2013年のNFL

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2013年のNFL
レギュラーシーズン
日程 2013年9月5日 - 2013年12月29日
プレイオフ
開幕日 2014年1月4日
AFC優勝 デンバー・ブロンコス
NFC優勝 シアトル・シーホークス
第48回スーパーボウル
開催日 2014年2月2日
開催都市 ニュージャージー州
イーストラザフォード
スタジアム メットライフ・スタジアム
チャンピオン シアトル・シーホークス
プロボウル
開催日 2014年1月26日
開催都市 ハワイ州ホノルル
スタジアム アロハ・スタジアム
サラリーキャップ
1億2,300万ドル(約113億9,500万円)[1]
NFLシーズン
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2014 »

2013年のNFLは、2013年9月5日NFL94回目のレギュラーシーズンとして開幕。例年、開幕ゲームは前年スーパーボウル優勝チームの主催ゲームであるが、前年優勝チームのボルチモア・レイブンズの本拠地(M&Tバンク・スタジアム)とボルチモア・オリオールズの本拠地(オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ)は駐車場を分け合っており、両チームの試合日程が重なったため、レイブンズのロードゲーム(対デンバー・ブロンコス)で開幕した。2014年2月2日ニュージャージー州イーストラザフォードで開催された第48回スーパーボウルでシーズンが終了。

ドラフト

2013年4月25日-27日にニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールでドラフトが行われ、7巡254名が指名された。全体1位エリック・フィッシャーカンザスシティ・チーフスに指名された。

主なルール変更

日程

レギュラーシーズン

2013年のレギュラーシーズンは9月5日デンバー・ブロンコスが前年度優勝チームのボルチモア・レイブンズを本拠地に迎えて開幕した。


各チームの16試合の対戦相手はNFLの規則に基づき、前年度の成績や地区ごとのローテーションで自動的に決定される。

  • 同地区(ホーム&アウェイ、6試合)
  • カンファレンス内他の1地区総当り(4試合)
  • カンファレンス内上記除く他地区の前年同順位(2試合)
  • 他カンファレンスの1地区総当り(4試合)

2013年シーズンの地区外との対戦ルールは以下のようである。

   カンファレンス内
AFC東地区 vs. AFC北地区
AFC南地区 vs. AFC西地区
NFC東地区 vs. NFC北地区
NFC南地区 vs. NFC西地区

   カンファレンス外
AFC北地区 vs. NFC北地区
AFC南地区 vs. NFC西地区
AFC東地区 vs. NFC南地区
AFC西地区 vs. NFC東地区

(例)2013年王者シーホークスの対戦相手
AFC NFC
前年 西地区 南地区 北地区 東地区 西地区 南地区 北地区 東地区
1位 ブロンコス テキサンズ レイブンズ ペイトリオッツ 49ERS ファルコンズ パッカーズ レッドスキンズ
2位 チャージャーズ コルツ ベンガルズ ドルフィンズ シーホークス パンサーズ バイキングス ジャイアンツ
3位 レイダース タイタンズ スティーラーズ ジェッツ ラムズ セインツ ベアーズ カウボーイズ
4位 チーフス ジャガーズ ブラウンズ ビルズ カージナルス バッカニアーズ ライオンズ イーグルス

