、一個艦隊を丸ごとを手に入れることができた)[28]。
- プログリア級高速戦闘艦
- ヴィラジュリオがデ・メトリオの王立軍教育航空アカデミーから拝受した宇宙船。惑星ウ・ゴーからの脱出に使われ、アルヴィリウムの輸送用に改造された[27]。中央部にアルヴィリウムの出撃用ハッチが存在する。
- エ・ブリタース級高速巡洋艦
- パ・ドロスで生産されたキッスの主力艦艇。艦砲射撃・揚陸機能・極長距離恒星間航法ドライヴの全てにおいて完成された艦。艦底部のウェルドックに最大5機のオービッドを搭載可能[28]。ファロスや鴨川に艦砲射撃を行う。
- ウルトゥス級重砲艦
- パ・ドロスで生産された全長2キロメートルもの大きさを誇る大型艦。1番艦のヴェロナスと2番艦のダッハウ2世の2隻が就役している。なお、ダッハウ2世はタジウス星雲でのキッスの陽動作戦で大破し、地球にたどり着くことはできなかった[28]。
- Ψ型コンテナ船
- キッスで使用される無人機のトリロク輸送用のための旧式船。旧式ながらも極長距離恒星間航法ドライヴを搭載している[28]。
作中に登場する鴨川の名所・名物
- 鴨川松島
- まどかたちの住むBWHの近くに位置する島。第1期の第7話でまどかたちが島周辺の海岸で、夜の月明かりの下、全裸で戯れた。
- 鴨川シーワールド
- 鴨川を代表する海洋レジャーセンター。第1期の第8話でランの誘いにより、まどか達が訪れる。
- 魚見塚展望台
- 鴨川の市街地と太平洋を望むことができる展望台。ここにある「誓いの場」に「誓いの鍵」を付けて誓いを立てる。第1期の第12話でまどかとランが再び会うことを約束し、『Season2』第8話では3人でウォクスを戦闘に使わないという誓いを立てた。
- JR外房線
- 房総半島の太平洋側を走行している路線。第1期の第9話でキリウス達はこの路線の電車に乗り、勝浦から鴨川(安房鴨川駅)まで移動した。
- おらが丼
- 鴨川の町おこしでPRしている丼料理。市内の飲食店で各々趣向を凝らして販売している。おらが祭で3年2組が用意した。BWHにも「おらが丼定食」というメニューが存在する。
- さんが焼きバーガー
- 房総半島の郷土料理であるさんが焼きをバンズで挟んだハンバーガー。BWHの人気メニューにして、まどかの好物。
- 大山千枚田 棚田の夜祭り
- 『Season2』第8話でレ・ガリテとデ・メトリオの友好の証として、アステリアの命によりポリヘドロンにも中継される。キリウス達が作業を手伝い、ウォクス・シリーズの気球が用意された。
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第1期の第7話にてまどかたちが戯れた海に位置する鴨川松島
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第1期の第8話にて登場した鴨川シーワールド
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第1期の第9話にてキリウス達が降り立った安房鴨川駅
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『Season2』第8話にて登場した大山千枚田
用語
鴨川関係
- ジャージ部
- まどかが鴨女で行なっている活動およびその団体名。他の部活動の助っ人やイベントの手伝いが主な活動内容だが、その活動範囲は鴨女内にとどまらず鴨川市内全域におよび、鴨川市民の認知度も高い。引き受けたことは基本的に何でもやるが、人を悲しませる活動はしないのがモットー。ウォクスに乗って戦うことも、まどかにとってはジャージ部の活動の一環である。ランとムギナミが加入したことにより部室が与えられたが、部を名乗ってはいるものの学校が承認した部活動ではない(学校は黙認している)ため、『Season2』第8話であわや部室明け渡しの危機に陥った。
- 元はようこがまちこと組んで、母親を亡くして塞ぎこんでいたまどかを元気付けるために始めた活動である。
- BWH
- 浩が経営するサーフショップ兼レストラン。まどかの自宅で、ランとムギナミの居候先でもある。BWHは「Be With Hiroshi」の略だが、ランやムギナミや常連は「スリーサイズ」と呼ぶ[20]。『Season2』で、アレイ・キリウス・イゾをアルバイトに雇い、海岸支店(海の家)をオープンさせた。
- おらが祭
- 鴨川女子高等学校における文化祭。まどか達ジャージ部も雑用として働いている。
- 鴨川エナジー
- 鴨川で販売されている飲料水。まどかが愛好しており、ヴィラジュリオも気に入っている。オロナミンCやリポビタンDのようないわゆる「健康ドリンク」を思わせる黄色をしている。本来は薄めて飲む物のようで、ランはストレートでの飲用で気分を悪くし、キリウスも「最初の口さわりは爽やかだが胃に届く頃にはどす黒い甘さを感じる」と感想を述べているが、まどかやようこ、アステリア、ヴィラジュリオは普通にストレートで飲んでいる。
- なお、実際に千葉県鴨川市にて「鴨川エナジー」が実物商品化され、1本200円(245ml)として販売されている[29]。
技術
- 亜空粒子
- ポリヘドロンで開発・研究されている、有用な基本粒子。高エネルギーを得る事ができ、オービッドの稼動や構成に根幹的に関わっている。各武装や「亜空フィールド」といった防御装備への流用もされている。この粒子は、2万年前の地球で大量に発見された[22]。
- ウォクス粒子
- 亜空粒子の中でも希少かつ未研究な素粒子[22]。後述のウォクス・コアはこの粒子の結晶から構成されており、「ウォクス・シリーズ」はウォクス粒子をエネルギー元にして稼動する。
- ウォクス・コア
