俺たちの旅
ドラマ |
『俺たちの旅』(おれたちのたび)とは、ユニオン映画製作・日本テレビ系放送の青春群像ドラマ。
ここでは、記事の関係上、平成になって、同局の土曜ドラマ枠で1999年に放映した『新・俺たちの旅 Ver.1999』についても記す。
俺たちの旅
俺たちの旅 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
脚本 |
鎌田敏夫 畑嶺明 桃井章 水木凡 剣持亘 野瀬洲 大原豊 |
監督 |
斎藤光正 出目昌伸 土屋統吾郎 恩地日出夫 大森健次郎 小山幹夫 木下亮 |
出演者 |
中村雅俊 田中健 津坂まさあき(秋野太作) 森川正太 |
製作 | |
制作 |
日本テレビ ユニオン映画 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
連続ドラマ | |
プロデューサー | 中村良男 奈良邦彦 山本剛正 |
オープニング | 中村雅俊「俺たちの旅」 |
エンディング | 中村雅俊「ただお前がいい」 |
放送期間 | 1975年10月5日 - 1976年10月10日 |
放送時間 | 日曜日20:00 - 20:54 |
放送枠 | 日本テレビ日曜8時連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 46 |
BSジャパン | |
俺たちの旅 十年目の再会 | |
放送期間 | 1985年9月4日 |
放送時間 | 水曜日21:02 - 22:54 |
放送枠 | 水曜ロードショー (日本テレビ) |
放送分 | 112分 |
回数 | 1 |
俺たちの旅 二十年目の選択 | |
放送期間 | 1995年9月1日 |
回数 | 1 |
俺たちの旅 30年SP 三十年目の運命 | |
放送期間 | 2003年12月16日 |
放送時間 | 火曜日21:00 - 23:24 |
放送分 | 144分 |
回数 | 1 |
特記事項: 企画:岡田晋吉 予告ナレーター:中江真司 |
1975年10月5日から1976年10月10日まで毎週日曜日20:00 - 20:54に放送された。当初予定されていた放映期間は2クール(半年)だったが、高視聴率を獲得し続けたことから結果的に4クール(1年)に放映期間が延長された。カラー(フィルム)作品。
物語は三流私学・修学院大学の学生カースケ、その同級生オメダと、同郷の先輩で早大OB・グズ六が中心に織りなす友情と青春群像を活写し、生きることの意味、悩み、喜びなどについて問いかける。
放映後、単発のスペシャル特番が3作放映された。
あらすじ
カースケはバスケットボール部のキャプテンでエースであったが、就職活動はほとんどせず、アルバイト中心でその日が楽しければよいというタイプであり、彼に好意を抱く部のマネージャー洋子の心配をよそに気楽な毎日を過ごしていた。
一方、親友のオメダは父親不在の生い立ちと彼自身の生真面目な性格からか、堅実なサラリーマンに対して執着を見せるなど、カースケと対照的な存在だった。また、同郷の先輩グズ六は勤めが長続きせず、恋人の紀子や母親の気をもませていた。
一旦は3人とも勤め人になるも、結局、正直すぎた彼らは不条理な社会の慣習や人間関係に縛られることを嫌い、同じ下宿の東大浪人生ワカメと4人で「なんとかする会社」を立ち上げ、自由奔放、独立独歩の生活をする決心をしたのであった。
キャスト
- 津村浩介(カースケ)
- 演 - 中村雅俊
- バスケットボール部キャプテン。あだ名の由来は、短気で瞬間湯沸器並みにすぐカッとなるため。
- 中谷隆夫(オメダ)
- 演 - 田中健
- あだ名の由来は、何かというと「俺は駄目な男だ」と落ち込むところから。“ダメオ”の逆読み。
- 熊沢伸六(グズ六)
- 演 - 津坂まさあき(秋野太作)
- 浜田大造(ワカメ)
- 演 - 森川正太(森川章玄)
- 山下洋子
- 演 - 金沢碧
