中津駅 (大分県)

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中津駅
南口
南口
なかつ
Nakatsu
*吉富 (1.8km)
(4.9km) 東中津
所在地 大分県中津市大字島田[1]219-2
所属事業者 JR logo (kyushu).svg九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日豊本線
キロ程 51.8km(小倉起点)
電報略号 ナツ
駅構造 高架駅[1]
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
3,152人/日(降車客含まず)
-2015年[2]-
開業年月日 1897年明治30年)9月25日[3]
備考 直営駅
みどりの窓口[1]
* この間に本社直轄エリア大分支社境界あり(当駅から東中津寄りは大分支社管内)
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中津駅(なかつえき)は、大分県中津市大字島田にある、大分県最北端の駅。九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線である[1]事務管コードは▲920507[4]

北九州都市圏に属する中津市の代表駅で、特急列車を含む全ての列車が停車する[1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する高架駅である[1]。各ホームには小倉方に斜行エレベーター[13]大分方にエスカレーター(上りのみ)が設置されている。いずれも踊り場部分へつながっていて、改札階へは乗り継ぎが必要になる[要出典]

直営駅で、みどりの窓口が設置されている[1]。1階に改札口、みどりの窓口、中津駅名店街(中津市土産品販売組合)などがある[1]

ICカードSUGOCAは、2009年平成21年)3月1日に導入された福岡地区に導入された当初から大分県内では唯一利用可能となった[14]

大分県内の自動改札機設置は、大分駅に次いで2番目であった[14]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1 日豊本線 上り 小倉博多方面 主に普通
下り 大分宮崎方面
2 日豊本線 下り 大分・宮崎方面 主に特急
3 日豊本線 上り 小倉・博多方面 主に特急
4 日豊本線 上り 小倉・博多方面 主に普通
下り 大分・宮崎方面
  • 2009年(平成21年)3月のダイヤ改正より、日中の下り普通列車の大半が当駅折り返しとなったが、中津 - 柳ヶ浦間のワンマン運転開始により、上り普通ワンマン列車の大半が当駅まで延長されたため、当駅から大分方面へ向かう場合は、柳ヶ浦での乗り換えの必要がほぼなくなった[要出典]
  • 特急列車は本線である2番のりば、3番のりばに停車するが、6時47分に当駅を発車するにちりん101号大分行きは1番のりばから発車する。
  • ホームには「日本一長いハモの椅子」と書かれた長さ10mのベンチ[1]と、地元の一村一品運動を振興する目的で設置された[要出典]「近辺の一村一品ご案内」という案内標が設置されている。
  • 北口駅前に福澤諭吉の銅像が立てられている[1]

利用状況[編集]

1965年(昭和40年)度には乗車人員が1,870,954人(定期外:546,367人、定期:1,324,587人)、降車人員が1,875,863人で、手荷物(発送:11,470個、到着:7,780個)や小荷物(発送:51,099個、到着:87,390個)も取り扱っていた[16]

2015年(平成27年)度の乗車人員は1,153,742人(定期外:564,903人、定期:588,839人)、降車人員は1,159,180人である[2]

※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。


年度 年間
乗車人員
定期外
乗車人員
定期
乗車人員
1日平均
乗車人員*
年間
降車人員
出典
1965年(昭和40年) 1,870,954 546,367 1,324,587 - 1,875,863 [16]
- - - - - - -
1990年(平成02年) 1,598,412 851,156 747,256 - 1,580,270 [17]
1991年(平成03年) 1,624,390 872,932 751,458 - 1,650,031 [18]
1992年(平成04年) 1,587,981 865,284 722,697 - 1,610,941 [19]
1993年(平成05年) 1,570,837 839,328 731,509 - 1,599,740 [20]
1994年(平成06年) 1,546,362 814,476 731,886 - 1,576,500 [21]
1995年(平成07年) 1,515,949 799,072 716,877 - 1,550,365 [22]
1996年(平成08年) 1,437,012 762,659 674,353 - 1,463,599 [23]
1997年(平成09年) 1,362,951 720,711 642,240 - 1,388,013 [24]
1998年(平成10年) 1,371,088 705,671 665,417 - 1,399,731 [25]
1999年(平成11年) 1,321,171 674,975 646,196 - 1,353,641 [26]
2000年(平成12年) 1,294,839 671,170 623,669 3,548 1,317,961 [27]
2001年(平成13年) 1,246,489 647,268 599,221 3,415 1,272,207 [28]
2002年(平成14年) 1,197,685 620,436 577,249 3,281 1,221,400 [29]
2003年(平成15年) 1,196,304 613,847 582,457 3,278 1,218,050 [30]
2004年(平成16年) 1,214,531 625,303 589,228 3,327 1,232,727 [31]
2005年(平成17年) 1,215,633 634,158 581,475 3,331 1,231,312 [32]
2006年(平成18年) 1,210,523 616,150 594,373 3,317 1,228,363 [33]
2007年(平成19年) 1,199,782 611,319 588,463 3,278 1,215,129 [34]
2008年(平成20年) 1,186,676 600,338 586,338 3,251 1,201,039 [35]
2009年(平成21年) 1,122,040 548,035 574,005 3,074 1,135,723 [36][注釈 1]
2010年(平成22年) 1,139,421 556,030 583,391 3,122 1,143,585 [38][注釈 1]
2011年(平成23年) 1,158,085 568,597 589,488 3,164 1,160,263 [39][注釈 1]
2012年(平成24年) 1,146,515 570,992 575,523 3,141 115,613 [40][注釈 1]
2013年(平成25年) 1,162,393 573,195 589,198 3,185 1,165,452 [41][注釈 1]
2014年(平成26年) 1,155,140 567,951 587,189 3,165 1,162,631 [42][注釈 1]
2015年(平成27年) 1,153,742 564,903 588,839 3,152 1,159,180 [2][注釈 1]
  • * 1日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。

