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* 1982年には[[コロンビア映画]]により[[アニー (1982年の映画)|ミュージカル映画]]が製作された。アニー役は[[アイリーン・クイン]]が演じている。[[1995年]]には続編となる『[[アニー2]]』も製作された。 |
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* 1999年には[[ディズニー]]にってテレビ映画として[[リメイク]]された。アニー役は[[アリシア・モートン]]が演じている。 |
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* 2011年、『[[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|バラエティ]]』により、[[ウィル・スミス]]が映画のリメイクを検討し、アニー役をウィル・スミスの娘[[ウィロー・スミス]]が務めると報じられた<ref>[http://www.variety.com/article/VR1118030526 Will Smith, Sony exploring 'Annie' redux Thesp's daughter Willow would star in pic] Variety Film News.</ref>。しかしながらウィローは成長してしまったために降板し{{要出典|date=2014年12月}}、代わって[[クヮヴェンジャネ・ウォレス]]が抜擢された。『[[ANNIE/アニー]]』の監督は[[ウィル・グラック]]が務め、アメリカ合衆国では2014年12月19日公開。日本では2015年1月24日より全国公開されるほか、109シネマズMM横浜クロージング作品としても上映される<ref>[http://www.cinematoday.jp/page/N0064907 名作ミュージカルを完全映画化!『アニー』来年1月公開](シネマトゥデイ、2014年7月27日)</ref><ref name="movie2015">[http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2014/10/03.php クワベンジャネ・ウォレス、ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアスらの出演で名作ミュージカルを映画化 映画「アニー」が15年1月に公開](シアターガイド、2014年10月3日)</ref>。時代設定は世界大恐慌直後の1933年のニューヨークが舞台から現代に変更され、人物設定も異なっている<ref name="movie2015"/>。 |
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2006年、オリジナル・ブロードウェイおよび全米ツアーの孤児役の1人であったジュリー・スティーヴンスおよびパートナーのギル・ケイツ・ジュニアの監督およびプロデュースにより[[ドキュメンタリー映画]]『''[[::en:Life After Tomorrow|Life After Tomorrow]]'' 』が製作された。孤児役を演じた女性40名以上が集結し、文化的現象ともなった『アニー』に子役として出演した経験を語った。[[ショウタイム (テレビ局)|ショウタイム]]で公開され、2008年にDVDでリリースされた。 |
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2011年1月、『[[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|バラエティ]]』誌により、[[ウィル・スミス]]が映画の現代版リメイクを検討し、妻[[ジェイダ・ピンケット=スミス]]とラッパーの[[ジェイ・Z]]がプロデュースし、コロンビア映画で公開されると報じられた<ref>Stewart, Andrew. [http://www.variety.com/article/VR1118030526 Will Smith, Sony exploring 'Annie' Redux.] ''[[Variety (magazine)|Variety]]'' (January 19, 2011). Retrieved on January 20, 2011.</ref>。アニー役をウィル・スミスの娘[[ウィロー・スミス]]が務めると報じられたが<ref>[http://www.variety.com/article/VR1118030526 Will Smith, Sony exploring 'Annie' redux Thesp's daughter Willow would star in pic] Variety Film News.