ザ・シェフ

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ザ・シェフ
ジャンル 料理ヒューマンドラマ
漫画
原作・原案など 剣名舞
作画 加藤唯史
出版社 日本文芸社
掲載誌 週刊漫画ゴラク(ザ・シェフ)
別冊漫画ゴラク(新章)
レーベル ニチブンコミックス
発表期間 1985年 -
巻数 全41巻(ザ・シェフ)
新章は17巻まで発売中。
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ザ・シェフ』は、剣名舞原作・加藤唯史作画による日本漫画作品、およびそれを原作としたテレビドラマ作品である。

本項では続編の『ザ・シェフ-新章』についても解説する。

目次

[編集] 概要

本作は、1985年から『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)で連載された。単行本は全41巻が刊行されている。ニヒルな天才シェフ・味沢 匠(あじさわ たくみ)を主人公とする料理漫画であるが、本質はヒューマンドラマであり料理を通した人間模様を追求した内容となっている。

2004年からは『別冊漫画ゴラク』にて続編の『ザ・シェフ-新章』が連載されており、単行本は2011年6月現在17巻まで発刊されている。なお、新章では原作者の剣名は原案のみの担当に留まり、作画担当の加藤が原作も含めて制作している。

[編集] 内容

主人公の味沢 匠は、画家の父とピアニストの母の間に生まれたが、父母は海難事故で死亡したため、孤児として養護施設で育つ。長じてフランス料理の道に進み、パリのリッツホテルで史上最年少のシェフを務めたこともあるが、事情により流しの料理人となっている。天才的な料理の腕前を持つが、毎日のトレーニングは決して欠かさない。また、左腕に大ヤケドのハンディキャップを背負っており、時にフライパンが握れなくなる事もある。長い間この点について明確な説明が無かったが、新章16巻「パリの炎」でようやく真相が明かされる。依頼人の求めに応じて料理を作り、法外な報酬を受け取る凄腕の料理人で、ニヒルではあるが真に人間を愛する人物として描かれている。依頼人の身の上相談をされることも多く、そのたびに木枯し紋次郎ばりの「私には関係のないことだ」という台詞を吐くが、その実、作る料理はしっかりと依頼人の悩みを解消させるヒントとなっている。人に自分を試される事と、商品等の宣伝に利用されること、仕事に関係ない身の上話を聞かされるのを何よりも嫌う。また、大のマスメディア嫌いであり、雑誌記事の原稿を200万で買い取ったこともある。

また相手の表情を一瞥するだけで人物像や環境を見抜く能力も高く、どちらも繊細な神経と回転の早い頭脳、そして何よりも人情深さが鉄面皮のような表情の下に隠れていることを伺わせる。各国料理に対する造詣は深く、メインのフランス料理の他、和食や中華をはじめとした各国各民族料理にも精通するほか、それらにまつわる専門知識や雑学にも広い知識を有する。

また登場人物によって繰り広げられる数多くのトラブルに巻き込まれたり、時には人生相談を受け解決に当たることもある。

  • 極道とのトラブルを丼料理(深川丼)で解決(愛着)
  • 重度の認知症にある老人(風間竹山師匠)の記憶をオムレツによって呼び覚ます(味返し)
  • 肉の燻製で一家心中を救う(生きる)
  • 少女の味覚障害を治す(失われた味覚)
  • 少女の過食症を治す(過食症候群)

以上はその実績の一部であり、こうしたことから単なる料理人ではなくカウンセラーとしての側面も持つ。

幼少時の海難事故の経験からか、生半可な冒険家の知識を凌駕する程のサバイバルのスキルも有しており、そのスキルで危機を乗り切ったこともある(愛のサバイバル)。

地名、建物名、社長名、会社名等で「久輪遠」がよく用いられる。但し、新章では用いられていない。

  • ありがちな料理コミックと違い、それほど料理それ自体のレシピを専門的に紹介することはなく、(料理自体は単に食べた人間が「うまい」と喜ぶ程度でまとめている)むしろその料理を作る土地やそこにいる人間にストーリー性を持たせている。
  • 法律知識の不備が目立つ話が散見される。4巻の「つぐない」では過失責任すらない人間が刑務所に何年も収監されたり、14巻の「遺言状」では相続権が全く無い親類を法定相続人と呼んだりしている。29巻「蘭の花」でも仮釈放と書くべき所を減刑と書いている。新章14巻の「予定調和」でも民事裁判の判決で判事が”有罪”と刑事裁判で用いられる用語を使用している。新章16巻の「恩と礼」では日本の弁護士が米国で国際弁護士を自称するシーンがあるが、そのような資格制度は存在しない。日本国内の弁護士資格では米国での弁護活動は行えず、また米国で弁護活動を行うには州ごとに異なる弁護士資格が必要になる。国際弁護士とは俗称であり、それのみを自称すると国内では外弁法44条違反となる。

