「ポケットモンスターSPECIALの登場人物」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
R28Bot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる: テンプレートのメンテナンス (分割)
2行目: 2行目:
{{継続中の作品}}
{{継続中の作品}}
{{ローカルルール|ノート:ポケットモンスターSPECIAL|summary = 「'''コミックス未収録情報は記載しない'''」「'''むやみに分割提案をしない'''」}}
{{ローカルルール|ノート:ポケットモンスターSPECIAL|summary = 「'''コミックス未収録情報は記載しない'''」「'''むやみに分割提案をしない'''」}}
{{分割提案|ダイヤモンド (ポケットモンスターSPECIAL)、パール (ポケットモンスターSPECIAL)、お嬢様 (ポケットモンスターSPECIAL)、四天王 (ポケットモンスターSPECIAL)}}
{{分割提案|ダイヤモンド (ポケットモンスターSPECIAL)、パール (ポケットモンスターSPECIAL)、お嬢様 (ポケットモンスターSPECIAL)、四天王 (ポケットモンスターSPECIAL)|date=2009年12月}}
{{告知|重要な議論|ローカルルール改正案|ノート:ポケットモンスターSPECIAL}}
{{告知|重要な議論|ローカルルール改正案|ノート:ポケットモンスターSPECIAL}}
'''ポケットモンスターSPECIALの登場人物'''では、漫画『[[ポケットモンスターSPECIAL]]』に登場するキャラクターを紹介する。
'''ポケットモンスターSPECIALの登場人物'''では、漫画『[[ポケットモンスターSPECIAL]]』に登場するキャラクターを紹介する。

2009年12月28日 (月) 13:50時点における版

ポケットモンスターSPECIAL > ポケットモンスターSPECIALの登場人物

Template:継続中の作品

ポケットモンスターSPECIALの登場人物では、漫画『ポケットモンスターSPECIAL』に登場するキャラクターを紹介する。


ゲーム版に登場する人物についてはポケットモンスターの登場人物を、アニメ版に登場する人物についてはアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


各章の主人公

各主人公はGB・GBA・DSのゲームシリーズ本編のバージョン名がそのまま名前となっている(ただし、イエローは「ピカチュウバージョン」のため、例外)。全員が「ポケモン図鑑」を持っており、作中では「図鑑所有者」と呼ばれている。現在はカントー地方に4人、ジョウト地方に3人、ホウエン地方に3人、シンオウ地方に3人、計13人存在する。また、それぞれの地方の所有者の1人はポケモンにニックネームをつけていない。

カントー地方

図鑑所有者4人のうちマサラの初代図鑑所有者レッド・グリーン・ブルーが第1章に登場し、イエローが第2章、シルバーが第3章(但し舞台はジョウト地方)の主人公を務める。再びカントー(ナナシマ)が舞台となった第5章ではレッド・グリーン・ブルーが序盤から、イエロー・シルバーが中盤から登場する。

レッド
第1章、第5章のメイン主人公で、第2章の主人公の1人。第3章にも登場。ゲーム版『赤・緑・青・ピカチュウ』の主人公と『ファイアレッド・リーフグリーン』の男主人公がモデル。誠実な熱血漢。当初は少々熱くなりやすく、傲慢なところもある少年であった。しかし、グリーンと出会い、旅を進めるうちに成長し、一人前のポケモントレーナーとなってゆく。オーキド博士からの評価は「戦う者」。その評価に違わず、ポケモンバトルの腕前は超一流。
グリーン
第1章、第2章、第5章の主人公の1人。第3章にも登場。ゲーム版『赤・緑・青・ピカチュウ』『ファイアレッド・リーフグリーン』のライバルがモデル。冷静な性格で何事も動じない。レッドとは良きライバル同士で、互いに親友でもある。彼との出会いを通してグリーンもまた成長し、自分に欠けていた「ポケモンへの愛情」を身につける。また、ポケモンの育成に長けており、祖父であるオーキド博士から「育てる者」と評されている。
ブルー
第1章、第2章、第5章の主人公の1人。第3章にも登場。ゲーム版『赤・緑・青・ピカチュウ』の公式ガイドブック表紙に描かれていた没キャラの少女、および『ファイアレッド・リーフグリーン』の女主人公がモデル。進化に造詣が深く、オーキド博士に「化える者」と評価される。後にそのタイミングまで読み取れるようになる。要領がよく、ずる賢い所もあるが、根は素直な女の子。
イエロー
第2章のメイン主人公で、第3章と第5章、第1章の終盤にも少し登場。モデルのないオリジナルキャラクター。本名は「イエロー・デ・トキワグローブ(トキワの森のイエロー)」。ポケモンの傷を癒し、思考を読み取る特殊な能力を持つ。その不思議な力から、オーキド博士に「癒す者」と評される。温厚で少々天然ボケな性格。レッドに憧れを抱いている。

ジョウト地方

第3章に登場する旧図鑑所有者で、ゴールドが序盤、クリスタルが中盤の主人公を務める(終盤はカントーの図鑑所有者も含めた総動員となる)。ジョウト地方が舞台となった章は第3章のみであるが、代わりにホウエンが舞台の第6章で再登場する(クリスタルは序盤から脇役として、ゴールドは終盤に登場)。

ゴールド
第3章のメイン主人公。第6章にも登場。ゲーム版『金・銀・クリスタル』の男主人公がモデル。お調子者だが、どこか憎めない雰囲気を持っている。間の抜けた行動や、自信過剰な言動も多いものの、ここぞという場面では頭の回転が速く、気転の利く性格。オーキド博士からの評価は「孵す者」。ゴールドが孵化させたタマゴから生まれたポケモンは、特殊な能力をもつ。
シルバー
第3章の主人公の1人。第5章などにも登場。ゲーム版『金・銀・クリスタル』のライバルがモデル。ポケモンの通信交換に特別な才能を持つ。オーキド博士からの評価は「換える者」。普段はあまり感情を表に見せないが、ブルーのことを実の姉のように慕っており、彼女のことについてはしばしば直情的になる場面もある。
クリスタル
第3章の主人公の1人。第6章にも登場。ゲーム版『クリスタル』の女主人公がモデル。愛称は“クリス”。自他共に認める「捕獲の専門家(ゲットのスペシャリスト)」であり、オーキド博士からの評価は「捕える者」。捕獲を得意とするだけあって、ポケモンバトルの力量もかなり高い。ポケモンとの信頼関係を大切にしており、付き合いの長い手持ちメンバーを入れ替えたがらないのは、ポケモンに対する愛情の表れである。

ホウエン地方

3人とも同じ種類の図鑑所有者であるが、ルビーとサファイアが第4章の主人公となり、エメラルドは第4章では登場せず、後の第6章の主人公を務める。ルビーとサファイアは第6章では中盤から登場する。

ルビー
第4章のメイン主人公で、第6章の主人公の1人。ゲーム版『ルビー・サファイア・エメラルド』の男主人公がモデル。好きな言葉は“Beautiful!(美しい!)”で、コンテストに出場するのが趣味。また、「ポケモンバトル」を野蛮なものだと考え、嫌悪を感じている。そのため、父親譲りの類まれなるバトルセンスを持っているものの、本人はそれを隠したがっている。
サファイア
第4章、第6章の主人公の1人。ゲーム版『ルビー・サファイア・エメラルド』の女主人公がモデル。父親のフィールドワークを手伝っており、自然の中を探索してばかりいたためか、ストーリー開始時には原始人のような格好をしていた。また、ポケモンに関する知識が豊富なだけでなく、ポケモンバトルについても熟達している。性格は多少粗野で乱暴。だが、時折女の子らしい一面も見せる。言葉がなまっている。
エメラルド
第6章のメイン主人公。モデルのないオリジナルキャラクター。バトルフロンティアに挑戦しに来た、クロワッサン型の髪にダボダボの服を着た謎の少年。初めは手持ちポケモンを持たず、「オレはポケモンが好きなんじゃない! ポケモンバトルが好きなんだ!!」と豪語していた。