- 山下茂夫
- 演 - 瑳川哲朗
- 洋子の父。結婚前に交際していた女性との間に娘がいる。
- 山下幸子
- 演 - 小林千登勢
- 洋子の母。
- 稲葉みゆき
- 演 - 秋本圭子
- カースケの妹。高校生。茨城のおばの家に引き取られたため、稲葉姓を名乗っている。
- 中谷真弓
- 演 - 岡田奈々
- オメダの妹。高校生。カースケに片想いをしている。
- 中谷美保
- 演 - 八千草薫
- オメダの母で元長谷の妾。
- 長谷義隆
- 演 - 岡田英次
- 関東精工社長で、オメダの父。
- 熊沢しの
- 演 - 南美江
- グズ六の母。第2、18話に登場。定年以前は小学校の教員で、カースケの恩師でもある。昌也、グズ六の下にもう1人息子がいるが、登場せず。
- 熊沢真一郎
- 演 - 中村伸郎
- グズ六の父。第18、34話に登場。
- 熊沢昌也
- 演 - 中尾彬
- グズ六の兄。第39話に登場。
- 熊沢貴子
- 演 - 岩本多代
- グズ六の義姉。第39話に登場。
- 竹内(熊沢)紀子
- 演 - 上村香子
- グズ六の恋人。ピアノ教師をしている。
- 竹内健太郎
- 演 - 北村和夫
- 紀子の父。
- 竹内綾子
- 演 - 津島恵子
- 紀子の母。
- 坂田大五郎
- 演 - 名古屋章
- たちばな荘の大家・食堂いろはの主人。妻を亡くしており、娘の奈美に尻に敷かれている。
- 坂田奈美
- 演 - 水沢有美
- 大五郎の一人娘。グズ六に片想いをしている。
- 谷昌彦
- 演 - 穂積隆信
- グズ六の会社・“世界教育販売”の営業部長。学生時代のあだ名は「ドジ」。
- 森田和子
- 演 - 関谷ますみ
- グズ六の同僚。グズ六に片想いをしている。
- 野中順子
- 演 - 丘淑美
- グズ六の同僚。和子と同様にグズ六に片想いをしている。
- 矢沢隆行
- 演 - 松川勉
- 洋子のアルバイト先「NBSラジオ」の先輩局員。
- 桜井時江
- 演 - 結城美栄子
- たちばな荘の住人。第16、23、36話に登場。個人で金貸しをしている。
- 浜田庄三
- 演 - 谷村昌彦
- ワカメの父親。
- 浜田房江
- 演 - 風見章子
- ワカメの母親。
- 浜田玲子(大嫌い)
- 演 - 檀ふみ
- ワカメの従姉妹。第30~32話に登場。夫に嫌気が差し、新婚旅行から1人で帰ってきた。
- 滝田
- 演 - 武岡淳一
- ワカメの予備校の友人。
- 金井玉三郎(金蹴りの玉)
- 演 - 石橋正次
- カースケの悪友。第14話で死亡。
- 井口義和
- 演 - 片岡五郎
- オメダの(元)上司、東名不動産係長→松下解体工場課長。
- 神崎小枝子
- 演 - 左時枝
- 松井昭
- 演 - 山西道宏(山西道広)
- 現/元バスケ部員。
- 現バスケ部員
- 演 - 保積ぺぺ、清水昭博、福田信昭、岡田直樹、佐久間宏則、三景啓司
ゲスト
- 第1話
- 第2話
- 第3話
-
- 東西製鉄社員
- 演 - 松崎真
- 窓清掃そっちのけでしゃべっているカースケとオメダを室内から怒鳴りつける。
- 第4話
- 第5話
-
- 山下史郎
- 演 - 高橋淳一
- 洋子の弟。
- 第7話
- 第8話
-
- テツオ(カースケのバイト仲間)の母親
- 演 - 野村昭子
- 食堂を経営しているが、詐欺に遭った影響から資金繰りに困っている。
- 第9話
- 第10話
- 第11話
-
- 栗山秋子
- 演 - 浜美枝
- 河川敷で絵を描いているところをカースケに見初められ、デートを重ねる。
- 第12話
-
- カースケのおば
- 演 - 町田博子
- 那珂湊で雑貨商店「稲葉屋」を夫婦で営んでおり、みゆきの母親代わりとなっている。20話にも登場する。
- 第13話
-
- かおり
- 演 - 桃井かおり
- 芸術家を目指す美大生。カースケはボインちゃんと呼ぶ。アパートから家出したオメダをルームメイトに招いた。のちにアトリエを追い出され、第38話にも登場。
