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高岡駅

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高岡駅停留場から転送)
高岡駅
古城公園口(2023年6月)
たかおか
Takaoka
地図
所在地 富山県高岡市下関町
所属事業者 あいの風とやま鉄道駅詳細
西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細
万葉線駅詳細
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高岡駅(たかおかえき)は、富山県高岡市下関町にある、あいの風とやま鉄道西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。

本項目では、万葉線高岡駅停留場(たかおかえきていりゅうじょう)についても記載する。

乗り入れ路線

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あいの風とやま鉄道とJR西日本の高岡駅には、あいの風とやま鉄道のあいの風とやま鉄道線[1][2]、JR西日本の城端線氷見線がそれぞれ乗り入れている[3][4][5]。城端線・氷見線はともに当駅が起点であり[3][4]、JRとしての所属線は城端線である。あいの風とやま鉄道線は元々はJR西日本の北陸本線の一部であったが、2015年平成27年)3月14日北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴い、あいの風とやま鉄道へ移管された。これに伴い、在来線構内はJR西日本の在来線である城端線・氷見線も含め、あいの風とやま鉄道の管轄となった。

万葉線の高岡駅停留場には当停留場を起点とする万葉線(高岡軌道線)が乗り入れる[3][6]。なお旅客上は「万葉線」と案内される。

歴史

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1898年(明治31年)開業当時の高岡駅
大正年間の当駅周辺の状況を示した地図

