ヒクイドリ
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| ?ヒクイドリ | ||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Casuarius casuarius L., 1758 |
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| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Southern Cassowary |
ヒクイドリ(学名:Casuarius casuarius)は、走鳥類の飛ばない鳥のひとつ。
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[編集] 分布
オーストラリア区の、ニューギニア島及びオーストラリア大陸北部の熱帯雨林において生息が確認されている。かつてはもっと広範囲に生息していたと推測されているが、他の走鳥類と同様、熱帯雨林の減少と移入動物の影響により個体数が減少しており、絶滅が危惧されている。オーストラリアでは現在、ヒクイドリが1,200羽しかいない。森が減ってきていることから、雛が生き残る確率は1%以下という研究結果も発表されている[1]。
[編集] 和名
和名は「火食鳥」の意味であるとされている。喉の赤い肉垂が火を食べているかのように見えたことから名づけられたとの説が有力。日本には江戸時代初期、オランダの貿易船により持ち込まれ、幕府に献上されたとの記録がある(記録には「陀鳥」とあるが、明らかにヒクイドリと見られるスケッチが残されている)。黒い羽毛、赤い肉垂、青い首に大きなとさかと、特徴的な外見を持つ。なお、一部の文献では『ヒクイドリは真っ赤になった石炭を食べるからその名が付いた」と紹介しているものもあるが、そのような習性は一切確認されていないため注意が必要である(実際にとあるオランダを舞台にしたテーマパークでは、そのような紹介が冗談めかして語られている)。
[編集] 形態
成鳥では、大きいものでは体高1.7メートル、体重80kgにも及ぶ。やや前かがみになっていることから体高はエミューに及ばないが、体重は現生鳥類の中ではダチョウに次いで重い。頭に骨質のトサカがあり、藪の中で行動する際にヘルメットの役割を果たすもの、また暑い熱帯雨林で体を冷やす役割がある[1]と推測されている。毛髪状の羽毛は黒く、翼の羽毛に至っては羽軸しか残存しない。喉に赤、青など派手な色合いの肉垂を有し、オスよりメスでより色鮮やかである。 他のダチョウ目の鳥類と同様に、大柄な体躯に比して翼は小さく飛べないが、脚力が強く時速50km/h程度で走ることが出来る。3本の指には大きく丈夫な刃物のような爪があり、鱗に覆われた頑丈な脚は、恐竜との近縁関係を感じさせて興味深いものがある。性質は用心深く臆病だが意外と気性が荒い一面がある。現地人がヒクイドリに蹴り殺される[2]事例もあり、注意が必要である。
[編集] 生態
餌は主に様々な果実で、大きな種子を持った果実でも啄ばんで丸呑みにしてしまう。1日に5kgの餌を必要とし、そのために1日に20kmも歩き回る[1]。果実として嚥下された種子は糞と共に排出される事で芽吹きが早まり、また広範囲に種子が散布されるので、ヒクイドリの果実食の習性は彼等が生きる森林を維持するのに重要な役割を担っていると言える。他に昆虫や小動物の死骸を食べることもある。メスはオスよりも大きい。メスは卵を産むのみで、産後は別のオスを探しにその場から消える。オスが抱卵・育雛を行う。卵の大きさは平均15~20cmぐらいである。卵が孵るのはおよそ2ヵ月後で、充分な餌が取れないオスはその間、体重が5kg前後減る。雛は産毛もなく、トサカは生えかかった程度である。雛にとってオオトカゲが天敵で、オスはオオトカゲを威嚇して追っ払う。成長したトサカが生えるまで3,4年かかる[1]。
[編集] Sibley分類体系上の位置
| シブリー・アールキスト鳥類分類 |
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ヒクイドリ亜目 Casuarii
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[編集] Clements鳥類分類
| Clements鳥類分類 |
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ヒクイドリ目を独立目として立てる。
[編集] Status
VULNERABLE(IUCN Red List Ver.3.1(2001))
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- 国立国会図書館-ヒクイドリ 『薩摩鳥譜図巻』 編者未詳