- 第14話
- 第15話
- 第16話
-
- 佐山吉男
- 演 - 住吉正博
- グズ六の大学時代の同級生。
- 第17話
- 第18話
-
- 牧師
- 演 - 梅津栄
- グズ六・紀子の挙式を担当した牧師。19話の冒頭にも登場。
- 第19話
- 第20話
- 第24話
- 第25話
-
- 芸者
- 演 - 十勝花子
- オメダの家に出入りしている芸者。
- 第26話
- 第27話
- 第28話
-
- 平野ゆきよ
- 演 - 浅野真弓
- オメダが高校時代に恋した女性。看護婦として勤務する病院でオメダと4年ぶりの再会を果たす。しかし、夜はホステスとしての違う顔も持っていた。
- 第29話
- 第30話
- 第31話
-
- ローラ
- 演 - スーザン
- 玲子がアメリカでの事業で起用予定の女板前。カースケと波長が合いデートする。
- 第32話
-
- かずみ
- 演 - 沙川露里
- コンクリート工場でのカースケの同僚。カースケがちょっかいを出す。
- 第33話
- 第34話
- 第35話
- 第36話
- 第37話
-
- 助教授
- 演 - 遠藤征慈
- オメダに引越しの手伝いを依頼する。
- 第39話
- 第40話
- 第41話
- 第42話
- 第43話
- 第44話
- 第45話
-
- 警備員 - 山谷初男
- 第46話
-
- モノレールに乗っていた女性の彼氏 - ジャンボ鶴田
スタッフ
- 企画 - 岡田晋吉
- 脚本 - 鎌田敏夫、畑嶺明、桃井章、水木凡、剣持亘、野瀬洲、大原豊
- 音楽 - トランザム(選曲:鈴木清司)
- 監督 - 斎藤光正、出目昌伸、土屋統吾郎、恩地日出夫、大森健次郎、小山幹夫、木下亮
- オープニングテーマ - 中村雅俊「俺たちの旅」(作詞・作曲:小椋佳 編曲:チト河内 日本コロムビア)
- オープニング内でのテロップでは主題歌と表記。
- エンディングテーマ - 中村雅俊「ただお前がいい」(作詞・作曲:小椋佳 編曲:チト河内)
- 挿入歌
- 中村雅俊『猫背のあいつ』(作詞:喜多條忠 作曲:平戸勉 編曲:篠原信彦)- 第4話で使用
- 石橋正次『千住大橋』(作詞:喜多條忠 作曲:叶弦大 編曲:萩田光雄 日本クラウン)- 第11話で使用
- 中村雅俊『想い出のかたすみに』(作詞:みなみらんぼう、作曲:ブルース・バウアー、編曲:西村誠)- 第12話で使用
- 中村雅俊『私の町 MY HOME TOWN』(作詞・作曲:中村雅俊 編曲:ラストショウ)- 第20話で使用
- 田中健『生きる』(作詞:山川啓介 作曲:いずみたく 編曲:大柿隆 日本コロムビア)- 第21話、第29話で使用
- 岡田奈々『青春の坂道』(原案:中司愛子 作詞:松本隆 作曲:森田公一 編曲:瀬尾一三 NAVレコード)- 第22話で使用
- 田中健『木もれ陽』(作詞:山川啓介 作曲:いずみたく 編曲:大柿隆 日本コロムビア)- 第28話で使用
- 中村雅俊『街の灯 CITY LIGHT』(作詞:山川啓介 作曲:中村雅俊 編曲:ラストショウ)- 第33話で使用
- 中村雅俊『盆帰り』(作詞・作曲:小椋佳 編曲:安田裕美)- 第33話で使用
- 予告ナレーター - 中江真司
- プロデューサー - 中村良男、奈良邦彦、山本剛正
- 製作 - ユニオン映画
放送日程
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|
1 | 1975年10月 | 5日男はみんな淋しいのです | 鎌田敏夫 | 斎藤光正 |
2 | 10月12日 | 男はどこか馬鹿なのです | ||
3 | 10月19日 | 男はいつか歩き出すのです | 桃井章 | 出目昌伸 |
4 | 10月26日 | 男の友情は哀しいのです | 鎌田敏夫 | |
5 | 11月 | 2日女もなぜか淋しいのです | 鎌田敏夫 桃井章 |
斎藤光正 |
6 | 11月 | 9日男の人生には色んな事があるのです | 鎌田敏夫 | |