- 「ウォクス・シリーズ」のコアとなる構造物。1820年に、2万年前の状態のままインド洋のマダガスカル沖で最初に発見された(通称:マダガスカル・モデル、後のウォクス・イグニス)。続いて1960年に大西洋のバミューダ諸島で2つ目が発見(通称:バミューダ・モデル、後のウォクス・リンファ)、さらに2022年に太平洋の鴨川沖で3つ目が発見された(通称:カモガワ・モデル、後のウォクス・アウラ)。これらのコアは発見に関わったノウムンドゥス財団により管理され、レ・ガリテの先遣調査団が彼らと秘密裏に接触し、幻のオービッドである「ウォクス・シリーズ」の復活プロジェクトが開始された。
- なお、地球だけでなくレ・ガリテ側にもウォクス・コアが2個存在していた事実が『Season2』にて判明する。うち1個は第6話にて消滅。もう1個はマグオルトルに搭載され、第10話でディゼルマインの新たな機体として登場する。
その他の用語
- メモリア
- まどか、ラン、ムギナミの体に印されている紋章。「ウォクス・シリーズ」と接触すると体に印が刻まれ、操縦が可能となる。
- 誰でもメモリアを持てる訳ではなく、また、メモリアを持たない者は「ウォクス」のパイロットになることができない。モイドによれば、輪廻の向こう側の世界とこちらの世界の橋渡しのインターフェースであるウォクスが、2つの世界の行き来を認め与える証こそメモリアであるという。
- ウォクスの伝説
- 2万年前の地球には「ウェトゥムンドゥス」[22]という国家群を中心とする高度な文明が存在しており、現在でいう素粒子物理学などの科学技術を用い、その時代に発見された亜空粒子を使って星域間移動までもを実現していたが、「ウォクス」の暴走によって滅亡状態となり、生き残った人類は地球を離れたというもの。口述伝承として「萌葱の大鬼天を裂き、浅葱の大鬼星を喰い、柑子の大鬼闇を吐く、数多の贄で地に治む、心の澱みを与うれば、凶しに目覚め、鬼は立つ、放つはならぬ、決してはならぬ。」という言葉が残されている。
- ポリヘドロンの人々は過去の地球人の末裔であり、亜空粒子などの開発技術も継承された。ただし、地球を離れた人々と地球に残った人々との間ではウォクスの認識に違いがあり、後者は石版を残している(即ち滅亡していない)上に、それらの石版には「暴走」に関する記載は見られない。これらの齟齬が発生しているのは、ポリヘドロンにおける口述伝承がそのウォクス研究の根幹をなしていたモイドの創作によるもので、彼の理想とする輪廻の開き方や「彼の者の声」を聞くことを達成するために歴史改変が行われていたからであり、そのことが物語の終盤でモイドにより語られる。
- 輪廻(輪廻の輪)
- 第6話でまどかの乗る「ウォクス・アウラ」が発生させた謎の発光現象。この現象が起こると、付近一帯に雪のようにラグランジェの花が降る。ウォクスの伝説との関連性がある。語源はインドの諸宗教における「転生」「生まれ変わり」を指す語。モイドによれば輪廻とは人の心に通じる場所であり、メモリアを持つ人間とウォクスの関係が深いほど、その人間の心が輪廻の力に転嫁されるとのこと。
- ラグランジェ
- レ・ガリテに生息する植物で、5枚の花弁を持つ白い花を咲かせる。「輪廻」の発生と共に出現するのはこの植物の花である。地球に生息しているかは不明だったが、第1期最終話にて颯太がファロス内で自生している個体を発見。その後『Season2』第1話で化石が発見されている。花言葉は「自由」「魔力」「慌て者」。語源は18世紀に活躍した数学者、ジョゼフ=ルイ・ラグランジュ。
- オルガンバル星間紛争人権条約
- ポリヘドロンの構成国家、ン・ヤガとア・ラマーンの国境で発生した紛争により他国の民間人が死傷し、紛争当事国の戦争犯罪や貧困が問題となった。そのため、二国間の調停に入ったレ・ガリテが規約案を提出し、ア・ラマーンの衛星オルガンバルにて人権条約が可決された。なお、惑星ウ・ゴーは条約を批准していないため、もしウ・ゴー出身者(ムギナミ等)に危害が及べば星間外交問題に発展しかねないとされる[18]。
- スター・レジスタ
- ポリヘドロンにおける住民登録票。惑星ウ・ゴーの出身者はポリヘドロンに所属しないため、これを持たない[18]。
- パ・ドロス戦役
- ポリヘドロン構成国家の中で最も若く辺境のパ・ドロスは、脱ポリヘドロン主義を標榜していたが、それをレ・ガリテから警戒されてしまう。当時のジュディアーノ王子は反レ・ガリテの民意を汲んで挙兵したものの、戦役は連合国の勝利に終わった[18]。
- ミリティア・ゾデアの惨劇
- デ・メトリオの王女ユリカノ(当時19歳)が引き起こしたとされる事件。ウォクスの研究施設がおかれていたデ・メトリオの衛星ミリティア・ゾデアで、ウォクスの実験体に志願したユリカノが輪廻と呼ばれる異空間のゲートに消えてしまい、消息不明となった。
- ポリヘドロン千年問題
- 『Season2』にて採り上げられた、ポリヘドロンのレ・ガリテとデ・メトリオの軌道が干渉し合い、将来的に二つの星系が崩壊してしまう現象。「ウォクス・シリーズ」を利用した解決方法などが模索されている。『Season2』最終話にて、軌道に大幅な変化があったことが分かり、問題は回避されることとなった。
スタッフ
- 原作・制作協力 - Production I.G
- 総監督 - 佐藤竜雄
- 監督 - 鈴木利正
- シリーズ構成 - 菅正太郎
- キャラクター原案 - 森沢晴行
- キャラクターデザイン - 乘田拓茂、小林千鶴
- オービッドデザイン - 日産自動車 グローバルデザイン本部(大須田貴士、菊地宏幸、村林和展)
- メカ総作監 - 松村拓哉
- CG制作 - グラフィニカ
- プロップデザイン - 原由知、寺岡賢司、曽野由大
- 美術監督 - 渡辺三千恵
- 美術設定 - 小木斉之
- 色彩設計 - 関本美津子
- 撮影監督 - 青木隆
- 3DCGラインディレクター - 白井宏旨
- 3DCGアニメーションディレクター - 本間健太郎
