石動駅

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石動駅
駅舎
駅舎
いするぎ
Isurugi
倶利伽羅 (6.8km)
(7.3km) 福岡
所在地 富山県小矢部市石動町11-10
所属事業者 Ainokaze Toyama Railway logo.png あいの風とやま鉄道*
所属路線 あいの風とやま鉄道線
キロ程 6.8km(倶利伽羅起点)
金沢から24.6km
米原から201.2km
電報略号 イス
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,682人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1898年明治31年)11月1日
備考 直営駅
みどりの窓口
* この他、1972年まで加越能鉄道加越線が乗り入れ。
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石動駅(いするぎえき)は、富山県小矢部市石動町にある、あいの風とやま鉄道線である。小矢部市の代表駅であり、富山県内の鉄道駅で最も西に位置する。

かつては加越能鉄道加越線の起点駅でもあった。

小矢部市は2015年平成27年)12月14日に、新駅舎と南北自由通路を2018年(平成30年)度中の利用開始、駅舎に併設される図書館は2018年(平成30年)度末完成、2019年(平成31年)度初頭に開館の予定であると発表した[1]

歴史[編集]

1922年(大正11年)当時の石動駅構内。加越鉄道線が工事中である。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅である[21]。単式ホームの1番のりばに駅舎があり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している[22]。跨線橋にはエレベーターが設置されている[22]

あいの風とやま鉄道直営駅[23]で、経営移管後も引き続きみどりの窓口が設置されている[24]。JR北陸本線時代末期は富山地域鉄道部の管轄の駅であった[25]

かつては駅構内でキヨスクが営業を行っていたが、JR西日本系列のコンビニエンスストア「ステーションピット CHAO」に転換。その後2014年(平成26年)に閉店したが、2015年(平成27年)9月に小矢部市内の民間企業が新たに出店した[18]。また、うどん・そば店「麺類食堂」も営業を行っている[26]。駅構内には他に観光案内所が開設されており、待合室及び便所の設備がある[22]

あいの風とやま鉄道転換後の2015年(平成27年)3月26日から、ICOCAおよび相互利用を行う交通系ICカードでの利用およびチャージが可能になった[27]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先[28]
1 あいの風とやま鉄道線 下り 高岡富山方面
2・3 上り 金沢方面

到着メロディ[編集]

2017年(平成29年)3月の新旅客案内システム導入に伴い、2016年(平成28年)に制作された小矢部市イメージソング「小矢部で見つけましょう[29]」(高原兄作曲)のサビ部分のアレンジが到着メロディとして使用開始された[30][31][32]

貨物取扱[編集]

1975年(昭和50年)当時の当駅周辺航空写真

当駅における貨物取扱は、1984年(昭和59年)2月1日に廃止された[14]

1923年(大正12年)1月23日付『鉄道公報』号外によると、当駅接続の専用線は次の通りであった[33][34]

  • 北国製紙線(動力:省機関車、作業哩程:1哩)

1953年(昭和28年)10月10日付『鉄道公報』第1254号通報専用線一覧別表掲載中、当駅接続の専用線は次の通りであった[35]

  • 富山化学工業線(第三者使用:日本通運及び北陸化学食品、動力:国鉄機関車及び手押、作業粁程:0.8粁(機関車)、0.9粁(貨車))
  • 屋敷外吉線(動力:国鉄機関車、作業粁程:0.8粁、備考:国鉄砂利線発送に限る)

1967年(昭和42年)7月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[36]

  • サクラ木工所線(動力:国鉄機関車及び国鉄動車、作業粁程:0.6粁、備考:国鉄砂利線に接続する。ただし使用休止中。)
  • 屋敷正英線(動力:国鉄機関車及び国鉄動車、作業粁程:0.5粁、備考:国鉄砂利線)

1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[37]

  • 朝日ケイカル工業線(動力:国鉄機関車、作業粁程:0.2粁、総延長粁程:0.2粁)

1983年(昭和58年)4月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった[38]

  • 朝日化工線(通運事業者等:日本通運、動力:国鉄動車、作業粁程:0.2粁、総延長粁程:0.2粁)

利用状況[編集]

2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員1,682人である[39]

各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである[40][41]