</ref>、製作が開始される前にウィローは成長してしまったため、『[[ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜]]』でアカデミー賞にノミネートされた[[クヮヴェンジャネ・ウォレス]]に交代した<ref>{{cite web|url=http://insidemovies.ew.com/2013/02/24/quvenzhane-wallis-to-star-in-annie-musical/|title='Beasts of the Southern Wild' breakout Quvenzhané Wallis to star in new big-screen 'Annie'|accessdate=2013-02-24}}</ref>。『[[ANNIE/アニー]]』の監督は[[ウィル・グラック]]が務め、アメリカ合衆国では2014年12月19日に公開された<ref>{{cite web|url=http://insidemovies.ew.com/2013/02/27/quvenzhane-wallis-annie-christmas-2014-release-date/|title=Quvenzhane Wallis' 'Annie' to be released Christmas 2014|accessdate=2013-02-27}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.nme.com/filmandtv/news/jay-zs-annie-remake-gets-christmas-day-2014-release/297187|title=Jay-Z's 'Annie' remake gets Christmas Day 2014 release date|accessdate=2013-02-27}}</ref>。日本では2015年1月24日より全国公開されたほか、109シネマズMM横浜クロージング作品としても上映された<ref>[http://www.cinematoday.jp/page/N0064907 名作ミュージカルを完全映画化!『アニー』来年1月公開](シネマトゥデイ、2014年7月27日)</ref><ref name="movie2015">[http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2014/10/03.php クワベンジャネ・ウォレス、ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアスらの出演で名作ミュージカルを映画化 映画「アニー」が15年1月に公開](シアターガイド、2014年10月3日)</ref>。ウォーバックスから変更されたウィル・スタックス役は[[ジェイミー・フォックス]]<ref>[http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/jamie-foxx-talks-star-sonys-445835 Jamie Foxx in Talks to Star in Sony's 'Annie'] Retrieved April 29, 2013</ref>、グレース・ファレル役は[[ローズ・バーン]]、ミス・ハニガン役は[[キャメロン・ディアス]]が演じている<ref>[http://www.deadline.com/2013/06/cameron-diaz-signed-and-sealed-for-annie-to-play-miss-hannigan-after-sandra-bullock-passes/ Cameron Diaz Signed For ‘Annie’ To Play Miss Hannigan After Sandra Bullock Passes] Deadline, Retrieved June 27, 2013</ref>。音楽はオリジナル版の曲の多くを使用し、グレッグ・カースティンと[[シーア]]のプロデュースによる新曲も追加された<ref>{{cite web|url=http://www.billboard.com/articles/news/6312220/annie-director-will-gluck-talks-about-sia-scoring-film|title='Annie' Director Will Gluck on How Sia Helped Bring the Movie Remake to Life|accessdate=2014-12-24}}</ref>。時代設定は世界大恐慌直後の1933年のニューヨークが舞台から現代に変更され、人物設定も異なっている<ref name="movie2015"/>。 |
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== 日本版 == |
== 日本版 == |
2017年4月11日 (火) 19:53時点における版
Annie | |
---|---|
作曲 | チャールズ・ストラウス |
作詞 | マーティン・チャーニン |
脚本 | トーマス・ミーハン |
原作 |
ハロルド・グレイ 『Little Orphan Annie』 |
上演 |
1977 ブロードウェイ (ニューヨーク) 1978 ウエスト・エンド (ロンドン) 1978 北米ツアー 1978 全米ツアー 1978 日本 1979 全米ツアー 1979 オーストラリア 1979 メキシコ 1981 全米ツアー 1982 アニー (1982年の映画) 1983 ウエスト・エンド (ロンドン) 1997 ブロードウェイ (ニューヨーク)20周年公演 1998 ウエスト・エンド (ロンドン) 1999 アニーテレビ映画版 2000 全英公演 2005 全米公演US Tour 2006 全英公演 2012 ニューヨーク再演 |
