泊駅 (富山県)

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泊駅
駅舎(2015年12月20日)
駅舎
(2015年12月20日)
とまり
Tomari
(あいのトキめき駅[1]
入善 (5.2km)
(4.7km) 越中宮崎
富山県下新川郡朝日町平柳字阿原631
所属事業者 Ainokaze Toyama Railway logo.png あいの風とやま鉄道[1]
所属路線 あいの風とやま鉄道線
日本海ひすいライン(乗り入れ)
キロ程 90.7km(倶利伽羅起点)
金沢から108.5km
米原から285.1km
電報略号 トマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
710人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1910年明治43年)4月16日
備考 直営駅
みどりの窓口
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泊駅(とまりえき)は、富山県下新川郡朝日町平柳字阿原にある、あいの風とやま鉄道線である。

あいの風とやま鉄道線の途中駅であるが、市振駅以東のえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの全列車が当駅に発着し、両社の運転系統上での境界駅と位置づけられている[1]

歴史[編集]

1910年(明治43年)開業当時の泊駅駅舎
  • 1910年明治43年)4月16日 - 北陸本線の魚津駅 - 泊駅間延伸に伴い、その終着として下新川郡泊町平柳に一般駅として開業する[2][3][4]
  • 1912年大正元年)10月15日 - 北陸本線が青海駅まで延伸し、途中駅となる[5]
  • 1957年昭和32年)
    • 10月1日 - 当駅 - 市振駅間に越中宮崎信号場が開業する[3]
    • 11月20日 - 当駅 - 市振駅間の越中宮崎信号場が、越中宮崎駅として開業する[6]
  • 1962年(昭和37年)9月29日 - 当駅 - 入善駅間に小川信号場が開業する[3]
  • 1965年(昭和40年)
    • 8月25日 - 当駅 - 富山操車場間が交流電化する[7]
    • 9月30日 - 当駅 - 糸魚川駅間が交流電化する[7]
  • 1967年(昭和42年)
    • 5月19日 - 当駅 - 越中宮崎駅間が複線化する[7]
    • 8月29日 - 当駅 - 小川信号場間が複線化する[7]
    • 9月20日 - 小川信号場 - 入善駅間が複線化し、当駅 - 入善駅間の小川信号場が廃止される[3][7]
  • 1969年(昭和44年)10月1日 - 営業範囲を改正し、手荷物及び小荷物の配達取扱を廃する[8]
  • 1972年(昭和47年)10月2日 - 営業範囲を改正して貨物の取扱を廃止し、旅客駅となる[9]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅である[10]。駅舎は単式ホームの1番のりば側にあり、ホーム間の移動のために跨線橋がある。

JR西日本時代は富山地域鉄道部管理の直営駅で、みどりの窓口自動券売機設置駅であった[10]。あいの風とやま鉄道への経営移管後も同社の直営駅として運営されており[17]、みどりの窓口も引き続き設置されている[17]。また、富山県内のあいの風とやま鉄道線内に限りICOCAおよび相互利用の交通系ICカードが利用できるため、JR西日本と同使用のICOCAチャージ機がありクイックチャージも対応している[17]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1 あいの風とやま鉄道線 下り 市振糸魚川方面 富山方面からの直通のみ
2 日本海ひすいライン直通 糸魚川・直江津方面 当駅始発
あいの風とやま鉄道線 富山金沢方面
3 あいの風とやま鉄道線 上り 富山・金沢方面 糸魚川方面からの直通のみ
  • JR時代の当駅には特急が一部停車し、「おはようエクスプレス」は当駅が始発であった[10]
  • 2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線開業に伴う北陸本線の経営分離に際し、富山県内区間を運行するあいの風とやま鉄道と、新潟県内区間を運行するえちごトキめき鉄道との運賃計算上の境界駅を市振駅としたが、運転系統上は当駅を境界とし、糸魚川駅まで直通するあいの風とやま鉄道の列車2往復を除き、双方とも当駅で折り返す(えちごトキめき鉄道側は全列車が当駅まで片乗り入れする)[17]。双方の折り返し列車が2番のりばで縦列停車することで、同一平面上での接続を図っている[18][19]

貨物取扱[編集]

当駅における貨物取扱は、1972年(昭和47年)10月2日に廃止された[9]

1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[20]

