テイルズ オブ ヴェスペリア

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テイルズ オブ ヴェスペリア
ゲーム
ゲームジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 プレイステーション3
Xbox 360
開発元 ナムコ・テイルズスタジオ
発売元 バンダイナムコゲームス
(ナムコレーベル)
キャラクターデザイン 藤島康介
メディア PS3:BD-ROM 1枚
XB360:DVD-ROM 1枚
プレイ人数 1 - 4人
発売日 PS3:
日本の旗2009年9月17日
XBOX360:
日本の旗2008年8月7日
アメリカ合衆国の旗 2008年8月26日
販売価格 PS3:7,800円(税込)
XBOX360:7,800円(税込)
売上本数 日本の旗約19万本

アメリカ合衆国の旗約10.7万本

レイティング CERO:B(12歳以上対象)
ESRB:T(Teen:13歳以上対象)
PEGI:12+(12歳以上対象)
OFLC:M(Mature:15歳以上対象)
コンテンツアイコン セクシャル、暴力、犯罪、言葉・その他(CERO)
暴力、言葉・その他、ギャンブル(PEGI)
その他 Xbox Live!対応
テンプレート使用方法 ノート

テイルズ オブ ヴェスペリア』 (Tales of Vesperia) は、2008年8月7日バンダイナムコゲームスから発売されたXbox 360用のゲーム。ジャンルはRPG。後に、新キャラやフルボイス化など多数の追加要素があるプレイステーション3版が2009年9月17日に発売されることが発表された。

目次

[編集] 概要

『テイルズ オブ』シリーズのマザーシップタイトル(本編)10作目。略称は「ヴェスペリア」、もしくはタイトルの頭文字をとって「TOV」。テイルズ独特の固有ジャンル名は“「正義」を貫き通すRPG”。『テイルズ オブ ジ アビス』以来となる藤島康介によるキャラクターデザインが行われている。

発売日と同日にHDMI端子搭載スタンダードモデル本体、ソフト、オリジナルフェイスプレート、収録台本レプリカを同梱したプレミアムパックが台数限定、37,800円(税込)で発売された。発売初週のセールスは約10.1万本、XBOX360本体が極度の品薄になるなど人気を博し、マイクロソフトが本体品薄を謝罪するという事態になった。「シリーズ最高傑作」と謳うCMも流れた。発売から半年過ぎた現在も売上は徐々に伸びており、『テイルズ オブ マガジン』の吉積信のインタビューによると国内累計出荷は20万、米国の売上は『アビス』を越えたとのこと。

2009年4月6日、追加要素を含んだPS3版のリリースが発表された。また、シリーズ初となる映画作品「テイルズ オブ ヴェスペリア ~The First Strike~」も制作が発表されている。内容や劇場公開日は2009年10月3日予定、スタッフとして監督は『イノセンス』等を手掛けた亀井幹太が務めるほか、キャラクター作画監督松竹徳幸、制作はProduction I.Gと、シリーズのオープニングアニメーションを担当してきたスタッフが行う。またPS3版との連動要素も考えられている。

ファミ通でのユーザー満足度ランキングにおいて、Xbox360ソフトの中では1位、2008年に発売のソフトでは2位(1位はメタルギアソリッド4)に選ばれており、人気の高さが伺える。

[編集] ストーリー

古代の技術で生み出された魔核(コア)を使い、結界魔導器(シルトブラスティア)で街を覆うことで魔物を遠ざけ、人々が平和に暮らす世界テルカ・リュミレース。その中の帝都ザーフィアスの下町でユーリは暮らしていたが、その生活は充実してはおらず、その影響か自分が昔居た騎士団の騎士たちをからかいながら日々を過ごしていた。

ユーリはある日、下町の水道魔導器(アクエブラスティア)から魔核を抜いた泥棒モルディオを追うことになるが、今までの無茶が祟って牢屋に投獄される。その先で知らぬ男の助けを借りて脱獄した彼はモルディオを追うことを決意する。

そして脱獄中、城の中で騎士に追われる少女・エステリーゼに出会い、ユーリの親友・フレンに会いたい、と言う彼女の願いを叶える為、そして魔核を取り返すべく、愛犬ラピードと共に結界の外へと踏み出す。

やがて、旅の途中に出会った仲間と共に、ユーリは段々と世界の歴史の真実や己を取り巻く現状を知っていく。

[編集] システム

[編集] スキル

武器に設定されている、キャラクターに特殊効果を付与するシステム。メイン武器についているもので、防具やアクセサリには存在しない。

ラーニング
スキルを持つ武器を装備した状態で戦い続けることにより、LP(ラーニングポイント)が蓄積される。スキルに対するLPが一定値以上に達するとスキルの習得が完了し、以後武器を外した状態でも、キャラクターごとに個別に用意されたSPを消費してスキルを発動することが出来る。同一カテゴリーのスキルを多くセットすることでスキルシンボルが出現し、後述のオーバーリミッツ時に特殊効果を発揮する。スキルの多くはステータス強化等の戦闘時に有利になるものだが弱体化するスキルも存在する。
スキル変化技
特定のスキルを装備した状態で、対応した術技を使うと、術技が一段階上の術技にスキル変化を起こす(スキル「連撃」装備時に蒼破刃→蒼破追蓮など)。変化した技を使い続けることで、スキルと同じように個別に習得することが可能。同一の技でも装備スキルにより変化技が複数存在する技もある。通常攻撃からの連携は可能だが特技と奥義からの連携はできない(対応したスキルを装備すると可能になる)。

[編集] EFR-LMBS

エヴォルドフレックスレンジ・リニアモーションバトルシステム。『アビス』のFR-LMBSを正当進化させた戦闘システムで、3Dバトルフィールドを縦横に駆け回るフリーランに加え、多種多様なシステムが追加されている。

フェイタルストライク
敵にいくつか設定されている、術式に対する耐久値をゼロにした瞬間にRTボタンを押すことにより、専用の演出とともに通常の敵を一撃で倒すことが出来る(ボスキャラクターには追加ダメージ)。成功させることにより、HP回復や攻撃力上昇などのボーナスを与えられる。
オーバーリミッツ
画面左のOVL(オーバーリミッツ)ゲージが溜まっている状態で十字キーを操作することにより、一定時間オーバーリミッツ状態になる。オーバーリミッツは4段階までレベルが設定されており、レベルごとにオーバーリミッツ状態のキャラが纏うオーラの色が変化する。レベル1の状態で術の詠唱時間破棄、技の無限連携可、バーストアーツ発動可などの効果があり、レベルがあがっていくごとに特殊効果が増えていく。レベルを上げるためには、専用のアイテムを合成によって作らなければならない。
バーストアーツ/秘奥義
オーバーリミッツ状態で特殊な操作をすることにより、通常技より強力なバーストアーツを発動可能。特定のスキル装備でバーストアーツが変化する。さらにOVLレベル3以上の時にスキル「スペシャル」を装備して特殊な操作をする事で専用のカットインが挿入される秘奥義を発動することが出来る。バーストアーツから秘奥義への連携は可能。
ただし、この秘奥義は味方だけでなく一部の敵が使用する事もある。
シークレットミッション
ボス戦などに特殊なギミックが用意されており、それを発動させることにより戦闘終了後のグレードなどにボーナスが与えられる。

