WILLER EXPRESS

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WILLER EXPRESS株式会社
WILLER EXPRESS
本社社屋と併設の新木場BASE
本社社屋と併設の新木場BASE
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
136-0082
東京都江東区新木場1-18-13
設立 2006年1月
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
自動車及び付属品等の販売、リース、輸出入
代表者 代表取締役社長 平山幸司
従業員数 493名(2018年8月時点、グループ全体)
主要株主 WILLER株式会社100%
関係する人物 村瀨茂高(WILLER創業者)
外部リンク https://www.willerexpress.co.jp/
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ツアーバス時代のWILLER EXPRESS(日野・セレガ、WILLER BUS東日本(当時)運行)
Ponta Expressラッピング施行車(日野・セレガ、ベイラインエクスプレス運行)

WILLER EXPRESS株式会社(ウィラー・エクスプレス)は、WILLERグループに属する東京都江東区に本社を置く日本バス事業者。また同社と「WILLER EXPRESSチーム」によって運行される高速バスの愛称である。

概要[編集]

WILLER EXPRESSは、旅行代理店WILLER TRAVEL(旧・株式会社西日本ツアーズ)による貸切バスを使用した募集型企画旅行(ツアーバス)であった。西日本ツアーズ時代の2001年7月に、大阪東京間の高速ツアーバスの企画・運行を開始した[1]

その後、2006年夏頃には30路線・74便を運行するツアーバス大手に成長した[2]

2011年12月からは乗合バス事業(後述)にも参入した[3]

2013年8月以降は、新高速乗合バス制度への移行に伴い、事業主体がWILLER TRAVELからWILLER GROUPに移り、WILLER TRAVELは引き続きWILLER EXPRESSの乗車券販売業務を行っていた。

2017年6月1日、WILLER TRAVELは親会社のWILLER ALLIANCEに吸収合併され解散、同日にWILLER ALLIANCEは現社名「WILLER」に社名変更、サービス運営主体がWILLER TRAVELからWILLERに変更された[4]。公式ウェブサイトもWILLER運営のものに変更された。

2018年8月、WILLER EXPRESS JAPANと同社が統括する地域子会社(WILLER EXPRESS関東、WILLER EXPRESS東海、WILLER EXPRESS西日本、WILLER EXPRESS東北、WILLER EXPRESS信越、WILLER EXPRESS中国)の7社が、WILLER EXPRESS関東を存続会社として合併し「WILLER EXPRESS株式会社」に社名変更した[5]

旧ツアーバス運行会社としては珍しく労働組合が組織されており、交通労連を加盟組織としている[6]

運行事業者[編集]

運行を直接担当するのはWILLER EXPRESSおよび「WILLER EXPRESSチーム」に属する4事業者の計5事業者で、これに加えて共同運行会社1事業者と、WILLER GROUPから運行委託を受ける15事業者が存在する[7]

WILLER EXPRESS[編集]

WILLER EXPRESSチーム[編集]

共同運行会社[編集]

過去
  • 南部バス岩手県北自動車南部支社
    2018年12月31日をもって撤退。ただし2019年7月よりWILLERと提携し、WILLER TRAVELのサイトにて「MICHINORI EXPRESS」の販売が行われている。

委託運行会社[編集]

WILLER GROUPまたはWILLER EXPRESSチームに所属する各事業者に出資している事業者も存在する。

主な高速バス路線[編集]

千葉・東京 - 秋田線[編集]

千葉・東京 - 山形線[編集]

千葉・東京 - 福島・仙台線[編集]

  • バスタ新宿 - 福島駅仙台駅(本社)【昼行】
  • 羽田空港・バスタ新宿 → 福島駅・仙台駅(本社)【昼行】
  • TDL・バスタ新宿 → 福島駅・仙台駅(本社)
  • TDL・サンシャインシティ ← 福島駅・仙台駅(仙台)
  • TDS・サンシャインシティ → 福島駅・仙台駅(仙台)
  • TDS・大崎駅・バスタ新宿 ← 仙台駅(本社)