シンオウ地方

第7章に登場。ダイヤモンドとパールが旅立つ前はポケモンとはあまり関係ない夢を持っていたり、お嬢様の本名が明かされていないなど従来の主人公とは大きく異なる。

ダイヤモンド
第7章の主人公の1人。ゲーム版『ダイヤモンド・パール・プラチナ』の男主人公がモデル。愛称は“ダイヤ”。
保育園時代にパールと見た漫才コンビ"青空ピッピ・プリン"に憧れ、現在はパールとコンビを結成し、プロを目指している。新世代お笑いグランプリ「Daibaku Show」では、コントが大失敗するものの、パールと共に審査員特別賞を受賞し、副賞をもらった。しかし、コトブキシティ付近でナナカマド博士達とぶつかり、副賞とお嬢様の護衛依頼書とが入れ替わり、お嬢様と旅をすることになる。
細かい事はあまり気にしないマイペースで、幼馴染のパールでさえ怒ったところをめったに見たことが無いほど温厚な性格(究極の真円)。ただし、自己主張が苦手な訳ではない。今まで真っ直ぐに突っ走るパールに振り回され気味だったが、実際にはパールの行動に反感を持っていた事を明かし、同時に自分自身の「感情(きもち)」を通そうとする等、心の底にある強い感情が垣間見えている。お嬢様に好意を抱いている節がある。
パールとは対照的に動きは超スローモーションで、手持ちのポケモンも素早さには大きな問題がある。その反面、肝の据わったところがあり、ゆっくりした動作の中で冷静に状況を分析することができ、早とちりの多いパールをカバーしている。食いしん坊で、旅の途中ではよく何らかの食べ物を食べながら行動している。しかし食べるだけでなく料理も上手く、特にポフィンは、ヨスガコンテスト審査委員長のビックからも好評価を得ている。
お嬢様のジムバトルの特訓の時は、パールが作ったジムリーダーの似顔絵のお面をかぶる。パール曰くテレビっ子らしく、作中では「タウリナーΩ」、「ブロムヘキサーΣ」を欠かさず観ていた。
トバリシティでの戦いでパカとウージからお嬢様の護衛任務を託され、同時にお嬢様の正体には初めから気づいていた事をパールに告白し、それまで明かさなかったのは「3人での旅を終わらせたくなかったから」だと涙ながらに打ち明けた。
手持ちポケモン(第7章現在のメンバー)
名前パターンは種族名から取った一文字を伸ばしたもの。
  • るー(ドダイトス)♂
    • ナエトルハヤシガメ→ドダイトス
    • 特性:しんりょく 性格:のんき 個性:がまんづよい
    • 技:"ウッドハンマー"・"からにこもる"・"ギガドレイン"・"じしん"・"ステルスロック"・"たいあたり"・"はっぱカッター"
ナナカマド博士がパカとウージに渡す予定だったポケモン。のんびりしたダイヤと波長が合い、自らダイヤについて行くことを決意。ダイヤのポケモンになってからは、ダイヤやベーの影響を受け食いしん坊になる。ハクタイジム戦のトレーニングでハヤシガメに、トバリシティでのギンガ団との戦いでドダイトスに進化する。
この類のポケモンにつくニックネームで唯一最終進化時の名前にニックネームの文字が使われていない。
  • べー(ゴンベ)♂
    • 特性:ものひろい 性格:わんぱく 個性:たべるのがだいすき
    • 技:"ころがる"・"したでなめる"・"たいあたり"・"なげつける"
ダイヤが初めから連れていた一匹。ダイヤに似て大食いでのんびり屋であり、よく一緒に食べ物を頬張っている。体毛の中に数十個のきのみを隠し持っている。
パール
第7章の主人公の1人。ゲーム版『ダイヤモンド・パール・プラチナ』のライバルがモデル。
保育園時代にダイヤと見た人気漫才コンビ"青空ピッピ・プリン"に憧れ、現在はダイヤとコンビを結成し、プロを目指している。コンビではツッコミ担当で、「ツッコミはハート」という信条を持ち、日常的にもダイヤやお嬢様の奇行によくツッコミを入れている。
せっかちで、とにかくじっとしていられない。また、一度これだと思いこんだら、周りにかまわず強引につっ走ってしまう性格である。そのため早とちりも多い。またダイヤ曰く極めて意思が硬い(究極の硬度)。父親(ダディ)の影響から、ポケモンの構え方だけでそのポケモンが出そうとしている技が分かる。「罰金100万円!」・「なんだってんだよー!」が口癖。
新世代お笑いグランプリ「Daibaku Show」に参加し、ダイヤのミスで大失敗したものの、ダイヤと共に「審査員特別賞」を受賞し、副賞の入った封筒をもらう。しかし、コトブキシティ付近でナナカマド博士やベルリッツ氏とぶつかり封筒とお嬢様の護衛依頼書が入れ替わり、お嬢様と旅をすることになる。
トバリシティでパカとウージに出会い、ようやくお嬢様の素性を理解し、その後共にギンガ団と戦うが、サターンによりパカ達が異空間へ飛ばされてしまい、彼らからお嬢様を託され、一度お笑いの道は中断し、お嬢様を無事にテンガン山山頂まで送り届けようとダイヤと共に決意する。
リッシ湖の小島にいた時、「何か」を見た様なのだが...。
モデルとなっているゲームのライバルとの共通点が多い。
手持ちポケモン(第7章現在のメンバー)
名前パターンは種族名の一部+ヒコ。
  • サルヒコ(ゴウカザル)♂
    • ヒコザルモウカザル→ゴウカザル
    • 特性:もうか 性格:やんちゃ 個性:かけっこがすき
    • 技:"オーバーヒート"・"かえんぐるま"・"ひのこ"・"マッハパンチ"・"みだれひっかき"
ナナカマド博士がパカとウージに渡す予定だったポケモン。素早い崖登りが得意で、スピードを重視するパールと気が合う。
"ひのこ"を利用したピッキングを得意とし、モウカザルに進化後、尻尾の炎でジェット噴射を使いこなす。その後トバリシティのジム戦やギンガ団との戦いを経てゴウカザルへと進化を遂げた。軽業のような動きが得意。
  • ペラヒコ(ペラップ)♂
    • 特性: 性格:せっかち 個性:すこしおちょうしもの
    • 技:"オウムがえし"・"おしゃべり"・"つばめがえし"・"みだれづき"
パールが最初から連れていた一匹。パールを初め、周りの人々の言葉を覚えて真似する。
お嬢様(仮称)
第7章のメイン主人公。ゲーム版『ダイヤモンド・パール・プラチナ』の女主人公がモデル。
シンオウ地方に200年以上続く大財閥にして学者の家系「ベルリッツ家」の令嬢で、超高級ホテルや最高級ブティック店を自分の所有物と言うほどのセレブ。生家のベルリッツ家に代々受け継がれてきた「ベルリッツ家をつぐ者は、家紋を刻んだアクセサリーを作るため、その材料をみずからテンガン山の山頂まで取りに行かねばならない」という伝統に挑戦するため旅に出る。
本来パカ&ウージにその旅の護衛を依頼していたが、依頼書と旅行券が入れ替わってやって来たダイヤとパールと出会い、2人を「同年代の旅行に見せかけたボディガード」と思い込み、勝手に旅を始めてしまう。
学者の娘だけあってポケモンに関する知識があり、幼少の頃からナナカマド博士の手伝いをするほどの才女でもある。同時にこの「知識」を生かし、バトルにおいて様々な活路を見出している。
しかし、ポケモンジムや自転車の乗り方、ポケモンコンテスト、テレビ番組を知らないなど、世間常識に乏しい所がある。また、ダイヤとパールの漫才を護衛の訓練だと思い込む等、やや天然ボケらしい一面も見せる。ただし好奇心は強く、自分の知らないことは積極的に吸収しようとする(好奇心が湧くと両腕を上下に振る癖がある)。一方で世間知らず故、嘘で誤魔化したり、傲慢とも取れる態度を取ってしまう事もあり、周囲からの反発を招きやすいのが玉に傷。「下々の者に軽々しく名乗ってはいけない」というセバスチャンの言いつけにより、ダイヤとパールには自分の名前を教えていない。2人の事も最初は名前では呼ばなかったが、トバリを出てからは名前で呼ぶようになった。
アカギがカンナギタウンに訪れた際に、偶然ユクシーの壁画を見て何かを感じたようだが…。
自分では何も出来ない事も多く、作者によればホテルのメイク係にお金を渡して髪を結ってもらっているらしい。
手持ちポケモン(第7章現在のメンバー)
ポケモンにニックネームはつけていない(女の子図鑑所有者では初である)。
  • エンペルト
    • ポッチャマポッタイシ→エンペルト
    • 特性:げきりゅう 性格:まじめ 個性:ちょっとおこりっぽい
    • 技:"アクアジェット"・"あわ"・"しんくうは"・"つつく"・"なきごえ"・"はたく"・"ふぶき"・"みずのはどう"・"メタルクロー"・"れいとうビーム"
お嬢様に似てプライドが高く、他人から物を貰うのを拒む。ダイヤとパールが野生のポケモンを追い払っていくうちに自分ではお嬢様を守れないと思い、クロガネ炭鉱でコロボーシ系統の集団と1人戦いプライドが傷つくがクロガネジムのジムバトルでプライドを取り戻した。
ポッタイシに進化後は、幅広く技を覚え、様々な応用が利くようになる。更にヨスガシティでは、ポケモンコンテストで妨害に遭いながらも見事優勝し「クールリボン」を手に入れた。
トバリジム戦には不参加だったが、トバリデパートにあったフィットネスマシンでのトレーニングの結果、エンペルトに進化する。
  • ポニータ
    • 特性: 性格:ひかえめ 個性:かんがえごとがおおい
お嬢様をいつも乗せている。時にはお嬢様を守ることもある。移動用のため戦闘向きではなく、クロガネジム戦、ハクタイジム戦およびヨスガジム戦ではまともに技を繰り出せないまま一方的に攻撃されてダウンした。

ジムリーダー

カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウの各地に8ヵ所ずつあるポケモンジムの責任者で、各々にトレーナーバッジを配る権限が与えられている。ジムリーダー達は各協会にて支給されるスーパーボール(ホウエン地方のみ、重要任務遂行中を示す意味も持つ)を、捕獲・携帯用に使用している。

四天王・チャンピオン

カントー地方とホウエン地方のポケモンリーグはそれぞれ別に存在し、そのあり方も大幅に異なる。発足時には両リーグに制度の違いはなく、参加者全員のトーナメントで「ポケモンリーグチャンピオン」1名を決定していた。しかしホウエンポケモンリーグには、カントーと異なる制度として「過去の上位入賞者から四天王が選出」され、彼らを倒して初めて「殿堂入り」することができる(リーグチャンピオンとして公式認定される)、というものがある。つまり、ホウエン四天王は「公認」であり、いわば「日なたの組織」であるといえる。

対して、カントーのポケモンリーグではそのような制度は存在せず、公式認定されているのは「ポケモンリーグ優勝者」だけである。そのためカントー四天王は認められた集団ではなく、地下組織である事が分かる。以上のことから、カントー四天王とホウエン四天王は、同じ「四天王」の呼称は付いているものの、全く性質の違う集団といえる。

ジョウト地方において「四天王」という呼称は登場しない。しかし、原作の四天王のメンバーはジョウト編の最後に「はぐれ者」ということで4人が集まっている。

カントー四天王

第2章で、主人公達と対立する集団として登場。選ばれたトレーナーとポケモンのみの「理想郷」を作ることを目的とし、そのために、ポケモンに害をなす人類を滅ぼそうとしている。ポケモン、道具、もしくはトレーナーが特殊能力を持っていることがある。主にハイパーボールを使用している。