  • 日東紡績線(第三者使用:日本通運、動力:手押、作業粁程:0.3粁)

1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[21]

  • 日東紡績線(通運事業者:日本通運、動力:手押、作業粁程:0.3粁、総延長粁程:0.2粁)

利用状況[編集]

2015年(平成27年)度の1日平均乗車人員710人である[22]

各年度の1日の平均乗車人員は以下の通り[23]

年度 1日平均
乗車人員
1997年 999
1998年 956
1999年 915
2000年 912
2001年 896
2002年 842
2003年 845
2004年 833
2005年 793
2006年 779
2007年 745
2008年 759
2009年 723
2010年 731
2011年 743
2012年 737
2013年 746
2014年 631[24]
2015年 710

駅周辺[編集]

商店街、住宅街が広がる。

駅前からコミュニティバスの「あさひまちバス」が運行されている。  

駅前にタクシー乗場があるが、タクシーは常駐しておらず、電話で呼ぶ必要がある(黒東タクシー)。

隣の駅[編集]

Ainokaze Toyama Railway logo.png あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道
日本海ひすいライン(当駅から直通)
普通(越中宮崎方の自社列車は2往復のみ)
入善駅 - 泊駅 - 越中宮崎駅
日本海ひすいライン快速・日本海ひすいライン普通
泊駅 - 越中宮崎駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d “目指せ!カップルの聖地 泊「あいのトキめき駅」”. 北陸中日新聞 (中日新聞社). (2015年3月14日)
  2. ^ 明治43年鉄道院告示第30号(『官報』、1910年(明治43年)4月14日、内閣印刷局)
  3. ^ a b c d e 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』、1998年(平成10年)10月、JTB
  4. ^ 鉄道省編、『昭和十二年十月一日現在 鉄道停車場一覧』、1937年(昭和12年)12月、川口印刷所出版部
  5. ^ 大正元年10月12日鉄道院告示第29号(『官報』第61号、1912年(大正元年)10月21日、印刷局)
  6. ^ 昭和32年日本国有鉄道公示第441号(『官報』、1957年(昭和32年)11月13日、大蔵省印刷局)
  7. ^ a b c d e 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
  8. ^ 昭和44年日本国有鉄道公示第309号(『官報』、1969年(昭和44年)10月1日、大蔵省印刷局)
  9. ^ a b 昭和47年日本国有鉄道公示第261号(『官報』、1972年(昭和47年)10月2日、大蔵省印刷局)
  10. ^ a b c d 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
  11. ^ 昭和60年日本国有鉄道公示第181号(『官報』、1985年(昭和60年)3月12日、大蔵省印刷局)
  12. ^ 泊駅100年、盛大に祝う 朝日で10月10日にイベント - 2010年(平成22年)9月7日、北日本新聞
  13. ^ 「県民の足」新たな船出 あいの風鉄道も開業 - 2015年(平成27年)3月15日、北日本新聞
  14. ^ 「あいのトキめき」始動 朝日町がプロジェクト、14日に泊駅でイベント - 2015年(平成27年)3月7日、北日本新聞
  15. ^ ICカードサービス開始日について - あいの風とやま鉄道
  16. ^ 祝「あいのトキめき駅」 朝日・泊駅、1周年で看板除幕 - 2016年(平成28年)3月21日、北日本新聞
  17. ^ a b c d あいの風とやま鉄道 利用の手引き - あいの風とやま鉄道(2015年(平成27年)3月16日閲覧)
  18. ^ 開業ダイヤの概要が決まりした (PDF) - あいの風とやま鉄道 2014年12月19日
  19. ^ 平成27年3月開業ダイヤについて (PDF) - えちごトキめき鉄道 2014年12月19日
  20. ^ 名取紀之・瀧澤隆久編、『RM POCKET 11 トワイライトゾ~ン・マニュアルⅣ』、1995年(平成7年)10月、ネコ・パブリッシング
  21. ^ 日本国有鉄道貨物局編、『専用線一覧表 昭和45年10月1日』、1970年(昭和45年)、日本国有鉄道貨物局
  22. ^ あいの風とやま鉄道H27年度利用状況等 (PDF)
  23. ^ 統計年鑑 - 富山県
  24. ^ 2014年度は2015年3月13日までの集計

関連項目[編集]

外部リンク[編集]