年表

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国鉄・JR西日本・あいの風とやま鉄道

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  • 1897年明治30年)11月17日:中越鉄道線高岡 - 黒田仮停車場間が竣工する[7]
  • 1898年(明治31年)
    • 1月2日中越鉄道高岡 - 黒田仮停車場間の延伸開業に伴い、中越鉄道の駅として開業する[7][8]。同時に黒田仮停車場を廃止する[7]。そもそも中越鉄道線は、1896年(明治29年)6月6日に官設鉄道高岡駅建設予定地であった博労町地内(現在の高岡市立博労小学校附近)において起工式を挙行し、同地点を起点として建設されたのであるが[7]、1896年(明治29年)7月から8月にかけての庄川および千保川の大洪水によって損害を受けたため、官設鉄道高岡駅の建設予定地を変更することとなった[9]。また、当時の博労町においては同地に駅が敷設されることに対して、町の発展の妨害になるとして反対する声も根強かったといわれるが、[9]典型的な「鉄道忌避伝説」なので疑わしい。中越鉄道は鉄道作業局の建設予定地変更の意向に合せて高岡駅への建設工事を中断し、黒田仮停車場において一時的に開業することとなった[7][9]。その後、官設鉄道高岡駅の建設予定地が改めて射水郡下関村地内になることが決定したため、黒田仮停車場 - 高岡間は遅れて開業することとなったのである[9]。開業当時の下関村は畑地や笹原が多く、人家は少ない地帯であったという[9]
    • 5月1日:中越鉄道が高岡 - 伏木間鉄道敷設免許を受ける[7]
    • 11月1日官設鉄道北陸線 金沢駅 - 当駅間延伸開業に伴い、官設鉄道の駅が開設(一般駅[10][11]
  • 1899年(明治32年)3月20日:官設鉄道北陸線 当駅 - 富山駅間延伸開業に伴い、当駅が同線の途中駅となる[12]
  • 1900年(明治33年)
  • 1909年(明治42年)
  • 1920年大正9年)9月1日:中越鉄道が国有化され、伏木駅 - 城端駅間が国有鉄道中越線となる[15]。当駅は国有鉄道単独駅となる[15]
  • 1942年昭和17年)8月1日:当駅を境に中越線の線路名称を改定[16]。伏木駅 - 当駅間は氷見線に編入され、当駅 - 城端駅間は城端線に改称[16]
  • 1947年(昭和22年)10月30日:富山県内に昭和天皇の戦後巡幸。金沢駅発、高岡駅着のお召し列車が運行[17]
  • 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、高岡駅が日本国有鉄道(国鉄)に継承[18]
整備事業前の高岡駅前
整備事業後の高岡駅前
  • 1961年(昭和36年)7月:駅前広場を整備し、また駅前ビルを建設する[19]
  • 1963年(昭和38年)
    • 9月15日:新高岡停留場を駅前広場に移転、路線長を0.1km短縮[20]
    • 9月27日:北陸本線高岡 - 越中大門間が複線化[21]
    • 10月:高岡市が株式会社鉄道会館に民衆駅建設調査を委託する[19]
    • 12月:高岡市が民衆駅設置事務局を開設し、民衆駅建設計画立案業務を開始する[19]
  • 1964年(昭和39年)
    • 1月:高岡民衆駅建設推進委員会が設置され、民衆駅内開業予定の商業施設名を「高岡ステーションビル」と決定する[19]
    • 8月24日:当駅含む金沢駅 - 富山操車場(現在の富山貨物駅)間が交流電化する[21]。これに合せてホーム、跨線橋などを改築する[19]
  • 1965年(昭和40年)
    • 6月:高岡民衆駅建設が国鉄の承認を受ける[19]
    • 9月:高岡民衆駅建設に着工する[19]
    • 8月25日:北陸本線千保川信号場(廃止済) - 当駅間が複線化[21]
  • 1966年(昭和41年)
    • 11月12日:新駅舎での駅業務を開始する[22]
    • 12月1日:駅舎が竣工し、竣工式を挙行する[19]。地上3階に合せて地下1階を有し、1階に国鉄関係、2階に銘産品店等63店、3階に食堂街、地下1階に食品店および喫茶店など28店が入居する民衆駅であった[23]
  • 1967年(昭和42年)10月16日:駅前地下道が開通する[24]
  • 1969年(昭和44年)
    • 11月30日:駅前地下道が完成する[19]
    • 12月:「高岡ステーションビル」と「高岡駅前地下街」が開業[25]
  • 1974年(昭和49年)10月1日:営業範囲を改正し、旅客、荷物および車扱貨物を取扱う駅となる[26]
  • 1981年(昭和56年)9月26日:駅前の大伴家持像(高岡市内では2体目)の除幕式を挙行[27]
  • 1983年(昭和58年)3月1日:城端線全線において列車集中制御装置 (CTC) の使用を開始する[28]
  • 1986年(昭和61年)11月1日:営業範囲を改正し、車扱貨物の取扱を廃する[29]。また、荷物の取扱は爾後新聞紙のみとなる[29]
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[30]
  • 1992年(平成4年)5月24日:南口駅舎が開設[31]
  • 1999年平成11年)
    • 5月7日:北陸新幹線新駅設置問題をめぐり、高岡にて地元経済界による「現駅併設高岡市民会議」が発足し、北陸新幹線の当駅乗入れを訴える[32]
    • 7月12日:第4回高岡市新幹線問題懇話会において高岡市長(当時)の佐藤孝志が、北陸新幹線の当駅乗入れを断念する旨を表明する[33]
    • 7月14日:高岡市商工会議所が北陸新幹線の当駅乗入れを断念することを表明する[34]
  • 2000年(平成12年)7月25日:高岡駅周辺整備計画策定委員会が、当駅駅舎を橋上駅となし南北を自由通路を以て接続する計画をまとめ、連続立体交差化を断念する[35]
  • 2002年(平成14年)10月8日:高岡市が高岡駅周辺整備事業中間報告において高岡ステーションビルの取毀し、橋上駅及び歩行者専用南北自由通路の建設、万葉線の駅構内乗入れ等の具体案を公表する[36]
工事中の古城公園口(2012年12月)

富山地方鉄道・加越能鉄道・万葉線

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  • 1944年昭和19年)
    • 3月3日:富山地方鉄道が高岡駅前 - 新湊間および米島口 - 伏木港間の軌道敷設特許を申請する[50]
    • 11月5日:富山地方鉄道が高岡駅前 - 新湊間および米島口 - 伏木港間の軌道敷設特許を受ける[50][51]
昭和30年代の高岡軌道線
  • 1948年(昭和23年)
  • 1951年(昭和26年)
    • 4月1日:高岡軌道線米島口 - 新湊間の開業に伴い、地鉄高岡 - 西町間において直通運転を開始する[50]
    • 4月30日:地鉄高岡駅の改築工事が竣工[50]
  • 1959年(昭和34年)4月1日:富山地方鉄道高岡軌道線地鉄高岡 - 伏木港間が加越能鉄道(現在の加越能バス)に譲渡[50]。地鉄高岡停留場を新高岡停留場(しんたかおかていりゅうじょう)に改称[55][56]
  • 1963年(昭和38年)9月15日:新高岡停留場を駅前広場に移転、路線長を0.1km短縮[20]
  • 1979年(昭和54年):新高岡駅を高岡駅前停留場(たかおかえきまえていりゅうじょう)に改称[55]
  • 1980年(昭和55年)12月6日:加越能鉄道高岡軌道線に「万葉線」の愛称が付けられる[57]
  • 2002年平成14年)4月1日:加越能鉄道高岡軌道線が万葉線に譲渡[57][52]。高岡駅前停留場も同社に継承[55]
  • 2014年[6](平成26年)3月29日:万葉線高岡軌道線の高岡駅前停留場が移転し[58]高岡駅停留場(たかおかえきていりゅうじょう)に改称[42][43]