[編集] 合成

戦闘で得た素材などを掛け合わせ、強化武器や特殊アイテムを作成するシステム。合成でしか入手できないアイテムも存在する。合成はアイテムショップで行う。シナリオを進めると合成できるアイテムの種類が増える。

[編集] その他

称号
一部の称号ではコスチュームが変化する。
アタッチメント
アクセサリーの一種。装備すると能力は変わらないが外見が変わる。装備できるのは一つだけ。
料理
本作では作るキャラと料理の種類によって、成功した際に新しいレシピを開発することがある。また料理する者によって得意な料理・不得意な料理がある。キャラによって好みもあり、好きな料理だと効果が上がるが、嫌いな料理だと効果が下がる。
ギガントモンスター
世界各地に9体存在するボスクラスのモンスター。戦闘になっても逃走可能。戦闘勝利後も、マップを切り替えると低確率で復活する。

注意以降の記述でテイルズ オブ ヴェスペリアに関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] 用語

テルカ・リュミレース
ユーリ達が暮らす本作における世界。殆どの街は魔物の侵入を防ぐ為に結界に守られている。一般人の大半は外に出ることもなく生涯を全うすることが多い。
クリティア族
テルカ・リュミレースに存在する人間に似た種族。細長い耳とその後ろから伸びている触覚が特徴。性格は楽観的で好奇心旺盛かつマイペース。多くのクリティア族は学者肌で争いを好まないため、人間とも普通に共存している。10年前まではテムザ山にも都市をつくり生活していたが、人魔戦争によりその都市が廃墟と化してからは地上に住むクリティア族は放浪の民となっている。また空中都市ミョルゾに住むクリティア族は、外界との交流を断ち魔導器を破棄した生活をしている。
ナギーグという物に込められた情報を読み取る特有の力を持っている。
エアル
世界が最初に形作られた際の余剰エネルギーが地中に溜まったもの。酸素のように空気に紛れて存在する、テルカ・リュミレースのエネルギー源。魔導器はエアルを吸収して動作する。濃度が高ければ高いほど人体に悪影響を与える点で酸素と同じ。
エアルクレーネ
世界に点在するエアルの源泉。世界のエアルの総量を保つようエアルを放出するために、基本的に濃度が高く、現在では周囲の環境は異常な発達を遂げている。前述の通り人間が入ることは難しいことが多い。エアルが消費されればされるほど、それを補うためにエアル放出が活発になり異常環境を増やしやすい。
魔導器(ブラスティア)
古代の遺産。その動力源である魔核(コア)は簡単なものなら復元は成功しているが、現代技術で作ることは基本的に不可能。遺跡から発掘される。完全な形のものは数が少ないため、一般人はなかなか手に入れることができない。発掘は主に遺構の門が行っている。カロルによると、ギルドに所属していると手に入れる機会はあるらしい。
実は使用することでエアルを消費するため、徐々に世界のエアルを乱していく。かつての世界の災厄もそれが元凶であり、古の人々は魔導器を遺跡などの地下深くに封印した。しかし皮肉にも現代の人々はその災厄を忘れ、封印されていた魔導器を掘り起こし、その恩恵に頼っている。
武醒魔導器(ボーディブラスティア)
つけていると己の能力を高めてくれる魔導器。これがあれば一般人でも強力な魔術などを使えるようになる。
武器や防具に込められている武能(スキル)を読み込み、獲得するのに使うことができる。
結界魔導器(シルトブラスティア)
主な町に設置されている、その名の通り、町を守る結界を作り出す。
ハルルの結界魔導器は、樹と同化した有機型のもの。
水道魔導器(アクエブラスティア)
噴水等、水の供給に使われている魔導器。帝都の下町ではデデッキに魔核を奪われて動かなくなる。
測温魔導器(サーモブラスティア)
単純な構造をした制作可能な小型魔導器。体温を測ることができる。
心臓魔導器(カディスブラスティア)
心臓の代替として人体に埋め込むことで、生命力を動力とし心臓と同じはたらきをする、ヘルメスの開発した魔導器。
ヘルメス式魔導器(-しきブラスティア)
10年前の人魔戦争のきっかけとなった魔導器。本来は製造可能ではない現在の文明によって作られ、その存在は世に明らかにされていない。従来の魔導器より遥かに大量のエアルを消費するため各地でエアルクレーネが大量発生する直接の原因となっている。
リゾマータの公式
これまで生産、消費されるだけであったエアルを還元させる事で無用なエアルの乱れを抑える為の方程式。魔導器無しで術を発動できる『満月の子』とエアルを摂取する事で己の活力とする始祖の隷長からヒントを得て、「全てのものはエアルから成る」という仮定からエアルと物質の中間に位置するエネルギー「マナ」を見出し、それを消費する事でエアルをマナへと変換させる式を確立させた。それはすなわち魔導器の時代の終焉と、全く新しいエネルギー技術の到来を意味する事となる。
なおエアルを直接消費しないという意味では生命力もマナの一種であり、ヘルメスの発明した魔導器が人間の心臓代わりとなるのはこのためとされている(ヘルメスはリタよりも以前からマナの存在を仮定していた)。
聖核(アパティア)
始祖の隷長が長い年月をかけて自らの体内に凝縮させたエアルの塊で、始祖の隷長が命を落としたときに結晶となって生まれるもの。いわば彼等の命そのものである。実は魔導器の動力源である魔核とは、聖核を砕いて術式を施したものであり、その貴重な価値からか様々な人間に狙われている。
精霊
意味は古代の言葉で「物質の精髄を司る存在」。
リタが考案したエアルの抑制術式の理論を立証するために聖核と活性化していないエアルクレーネを使い、エステルが「満月の子」の力でエアルをマナに近い状態に再構築してリタが聖核にエアルを導いた時、聖核を形作る術式が自然に組み上がって再構成された結果、聖核に宿っていた意思が具現化されて生まれた存在。エアルと物質の中間であるマナを操ることができる。
聖核の元となった始祖の隷長の生まれ変わりとも言える存在で、以前の記憶も保持している。
人魔戦争
10年前にテムザ山で起きた、人と魔物の大きな戦争。その真相は謎に包まれていたが、実はヘルメス式魔導器の存在を危惧した始祖の隷長との戦いであった(正確に言えば、人間の敵になったのは必要最低限の魔導器しか使わないという大昔の盟約を破り、その上ヘルメス式魔導器を使い始めた人間たちを全て滅ぼそうとした始祖の隷長たち。人間との共存を望んだ始祖の隷長も少なからずおり、それらの始祖の隷長は戦争の時には人間側に力を貸した)。勝ったのは人間側だが、戦地に赴いて生き残った者は殆どいないらしい。
宙の戒典(デインノモス)
10年前の人魔戦争に失われたとされる、皇帝の証となるもの。皇位継承の際に必要であるのだが、前皇帝在位中に紛失したために皇帝即位の儀式が行えず、現在は皇帝は空位のままである。どのような形状をしているのかは一般的にわかっていない。実はデュークが持っている剣がそれであり、エアルに直接干渉する力を持っている。
星喰み(ほしはみ)
クリティア族の太古の伝承にある、エアル乱れる時に現れる星一つを覆うほどに巨大な「災厄」。かつての頃に星喰みは退けられたとされるが、どのようにして退けられたのか、また星喰みとはどのような災厄であるのかについては伝えられていない。しかし、それを口伝として現在も真相を知る者がいるという。
その正体は、皮肉にも世界を守ろうとするあまり、エアルを過剰に摂取して暴走の果てに変異した始祖の隷長達の成れの果て。
凛々の明星(りりのあかぼし)
夜空で最も強い光を放つ星で、ユーリ達のギルド名の由来となった。古い伝承によれば、災厄と戦い世界を救った兄妹の兄とされる。
その輝きから「空から見守っている」とあるが、その正体は星喰みから世界を護るための超巨大結界魔導器の制御衛星でありザウデ地上部分と対を成す、「満月の子」が打ち上げた上空の人工衛星を指す。世間では夜空の一番星として親しまれている。
満月の子(まんげつのこ)
古い伝承に伝わる女神。「凛々の明星」の妹であり、世界を災厄から救った後は地上に残り、大地を見守っていると伝えられている。
「満月の子」とは、エアルを力に変え、魔導器がなくとも術が使える能力を持つ古代の指導者たち。その能力は世界を乱す原因でもあり、始祖の隷長には「世界の毒」と疎まれている。
皇帝家は「満月の子」の末裔であり、代々の皇帝は微々たるものだが能力を受け継いでいる。エステルは隔世遺伝的に、原初の「満月の子」と遜色ない程の力を持って生まれた。