- 編集 - 坂本久美子
- 音響監督 - 明田川仁
- 音楽 - 鈴木さえ子、TOMISIRO
- 音楽プロデューサー - 福田正夫
- 音楽制作 - フライングドッグ
- 企画・プロデュース - 大河原健、諏訪道彦
- プロデューサー - 菊川裕之、北田修一、平澤直、川北健、小岐須泰世、伊藤将生(第2期)
- アニメーションプロデューサー - 千野孝敏
- アニメーション制作 - XEBEC
- 製作 - ラグランジェ・プロジェクト(バンダイビジュアル、読売テレビ、フライングドッグ、Production I.G、サミー、博報堂DYメディアパートナーズ)
主題歌
- 第1期
-
- オープニングテーマ「TRY UNITE!」
- 作詞 - サエキけんぞう / 作曲・編曲 - Rasmus Faber / 歌 - 中島愛
- 第2期
-
- 挿入歌「Flower in Green」(第8話)
- 作詞・作曲・編曲 - Rasmus Faber / 歌 - 中島愛
各話リスト
話数 | サブタイトル | シナリオ | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作監 | 提供イラスト[注 2] |
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第1期 | |||||||
第1話 | ようこそ、鴨川へ! | 菅正太郎 | 鈴木利正 | 鶴窪久子 松村拓哉(メカ) |
乘田拓茂 | 森沢晴行 | |
第2話 | 鴨川スピリット | 鈴木利正 | 博史池畠 | 藤崎賢二 | 小林千鶴 松村拓哉 |
藤真拓哉 | |
第3話 | 鴨川にランの花咲く | 野村祐一 | 佐原亜湖 | 飯村正之 | 小林千鶴、沓澤洋子 | 小林千鶴 乘田拓茂 |
深崎暮人 |
第4話 | 鴨川スイマーズ | 森田繁 | 樋口香里 | 小野勝巳 | 小澤円 | 乘田拓茂 松村拓哉(メカ) |
えれっと |
第5話 | 鴨川に来た男 | 梅原英司 菅正太郎 |
上坪亮樹 | 乘田拓茂、岡勇一 松村拓哉(メカ) |
乘田拓茂 | 冬川基 | |
第6話 | 風と火と水と鴨川と | 菅正太郎 | 吉川博明 | 近藤一英 | 小宮山由美子、猿渡聖加 大浪太(メカ) |
沓澤洋子 鶴窪久子 |
比村奇石 |
第7話 | 曇り のち 鴨川 | 野村祐一 | 五十嵐紫樟 | 織田誠 | 小林千鶴 松村拓哉(メカ) |
桂井よしあき | |
第8話 | 鴨川ロリータ | 森田繁 | 飯村正之 | 江森真理子 | 乘田拓茂、鶴窪久子 松村拓哉(メカ) |
碧風羽 | |
第9話 | 勝浦発→鴨川行 | 大野木寛 | 樋口香里 | 孫承希 | 沓澤洋子、小林千鶴 舘崎大 |
小林千鶴 | 西村キヌ |
第10話 | さらば鴨川 | 森田繁 | 吉川博明 | 近藤一英 | 小宮山由美子、猿渡聖加 藤田正幸 |
乘田拓茂、小林千鶴 松村拓哉(メカ) |
みぶなつき |
第11話 | 鴨川絶対防衛ライン | 大野木寛 | 上坪亮樹 | 鶴窪久子、堀たえ子 松村拓哉(メカ) |
乘田拓茂 小林千鶴 |
ここのか | |
第12話 | またいつの日か、鴨川で | 野村祐一 | 五十嵐紫樟 | 乘田拓茂、小林千鶴 岡勇一、沓澤洋子 織田誠、鶴窪久子 松村拓哉(メカ) |
乘田拓茂、小林千鶴 松村拓哉(メカ) |
依河和希 | |
OVA | |||||||
OVA | 鴨川デイズ | 森田繁 | 伊藤浩二 西島かな |
池田重隆 | 山内則康、宗崎暢芳 谷口元浩、鷲田敏弥 金二星 松村拓哉(メカ) |
乘田拓茂 小林千鶴 |
|
第2期 | |||||||
第0話 | 鴨川メモリア | 佐藤竜雄 | バーニア600 | ||||
第1話 | おかえり、鴨川! | 森田繁 | 樋口香里 | 飯村正之 | 鶴窪久子、金二星 松村拓哉(メカ) |
乘田拓茂、小林千鶴 松村拓哉(メカ) |
CARNELIAN |
第2話 | 鴨川ボーソービーチ | 梅原英司 | 吉川博明 | 北川正人 | 藤田正幸、猿渡聖加 小宮山由美子 福島秀機(メカ) |
フカヒレ | |
第3話 | 鴨川エクスペリメント | 待田堂子 | 佐藤竜雄 | 柳瀬雄之 | 岡田万衣子 松村拓哉(メカ) |
乘田拓茂 小林千鶴 |
溝口ケージ |
第4話 | 再会の街、鴨川 | 菅正太郎 | 中原れい | 上坪亮樹 | 朴性厚(キャラ・レイアウト) 小林千鶴、乘田拓茂 滝山真哲 松村拓哉(メカ)、堀たえ子(レイアウト) |
カントク | |
第5話 | 鴨川上空衛星軌道にて・夏 | 野村祐一[30][注 3] | 松田剛吏 澤井幸次[31][注 4] |
松村政輝 | 玉木李枝、阿部純子 本田敬一 松村拓哉(メカ) |
涼香 | |
第6話 | 鴨川にも届け、この声 | 吉川博明 | うえだしげる | 鶴窪久子、竹森由加 李周鉉 松村拓哉・大橋圭・深澤謙二(メカ) |
西E田 | ||
第7話 | 鴨川の誓い | 待田堂子 | 西森章 | 菊池勝也 | 奥山鈴奈 松村拓哉(メカ) |
緋賀ゆかり | |
第8話 | 鴨川アドバルーン | 森田繁 | 樋口香里 | 駒屋健一郎 | 実原実、谷口元浩 原田峯文 松村拓哉(メカ) |
緒方剛志 | |
第9話 | 白い鴨川 | 待田堂子 | 吉川博明 | 鳥羽聡 | 大河原晴男、南伸一郎 ふくだのりゆき、熊田明子 松村拓哉(メカ) |
堀たえ子 小林千鶴 |
望月淳 |
第10話 | 裏切りの空は鴨川 | 森田繁 | いまざきいつき 鈴木利正 |
飯村正之 | 織田誠 大浪太・古川信之・松村拓哉(メカ) |
乘田拓茂 小林千鶴 |
神崎かるな |
第11話 | 鴨川の海の向こう側 | 野村祐一 | 五十嵐紫樟 | うえだしげる | 鶴窪久子、小林千鶴 滝山真哲 福島秀機・松村拓哉(メカ) |