年度 1日平均
乗車人員
1995年 2,218
1996年 2,248
1997年 2,173
1998年 2,120
1999年 2,050
2000年 2,017
2001年 1,924
2002年 1,908
2003年 1,868
2004年 1,830
2005年 1,810
2006年 1,752
2007年 1,742
2008年 1,734
2009年 1,613
2010年 1,577
2011年 1,603
2012年 1,590
2013年 1,569
2014年 1,391[42]
2015年 1,652
2016年 1,682

駅周辺[編集]

石動市街地には真宗大谷派を中心に数多くの寺院群が点在する。

公共施設など

文教施設

主要企業・商業施設

路線バス[編集]

加越能バスが、駅前から以下の路線を運行している。このほか、小矢部市営バス(愛称「メルバス」)が市内各地へ運行しておりイルカ交通が受託[43]しているほか、一部路線では市内のタクシー事業者が受託する乗合タクシーも運行される。

加越能バス

  • 三井アウトレットパーク北陸小矢部 行き
  • 福岡町経由、高岡駅 行き
  • 福野駅経由、庄川町 行き(かつての鉄道路線である加越線のルートを踏襲している)
  • 論田経由、嘉例谷 行き
  • 園芸高校前経由、砺波市役所前 行き
  • くりから不動寺行き(毎月28日のみ運行)

隣の駅[編集]

※「あいの風ライナー」(平日のみ運転)の隣の停車駅は、あいの風ライナーの項を参照のこと。

Ainokaze Toyama Railway logo.png あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線
倶利伽羅駅 - 石動駅 - 福岡駅

かつて存在した路線[編集]

加越能鉄道
加越線
石動駅 - 南石動駅

脚注[編集]