[編集] 登場人物

[編集] パーティキャラクター

今作は体重の設定がされていない。

凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)

カロルがユーリと共に結成した「義をもって事を成せ、不義には罰を」「一人はギルドのために、ギルドは一人のために」を信条とするギルド。メンバーはカロル(首領)、ユーリ、ラピード、ジュディス。

個々が独自の目的を持って旅をしているため、馴れ合いではない友好関係にあり、有事の際には団結する強い結束力も見せる。

ユーリ・ローウェル (Yuri Lowell)
21歳・身長180cm 左利き 武器:剣/斧 サブ:グローブ 武醒魔導器:ブレスレット クラス:元騎士 一人称・オレ
鳥海浩輔
本編の主人公。帝都ザーフィアスの下町の出身で、現在は宿屋の女将さんにお世話になりながら用心棒の真似事をして生活している。幼馴染のフレンと共に帝国を改革せんと騎士団に入団するが、腐敗した現実を目の当たりにし退団した。皮肉屋だが根は人情にあふれ、理不尽な悪徳を許さない。大事な者のために自らを省みず、弱者のために己の手を汚す覚悟も決めている。料理は比較的上手で、デザート類が大好きな甘党
下町の水道魔導器の魔核を盗んだ「モルディオ」を探す際に、無茶が祟り投獄される。牢屋で出会ったレイヴンの助けを借りて脱獄していた途中で城内でエステルと出会い、「フレンに会いたい」という彼女の願いを、魔核奪還のついでに叶えるために結界の外へと旅立った。皇女であるエステルを連れて行った事もあって帝国から指名手配される。
私欲の為に人々を傷つける者を憎み、暗殺という方法で自らの「正義」を貫く。騎士であるフレンと対立するも、正義を曲げるつもりはなく、罪咎をひっくるめて自身を受け入れた仲間と旅を続ける。自らの所業に後悔はないが、善行とは考えておらず、自らを罪人と自嘲するなどダークヒーロー色の強い一面もある。
剣をジャグリングする、奇抜な剣技を使う。達人級の剣腕だが、魔術は本人に学ぶ気がないために全く使えない。
第4回キャラクター人気投票ランキングでは、それまでトップの常連であったリオン・マグナスを追い抜き、初登場で1位を獲得した。
エステル (Estelle)/エステリーゼ・シデス・ヒュラッセイン
18歳・身長165cm 武器:剣/杖 サブ:盾 武醒魔導器:ブレスレット クラス:貴婦人 一人称・わたし
声:中原麻衣
本編のヒロイン。皇族の血を引く皇女で、評議会が推す次期皇帝候補のひとり。両親は幼い頃に亡くなっている。城から一歩も出たことがなく少々浮世離れしているが、本の虫のため非常に博学。フレンに彼の命の危機を知らせるため、城で出会ったユーリと共に脱走して旅に出る。その際「エステル」と言うあだ名をユーリから貰い、以降その名が通称になる。生まれながらに、普通の人間には無いある特別な力を持っている。
非常に献身的で心優しい性格。すぐに物事に夢中になり周りの声が聞こえなくなったり、他人の身を気遣うあまり、力を使いすぎて倒れそうになったりと無茶しがち。かなり頑固で、一度言い出したらなかなか引き下がらない。ユーリに対して密かに恋心を抱いているが、身分の違いから複雑な感情を抱いている様子。「-です?」という変わった疑問符が特徴。当初の旅の目的を果たした後も、もっと世界を見たいという思いからユーリたちと共に旅を続ける。
回復、蘇生などの魔法を使いこなす。体力・攻撃力に劣るが、高い防御力を誇り、接近戦も可能なオールラウンダー。
フレン・シーフォ (Flynn Scifo)
21歳・身長180cm 武器:長剣 サブ:盾 武醒魔導器:鎧の胸元 クラス:帝国騎士 一人称・僕
声:宮野真守
ユーリの幼馴染であり、志を同じくして騎士団の門を叩いた親友。ユーリの退団後も着実に出世を重ねている。謹厳実直な性格で、部下や平民からの信頼は篤い。貴族たちからは命を狙われるほど、身分を越えた影響力を持つ。ゲーム開始時の位階は小隊長。後に隊長、騎士団長代理、騎士団長と昇格していった。隊のイメージカラーは青。
ユーリとは対照的に騎士として法と規律を遵守し、帝国内部からの改革を目指す。しかし持ち前の頑固さと、立場に縛られて思うように動けず、アレクセイの不審に気づきながらも従っていた。その後、エステルが拉致された時にユーリの叱咤を受け我に返り、騎士としての正しき道を歩む。
昔から何事にもユーリの先を行く才覚を見せている。料理も上手に作れるのだが、極度の味音痴のため「見た目だけ」な料理ができる。
本編では一回の戦闘でのみパーティに加入する。PS3版ではパーティー加入の機会が増えている。
名前の由来は「Friend(フレンド)」。
ラピード (Repede)
4歳半(犬年齢)・オス・身長170cm(尾含む)武器:短剣 サブ:首輪 武醒魔導器:尾の付け根のリング クラス:戦闘犬 一人称・俺(アテレコ時)
声:石井真
眼光鋭い隻眼イヌ。どっしりと腰を据えた佇まい、いつもユーリに付き従っていて、彼をずっと見守っている。イヌのために喋れないが、人語を理解しているようなそぶりを見せ、ユーリとは意思疎通もできる賢さも見せる。少し意地悪。母親は優秀な軍用犬だったらしい。かつての飼い主が亡くなった折にユーリとフレンに拾われ育てられた。常に咥えているキセルは主人の形見であり吸ったりはしない。
基本的にはユーリとフレンにしか懐いていない。水が苦手で泳げないらしく、船に乗ると大人しくしている。一応料理をすることは可能だが、彼が作る料理は全て犬ご飯(失敗作)となる。