ぽよよん♥ろっく | |
第12話 | 今日もまた、鴨川で | 菅正太郎 | 鈴木利正 | 堀たえ子、岡田万衣子 竹森由加、古川博之 深沢謙二・松村拓哉(メカ) |
鳴子ハナハル |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
東京都 | TOKYO MX | 2012年1月8日 - 3月25日 | 日曜 22:00 - 22:30 | 独立局 | |
日本全域 | バンダイチャンネル | 日曜 22:00 配信 | ネット配信 | 有料会員のみ3日間先行配信後、 1週間限定無料配信 | |
北海道 | 札幌テレビ | 2012年1月9日 - 3月26日 | 月曜 25:43 - 26:13 | 日本テレビ系列 | |
近畿広域圏 | 読売テレビ | 月曜 25:44 - 26:14 | 製作委員会参加 MANPA 第1部 | ||
福岡県 | 福岡放送 | 月曜 26:04 - 26:34 | |||
千葉県 | チバテレビ | 2012年1月10日 - 3月27日 | 火曜 25:30 - 26:00 | 独立局 | |
中京広域圏 | 中京テレビ | 火曜 26:44 - 27:14 | 日本テレビ系列 | ||
日本全域 | ニコニコ生放送 | 2012年1月11日 - 3月28日 | 水曜 24:00 - 24:30 | ネット配信 | |
日テレプラス | 2012年4月7日 - 6月23日 | 土曜 11:30 - 12:00 | 日本テレビ系列 CS放送 |
リピート放送あり | |
韓国全域 | ANIBOX | 2012年5月3日 - 6月7日 | 木曜 23:00 - 24:00 | CS放送 | 韓国語字幕あり 2話連続放送 |
日本全域 | AT-X | 2014年4月2日 - 6月18日 | 水曜 20:00 - 20:30 | CS放送 | リピート放送あり |
第2期 | |||||
東京都 | TOKYO MX | 2012年7月1日 - 9月23日 | 日曜 22:00 - 22:27 | 独立局 | |
日本全域 | バンダイチャンネル | 日曜 22:00 配信 | ネット配信 | 有料会員のみ3日間先行配信後、 1週間限定無料配信 | |
北海道 | 札幌テレビ | 2012年7月2日 - 9月24日 | 月曜 25:33 - 26:03 | 日本テレビ系列 | |
近畿広域圏 | 読売テレビ | 月曜 25:53 - 26:23 | 製作委員会参加 MANPA 第1部 | ||
福岡県 | 福岡放送 | 月曜 25:59 - 26:29 | |||
千葉県 | チバテレビ | 2012年7月3日 - 9月25日 | 火曜 25:30 - 26:00 | 独立局 | |
中京広域圏 | 中京テレビ | 火曜 26:37 - 27:07 | 日本テレビ系列 | ||
日本全域 | ニコニコ生放送 | 2012年7月4日 - 9月26日 | 水曜 24:00 - 25:00 | ネット配信 | |
GyaO! | 2012年7月5日 - 9月27日 | 木曜 12:00 配信 | 1週間限定無料配信 | ||
PlayStation Store | 2012年7月11日 - 10月3日 | 水曜 22:00 配信 | |||
日テレプラス | 2012年7月28日 - 10月20日 | 土曜 11:30 - 12:00 | 日本テレビ系列 CS放送 |
リピート放送あり | |
AT-X | 2014年6月25日 - 9月18日 | 水曜 20:00 - 20:30 | CS放送 |
2011年12月25日には、ニコニコ生放送で第1期第1話の先行上映が主要声優陣による対談コーナーと併せて行われた。
バンダイチャンネルでの無料配信は、当初の予定より1日遅れて2012年1月12日に開始された。バンダイチャンネルに合わせ、公式サイト上でも同期間限定の無料配信が開始されている[32]。
バンダイチャンネル版の第1期の第1話は、諸事情から地上波版に映像修正を施した内容となっている。
OVA「鴨川デイズ」はAT-Xにて2014年6月29日および7月5日に放送された[33]。
関連商品
BD & DVD
- テレビアニメシリーズ
発売日 | 巻数 | 収録話 | Blu-ray(初回限定版) | Blu-ray(通常版) | DVD(初回限定版) | DVD(通常版) |
---|---|---|---|---|---|---|
2012年3月23日 | 第1巻 | 第1話、第2話 | BCXA-0437 | BCXA-0425 | BCBA-4280 | BCBA-4268 |
2012年4月20日 | 第2巻 | 第3話、第4話 | BCXA-0438 | BCXA-0426 | BCBA-4281 | BCBA-4269 |
2012年5月25日 | 第3巻 | 第5話、第6話 | BCXA-0439 | BCXA-0427 | BCBA-4282 | BCBA-4270 |
2012年6月22日 | 第4巻 | 第7話、第8話 | BCXA-0440 | BCXA-0428 | BCBA-4283 | BCBA-4271 |
2012年7月27日 | 第5巻 | 第9話、第10話 | BCXA-0441 | BCXA-0429 | BCBA-4284 | BCBA-4272 |
2012年8月24日 | 第6巻 | 第11話、第12話 | BCXA-0442 | BCXA-0430 | BCBA-4285 | BCBA-4273 |
- テレビアニメシリーズ season 2
発売日 | 巻数 | 収録話 | Blu-ray(初回限定版) | Blu-ray(通常版) | DVD |
