南延岡駅

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南延岡駅
駅舎(2011年4月1日)
駅舎(2011年4月1日)
みなみのべおか
Minami-Nobeoka
延岡 (3.4km)
(3.5km) 旭ケ丘
所在地 宮崎県延岡市構口町一丁目5429-2[1][2]
所属事業者 JR logo (kyushu).svg九州旅客鉄道(JR九州)
JR logo (freight).svg日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 日豊本線
キロ程 259.6km(小倉起点)
電報略号 ノカ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
816人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1922年大正11年)2月11日[1]
備考 業務委託駅[2]
みどりの窓口[1]
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南延岡駅(みなみのべおかえき)は、宮崎県延岡市構口町(かまえぐちまち)一丁目5429-2にある九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)日豊本線である[1]事務管コードは▲920555[3]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。留置線・側線を11本有し旅客用が5本、貨物用が6本となっている。1本の跨線橋で駅舎2階とホーム連絡しており、橋上駅となっている[1]

以前は延岡運転区(分ノカ)がありJR九州時代の高千穂線列車の運用を持っていた(南延岡運輸センター)。駅舎は鉄筋コンクリート2階建てで、改札外に待合所売店(キヨスク)がある。みどりの窓口があり、自動券売機1機が設置されている。基本的に1人で出集札と構内アナウンスを行う。列車別改札を採っている。

出改札業務は「JR九州鉄道営業」に業務委託している[2]。貨物列車の入換時や早朝、夜間の車両回送時は延岡駅から輸送担当、信号担当が列車便乗で出張してきて作業を行う。ただし、2007年(平成19年)3月ダイヤ改正より夜間の車両留置(停泊)は延岡駅を使用することが多くなり、延岡駅員が南延岡駅に出張してきて作業を行うケースは減少した。

のりば[編集]

  1. 延岡・大分方面 宮崎・宮崎空港方面
  2. 宮崎・宮崎空港方面(一部当駅発着 延岡・大分方面)
  3. 宮崎・宮崎空港方面(一部当駅発着 延岡・大分方面)

貨物取扱・専用線[編集]

専用線経由で工場へ引込まれる塩素コンテナ(2009年6月)
駅名標

JR貨物の駅としては専用線発着のコンテナ貨物と専用線発着の車扱貨物の取扱駅となっている。

旭化成(旧旭化成ケミカルズ工場)へ続く専用線があり、タンク車による液体塩素の発送が行われている。輸送先は現在は大牟田駅のみ。その北側から、旭化成ベンベルグ工場へ続く専用線が分岐しており、こちらにはコンテナ車が入線している。

2014年3月15日改正時点での貨物列車は、当駅発着で北九州貨物ターミナル駅との間に高速貨物列車が1日1往復のみ運行されている[4]

1985年時の常備貨車[編集]

「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年

利用状況[編集]

2014年度の1日平均乗車人員816人である[5]。延岡の都市構造上、当駅から市内の旭化成工場への列車通勤が想定されず、人口産業構造の割には利用が少なくなっている。宮崎方面の中距離客が多く、特急列車の発車時刻20分前くらいには客が集まる。

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1997年 685
1998年 687
1999年 683
2000年 684
2001年 713
2002年 678
2003年 713
2004年 772
2005年 800
2006年 811
2007年 798
2008年 824
2009年 822
2010年 834
2011年 801
2012年 846
2013年 845
2014年 816

駅周辺[編集]

当駅は延岡市の市街地の内、旧恒富村の部分にあたる川南地区の南端付近にあり、延岡市主要部の南側玄関口にあたる。駅前広場にはタクシーが停まっていることが多い。

駅前の西側方向には愛宕山が迫っており、駅と愛宕山の間にある狭い平らな土地に旧国道10号の商店街がある。そのためこの地区は夕方を前にしてが隠れる。駅東側は海まで約1キロメートルでおおむね平坦な低地である。田園地帯などを転用して住宅開発が成され、国道10号(延岡バイパス)沿いにはロードサイド店舗があるなど、郊外の地域である。

駅周辺のおよそ1キロメートル圏内には一戸建てを中心とする住宅団地(一部集合住宅)が多いが、鉄道を使った市内通勤が割合少ないため、当駅と関連付けされることが少ない。一方で、駅前商店街が「南延岡商店街」(正式名称も「南延岡商店街振興組合」)、駅付近の支店名が「南延岡(支)店」であったりするなど、単なるランドマークを超越しほぼ通称地名になっている。地元では、南延岡駅自体は俗に「南駅」(みなみえき)と呼ぶ。

西側(駅出入口側)[編集]

駅前の旧国道10号を約1キロメートル北上すると市街地(川南地区)および隣接する旭化成工場などに出られる。

東側(駅裏側)[編集]

駅裏側へ行くには、駅入口から駅の直ぐ南の浜町、または駅北方向の別府町(びゅうまち)にある踏切を渡る必要がある。ただし聖心ウルスラ学園聡明中学校・聖心ウルスラ学園高等学校聖心ウルスラ学園短期大学など南方向はこの限りではない。

旭化成レオナ繊維工場、延岡工業高校方面へは徒歩でおよそ15分くらいである。当駅から乗車できるバス便はあるが遠回りの経路である。

バス路線[編集]

付近を通る旧国道10号上、駅前の信号付近に「南延岡駅前」バス停がある。北方向(市街地方面)は横断歩道を渡って右折、南方向(土々呂方面など)は横断歩道を渡らずに左折したところに乗り場がある。このバス停は宮崎交通の延岡市内、市外各路線が集まる区間にある。

(北方向)

  • 延岡駅方面 (安賀多、中央通1丁目経由)
  • 保健福祉大学行き (安賀多、中央通2丁目、市役所前、すみれ団地、西階(にししな)運動公園経由)

(南方向)

  • 南営業所前止まり
  • 雷管行き(緑ヶ丘、聖心ウルスラ学園前経由)
  • 片田団地(片田回転場)行き
  • 南一ヶ岡(みなみひとつがおか)行き
  • 土々呂方面(旭ヶ丘経由)
  • 一ヶ岡小学校入口 - 土々呂経由ロックタウン日向行き(夜間・深夜運転)

歴史[編集]

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
日豊本線
延岡駅 - 南延岡駅 - 旭ヶ丘駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、22頁。
  2. ^ a b c 鹿児島支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2016年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月11日閲覧。
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  4. ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、 107頁。
  5. ^ 宮崎県統計年鑑

外部リンク[編集]