西大分駅

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西大分駅
駅舎(2011年5月6日)
駅舎(2011年5月6日)
にしおおいた - Nishi-Ōita
東別府 (7.6km)
(2.5km) 大分
所在地 大分県大分市大字生石[1]
所属事業者 JR logo (kyushu).svg九州旅客鉄道(JR九州)
JR logo (freight).svg日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 日豊本線
キロ程 130.4km(小倉起点)
電報略号 ニオ←ニヲ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
447人/日(降車客含まず)
-2013年[2]-
乗降人員
-統計年度-
993人/日
-2013年[2]-
開業年月日 1911年明治44年)11月1日[3]
備考 業務委託駅[4]
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西大分駅
にしおおいた - Nishi-Ōita
(2.0km) 大分港
所属事業者 Japanese National Railway logo.svg日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 日豊本線(貨物支線)
キロ程 0.0km(西大分起点)
開業年月日 1955年昭和30年)12月1日
廃止年月日 1984年(昭和59年)2月1日
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ホームからの様子
ホームの様子(大分方面)

西大分駅(にしおおいたえき)は、大分県大分市大字生石にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)日豊本線である[1]

歴史[編集]

駅東側の国道10号別大国道)上に路面電車大分交通別大線の「西大分電停」が1972年(昭和47年)まで存在した。かつては当駅を5時台に出発し南宮崎に11時台に到着する普通電車が存在した。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線と貨物用1面1線の設備を有する地上駅[1]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している[1]ホームのない側線が下り線外側に2本、上り本外側に3本ある。貨物施設を併設するため構内は広い[要出典]

JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅である[4]マルスは無いがPOS端末が設置されている。また、近距離きっぷの自動券売機が設置されている。かつてJR貨物への簡易業務委託駅であった時代は、駅本屋において出改札業務を行ったが、現在はホームに置かれているプレハブ型の建物で行われている[要出典]

ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応[要出典]

貨物取扱[編集]

JR貨物が使用する1面1線のコンテナホームが駅舎の東側(旅客ホームの北側)にある。貨物列車専用の着発線はなく、下り本線から分岐し大分駅方面に伸びる引き上げ線から西大分駅方面戻るように荷役線は分岐している。また、営業窓口のJR貨物大分営業支店、乗務員基地の大分総合鉄道部も駅構内にある[要出典]

昭和40年代にコンテナ輸送が急激に伸び、活況を呈した[注釈 1]。当時のコンテナ輸送のうち、発送貨物(36,000トン)は主に住友化学の薬品や昭和電工のポリエチレン輸送であり、到着貨物(58,000トン)は引越や合板、菓子類であった[11]

かつては、駅の南にある富士紡績大分工場(現・フジボウテキスタイル大分工場)への専用線があったが[12]1980年代に廃止された[要出典]。また、東側から分岐して大分港まで伸びる専用線(大分港臨港線)も存在していた。大分港臨港線は西大分駅から大分港駅まで2.0kmを結ぶ貨物専用線で[5]王子町駅(王子港町付近)でスイッチバックして大分港駅に向かっていた[要出典]沿線にはモービル石油昭和石油日本石油日本鉱業共同石油などの専用線があり、石油や鉱物などの貨物輸送を行っていたが、こちらも1987年に廃止された[要出典]跡地は駅付近の一部に踏切跡が残っていたり線路跡が道路や緑地(枕木の道)に整備されて面影をとどめているものの、ほとんどは区画整理されてしまい大分港周辺には専用線があった面影や痕跡は全く残っていない[要出典]

年度 貨物取扱量推移(単位:t)
発送 到着 出典
1990年(平成2年) 162,322 94,980 [13]
1991年(平成3年) 130,301 100,794 [14]
1992年(平成4年) 137,994 99,809 [15]
1993年(平成5年) 109,576 92,791 [16]
1994年(平成6年) 91,557 87,215 [17]
1995年(平成7年) 100,405 86,341 [18]
1996年(平成8年) 114,877 90,233 [19]
1997年(平成9年) 118,203 95,020 [20]
1998年(平成10年) 117,476 82,962 [21]
1999年(平成11年) 117,476 82,962 [22]
2000年(平成12年) 118,794 87,851 [23]
2001年(平成13年) 118,899 85,399 [24]
2002年(平成14年) 113,349 81,738 [25]
2003年(平成15年) 122,201 86,509 [26]
2004年(平成16年) 114,232 88,848 [27]
2005年(平成17年) 105,961 84,138 [28]
2006年(平成18年) 95,743 80,508 [29]
2007年(平成19年) 93,019 79,740 [30]
2008年(平成20年) 81,022 76,464 [31]
2009年(平成21年) 83,708 75,922 [32][注釈 2]
2010年(平成22年) 90,113 78,744 [34][注釈 2]
2011年(平成23年) 84,407 78,775 [35][注釈 2]
2012年(平成24年) 81,801 78,049 [36][注釈 2]
2013年(平成25年) 82,302 78,736 [2][注釈 2]

取り扱う貨物の種類[編集]

貨物列車[編集]

2014年3月15日改正時点では、1日2往復の高速貨物列車が停車する。1往復は北九州貨物ターミナル駅 - 延岡駅間、もう1往復は北九州貨物ターミナル駅 - 南延岡駅間での運行である。この他、臨時の高速貨物列車や専用貨物列車も設定されている[37]。 。臨時列車として、陸上自衛隊の協同転地演習の一環として、九州地方外の装甲車や施設科機材などを日出生台演習場や十文字原演習場に展開させる訓練で、西大分駅と、本州・北海道方面との貨物列車(鉄道ファンからは自衛隊輸送と呼ばれている)が設定されることがある[要出典][38][39]