カンナ
魂すら凍てつく、極北の風
眼鏡をかけた冷静沈着な女性。完璧主義。幼少期、自分のパウワウが産業廃棄物の毒に侵されていたところをキクコに救われ、四天王に加わる。
ブルーとナツメとのペアに破れて以降ずっと登場しなかったが、第5章での再登場時、彼女の故郷がナナシマの「4の島」である事が明かされる。そこで自らの故郷を守るために、かつて敵対関係だったレッド・ブルー・グリーンらと共に、ロケット団と戦っていく事になる。登場初期とは絵柄がゲーム同様、大幅に変わっている。
クールで理知的な女性だが、ぬいぐるみ好きという趣味がある。
手持ちポケモン
技:"オーロラビーム"・"ふぶき"・"れいとうビーム"
カンナの主力ポケモン。地面を凍らせることで水中並みの速度で移動することができる。
技:"オーロラビーム"・"からにこもる"・"ちょうおんぱ"・"とげキャノン"・"ふぶき"・"れいとうビーム"
カンナのパルシェンは、ジュゴンと合体攻撃を行うことで強力な氷のミサイルを打ち出すことができる。
技:"ドわすれ"
"ドわすれ"によるダメージ無効の効果を持つ。それでいて鈍いのは防御に関してだけであり頭脳は非常に高い。尾のシェルダーも意思を持っているため、尾行にも気づける。
技:"あなをほる"
技:"あくまのキッス"・"あばれる"・"はたく"・"ふぶき"・"れいとうビーム"
"れいとうビーム"で、特定のポケモンや人間をモデルにした氷人形を作り、カンナがその人形の身体に口紅で印をすると、モデルのその部分に氷の枷をつけることができる。氷の枷はその者の動きを制限し、やがては全身を凍りつかせる。また、氷人形が壊れると、モデルの身体も同じようになってしまう。人間がこの技を受けるとその部分に痺れを感じるようになる。
技:"つららばり"
シバ
求めるものは強き敵、熱き戦い
格闘タイプのポケモンを専門に使う。普段から自らを鍛えていて、力で相手をねじ伏せる「剛の奥義」を会得している。その反面ポケモン思いなところも。その結果、出現するポケモンのすばやさを上昇させる道具「ボールヌンチャク」を自在に扱うことができる。
四天王の1人だが、四天王の目的には関心がなく、キクコによって対戦を中断されてしまったレッドとの決着を求め続けていた。そのためかキクコに操られることが度々あった。
スオウ島での決戦後にレッドに負け、地下深くで身動きが取れなくなっていたキョウを救出し、以後キョウとは親友になり、第3章終盤でキョウ、イツキ、カリンと共に旅に出る。
ムロタウンジムリーダー・トウキは、修行時代に出会った親友らしい。
手持ちポケモン
技:"あなをほる"・"しめつける"
レッドとの初戦でフッシー、ギャラと対決した。
技:"とびひざげり"・"まわしげり"・"メガトンキック"
足だけでなく腕も自在に伸縮させることが可能。
技:"かみなりパンチ"・"ほのおのパンチ"・"メガトンパンチ"・"れいとうパンチ"・"れんぞくパンチ"
3タイプのパンチを使いこなし、さらに効果が抜群である技といまひとつな技を交互に繰り出し、相手が気がつかないうちにダメージを蓄積させるテクニックを持つ。
普段はパワーセーブベルトを付けて力を抑えている(ゲーム中にて赤緑時代では、カイリキーはパワーセーブベルトが外れ落ちるという設定だった)。
技:"かげぶんしん"
キクコ
闇よりせまりくる、姿なき敵
ゴーストポケモン使いの老婆。オーキド博士とは旧知の仲だが、以前ポケモンの研究をめぐって対立し、未だそのことを因縁に持つ。
若い頃の研究の成果で、バッジのエネルギーを利用して他人のポケモンを自在に操れる。さらにはシバも操っていた事から人を操ることもできると思われる。
無人発電所やシルフカンパニー跡での暗躍、ジムリーダーバッジのエネルギー利用の研究など、四天王の内では最も精力的に活躍していた。「サ・ファイ・ザー」の複数タイプの融合攻撃をヒントにカンナ、シバ、キクコの合体攻撃「氷・闘・霊の陣」を使い、レッドのポケモンを一瞬で倒した。
若い頃は、オーキド博士、ヤナギ、ジョウトのそだてや夫婦、ガンテツと仲がよかった。
手持ちポケモン
技:"カウンター"・"さいみんじゅつ"・"したでなめる"・"ナイトヘッド"・"ゆめくい"
無人発電所で初登場。"ゆめくい"を行う際、黒き霧を発生させて棺桶の幻影を作り出し、対象をその中に閉じ込めて動きを封じる。そしてその状態のままじわじわと体力を削っていく恐ろしい戦術を持つ。
四天王戦ではキクコの切り札として登場。他者の影に自由に出入りし、不意打ち攻撃することも可能。しかし、ターゲットを直接見据えて攻撃することはできず、音を頼りに攻撃する。
技:"ちょうおんぱ"
キョウのゴルバットの"ちょうおんぱ"を妨害する"ちょうおんぱ"を出すことができる。ちなみにキョウのゴルバットとは顔つきが違っている。
技:"いわなだれ"・"かみつく"・"どくばり"・"にらみつける"・"のしかかり"・"まきつく"
「死化粧」と呼ばれる、腹の模様を書き換えるキクコの能力で戦闘能力を変えることができ、すばやさなどの能力変化だけでなく毒を受けつけないなど状況に応じた戦い方をする。コミックス第6巻裏表紙のイラストでは体が白い(普通のアーボックは体が紫)。
ワタル
自然界を統べる、王者の軍団
四天王の将。出身地はイエローと同じトキワの森。そのため、ワタルもまたポケモンの思いを読み取り、その傷を癒す力を持つ。
人間の産業開発の為にポケモンが苦しんでいたことに怒り、人間を滅ぼして「ポケモンのための理想郷」を築こうとするが、イエロー達に阻止される。イエローに敗れた後は行方をくらましていたが、第3章で再登場し、「仮面の男」と戦うシルバーをサポートした。フスベジムリーダー・イブキの兄弟子でもある。
手持ちポケモン
手持ちのドラゴンポケモンたちは皆、覚えている"はかいこうせん"の軌道を自在に変化させることができる。
技:"たたきつける"・"なみのり"・"はかいこうせん"・"バブルこうせん"・"りゅうのいかり"・"こうそくいどう"
天候を支配する能力を持ち、風と雷雲を呼ぶことができる。
技:"はかいこうせん"・"バブルこうせん"
ハクリュー2体とギャラドスは、それぞれ赤・緑・青の3色の泡を吐くことができ、それらが太陽光の下で交錯する事により「無色」となり、不可視の攻撃が可能となる。"バブルこうせん"の泡は腕の骨を軽くへし折るほどの威力を持つ。また巨大な泡で身体を覆うことが可能で、攻撃用の泡よりもはるかに堅い。
技:"はかいこうせん"・"とっしん"・"ちょうおんぱ"
鋭利な翼を利用した"とっしん"が強力。主にワタルの空の移動手段で用いられる。
特性:せいしんりょく
技:"かいりき"・"そらをとぶ"・"だいもんじ"・"たたきつける"・"はかいこうせん"
ワタルの気持ちに心から賛同しており、深刻な疲労を隠してまでワタルのために戦った。回想シーンでワタルが抱きかかえていたミニリュウが最終進化したものと見られる。
特性:だっぴ(サナギラス)→すなおこし(バンギラス) 性格:きまぐれ
技:"すなあらし"
シルバーに貸し与えていたが、シルバーは使いこなすことができず、ワタルに返した。

ホウエン四天王・チャンピオン

第4章に登場。ホウエン地方の危機を救うため、ダイゴに呼ばれてレジロック・レジアイス・レジスチルを率いてカイオーガ・グラードンのエネルギーを抑え込む。普段はどこに行っていても自由という奔放な集団で、メンバーは様々な地方に散り散りになっている。

カゲツ
ギターを常に携帯しており、ギターを弾きながらバトルを行う。
手持ちポケモン
特性:めんえき
技:"ブレイククロー"
フヨウ
陽気な性格で、1人称は「あちし」。「~だかんね」という特徴的なしゃべり方をする。
手持ちポケモン
特性:プレッシャー
技:"シャドーパンチ"
プリム
ですます調の上品なしゃべり方と優雅な身のこなしが特徴。
手持ちポケモン
特性:せいしんりょく
特性:せいしんりょく
技:"こごえるかぜ"
特性:あついしぼう
技:"ふぶき"
ゲンジ
手持ちポケモン
特性:いしあたま
技:"ドラゴンクロー"
ダイゴ(ツワブキダイゴ)
ホウエン地方のポケモンリーグ元チャンピオン(現在ミクリに譲っている)。デボン・コーポレーションの御曹司で、珍しい石を採掘するストーンゲッターとしても活動している。本来は四天王の1人として君臨する筈だったが、ミクリが辞退した為、繰り上がりという形でチャンピオンに就任した。
バトルに関する観察眼は相当のもので、バトルセンスをひた隠しにしていたルビーの実力を一瞬で見抜いた。
レジロックレジアイスレジスチルを目覚めさせ、その時自分が命を落とすことを考えて、親友のミクリにチャンピオンの座を譲り渡した。
力を使い果たして一度死んだが、ルビーが持っていたセレビィの力で生き返る。
公式サイトで行われたキャラ人気投票では全体で10位、各章の主人公を除くと1位である。
手持ちポケモン
特性:クリアボディ
技:"とっしん"
特性:クリアボディ
特性:クリアボディ
技:"コメットパンチ"・"リフレクター"

