ベル・モンターニュ・エ・メール

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国鉄キハ40系気動車 (2代) > ベル・モンターニュ・エ・メール
ベル・モンターニュ・エ・メール
(愛称:べるもんた)
JRW kiha40-2027 Belles montagnes et mer 20160529.jpg
概要
日本の旗 日本
種類 快速列車
運行開始 2015年10月10日
運営者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
路線
起点 新高岡駅高岡駅
終点 氷見駅城端駅
使用路線 氷見線城端線
車内サービス
クラス 普通車
座席 全車指定席
技術
車両 キハ40形気動車
金沢総合車両所富山支所)
軌間 1067 mm
電化 非電化
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ベル・モンターニュ・エ・メールBelles montagnes et mer)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が富山県内で運行する臨時快速列車観光列車)、ならびに同列車で使用される鉄道車両の愛称である。べるもんた[1][2]の公式愛称がつけられている[3][4]

城端線氷見線を経由して新高岡駅高岡駅 - 氷見駅間を結ぶ列車と、城端線の高岡駅 - 城端駅間を結ぶ列車が設定されている。

概要[編集]

2015年10月より実施される「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて、北陸新幹線と城端線が接続する新高岡駅を軸とする城端線と氷見線の観光列車として、同年10月10日より運行を開始した[5]。「走るギャラリー」のコンセプトを基に、山と海の変化に富んだ両線の美しい車窓を1枚の絵画のように演出するデザインとしている。

高岡駅を起点に城端線は山側に、氷見線は海側に伸びることから、このエリアの特徴である「美しい山と海」をフランス語に訳した「ベル・モンターニュ・エ・メール(Belles montagnes et mer)」を列車名とする[6][7]ことで、国内の旅行客にインパクトを与えるとともに、海外の旅行客への認知をも図っている。

なお、車内には高岡銅器井波彫刻といった沿線の伝統工芸が飾られ、食のサービスとして、同乗した板前による握りたての寿司地酒の飲み比べを味わうことができる[4][6][7]。「ぷち富山湾鮨セット」(提供区間限定)と「ほろ酔いセット」が提供はそれぞれ、3日前までに着地型ツアーサイト「VISIT富山県」での予約が必要となる(当日車内で販売する場合もある)。

ぷち富山湾鮨セット(左半分)ほろ酔いセット(右半分)

運行概況[編集]

土曜・日曜を中心に運行される。ダイヤはAパターン(日曜)とBパターン(土曜)の2つが設定されており、Aパターンは1 - 4号として新高岡駅 - 氷見駅間を2往復(4号は高岡駅行き)、Bパターンは51 - 54号として高岡駅 - 城端駅間を2往復する。なお、2017年3月4日ダイヤ改正以前は、Aパターンが土曜、Bパターンが日曜で運行されていた[3]。 当初は2016年2月末までの運行予定だったが、JR西日本は2月上旬時点で2016年9月までの運行を決め、8月時点では10月以降も運行が行われる予定とされ[8]、それ以降毎年1年毎の期間延長が行われ、2022年2月までは運転されることが決まっている。また2016年2月18日からは団体臨時列車としてまとまった予約があった場合は平日にも運行している。2016年1月2日および3日は運転設定がなかった。代用車両がないため、車両検査の期間(約3か月)は運転を行わない。2020年4月11日から2019新型コロナウイルス感染予防のため運転を取りやめていたが、8月1日から運転を再開した[9]。2021年7月4日から1号の始発駅が砺波駅に変更の予定[10]

1 - 3号は城端線と氷見線を直通運転するため、高岡駅構内で城端線ホームと氷見線ホームとの間で入換しながら移動する(このため高岡駅での「停車時間」は20 - 30分程度と長くなっている)。構内移動時の乗車は、新高岡駅と氷見線内停車駅(高岡駅を除く)の相互間の乗車券類を持つ乗客のみ可能。

停車駅[編集]

伏木駅に停車中の車両

Aパターン

※この他、能町駅雨晴海岸付近で運転停車する[7](乗降なし)。

Bパターン

使用車両[編集]

キハ40形1両(キハ40 2027)を金沢総合車両所(松任本所)において改造工事を行なった車両であり[4][6]、車体外観は現行のキハ40形と変わらないが、海側になる車体側面の1-3位側の側窓は、固定窓に変更され、一部の側窓は拡大している[11]。車体塗色はダークグリーン[6](メディアによってはモスグリーンの記載あり[3])、車体腰部・窓枠部分・前面下部のスカートにはメタリックゴールドが配色されている[3][6]。また、貫通扉と側面腰部には、ロゴマークが描かれている。

車内は、海側の1-3位側には、前位側に円形テーブルが設置されており、1人掛の木製腰掛が窓向き、テーブルがレール方向に配置され、山側の2-4位側には、中央部に2人掛けのクロスシートと折り畳み式のテーブルを備えた4人掛けのボックスシート、車端部にロングシートが配置されている。4位側の端部にあるトイレは洋式に変更されており、ロングシート部に設置されているつり革のつり手は木製となっている[6]。車内照明は、客室内が天井中央部に円形の照明を設置する形に変更になり、出入口のデッキ付近の蛍光灯には、木製のカバーが取付けられている[6]。また、車内装飾には、南砺市の伝統工芸品である井波彫刻の作品が海側に2つ山側に6つが展示されている[6]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ 城端線・氷見線観光列車「べるもんた」の車両が完成しました. 西日本旅客鉄道. 2015年9月8日
  2. ^ 指定席券の列車名の部分も同様となる。
  3. ^ a b c d “JR西日本、城端線・氷見線の観光列車「べるもんた」10月10日から運行開始”. Response.. (2015年7月31日). https://response.jp/article/2015/07/31/256933.html 2019年11月3日閲覧。 
  4. ^ a b c “観光列車「べるもんた」公開 城端・氷見線”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北日本新聞). (2015年9月9日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000004001 2019年11月3日閲覧。 
  5. ^ “観光列車「べるもんた」出発 JR城端・氷見線”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北日本新聞). (2015年10月11日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000004478 2019年11月3日閲覧。 
  6. ^ a b c d e f g h “JR西日本、キハ40をベースにした観光列車「べるもんた」を報道公開”. トラベルWatch. (2015年9月9日). https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/720235.html 2019年11月3日閲覧。 
  7. ^ a b c 【鉄道の旅】べるもんた*富山湾 魚も眺めも「キトキト」/地酒や伝統工芸品 充実『日本経済新聞』土曜朝刊別刷り・日経+1(2019年6月2日)9面
  8. ^ 「JRおでかけネット」の当列車のページの時刻表の部分に「※10月以降の運転日は別途ご案内します。」とあった。
  9. ^ “観光列車「花嫁のれん」「ベル・モンターニュ・エ・メール」運転再開” (日本語) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2020年7月15日), https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/07/page_16300.html 2020年7月26日閲覧。 
  10. ^ “観光列車「べるもんた1号」砺波駅から始発運転” (日本語) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2021年5月21日), https://www.westjr.co.jp/press/article/2021/05/page_17899.html 2021年5月21日閲覧。 
  11. ^ 最も大きな窓は車両側面の中央部分にあり、寸法は840mm×2520mmである。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]