受賞 |
トニー賞 ミュージカル作品賞 トニー賞 オリジナル楽曲賞 トニー賞 ミュージカル脚本賞 |
『アニー』(Annie)は、ハロルド・グレイの新聞連載漫画『小さな孤児アニー(Little Orphan Annie)』を原作として製作されたブロードウェイ・ミュージカルである。1982年、1999年、2014年の計3回映画化されている。
ストーリー
舞台は1933年、世界大恐慌直後の真冬のニューヨーク。街は仕事も住む場所もない人で溢れ、誰もが希望を失っていた。そんな中、どんな時も夢と希望を忘れないひとりの少女がいた。ニューヨーク市立孤児院に住む11歳の赤毛の女の子、アニーだ。10年前に孤児院の前に捨てられていたアニーは、いつか本当の両親が迎えに来ると信じて暮らしていた。ある日、なかなか迎えに来ない両親を自分から探しに行こうと、院長のミス・ハニガンに見つからないよう、こっそり孤児院を脱け出す。野犬と出会いサンディーと名づけ、サンディーを連れながらニューヨーク中を探し回る。家をなくした人達が集まるフーバービルと呼ばれていた貧民街に逃げこんだが、警官に捕まって孤児院に連れ戻される。
クリスマス休暇を一緒に過ごす孤児を探していた大富豪オリバー・ウォーバックスの秘書グレースと孤児院で出会ったアニーは、ウォーバックスの自宅で休暇を過ごすことになる。前向きなアニーに魅かれたウォーバックスは、アニーを気に入り、養女にしたいと考える。しかしアニーは、自分の両親がまだ生きていると信じていて、本当の両親と暮らしたいという夢を持っていた。彼女が親を探すのに持っていた手がかりは半分に割れたロケットのみだった。
けなげなアニーの気持ちに心打たれたウォーバックスは、彼女の本当の両親を見つけたものに5万ドルの報奨金を与えると公表する。お金を目当てに大勢の人々が自分こそアニーの親だと名乗りをあげ、これに目を付けた孤児院の院長のハニガンとその弟のルースターらも、この金をだまし取ろうと画策する。
ホワイトハウスをウォーバックスと訪れていたアニーは閣僚たちを目の前にして希望を失わないことを説きフランクリン・ルーズベルトはニューディール政策を発案する。
ルースターがウォーバックス宅に変装してアニーの親であると告白したが、FBIの捜査によってアニーの両親は既に火事により数年前に死亡していたことが分かり(近々の日本版では病死)、ハニガンらの企みは失敗。アニーはウォーバックスの養女となる。
主な楽曲
各楽曲の番号およびタイトルはヴォーカルスコアに基づく。なお、CDなどでの標記は()内に記した。1982年の映画では、“Hooverville”を始め“N.Y.C.”など、いくつかの楽曲がカット。1999年のテレビ映画も同様に“Hooverville”などがカットされている。
- 第1幕
- 1. Overture
- 2. Maybe
- 3. It's the Hard-Knock Life
- 4. Tomorrow
- 5. Hooverville(We'd Like to Thank You, Herbert Hoover)
- 6. Little Girls
- 7. I Think I'm Gonna Like It Here
- 8. N.Y.C.
- 10. Easy Street
- 11. You Won't Be an Orphan for Long
- 第2幕
- 13. Fully Dressed (You're Never Fully Dressed Without a Smile)
- 20. Something Was Missing
- 21. I Don't Need Anything But You
- Servants’ Annie(Annie)
- 22. A New Deal for Christmas
ブロードウェイでの上演史
1977年4月21日にブロードウェイのアルビン劇場で初演、同年のトニー賞に於いて作品賞を始め7部門を受賞した。アニー役の初演はアンドレア・マッカドール、1978年〜80年は少女時代のサラ・ジェシカ・パーカーが演じている。1983年1月2日まで、2377回を数えるロングラン公演となった。
ブロードウェイでヒットするや、ツアーカンパニーが編成され、北米各地で行なわれた。また、世界各地で現地キャストによる公演も行なわれている。
1990年には『ハニガンの復讐』(通称:Annie2)、1993年には『アニー・ウォーバックス』という続編が製作されたが、ともにブロードウェイで上演されるには至らなかった。
1997年にはオリジナル製作20周年の記念公演でブロードウェイで復活した。ハニガン役をネル・カーターが担当したが、他のキャラクターの選考には疑惑が伴っており、アニー役に抜擢されたジョアナ・パシティが公演前に突如解雇されるなど、悪い意味で注目を集めることとなった。レビューも振るわず、結果的に短期間で公演は終了した。
2008年には子役たちのその後の人生を描いた『Life After Tomorrow』という映像作品が公開されている。
2012年からリバイバル公演が開幕している。
映画およびテレビ