フロンティアブレーン

第6章に登場。バトルフロンティアオーナー・エニシダが選出した7人の実力者で、フロンティアの7つの施設をそれぞれ管理している。ブレーン同士の絆は相当強い。

ダツラ
知識を試すバトルファクトリーファクトリーヘッド(頭)。
施設のレンタルポケモンの管理も担当している。ゲーム版のべらんめぇ口調の熱血漢とは違い、外見とは裏腹に冷静で知識、知性を重んじる性格に描かれている。
エメラルドとの対戦で使用したポケモン
特性:いかく
技:"きあいパンチ"・"かえんほうしゃ"・"かみくだく"・"てっぺき"
甲冑の男・ガイルにより奪われて暴走させられてフロンティアに放たれたが、バトルタワーに向かうエメラルドになだめられ、ダツラとともにバトルタワーへも入る。
特性:いしあたま
技:"いわなだれ"・"じしん"・"すてみタックル"・"だいばくはつ"
特性:せいしんりょく
技:"かみくだく"・"ぜったいれいど"・"ねむる"・"れいとうビーム"
新たに捕獲したポケモン
特性:マイペース
技:"スケッチ"→"ねがいごと"
甲冑の男・ガイルに備えるために、アトリエの洞窟でジラーチの技を"スケッチ"したこのポケモンを捕まえる。
アザミ
を試すバトルチューブチューブクイーン(女王)。
ゲーム版では無口なレディース系の女性だったが、独特の妖艶な雰囲気を持つ大人な女性として描かれている。なぜか取材記者に色仕掛けのような怪しいちょっかいをよくしている。
【どく】や【もうどく】を利用するバトルを好む。
手持ちポケモン
特性:だっぴ
技:"あなをほる"・"いばる"・"かみくだく"・"ギガドレイン"・"どくどくのキバ"・"ヘドロばくだん"・"ポイズンテール"
特性:ふしぎなウロコ
技:"じこさいせい"・"なみのり"・"ミラーコート"・"れいとうビーム"
特性:がんじょう
技:"いわなだれ"・"すなあらし"・"どくどく"・"まもる"
ジンダイ
勇気を試すバトルピラミッドピラミッドキング(王)。
探検家のような服装をしたぶっきらぼうな男。当初エメラルドにコケにされて怒っていたが、施設への挑戦ではフェアな態度で迎え撃った。モデルは作者曰く藤岡弘、とのことで、作中で彼に仮面ライダーのポーズをとらせた事もある。
カイオーガ・グラードン騒動で力を使い果たしていたとはいえ、レジロック・レジスチル・レジアイスの3匹を捕獲するなどトレーナーとしての実力は高い。
手持ちポケモン
技:"だいばくはつ"・"ばかぢから"
技:"どくどく"
技:"ふぶき"
コゴミ
闘志を試すバトルアリーナアリーナキャプテン(主将)。
全身タイツの上に胴衣を着用している。口癖は「ウィーッス!」という快活な少女だが、中型ポケモン3匹(計120kg)を軽々と担ぐ怪力の持ち主でもある。
エメラルドの身体の秘密を知る一人。
手持ちポケモン
特性:シンクロ
技:"あやしいひかり"・"かげぶんしん"・"だましうち"・"でんこうせっか"
技:"メガホーン"
特性:ふしぎなまもり
技:"こらえる"・"ソーラービーム"
ヒース
戦術を試すバトルドームドームスーパースター(超新星)。
オープニングセレモニーに向かう途中エメラルドに妨害されたことを根に持っている(ただしエメラルドの実力は素直に認めている)。
実力は確かで、バトルドームでの試合でサファイア、エメラルド相手に圧勝した。
因みに、作者曰く彼のポーズはレイザーラモンHGを参照にしている。
手持ちポケモン
特性:いかく
技:"だいもんじ"
特性:もうか
技:"オーバーヒート"・"じしん"
ウコン
精神(心)を試すバトルパレスパレスガーディアン(騎将)。
腕に特徴的な刺青がある。フロンティアブレーン中最高齢で、寡黙で人付き合いを避けており、ブレーンの中でも浮いた存在。ゲーム版では威厳があるように見せかけていた気さくな老人だったが、こちらでは最初から威厳のある人物として描かれている。
かつておくりびやまで「触れてはならない」と言われていた藍色の宝珠に触れたことがあり、瞳に鈍い光を持つようになったという。
手持ちポケモン
特性:せいしんりょく
技:"エアカッター"・"どくどくのキバ"
技:"なみのり"
特性:なまけ
リラ
才能を試すバトルタワータワータイクーン(大君)。
フロンティアブレーン最年少の少女トレーナーだが、その顔つきは少年のようで、ブレーン達の長でもある。
冷静かつ厳格な性格だが、「本当の強さに理由など無い。強者はそもそも強いから強者なのだ」という、傲慢とも取れる考えを持っている。また、何処か得体の知れない部分もあり、ポケモン図鑑についても何故か詳しく知っている。
公式サイトで行われた人気投票では当時(2005年8月)キャラとして殆ど活躍していなかったにも関わらず、17位と大健闘を見せた(ブレーンの中でも最上位)。
手持ちポケモン
特性:プレッシャー
技:"かみなり"・"でんきショック"

悪の組織・勢力

ロケット団

第1章、第2章、第3章、第5章に登場する悪の組織。
組織名の「ROCKET」は、「Raid On the City, Knock out, Evil Tusks.」(「町々を襲いつくせ、撃ちのめせ、悪の牙達よ」)というサカキの言葉に由来する。
サカキ
ロケット団の首領。首領の名に恥じぬ知力・体力を兼ね備えた実力者で、部下からの信頼も厚い。
出身はトキワシティ。元トキワジムリーダーで、最強のジムリーダーと評されている。別名「大地のサカキ」。その2つ名の通り、手持ちのほとんどが地面タイプである。また専門タイプ以外の扱いにも優れ、特に故郷で捕まえたスピアーには深い愛着を持っている。
第1章でマチスとキョウを打ち破ったレッドに興味を抱き、化石発掘をしていると偽ってレッドと一時的に行動をともにしていた。その後トキワジムにやってきたレッドに正体を明かし、レッドの挑戦を受ける。圧倒的な実力でレッドを追い詰めるが、故郷を悪事に利用されて怒りに満ちたピカに敗れ、行方不明となる。第2章ではカンナに氷漬けにされていたレッドを助け、スオウ島での決戦でイエローに加勢した後は、マチスとナツメに自分たちのジムに戻るようにと告げ、修行の旅に出ていた。
7巻からずっと姿をくらましていたが、第4章の終わりに石に戻った宝珠を拾い、第5章で修行から戻りロケット団を再結成、三獣士という幹部を引き連れナナシマでデオキシスを捕獲した。その目的とは、昔生き別れになった息子であるシルバーを、デオキシスの能力で探させるためである。第5章のセリフと描写によれば、数年前から体を病んでいて自分には時間がもう残されていないことを悟り、そうなる前にシルバーに会いたいと考えていた。
レッドとのジム戦で登場したポケモンについては、ジムリーダーの「サカキ」の項を参照。
それ以外の手持ちポケモン
技:"かわらわり"
技:"そらをとぶ"
元ロケット団幹部(マチス・キョウ・ナツメ)
ジムリーダーの項目を参照。キョウはカントー四天王戦以降ロケット団を抜けるが、残る2名はジム業務をこなしながら組織再結成を待ち続けている。

中隊長

第1章〜第3章に登場した、自称「ロケット団エリート」。首の白いスカーフがトレードマーク。
第2章ではマチスの命令で行動していたり、第3章では「仮面の男」側についたりするなど、ロケット団自体に忠誠を誓っている様子。
初期はそれなりに強敵として描かれ、伝説のポケモンの捕獲を任される等の重役も務めていたが、章が進むごとにやられ役になり、5章にいたってはモブ程度の出番しかなくなっている。
ケン
「マチス中隊」中隊長。黒髪が特徴。第1章ではミュウの捕獲、並びにミュウツーの開発を担当していた。
手持ちポケモン
野生の時は群れのリーダーであったため、尻尾を鳴らすことで、複数のポケモンを操ることができる。
特性:せいでんき
技:"オクタンほう"・"れいとうビーム"
ハリー
「キョウ中隊」中隊長。長いスカーフが特徴。第1章では、フリーザーの捕獲を担当していた。
手持ちポケモン
特性:むしのしらせ
技:"いとをはく"・"クモのす"
リョウ
「ナツメ中隊」中隊長。金髪が特徴。第1章では、ファイヤーを使ってカツラを始末しようとした。
手持ちポケモン
技:"ねんりき"
技:"ヨガのポーズ"
技:"サイコウェーブ"

三獣士

第5章に登場。復活したロケット団の機密部隊で、サカキの新たな親衛隊。部下からは「大隊長」と呼ばれている。
サキ
三獣士の紅一点で、リーダー格。モチーフはポケモンカードゲームの【ロケット団の幹部】。
冷静な性格。デオキシス研究ならびに捕獲計画の中核を担う。また、ガイルの暗躍にも一役買っている。
手持ちポケモン
特性:じゅうなん
技:"きりさく"・"だましうち"・"どろぼう"
技:"ほごしょく"
"ほごしょく"で擬態し、相手の不意を突く奇襲戦法を得意とする。
技:"シャドーボール"・"すてみタックル"・"よこどり"
オウカ
三獣士の一人。屈強な体格に反してのんびり屋で、耐久力や変化に富んだ技を活かした持久戦が得意。
家族というものに思い入れがあるようである。
手持ちポケモン
特性:がんじょう
技:"がまん"・"どくどく"・"まきつく"
風に乗って世界を一周し、相手に「どく」「まひ」「ねむり」の効果を与える綿毛を身につけた。
チャクラ
三獣士の一人。語尾に「〜じゃん」「〜ですから」をつけて喋る騒々しい少年だが、ロケット団でも随一のプログラミングテクニックを持つ。主にはがねタイプのポケモンを使用する。
サカキから、ロケット団次期首領は三獣士の中から選出すると言われており、それを期待していた。しかし、デオキシス捕獲の目的が息子であるシルバー(=次期首領)の捜索だと知り、約束を反故にされたことに怒り反旗を翻す。
手持ちポケモン
技:"アイアンテール"・"りゅうのいぶき"
技:"だいばくはつ"
技:"そらをとぶ"

その他

r(アール)
第5章に登場するコンピュータ。「7の島」のトレーナータワーにある。
意思を持ち、喋る事が可能だが、プログラミングをチャクラが担当した為に、言動が下品。