橋上化工事

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2007年(平成19年)10月13日より、JR高岡駅の橋上化工事が開始された[38]。駅舎橋上化のほか、氷見線ホームの移設、万葉線高岡駅前停留場の移設および2面化、高岡ステーションビルの建替などが行われた[59]。2009年(平成21年)12月13日より、南口仮駅舎として新しい橋の部分供用が開始された[40]。橋上駅は2011年(平成23年)8月28日に完成し、供用を開始した[39]。自由通路は「万葉ロード」と命名され、これまでの北口・南口の呼称もそれぞれ「古城公園口」・「瑞龍寺口」と改められた[39][60][61]。2014年(平成26年)3月29日に高岡駅ステーションビル「Curun TAKAOKA」[注 1] がオープンおよびペデストリアンデッキが完成し、同年6月1日に高岡駅地下街の全面供用が開始された[43]

なお、従来は駅の北側と南側を南北地下通路で結んでいたが、この橋上化に伴い「Curun TAKAOKA」開業と同時に地下通路は廃止され、現在は埋め戻されている。南北地下通路には、高岡市伏木出身の洋画家・鶴谷登製作の「高岡御車山まつり」のタイルアートが内壁に設置されていたが、「Curun TAKAOKA」地下街の整備によりこれは同地下街の広場に移設されている[62]

駅構造

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あいの風とやま鉄道・JR西日本

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あいの風とやま鉄道・JR
高岡駅
瑞龍寺口(2022年5月)
たかおか
Takaoka
所在地 富山県高岡市下関町6-1
北緯36度44分29.2秒 東経137度0分55.1秒 / 北緯36.741444度 東経137.015306度 / 36.741444; 137.015306 (あいの風とやま鉄道・JR
高岡駅
)
座標: 北緯36度44分29.2秒 東経137度0分55.1秒 / 北緯36.741444度 東経137.015306度 / 36.741444; 137.015306 (あいの風とやま鉄道・JR
高岡駅
)
所属事業者 あいの風とやま鉄道
西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 タカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 4面7線[63]
乗車人員
-統計年度-
(あいの風)-2019年-
4,752人/日[注 2](降車客含まず)
(JR西日本)-2019年-
3,488人/日(降車客含まず)
開業年月日 1898年明治31年)1月2日[8] *
乗入路線 3 路線
所属路線 あいの風とやま鉄道線
(あいの風とやま鉄道)
キロ程 22.8 km(倶利伽羅起点)
金沢から40.6 km
米原から217.2 km
高岡やぶなみ (2.6 km)
(3.7 km) 越中大門
所属路線 城端線(JR西日本)
キロ程 0.0 km(高岡起点)
(1.8 km) 新高岡
所属路線 氷見線(JR西日本)
キロ程 0.0 km(高岡起点)
(1.7 km) 越中中川
備考 共同使用駅(あいの風とやま鉄道の管轄駅)
直営駅
みどりの窓口
(e5489サービス対象外)
城端線は朝の2本があいの風とやま鉄道線へ乗り入れ
* 中越鉄道(現在の城端線)による開業日
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2015年3月14日の北陸新幹線開業による経営移管までは、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線(現・あいの風とやま鉄道線)が乗り入れており、同社の管轄であった。

橋上駅舎を有する地上駅[39]のりばは4面7線である[61][63][64]。通常は駅長室のある駅舎(駅本屋)側から番号を振るが、当駅では地上駅時代の駅本屋から最も遠い城端線のりばから番号が振られている[61][64]。これは元来、高岡駅に最初に到達したのが中越鉄道線であった名残であるといわれている[8]