7 | 11月16日 | 人はみなひとりでは生きてゆけないのです | 土屋統吾郎 | |
8 | 11月23日 | 男の胸には哀しさがあるのです | 畑嶺明 | |
9 | 11月30日 | 男はいつか愛を知るのです | 恩地日出夫 | |
10 | 12月 | 7日おふくろさんも女なのです | 鎌田敏夫 | 大森健次郎 |
11 | 12月14日 | 男はみんなロマンチストなのです | 畑嶺明 | 斎藤光正 |
12 | 12月21日 | 妹はちょっと甘えてみたいのです | 桃井章 | |
13 | 12月28日 | 男は自立したがるものなのです | 水木凡 | 小山幹夫 |
14 | 1976年 | 1月11日馬鹿がひとりで死んだのです | 鎌田敏夫 | |
15 | 1月18日 | 男の心はかよいあうのです | 畑嶺明 | 斎藤光正 |
16 | 1月25日 | 男には女の淋しさが胸にしみるのです | 剣持亘 | |
17 | 2月 | 1日父親は淋しい生き物なのです | 桃井章 | 恩地日出夫 |
18 | 2月 | 8日結婚するのも大変なのです | 鎌田敏夫 | 斎藤光正 |
19 | 2月15日 | 新婚旅行がまた大変です | ||
20 | 2月22日 | 本気になって生きていますか? | 土屋統吾郎 | |
21 | 2月29日 | 親父さんも男なのです | 畑嶺明 | |
22 | 3月 | 7日少女はせつなく恋を知るのです | 桃井章 | 小山幹夫 |
23 | 3月14日 | ついに東大に入りました!? | 鎌田敏夫 | |
24 | 3月21日 | 男の道はきびしいのです | 畑嶺明 | 斎藤光正 |
25 | 3月28日 | やっと卒業いたしました | 鎌田敏夫 | |
26 | 4月 | 4日男は力一杯生きるのです | 畑嶺明 野瀬洲 |
土屋統吾郎 |
27 | 4月11日 | うちの嫁さんチョコちゃんなのです | 鎌田敏夫 | |
28 | 4月18日 | 木もれ陽の中に想い出が消えたのです | 桃井章 | 斎藤光正 |
29 | 4月25日 | 生きるのがへたな男もいるのです | 畑嶺明 | |
30 | 5月 | 2日ふられ男が旅に出ました | 鎌田敏夫 | 小山幹夫 |
31 | 5月 | 9日大嫌いがやってきました | 畑嶺明 | |
32 | 5月16日 | 愛するってどういうことですか? | 鎌田敏夫 | 斎藤光正 |
33 | 5月23日 | 妹の涙をある日見たのです | 桃井章 | |
34 | 5月30日 | 気楽に生きればなんとかなります | 鎌田敏夫 | 土屋統吾郎 |
35 | 6月 | 6日一緒に仕事をはじめました | 畑嶺明 | |
36 | 6月13日 | 男には美しさがあるのです | 小山幹夫 | |
37 | 6月20日 | お兄ちゃんはお母さんの恋人です | 鎌田敏夫 | 斎藤光正 |
38 | 7月 | 4日哀しい愛もあるのです | 野瀬洲 畑嶺明 | |
39 | 7月11日 | ニッポンの将来はどうなりますか? | 鎌田敏夫 | 木下亮 |
40 | 7月25日 | やさしさだってあるのです | 畑嶺明 | |
41 | 8月 | 1日生きている限りせつないのです | 鎌田敏夫 | 斎藤光正 |
42 | 8月29日 | 男は生きがいをもとめるものです | 畑嶺明 | |
43 | 9月12日 | 愛しているから別れるのです | 鎌田敏夫 | 土屋統吾郎 |
44 | 9月26日 | 友情ってなんでしょう? | 畑嶺明 | |
45 | 10月 | 3日愛しているから哀しいのです | 鎌田敏夫 大原豊 |
斎藤光正 |
46 | 10月10日 | 男の旅はいつまでも続きます | 鎌田敏夫 畑嶺明 |
ネットしていた局
スペシャル版