「仮面の男」一味

第3章に登場する悪役。瓦解したロケット団の残党をまとめ、暗躍した。
仮面の男(マスク・オブ・アイス)
サカキの失踪により分裂したロケット団を再結成し、そのボスとして君臨した金・銀編における黒幕。正体はチョウジジムリーダーであるヤナギであり、巨大な氷人形と車椅子を合体させて氷の身体とし、白い仮面と黒マントで正体を隠している。
ポケモンバトルの実力は高く、伝説のポケモンたちですら圧倒する程。戦闘ではそれに加え、氷の身体を自在に操った肉弾戦も行う。ヤナギ曰く、空気中の水分を利用し氷の凝固と融解を繰り返すことで動かしており、ヤナギ本人やポケモンが居なくても、またヤナギの意志が無くても動く。また氷人形をモールス信号による遠隔操作で操り、それによってポケモンに指示を出すことも可能。本人は杖に内蔵された特注品のポケギアより監視する。所持する氷ポケモンの作り出す氷は勝手に水分凝固を繰り返し、伝説のポケモン・エンテイの、もしくは同じ特別な性質をもつ炎でなければ溶かすことはできない。
自身の野望を叶える為、捕獲したホウオウの選んだ「トレーナーとしての能力の高い子供たち」を誘拐し、「マスクド・チルドレン」として訓練を施していた。
手持ちポケモン
くさ・エスパータイプのセレビィ捕獲のために用意したポケモン。
技:"シャドーボール"・"のろい"
技:"いとをはく"・"クモのす"
技:"ずつき"・"そらをとぶ"・"ふぶき"・"プレゼント"
移動用、そして仮面の男の主戦力ともいえるポケモン。いかりのみずうみでは湖面を凍らせ、湖のギャラドスを全て戦闘不能にさせる程の実力を持つ。
技:"アイアンテール"・"かえんほうしゃ"・"かみつく"・"ほえる"
吠えることで野生のデルビルを呼び集め、複数による"ほえる"で相手の体の自由を奪う戦法を得意とする。
イツキ
自らの能力を発揮する為に、志願して「マスクド・チルドレン」になった青年。しかしその性格は忠誠心と言うには程遠く、自身が敗れた時には平気で仮面の男を裏切ろうとした。
手持ちポケモン
技:"サイコキネシス"
カリン
イツキと同じく、自らの能力を発揮する為に志願して「マスクド・チルドレン」になった女性。野性の感覚を備えているらしく、「マスクド・チルドレン」の匂いを嗅ぎ分ける事が出来る。イツキ同様、仮面の男への忠誠心は薄い。
手持ちポケモン
技:"かみつく"・"だましうち"・"つきのひかり"
シャム
「マスクド・チルドレン」の1人で、彼らの中では最年長。「仮面の男」の下、新生ロケット団の幹部となる。「仮面の男」に対して絶対的な忠誠心を抱いている。モデルは『金・銀・クリスタル』のロケット団の幹部(女性)。
手持ちポケモン
技:"ねごと"
技:"ひっかく"・"ほえる"
仮面の男のデルビルと同じく、"ほえる"によって相手の動きを封じることが可能。
カーツ
「マスクド・チルドレン」の1人でシャムのパートナー。「仮面の男」の下、新生ロケット団の幹部となる。「仮面の男」に忠誠を誓っている。モデルは『金・銀・クリスタル』のロケット団の幹部(男性)。
手持ちポケモン
技:"いびき"
技:"ひのこ"・"ほえる"
仮面の男のデルビルと同じく、"ほえる"によって相手の動きを封じることが可能。
技:"いわくだき"・"とっしん"
エンジュシティを壊滅させるほどの地震を引き起こした。

マグマ団

第4章に登場する悪の組織。特定のアジトは持たず、頭領三頭火と呼ばれる幹部以外はっきりとした階級等も存在しない等、アクア団に比べて奔放な面が目立つ。マグマ団員の装束の頭についている角はライターになっていて、記憶の炎を発し、情報を得ることができる。
マツブサ
マグマ団の頭領で、グラードンを操って陸地の面積を増やそうと画策する。自由奔放で豪胆な性格でトレーナーとしての腕前は高い。宝珠の力に呑まれ、正気を失ってしまう。その後、サキによって助け出され「瞬の剣」と「永の鎧」を手に入れる為にアオギリと対決する。
なお、初登場時(16巻)と再登場時(18巻)でデザインが大幅に変更されている。
手持ちポケモン
特性:マグマのよろい
技:"オーバーヒート"・"ふんか"
特性:こんじょう
カガリ
三頭火の1人で紅一点。フーセンガムを口にくわえてる時がある。ポケモンバトルでは小細工を使わず、主にキュウコンの火力で焼き尽くす戦法を好む。また、きのみの特性を生かした戦法も得意。カナシダトンネルの戦い以降、ルビーに興味を持ち、ルビーとその父・センリのことを調べ上げ、最終決戦でルビーと共にグラードン・カイオーガの静止に挑む(だがこの時にトクサネの宇宙センターを襲撃したことが、第5章の事件の発端となってしまった)。ルビーを庇い、一度命を落したが、ルビーが持っていたセレビィの力で生き返る。
かつてポケモンコンテストに出場していた過去を持ち、グリーンの姉であるナナミと共にコンテストに出ている描写がある。事件収束後は、再びコンテストに出場する決意をし、去っていった。
読者からの人気は高く、人気投票では11位にランクインした。
手持ちポケモン
特性:もらいび
技:"しっぽをふる"・"はかいこうせん"・"ほのおのうず"
九本の尻尾から同時に九つの火球を撃つことができる。
特性:こんじょう
技:"そらをとぶ"
ホムラ
三頭火の1人。炎のパワーを生かした豪快な戦法を好むが、その一方でコータスの煙を生かして状態異常を引き起こす等、テクニカルな面も持ち合わせている。
えんとつやまの事件では、アスナと協力して休火山と化したえんとつやまの火口に炎を撃ち込み、一時的ながら火山活動を復活させた。そうした経緯からか、ホウエンの大事件が解決した後、フエン温泉に足を運ぶ姿が見られる。
手持ちポケモン
特性:しろいけむり
技:"あくび"・"ねっぷう"
特殊な煙を出して、相手を眠らせる戦術を得意とする。
特性:こんじょう
技:"そらをとぶ"
ホカゲ
三頭火の1人。マグマッグの炎熱で幻覚を見せることができ、バトルではこれを生かして相手を搦手で追い込む戦法を取る。また探知機の調整を自力で手がける等、高い技術力も有している。カガリとは付き合いが長いらしい。
ゲームには登場しない漫画オリジナルの幹部である。
手持ちポケモン
特性:ほのおのからだ
特性:こんじょう
技:"そらをとぶ"
特性:カブトアーマー

アクア団

第4章に登場する悪の組織。表向きは自然保護団体を装っている。マグマ団とは対照的に明確な縦割り構造組織になっており、総帥を筆頭に、SSS(Subleaders of Sea Schemeの頭文字。「海の組織の統率者たち」の意味。スリーエスと呼称)と呼ばれる幹部が存在する。自分たちの悪事が露見した場合、容赦なくその目撃者を抹殺しようとする。また、ミナモシティ沖に大規模なアジトを有する。メンバー全員が、階級に関係なく敬語で喋る。
アオギリ
アクア団の総帥で、カイオーガを操って海を増やそうと目論む。ホウエン地方のテレビ局の局長に就任して報道統制を行う等計算高い性格で、厳つい顔に似合わず上品な敬語で話す。その反面、目的のためなら手段を選ばず、役立たずや用済みになった者は平然と切り捨てる冷酷非道な性格。トレーナーとしての実力は高い。マツブサ同様に宝珠の力に呑まれてしまう。
手持ちポケモン
特性:あついしぼう
技:"ぜったいれいど"
イズミ
SSSの1人で紅一点。「みずのいし」を携帯してバトル中に進化させる等、「石」やポケモンの進化に詳しい。ルンパッパの"しぜんのちから"での、多様な攻撃を得意とする。アオギリ同様、海を増やす為なら犠牲は当然と考えている冷酷な性格で、ホウエン地方の異常気象に関しても無関心である。
手持ちポケモン
技:"しぜんのちから"
特性:ふゆう
ウシオ
SSSの1人。頭の回転が速く実力は確かにあるのだが、戦闘において慢心する悪い癖がある。サファイアに敗北した事で、アオギリから見捨てられる。更にはナギに敗北したことで、同僚のイズミにまで「自分のことは自分で何とかしてください」と言われ見捨てられてしまう。
手持ちポケモン
特性:さめはだ
技:"かみくだく"・"ちょうはつ"
技:"ハイドロポンプ"
特性:ふゆう
シズク
SSSの1人。アオギリに忠誠を誓っていたが、海底洞窟での戦闘でアオギリにあっさりと見捨てられる(この時はホムラと共闘し死を免れる)。そのような仕打ちを受けても、自分の思い違いだと言い聞かせてアオギリへの忠誠を守ろうとしたが、後に「かいえん一号」の航行記録(=自分達のアジトの場所)をジムリーダー達に与え姿を消す。
ゲームには登場しない漫画オリジナルの幹部である。
手持ちポケモン
特性:さめはだ
技:"ひみつのちから"
技:"そらをとぶ"・"たくわえる"・"のみこむ"・"ハイドロポンプ"・"はきだす"
技:"いちゃもん"・"シグナルビーム"・"トリック"・"ほたるび"
特性:ふくがん→かそく
テッセンとの戦いの際にイズミから譲られる。
特性:ふしぎなまもり
テッカニンへの進化と同時に、手持ちに空きがあったことで加わる。

甲冑の男

ガイル・ハイダウト
第6章に登場する謎の男。常に甲冑(永の甲冑)を身に纏っており、戦闘ではこの甲冑とポケモンの攻撃を反射する「瞬の剣」(ダツラ曰く、"リフレクター"・"ひかりのかべ"の両方の特徴を持った、特殊なバリアアイテム)を使って自ら戦う。ジラーチを捕まえ、人の願いを叶えるジラーチの力を利用してカイオーガよりも強大な「海の魔物」(姿形はカイオーガそのもの)を出現させ世界を海の底に沈めようとする。
その正体は、元アクア団リーダーのアオギリ(意図的に正体を隠している事が示唆されている)。アクア団総帥の時と比べて、口調がかなり変わっている。
第4章の最終決戦後、マツブサと共にその悪の素質を惜しんだサキによって助けられたが、宝珠を取り込んだ影響で肉体は崩壊直前であった。そのため、内部の時の流れが外界と比べはるかに遅い(ゆえに肉体の崩壊までのわずかな時間を引き延ばせる)甲冑「永」を求めてマツブサと対決、勝利しそれを身に付けることで肉体の崩壊を防いでいる。
第6章の最終決戦にて鎧を破壊されたことで時の流れが元に戻り、崩壊した鎧を再び身に着けようとした直前に消滅した。その直前にクリスタルからの鎧と剣を受け取った時の質問に対し、サキではなく「ギン……」と応えた。
ガイルの名は、海を求めるアオギリに対してサキが「鎧をまとい荒ぶる海の流れのごとく」として「鎧流」と付けたもの。
手持ちポケモン
特性:すいすい→いかく 性格:ずぶとい
技:"サイケこうせん"