1 - 6番のりばへは跨線橋で連絡していたが、2010年(平成22年)8月23日より旧7番と8番ホームは廃止され、正面改札口前に単式の新7番ホームが供用開始されてからは氷見線専用ホームとなった[13][65]

改札口はかつては、直営の正面改札口のほかにも、跨線橋の南の突き当たりにジェイアール西日本金沢メンテックが業務を受託する南口改札が、北の突き当たりには委託職員による集改札業務のみの高岡ステーションデパート(駅ビル)改札が存在した。北側の駅ビル改札は高岡ステーションデパートの閉店と同時に廃止され、2011年(平成23年)8月28日より橋上駅舎の供用が開始されたため、以前の正面改札口ならびに南口改札も廃止され、橋上駅舎に新設された直営の1か所に集約された[39]

あいの風とやま鉄道の直営駅で、みどりの窓口自動券売機が設置されている[66]。IC専用の扉付き自動改札機は2016年(平成28年)2月27日に運用を開始した[46]。JR管轄時代末期は富山地域鉄道部管轄の直営駅であった[67]

高岡駅の駅内待合所は「交通広場」と呼ばれている[68]。なお、高岡市出身の藤子・F・不二雄生誕80周年を記念して高岡市美術館に設置されていた高岡銅器製の「高岡市ドラえもんポスト」が2014年(平成26年)3月29日に待合室(交通広場)内に移設されたが[69]2024年(令和6年)10月中旬に高岡駅改札前に移設されることになった[70]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 JR城端線 新高岡城端方面[71]  
2 城端線からの直通列車
あいの風とやま鉄道線 下り 富山魚津方面[71]
3 あいの風とやま鉄道線下りは一部のみ
上り 金沢方面[71]
4  
5 下り 富山・魚津方面[71]  
6 氷見線は一部のみ
JR氷見線 氷見方面[71]
7  
付記事項
  • 1・2番のりば、3・4番のりば、5・6番のりばが同一平面上。なお、あいの風とやま鉄道線の上り(金沢方面)本線は4番のりば、下り(富山方面)本線は5番のりばである[66]。城端線の本線は1番のりば、氷見線の本線は7番のりば[65][66]
  • 3番のりばと6番のりばは、JR時代は特急の待避で多用されていた。3番のりばは富山方面への折返しにも使われている[72]
  • 夏季にはホームに銅器風鈴が吊り下げられていたが[73]、現在は当駅での吊り下げを取りやめ新高岡駅のみで実施している[74][75]
  • 構内にJR西日本北陸広域鉄道部高岡運転派出(旧・高岡鉄道部→富山地域鉄道部高岡運転派出)があり、城端線・氷見線を担当する運転士が所属しているほか、使用される車両が夜間滞泊している[61]

到着・発車メロディ

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2017年(平成29年)3月13日から、あいの風とやま鉄道新旅客案内システム(駅自動放送)導入に伴い独自の到着メロディ・発車メロディが導入された[48][76][77]

なお、新旅客案内システム導入以前は、北陸本線主要駅標準の詳細自動放送の文面であり、列車発車時には「越の高岡」が流れていた[48]

万葉線

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高岡駅停留場*
ホーム(2022年5月)
たかおかえき
Takaoka Station
(0.5 km) 末広町
所在地 富山県高岡市下関町6-1
所属事業者 万葉線
所属路線 万葉線(高岡軌道線)
キロ程 0.0 km(高岡駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,167人/日
-2019年[要出典]-
開業年月日 1948年昭和23年)4月10日[54]
* 改称経歴
- 1959年 地鉄高岡駅→新高岡駅
- 1979年 新高岡駅→高岡駅前停留場
- 2014年 高岡駅前停留場→高岡駅停留場
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頭端式ホーム2面2線を有し[58][60]、駅ビル「Curun TAKAOKA」1階にホーム・待合室がある[42][58]2014年(平成26年)3月29日に移転するまでは駅前に1面1線のホームが設置されていた[64]。電車の発車時、JR西日本・あいの風とやま鉄道高岡駅と同じく、伝統工芸の高岡銅器お鈴(おりん)を使った独自の発車メロディが流れるが、JR西日本・あいの風とやま鉄道高岡駅の曲とは異なる[80]

のりば

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のりば 路線 行先
1 降車専用ホーム
2・3 万葉線(高岡軌道線) 越ノ潟ゆき[81]
  • 1・2番のりばは同一の線路を使用する。2・3番のりばが同一平面上。