[編集] その他の主な登場人物

鯨岡 平八郎(くじらおか へいはちろう)
料理研究家。味沢の腕前に心酔しており、度々味沢に個人的に料理を依頼出来るほどの資産を有する。金払いは良いが、時に迷惑な依頼を持ち込む事もあり、味沢も対応に苦慮する事がある。温厚そうな外見だが料理に関しては時に辛辣な言葉を口にする事もある。
香月 汀(かつき なぎさ)
味沢の親類にあたる女性ピアニスト。11巻「前奏曲」の登場時には味沢の母親の妹の娘であり、味沢のいとこと発言していたが、12巻「思い出の香り」では味沢を祖母・静にとって唯一人の孫と発言している。14巻「遺言状」では静の姪の長女とされており、38巻「遺産相続」では再び味沢の事を「従兄」と呼んでいる。
下村 信介(しもむら しんすけ)
帝都ホテル総料理長。当初は味沢の料理を邪道扱いして毛嫌いしていたが、その腕前と料理に対する真摯な姿勢を目の当たりにしてからは彼の理解者の一人となる。作品を通して何度も味沢と仕事で一緒になるが、常に味沢に先を越される役回りとなる。料理人としてのプライドから心の底では味沢に対する複雑な思いがあり、新章1巻「認め合う者」では味沢と最後の別れをした直後に孤独な最期を迎える。
田部 太一(たべ たいち)
味沢と同じく養護施設「希望の里」出身のコック。料理人としての腕も無いのに喧嘩っ早くて方々の料理店を転々としていた所、味沢と知り合い半ば強引に弟子入りする。おっちょこちょいで短慮な所もあるが、どこか憎めない所があり、味沢も迷惑そうにしながらも何かと面倒をみていた。努力して味沢に認められる程の腕前に成長し、37巻で味沢の元を離れて独立、38巻で幼馴染の弥生と結婚して家庭を設けている。更に新章では自分の店を持ち、5児の父になっている。
重美(しげみ)
新章で登場する味沢の弟子。太一同様、強引に味沢に弟子入りするちんちくりんの女子。元は芸能マネージャーだったが、マネージャー業に見切りをつけて料理の世界に飛び込む。結婚を憧れて料理に打ち込んでいた事もある為、腕前は内弟子時代の太一より上。

[編集] 単行本未収録作品

14巻「インパクト」で西会長という人物のモノローグに以前、味沢の料理に衝撃と受けたと思われるコピー&ペーストの描写があるが、その話数は単行本には収録されておらず欠番扱いになっている。

[編集] テレビドラマ

1995年10月21日から12月16日まで、日本テレビ系でテレビドラマ化された。東山紀之主演、全9話。

原作の登場人物を使っているが、設定、ストーリーはオリジナル。「料理界のSFドラマ」と名乗り、破天荒な展開となっていた。なお、原作者の剣名はあまりのひどさに週刊誌のコラムで批判する有様であった。

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌・挿入歌

[編集] サブタイトル

  1. 謎の天才料理人!超神ワザ世紀の対決 ゲスト:蛭子能収藤井恒久高知東急
  2. 奇跡!!時速160キロの料理人 ゲスト:モト冬樹伊藤俊人田島穂奈美小野了加門良高知東急
  3. 見えない恐怖!危機からの脱出 ゲスト:河西健司森廉山下真広
  4. 暴かれる過去!恐怖の亡霊が…運命の呪い ゲスト:山崎一西川浩幸
  5. 悪徳ニセ者との対決!死の淵からの挑戦!! ゲスト:渡辺いっけい高橋かおり石田太郎田口主将小林隆森川数間
  6. 究極の中華対決!命賭けた超豪華宴席料理 ゲスト:長門裕之篠井英介東根作寿英高橋玲奈  
  7. 復讐鬼の女料理人・魔のデザート菓子対決!! ゲスト:夏木マリ団時朗阿南健治服部幸應三觜要介
  8. 愛と死の残酷!!病める少女を救え神秘料理 ゲスト:長谷川真弓阿藤海河野由佳相島一之宮地雅子山西惇上杉二美 
  9. 史上最高Xマスディナー対決…味沢死す ゲスト:草薙良一滝沢秀明
日本テレビ 土曜グランド劇場
前番組 番組名 次番組
金田一少年の事件簿
第1シーズン
(1995年7月~9月)
ザ・シェフ
(1995年10月~12月)
銀狼怪奇ファイル
(1996年1月~3月)
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