歴代シリーズに登場した特技の「-剣」を「-犬」という名前にアレンジした特技を多く覚える。彼をパーティトップにすることはできない(PS3版では可能になる)。ユーリのアテレコだが、人語で会話するシーンも存在する。
カロル・カペル (Karol Capel)
12歳・身長135cm 武器:斧/ハンマー/両手剣 サブ:鞄 武醒魔導器:鞄の留め具 クラス:少年戦士 一人称・ボク
声:渡辺久美子
ギルド『魔狩りの剣』の一員であった少年。ハルルの結界魔導器の件でユーリたちと知り合い、それが縁で彼等の旅に半ば強引に同行した。ナンとは幼なじみで、かつて彼女の誘いで『魔狩りの剣』に入るが、物語途中脱走と見なされ解雇されてしまう。その前から様々なギルドに入団しては抜けており、故郷のダングレストでは周囲から白い目で見られている。
元気でお調子者だが少々虚勢を張りがちで、背伸びが祟ることもよくある。一方でユーリよりも世俗に詳しく、魔物に対する知識も豊富。手先が非常に器用で、キーピックや壊れた物の修理や料理などを難なくこなせる。苦手なものは虫とオバケ(リタ程ではない)。ネーミングセンスはなく、エステル等が担うことが多々ある。
物語中、ユーリとともにギルド『凛々の明星』を立ち上げ、ギルドの首領としてのあり方を考えるうちに、彼もまた少しずつ成長していく。
身長より大きい武器を振り回すパワフルな戦いをする。チャージスキルによってパーティ一の爆発力を誇る。
リタ・モルディオ (Rita Mordio)
15歳・身長150cm 武器:帯/鞭 サブ:本 武醒魔導器:首飾り クラス:魔導士(魔導器研究者) 一人称・あたし
声:森永理科
魔導器の研究の権威である魔導士の少女。額にかけたゴーグルがトレードマーク。研究者としては子供ながらに天才的だが、歯に衣着せぬ物言いや我が道を行く行動をとるトラブルメーカーであるため、周囲からは変人として敬遠されている。魔導器に対して深い愛情を注いでいるが、それとは対照的に人間と接するのが苦手で、内面に踏み込まれるとドギマギしてしまうツンデレ高所恐怖症で、オバケとイヌが苦手。ネコが大好き。
母親を早くに亡くした天涯孤独の身であり、10歳の時から故郷のアスピオで魔導器の研究をしている。生後間もなくいなくなった父親のことは殆ど覚えていないが、あるサブイベントで父親はジュディスの父ヘルメスである事が(プレイヤー側に)示唆されている。
自分の名を騙った盗人のせいでユーリらに濡れ衣を着せられ、無実を証明するために同行。その際エステルの特異体質に気づき、研究のために旅への同行を申し出る。エステルに対し研究対象以上の感情はなかったが、自分の身を案じる「友達」として次第に心を開いていき、最終的には彼女と共にいるためにパーティに身を寄せる。
前衛の特技も覚えるが、パラメータは完全な後衛魔術師である。
レイヴン (Raven)
35歳・身長170cm 武器:小弓/大弓 サブ:短剣 武醒魔導器:不明 クラス:風来坊 一人称・俺様、おっさん
声:竹本英史
神出鬼没の瓢々とした風来坊。胡散臭さが服を着て歩いているような風体。ユーリとは序盤で城の地下牢で出会い、脱獄に力を貸した。二転三転する言動でユーリたちを何度も振り回しているため、パーティ加入後もメンバーから胡散臭がられている。適当な言葉の端々に過去の苦労を伺わせるが、腹の奥底は誰にも悟らせない道化者。甘い食べ物が嫌い。また暑さには滅法強いが、寒いのは大の苦手。女好きで、ダングレストには多数の恋人らしき女性がいる。
表の顔は五大ギルドのひとつである『天を射る弓』の幹部で、普段から首領のドンの命令を受けて各地を飛び回っている。ドンとは強い信頼関係にあるが、命令外の部分で不審な行動の影がちらついている。
変形弓と短剣を操る変幻自在なスタイル。攻撃、回復、魔法を器用に使いこなす。
ジュディス (Judith)
19歳・身長175cm 武器:槍/棍 サブ:レガース 武醒魔導器:無し クラス:槍使い 一人称・私
声:久川綾
各地で魔導器を破壊している「槍を持った竜使い」の正体であるクリティア族の女性。学者肌の一族にしては珍しく活動的で、冷静で好戦的かつマイペースな性格。誰にも相談せずに事を起こしてしまうことも多い。パーティの中では一番の料理上手で、特に手の込んだ料理を好む。露出の激しい身なりに反して暑がりで、寒さに強い。
クリティア族の魔導器研究家ヘルメスの娘で、父の魔導器が原因となって勃発した人魔戦争に巻き込まれた戦争犠牲者。幼い頃から父親やバウルと共に世界各地を旅していたが、人魔戦争時には戦地となった故郷のテムザに戻っていた。戦時下でヘルメスを亡くし、重傷を負っていたところをバウルに助けられ、ミョルゾの同胞のもとに身を寄せる。しかしそう時を待たずしてミョルゾを出て、全身を鎧に包んでバウルと共に出奔し、父の名誉のために世界に害を成すヘルメス式魔導器を破壊する旅を始める。それ以来、正体不明の「槍を持った竜使い」と言われるようになった。
当初はバウル以外に対して心を開くことはせず、自らの生き甲斐に他者を立ち入らせない孤高な一面があったが、次第に仲間や絆の価値に気づいていき、仲間たちに心を開いた。
機動力に優れ、空中での一対一の戦いを得意とする。多数との戦いは不得手。
パティ・フルール (Patty Fleur)
14歳・身長132cm 武器:銃器 サブ:ナイフ 武醒魔導器: クラス:冒険家 一人称・うち
声:斎藤千和
PS3版追加キャラクター。海賊アイフリードの財宝を探している自称冒険家の少女。語尾に「じゃ」とつけるなど、老人のようなしゃべり方をする。
Xbox版には「『ぱ・・・』と名前が書かれた海賊帽」というものが存在しており、パティではないかと推察されているが一応、公式では否定されている[1]