東京 - 長野線[編集]

  • バスタ新宿 - 東部湯の丸SA・ロイヤルホテル長野・長野小島田・長野駅東口(本社・長野)【昼行】
  • バスタ新宿 → 東部湯の丸SA・長野小島田・長野駅東口(長野)【昼行】
  • 大崎駅・バスタ新宿 ← 東部湯の丸SA・ロイヤルホテル長野・長野小島田・長野駅東口(長野)【昼行】
  • 新木場駅・バスタ新宿 ← 東部湯の丸SA・長野小島田・長野駅東口(本社)【昼行】

千葉・東京 - 長岡・新潟線[編集]

WILLER EXPRESS 新潟駅万代口バス停
  • TDL・TDS・サンシャインシティ → 燕三条駅三条口・新潟大学前・新潟駅南口(新潟)
  • TDL・バスタ新宿 → 長岡駅大手口・新潟駅南口(本社)
  • TDL・東京駅(日本橋口)・サンシャインシティ ← 燕三条駅三条口・新潟大学前・新潟駅南口(新潟)
  • TDL・大崎駅・バスタ新宿 ← 長岡駅大手口・新潟駅南口(本社)

東京駅八重洲南口/日本橋口発着系統は、JRバス関東に発券業務を委託している。

成田シャトル[編集]

成田シャトル用の三菱ふそう・エアロエース
成田シャトルが発着する大崎駅西口バスターミナル

大崎駅西口バスターミナルを起点とする路線であり、東京の西側と成田空港を結ぶバスである。2016年10月31日に運行を開始した[13]。大崎 - 成田空港間の所要時間は最短75分で、運賃は片道1300円であるが、事前予約をすると1000円に割り引かれる。

同路線は、成田空港東側の芝山町にも乗り入れており、芝山町役場が終点となっている。開業にあわせ、WILLER EXPRESSは芝山町に営業所を開設して運用にあたっているほか、一部の便は京成バス千葉交通が担当している。

成田シャトルを運行するWILLER EXPRESSは、開業と同時にエアロエースの専用車両を導入した。トイレは設置しておらず、座席レイアウトはかつての「東京シャトル」(現:エアポートバス東京・成田)と同じであるが、独自デザインのシートを装備している。

千葉営業所(芝山町)以外の運用においては、従来の都市間高速バス車両が使用され、「リラックス」と呼ばれるフード付き座席で運行される便がある。千葉交通は開業後にセレガのトイレ無し専用車両を2台導入している。

京成バス・千葉交通担当便に限り、交通系ICカード全国相互利用サービス対応のICカードが利用できる。

成田空港・千葉・東京 - 富山・金沢・小松・福井線[編集]

  • 成田空港・新浦安(東京ベイ東急ホテル)・バスタ新宿・サンシャインシティ → 富山駅北口・金沢駅西口(千葉)
  • 成田空港・新浦安(東京ベイ東急ホテル)・サンシャインシティ ← 富山駅北口・高岡駅南口・金沢駅西口(千葉)
  • TDL・東京駅(鍛冶橋)・バスタ新宿 → 富山駅北口・高岡駅南口・金沢駅西口(プリンス)
  • TDL・サンシャインシティ ← 富山駅北口・金沢駅西口(プリンス)
  • TDL・バスタ新宿・サンシャインシティ - 金沢駅西口・小松駅西口・加賀温泉駅福井駅東口(本社)

千葉・横浜・川崎・東京 - 名古屋線[編集]

  • バスタ新宿 - 名古屋[14](名古屋・プリンス・ベイライン)【昼行】
  • 新木場駅・バスタ新宿 → 名古屋・金城ふ頭駅(名古屋)【昼行】
  • 羽田空港・バスタ新宿 ← 金城ふ頭駅・名古屋(名古屋)【昼行】
  • 川崎駅・バスタ新宿 → 名古屋(ベイライン)【昼行】
  • YCAT・バスタ新宿 ← 名古屋(ベイライン)【昼行】
  • TDL・バスタ新宿・池袋駅西口 → 金山駅北口・名古屋(名古屋)
  • TDL・バスタ新宿・池袋駅西口 ← 名古屋(名古屋)
  • TDS・大崎駅 → 金山駅北口・名古屋(名古屋)
  • TDS・大崎駅・バスタ新宿 ← 名古屋(名古屋)

