黒部駅

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黒部駅*
駅舎(2009年12月)
駅舎(2009年12月)
くろべ
Kurobe
魚津 (6.3km)
(4.0km) 生地
所在地 富山県黒部市天神新5
所属事業者 Ainokaze Toyama Railway logo.png あいの風とやま鉄道
JR logo (freight).svg日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 あいの風とやま鉄道線
キロ程 73.4km(倶利伽羅起点)
金沢から91.2km
米原から267.8km
電報略号 クロ
ミチ(三日市駅時代)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,249人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1910年明治43年)4月16日
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1956年に三日市駅から改称。
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黒部駅(くろべえき)は、富山県黒部市天神新にある、あいの風とやま鉄道線日本貨物鉄道(JR貨物)のである。

なお、本項ではかつて隣接して存在していた富山地方鉄道(地鉄)黒部駅についても述べる[1]

歴史[編集]

開通当初の三日市駅(現:黒部駅)
  • 1910年明治43年)4月16日 - 国有鉄道北陸本線の魚津駅 - 泊駅間延伸に伴い、三日市駅(みっかいちえき)として開業する[2]
  • 1956年昭和31年)4月10日 - 黒部駅に改称する[3][4]
  • 1961年(昭和36年)9月29日 - 当駅 - 魚津駅間に片貝信号場が開業する[5]
  • 1965年(昭和40年)
    • 8月25日 - 富山操車場 - 泊駅間が交流電化する[6]
    • 10月 - 当駅に初めて急行黒部が停車する[7]
    • 12月10日 - 当駅 - 生地駅間が複線化する[6]
  • 1967年(昭和42年)7月 - 2代目の現駅舎に改築する[8][7]
  • 1969年(昭和44年)
    • 6月17日 - 当駅 - 片貝信号場間が複線化し、片貝信号場が廃止される[5][6]
    • 10月1日 - 営業範囲を改正し、手荷物及び小荷物の配達取扱を廃する[9]
  • 1974年(昭和49年)10月1日 - 営業範囲を改正し、旅客、荷物及び車扱貨物の取扱を行う駅となる[10]
  • 1978年(昭和53年)10月 - 当駅に初めて特別急行が停車する[7]
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 営業範囲を改正し、一般の車扱貨物の取扱を廃止して、貨物の取扱を専用線発着車扱貨物に限る[11]
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止する[12]
  • 1986年(昭和61年)3月 - 当駅に初めてみどりの窓口を開設する[7]
  • 1987年(昭和62年)
  • 1994年平成6年)3月21日 - 日本貨物鉄道(JR貨物)の駅において営業範囲を改正し、専用線発着コンテナ貨物及び車扱貨物の取扱を開始する[5]
  • 1996年(平成8年)3月16日 - 日本貨物鉄道(JR貨物)の駅において営業範囲を改正し、専用線発着コンテナ貨物及び車扱貨物の取扱を廃して、駅頭に広告した期間に限って車扱貨物を取扱う駅となる[5]
  • 2015年(平成27年)

駅構造[編集]

ホーム南端より望む(2008年1月)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅[16]。単式ホーム(1番のりば)は駅舎に接し、島式ホーム(2・3番のりば)とは跨線橋で連絡している[16]。エレベーターやエスカレーターは設置されていない。ホーム西側には廃止された側線が数本残っている[17]。駅舎内には待合室のみがある。かつては売店もあったが現在は閉鎖されている。

JR西日本時代は富山地域鉄道部管理の直営駅で、みどりの窓口を有し、マルス端末やみどりの券売機を備えた。あいの風とやま鉄道への経営移管後も、同社の直営駅として運営されており[18]、みどりの窓口も引き続き設置されている[19]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先[20] 備考
1 あいの風とやま鉄道線 上り 富山金沢方面 当駅始発などの一部列車は2番のりば
2・3 下り 糸魚川方面 2番のりばは一部列車のみ

貨物取扱[編集]

近年廃止された日本通運事務所跡(2010年11月撮影)

JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっているが、貨物列車の発着は無く、貨物設備や専用線も当駅には接続していない[17]。ただし、『鉄道要覧 平成28年度』所収の路線図からは当駅の記述が削除されている[21]。1987年(昭和62年)4月1日のJR貨物発足当時は専用線発着車扱貨物のみを取扱う駅であったが、1994年(平成6年)3月21日より営業範囲を改正して、専用線発着車扱貨物に加えて専用線発着コンテナ貨物の取扱を開始した[5]。その後、1995年(平成7年)に当駅に接続していた日鉱亜鉛三日市製錬所(現・日鉱三日市リサイクル)専用線が廃止され[17]、1996年(平成8年)3月16日に専用線発着貨物一切の取扱を廃し、車扱貨物臨時取扱駅となった[5]

1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[22]

  • 日窒鉱業線(第三者使用:日本通運、動力:手押、作業粁程:0.3粁)

1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[23]

  • 日本鉱業線(通運事業者:日本通運、動力:日本通運所有機関車、作業粁程:0.4粁、総延長粁程:1.1粁)

利用状況[編集]

2015年度(平成27年度)の1日平均乗車人員1,249人である[24]

各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである[25]

年度 1日平均
乗車人員
1997 1,644
1998 1,648
1999 1,704
2000 1,688
2001 1,683
2002 1,655
2003 1,603
2004 1,584
2005 1,615
2006 1,612
2007 1,590
2008 1,584
2009 1,491
2010 1,442
2011 1,455
2012 1,501
2013 1,499
2014 1,311[26]
2015 1,249

駅周辺[編集]

市営駐輪場パークアンドライド駐車場が整備されている。

市街地の中心からはやや外れており、南側は工場、北側には以前田畑であった住宅地となっている。

地鉄本線電鉄黒部駅は当駅から1kmほど離れている。

隣の駅[編集]

※「あいの風ライナー」(平日のみ運転)の隣の停車駅は、あいの風ライナーの項を参照のこと。

Ainokaze Toyama Railway logo.png あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線
魚津駅 - 黒部駅 - 生地駅

富山地方鉄道 黒部駅(廃止)[編集]

黒部駅
黒部鉄道三日市停車場.jpg
くろべ
KUROBE
(1.1km) 電鉄桜井
所在地 富山県黒部市
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 富山地方鉄道黒部支線
駅構造 地上駅
開業年月日 1922年大正11年)11月5日
廃止年月日 1969年昭和44年)8月17日
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歴史[編集]

  • 1922年大正11年)11月5日 - 黒部鉄道の三日市 - 下立駅間開業に伴い、省線三日市駅に隣接する三日市駅が開業する[27][28]
  • 1930年昭和5年)4月10日 - 黒部鉄道の三日市 - 石田港間(1.7粁)が開業する[27][28]
  • 1939年(昭和14年)12月8日 - 黒部鉄道が富山電気鉄道に対し三日市 - 石田港駅間の譲渡申請を行う[28]
  • 1940年(昭和15年)
    • 2月29日 - 富山電気鉄道が黒部鉄道石田港線の譲渡申請を認可する[28]
    • 3月27日 - 富山電気鉄道線と並走する黒部鉄道線の石田港駅 - 三日市駅間を富山電気鉄道に譲渡する[28][29]
    • 5月23日 - 富山電気鉄道石田港線の廃止許可を受ける[28]
    • 5月31日 - 富山電気鉄道が石田港線を廃止する[28]
  • 1943年(昭和18年)1月1日 - 会社統合により、富山県内の全ての鉄道会社が富山電気鉄道を中心とする富山地方鉄道(地鉄)に統合され、旧黒部鉄道は黒部線となる[28]。同時に三日市駅から西三日市駅までが富山地方鉄道本線の支線となり、三日市 - 宇奈月駅間を黒部線とする[29]
  • 1943年(昭和18年)11月11日 - 旧黒部鉄道の路線の600Vから1500Vへの昇圧およびプラットホーム改修などの工事が完了し、電鉄富山駅 - 宇奈月駅間において直通運転が開始される[28]。それに伴い、国鉄線から地鉄線で宇奈月温泉方面へ向かう乗客の乗換駅となったほか、後に地鉄のバスターミナルとして発展する西三日市駅への乗換駅ともなった。
  • 1956年(昭和31年)4月10日 - 黒部駅に改称する[29]
  • 1969年(昭和44年)8月17日 - 地鉄の電鉄桜井駅(現在の電鉄黒部駅) - 黒部駅間(黒部支線)と地鉄黒部駅が廃止[28][30]