貨物取扱

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昭和36年当時の高岡駅周辺航空写真

当駅における貨物取扱は、1986年(昭和61年)11月1日に廃止された[29]

かつては、夜の列車だけ、「貨物列車 富山貨物行きになります。」という珍しい放送も

存在した。

1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[82]

  • 鐘淵紡績線(第三者使用:日本通運、動力:国鉄機関車、作業粁程:1.5粁(第1積卸場)、1.4粁(第2積卸場)、1.7粁(直通)、備考:当駅 - 二塚間より分岐)
  • 荻布建材工場線(動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1粁)

1967年(昭和42年)7月1日時点における当駅接続の専用線は以下の通りであった[83]

  • 鐘淵紡績線(第三者使用:日本通運、動力:国鉄機関車、作業粁程:1.5粁、備考:当駅 - 二塚間より分岐)
  • 荻布建材工場線(第三者使用:岩谷産業、動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1粁)

1970年(昭和45年)10月1日時点における当駅接続の専用線は以下の通りであった[84]

  • 荻布建材工場線(真荷主:岩谷産業、動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.1粁、総延長粁程:0.1粁)

駅弁

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かつては宮嶋商店という駅弁業者が駅弁の販売を行っていたが、1990年代後半に廃業し、1998年頃からは源が駅弁を取り扱っていたが、2019年6月23日をもって高岡駅での駅弁の販売は終了した[85]

過去に販売されていた主な駅弁は下記の通り[86]

  • 三色ちらし弁当
  • ますのすし小箱
  • ぶりのすし小箱
  • ますとぶり小箱
  • つるぎ
  • ますのすし小丸
  • 富山味づくし
  • ますのすし(一重)
  • ぶりのすし
  • 特選ますのすし
  • ますのすし(二重)

利用状況

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  • JR西日本 - 2019年度の1日平均乗車人員3,488人である[87]
  • あいの風とやま鉄道 - 2019年度の1日平均乗車人員は4,752人である[注 2][87]
  • 万葉線 - 2019年度の1日平均乗降人員1,167人である。

「富山県統計年鑑」及び「高岡市統計書」によると、当駅の1日平均乗車人員は以下の通り[88][89][90]

年度 JR西日本 あいの風とやま鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均乗車人員
JR乗り換え

含まず

JR乗り換え

含む

1995年(平成07年) 10,977

1996年(平成08年) 10,856
1997年(平成09年) 10,320
1998年(平成10年) 9,817
1999年(平成11年) 9,447
2000年(平成12年) 9,209
2001年(平成13年) 8,937
2002年(平成14年) 8,671
2003年(平成15年) 8,405
2004年(平成16年) 8,320
2005年(平成17年) 8,188
2006年(平成18年) 8,107
2007年(平成19年) 7,938
2008年(平成20年) 7,863
2009年(平成21年) 7,510
2010年(平成22年) 7,464
2011年(平成23年) 7,469
2012年(平成24年) 7,506
2013年(平成25年) 7,518
2014年(平成26年) 7,119[注 4] 6,218[注 5]
2015年(平成27年) 3,361 4,906 6,529
2016年(平成28年) 3,311 4,819 6,457
2017年(平成29年) 3,297 4,926 6,544
2018年(平成30年) 3,418 4,834 [91]6,522
2019年(令和元年) 3,488 4,752 [92]6,441
2020年(令和02年) [93]4,863

駅周辺

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古城公園口

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前述のとおり呼称が北口から古城公園口となった。

瑞龍寺口

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観光バスやツアーバスから転換した高速バスは、主に瑞龍寺口に乗り入れる。前述のとおり呼称が南口から瑞龍寺口となった。

バス路線

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高岡駅前

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古城公園口の駅前広場内にバスターミナルがあり、加越能バスおよび親会社の富山地方鉄道が運行する周辺各地への路線バスや、世界遺産白川郷・五箇山の合掌造り集落」、東京・名古屋・和倉温泉・金沢方面への高速バスなどが発着している[95]。このバスターミナルは人工デッキによって「Curun TAKAOKA」と接続している[59]。また、「Curun TAKAOKA」1階に待合室と加越能バス乗車券センターがある[95]