横浜・東京 - 名古屋・四日市線[編集]

千葉・東京・川崎・横浜 - 京都・大阪・堺・和歌山線[編集]

  • 新浦安(東京ベイ東急ホテル)・バスタ新宿・サンシャインシティ → WBT大阪梅田ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)・リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン桜島駅)(大阪)
  • TDL・東京駅(鍛冶橋) → 京都駅八条口・WBT大阪梅田(本社)
  • TDL・東京駅(鍛冶橋)・川崎駅 → 京都駅八条口・WBT大阪梅田(さやま)
  • TDL・バスタ新宿・YCAT → 祇園四条駅・WBT大阪梅田・天王寺公園(さやま)
  • TDL・池袋駅西口 ← 京都駅・WBT大阪梅田(大阪)
  • TDS・バスタ新宿・YCAT → 京都駅八条口・WBT大阪梅田(大阪)
  • TDS・サンシャインシティ・バスタ新宿 ← WBT大阪梅田・OCAT(本社)
  • TDL・東京駅(鍛冶橋) → 京都駅八条口・WBT大阪梅田・堺駅西口(さやま)
  • TDS・バスタ新宿・池袋駅西口 ← WBT大阪梅田・堺駅西口(さやま)
  • TDL・東京駅(鍛冶橋) → WBT大阪梅田・和歌山駅西口(本社)
  • TDL・東京駅(鍛冶橋) ← 桃山台駅・WBT大阪梅田・和歌山駅西口(本社)
  • 東京駅(鍛冶橋)・YCAT ← 祇園四条駅・WBT大阪梅田・USJ・リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)(大阪)
  • 新木場駅・東京駅(鍛冶橋) → 京都駅八条口・WBT大阪梅田・USJ・リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)(大阪)
  • バスタ新宿 ← WBT大阪梅田・USJ・リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)(大阪)
  • サンシャインシティ・バスタ新宿 ← 京都駅八条口・WBT大阪梅田・USJ・リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)(大阪)

千葉・東京 - 岡山・倉敷線[編集]

  • TDL・バスタ新宿 → 岡山駅西口・倉敷駅北口(本社)
  • TDS・TDL・バスタ新宿 ← 岡山駅西口・倉敷駅北口(本社)

千葉・東京 - 岡山・広島線[編集]

東京 - 米子・松江・出雲線[編集]

大阪・京都 - 長岡・新潟線[編集]

  • リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)・USJ・WBT大阪梅田・京都駅八条口 → 長岡駅大手口・新潟駅南口(さやま)
  • リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)・USJ・WBT大阪梅田・京都駅八条口 ← 長岡駅大手口・新潟駅南口・新潟港(さやま)

大阪 - 名古屋線[編集]

  • WBT大阪梅田 - 名古屋[15](大阪)【昼行】
  • WBT大阪梅田 - ナガシマリゾート・金城ふ頭駅・名古屋(大阪)【昼行】
  • WBT大阪梅田 → ナガシマリゾート・名古屋(大阪)【昼行】
  • OCAT・WBT大阪梅田 - 名古屋(大阪)【昼行】
  • リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)・WBT大阪梅田 → 名古屋(名古屋)
  • リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)・USJ・WBT大阪梅田 ← 名古屋(名古屋)
  • リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)・USJ・WBT大阪梅田・桃山台駅高速長岡京・金山駅北口・名古屋(大阪)
  • WBT大阪梅田・桃山台駅・高速長岡京 ← ・金山駅北口・名古屋(大阪)

大阪・京都 - 浜松・静岡・沼津・三島線[編集]

京都・大阪・神戸 - 広島線[編集]

