ウィレム・デフォー

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ウィレム・デフォー
Willem Dafoe
Willem Dafoe
ウィレム・デフォー (2011年9月26日)
本名 William J. Dafoe
生年月日 1955年7月22日(58歳)
出生地 ウィスコンシン州アップルトン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
配偶者 ジアダ・コラグランデ(2005年 - )
主な作品
プラトーン
最後の誘惑
シャドウ・オブ・ヴァンパイア
スパイダーマン

ウィレム・デフォーWillem Dafoe, 1955年7月22日 - )は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身の俳優。彼は劇団ウースター・グループの創設メンバーである。

来歴[編集]

ウィリアム・デフォー・ジュニアはウィスコンシン州アップルトンで外科医の父と看護婦の母の間に生まれた[1][2][3]。八人兄弟の七番目で、幼少時に「ウィレム」の愛称を得る[4]。彼はウィスコンシン大学でドラマを研究したが、前衛劇団シアターXに加わるため途中退学した[4]。シアターXでアメリカおよびヨーロッパを四年間公演旅行し、その後ニューヨークエリザベス・レコンテの率いる劇団に加わった。

デフォーの映画出演は1981年の『天国の門』から始まった。しかし彼の登場シーンは編集によりカットされた[5]。一年後『ラブレス』でオートバイ・ギャングのリーダー役を演じ、その後『L.A.大捜査線 狼たちの街』で注目を浴び、最初の国際的評価を得たのは1986年の『プラトーン』でのエライアス・グロージョン3等軍曹役である。彼はその後性格俳優として人気が出る。その表情から『スパイダーマン』のグリーン・ゴブリンの様な怪しい悪役を演じることが多い。彼は1988年の『最後の誘惑』でイエス・キリストを演じた。また『プラトーン』および2000年の『シャドウ・オブ・バンパイア』でアカデミー賞最優秀助演男優賞のノミネートを受けた。

彼は1990年にプラダのコマーシャルに出演した。また、2004年にはジェームズ・ボンドテレビゲーム007 エブリシング・オア・ナッシング』の悪役ニコライ・ディアボロの声を演じた。 日本語吹き替え版では野沢那智山路和弘が当てる事が多い。

プライベート[編集]

エリザベス・レコンテとデフォーは演劇および生活のパートナーとなった。1982年に息子が生まれているが[6]、2人は結婚せず2004年に別れている[7][8]。デフォーは2005年にイタリア人女優ジアダ・コラグランデ(Giada Colagrande)と結婚した[6]