ギンガ団

第7章に登場する悪の組織。表向きには「宇宙エネルギー開発事業団」という名前で知られている。“BOSS”のアカギと数人の幹部の他、男女問わずおかっぱ頭にコスチューム姿の下っ端団員・“SHITAPPA”で構成されている。団員同士は、常人には理解不能な言語でコミュニケーションをとる。ハクタイシティとトバリシティに、アジトを有する。
アカギ
ギンガ団のリーダーで、団員からは“BOSS”と呼び慕われる男。強面の風貌に反して、常に哲学的思想に耽りそれに従って行動する知的な人物。テンガン山やカンナギタウンの壁画など、シンオウ時空伝説に強い思い入れを持っている。自分の名前は常備している愛用の羽根ペンで記す、というこだわりがある。作戦に失敗した団員はアカギにつねられるが、その握力が強いので団員から恐れられている。手持ちのポケモンの実力は圧倒的で、独特のジェスチャーで指示を出す。
下らない争いを無くした理想の世界を創る事を目的とし、それに抗う一切の意志や感情の存在を許さない。カンナギタウンでダイヤやパールと交戦し、2人をそれぞれ、「静かに思いやる感情」、「強く固い意志」と評し、興味を示す。
手持ちポケモン
技:"きりばらい"
技:"チャージビーム"・"マグネットボム"・"ミラーショット"
技:"じゅうりょく"・"だいちのちから"・"マグネットボム"
マーズ
ギンガ団の女性幹部。エネルギーの調達を担当している。軽い口調だが、無表情であることが多く、面倒臭いことが嫌いな性格。自ら起こした悪事を面白がっていたことで、ダイヤの怒りを買った。
手持ちポケモン
技:"すなあらし"
技:"いあいぎり"
たにまの発電所で奪った電気を運搬する役割を担った。
サターン
ギンガ団の幹部の1人で、機械の製作と資金調達を担当している。アジト内の自分の定めた範囲から出ることがなく、任務やその際のポケモンバトルさえ、飛行カメラ「シャカピー」やSHITAPPAを利用した遠隔操作で行う。現地に出向かないがために作戦に失敗することも多い。陰湿かつ執念深い性格だが、飽きるのも早い。上手くいかないことがあるとヒステリーを起こす。
手持ちポケモン
特性:きけんよち
技:"どくづき"・"ふいうち"
技:"テレポート"・"ほのおのパンチ"・"れいとうパンチ"
テレポートによるヒット&アウェイを得意とする。
ジュピター
ギンガ団の幹部の1人。会話にのみ登場。
上級SHITAPPA
ギンガ団のSHITAPPAの1人。黒いマントとマスクが特徴。人形のように動く他のSHITAPPAらとは異なり、自らの野心のために行動する切れ者。
ターゲットであるお嬢様の写真をサターンが入手してない事を知り、破損したシャカピーからお嬢様の映像を見つけ出し、それを使ってミオシティに滞在中のベルリッツ氏に「彼女を誘拐した」と虚言を言い、身代金15億を要求するなど、アカギや幹部らとはまた違う暗躍ぶりを見せている。
手持ちポケモン
技:"ドラゴンダイブ"
技:"そらをとぶ"
その他SHITAPPAの使用ポケモン
技:"つじぎり"
白衣のSHITAPPA
リッシ湖を立ち入り禁止にして封鎖していた二人組の男。213番道路からカバルドンの起こした竜巻で飛ばされたダイヤとお嬢様を連行しようとするも、ダイヤに一瞬の不意を突かれ返り討ちに遭った。
手持ちポケモン
技:"クロスポイズン"
フトマキによれば、こき使われていることに嫌気がさし、野生のままでいたほうが良かったと思っているらしい。
技:"うたう"・"シザークロス"
両腕で様々な物を鳴らす事で、即興の「うたう」のメロディーを作り出す。

その他

カントー地方(ナナシマ含む)

オーキド博士(オーキド・ユキナリ)
マサラタウン在住のポケモン学の権威で、グリーンの祖父。孫のグリーンに続きレッド・ブルー・イエロー・クリス・エメラルドを送り出した張本人である。ポケモン図鑑を作るのが若い頃からの夢で、現在もしばしば図鑑の改良を行っている。主にノーマルタイプのポケモンを使用する。若いころは共にポケモン研究を行ったキクコ、ジョウトの育て屋夫婦、ガンテツ、ヤナギと仲がよかった。そのときは凄腕のトレーナーで、第1回ポケモンリーグでキクコを破って優勝した過去を持つが、最近は歳のせいか野生のマグマッグを捕まえられないなど、実力は低迷している。第6章現在はジラーチ捕獲のためエメラルドをバトルフロンティアに派遣して、クリスと共に彼のバックアップに力を尽くす。途中から彼の助っ人としてオダマキ博士に頼みルビーとサファイアを、更にその後はゴールドも呼び出しバトルフロンティアに送り込む。ちなみにクリスタルとエメラルドがいたポケモン塾の施設を瞬く間に改装し、十分な支援をするくらいの資産は持っている様子。
手持ちポケモン
特性:おみとおし
技:"あやしいひかり"・"とっしん"
技:"ちょうおんぱ"
特性:きもったま
技:"ピヨピヨパンチ"
技:"たまごうみ"
オニスズメ→オニドリル
特性:するどいめ 性格:がんばりや
技:"オウムがえし"・"みだれづき"
マサキ(ソネザキマサキ)
ポケモン転送・預かりシステムの開発者で、カントー地方(ナナシマ除く)とジョウト地方のネットワーク管理者。加えてポケモン評論家・「ポケモン協会」役員でもある。
コガネシティ出身で関西弁(コガネ弁)で話す。普段はハナダの岬にある小屋に住んでいる。
レッドとは第1章で転送システムの事故から助けられて以来の親友。その際オニドリルに攫われた事がちょっとしたトラウマになっているらしい。第2章のスオウ島の決戦ではマチスと共に四天王シバと戦い、その際にレッドと再会。シバとの対決が終わった後、レッドにイエローの事を教えた。「仮面の男」事件(第3章)以来ナナミと仲はいいが、その為かグリーンからはあまり快く思われていない模様。ナナシマ編では5の島のロケット団倉庫でロケット団員達を倒している事から、バトルの実力は一般トレーナー以上の可能性がある。
手持ちポケモン
技:"かえんほうしゃ"
マサキ曰く「番犬用に育てた」とのこと。
特性:すいすい 性格:しんちょう
技:"はねる"
シバ戦で、酸の海に落ちたマサキを"はねる"で救った。
技:"タマゴばくだん"・"たまなげ"
マサキの手持ちの中では一番レベルが高いポケモン。
特性:するどいめ 性格:せっかち
技:そらをとぶ
カントーポケモンだいすきクラブ会長
文字通りポケモン大好き。性格は少し図々しいが、憎めないキャラである。
当初「ポケモンは可愛がるもの」としてバトルを忌避していたが、ポケモンリーグを観戦して以来すっかりバトルに魅せられてしまう。資金稼ぎのため、猛特訓の末、ギャロップやオニドリルに"ネコにこばん"を覚えさせていた。
ちなみに"ネコにこばん"を覚えたオニドリルとギャロップは、後に学年誌のプレゼントになった。
手持ちポケモン
ロケット団に連れ去られた時はケーシィだったが、長らく監禁されている間にフーディンになってしまっていた。
技:"ネコにこばん"
技:"ネコにこばん"
ジュンジ
グレンタウン出身のボーイスカウト。
かつてグリーンに偶然出会い、連れ去られた自分のゴーストを救うためにグリーンと共に無人発電所に潜入。僅かながらキクコのゲンガーの注意をそらし、グリーンを"ゆめくい"の呪縛から救う活躍を見せた。その後はボーイスカウトとなり、グレン島でカツラの特訓の相手をしている場面がある。
第3章ではアキヒトとともにポケモンリーグに参加する。第5章でカツラに合うときに、久々にグレンジムを訪れたような描写がある。
手持ちポケモン
特性:ふゆう
技:"さいみんじゅつ"・"ゆめくい"・"あくむ"
無人発電所の公害の煙に引き寄せられ、キクコにとらわれていたが救出された。グレンタウンでは、カツラとミュウツーの特訓相手にもなっている。
技:"ひのこ"
カツラとミュウツーの特訓相手として、ゴーストと協力している。
アキヒト
レッドのピカを連れ去るためにレッドに化け、イエローと戦った理科系の男。かつてはタマムシ大学に通っていたが、エリカに異端児と見なされ追放された過去があり、その過去からエリカの事を恨んでいた。
陰に隠れ、不意打ちで相手を仕留める戦術を用いる。ピカを連れ去った後、イエローが後を追ってくるとこの戦術で彼女を苦しめるが、駆けつけた正義のジムリーダーズに取り押さえられ、ピカの反撃を受ける。実はピカを捕まえたのはキクコから受けた依頼で、ジムリーダー達に倒された後は用済みとばかりにキクコに操られてしまったが、グリーンに操りの元であるゴースを倒されて救われた。その後はグレンジムでジュンジに介抱され、意識を取り戻した後オツキミ山で氷漬けのレッドを見つけたことを話した。この出来事があるため、カントーのジムリーダーには頭があがらない。以降は第3章、第5章ともにジュンジとともに行動している様子。性格もかなり丸くなっている。
手持ちポケモン
技:"ホネブーメラン"
陰から"ホネブーメラン"で攻撃し、イエローを苦しめた。
技:"いやなおと"・"だましうち"
"いやなおと"を繰り出すことで、イエローの感知力を妨害した。
技:"しびれごな"・"どくのこな"
ガラガラの"ホネブーメラン"に粉を塗すことで、敵の行動を封じる。
ナナミ
グリーンの姉で、大らかで機転の利く性格。第2章では祖父であるオーキド博士の下で助手をしていた。仮面の男の事件でマサキと仲良くなり、現在彼の助手をしている。第5章現在は、マサキの家で留守番をしている。マグマ団のカガリの回想シーンの描写にも出ており、ピッピを使ってコンテストの腕前を競っていたこともある。
手持ちポケモン
  • ピッピ
技:"このゆびとまれ"
フジ
シオンタウンに住んでいる老人。捨てられたり親をなくしたりしたポケモンを引き取って育てている慈善家。
ニシキ
マサキの転送システムの研究仲間の1人で、ナナシマのネットワーク管理者。
キワメ
レッドたちがナナシマの「2の島」で出会ったおばあさん。古来から伝わるくさ・ほのお・みずの究極技を守っている伝説のトレーナーで、レッド・グリーン・ブルーの三人にその究極技を授けた。
本人曰く視力は6.0。
何故かミュウジラーチといった幻のポケモンに関する資料を集めているようである。
持っている錫杖の下部分からはロープが飛び出す。
ハギ老人と仲がいい。
手持ちポケモン
技:"ブラストバーン" 【ゴゴッと唸れ劫火の力】
技:"ハードプラント" 【シャシャッとはなて深緑の力】
技:"ハイドロカノン" 【バシャッとはじけ水勢の力】
技:"そらをとぶ"
ブルーの父・母
11年間ずっといろいろな地方を回ってブルーを探していたらしく、ブルーとの再開直後にシーギャロップ船上でデオキシスのブラックホールに飲み込まれ一時行方不明になるが、グリーンのポリゴン2によって救出された。
メカポッポ
セキチク近くのサファリパークで、ガイドを勤めるメカ。ポッポを模した小さなロボだが、自律思考能力が非常に高く、羽を使った飛行も可能。レッドの道具を見て、ウツボット達の巣から逃げる方法を即座に編み出すなど機転が利くほか、何故かポケモンの笛を吹ける。また、サファリボールをいくつか体内に収納している。
ツアーの最中にレッドが違反行為を行ったせいで、パーク内の野性ポケモンに襲われ、レッドと共に逃げることになる。ちなみに2体いたが、2号は最初の襲撃で大破している。最後は、無事にレッドと共に帰還した。