1982年にはコロンビア映画によりミュージカル映画『アニー』が製作された。ウォーバックス役はアルバート・フィニー、ミス・ハンニガン役はキャロル・バーネット、グレース・ファレル役はアン・ラインキング、ルースター役はティム・カリー、リリー役はバーナデット・ピーターズ、アニー役はアイリーン・クインが演じている。1995年には続編となるテレビ映画『アニー2』も製作され、アシュレー・ジョンソン、ジョーン・コリンズ、ジョージ・ハーン、イアン・マクダーミドが出演した。『Tomorrow 』のリプライズ以外の曲は使用されていない。
1999年にはディズニーによってテレビ映画としてリメイクされた。ロブ・マーシャルが監督し、ウォーバックス役はヴィクター・ガーバー、ミス・ハニガン役はキャシー・ベイツ、グレース・ファレル役はオードラ・マクドナルド、ルースター役はアラン・カミング、リリー役はクリスティン・チェノウェス、アニー役は新人のアリシア・モートンが演じている。
2006年、オリジナル・ブロードウェイおよび全米ツアーの孤児役の1人であったジュリー・スティーヴンスおよびパートナーのギル・ケイツ・ジュニアの監督およびプロデュースによりドキュメンタリー映画『[[::en:Life After Tomorrow|Life After Tomorrow]] 』が製作された。孤児役を演じた女性40名以上が集結し、文化的現象ともなった『アニー』に子役として出演した経験を語った。ショウタイムで公開され、2008年にDVDでリリースされた。
2011年1月、『バラエティ』誌により、ウィル・スミスが映画の現代版リメイクを検討し、妻ジェイダ・ピンケット=スミスとラッパーのジェイ・Zがプロデュースし、コロンビア映画で公開されると報じられた[1]。アニー役をウィル・スミスの娘ウィロー・スミスが務めると報じられたが[2]、製作が開始される前にウィローは成長してしまったため、『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』でアカデミー賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスに交代した[3]。『ANNIE/アニー』の監督はウィル・グラックが務め、アメリカ合衆国では2014年12月19日に公開された[4][5]。日本では2015年1月24日より全国公開されたほか、109シネマズMM横浜クロージング作品としても上映された[6][7]。ウォーバックスから変更されたウィル・スタックス役はジェイミー・フォックス[8]、グレース・ファレル役はローズ・バーン、ミス・ハニガン役はキャメロン・ディアスが演じている[9]。音楽はオリジナル版の曲の多くを使用し、グレッグ・カースティンとシーアのプロデュースによる新曲も追加された[10]。時代設定は世界大恐慌直後の1933年のニューヨークが舞台から現代に変更され、人物設定も異なっている[7]。
日本版
日本では1978年に東宝により日生劇場においてミュージカルが初演された。宝塚歌劇団の娘役の中でも特に身長が低かった愛田まちが主役のアニーを演じた。2014年公演でグレース役に起用された生田智子は、この東宝版に子役キャストとして出演していた。
1986年には、日本テレビの主催・製作で、「日本信販ミュージカル」として上演された。アニー役はアントニオ猪木と倍賞美津子夫妻の娘である猪木寛子と、後に検察官を経て衆議院議員(民進党)の菅野(現:山尾)志桜里がダブルキャストで演じた。2015年公演を「30年記念公演」としており、1986年公演を「初演」とカウントしている。
スポンサーや名称を変えながらも、毎年公演を実施している。一時期、冠スポンサーであった明治生命が撤退したため存続が危ぶまれたが、その後は丸美屋食品が冠スポンサーとなり、「丸美屋食品ファミリーミュージカル」、2015年現在は「丸美屋食品ミュージカル」として開催されている。
出演者は、毎年オーディションを実施するため、一部の役を除いて毎年顔触れが異なる。大人のキャストには、佐藤仁美(2013年)や浅香唯(2014年、いずれもハニガン役)など、ミュージカル未経験の俳優・女優・タレントを起用することもある。子役のキャストは、毎年9000名を超える応募者から、書類選考・オーディションを経て28名(アニー役は2名)を選出。選出後には、劇中でタップダンスを披露する「タップキッズ」以外の子役を、ダブルキャスト方式で「スマイル組」と「トゥモロー組」に振り分けている。
以前は、全国各地で公演を実施していた。現在は、ゴールデンウィーク中に東京公演(新国立劇場、2014年まで29年間は青山劇場)、夏休みの期間に東京以外の都市で地方公演、クリスマスの直前に東京で「クリスマスコンサート」を開催するスケジュールが定着している。地方公演では、毎年開催される大阪・名古屋に加えて、その他の地方都市1〜2ヶ所を年替わりで開催地に指定している(2015年は福岡・新潟で開催)。ダブルキャスト方式のアニー役以外の子役は、開催地に応じて「スマイル組」か「トゥモロー組」のいずれかが出演。「クリスマスコンサート」への出演を最後に、当該年の子役が全員「卒業」することになっている。
演出は、1978年の東宝版は尾崎洋一、日本テレビ版は1986年から2000年まで篠崎光正、2001年から2016年はジョエル・ビショッフ[11]が担当している。2017年からは山田和也が演出を担当する予定[12]。