出演作[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1980 天国の門
Heaven's Gate
クレジットなし
1982 ラブレス
The Loveless
ヴァンス
1983 ハンガー
The Hunger
電話ボックスの若者
1984 ロードハウス66
Roadhouse 66
ジョニー
ストリート・オブ・ファイヤー
Streets of Fire
レイヴェン
1985 L.A.大捜査線/狼たちの街
To Live and Die in L.A.
エリック・マスターズ
1986 プラトーン
Platoon
エライアス・グロージョン3等軍曹
アカデミー助演男優賞 ノミネート
1988 サイゴン
Off Limits
バック・マクグリフ
最後の誘惑
The Last Temptation of Christ
イエス・キリスト
ミシシッピー・バーニング
Mississippi Burning
アラン・ウォード
1989 生きるために
Triumph of the Spirit
サラモ・アラウチ
7月4日に生まれて
Born on the Fourth of July
チャーリー
1990 クライ・ベイビー
Cry-Baby
刑務所の看守
ワイルド・アット・ハート
Wild at Heart
ボビー
1991 イントルーダー 怒りの翼
Flight of the Intruder
コール少佐
1992 ホワイト・サンズ
White Sands
レイ
ライト・スリーパー
Light Sleeper
ジョン
1993 BODY/ボディ
Body of Evidence
フランク
時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース!
In weiter Ferne, so nah!
1994 愛しすぎて 詩人の妻
Tom & Viv
T・S・エリオット
今そこにある危機
Clear and Present Danger
ジョン・クラーク
1995 欲望の華
The Night and the Moment
作家
ヴィクトリー/遥なる大地
Victory
アレックス
1996 バスキア
Basquiat
電気技師
イングリッシュ・ペイシェント
The English Patient
デヴィッド・カラヴァッジョ
1997 スピード2
Speed 2: Cruise Control
ジョン・ガイガー
白い刻印
Affliction
ロルフ・ホワイトハウス
1998 ルル・オン・ザ・ブリッジ
Lulu on the Bridge
ヴァン・ホーン
1999 イグジステンズ
eXistenZ
ガス
処刑人
The Boondock Saints
ポール・スメッカー
2000 アメリカン・サイコ
American Psycho
ドナルド・キンボール
アニマル・ファクトリー
Animal Factory
アール
シャドウ・オブ・ヴァンパイア
Shadow of the Vampire
マックス・シュレック インディペンデント・スピリット賞 助演男優賞 受賞
アカデミー助演男優賞 ノミネート
2001 楽園の女
Pavilion of Women/庭院里的女人
アンドレ神父
ぼくの神さま
Edges of the Lord
神父
2002 スパイダーマン
Spider-Man
グリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーン
ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター
Auto Focus
ジョン・カーペンター
2003 ファインディング・ニモ
Finding Nemo
ギル 声の出演
レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
Once Upon a Time in Mexico
アーマンド・バリーリョ
2004 二重誘拐
The Clearing
アーノルド・マック
スパイダーマン2
Spider-Man 2
グリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーン カメオ出演
ライフ・アクアティック
The Life Aquatic with Steve Zissou
クラウス・ダイムラー
コントロール
Control
マイケル・コープランド
アビエイター
The Aviator
ローランド・スイート
2005 マンダレイ
Manderlay
グレースの父
トリプルX ネクスト・レベル
XXX State of the Union
デッカート
誘惑の微笑
Before It Had a Name
レスリー 兼脚本
リプリー 暴かれた贋作
Ripley Under Ground
マーチソン
2006 インサイド・マン
Inside man
ジョン・ダリウス
アメリカン・ドリームズ
American Dreamz
首席補佐官
パリ、ジュテーム
Paris, je t'aime
カウボーイ
2007 Mr. ビーン カンヌで大迷惑?!
Mr.Bean's Holiday
カーソン・クレイ
スパイダーマン3
Spider-Man 3
グリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーン カメオ出演
ウィレム・デフォー セブン:ビギンズ ~彩られた猟奇~
Anamorph
スタン・オーブリー
2009 アンチクライスト
Antichrist
ファンタスティック Mr.FOX
Fantastic Mr. Fox
ラット アニメ映画、声の出演
ダレン・シャン
Cirque du Freak: The Vampire's Assistant
ガブナー・パール
処刑人II
The Boondock Saints II: All Saints Day
ポール・スメッカー カメオ出演
デイブレイカー
Daybreakers
ライオネル・コーマック
狂気の行方
My Son, My Son, What Have Ye Done
ハンク・ヘイヴンハースト刑事
フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
L'Affaire Farewell
フィニー(アメリカ合衆国中央情報局(CIA)長官)
2010 ミラル
Miral
エディ
2011 ハンター
The Hunter
マーティン・デヴィッド
4:44 地球最期の日
4:44 Last Day on Earth
シスコ
2012 ジョン・カーター
John Carter
タルス・タルカス
2013 Beyond TWO SOULS ネイサン・ドーキンス PS3用ゲーム作品、CGモデリング、声の出演

参照[編集]

  1. ^ Isaac, Sara (1988年8月12日). “Actor Dafoe's Orlando Parents Support 'Last Temptation' Role”. Orlando Sentinel (Florida). オリジナルのFebruyar 7, 2012時点によるアーカイブ。. http://liveweb.archive.org/http://articles.orlandosentinel.com/1988-08-12/news/0060150074_1_william-dafoe-temptation-of-christ-jesus 
  2. ^ Dafoe, Willem (2009年11月21日). “What I Know about Women”. The Observer (UK). オリジナル2009年11月26日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20091126020001/http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2009/nov/22/relationships-women-willem-dafoe 
  3. ^ “Willem Dafoe”. The New York Times. http://movies.nytimes.com/person/16547/Willem-Dafoe/biography 
  4. ^ a b Bromberg, Craig. “Wild at Heart”. New York: 39. http://books.google.com/books?id=tegCAAAAMBAJ&pg=PA39&lpg=PA39&dq=%22willem+dafoe%22+interview+surgeon+father&source=bl&ots=a29DsjWrHE&sig=RD4mbyDT5we2JgIh9h0jt3rljhI&hl=en&sa=X&ei=7WAxT4PQLqnW0QGwg7TqBw&ved=0CGQQ6AEwCTgU#v=onepage&q=%22willem%20dafoe%22%20interview%20surgeon%20father&f=false. 
  5. ^ Marx, Rebecca Flint. “Willem Dafoe”. All Movie Guide via The New York Times. http://movies.nytimes.com/person/16547/Willem-Dafoe/biography 
  6. ^ a b Willem and Giada Dafoe”. English-language website of Vogue Italia (2010年3月4日). 2012年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月8日閲覧。
  7. ^ Spalding Gray (2011年10月20日). “Spalding Gray on Hollywood, Writing, and Willem Dafoe”. Slate. 2012年7月3日閲覧。
  8. ^ Willem Dafoe - Dafoe Trades Old Love For Young New Flame”. Contactmusic (2004年3月2日). 2012年7月3日閲覧。

外部リンク[編集]