  • 京都駅・WBT大阪梅田 - バスステーション広島駅北口・広島バスセンター(日本高速)【昼行】
  • リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(桜島駅)・USJ・WBT大阪梅田・三宮広島大学・バスステーション広島駅北口・広島バスセンター(大阪)
  • USJ・WBT大阪梅田・三宮 ← 広島大学・バスステーション広島駅北口・広島バスセンター(大阪)

京都・大阪・神戸 - 松山線[編集]

京都・大阪 - 小倉・博多線[編集]

路線バス[編集]

現行路線[編集]

IKEBUS[編集]

訓練運転中のIKEBUS(池袋駅西口にて)
  • Aルート:池袋駅東口→Hareza池袋→南池袋公園→東池袋駅→サンシャインシティ(北→西)→東池袋駅→豊島区役所→南池袋公園→池袋駅東口
  • Bルート:池袋駅西口→Hareza池袋→サンシャインシティ西→Hareza池袋→池袋駅西口

2019年11月27日、路線バスとして運行開始。WILLER EXPRESS池袋営業所による運行[16]

池袋駅(西口・東口)からHareza池袋サンシャインシティ豊島区役所等を循環する2ルートを設定。車両はシンクトゥギャザー製の10輪小型電気バス・eCOM-10[17] を使用し、最高時速19kmで各ルートを35~38分で循環する。

廃止路線[編集]

いずれも、WILLER EXPRESS西日本(当時)による運行。

WILLER EXPRESS 大阪梅田・京都駅 - 大阪南港路線[編集]

2011年12月22日から運行開始[3]

京都および大阪梅田と、大阪南港のフェリー乗り場(南港フェリーターミナル、コスモフェリーターミナル、かもめフェリーターミナル)を、途中の停車停留所なしで直結する路線で、各航路の発着時刻に合わせて運行される。バスのみの利用のほか、大阪南港を発着するフェリー各社と提携し、各フェリーを含めたパッケージツアーも販売していた。

開業当初から2012年8月頃までは、京都⇔梅田間のみの利用はできなかった。

2014年3月31日をもって南港フェリーターミナル、コスモフェリーターミナルを結ぶ便は休止、残るかもめフェリーターミナル発着便も同年9月30日をもって廃止となった。

なんば ‐ 梅田路線[編集]

  • OCAT ‐ WILLERバスターミナル大阪梅田

2012年6月1日運行開始。前日まで当時のツアーバス専用車両及び観光バス車両で運行されていたシャトルバスを一般路線バスに転換した。2014年7月31日をもって運行終了。

USJ ‐ 梅田路線[編集]

2013年7月31日運行開始。2014年7月31日をもって運行終了。

STAR EXPRESS[編集]

上記の委託運行会社によって運行される格安便のブランド名であり、WILLERカラーの専用車両ではなく通常の観光バス車両が使用される。

ベイラインエクスプレスでは、親会社である中日臨海バスの貸切車を転籍させた上で自社運行を行っている。

日本高速バスも、独自の専用車両を導入した上で自社運行を行っている。塗装は親会社の日本観光のカラーリングをアレンジしたもの。

かつてはWILLER EXPRESS北信越による自社運行便も存在し、前身であるアリーナがツアーバス時代に使用していた車両を転用していた。

また、南部バス→岩手県北自動車南部支社による自社運行便も存在した。ツアーバス時代には元シリウス号用車両を転用した「STAR EXPRESS frontier」が運行されていた。

車両[編集]

三菱ふそう・エアロキング「バリュー」(WILLER BUS東海(現:WILLER EXPRESS東海名古屋営業所))
三菱ふそう・エアロエース「ボーテ」(WILLER EXPRESS西日本)
日野・セレガ「スターファイター」(WILLER EXPRESS西日本大阪営業所)
大宇バスの旧塗装車両(さやま交通所有・現在は貸切バスとして使用)

