宮古駅
宮古駅 | |
---|---|
JR駅舎 | |
みやこ Miyako | |
所在地 | 岩手県宮古市 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 三陸鉄道(駅詳細) |
宮古駅(みやこえき)は、岩手県宮古市宮町一丁目および栄町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・三陸鉄道の駅である。
乗り入れ路線
JR東日本の山田線と、三陸鉄道の北リアス線が乗り入れている。北リアス線は当駅が起点である。
北リアス線の当駅 - 田老駅間は、元々は宮古線と名乗り、山田線とともに日本国有鉄道(国鉄)の路線であった。そのため、当駅は国鉄単独駅であったが、宮古線は1981年に第1次特定地方交通線に指定されたため、1984年に三陸鉄道に転換され、北リアス線の一部となった。これにより国鉄(→JR)と三陸鉄道の接続駅となった。
駅構造
JR東日本
JR 宮古駅 | |
---|---|
みやこ Miyako | |
◄千徳 (3.3 km) (2.0 km) 磯鶏► | |
所在地 | 岩手県宮古市宮町一丁目1-80 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■山田線 |
キロ程 | 102.1 km(盛岡起点) |
電報略号 | ミヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
511人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)11月6日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅になっている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
直営駅(駅長・営業助役配置)である。管理駅として花原市駅 - 津軽石駅の各駅を管理している。
駅舎にはみどりの窓口(営業時間:4時45分 - 19時30分)・POS端末窓口(乗車券・定期券窓口)・旅行センター(9時30分-17時00分、日祝休業)・インフォメーションセンター(列車案内・遺失物問い合せ)・キオスク・立ち食いそば(営業時間:6時20分-18時20分、キオスク営業)・自動券売機・JCコンビニ宮古店(土産店、ジャスター営業)・はつかり亭(おやき屋、ジャスター営業)がある。
盛岡方面へは列車の本数が少なく、岩手県北バスの「106急行バス」を利用する乗客が多い。
のりば
1 | ■山田線 | (下り) | 陸中山田・釜石・盛方面 |
(上り) | 茂市・盛岡方面 | ||
■三陸鉄道北リアス線 | 田老・久慈方面 | ||
2 | ■山田線 | (上り) | 茂市・盛岡方面 |
■岩泉線 | 岩手和井内・岩泉方面 | ||
■三陸鉄道北リアス線 | 田老・久慈方面 | ||
3 | ■山田線 | (下り) | 陸中山田・釜石方面 |
三陸鉄道
三陸鉄道 宮古駅 | |
---|---|
みやこ MIYAKO | |
(1.6km) 山口団地► | |
所在地 | 岩手県宮古市栄町4-4 |
所属事業者 | 三陸鉄道 |
所属路線 | ■北リアス線 |
キロ程 | 0.0 km(宮古起点) |
電報略号 | ミヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1984年(昭和59年)4月1日 |
JRホームの西側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅。山田線直通列車はJRのホームから発車する。
駅舎には売店・出札窓口、自動券売機、三鉄ツーリスト本社営業所(営業時間:9時30分 - 17時45分、日祝休業)がある。2階は三陸鉄道宮古鉄道事務所(実質的には本社)がある。定期券・回数券発売業務は直営売店「リアスボックス」が兼務している(日中のみ)。乗車券は自動券売機で発売。改札業務はせず、運賃は下車時に精算となる。ただしJR線直通列車に限り宮古鉄道事務所の社員が改札業務を行う。
駅売店「リアスボックス」で久慈駅のうに弁当を販売していることがある。
JRの駅レンタカー業務は当駅の三鉄ツーリストで行っている。
駅弁
国鉄時代は鉄道弘済会が駅弁を製造していたが、撤退した。その後、1989年に地元の郷土料理店「魚元」が駅弁販売する。[1] 盛岡駅の売店でも販売されている。
- 海女弁当
- いちご弁当
- 北の祭弁当
利用状況
- JR東日本:2010年度の乗車人員は511人である。
- 三陸鉄道:2009年度の乗車人員は406人である。
年度 | 乗車人員の推移 (一日平均) | |
---|---|---|
JR | 三鉄 | |
2000 | 713 | |
2001 | 656 | |
2002 | 566 | |
2003 | 570 | |
2004 | 586 | 415 |
2005 | 564 | 425 |
2006 | 540 | 429 |
2007 | 525 | 443 |
2008 | 522 | 417 |
2009 | 526 | 406 |
2010 | 511 |
駅周辺
- 宮古郵便局(日本郵便宮古支店併設)
- 岩手銀行宮古中央支店
- 宮古信用金庫駅前支店
- 岩手県立宮古高等学校
- キャトル宮古
- シートピアなあど
- JR東日本盛岡運輸区宮古派出所
- 浄土ヶ浜(観光遊覧船は県北バス浄土ヶ浜ターミナル前下車)
- 宮古港
- 宮古市役所
- NHK盛岡放送局宮古報道室
バス路線
岩手県北バス(宮古駅前案内所)
- 1番のりば
- 宮古病院・崎山・国民休暇村宮古・田老・小本・岩泉方面
- 2番のりば
- 磯鶏・八木沢・荷竹・山田・田の浜・重茂方面
- 急行バス 道の駅やまだ・大槌バイパス・釜石駅 ※2012年4月1日~6月30日運行
- 3番のりば
- 鍬ヶ崎・前須賀・浄土ヶ浜方面
- 4番のりば
- 山口・宮園・田代方面
- 5番のりば
- 松山方面
- 6番のりば
- 7番のりば
- 西ヶ丘・根市・花輪・和井内・岩船方面
歴史
- 1934年(昭和9年)11月6日 - 開業。
- 1972年(昭和47年)2月27日 - 宮古線が開業。
- 1973年(昭和48年)8月4日 - 「みどりの窓口」設置。
- 1984年(昭和59年)4月1日 - 国鉄宮古線が第三セクター転換、三陸鉄道北リアス線として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道と三陸鉄道の駅になる。
- 2002年(平成14年) - 「潮風を感じる賑わう港町の駅」として、東北の駅百選に選定。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 三陸鉄道宮古駅長が廃止、終日社員配置駅から駅売店「リアスボックス」兼務。
- 2009年(平成21年)4月27日 - 三陸鉄道宮古駅において、住宅建築会社のシリウスがネーミングライツ(命名権)を取得し、『アイフルホーム宮古駅』の愛称が付く(契約期間1年)。
隣の駅
- 三陸鉄道
- ■北リアス線
- 宮古駅 - 山口団地駅
脚注
- ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)670ページ
関連項目
外部リンク
このテンプレートはウィキプロジェクト 鉄道、Template‐ノート:廃止された鉄道関連のテンプレートや関連するノートでの議論を受けて廃止されました。 代わりに{{三陸鉄道リアス線}}を使用してください。 |