利用状況[編集]

1965年(昭和40年)度には乗車人員が149,128人(定期外:29,243人、定期:119,885人)、降車人員が141,901人で、手荷物(発送:887個、到着:323個)や小荷物(発送:11,863個、到着:2,075個)も取り扱っていた[40]

2013年(平成25年)度の乗車人員は163,284人(定期外:65,326人、定期:97,958人)、降車人員は199,170人である[2]

※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。


年度 年間
乗車人員
定期外
乗車人員
定期
乗車人員
一日平均
乗車人員*
年間
降車人員
出典
1965年(昭和40年) 149,128 29,243 119,885 - 141,901 [40]
- - - - - - -
1990年(平成2年) 135,131 56,628 78,503 - 195,568 [13]
1991年(平成3年) 148,753 67,677 81,076 - 192,020 [14]
1992年(平成4年) 145,974 69,901 76,073 - 176,824 [15]
1993年(平成5年) 139,898 69,564 70,334 - 171,653 [16]
1994年(平成6年) 147,340 77,893 69,447 - 168,285 [17]
1995年(平成7年) 161,841 87,812 74,029 - 175,784 [18]
1996年(平成8年) 163,296 86,960 76,336 - 186,729 [19]
1997年(平成9年) 147,520 76,053 71,467 - 171,747 [20]
1998年(平成10年) 146,491 71,081 75,410 - 163,279 [21]
1999年(平成11年) 143,540 67,235 76,305 - 158,942 [22]
2000年(平成12年) 140,809 64,340 76,469 386 150,842 [23]
2001年(平成13年) 134,275 62,493 71,782 368 146,829 [24]
2002年(平成14年) 141,280 65,263 76,017 387 153,484 [25]
2003年(平成15年) 143,874 64,822 79,052 394 158,341 [26]
2004年(平成16年) 143,372 63,346 80,026 393 159,519 [27]
2005年(平成17年) 146,294 63,525 82,769 401 161,102 [28]
2006年(平成18年) 155,135 67,511 87,624 425 166,162 [29]
2007年(平成19年) 151,518 62,556 88,962 415 169,689 [30]
2008年(平成20年) 150,163 61,225 88,938 410 166,399 [31]
2009年(平成21年) 146,346 57,531 88,815 401 160,592 [32][注釈 2]
2010年(平成22年) 151,649 57,785 93,864 415 167,853 [34][注釈 2]
2011年(平成23年) 160,086 63,433 96,653 437 179,314 [35][注釈 2]
2012年(平成24年) 158,505 62,781 95,724 434 187,066 [36][注釈 2]
2013年(平成25年) 163,284 65,326 97,958 447 199,170 [2][注釈 2]
  • * 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。

駅周辺[編集]

柞原神社の礼祭「浜の市」が毎年9月14日から20日にかけて駅周辺で催される。

バス路線[編集]

西大分停留所

100m海側の国道10号線上に設置されている。

かんたん停留所
別府寄りにある停留所。大分交通の西大分を通る普通便の他、亀の井バスの急行バスが停車する。

亀の井バスは2013年3月16日のダイヤ改正で全便別府駅西口止まりとなり、大分市内に乗り入れがなくなり、廃止になった。(※高速バス線は除く)[要出典]

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
日豊本線
東別府駅 - 西大分駅 - 大分駅

かつて存在した路線[編集]

日本国有鉄道
日豊本線(貨物支線)
西大分駅 - 大分港駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 1965年(昭和40年)度には2,000トンであったが、1971年(昭和46年)度には94,000トンに急増した[11]
  2. ^ a b c d e f g h i j 大分県統計協会が廃止されてウェブ上で公開[33]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、27頁。
  2. ^ a b c d 平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  3. ^ a b 『大分市史 下巻』 大分市、1988年3月31日。
  4. ^ a b 大分支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2016年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月17日閲覧。
  5. ^ a b 『交通年鑑 昭和32年版』 交通協力会、1957年3月15日。
  6. ^ 『朝日年鑑 1967年版』 朝日新聞社、1967年2月15日。
  7. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  8. ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
  9. ^ “レールの継ぎ目のボルト 7本が抜かれる/西大分駅構内”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社): p. 23. (1990年3月10日) 
  10. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  11. ^ a b “伸びるコンテナ基地 西大分駅”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社): p. 7. (1972年11月18日(夕刊)) 
  12. ^ 大分県女子師範学校 『郷土教育の理論と実際』 洽文社、1932年。
  13. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
  14. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
  15. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
  16. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
  17. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
  18. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
  19. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
  20. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
  21. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
  22. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
  23. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  24. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  25. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  26. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  27. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  28. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  29. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  30. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  31. ^ a b 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  32. ^ a b 平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  33. ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
  34. ^ a b 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  35. ^ a b 平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  36. ^ a b 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  37. ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、 106頁。
  38. ^ EF66牽引自衛隊機材返却輸送実施 - RM NEWS http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2013/11/jref66_6.html
  39. ^ http://www.shikoku-np.co.jp/national/life_topic/20111029000346
  40. ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。

外部リンク[編集]