ツアーバスの運行コストの削減を目的として、親会社であるウィラー・アライアンスを通じて韓国バスである大宇バスBX212を大量導入したが、並行輸入であるために輸入が困難になり、なおかつ老朽化などもあるために順次後述の国産車に置き換えられ[要出典]、最後まで専用車両として運用されていた南港路線も廃止となった現在はほとんど姿を見られることがなくなった。

現在は日野・セレガを中心に三菱ふそう・エアロエースエアロキングなどが導入されている。2012年からはいすゞ・ガーラも導入されている。ただし、高速乗合バスへ移行した2014年以降はエアロエースの導入が中心となる。

なんば⇔梅田路線及びUSJ⇔梅田路線では、全線一般道を通るため、いすゞ・エルガワンステップが使用されていた。前乗り中降りのため、ICOCAPiTaPa等の交通系ICカード全国相互利用サービス対応のICカード及びスルッとKANSAI対応のプリペイドカードは利用不可となっていた。運行終了後は南部バスへ転属し、WILLERカラーのまま同社の一般路線バスで使用されていたが、同社の運行撤退を直前に専用カラー[要説明]へ塗り替えられている。

なお、これらの車両はWILLER EXPRESS西日本が一括で開発・発注を行い、グループ各社及び共同運行会社である南部バスにリースされる形となっていた。ただしツアーバス時代に運行事業者の1社であるさやま交通が自社で導入した専用車両もあり、高速路線バス移行後に合弁運行事業者である大阪さやま交通をはじめグループ各社へ転属している。

長距離路線を数多く運行しているが、自社路線ユーザーから化粧室の臭いや音に不安を持つ声が数多く寄せられていることから、化粧室装備の車両は少数派である。[要出典]しかし2018年より後述の「リラックス」に化粧室を装備した車両が導入されている。

主なシートタイプ[編集]

4列シート[編集]

  • スタンダード(Standard) - 一般的な2階建てバス2階の4列シート。詳細はSTAR EXPRESSを参照。
  • バリュー(Value) - 2階建てバスの2階席で、価格重視のためシートピッチを詰め、肘掛けなし。全席コンセント完備。2018年現在は運行終了[18]
  • シアター(THEATER) - 楽座シートをベースにファントロ社製エンターテイメントシステムを装備。昼行便専用シートとして開発されたが、現在は運行終了。
  • リラックス(Relax) - ウィラー・エクスプレスでは最主力のシート。4列で縦10列とし、フットレスト・レッグレスト・枕を装備。一番の特徴として「カノピー」と呼ばれるフードが設置されている。この他、通常の縦10列から9列にしたもの(-のびのび9列)、シアターと同様のファントロシステムを搭載したもの(-プライベートモニター付)も存在する。
    • リラックス≪NEW≫ - 2014年3月1日から登場したリラックスのバリエーションモデル。従来のリラックス(4列)よりカノピー空間が拡大し、尻・腰・背中のクッションの厚みを改善。また、網ポケットやフック・グリップの角を丸みを帯びた形状にしたり、シート衝突時の衝撃を軽減する素材を背面に採用している。独立3列シートのコモド(旧・グラン)とのコンビネーションシート車両、トイレが付いたタイプもある。

3列シート[編集]