 :1度対戦  :2度対戦

レギュラーシーズン順位表

  • 背景色が緑のチームはプレイオフ進出チーム
  • 括弧内はプレイオフシード順
AFC東地区
チーム 勝率 得点 失点
(2) ニューイングランド・ペイトリオッツ 12 4 0 .750 444 338
ニューヨーク・ジェッツ 8 8 0 .500 290 387
マイアミ・ドルフィンズ 8 8 0 .500 317 335
バッファロー・ビルズ 6 10 0 .375 339 388
AFC北地区
チーム 勝率 得点 失点
(3) シンシナティ・ベンガルズ 11 5 0 .688 430 305
ピッツバーグ・スティーラーズ 8 8 0 .500 379 370
ボルチモア・レイブンズ 8 8 0 .500 320 352
クリーブランド・ブラウンズ 4 12 0 .250 308 406
AFC南地区
チーム 勝率 得点 失点
(4) インディアナポリス・コルツ 11 5 0 .688 430 305
テネシー・タイタンズ 7 9 0 .438 362 381
ジャクソンビル・ジャガーズ 4 12 0 .250 247 449
ヒューストン・テキサンズ 2 14 0 .125 276 428
AFC西地区
チーム 勝率 得点 失点
(1) デンバー・ブロンコス 13 3 0 .813 606 399
(5) カンザスシティ・チーフス 11 5 0 .688 430 305
(6) サンディエゴ・チャージャーズ 9 7 0 .563 396 348
オークランド・レイダース 4 12 0 .250 322 453
NFC東地区
チーム 勝率 得点 失点
(3) フィラデルフィア・イーグルス 10 6 0 .625 442 382
ダラス・カウボーイズ 8 8 0 .500 439 432
ニューヨーク・ジャイアンツ 7 9 0 .438 294 383
ワシントン・レッドスキンズ 3 13 0 .188 334 478
NFC北地区
チーム 勝率 得点 失点
(4) グリーンベイ・パッカーズ 8 7 1 .533 417 428
シカゴ・ベアーズ 8 8 0 .500 445 478
デトロイト・ライオンズ 7 9 0 .438 395 376
ミネソタ・バイキングス 5 10 1 .333 391 480
NFC南地区
チーム 勝率 得点 失点
(2) カロライナ・パンサーズ 12 4 0 .750 366 241
(6) ニューオーリンズ・セインツ 11 5 0 .688 414 304
アトランタ・ファルコンズ 4 12 0 .250 353 443
タンパベイ・バッカニアーズ 4 12 0 .250 288 389
NFC西地区
チーム 勝率 得点 失点
(1) シアトル・シーホークス 13 3 0 .813 417 231
(5) サンフランシスコ・49ERS 12 4 0 .750 406 272
アリゾナ・カージナルス 10 6 0 .625 379 324
セントルイス・ラムズ 7 9 0 .438 348 364
AFC
順位 チーム 地区 勝率 対地区 対AFC
地区優勝
1 ブロンコス 西 13 3 0 .813 5-1 9-3
2 ペイトリオッツ 12 4 0 .750 4-2 9-3
3[注 1] ベンガルズ 11 5 0 .688 3-3 8-4
4[注 1] コルツ 11 5 0 .688 6-0 9-3
ワイルドカード
5 チーフス 西 11 5 0 .688 2-4 7-5
6 チャージャーズ 西 9 7 0 .563 4-2 6-6
レギュラーシーズン敗退
7[注 2][注 3] スティーラーズ 8 8 0 .500 4-2 6-6
8[注 2][注 4] レイブンズ 8 8 0 .500 3-3 6-6
9[注 5][注 3][注 4] ジェッツ 8 8 0 .500 3-3 5-7
10[注 5] ドルフィンズ 8 8 0 .500 2-4 7-5
11 タイタンズ 7 9 0 .438 2-4 6-6
12 ビルズ 6 10 0 .375 3-3 5-7
13[注 6][注 7] レイダース 西 4 12 0 .250 1-5 4-8
14[注 6][注 7] ジャガーズ 4 12 0 .250 3-3 4-8
15[注 6] ブラウンズ 4 12 0 .250 2-4 3-9
16 テキサンズ 2 14 0 .125 1-5 2-10
タイブレーク
  1. ^ a b 第14週の直接対決でベンガルズが勝利
  2. ^ a b 対地区成績でスティーラーズが上回るため、東地区でドルフィンズを上回ったジェッツとスティーラーズを比較
  3. ^ a b 第6週の直接対決でタイブレーク対象のジェッツに勝利
  4. ^ a b 北地区同勝率のスティーラーズの順位が確定したため、繰り上がりでレイブンズがジェッツと比較。第12週の直接対決でレイブンズが勝利
  5. ^ a b 対地区成績でジェッツが上回る
  6. ^ a b c 対AFC成績でブラウンズが脱落
  7. ^ a b 第2週の直接対決でレイダースが勝利
NFC
順位 チーム 地区 勝率 対地区 対NFC
地区優勝
1 シーホークス 西 13 3 0 .813 4-2 10-2
2 パンサーズ 12 4 0 .750 5-1 9-3
3 イーグルス 10 6 0 .625 4-2 9-3
4 パッカーズ 8 7 1 .531 3-2-1 6-5-1
ワイルドカード
5 49ERS 西 12 4 0 .750 5-1 9-3
6 セインツ 11 5 0 .688 5-1 9-3
レギュラーシーズン敗退
7 カージナルス 西 10 6 0 .625 2-4 6-6
8[注 1] ベアーズ 8 8 0 .500 2-4 4-8
9[注 1] カウボーイズ 8 8 0 .500 5-1 7-5
10[注 2][注 3] ジャイアンツ 7 9 0 .438 3-3 6-6
11[注 2][注 3] ライオンズ 7 9 0 .438 4-2 6-6
12[注 2] ラムズ 西 7 9 0 .438 1-5 4-8
13 バイキングス 5 10 1 .344 2-3-1 4-7-1
14[注 4] ファルコンズ 4 12 0 .250 1-5 3-9
15[注 4] バッカニアーズ 4 12 0 .250 1-5 2-10
16 レッドスキンズ 3 13 0 .188 0-6 1-11
タイブレーク
  1. ^ a b 第14週の直接対決でベアーズが勝利
  2. ^ a b c 対NFC成績でラムズが脱落
  3. ^ a b 第16週の直接対決でジャイアンツが勝利
  4. ^ a b 対NFC成績でファルコンズが上回る