隣の駅[編集]

富山地方鉄道
黒部支線
電鉄桜井駅 - 黒部駅

脚注[編集]

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  1. ^ あいの風とやま鉄道富山地方鉄道の相互の乗り継ぎは、魚津駅新魚津駅で可能。黒部市内での乗り継ぎは出来ない。
  2. ^ 明治43年4月14日鉄道院告示第30号(『官報』、1910年(明治43年)4月14日、内閣印刷局)
  3. ^ 黒部の鉄道史~電源開発の軌跡~(平成22年(2010年)7月31日、黒部市教育委員会、黒部市歴史民俗資料館発行)7ページ
  4. ^ 昭和31年4月3日日本国有鉄道公示第119号(『官報』、1956年(昭和31年)4月3日、大蔵省印刷局)
  5. ^ a b c d e f g 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』、1998年(平成10年)10月、JTB
  6. ^ a b c 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
  7. ^ a b c d 旧黒部市年表- 黒部市
  8. ^ 黒部の鉄道史~電源開発の軌跡~(平成22年(2010年)7月31日、黒部市教育委員会、黒部市歴史民俗資料館発行)8ページ
  9. ^ 昭和44年9月5日日本国有鉄道公示第251号(『官報』、1969年(昭和44年)9月5日、大蔵省印刷局)
  10. ^ 昭和49年9月12日日本国有鉄道公示第208号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
  11. ^ 昭和59年1月30日日本国有鉄道公示第174号(『官報』、1984年(昭和59年)1月30日、大蔵省印刷局)
  12. ^ 昭和60年3月12日日本国有鉄道公示第181号(『官報』、1985年(昭和60年)3月12日、大蔵省印刷局)
  13. ^ 昭和62年2月5日日本国有鉄道公示第210号(『官報』、1987年(昭和62年)2月5日、大蔵省印刷局)
  14. ^ 「県民の足」新たな船出 あいの風鉄道も開業 - 北日本新聞(2016年(平成28年)7月19日閲覧)
  15. ^ “ICカードサービス開始日について” (プレスリリース), あいの風とやま鉄道株式会社, (2015年1月30日), http://ainokaze.co.jp/727 2015年7月10日閲覧。 
  16. ^ a b 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
  17. ^ a b c 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』、2010年(平成22年)10月、講談社
  18. ^ あいの風とやま鉄道 利用の手引き - あいの風とやま鉄道(2015年3月16日閲覧)
  19. ^ 黒部 ご利用案内 | あいの風とやま鉄道株式会社 - あいの風とやま鉄道(2016年(平成28年)7月20日閲覧)
  20. ^ 黒部駅発車時刻表 - あいの風とやま鉄道(2015年4月14日閲覧)
  21. ^ 国土交通省鉄道局編、『鉄道要覧 平成28年度』、2016年(平成28年)9月、電気車研究会
  22. ^ 名取紀之・瀧澤隆久編、『RM POCKET 11 トワイライトゾ~ン・マニュアルⅣ』、1995年(平成7年)10月、ネコ・パブリッシング
  23. ^ 日本国有鉄道貨物局編、『専用線一覧表 昭和45年10月1日』、1970年(昭和45年)、日本国有鉄道貨物局
  24. ^ あいの風とやま鉄道H27年度利用状況等 (PDF)
  25. ^ 統計年鑑 - 富山県(2016年(平成28年)7月20日閲覧)
  26. ^ 2014年度は2015年3月13日までの集計
  27. ^ a b 鉄道省編、『昭和十二年十月一日現在 鉄道停車場一覧』、1937年(昭和12年)12月、川口印刷所出版部
  28. ^ a b c d e f g h i j 富山地方鉄道株式会社編、『富山地方鉄道五十年史』、1983年(昭和58年)3月、富山地方鉄道
  29. ^ a b c 寺田祐一、『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編 この50年間に廃止された全私鉄の現役時代と廃線跡を訪ねて』、2008年(平成20年)4月、 JTBパブリッシング
  30. ^ 6.黒部支線の廃止(昭和44年) - 黒部市(「鉄道物語」)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]