[編集] 帝国

テルカ・リュミレースを治める国家。治安を守護する「騎士団」と、政治を補佐する「評議会」の二柱が皇帝を支えている。しかし先の人魔大戦のさなか、皇位の証である『宙の戒典』が遺失し、前帝の死後より元首の座は空位である。

平民も交える騎士団と、貴族のみで構成された評議会は決して好ましい仲ではなく、騎士団はヨーデル、評議会はエステルを次期皇帝に推し、それぞれが国の先行きを牛耳らんと暗躍している

ヨーデル・アルギュロス・ヒュラッセイン
声:緒方恵美
先帝の甥で、騎士団が支持する次期皇帝候補。気品漂う聡明な少年。お人好しではあるがなかなかの辣腕家で、政治手腕は確か。フレンを強く信頼しており、エステルとも仲が良い。後に世界で起きた異変の最中、皇位を継いで皇帝となった。
アレクセイ・ディノイア (Alexei)
声:小杉十郎太
帝国騎士団長。騎士としての理想を体現したような実直な人物で、御前試合で優勝したことをきっかけに騎士となったことからもわかるように、無双の剣腕を持つ。そのカリスマ性は、エリートで構成された直属の「親衛隊」を組織させるほど。また頭脳明晰で魔導器の知識にも精通しており、リタもその知識には渋々関心していた。
その実態は本作で起きる数々の事件の黒幕で、本性は目的達成のためには手段を選ばぬ冷酷な人物。権謀術数に長け、他者の野心すら利用し、一連の事件の黒幕として暗躍していた。かつては腐敗した国を変えようとしていたが、現実にうちひしがれ、変革のために「覇王」の道を選ぶ。そのためエステルを利用し、帝国や始祖の隷長を滅ぼそうとしたが、変革を望んだ彼の行動は、皮肉にも太古に起こるはずだった災厄『星喰み』を呼び覚まし、世界を滅亡へと追い込むものであった。
アレクサンダー・フォン・キュモール
声:野島健児
キュモール隊の隊長を務める青年。奇妙な格好をしたナルシストで、非常にヒステリックな性格。貴族出身で選民意識が強く、平民を「下民」と見下し、上官であるアレクセイやシュヴァーンの事にも陰口をたたいている。規範も守らず自分の都合のいいように行動し、それは時に明らかな背任行為へ及ぶ。将来は騎士団長へ成り代わるという夢を見ているが、当人は胆の弱い小心者のヘタレである。また、血統貴族の出身という立場だけで隊長になった能なしである為、剣術はド素人。カロル曰く「気持ち悪い人」。
隊のイメージカラーはピンク。ミムラという姉がいる。
シュヴァーン・オルトレイン
声:竹本英史
平民が主に組み込まれているシュヴァーン隊の隊長。黄金の鎧に身を包んだ青年。
帝国騎士団隊長主席、すなわち騎士団のナンバー2。表立って行動しないため、騎士団内でもあまり素性が知られておらず、名前と偉業が一人歩きしている。直属の部下達からは信頼されており、騎士としては噂に違わぬ豪物。彼もまた平民からの成り上がりである。隊のイメージカラーはオレンジ。
人魔戦争にて名誉の戦死を遂げるが、その際アレクセイに武醒も兼ねた心臓魔導器を埋め込まれ蘇生。一度死んだ身であった為に生きる意味を見出す事ができず、自身を「死人」と自嘲し、意志を持たずに道具のように動いていた。実はレイヴンの正体。
ソディア
声:長沢美樹
フレン隊に所属する女騎士。元はキュモール隊で、貴族の出身。猫のような釣り目と左目の泣き黒子が特徴。フレンに輪を掛けたような生真面目で怒りっぽい性格。
フレンに心を寄せており、いつも彼の隣に立つユーリには嫉妬にも似た感情を持ち、敵愾心を抱いている。そしてそれは次第に殺意へと変わってゆき、ついにはザウデ崩壊時にユーリに刃を向ける。
名前の由来は「Sword(ソード/)」から。
ウィチル
声:大本眞基子
フレン隊に協力しているアスピオの少年魔導士。非常に小柄。丸っこい頭の天辺からアホ毛が飛び出していることから「リンゴ頭」と呼ばれる。
リタとは同じアスピオの研究員だが、彼女にはあまり良い感情はなく、ライバル視しているが当の本人には全く相手にされていない。
名前の由来は「Witch(ウィッチ/魔女)」。
クローム
声:新井里美
騎士団所属で、騎士団長アレクセイの副官(秘書)であるクリティア族の女性。「帝国騎士団特別諮問官」の肩書を持つ。
その正体は竜と鳥を掛け合わせたような姿の始祖の隷長で、アレクセイを中心とした人間たちの動きを探るためにクリティア族の姿をして行動し、騎士団に入った。時折本来の姿でユーリたちの前に現れることもある。デュークとは親しく、悲嘆に暮れて憎悪に走る彼を止める手立てを探しており、人間不審であるデュークが『宙の戒典』を貸したユーリたちにその可能性を見出している。
シルフ
声:新井里美
クロームが転生した風の精霊。小型の妖精の形をとる。名前の由来は「風を紡ぐ者」。
ルブラン
声:広瀬正志
騎士団の小隊長で、シュヴァーンの部下。義に篤く、謹厳実直。ユーリを罪人としていつも追い続けている。
アデコール
声:難波圭一
ルブランの部下で騎士団の下っ端騎士で細い体をしていてチョビヒゲが特徴。ボッコスの相棒。ユーリからは「デコ」と呼ばれており、ユーリを目の仇にしている。「 - であーる」が口癖。武器は片手剣。
以前、滞納した税の徴収に来た際にユーリによって川に落とされ、三日間風邪で寝込んだことがある。
ボッコス
声:桜井敏治
ルブランの部下で騎士団の下っ端騎士でぽっちゃりとした体をしている。アデコールの相棒。ユーリからは「ボコ」と呼ばれており、同じく目の仇にしている。「 - のだ」という横柄な口調が特徴的。武器は槍。
ラゴウ
声:田口昂
帝国評議会員でカプワ・ノールの執政官。街に圧政を敷き、従わない者を捕らえて魔物の餌にするなど極悪非道な行いで民を苦しめている。
バルボスと手を組み騎士団とギルドを衝突させ、評議会に有利に事を運ぼうとするも、ユーリたちによって阻止される。
キャナリ
サブイベントにて名前だけ登場。10年前の人魔戦争で亡くなった騎士団の女性。シュヴァーンの親友で彼が密かに想いを寄せていた相手であり、イエガーの恋人だった。優れた弓手であったらしく、生前は家宝の名弓を愛用していた。好きな花はキルタンサス。