ジョウト地方

ウツギ博士
ワカバタウン在住の学者で、主にポケモンの「タマゴ」を研究している。少々おっちょこちょいな性格で、シルバーにワニノコを盗まれたことも最初は気付かなかった。
手持ちポケモン
特性:にげあし
ゴロウ
ウツギ博士の助手で、通称「短パン小僧のゴロウ」。「〜でやんす」が口癖。
手持ちポケモン
特性:こんじょう 性格:うっかりや
技:"しっぽをふる"・"たいあたり"・"でんこうせっか"
密猟男
ワカバタウンにてインチキな捕獲ゲームで子供たちから金を巻き上げていた男。ゴールドによってインチキを暴かれ、その場から逃走。後にジョウト某所の野生ポケモン保護区域にて密漁を行い、同業者と勘違いし警察のハヤトに近づく。突如ハヤトとライコウ・エンテイ・スイクンとの戦いに巻き込まれ、最終的にハヤトに逮捕されることになった。モデルはゲームに登場する「とりつかい」である。
手持ちポケモン
ジョバンニ
キキョウシティでポケモン塾を経営する講師。「~デース」という片言の日本語をしゃべる。驚くとクルクル回転する癖がある。同時に塾に身寄りのない子供を引き取って育てるという慈善家である。しかし、多くの子供を抱えすぎて塾はかなり貧乏になっており、建物全体が横に30度程度傾くほどのオンボロぶりである。後に新品同様に改装された。
モクネン・チンネン・エイソウ・ソウネン・カクネン・カイネン
マダツボミの塔にて修業をしている坊主たち。シルバーを追って塔にやってきたゴールドを強引に修行に引き込もうとする。
手持ちポケモン
技:"いあいぎり"・"つるぎのまい"・"リフレクター"
「円形攻撃陣」や「三角防御陣」といった様々な陣形で連携攻撃を行う。
ガンテツ
ヒワダタウンに住むボール職人。若いころはオーキド博士、キクコ、ジョウトの育て屋夫婦、ヤナギと仲がよかった。自身が製作したボールは、それを使いこなせるトレーナーにしか渡さない。
チエ
ガンテツの孫娘。ゴールドにヒメグマをフレンドボールで捕獲してほしいと依頼する。
手持ちポケモン
  • ヒメグマ♀
特性:ものひろい 性格:むじゃき
技:"したでなめる"・"にらみつける"・"ひっかく"・"みだれひっかき"
クルミ
ジョウト・カントーで放送されている「コガネラジオ」のDJ。歌手でもあり、ゴールドは彼女の大ファンである。
「オーキド博士のポケモン講座」を代表に、様々な番組に出演している。第10回ポケモンリーグのリポーターも勤めた。「ラプラスに乗った少年」というCDを出しているが、これは昔作られた曲のカバーらしい。
手持ちポケモン
技:"スケッチ"→エンテイの炎技
マスク・オブ・アイスとジムリーダーたちが使った伝説のエンテイライコウスイクンたちの戦いの中でエンテイの炎技を"スケッチ"し、氷人形を溶かせるようになった。
育て屋夫婦
コガネシティ郊外で育て屋を営んでいる老夫婦。婆さんの方は調子のいい性格で、何かにつけて若いトレーナーを引きとどめ、仕事を手伝わせようとし、ばあさんと呼ばれると怒る。若い頃は美人のアイドル歌手だった。
キクコ、ユキナリ、ガンテツ、ヤナギとは昔からの親友だったらしく、二匹のラプラスを失って悲しみに暮れていたヤナギの為、かつて彼らの作った『ある曲』が、ジョウト編の最終局面で大きな役割を果たす。
「ジョウト・カントーポケモン協会」理事
「ポケモン協会」のカントー及びジョウト地方のトップ。巻を追うごとにどんどん髪の毛が薄くなっている。レッドのジムリーダー就任試験の際に、あわや大惨事という問題を起こしたり、オーキド博士の孫でありポケモンリーグ準優勝者というポケモントレーナーとしては有名であるはずのグリーンの経歴をしらなかったり、元ロケット団であったマチス、ナツメへの処分を全くもって行わないなど、あまりにも大雑把な運営をしている模様。ただし、ジムリーダー業務を長期にわたり放棄したキョウとサカキからジムリーダーの権利を剥奪したり、グリーンの事を知るとともに彼の実力を認め、体調不良であるレッドにかわる新たなトキワジムリーダーに任命したり、仮面の男事件でいち早く犯人をジムリーダーだとしぼりこみ、ゴールドとクリスタルをジョウト、カントーの全ジムリーダーがそろうポケモンリーグに送り込むなど、正しい対処もしている。
ホウエンポケモン協会理事とやや顔が似ている。
ハヤテ
シジマの親友にして戦友。キキョウシティのジムリーダー、ハヤトの父である。
バトルの腕前はジムリーダー級で、ジョウト各地を飛び回っている。
手持ちポケモン
特性:がんじょう
技:"スピードスター"・"そらをとぶ"
ミナキ
スイクンを追っている青年。自称スイクンハンターで、スイクンの結界の中に入ることが出来る道具「とうめいなスズ」を持っている(もともとはロケット団が所持していたが、ちゃっかり頂いた)。
手品師のようなトリッキーな戦い方をする。同じくスイクンを追うクリスを勝手にライバルにする等、少々お騒がせな性格。マツバとは親交がある。
手持ちポケモン
技:"やどりぎのタネ"・"わたほうし"
技:"ナイトヘッド"
ヒデノリ
ゴールドが旅先で知り合った釣り人。イエローのおじで、イエローに釣りの腕を仕込んだ。第1章の終盤でブルーに交換を迫られていた釣り人と同一人物らしい。第3章ではある事件でイエローと共に育て屋夫婦に助けられ、しばらく彼らの下に留まる事になる。第3章の最後では、育て屋の仕事を手伝っている描写がある。
手持ちポケモン
ゴールドの母
ゴールドと似た性格だが、あまり細かい事を気にしない呑気な性格で、ゴロウ曰く「この親にあの子ありでやんすか?」と言われたことがある。
クリスの母
本名不詳で通称クリスママ。ソーナンスが好きで手持ちにもソーナンスを入れ放し飼いにしている(服にソーナンスのワッペンがついている事からもわかる)。クリスと同じで「捕獲の専門家(ゲットのスペシャリスト)」である。「〜ぴょん」と語尾につける。ミーハーな性格。怒る時といつものときのギャップが激しい(クリスのゲットのときといつもの時のギャップは母親譲りと考えられる)。ボール職人ガンテツと知り合いで、クリスに大量の特製ボールを持ってくる。
クリスのポケモンのニックネームの由来は、彼女に指図され「〜ぴょん」にしろといわれた事にある。
手持ちポケモン

ホウエン地方(バトルフロンティア含む)