駅周辺[編集]

1972年(昭和47年)に南口側にあったカネボウの工場が閉鎖されて跡地の再開発が行われると共に[43]1977年(昭和52年)6月に駅高架化が完成[3]大分交通バスターミナルも移転も行われ[43]、南口側が表口となった[43]

その南口側の大分交通の中津大交ビルに[44]、1977年(昭和52年)1月に丸吉百貨店が開店し[3]、6月には中津駅名店街が開業[10]。 さらに、銀行などの金融機関の支店やホテルなども南口に立地するようになり、これらの一連の再開発は中津市の都市構造を変化させた[43]

バス[編集]

観光名所[編集]

大学・高等学校[編集]

周辺道路[編集]

かつてあった主要施設[編集]

  • AXiS中津寿屋百貨店 - 中津大師ビルのファッション館(店舗面積約8,140m2[49])や仲町再開発ビルの食品館(店舗面積約3,252m2[49])などがあった。寿屋は2001年(平成13年)12月19日熊本地方裁判所民事再生法の適用を申請して事実上倒産し[50]2002年(平成14年)2月1日に商品の入荷が滞って全店を休業した[51]現在は更地[要出典]
  • 丸吉百貨店 - 南口側の大分交通の中津大交ビルに[44]1977年(昭和52年)1月に開業[10]。ニチイ中津店となった後、1993年(平成5年)3月18日に中津サティへ業態転換した[52]。2000年(平成12年)8月20日に閉店[53]。店舗面積約10,879m2[49]、延べ床面積約14,876m2[49]。ビルは2004年(平成16年)に解体されて駐車場として利用されていたが、大分交通が新築した建物に2012年(平成24年)3月に結婚式場VILLA LUCE(ヴィラ・ルーチェ)が開業することになった[44]
  • 中津紡績 - 1896年(明治29年)に設立されたが、1902年(明治35年)に鐘紡と合併して同社中津工場となった[46]

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
日豊本線
快速(当駅から東中津方は普通列車として運転)
宇島駅 - 中津駅 - 東中津駅
普通
吉富駅 - 中津駅 - 東中津駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c d e f g 大分県統計協会が廃止されてウェブ上で公開[37]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『週刊JR全駅・全車両基地』第7号、朝日新聞出版、2012年9月23日、 24頁。
  2. ^ a b c 平成28年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物)”. 大分県総務部統計課 (2017年3月30日). 2017年5月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e 吉富町史刊行会 『吉富町史』 吉富町、1983年3月。
  4. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  5. ^ 諸河久 松本典久 『JRローカル線』 保育社、1994年。ISBN 978-4586508587
  6. ^ 廣岡治哉 『近代日本交通史 明治維新から第二次大戦まで』 法政大学出版局、1987年4月15日。ISBN 978-4588600173
  7. ^ 大木孝 『土木社会史年表』 日刊工業新聞社、1988年11月。ISBN 978-4526024443
  8. ^ a b c d “中津駅高架きょう完工”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 11. (1977年6月1日) 
  9. ^ 『大分県労働運動史 第2巻 昭和41-50年』 大分県、1980年。
  10. ^ a b c d 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2008年版』 東洋経済新報社、2008年。
  11. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  12. ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
  13. ^ a b “斜行エレベーター、JR中津駅に完成/大分県”. 朝日新聞(西部地方版・大分) (朝日新聞社): p. 27. (2008年9月11日) 
  14. ^ a b c d “「スゴカ」対応自動改札機が中津駅に登場”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社). (2009年2月5日)
  15. ^ SUGOCA「スゴカ」 12.1(土) 大分スタート!!|JR九州大分支社
  16. ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
  17. ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
  18. ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
  19. ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
  20. ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
  21. ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
  22. ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
  23. ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
  24. ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
  25. ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
  26. ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
  27. ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  28. ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  29. ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  30. ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  31. ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  32. ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  33. ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  34. ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  35. ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  36. ^ 平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  37. ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
  38. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  39. ^ 平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  40. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  41. ^ 平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  42. ^ 平成27年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2016年3月29日”. 大分県総務部統計課. 2017年3月4日閲覧。
  43. ^ a b c d 大分県総務部総務課 『大分県史 地誌編』 大分県、1989年3月31日。
  44. ^ a b c “中津駅前に結婚式場 大分交通が建設”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社). (2011年7月13日)
  45. ^ “イズミ、1500億円体制へ九州展開に手応え”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年6月3日)
  46. ^ a b 『大分銀行百年史』 大分銀行、1994年。
  47. ^ 公共バスのご利用について(中津市)
  48. ^ 歴史合元寺
  49. ^ a b c d 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2000年版』 東洋経済新報社、2000年。
  50. ^ “壽屋が民事再生法を申請、過度な出店・多角化響く、中小卸に連鎖懸念”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2001年12月21日)
  51. ^ “壽屋、50店舗をイオンに売却、40店舗は地元企業に、小売として再生断念”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2002年3月1日)
  52. ^ “ニチイ中津店をリニューアル、生活百貨店「中津サティ」で18日に開店、対面で食品充実”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1995年3月19日)
  53. ^ “マイカル「中津サティ」を八月二十日で閉店を決める 大分県中津市JR駅前”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年2月14日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 中津駅(駅情報) - 九州旅客鉄道