[編集] ギルド

帝国の法から外れ、自らに課した掟を遵守する者達の寄り合い。帝国にとってはならず者の集団であるため基本的に対立してはいるが、今の帝国ではギルド無しでは生活が成り立たない部分もあり、その存在をある程度は黙認している。

[編集] ギルドユニオン

五大ギルドと呼ばれる『天を射る矢』、『幸福の市場』、『紅の絆傭兵団』、『遺構の門』、『魂の鉄槌』を中心としたギルドの連合組合で、ダングレストに本拠を構える。 全てのギルドがユニオンに加盟しているわけではないが、ユニオンの意向を無視できるギルドは居ないことからも、その影響力が絶大なものである事が伺える。

[編集] 天を射る矢(アルトスク)

ダングレスト防衛を主任務とし、五大ギルドの中核に位置する最大規模ギルド。

ドン・ホワイトホース
声:加藤治
五大ギルドの連盟であるギルドユニオンの元首にして、『天を射る矢』の首領である老人。屈強な体に、聡明且つ剛毅な精神を持つカリスマ。かつては人魔戦争にも参加していた。数多くの者に慕われ、他ギルドの首領にすら尊敬される偉大な男。しかしその輝きは、影を生むように巨大な敵を作ることとなる。
孫のハリーがイエガーに陥れられてしまい、友人であるベリウスが死ぬきっかけを作ってしまったことで、『戦士の殿堂』と『ユニオン』の前面衝突を避けるべく、公衆の前で切腹した。
ハリー
声:小野大輔
ドン・ホワイトホースの孫。『天を射る矢』に所属しているが、偉大な祖父の存在と周囲の期待にプレッシャーを感じている。祖父の死後もギルドをまとめ上げる自信がなく戸惑っていたが、カロルの言葉に突き動かされ、少しずつ積極的にギルドの頭角に現れるようになる。

[編集] 魔狩りの剣(マガリのツルギ)

団員の殆どが悪い魔物によって大切なものを奪われた者たちであるため、全ての魔物を悪とし、狩ることを信念とする武闘派ギルド。たとえそれが始祖の隷長であろうと殺そうとすることから、ユーリたち『凛々の明星』とは敵対関係にある。

クリント
声:高田裕司
魔狩りの剣』の首領。大剣を帯びた凄腕の剣士。魔物であれば相手が何であろうと「悪」として狩ろうとする傾向がある。本当は始祖の隷長の存在意義を知っているのだが、家族を殺されたため、彼等を憎んでいる。武人としては礼儀正しく、無愛想ながら気の利く一面も見せる。
ティソン
声:蓮池龍三
フードを目深に被った戦士、俊敏な動きと両手指に仕込んだ毒爪が武器。狂気的にテンションが高く、魔物との戦闘を楽しんでいる。
ナンの師で彼女の事をかわいがっており、任務の際には常に同行させるほど。
ナン (Nan)
声:千葉紗子
カロルの幼馴染の少女。幼い頃に目の前で両親を魔物に殺された過去を持つため、魔物を憎んでいる。少々辛辣な性格でカロルには特に冷たいが、何だかんだで彼のことは放ってはおけないらしい。巨大な円刀を操る。
好みのタイプは師匠であるティソンのように強い男の子で、カロルで闘技場の200人斬りに挑戦した際は彼に強くなって欲しいととれる発言をしている。

[編集] 幸福の市場(ギルド・ド・マルシェ)

各国にマーケットを展開している商業ギルドで、帝国とも友好関係である。五大ギルドの一つ。

メアリー・カウフマン
声:山崎和佳奈
幸福の市場』の社長。商業に対する熱い情熱を持つ大人の女性。赤毛と眼鏡がトレードマーク。ファーストネームで呼ばれることを嫌う。ルブランと過去になんらかの関わりがあるらしい。

[編集] 紅の絆傭兵団(ブラッドアライアンス)

傭兵ギルド。五大ギルドの一つ。強引なやり方が問題視されている。

バルボス (Barbos)
声:広瀬正志
古典的な海賊のような見た目をした巨漢。「剛嵐のバルボス」を名乗る。凶暴で野心溢れる性格で、以前はドンに追随する戦士と呼ばれていた。ラゴウと手を組み、ドンに代わって自分がユニオンのトップに立とうとしたが、ユーリ達によって阻止される。デデッキに盗ませた下町の水道魔導器の魔核を使い、ユーリ達に圧倒的な力を見せ付けるが、デュークの助けを借りた彼等に敗れる。

[編集] 海凶の爪(リヴァイアサンのツメ)

暗殺や武器密売を行う闇のギルド。戦闘員たちは眼に赤いレンズを嵌めていた為、ユーリたちからは『赤眼』と呼ばれていた。密売するに当たり商品となる魔導器は、首領のイエガーが率いている発掘ギルド『遺構の門』が発掘した物を横流しさせて売っている。

イエガー (Yeager)
声:岩田光央
鎌や多種多様な銃器や盾に可変する武器を操る、『海凶の爪』の首領。燕尾服に身を包んだ青年で、所謂ルー語で喋る奇妙な男。ユーリ達と対等に渡り合うほどの凄腕の戦士。基本的にはユーリ達やギルドユニオンとも対立しているが、内心ではドンのことを尊敬しており、戦災孤児を引き取る施設に見返り無く多額の寄付をしていた。アレクセイと手を組み従ってはいるものの、それは彼の本意というわけではなかったらしく、敵であるはずのユーリ達を助けることもある。
実は人魔戦争で戦死し、アレクセイに心臓魔導器を胸に埋め込まれたことで生き永らえている死人である。
ゴーシュ&ドロワット
声:新井里美&長沢美樹
イエガーの側近で、短銃に可変する短剣を操る2人の少女。コンビネーション攻撃を得意とする。ゴーシュは赤髪で真面目な口調。ドロワットは黄緑の髪でくだけた特徴的な口調。2人共10年前の戦災で親を亡くしており、救児院で姉妹のように育てられた。それ故にイエガーに対しては恩を感じており、彼のことを慕い、救児院から出た後は『海凶の爪』に入った。ギルドに入っているというよりはイエガーに仕えているため、イエガー亡き後はギルドから離れて2人で行動している。
フランス語の右(ドロワット)、左(ゴーシュ)が語源と見られる。

[編集] 戦士の殿堂(パレストラーレ)