---|---|---|---|---|---|
2012年9月21日 | 第1巻 | 第1話、第2話 | BCXA-0443 | BCXA-0431 | BCBA-4286 |
2012年10月26日 | 第2巻 | 第3話、第4話 | BCXA-0444 | BCXA-0432 | BCBA-4287 |
2012年11月22日 | 第3巻 | 第5話、第6話 | BCXA-0445 | BCXA-0433 | BCBA-4288 |
2012年12月21日 | 第4巻 | 第7話、第8話 | BCXA-0446 | BCXA-0434 | BCBA-4289 |
2013年1月29日 | 第5巻 | 第9話、第10話 | BCXA-0447 | BCXA-0435 | BCBA-4290 |
2013年2月22日 | 第6巻 | 第11話、第12話 | BCXA-0448 | BCXA-0436 | BCBA-4291 |
- ファンディスク
発売日 | Blu-ray | DVD | コンテンツ |
---|---|---|---|
2013年3月22日 | BCXA-0556 | BCBA-4377 | イベント「鴨女文化祭」夜の部(2012年6月3日開催)、OVA「鴨川デイズ」を収録 |
Hybrid Disc
映像コンテンツとPS3版テレビゲームを同時収録したHybrid Discシリーズの一つとして、バンダイナムコゲームスから2012年8月23日に発売[34]。パッケージの名称は『輪廻のラグランジェ -鴨川デイズ- GAME&OVA Hybrid Disc』。
OVA「鴨川デイズ」
時期はテレビアニメ1期と2期の合間に位置する頃。正月を迎えていた地球・鴨川で年賀状の山に埋もれるまどか。その中には50光年の彼方にあるポリヘドロンから届いたランとムギナミからの手紙もあった。それぞれの日常を送る3人の心の交流を描く、ショートストーリー。アニメーション制作はXEBECだが、スタジオパストラル、スタジオイゼナ、ヘバラキが制作協力している。
先行して2012年6月23日より全国10館で2週間限定劇場公開された[35]。来場者特典としてキャラクターカード(全4種)をプレゼント。キャッチコピーは「離れてても、ジャージ部はひとつ!」。
PS3「鴨川ドリームマッチ」
OVA「鴨川デイズ」と同時収録される、1on1の3D対戦アクションシューティングゲーム。ウォクスシリーズや各陣営のオービッドを劇中のキャラを通して操縦して戦う。アニメ1期のストーリーを追展開するミッションモードも搭載されている。
CD
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2012年3月28日 | 輪廻のラグランジェ オリジナルサウンドトラック | VTCL-60296 |
2012年9月26日 | 輪廻のラグランジェ season2 オリジナルサウンドトラック | VTCL-60316 |
キャラクターCD
巻数 | 発売日 | タイトル | キャラソン | 規格品番 |
---|---|---|---|---|
Vol.1 | 2012年9月5日 | まどか編 | キミのもとへ! | VTCL-60317 |
Vol.2 | 2012年9月12日 | ラン編 | かわいそうなシャチ | VTCL-60318 |
Vol.3 | 2012年9月19日 | ムギナミ編 | darlin' | VTCL-60319 |
漫画
輪廻のラグランジェ
『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)2011Vol.1から2013Vol.3まで連載された。作画はIsII。アニメ本編のコミカライズ。
輪廻のラグランジェ 〜暁月のメモリア〜
『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)2011年18号から2013年3号まで連載された。作画は吉岡公威。
暁月は「あかとき」と読む。イゾ、キリウス、アレイら3人の訓練生時代を描いた前日談である。
暁月のメモリアの登場人物
- ソフィロ・カリア・ロス・イゾ
- 本作の主人公。王立軍教育航空アカデミーの生徒で、サヌの幼馴染。
- 詳細は「#ソフィロ・カリア・ロス・イゾ」を参照。
- ラクス・レストリネ・ハ・キリウス
- 王立軍教育航空アカデミーの生徒で、イゾやアレイの友人。
- 詳細は「#ラクス・レストリネ・ハ・キリウス」を参照。
- ダノン・シ・アレイ
- 王立軍教育航空アカデミーの生徒で、イゾやキリウスの友人。
- 詳細は「#ダノン・シ・アレイ」を参照。
- デ・メトリオ・ル・ユリカノ
- 惑星デ・メトリオの王女で、ヴィラジュリオの妹。体にはメモリアが刻まれていたとされる。教育実習生としてイゾ、キリウス、アレイ、サヌの指導を行う。厳しい面もあるが、明るい性格で面倒見も良い。ミリティア・ゾデアの惨劇を引き起こし、死亡扱いとなる。自身の将来を予見し、その直前にイゾへ日記を書き残す。アニメ本編にも登場し、物語の重要な鍵となっている。
- 第1期
- 第12話で輪廻の向こう側に入ったまどかの前に現れ、パイロットとして「ウォクスに選ばれた」ことに悩むまどかに重要な示唆を与える。
- Season2