  • スリーパー(Sleeper) - 一般的な3列シートだが、花柄シートが当社の大きな特徴といえる。2018年12月22日(関西→関東は前日の12月21日)でエクゼクティブと共に運行終了、同車両で運行していた便に関してはリラックス≪NEW≫での運行となる[19]
  • リラックスワイド(Relax Wide) - リラックス仕様の座席を使用した独立3列シート。運行終了[18]
  • ニュープレミアム(NewPremium) - 2012年に登場した縦8列の偏心3列シート。枕、テーブル、プライバシーカーテン、コンセントなどを装備。
    • プレミアム(Premium) - 2006年に登場した偏心3列シート(但し最後尾は4列)。DAEWOO BUS輸入と同時に導入されたオリジナルシートの元祖。DAEWOO BUS廃車とニュープレミアム登場に伴い過去帳入りとなった。
  • ボーテ(Beaute) - 2012年に登場した独立3列シート(ただし最後尾は4列)。「眠っている間にキレイになる」をコンセプトにした女性専用車両で、プラズマクラスターを装備したシャープとのコラボレーションシート。手鏡やヒーター付レッグレスト、コロコロマッサージなどを装備。2013年7月31日からは前3列が男女兼用になり、4列目以降が女性専用エリアになった。
  • ビジネスクラス(BusinessClass) - 日野・セレガハイブリッドに枕・レッグレスト・電動リクライニング機能などを装備した偏心3列シート。定員は僅か16名で、最後部に化粧室付き大型トイレを設置。また、独立席(ビジネスクラスComfort)にはプライベートカーテン・テレビも装備されていた。下述するリボーンの導入に伴い除籍。
  • ゆったりシート - 普段は夜行バスしか運用しないニュープレミアム車・ボーテ車を間合い運用で有効活用するために設定された。たまにリラックス車・リラックスワイド車になることもあるため、当日乗車しないと座席がわからない(いわゆるランダムシート)。
  • コモド(COMODO) - 2016年に登場した独立3列シート。座り心地と快適性を追求し、バケット型ヘッドレストを搭載しプライベートカーテンを使用することで隣の人との視線を気にせずに移動空間を確保できる。旧名称は「グラン」(GRAN)。
  • ラクシア(Luxia) - 2016年に登場した独立3列シート。三菱ふそう・エアロクイーンを使用。温かみのある木製品を使用した肘掛&テーブルを搭載したゆりかご式リクライニングシートにプライベートカーテンを使用することで隣の人との視線を気にせずに移動空間を確保できる。名前の由来は「Luxury(ラグジュアリー)」の響きと「楽」と「幸せ」の造語[20]。なお、本バスよりバスのデザインもWILLER EXPRESSのWをモチーフとした新デザインに変更された[21]
  • ReBorn(リボーン) - 2017年2月17日から登場した偏心3列シート車[22]。移動しながらでも上質な睡眠を取れるように設計されたシェル型パーテーションに加え、フルリクライニング時も全長187cmと成人男性でも安心してくつろげるシートになり、座席数は僅か18席。車内で発生する音を軽減させ、照明の明るさにもこだわっている。
  • スリーパーワイド(Sleeper Wide) - 座席サイズがコモドと同様のいわゆるレッグレスト付き3列独立シート。シート設備が運行会社によって異なるため、公式のシート一覧には掲載されていない(検索時の該当便シート詳細でのみ出現する)。

2列シート[編集]

  • エグゼクティブ(EXECTIVE) - 三菱ふそう・エアロキングの1階部分に3席設置された独立2列シート。ビジネスクラス同様の枕・レッグレスト・電動リクライニング機能の他、テレビ・DVDプレイヤーを装備[23]。2018年12月22日(関西→関東は前日の12月21日)でスリーパーと共に運行終了、同車両で運行していた便に関してはリラックス≪NEW≫での運行となる[19]。このエクゼクティブ及びコクーンが運行終了になることで、WILLERからは2列シート車が消滅することになる。
  • コクーン(COCOON) - 進行方向に対して斜め内向きの独立2列シートで、旅客機のビジネスクラスを連想させるヘリンボーンレイアウトを採用する。シェル型パーティションなどが設置されており、個室感覚としたタイプ。天龍工業との共同開発。「都市間高速バスの客席ユニットとそのレイアウト」として2010年グッドデザイン賞受賞[24]。シアター・リラックスプライベートモニター付きと同様のファントロシステムを搭載している。2018年9月30日(関東 - 関西。関東 - 名古屋は12月22日及び23日)から順次運行終了、同車両で運行していた便に関してはリラックス≪NEW≫での運行となる[25]
  • バリュープライベート(Value Private) - バリュー車の1階席に3席設定。独立席となっており、居住性が高い。2018年現在はバリュー共々運行終了[18]

特殊車両[編集]

STAR FIGHTER[編集]