プレイオフ

トーナメント表

                                   
2014年1月5日
ランボー・フィールド
  1月12日
バンク・オブ・アメリカ・スタジアム
         
 5  49ers  23
 5  49ers  23
 4  パッカーズ  20     1月19日
センチュリーリンク・フィールド
 2  パンサーズ  10  
NFC
2014年1月4日
リンカーン・フィナンシャル・フィールド
 5  49ers  17
1月11日
センチュリーリンク・フィールド
   1  シーホークス  23  
 6  セインツ  26 NFC チャンピオンシップ
 6  セインツ  15
 3  イーグルス  24   2月2日
メットライフ・スタジアム
 1  シーホークス  23  
ワイルドカード・プレーオフ  
ディビジョナル・プレーオフ
2014年1月4日
ルーカス・オイル・スタジアム
 N1  シーホークス  43
1月11日
ジレット・スタジアム
   A1  ブロンコス  8
 5  チーフス  44 第48回スーパーボウル
 4  コルツ  22
 4  コルツ  45     1月19日
スポーツオーソリティ・フィールド
 2  ペイトリオッツ  43  
AFC
2014年1月5日
ペイコー・スタジアム
 2  ペイトリオッツ  16
1月12日
スポーツオーソリティ・フィールド
   1  ブロンコス  26  
 6  チャージャーズ  27 AFC チャンピオンシップ
 6  チャージャーズ  17
 3  ベンガルズ  10  
 1  ブロンコス  24  
  • 対戦カード及びスタジアムはシード順で決定され、そのラウンドに登場する最上位チームが最下位チームとホームで対戦、残った2チームが上位チームのホームで対戦する(つまり、ワイルドカードプレーオフの第3シード対第6シードの結果によって、ディヴィジョナルプレーオフの対戦カードが決まる)。
  • スーパーボウル開催地は事前にオーナー会議で決定。
  • チーム名の左の数字は、2013年レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順。
  • * 延長戦決着
  • 日付はアメリカ東部時間

受賞者

受賞者 ポジション チーム
スーパーボウルMVP マルコム・スミス LB シアトル・シーホークス
AP通信MVP ペイトン・マニング QB デンバー・ブロンコス
AP通信最優秀コーチ ロン・リベラ英語版 HC カロライナ・パンサーズ
AP通信最優秀攻撃選手 ペイトン・マニング QB デンバー・ブロンコス
AP通信最優秀守備選手 ルーク・キークリー LB カロライナ・パンサーズ
ペプシ最優秀新人選手 キーナン・アレン WR サンディエゴ・チャージャーズ
AP通信最優秀新人攻撃選手 エディー・レイシー英語版 RB グリーンベイ・パッカーズ
AP通信最優秀新人守備選手 シェルドン・リチャードソン DE ニューヨーク・ジェッツ
AP通信カムバック賞 フィリップ・リバース QB サンディエゴ・チャージャーズ

脚注

  1. ^ 日本円は当時のレートによる