- ディセルマインによってミリティア・ゾデアの惨劇から助け出され、レ・ガリテで身柄を保護されていた事実が明らかとなる。地球でのディセルマインとヴィラジュリオの会談の際、オービッドに乗り込み鴨川のビーチへ墜落。生存を知ったキリウス達やヴィラジュリオを驚愕させる。なお、自身は記憶喪失で子供の頃の性格や口調になっている。自身を保護したディセルマインに懐いている一方で、ヴィラジュリオのことなど記憶喪失以前のことは教えられていなかった。かつてはディセルマインの許嫁で、現在でも彼を愛しており、愛する人と兄が争いあうことに心を痛めていたが故にミリティア・ゾデアの惨劇を起こしたことをレ・ガリテ旗艦内でのディセルマインの実験でまどかと体が入れ替わった際にまどかに知られた。後に身体は元へ戻り、まどかに再び会う約束をして再び輪廻の向こう側に帰っていった。最終話で輪廻の世界へやって来たまどか達と再会。輪廻と呼ばれる空間はメモリアした人間の心と通じており、まどか達の想いがディセルマインの心を変えたのだと話す。あまりにも多くの人々の命を奪った報いとしてディセルマインと共に崩壊する輪廻の世界に残ろうとするがまどかの説得を受けて脱出、キリウス達と再会を果たした。その後、王位を退いたヴィラジュリオの後を継いでデ・メトリオの女王となる。
- テミス
- ユリカノの侍女。特務機関「死神」に狙われたイゾとサヌを保護し、彼らと行動を共にするも捕まってしまい拷問を受けてしまう。後にアレイの手で助け出される。
- ヤン・デ・シハ・サヌ
- キリウス、イゾ、アレイと同じクラスの少女。イゾと同郷で、父親は軍人。
- イゾに対してはそっけない態度を取るが、本気で嫌っているわけではない模様。
- 左乳房の下にメモリアが刻まれており、そのため「ウォクス」を求めるタイラ大佐から狙われる身となる。
- モモスン
- イゾ達の隣のクラスの女生徒。髪型はツインテールで語尾に「チ」と付けるのがクセ。アカデミー内の個人情報に詳しい。実はキッスの一員で、貨物船でイゾ達を助けに来る。
- ババリア・リッチ
- 隻眼でボサボサ髪の男。老けて見えるがまだ21歳。モモスンと義兄弟の杯を交わしており、タイラ大佐から追われるイゾやサヌ達を助ける。モモスンと同じくキッスの一員。
- ラ・クロワ・ラムス
- 王立軍センシミリア教育航空軍司令で、アカデミーの校長。キリウスとアレイに辞令を渡す。キッスと協力関係を結んでいる。
- ガリアル・レヴィン・タイラ
- パ・ドロス戦役の英雄とされる第1方面軍司令部の司令を勤める叩き上げ軍人。28歳。10以上の役職を持つ。
- 常に最前線で指揮を執ることから「生き急ぎのタイラ」の渾名をつけられている。イゾとは昔馴染みの間柄。特務機関「死神」を配下に持ち、更にキリウスとアレイを部下に就ける。「ウォクス」を手に入れるため、メモリアを持つサヌを狙い、レ・ガリテの脅威を押さえ込みデ・メトリオの真の王にならんとする野心を持つ。レ・ガリテと内通しており、かつて戦争のどさくさに紛れて王子ヴィラジュリオを監獄惑星ウ・ゴーへ落した張本人。
- デディア
- 第1司令部直属の特務機関、通称「死神(モルス)」に所属する少女。残忍で嗜虐心が強い。タイラを敬愛している。亜空ワイヤーを武器として使う。
- ドゥノミー
- 特務機関「死神」に所属する少女。デディアの同僚。足元まで届きそうな長い髪が特徴。相手が死んだかは腹部の感覚でわかるらしい。亜空ソードを武器として使う。
- モニカ
- タイラの部下の眼鏡の女性。常に冷静で、戦闘機やオービットの操縦を得意とする。
- コレット
- 盗掘者からノドヴィリウムを奪って逃げていた泥棒の少女。森林地帯にてイゾやサヌ達と知り合い、その後勝手に行動を共にしていたが実は「死神」の一員であり、タイラ大佐の部下。デディアからは姉さんと呼ばれている。
- デ・メトリオ・ル・ヴィラジュリオ
- 反ポリヘドロン義賊同盟「キッス」の頭領。
- 詳細は「#デ・メトリオ・ル・ヴィラジュリオ」を参照。
暁月のメモリアの登場メカニック
- デ・メトリオ訓練機
- タイラ大佐の手で用意された、イゾ達が乗るオービッド。装備は薙刀のような模擬槍。
- 実戦に近い形で訓練できるように調整された機体で、装備次第では即戦力になりえるとされる。
- 練習機
- アレイがユリカノに自分を認めさせるために乗った航空機。
暁月のメモリアの用語
- 王立軍教育航空アカデミー
- 港町センシミリアに置かれている、惑星デ・メトリオ全土から選りすぐられた成人男女80名が王立軍のパイロットとなるべく教練を積む教育機関。1クラス4人の学生に主任教官1人、教官2人、教育実習生1人が付き、卒業まで彼らの生活をサポートする。後にセンシミリアの町ごとレ・ガリテの占領下に置かれてしまう(養成所だけでなく軍事基地を兼ねていたため)。
- ノドヴィリウム
- 亜空兵器の元になる鉱石。発掘には許可が必要だが、隠れて掘り出し「キッス」などへ横流しを行う者達もいる。
小説
- リアル書籍版小説『輪廻のラグランジェ』
- MF文庫Jより発行。原作:ラグランジェ・プロジェクト、著者:月見草平、キャラクター原案:森沢晴行、イラスト:森沢晴行、堀たえ子。
- Web短編小説『碧落のメモリア』
- 公式サイト内で2012年4月より連載開始。構成・脚本:菅正太郎。全5話。ヴィラジュリオがポリヘドロンの流刑惑星ウ・ゴーにいた頃、それまでの人生を回想する物語。
- Web短編小説『昏黒のメモリア』
- 公式サイト内で2012年9月に公開された。構成・文:菅正太郎。2万年前に起きた事件をアステリアの視点から描く。
Webラジオ
ラグラジ! 〜石原夏織と瀬戸麻沙美の『輪廻のラグランジェ』Webラジオ〜のタイトルで2011年11月12日から2012年10月27日までHiBiKi Radio Stationにて配信されていた。2011年12月まで隔週土曜日配信、2012年1月から毎週土曜日配信。本放送前の2011年11月5日にはプレ放送として第0回が配信された。
- パーソナリティ
- ゲスト
ソーシャルゲーム
輪廻のラグランジェ ~ジャージ部ガールズ~のタイトルでGREEにてバンダイナムコゲームスによりサービスが提供されていた。
パチスロ
「パチスロ 輪廻のラグランジェ」として、アニメの製作委員会に参加していたサミーよりリリースされ、2014年2月にホールでの稼働を開始。