日本テレビでは毎年、情報番組や特別番組で子役オーディション・レッスンの模様を紹介している。
出演者
ポピュラー・カルチャー
『アニー』はその人気によりポピュラー・メディアで多く取り上げられている。2002年の映画『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』においてDr.イーブル(マイク・マイヤーズ)とミニー・ミー(ヴァーン・トロイヤー)が『Hard Knock Life 』のジェイ・Z版を歌う。1994年のジョン・ウォーターズ監督および脚本のダーク・コメディ映画『シリアル・ママ』においてミセス・ジェンセンが1982年の映画『アニー』を観ながら『[[::en:Tomorrow (song from Annie)|Tomorrow]] 』を歌っているとシリアルキラーとされるベヴァリー(キャスリーン・ターナー)に羊の足で撲殺される。2005年の映画『[[::en:Reefer Madness (2005 film)|Reefer Madness]] 』において風刺的ミュージカルの最後にフランクリン・ルーズベルト大統領(アラン・カミング)がデウス・エクス・マキナとして登場し、群衆に向かい「かつてある少女が私に明日はまた日が昇ると語った。彼女の養父は権力のある億万長者だったため、彼女に面と向かって笑い飛ばすのをやめたが、しかし彼女は本当にいいことに気が付いたと思う」と語る。
テレビでの言及を以下に示す:
- 1995年1月27日、『X-ファイル』第2シーズン14話のエピソード『呪文』において、高校演劇には『ジーザス・クライスト・スーパースター』より『アニー』の方がふさわしいと提案される。
- 2008年12月17日、『プッシング・デイジー 恋するパイメーカー』第2シーズン10話のエピソード『ライバルはノルウェー人』において、エマーソン(シャイ・マクブライド)はチャック(アンナ・フリエル)の父を「Daddy Dead-bucks」と例える。
- 『[[::en:Second City Television|SCTV]] 』のエピソードにおいて、歳を重ねたオリジナル・キャストが子供の役を演じる『アニー』8,000回公演のパロディ・コマーシャルが流れる。
- 『[[::en:Zoey 101|Zoey 101]] 』において、マークは学校演劇の作品を『アニー』に変更してほしいと願う。
- 『フルハウス』の複数のエピソードにおいて、ステフ(ジョディ・スウィーティン)が『アニー』の曲を歌う。
- 1999年9月23日、『ファミリー・ガイ』のエピソード『[[::en:Peter, Peter, Caviar Eater|Peter, Peter, Caviar Eater]] 』において、グリフィン家が大豪邸を相続し、使用人たちと共に『I Think I'm Gonna Like It Here 』のパロディを行なう。2009年11月8日のエピソード『[[::en:Brian's Got a Brand New Bag|Brian's Got a Brand New Bag]] 』において、『第5惑星』、『奇蹟の輝き』など誰も買いたがらない多くの映画DVDが店に置いてあるのを見て『Maybe 』の冒頭部分を歌う。
- 2006年3月8日、『[[::en:Drawn Together|Drawn Together]] 』第2シーズン14話のエピソード『Alzheimer's That Ends Well 』において、『I Think I'm Gonna Like It Here 』のパロディが行われる。
- 2004年10月3日、『ボストン・リーガル』第1シーズン1話のエピソード『Head Cases 』において、アラン(ジェームズ・スペイダー)は『アニー』全米ツアー公演に出演できなかった黒人少女の代理人となり、アル・シャープトンの援護により勝訴する。
- 2005年11月9日、『サウスパーク』第9シーズン11話のエピソード『ジンジャーキッズは仲良し?』において、エリック・カートマンを含む赤毛至上主義者のグループは、そばかすもなく赤毛でもない少女がアニー役を演じることに抗議する。
- 『[[::en:Yes, Dear|Yes, Dear]] 』において、ドミニクと新しい友人のロニーは親たちのために『Hard Knock Life 』などを上演する。
- 『30 ROCK/サーティー・ロック』において、リズ・レモン(ティナ・フェイ)はヘッドフォンで『Maybe 』を聴きながら歌った後に職場を見つける。また2012年2月16日、第6シーズン8話『[[::en:The Tuxedo Begins|The Tuxedo Begins]] 』において、すぐに売春婦と判明する女優を目指す女性(サラ・シェンカン)が『N.Y.C. 』の一部を歌う。この曲のメロディおよびハーモニーは劇中のサウンドトラックとして使用され、最後のクレジットではマリアッチ版が流れた。
- ストップモーション・コメディ『[[::en:Robot Chicken|Robot Chicken]] 』において、『Maurice Was Caught 』などのエピソードでパロディ化している[13]。
- 2011年11月16日、『[[::en:Potter Puppet Pals|The Potter Puppet Pals]] 』19話『Neville's Birthday 』において、ロンが『アニー』の主役のオーディションを受けると語る。