かつては駅前広場の東にある「駅前ビル」内にバスターミナルがあった[96]。「高岡駅(古城公園口)周辺整備事業」によって古城公園口周辺が閉鎖されることから、2012年(平成24年)1月に氷見線の旧7番、8番ホーム跡を整地した代替駅前広場に一旦移転し[97]、その後駅前広場が完成すると2014年(平成26年)3月に現在の場所へ再移転した[98]

特記なきものは全て加越能バスによる運行[95]

のりば 運行事業者 系統・行先 備考
1 加越能バス 新高岡駅
済生会高岡病院
 
2 戸出東部小学校
高岡法科大学
庄川町小牧
 
3 南波岡・国吉
氷見市民病院
石動駅前・三井アウトレットパーク北陸小矢部
石堤循環
市内3系統
市内4系統
 
4 氷見市民病院・脇
西回り伏木循環
矢田
東回り伏木循環
富山高専
5 二上団地前・城光寺運動公園
市内4系統:職業安定所前
 
富山地方鉄道 富山駅前  
6 加越能バス 厚生連高岡病院(厚生連高岡病院)  
7 高速バス 名古屋線名鉄バスセンター
高速バス 金沢線:兼六園
世界遺産バス:白川郷
わくライナー:和倉温泉
 
富山地方鉄道
西武バス
高速バス 東京線:バスタ新宿  
加越能バス
イルカ交通
濃飛乗合自動車
高速バス 高山線:高山濃飛バスセンター  

高岡駅南口

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瑞龍寺口の駅前ロータリーにもバス停留所があり、周辺各地への路線バスなどが発着している[95]。特に、高岡駅南口 - 新高岡駅間は高頻度に路線バスが運行されている[99]。また、東京方面への高速バスのうち、主にツアーバスから転換した路線がロータリー周辺に発着している。

特記なきものは全て加越能バスによる運行[95]

のりば 運行事業者 系統・行先 備考
1 加越能バス 新高岡駅・済生会高岡病院・イオンモール高岡
中田中学校前
戸出東部小学校前
高岡法科大学前
庄川町・小牧
 
2 高岡駅前
国吉
石動駅前・三井アウトレットパーク北陸小矢部
氷見市民病院・脇
西回り伏木循環
矢田
東回り伏木循環
二上団地前・城光寺運動公園
 
3 イルカ交通 きときとライナー:名古屋駅前[100]  
中野ビル前 桜交通 さくら高速バス:バスタ新宿二俣新町  
千葉みらい観光バス
三栄交通
KBライナー:バスタ新宿  
中日本ツアーバス 中日本ハイウェイバス:東京ディズニーランド・バスターミナル・ウエスト  
オー・ティー・ビー オリオンバス:バスタ新宿・東京駅鍛冶橋駐車場東京ディズニーシー・バスターミナル・サウス  
駅南大通り WILLER EXPRESS WILLER EXPRESS:成田空港  
丸一観光 グリーンライナー:東京ディズニーシー・バスターミナル・サウス  
平成エンタープライズ VIPライナー:バスタ新宿・東京駅八重洲口大宮駅西口  

隣の駅

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※あいの風とやま鉄道線の「あいの風ライナー」(平日のみ運転)、JR西日本の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」の隣の停車駅は、各列車記事を参照のこと。

あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線
高岡やぶなみ駅 - 高岡駅 - 越中大門駅
西日本旅客鉄道(JR西日本)
城端線
高岡駅 - 新高岡駅
氷見線
高岡駅 - 越中中川駅
万葉線
万葉線(高岡軌道線)
高岡駅停留場 - 末広町停留場

脚注

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注釈

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  1. ^ 「c」はクリエイティブ、「u」はアーバンを意味し、これらを「run」と組み合わせた造語。
  2. ^ a b 氷見線・城端線からの乗り換え客は含まず。
  3. ^ 「おりん」を使った発車メロディは他に後述の万葉線のほか、2015年(平成27年)3月14日に開業した北陸新幹線新高岡駅においても使用されている[65][78]。ただし、同駅の曲は「おりん」のみで演奏している高岡駅の曲と異なり、高岡に古くから伝わる雅楽の打楽器と弦楽四重奏を加えて演奏した曲となっている[78]
  4. ^ 2014年度は2015年3月13日までの347日間の集計。
  5. ^ 2015年3月14日に開業。開業日から同年3月31日までの計18日間を集計したデータ。

出典

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参考文献

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関連項目

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外部リンク

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