タイプは差枚数管理型AT機となっており、サミーが提供する携帯サイトおよびアプリとの連携サービスのマイスロによる実戦データ管理や着せ替えツールが利用できる。
TVアニメ未収録のエンディングが4本収録されていて、遊戯を進め条件をクリアすれば見ることができる。
書誌情報
漫画
- Production I.G(原作)・IsII(漫画) 『輪廻のラグランジェ』 スクウェア・エニックス〈ビッグガンガンコミックス〉、全3巻
- 2012年3月24日初版発行(同日発売[36])、ISBN 978-4-7575-3542-8
- 2012年9月25日初版発行(同日発売[36])、ISBN 978-4-7575-3743-9
- 2013年3月25日初版発行(同日発売[36])、ISBN 978-4-7575-3913-6
- 吉岡公威(漫画)・菅正太郎(シナリオ)・Production I.G(原案・協力)・XEBEC バンダイビジュアル(協力) 『輪廻のラグランジェ 〜暁月のメモリア〜』 スクウェア・エニックス〈ヤングガンガンコミックス〉、全4巻
- 2012年1月21日初版発行(同日発売[37])、ISBN 978-4-7575-3477-3
- 2012年6月25日初版発行(同日発売[37])、ISBN 978-4-7575-3641-8
- 2012年10月25日初版発行(同日発売[37])、ISBN 978-4-7575-3758-3
- 2013年3月25日初版発行(同日発売[37])、ISBN 978-4-7575-3912-9
小説
- 月見草平、メディアファクトリー〈MF文庫J〉、全4冊
- 『輪廻のラグランジェ1』、2012年2月29日初版第一刷発行(2012年2月24日発売[38])、ISBN 978-4-8401-4385-1
- 『輪廻のラグランジェ2』、2012年4月30日初版第一刷発行(2012年4月25日発売[39])、ISBN 978-4-8401-4550-3
- 『輪廻のラグランジェ3』、2012年9月30日初版第一刷発行(2012年9月25日発売[40])、ISBN 978-4-8401-4679-1 / 2012年11月30日初版第一刷発行(2012年11月22日発売[41])、ISBN 978-4-8401-4905-1
- 『輪廻のラグランジェ4』、2012年11月30日初版第一刷発行(2012年11月22日発売[42])、ISBN 978-4-8401-4843-6
関連書籍
- 『TV ANIMATION 輪廻のラグランジェ オフィシャルガイド』 スクウェア・エニックス、2012年6月25日初版発行(同日発売[43])、ISBN 978-4-7575-3646-3
脚注
注釈
出典
- ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。
- ^ “鴨川舞台のアニメ「輪廻のラグランジェ」 1月からテレビ放映”. 房日新聞. 房州日日新聞社 (2011年12月5日). 2012年2月26日閲覧。
- ^ 公式ツイッター 2012年10月25日閲覧。
- ^ “タイトルロゴ”. ytv:輪廻のラグランジェ. 讀賣テレビ放送. 2011年12月30日閲覧。
- ^ “イベント”. 輪廻のラグランジェ. 2014年8月4日閲覧。
- ^ 「攻殻機動隊 SSS」に日産のコンセプトカーが登場-アニメと実車のコラボ。タチコマ・ロボットも - AV Watch(2006年8月4日)2012年10月19日閲覧。
- ^ a b 日産グローバルデザイン本部、TVアニメ「輪廻のラグランジェ」のロボットをデザイン 「アニメとクルマが協業できるのは日本の強み」 - Car Watch(2011年10月17日)2012年10月19日閲覧。
- ^ Lagrange's Degzine Story - Production I.G、2012年10月25日閲覧。
- ^ “「新アニメ『輪廻のラグランジェ』主役の石原夏織さんに吉田アナが突撃!」”. ytvアナウンサー向上委員会. 讀賣テレビ放送 (2011年11月11日). 2011年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月14日閲覧。
- ^ “かもラグ 聖地巡礼”. KamoNavi × LAGRANGE. かもナビ実行委員会. 2011年12月30日閲覧。
- ^ “輪廻のラグランジェ プレスリリース”. かもがわナビ. かもナビ実行委員会 (2011年11月18日). 2011年12月30日閲覧。
- ^ “『輪廻のラグランジェ』 地元で先行上映会 鴨川が舞台のアニメ”. ちばとぴ (千葉日報社). (2011年12月24日) 2011年12月26日閲覧。
- ^ “鴨川ふるさと特別大使任命とタイムカプセル開封日発表!!”. 輪廻のラグランジェ 公式ブログ. ラグランジェ・プロジェクト (2013年9月30日). 2013年10月15日閲覧。
- ^ “鴨川 プロレス&アニメの多彩なイベント レスラーと市民が仲良く地曳網 アニメ主人公にふるさと特別大使”. 房日新聞. 房州日日新聞社 (2013年9月21日). 2013年10月15日閲覧。
- ^ “輪廻のラグランジェ展、開催決定!”. かもがわナビ. かもナビ実行委員会. 2014年9月23日閲覧。
- ^ “輪廻のラグランジェ展 千秋楽 トーク&交流イベント”. かもがわナビ. かもナビ実行委員会. 2014年9月23日閲覧。
- ^ “貴重な制作資料を鴨川市で保管へ!”. かもがわナビ. かもナビ実行委員会. 2015年10月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『輪廻のラグランジェ オフィシャルガイド』2012年。ISBN 978-4-7575-3646-3。