闘技場を切り盛りする者たちで構成されたギルド。ノードポリカの自治を行っており、ユニオンには参加していない。

ベリウス
声:くじら
戦士の殿堂』の統領(ドゥーチェ)。新月の晩にしか人前に姿を現さない、謎多き女性。正体はキツネに似た姿の始祖の隷長に属するもの。ドン・ホワイトホースとは旧知の仲。
魔狩りの剣』の襲撃により負傷してしまい、その傷を癒そうとしたエステルの力で暴走してしまう。しかし死ぬ間際に正気を取り戻してもエステルを責めず、他者を慈しむ優しさを忘れないようにと言い残し、亡くなる。
ウンディーネ
声:住友優子
ベリウスが転生した、美しい人魚に似た姿の水の精霊。名前の由来は古代の言葉で「水を統べる者」。
ナッツ
声:梁田清之
戦士の殿堂』の総領代理。表に姿を表さないベリウスに代わり、外交を行う。眼帯をするなど厳つい姿をしているが、礼節に富んだ人物。ベリウス亡き後は、『戦士の殿堂』の総領としてノードポリカを守る。
ベリウスの傍で彼女を補佐するようになったのはかつて一人旅の最中にベリウスを魔物と勘違いし襲い掛かり、返り討ちに遭ってから。
永い年月を生きるベリウスが幾度となく経験してきた親しき者との死別から来る孤独を知っており、ベリウスの死後、深く悲しむと共に彼女がその孤独から解放されたことを嬉しくも思っていた。
テイルズ オブ リバース』にも同名の兵士が登場する(関係はない)。

[編集] 遺構の門(ルーインズゲート)

遺跡発掘を生業とするギルド。五大ギルドの一つ。

ラーギィ (Regaey)
声:岩田光央
遺構の門』の首領。温厚篤実で人畜無害な、評判のいい人物。どもった喋り方が特徴。
実は発掘した魔導器を密かに横流ししている。「Regaey(ラーギィ)」を逆に書くと「Yeager(イエガー)」になるように、正体はイエガーの変装した姿である。もっとも『遺構の門』に所属している人間たちは、ラーギィとイエガーが同一人物であることは知らされていない(ドンは薄々勘付いていたらしい)。

[編集] 漆黒の翼

シリーズおなじみの組織。本編では有名ギルドの一つとなっているが、名前だけでしか登場しない。レイヴンとカロルの言動から構成員3人の盗賊ギルドであることが伺える。

[編集] 始祖の隷長(エンテレケイア)

人語を解し、強大な力と英知を誇る魔物。世界のエアルの調整を担い、世界を守っている存在である。

フェロー
声:稲田徹
砂漠に住まう巨鳥の姿をしていて、現在の始祖の隷長の盟主。傲岸。理知的であるときもあれば、感情的であるときもある気分屋である。世界を心から愛しており、世界に害を成す存在には容赦しない。
満月の子』エステルの存在を危惧し殺そうとするも、ジュディスの説得に応じ、人間の行動を見守ることにした。ザウデ不落宮が出現した後は囮となりユーリ達の潜入を助けた。その時重傷を負いながらも、聖核を渡すまいと飛び続けたが無理が祟り、自らの聖核をユーリ達に託し息絶える。
イフリート
声:稲田徹
フェローが転生した、竜にも似た姿の火の精霊。フェローの時とはうって変わって豪胆な性格になった。名前の由来は「力強く猛々しい炎。灼熱の君」。
グシオス
亀のような姿の始祖の隷長。その一踏みで大地を揺るがす巨体を持つ。言葉は理解しているが、自ら喋ることはない。
カルボクラムの地下に閉じ込められ、『魔狩りの剣』によって狩られそうになっていたが、ジュディスの乱入で解放される。後にエレアルーミンで再び『魔狩りの剣』と対峙していたが、世界を『星喰み』から救おうとエアルを吸収し過ぎたため自我を失い、『星喰み』となりそうなところを他の精霊の願いでユーリ達が介錯を引き受けた。
ノーム
グシオスが転生した地の精霊。うって変わって小動物のような姿となった。名前の由来は「根を張る者」。
アスタル
鹿のような姿の空を駆ける始祖の隷長。バクティオン神殿に奉られている。聖核を求めたアレクセイによって、重傷を負わされた後にエステルの力で殺された。
クローネス
クラゲのような姿の巨大な始祖の隷長。隠された街ミョルゾを覆い(食べた)、常に空を浮遊している。
バウル
クジラのような姿の空を飛ぶことができる始祖の隷長。心の絆で繋がったジュディスの相棒で、10年前の人魔戦争で彼女を戦争から救った。人語は話せないが、ジュディスとなら意思疎通ができる。後に以前よりも巨大に成長、「フィエルティア号」を抱えて飛ぶことが可能になり、一行の旅の移動に大きく貢献する。種族の中でもまだ若い方で、成長の余地を残している。
エルシフル
人魔戦争以前の始祖の隷長の盟主。10年前の人魔戦争終結の立役者。人との共存を訴え同族との戦いで人間側に力を貸したが、終戦後にその力を恐れた帝国の思惑により暗殺された。
スパイラルドラコ
遥か昔の時代の始祖の隷長の盟主。デュークの発言から、魔装具と呼ばれる武具はスパイラルドラコが作った物であることが伺える。

[編集] その他

デューク・バンタレイ (Duke Pantarei)
声:小山力也
銀髪の青年。典雅で幻想的な雰囲気を持つ美丈夫。その手に携えた不思議な剣によって、エアルを制御することができる。その身のこなしから、彼も熟達の戦士であることがわかる。
レイヴンやアレクセイなどと既知であり、しばしば正体不明の始祖の隷長と行動を共にしている。時折ユーリ達の前に姿を現し、警告の言葉を残したかと思えば彼らを助けることもあるなど、行動に謎が多い。闘技場などの娯楽を「卑俗」と称する。
10年前の人魔戦争終結の立役者である英雄。親友であるエルシフルと共に平和のために戦うも、始祖の隷長を恐れた帝国が約を違え、エルシフルを殺害したことで悲憤に暮れる。その後人間と袂を分かち、始祖の隷長に身を寄せた。人魔戦争時、帝国から奪った『宙の戒典』でエアルクレーネの暴走を制御している。
ザギ (Zagi)
声:陶山章央
逆手持ちの双剣で戦う殺し屋。どのギルドにも属しておらず、様々な組織に主に暗殺の仕事を引き受けて行動している。強い敵との殺し合いを何より楽しむ悪癖があり、興奮の中で仲間を躊躇いなく殺害する。帝国とギルドでは、その名が知られていたと言う。
最初は『海凶の爪』に雇われており、ラゴウの依頼を受けたイエガーの指示でフレンを殺しに城に忍び込んだが、たまたまフレンの部屋にいたユーリを彼と勘違いし戦いを挑むも敗れる。2度目の戦いで初めて自分を傷つけたユーリを一方的にライバル視し、執拗なまでに付き纏い単独でユーリ達に戦いを挑む。3回目からは自分の左腕をヘルメス式魔導器に改造して戦う。
ザギとの戦闘回数は『テイルズ オブ デスティニー2(PSP版)』のバルバトス『テイルズ オブ ザ テンペスト』のロミーと並びシリーズ最多の5回(イベントでの中断を仕切り直しとしてを含めると6回)は戦うこととなり、サブイベントにも登場することもある。
ハンクス
声:チョー
下町の元締めである老人。ユーリとは馴染みで、たびたび無茶な行動をする彼を時に叱り、助けてくれる。
リッチ
旅籠馬車「冒険王」を営む男性。父親はレギン遊撃踏査団唯一の生き残りであり、父の意思を受け継いでギガントモンスターを倒すための旅をしている。無愛想で無口だが使命感が強い。
カレン
旅籠馬車「冒険王」を営む女性。リッチを「お兄ちゃん」と呼び慕う。
2人の父親が親友同士であり、昔から家族ぐるみの付き合いをしており、カレンがリッチを「お兄ちゃん」と呼ぶのもそのため。また恋人同士でもあり、結婚を約束した仲でもある。
トクナガ
海船ギルド『ウミネコの詩』のメンバーで魔導船「フィエルティア号」の操縦士。かつてはカウフマンの下で積荷の運搬を主な仕事としていたが、ある仕事の報酬として船ともどもユーリ達へ贈与され、以降は『凛々の明星』専属の操縦士となる。アフロの髪型とサングラスがトレードマーク。
テイルズ オブ シンフォニア』に同名の人物、『アビス』に同名の人形が登場する(関係はない)。
ヘルメス
クリティア族の魔導器研究者でジュディスの父親。魔導器の研究に情熱を注いでおり、バウルや幼少のジュディスと共に世界各地を旅していたが、人魔戦争に巻き込まれて死亡。リタも認めざるを得ないほどの天才的な研究者で、ヘルメス式魔導器の発案者であるが、同時に破壊する方法を暗号文として娘に託していた。暗号書がアスピオのモルディオ邸に所蔵されていたことから、この「娘」はリタを指している可能性がある。