- 『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』において、イスラエル出身のジヴァ・ダヴィード(コート・デ・パブロ)は同僚に「アメリカン・ドリーム」について説明される。法化学者のアビゲイル・シュート(ポーリー・ペレット)は自分が養子であることに気付き、自分のことを「Little Orphan Abby 」と呼ぶ。
- 『フレンズ』において、チャンドラー(マシュー・ペリー)はモニカ(コートニー・コックス)に「『アニー』愛」を語り、モニカもサウンドトラックCDを持っているというがそれはチャンドラーのものであった。
- 2013年4月25日、『Glee/グリー』第4シーズン20話『大停電』において、チアリーディングのコーチであるスー・シルベスター(ジェーン・リンチ)は『Little Girls 』を歌う。リンチは2013年『アニー』再演でミス・ハニガン役を演じることとなった。
- 2016年10月14日、ネットフリックスの『[[::en:Haters Back Off|Haters Back Off]] 』第1シーズン5話『Staring in a Musicall 』において、ミランダ・シングス(コリーン・バリンジャー)とその家族は裏庭で『アニー』を上演しようとする。
『Tomorrow 』は、映画『ユー・ガット・メール』(1998年)のジョー(トム・ハンクス)の叔母、映画『デーヴ』(1993年)のデーヴ(ケヴィン・クライン)とエレン(シガニー・ウィーバー)、『[[::en:The Drew Carey Show|The Drew Carey Show]] 』のルイス(ライアン・スタイルズ)、『アリー my Love』第4シーズンのエレイン(ジェーン・クラコウスキー)、『[[::en:Roseanne (TV series)|Roseanne]] 』のダーリーン(サラ・ギルバート)とベッキー、映画『恋人はゴースト』(2005年)のエリザベス(リース・ウィザースプーン)、映画『シュレック2』(2004年)および『シュレック フォーエバー』のドンキー(エディ・マーフィー)、ロウズの翌日配達のコマーシャル、『[[::en:The Royle Family|The Royle Family]] 』のエピソード『The Queen of Sheba 』、リアリティ番組『[[::en:Survivor: Africa|Survivor: Africa]] 』の出場者テレサ・クーパー、『デュエル・マスターズ』の勝舞、映画『スクール・オブ・ロック』(2003年)のマータ(ケイトリン・ヘイル)、映画『ロスト・キッズ』(2002年)のカルビン(バウ・ワウ)の養親を希望する夫婦、映画『アダムス・ファミリー2』(1993年)など多くのメディアで歌われている。『アグリー・ベティ』のエピソード『思わぬチャンス』において、ジャスティン(マーク・インデリカート)が学校で喧嘩して帰らされた寝室で『Tomorrow 』が流れる。ディズニー・アニマル・キングダムとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのアトラクションである「[[::en:It's Tough to be a Bug!|It's Tough to be a Bug!]] 」、ルームズ・ツー・ゴーの翌日配達のコマーシャルでパスティーシュ版が歌われる。ブロードウェイ・ミュージカルなどをパロディ化したオフ・ブロードウェイ・レヴュー『フォービドゥン・ブロードウェイ』において、大人となったアニーが続編を切望して『Tomorrow 』にのせて「私は30歳…トゥモロー」などと歌う。
アニメ映画『[[::en:Igor (film)|Igor]] 』のクライマックスにアニーを模した巨大ロボットが登場する。
その他の著名なメディアにおける言及を以下に示す:
- 1998年、プロデューサーの[[::en:The 45 King|The 45 King]] は、オリジナル・キャスト・レコーディングの『It's the Hard Knock Life 』をサンプリングとしたジェイ・Zのシングル『[[::en:Hard Knock Life (Ghetto Anthem)|Hard Knock Life (Ghetto Anthem)]] 』をプロデュースした[14]
- 2004年および2005年、NFLネットワークは『Tomorrow 』を使用したスーパーボウルのコマーシャルを製作した。引退またはその年のスーパーボウルに出場できなかった選手がこの曲を歌い、最後に「明日は負けない」と字幕が出る[15][16]。
- 2011年3月12日、『サタデー・ナイト・ライブ』の中でコメディアンのザック・ガリフィアナキスがアニーの衣裳で『Tomorrow 』を口パクした。
受賞歴
オリジナル・ブロードウェイ・プロダクション
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1977 | トニー賞 | ミュージカル作品賞 | 受賞 | |
ミュージカル脚本賞 | トーマス・ミーハン | 受賞 | ||
作曲賞 | チャールズ・ストラウス マーティン・チャーニン |
受賞 | ||