- ^ a b c “輪廻のラグランジェ 年表”. 輪廻のラグランジェ 公式サイト. ラグランジェ・プロジェクト. 2012年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e f 『輪廻のラグランジェ(1)』2012年。ISBN 978-4-8401-4385-1。
- ^ a b c d e f 『月刊ホビージャパン』、ホビージャパン、2012年11月、JAN 4910081271120。
- ^ a b c d e f 『月刊ホビージャパン』、ホビージャパン、2012年6月、JAN 4910081270628。
- ^ 『LAGRANGE DESIGNS』2012年。
- ^ a b c d e f g 月刊ホビージャパン2012年10月号。
- ^ a b c d 『月刊ホビージャパン』、ホビージャパン、2012年7月、JAN 4910081270727。
- ^ 『月刊ビッグガンガン』2012Vol.02、スクウェア・エニックス、2012年、9頁。
- ^ a b c 『月刊ホビージャパン』、ホビージャパン、2012年8月、JAN 4910081270826。
- ^ a b c d e f g 『月刊ホビージャパン』、ホビージャパン、2012年9月、JAN 4910081270925。
- ^ “「鴨川エナジー」追加製造決定!”. かもがわナビ (かもナビ実行委員会). (2013年6月10日). オリジナルの2013年6月16日時点におけるアーカイブ。 2013年6月18日閲覧。
- ^ 輪廻のラグランジェ|公式サイト 2012年9月24日閲覧。
- ^ 輪廻のラグランジェ|公式サイト 2012年9月24日閲覧。
- ^ Twitter / 輪廻のラグランジェ: 【配信告知】延期しておりましたバンダイチャンネル最新 ... 2012年9月24日閲覧 より。
- ^ AT-X輪廻のラグランジェ 鴨川デイズのページ
- ^ バンダイナムコゲームス・「Hybrid Disc」ポータルサイト 2012年6月27日閲覧。
- ^ アニメぴあ 2012年9月24日閲覧。
- ^ a b c “ビッグガンガンコミックス”. スクウェア・エニックス. 2013年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月25日閲覧。
- ^ a b c d “ヤングガンガンコミックス”. スクウェア・エニックス. 2013年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月27日閲覧。
- ^ “輪廻のラグランジェ1”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2012年2月25日閲覧。
- ^ “輪廻のラグランジェ2”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2012年4月25日閲覧。
- ^ “ピックアップ”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2012年9月27日閲覧。
- ^ “輪廻のラグランジェ3”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2012年11月27日閲覧。
- ^ “輪廻のラグランジェ4”. MF文庫J オフィシャルウェブサイト. メディアファクトリー. 2012年11月27日閲覧。
- ^ “コミック関連書籍 一覧”. スクウェア・エニックス. 2012年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月26日閲覧。
外部リンク
- 「輪廻のラグランジェ」 - 公式サイト
- 輪廻のラグランジェ - Production I.G
- 輪廻のラグランジェ - XEBEC
- 輪廻のラグランジェ - 読売テレビ
- 輪廻のラグランジェ season2 - 読売テレビ
- 輪廻のラグランジェ - TOKYO MX
- 輪廻のラグランジェ season2 - TOKYO MX
- 輪廻のラグランジェ - ウェイバックマシン(2013年12月26日アーカイブ分) - 日テレプラス
- 輪廻のラグランジェ - バンダイチャンネル
- 輪廻のラグランジェ season2 - バンダイチャンネル
- 輪廻のラグランジェ season2 - ニコニコチャンネル
- 輪廻のラグランジェ (@lag_rin) - X(旧Twitter)
漫画関連
- 輪廻のラグランジェ - ビッグガンガン SQUARE ENIX
- 輪廻のラグランジェ 〜暁月(あかとき)のメモリア〜 - ガンスマ情報局 SQUARE ENIX
インターネットラジオ関連
タイアップ関連
- 日産自動車×ラグランジェ・プロジェクト - 日産自動車
- KamoNavi × LAGRANGE / 輪廻のラグランジェ かもナビ特設サイト - かもがわナビ
- 輪廻のラグランジェ 鴨川推進委員会 (195548063881743) - Facebook
パチスロ関連
読売テレビ MANPA 第1部 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
WORKING'!!
(旧枠名『MONDAY PARK』) |
輪廻のラグランジェ
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読売テレビ MANPA 第1部 | ||
輪廻のラグランジェ season2
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