本放送終了後の10年後・20年後・約30年後(2003年)[1]の節目に、主人公3人や周囲の人々のその後を描いた続編が単発スペシャル特番で放映された。第2作まではフィルム撮影だったが、第3作はビデオ撮影となった(回想シーンは過去のフィルム映像を使用)。
キャスト(スペシャル版)
- 『俺たちの旅 十年目の再会』(1985年9月4日)
- 『俺たちの旅 二十年目の選択』(1995年9月1日)
- 『俺たちの旅 30年SP 三十年目の運命』(2003年12月16日)
-
- 津村浩介(カースケ) - 中村雅俊
- 中谷隆夫(オメダ) - 田中健
- 熊沢伸六(グズ六) - 秋野太作
- 浜田大造(ワカメ) - 森川正太
- 熊沢紀子(グズ六の妻) - 上村香子
- 真弓(オメダの妹) - 岡田奈々
- 津村直也(カースケの息子) - 東新良和
- 節子(ベニスから帰国途中にカースケと出会う) - 十朱幸代
- 津村聡子(カースケの妻) - 石井苗子
- 神崎小枝子(オメダの妻) - 左時枝
- 田中千晴(ワカメの妻) - 神田うの
- やっさん(漁師) - 上田耕一
- 佐伯(オメダの元彼女) - 永島暎子
- 保田(洋子の夫・大東大の教授) - 森本レオ
- 清七(漁師) - 布施博(友情出演)
- 延子(フリースクール教師) - 床嶋佳子
- 睦美(島の住民) - 根本はるみ
エピソードリスト
話数 | エピソードタイトル | 初回放送日 | 脚本 | 演出 |
---|---|---|---|---|
1 | 俺たちの旅 十年目の再会 | 1985年9月4日 | 鎌田敏夫 | 斎藤光正 |
「オメダが消息を絶った」との一報を受けたグズ六はカースケに連絡を取り、オメダの住む鳥取に向かう。そこでカースケはヨーコと再会する。 | ||||
2 | 俺たちの旅 二十年目の選択 | 1995年9月1日 | 鎌田敏夫 | 斎藤光正 |
カースケは妻の実家の会社の社長、グズ六は小さな人材派遣会社を経営、オメダは鳥取に根を下ろして市長選への出馬準備中。それぞれの人生を歩んでいたカースケらに、身延町で旅館を始めたワカメから招待状が届いた。彼らは久々に再会することとなったが… | ||||
3 | 俺たちの旅 30年SP 三十年目の運命 | 2003年12月16日 | 鎌田敏夫 | 斎藤光正 |
オメダは鳥取県米子市の市長になっていた。密かに帰国していたカースケは、ヨーコがすでに亡くなっていたことをオメダから聞かされ、ヨーコの夫を訪ねた。 |
備考
- 全作品がバップよりDVD発売。2010年1月には、ブルーレイディスクが全6巻で(全46話およびスペシャル版3作を収録)バップより発売された。ただしHDマスターではなく、SD素材のアップコンバート収録である。
- 撮影に使われた『たちばな荘』は実在していたアパート(名前もそのまま。ただし、場所は杉並区方南)。老朽化のため、2014年夏に取り壊されて、現在、跡地はコインパーキングとなっている。
- 脚本を務めた鎌田敏夫の話によると、主演の3人は最初、中村雅俊と村野武範、水谷豊を想定して企画を進め、村野、水谷にも出演を打診していたが、中村が主題歌を歌うと知ると、2人とも降りたという[2]。
日本テレビ系 日曜20時連続ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
おふくろさん
(1975.4.6 - 1975.9.28) |
俺たちの旅
(1975.10.5 - 1976.10.10) |
俺たちの朝
(1976.10.17 - 1977.11.13) |
新・俺たちの旅 Ver.1999
新・俺たちの旅 Ver.1999 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 「俺たちの旅」 |
脚本 |
小原信治 田子明弘 坂東賢二 |
演出 |
堤幸彦 猪股隆一 麻生学 |
出演者 |
森田剛 三宅健 岡田准一 |
エンディング | V6「太陽のあたる場所」 |