STAR FIGHTER(スターファイター)は新感覚のアトラクションバス。宇宙船を思わせるデザインの室内には、偏心3列シートの各席にジョイスティックが備えられており、「未来の企業・WILLER-X社が開発したSTAR FIGHTERの搭乗員(クルー)となって伝説のクリスタルを探索する」という設定のストーリーを体感できる[26]

本来はWILLER TRAVELが企画する日帰りバスツアー専用車であるが、期間限定で昼行路線で使用されることがあった。また旅行関連のイベントで展示や試乗体験(イベント会場〜会場最寄駅を結ぶシャトルバスとして運行)を行っていた。運行終了後、専用車両は「NL-PRIME」に改造された。

レストランバス[編集]

オープンルーフレストラン(NIPPON Travel Restaurant)として、日本各地の旬の味覚を詰め込んだ新感覚のグルメバス。1Fが厨房、2Fがオープンルーフ席となっていて景色を見ながら食事が楽しめる。WILLER TRAVELが企画する日帰りバスツアー専用車となっている。

2017年4月から「祭り」をテーマに車内外を装飾した2号車が登場した[27]。2018年7月からは京都で通年運行を開始し[28]、同年10月からは東京でも通年運行を行う[29]

君の名は。カフェバス[編集]

大ヒットしたアニメ映画君の名は。』のシーンをオープンルーフレストラン(NIPPON Travel Restaurant)の車両全体にラッピングして、映画の舞台となった東京各地(順に絵画館→信濃町駅前陸橋→信濃町駅前交差点→四谷四丁目 交差点→新宿ユニカビジョン前→新都心歩道橋下 交差点→新宿警察署裏 交差点→新宿駅南口→四ツ谷駅)を全行程約90分で巡る[30]

車内では、全国各地で開催された「君の名は。カフェ」の人気メニューをカフェバス用にアレンジしたセットが提供される。WILLERとクールジャパントラベルの共同企画で、運行は帝産観光バスに委託。2017年8月3日から10月29日までの限定運行。

NL-PRIME[編集]

NL-PRIME(エヌエル-プライム)は、WILLER TRAVELとIngressの開発運営元であるナイアンティック社がコラボレーションし、Ingressの世界観をリアルに体験することができる世界初のIngressバス[31]。乗客への限定メダルプレゼントや特別コンテンツなど、Ingressの世界をリアルに楽しめるバスになっている。運行はなの花交通バスに委託。