ミュージカル主演男優賞 | レイド・シェルトン | ノミネート | ||
ミュージカル主演女優賞 | アンドレア・マカードル | ノミネート | ||
ドロシー・ラウドン | 受賞 | |||
ミュージカル演出賞 | マーティン・チャーニン | ノミネート | ||
振付賞 | ピーター・ジェナロ | 受賞 | ||
装置デザイン賞 | デイヴィッド・ミッチェル | 受賞 | ||
衣裳デザイン賞 | セオニ・V・アルドリッジ | 受賞 | ||
ドラマ・デスク・アワード | ミュージカル作品賞 | 受賞 | ||
ミュージカル脚本賞 | トーマス・ミーハン | 受賞 | ||
ミュージカル主演男優賞 | レイド・シェルトン | ノミネート | ||
ミュージカル助演女優賞 | ドロシー・ラウドン | 受賞 | ||
ミュージカル演出賞 | マーティン・チャーニン | 受賞 | ||
振付賞 | ピーター・ジェナロ | 受賞 | ||
作曲賞 | チャールズ・ストラウス | ノミネート | ||
作詞賞 | マーティン・チャーニン | 受賞 | ||
衣裳デザイン賞 | セオニ・V・アルドリッジ | 受賞 |
1997年、ブロードウェイ再演
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1997 | トニー賞 | 再演ミュージカル作品賞 | ノミネート |
1998年、ロンドン再演
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1999 | ローレンス・オリヴィエ賞 | ミュージカル助演賞 | アンドリュー・ケネディ | ノミネート |
振付賞 | ピーター・ジェナロ | ノミネート |
2013年、ブロードウェイ再演
年 | 賞 | 部門 | ノミネート者 | 結果 |
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2013 | トニー賞 | 再演ミュージカル作品賞 | ノミネート | |
ドラマ・デスク・アワード | ミュージカル男優賞 | アンソニー・ウォーロウ | ノミネート |
脚注
- ^ Stewart, Andrew. Will Smith, Sony exploring 'Annie' Redux. Variety (January 19, 2011). Retrieved on January 20, 2011.
- ^ Will Smith, Sony exploring 'Annie' redux Thesp's daughter Willow would star in pic Variety Film News.
- ^ “'Beasts of the Southern Wild' breakout Quvenzhané Wallis to star in new big-screen 'Annie'”. 2013年2月24日閲覧。
- ^ “Quvenzhane Wallis' 'Annie' to be released Christmas 2014”. 2013年2月27日閲覧。
- ^ “Jay-Z's 'Annie' remake gets Christmas Day 2014 release date”. 2013年2月27日閲覧。
- ^ 名作ミュージカルを完全映画化!『アニー』来年1月公開(シネマトゥデイ、2014年7月27日)
- ^ a b クワベンジャネ・ウォレス、ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアスらの出演で名作ミュージカルを映画化 映画「アニー」が15年1月に公開(シアターガイド、2014年10月3日)
- ^ Jamie Foxx in Talks to Star in Sony's 'Annie' Retrieved April 29, 2013
- ^ Cameron Diaz Signed For ‘Annie’ To Play Miss Hannigan After Sandra Bullock Passes Deadline, Retrieved June 27, 2013
- ^ “'Annie' Director Will Gluck on How Sia Helped Bring the Movie Remake to Life”. 2014年12月24日閲覧。
- ^ “アニー演出家 親子観劇は「初めて」の要素がある劇へ”. 日経DUAL. 2016年3月4日閲覧。
- ^ “山田和也の演出で刷新!2017年の新「アニー」は野村里桜&会百花に決定”. ステージナタリー. (2016年10月3日) 2016年10月3日閲覧。
- ^ "Robot Chicken: Episode Guide". TV.MSN.com, accessed December 23, 2010
- ^ http://www.songfacts.com/detail.php?id=7099
- ^ [1] nfl.comand "2004 Super Bowl ad nflnetwork Archived February 7, 2006, at the Wayback Machine.
- ^ "2005 Super Bowl ad" ifilm.com
関連項目
外部リンク