製作 | |
プロデューサー |
佐藤敦 櫨山裕子 |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1999年7月3日 - 9月11日 |
放送時間 | 土曜日21:00 - 21:54 |
放送枠 | 土曜ドラマ (日本テレビ) |
放送分 | 54分 |
回数 | 10 |
1999年7月3日から9月11日まで毎週土曜日21:00 - 21:54に、「土曜ドラマ」枠で放送された。
キャスト(新・俺たちの旅 Ver.1999)
- 津村浩介(カースケ) - 森田剛
- 中谷隆夫(オメダ) - 三宅健
- 熊沢伸六(グズ六) - 岡田准一
- 竹内紀子 - 宝生舞
- 山下洋子 - 上原さくら
- 陳子好(ワカメ) - チューヤン
- 中谷真弓 - 愛里
- 坂田大吾郎 - 永澤俊矢
- 坂田奈美 - 国分佐智子
- 谷部長 - 佐藤B作
- 竹内健太郎 - ベンガル
- 竹内綾子 - 冨士眞奈美
- 熊沢しの - 左幸子
- 中谷美保 - 風吹ジュン
スタッフ(新・俺たちの旅 Ver.1999)
- 原作 - 鎌田敏夫
- 脚本 - 小原信治、田子明弘、坂東賢二
- 音楽 - 増本直樹
- 演出 - 堤幸彦、猪股隆一、麻生学
- 主題歌 - V6「太陽のあたる場所」(avex trax)
- 第1話のオープニングのみ「俺たちの旅」を使用。オリジナル版のオープニング映像を新キャストで再現した。なお、第2話以降はオープニング自体が存在しない。
- 広報 - 片岡英彦
- プロデューサー - 櫨山裕子
- 製作プロダクション - オフィスクレッシェンド
放送日程(新・俺たちの旅 Ver.1999)
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1999年7月 | 3日男は無駄に命をかけるものなのです | 小原信治 | 堤幸彦 | 16.1% |
第2話 | 1999年7月10日 | イッショウケンメイがいいのです | 田子明弘 | 11.1% | |
第3話 | 1999年7月17日 | 夜バイ大失敗!宿なし3人VS謎の中国人 | 小原信治 | 8.8% | |
第4話 | 1999年7月24日 | バイト作戦大失敗・キビしい現実にプー断念!? | 田子明弘 | 猪股隆一 | 6.8% |
第5話 | 1999年7月31日 | 愛のビンボウ脱出作戦の罠母が泣いた大金 | 坂東賢二 | 9.6% | |
第6話 | 1999年8月 | 7日この愛は真実!?決死の逆ギレ男女交際宣言 | 小原信治 | 堤幸彦 | 7.6% |
第7話 | 1999年8月14日 | 魔術師デビッドC登場で部屋奪還作戦大ピンチ | 坂東賢二 | 麻生学 | 8.0% |
第8話 | 1999年8月28日 | 兄はエリート僕倒産でプー人生まっ暗でもファイト | 田子明弘 | 猪股隆一 | 7.5% |
第9話 | 1999年9月 | 4日令嬢ゲットで就職OK!社長仰天…マブタの父で涙涙 | 坂東賢二 | 堤幸彦 | 9.3% |
最終話 | 1999年9月11日 | 結婚式で仰天発言!そして3人は… | 田子明弘 | 11.8% | |
平均視聴率 9.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
ネットしていた局(新・俺たちの旅 Ver.1999)
備考(新・俺たちの旅 Ver.1999)
- 2010年現在、ソフト化されていない。
日本テレビ系 土曜ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
蘇える金狼
(1999.4.17 - 1999.6.26) |
新・俺たちの旅 Ver.1999
(1999.7.3 - 1999.9.11) |
サイコメトラーEIJI2
(1999.10.16 - 1999.12.18) |