[編集] ゲスト

特定の条件を満たすことで、闘技場で彼らと戦うことができる。

時を駆ける男(ダオス)
声:森川智之
テイルズ オブ ファンタジア
音声はPSP版からの流用。
哀しき闇の女王(シゼル)
声:伊倉一恵
テイルズ オブ エターニア
英雄を殺めし者(バルバトス・ゲーティア)
声:若本規夫
テイルズ オブ デスティニー2
音声はPS2版『テイルズ オブ デスティニー』からの流用で、使用技もPS2版『デスティニー』を意識したものが多い。
天上に反逆せし騎士(クラトス・アウリオン)
声:立木文彦
テイルズ オブ シンフォニア
闘技場以外にも、隠しダンジョンで戦うことができる。

[編集] プレイステーション3版

2009年4月に、新要素が追加された完全版がプレイステーション3で発売されることが発表された。追加要素などのまとめは以下の通りである。

  • 新キャラクターの“パティ・フルール”が追加、それに伴いOP等のムービーシーンに変更あり。
  • フレンがパーティに加入する期間・回数等が増加。
  • メインシナリオ部分をすべてフルボイス化。
  • 新たなイベントシーンやサブシナリオも追加。
  • 新ダンジョン&新コス追加。
  • スキット台本一冊分追加。追加収録の台本がXbox版の倍程度。
  • パーティトップでラピード、フレンが設定可に。
  • 一部のキャラに術技が追加。
  • 新たな秘奥義の追加。
  • 新しくギガントモンスター、ボスキャラが追加。
  • 映画『テイルズ オブ ヴェスペリア ~The First Strike~』との連動要素あり。
  • PSPソフト「テイルズ オブ バーサス」初回特典にPS3版ヴェスペリアのオリジナルスキットを解放するプロダクトコードを封入。
  • プロモーションビデオが、公式サイトおよび“PlayStation Store”で4月より随時配信(現在第1弾PVが公式サイトおよび“PlayStation Store”にて配信中)。
  • DLCで過去作品のコスチュームを配信予定。
  • OVL(オーバーリミッツ)レベル5追加。

坂口博信はTOVの名前は出さなかったが、樋口が開発中にスタッフを説得する際に使用した「魂」という言葉を使ってPS3版に対する批判をしている[要出典]

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

以上でテイルズ オブ ヴェスペリアに関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 主題歌

XboX版、PS3版、劇場版それぞれ共通。

[編集] ダウンロードコンテンツ

XboX版

  • 2008年8月7日 4個の無料コンテンツを配信。
  • 2008年8月21日 14個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年8月28日 6個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年9月4日 3個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年9月11日 2個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年9月18日 3個の有料コンテンツを配信。
  • 2008年9月25日 3個の有料コンテンツを配信。

[編集] テイルズチャンネルDVD -ヴェスペリアチャンネル篇-

『テイルズ オブ ヴェスペリア(XBOX360版)』の予約特典DVD。アドベンチャードラマ ラピードと冒険する未来研究所~エステルを探して~、スーパープレイ集、イラストギャラリー、PVが収録されている。

アドベンチャードラマ ラピードと冒険する未来研究所~エステルを探して~
ユーリの声を担当する鳥海浩輔とラピードがエステルを探して『バンダイナムコゲームス』を探検する内容のチャットドラマ。今回初めて実写で行われている。

[編集] スタッフ

  • プロデューサー:郷田努(360版のみ)、樋口義人(PS3版のみ)
  • クリエイティブプロデューサー:樋口義人(360版のみ、PS3版で昇格)
  • キャラクターデザイン:藤島康介
  • 音楽:桜庭統 青山響

[編集] 劇場版

テイルズ オブ ヴェスペリア ~The First Strike ~
2009年10月3日より 池袋シネマサンシャインほか 全国ロードショー
こちらではタイトルのロゴマークが騎士団の紋章になっている。

[編集] スタッフ

[編集] キャスト

  • ユーリ・ローウェル:鳥海浩輔
  • フレン・シーフォ:宮野真守
  • ナイレン:谷口節
  • シャスティル:水沢史絵
  • ヒスカ:小笠原亜里沙
  • エステリーゼ:中原麻衣
  • リタ:森永理科
  • メルゾム:郷里大輔
  • レイヴン:竹本英史

[編集] 漫画

角川書店が刊行しているテイルズ オブ マガジンにて2008年8月7日に発売された創刊号より連載開始。

テイルズ オブ ヴェスペリア
作画:森田柚花 テイルズ オブ マガジン。
テイルズ オブ ヴェスペリア ~フレン 聖なる白銀の騎士~
作画:小枕チヨリ テイルズ オブ マガジン。

[編集] 小説

著:岩佐まもる イラスト:上田夢人 角川スニーカー文庫

  • テイルズ オブ ヴェスペリア I

[編集] サウンドトラック

  • テイルズ オブ ヴェスペリア オリジナルサウンドトラック

[編集] ドラマCD

  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.1 2009年5月29日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.2 2009年6月24日発売
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.3 2009年7月23日発売予定
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.4 2009年8月26日発売予定
  • テイルズ オブ ヴェスペリアVol.5 2009年9月18日発売予定
フロンティアワークスより発売。

[編集] 関連書籍

  • テイルズ オブ ヴェスペリア 公式コンプリートガイド(山下書店、2008年) ISBN 978-4-902372-19-9
  • テイルズ オブ ヴェスペリア パーフェクトガイド(エンターブレイン、2008年)

[編集] 脚注・出典

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[編集] 外部リンク