専用車両は元「STAR FIGHTER」の車両を改造。公式サイト内のGoogleマップインドアビューでは「STAR FIGHTER」の内装を「NL-PRIME」として紹介していた。WILLER TRAVELが企画する日帰りバスツアー専用車だが、曜日によっては成田駅 - 東京駅の路線バスとしての運行も設定されていた。台湾で提携する国光汽車客運とのコラボレーション企画として台湾でも展示されていた(法令の関係上、現地での走行は不可)。2018年末をもって運行終了。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 沿革|会社情報 WILLER株式会社、2015年10月13日閲覧
  2. ^ [新路線拡大]高速ツアーバスブランド『WILLER EXPRESS』 7月1日より全国30路線74便運行開始 WILLER TRAVEL、2006年6月22日
  3. ^ a b ウィラー・エクスプレスが初の路線バスを運行開始 WILLER ALLIANCE プレスリリース、2011年12月22日付、2012年1月11日閲覧
  4. ^ WILLERグループ3社を解散、WILLER ALLIANCEは「WILLER」に社名変更”. Traicy (2017年3月3日). 2018年10月8日閲覧。
  5. ^ 弊社合併のお知らせ - WILLER EXPRESS JAPAN、WILLER EXPRESS関東、WILLER EXPRESS東海、WILLER EXPRESS西日本、WILLER EXPRESS東北、WILLER EXPRESS信越、WILLER EXPRESS中国 - 2018年6月(2018年7月26日閲覧)
  6. ^ WILLER EXPRESS労働組合中央本部 公式Twitterアカウント
  7. ^ 7月31日 WILLER EXPRESSが高速路線バスを運行開始 WILLER TRAVEL、2013年6月27日
  8. ^ a b ニュープリンス観光バス
  9. ^ a b 会社概要 ベイラインエクスプレス株式会社
  10. ^ 会社案内 ニュープリンス観光バス
  11. ^ 営業所MAP ニュープリンス観光バス
  12. ^ たま旅 ニュープリンス観光バス
  13. ^ 大崎〜成田空港に高速バス新路線 ピーク時30分間隔、片道1200円”. 乗り物ニュース (2016年10月5日). 2016年10月5日閲覧。
  14. ^ 停留所は、名古屋南(ささしまライブ)・名古屋駅太閤口(則武1丁目)・名古屋駅西口(夜行便の乗車のみ)のいずれか。
  15. ^ 停留所は、名古屋駅太閤口(則武1丁目、降車のみ)・名古屋駅太閤通口(乗車のみ)のいずれか。
  16. ^ WILLERが新たな都市型交通「IKEBUS」の運行を開始 真っ赤でかわいい池袋の新たなシンボル ゆっくりと走る車両は乗る人にとってオンリーワンの空間に”. PR TIMES (2019年11月1日). 2019年11月1日閲覧。
  17. ^ eCOM-10
  18. ^ a b c 【全12種】こんなに種類があったの? ウィラーの高速バスシートまとめ! 快適すぎる完全個室、モニター・カノピー付きも - バスとりっぷ 2017年10月28日(2018年10月12日更新・2018年11月16日閲覧)
  19. ^ a b 「スリーパー」・「エグゼクティブ」の販売終了につきまして - WILLER EXPRESS 2018年10月12日(2018年11月16日閲覧)
  20. ^ 高速バスWILLER EXPRESSより新シート「Luxia(ラクシア)」登場 木の温もりで寛ぎの移動を提供します - WILLER EXPRESS JAPAN 2016年7月15日
  21. ^ WILLER EXPRESS、落ち着いたデザインの独立3列新シート「Luxia」を公開 新デザインのスーパーハイデッカーバス。まずは東京~関西路線から - トラベル Watch 2016年10月3日(2016年10月3日閲覧)
  22. ^ 高速バスに「最高の休息」を求める時代へ 「眠り」のための最適な環境が備わった「ReBorn」登場 - WILLER EXPRESS JAPAN 2017年1月19日
  23. ^ ベッドで眠るような超豪華シート - 日経トレンディ 2009年02月19日配信記事「これは使える、最新ツアーバス。早割りで半額、超豪華シート、増える路線本数...」
  24. ^ 都市間高速バスの客席ユニットとそのレイアウト [ウィラーエクスプレス コクーン] - グッドデザイン賞公式サイト
  25. ^ 「コクーン」の販売終了につきまして - WILLER EXPRESS(2018年9月26日閲覧)
  26. ^ 体感型アトラクションバス STAR FIGHTER(スターファイター) WILLER TRAVEL、2013年5月7日閲覧
  27. ^ 地域の食と絶景が楽しめる“レストランバス”に祭りをテーマにした2号車が登場 インバウンドに向けて和食の魅力と伝統文化を伝えます - WILLER 2017年3月1日
  28. ^ 走る「老舗料亭」で京都観光を満喫!メニューを一新し、京都の景観と京会席コースを楽しめる『レストランバス』8月3日(金)より初の通年運行開始 - WILLER 2018年7月4日(2018年9月4日閲覧)
  29. ^ 〜今しかない東京を味わおう。街全体が、レストラン。〜東京観光の新たなシンボル『東京レストランバス』10月5日(金)より通年運行開始 - WILLER 2018年8月28日(2018年9月4日閲覧)
  30. ^ 映画の舞台となった東京の街をめぐり、カフェメニューが楽しめる「君の名は。カフェバス」が8月3日(木)より運行開始! - WILLER 2017年7月20日(2017年8月24日閲覧)
  31. ^ WILLER TRAVEL、ナイアンティック社と協力し世界初のIngressバス「NL-PRIME」を開発、運行を開始 - WILLER TRAVEL 2016年6月6日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]