  1. ^ 「石動駅舎18年度から 南北自由通路も 図書館は19年度利用」北日本新聞 2015年12月15日27面
  2. ^ 明治三十一年逓信省告示第二百八十八号(『官報、1898年(明治31年)10月27日、印刷局)
  3. ^ a b c d 石野哲輔、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編Ⅱ』、1998年(平成10年)10月、JTB
  4. ^ 明治四十二年鉄道院告示第二十九号(『官報』第7787号、1909年(明治42年)6月11日、印刷局)
  5. ^ 明治四十二年鉄道院告示第五十四号(『官報』、1909年(明治42年)10月12日、内閣印刷局)
  6. ^ 「地方鉄道運輸開始並営業哩程変更 本月二十一日加越鉄道株式会社ニ対シ石動福野間八哩運輸営業開始ヲ認可シタルニ同二十二日営業ヲ開始シ同時に営業哩程中左ノ通変更ノ旨届出テタリ其哩程左ノ如シ」(『官報』、1922年(大正11年)7月27日、内閣印刷局)
  7. ^ 鉄道省編、『昭和十二年十月一日現在 鉄道停車場一覧』、1937年(昭和12年)12月、川口印刷所出版部
  8. ^ a b c 富山地方鉄道株式会社編、『富山地方鉄道五十年史』、1983年(昭和58年)3月、富山地方鉄道
  9. ^ a b c d 小矢部市史編集委員会編、『小矢部市史 下巻』、1971年(昭和46年)8月、小矢部市
  10. ^ a b c 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
  11. ^ 昭和四十四年日本国有鉄道公示第三百九号(『官報』、1969年(昭和44年)10月1日、大蔵省印刷局)
  12. ^ 昭和四十九年日本国有鉄道公示第二百八号(『官報』、1974年(昭和49年)9月12日、大蔵省印刷局)
  13. ^ 昭和五十五年日本国有鉄道公示第百八号(『官報』、1980年(昭和55年)9月20日、大蔵省印刷局)
  14. ^ a b 昭和五十九年日本国有鉄道公示第百七十四号(『官報』、1984年(昭和59年)1月30日、大蔵省印刷局)
  15. ^ 「みどりの窓口きょう開設 石動駅、県内では5番目」、『北日本新聞』(5面)、1984年(昭和59年)7月10日、北日本新聞社
  16. ^ 昭和六十年日本国有鉄道公示第百八十一号(『官報』、1985年(昭和60年)3月12日、大蔵省印刷局)
  17. ^ 昭和六十二年日本国有鉄道公示第二百十号(『官報』、1987年(昭和62年)2月5日、大蔵省印刷局)
  18. ^ a b c “石動駅に売店復活 小矢部 市の多彩な魅力も紹介”. 北日本新聞: p. 21(朝刊). (2015年9月2日) 
  19. ^ 「県民の足」新たな船出 あいの風鉄道も開業 - 2015年(平成27年)3月15日、北日本新聞(2016年(平成28年)7月25日閲覧)
  20. ^ “ICカードサービス開始日について” (プレスリリース), あいの風とやま鉄道株式会社, (2015年1月30日), http://ainokaze.co.jp/727 2015年7月10日閲覧。 
  21. ^ 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
  22. ^ a b c 石動 各駅情報 - あいの風とやま鉄道
  23. ^ あいの風とやま鉄道 利用の手引き - あいの風とやま鉄道(2015年3月16日閲覧)
  24. ^ 石動 ご利用案内 | あいの風とやま鉄道株式会社 - あいの風とやま鉄道株式会社(2016年(平成28年)9月14日閲覧)
  25. ^ 金沢支社エリア - 西日本旅客鉄道
  26. ^ “<天地人> 麺類食堂”. 北日本新聞: p. 1(朝刊). (2015年7月27日) 
  27. ^ ICカードサービス開始日について - あいの風とやま鉄道株式会社(2016年(平成28年)9月14日閲覧)
  28. ^ 石動駅時刻表 - あいの風とやま鉄道(2015年4月14日閲覧)
  29. ^ イメージソング「小矢部で見つけましょう」歌詞完成 来月6日、楽曲披露 - 2016年(平成28年)7月21日、北日本新聞(2016年(平成28年)9月14日閲覧)
  30. ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “新指令システム稼動に伴う利便性の向上について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
  31. ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “各駅の到着メロディの制作状況等について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
  32. ^ 小矢部市企画政策課 (2016年9月28日). “あいの風とやま鉄道石動駅の列車到着メロディについて (PDF)”. 定例記者会見資料. 小矢部市企画政策課. 2017年1月1日閲覧。
  33. ^ 名取紀之編、『トワイライトゾ~ン・マニュアル10』(『Rail Magazine』別巻)第18号第13号(367頁)、2001年(平成13年)3月、ネコ・パブリッシング
  34. ^ なお、同公報における作業哩程の表記は、専用線作業契約準則(大正10年達第836号)第7条「作業哩程ヲ測定スル場合ニ於テハ一哩未満ニ切上クルモノトス」により、1哩以下の専用線は凡て1哩としている(名取紀之編、『トワイライトゾ~ン・マニュアル10』(『Rail Magazine』別巻)第18号第13号(358頁)、2001年(平成13年)3月、ネコ・パブリッシング)
  35. ^ 名取紀之・瀧澤隆久編、『RM POCKET 11 トワイライトゾ~ン・マニュアルⅣ』、1995年(平成7年)10月、ネコ・パブリッシング
  36. ^ 日本国有鉄道貨物営業局編、『専用線一覧表 昭和42年7月1日』(160頁)、1967年(昭和42年)8月、日本国有鉄道貨物営業局
  37. ^ 日本国有鉄道貨物局編、『専用線一覧表 昭和45年10月1日』、1970年(昭和45年)、日本国有鉄道貨物局
  38. ^ 名取紀之編、『トワイライトゾ~ン・マニュアル6』(『Rail Magazine』別巻)第14巻第17号(313頁)、1997年(平成9年)10月、ネコ・パブリッシング
  39. ^ あいの風とやま鉄道 平成28年度 利用状況等 (PDF)”. あいの風とやま鉄道 (2017年6月14日). 2017年7月1日閲覧。
  40. ^ あいの風とやま鉄道H27年度利用状況等 (PDF)”. あいの風とやま鉄道 (2016年6月6日). 2017年7月1日閲覧。
  41. ^ 統計年鑑 - 富山県(2016年(平成28年)7月20日閲覧)
  42. ^ 2014年度は2015年3月13日までの集計
  43. ^ (第2回)物品購入等の入札結果報告 (PDF) - 小矢部市(2011年4月28日入札、2013年10月20日閲覧)
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]