オダマキ博士
ミシロタウン在住の学者。ポケモン学の権威で、他の博士とは違い、外に繰り出してフィールドワークをするといった自己体験型の研究をする。ルビーの父・センリの親友であり、良き理解者でもある。娘であるサファイアも、フィールドワークの手伝いをしている。サファイアの手持ちのえるる(ホエルオー)と、とろろ(トロピウス)は彼が貸したポケモンである。
ルビーの母
本名は不明で、センリの妻。5年前のジムリーダー試験の時「この人と一緒ならどこへでも行く」と言っていた。息子のルビーが何か問題を起こしたり、直面している場面を見ると倒れる。
ミツル
病弱だがポケモンが大好きな少年。トウカシティでルビーと仲良くなり、RURU(ラルトス)を借りて初めてポケモン(カクレオン)を捕獲するが、そのとき起こった地震でルビーとはぐれてしまう。その後病気の治療の為、RURU、カクレオンと共にシダケタウンに移り住む。
そして更に空気の良い土地を求めて移り住んだキナギタウンで、ホウエン地方を真っ2つにするほどの大災害に襲われる。このとき、後にエメラルドに渡る図鑑とキモリを保護する。事件収束の為、空の柱でレックウザを目覚めさせようとするセンリに協力した。事件収束後、図鑑はオダマキ博士に返せたが、キモリ(はぐれたときはジュプトルに進化)とはレックウザを目覚めさせる際に空の柱ではぐれてしまう。
性格は温和で、いつも穏やか。ポケモンとの信頼関係を何よりも重要視している。
手持ちポケモン
特性:へんしょく
技:"おどろかす"・"したでなめる"
技:"くさぶえ"
特性:すながくれ
技:"ニードルアーム"
特性:ふゆう
技:"すなじごく"
空の柱での特訓中に、センリから譲り受ける。
マリとダイ
ホウエン地方のテレビ局「ホウエンテレビ」のリポーターとカメラマン。ダイがマリに敬語を使っていることから、立場はマリの方が上の様子。ひょんな事からアクア団とマグマ団の暗躍を知り、以後野望阻止のため独自に行動を起こす。
ダイの手持ちポケモンはコイル。マリは作中、手持ちポケモンを使用することはなかったが、終盤はアブソルと共に行動する。英名はマリリンとダイアンである。
ホウエンポケモン大好きクラブ会長
カントーポケモンだいすきクラブ会長とは別人。ポケモンを戦わせることに消極的なルビーの考え方に、理解を示す。熱中すると周りが見えなくなる。
ハギ
トウカシティ周辺に住んでいる長身で屈強な船乗りの老人。「余計な詮索はしない」ことをポリシーにしており、相手が話したくないなら、深く聞こうとはしない主義。
第4章当初は漁師をしており、伝説といわれていた魚ポケモン・ジーランスを捜し求めていた。
第5章・第6章では高速船・タイドリップ号の船長になり、第5章ではさいはてのことうを探していた。カントーナナシマのキワメと同い年で、「ハギちゃん」とよばれている。
高速船の制服を着ようとせず、漁師時の法被を着用している。
また第6章で、船員達に石化したレッド、グリーン、ブルー、イエロー、シルバーをバトルタワーに運ばせた。
手持ちポケモン
特性:するどいめ
技:"でんこうせっか"
ミチル
シダケタウンに住むミツルのいとこで、リュウジの婚約者。ミツルとよく似た顔つきで、よく間違えられるという。ミツルからは信頼を寄せられており、ミツルとルビーとの関わりについては彼女だけが本当のことを知っている。第6章では、タイドリップ号の上で結婚式を挙げた。
リュウジ
トンネル工事の作業員で、ミチルの婚約者。カナシダトンネルの工事を指揮していたが、機械の大きな音が現場の近くに生息しているゴニョニョの群れに悪影響を及ぼしていることに気付き、作業を断念する。その後は手作業でトンネルの開発を進めている。グラードンカイオーガ復活の際に、ミチルとともに住民の避難に尽くした功労者である。第6章では、タイドリップ号の上で結婚式を挙げた。
ヒデノリ
ヒンバスを使った金儲けを企む海パン野郎。ヒンバスの件で偶然ルビーに出会ったことで、事件に巻き込まれていく事になる。イエローのおじ(前述)と 同じ名前だが、関連性はない。意外に情に厚く涙脆い一面があり、センリのルビーに対する想いを感じて涙ぐんだ。また、ルビーを想っての為とはいえ、結果的にルビーとMIMI(ヒンバス)の絆を引き裂く事になってしまった芝居を行ったミクリを責めた事もある。
手持ちポケモン
カラクリ大王
キンセツシティ郊外に住むカラクリ好きの老人で、カラクリを駆使したメカを操る。牛乳瓶の底のような丸眼鏡をかけている。テッセンとは「テッちゃん」「クリちゃん」と呼び合うほど仲がいい。幻の地下都市・ニューキンセツを探している。
エメラルドのマジックハンドやブーツを作ったのも彼であり、幼い頃の彼にとって唯一の理解者であったとも言える。最初に作ってもらったのが厚底ブーツであったため、エメラルドからは靴屋と誤解されている。
クスノキ
ホウエン地方の海底調査隊の隊長。カイナの造船所や博物館の所長でもある。やや押しの弱い性格。海底洞窟を調査する新型潜水艦を作るなど、その才能はかなりのもの。
「ホウエンポケモン協会」理事
「ポケモン協会」のホウエン地方のトップ。カントー・ジョウトの理事に顔がやや似ているものの、彼とは対照的に威厳を持ち、処分も厳しく行う。巨大なアフロヘアーが特徴。
かつて、ジョウト地方の研究棟にレックウザを操る為の「翠色(みどりいろ)の宝珠」の製造を依頼しており、グラードンとカイオーガが激突する事態に備えて、レックウザを切り札にできるよう計画していたが、ボーマンダの乱入によってレックウザが脱走したため計画は頓挫する。その一件を自らの責任と言うセンリに対して、逃げたレックウザの捜索を命じた。
ソライシ
ホウエン地方の自然科学の権威。ハジツゲタウンに研究所を構える。騙されやすく、動きがどこかコミカル。アクア団に利用されてカイオーガ復活の手助けをする。
アズサ&マユミ
マサキの転送システムの研究仲間で、ポケモン転送管理センターを姉妹で運営している。マユミは慌てがちで、アズサは冷静な性格。マサキ曰く「天才姉妹」。アズサは「ポケモンボックス ルビー&サファイア」に登場しているキャラである。
宝珠守り爺さん・婆さん
かつて送り火山で、侵入者の撃退と宝珠の守護をしていた老夫婦。しかし今では引退し、その使命をフウとランに託している。フウとランのことをよく知っており、2人と同じ服を着ている。エスパータイプの扱いに長けており、手持ちのチリーンの力でテレパシー・念視・空中浮遊などができる。フロンティアブレーンであるウコンとは古い友人。
えるな・おうな・ヴぃな・いいな
ミクリ親衛隊の4人娘。興奮すると、ミクリ以外の全てのものが視界から消える。4章の後半からは、ハジツゲタウンのソライシラボで働いている。
ヤナセ
第4章の5年前に、ジョウト地方にある研究棟でレックウザを研究していたポケモン協会の科学者。レックウザを操る為に、人工的に「翠色(みどりいろ)の宝珠」を製造しようとしていたが途中で挫折し、「翠色の宝珠」を川に捨てる。
エニシダ
センリやオーキド博士と旧知の仲である神出鬼没な情報屋で、「バトルフロンティア」のオーナーでもある。UFOのような乗り物に乗って移動する。
「強い者が勝ち、弱い者が負ける」といった実力主義者で、フロンティアブレーン達にも、試練を課す為にあえてエメラルドのジラーチ捕獲について黙っていた。
口癖「それ、○○!」
取材記者
バトルフロンティアを取材に来た記者。飲みきれなかったペットボトルの水を、木と間違えてウソッキーにかけたため襲われてしまうが、エメラルドによって助けられた。ウソッキーを鎮めたエメラルドの力に興味を持ち、彼のおっかけをしている。
NINTENDO64ポケモンスナップの主人公「トオル」がモデルであり、バトルフロンティアの事件の後、オーキドに写真の腕を見込まれてポケモンが息づく島でポケモンの生態記録の作成を依頼される。

シンオウ地方

ナナカマド博士
マサゴタウン在住の学者。オーキド博士の先輩で、主にポケモンの進化の研究をしている。お嬢様の父親を助手としている。常に眼の鋭い怖そうな人だが、実は大の甘党。
ベルリッツ氏
お嬢様の父で、ナナカマド博士の助手。大財閥ベルリッツ家の当主であり、15億もの法外な大金を『微々たる額』と断言できるほどの大資産家。娘のお嬢様の旅を支持し、執事のセバスチャンとは護衛をつける事を条件に合意させた。
パカ達が消された事、及びお嬢様の誘拐(無論これは嘘である)を上級SHITAPPAの男に告げられてしまい...。
セバスチャン
ベルリッツ家の執事。お嬢様の世話をしている。お嬢様の旅立ちには反対していたが、父親との話し合いの末、ボディーガードをつけることで一致する。お嬢様のことを過保護ともいえるほど誰よりも心配している。
アキノリ
コトブキテレビのプロデューサー。ダイヤとパールに審査員特別賞を受賞したことを知らせて、副賞の「マサゴ公園自転車一周無料チケット」を渡す。
パカ&ウージ
ベルリッツ家に雇われ、本来お嬢様のボディーガードとなるはずだった2人組。黒い服とサングラスが特徴。唇が厚く緑のマフラーをしている方がパカで、髪が長く赤いマフラーをしている方がウージである。ウージは話し方が子供っぽい。ダイヤとパールのことを、お嬢様をさらおうとしている悪の組織の手先だと思っている。自分たちが「プロ」であることを誇りにしているが、マサゴ公園で自転車で暴走したり、尾行中に温泉で休憩していたりと、どこか抜けている。
トバリシティにてようやく本来の目的であるお嬢様に会い、止むを得ず彼女を手荒ながら気絶させ、その後にギンガ団のSHITAPPAの大群と混戦になり、同じく混戦となっていたダイヤとパールに出会い、お互いの誤解を解消した。その後は共闘して何とか軍勢を退けたが、その直後にサターンが使ったギンガ団の偶然の『負の産物』と言われる謎の兵器の力によって違う次元に切り離されてしまう。直前に、ダイヤとパールに対し自分達の能力を多少なりとも伝授させられた事を感謝し、そしてお嬢様の護衛任務を2人に託し、消滅してしまった。
手持ちポケモン
技:"あなをほる"・"スピードスター"・"ソニックブーム"
水場を泳ぐ際に使う尻尾のスクリューにより、様々な連携攻撃を生み出した。
技:"めざめるパワー"
ロストタワー戦の初登場時は『ゴミのミノ』の姿だったが、それ以降は『くさきのミノ』の姿で登場。
たにまの発電所所長
たにまの発電所の所長で、ギンガ団幹部・マーズに襲われ、発電所の電気も奪われた。
手持ちポケモン
たにまの発電所所長の娘
ダイヤにあまいみつの木と柵を壊され泣いてしまう。発電所の事件の解決後、仲直りして、ダイヤにタウリナーΩの大百科をわたす。
シロナ
ハクタイシティで、ダイヤ・パール・お嬢様が出会った謎の女性。るーがハヤシガメ、サルヒコがモウカザル、ポッチャマがポッタイシへ同時進化するのを予測し、それを見届けた。
やや子供っぽい面もあり、自転車でガブリアスと競争を試みることもある。幼いころ自転車の早漕ぎに熱中していたと話しており、今ではガブリアスにも引けを取らないスピードで運転できる。
最初に彼女がハクタイシティを訪れていたのは、行方不明となっていたじんりきの捜索及び救出のためであった。彼がギンガハクタイビルに捕らえられている事をつきとめ、SHITAPPA達を撃退、じんりきの救出に成功した。
その後、ウラヤマの邸宅に行方不明のコダックの捜索依頼を受けて訪問していた所をダイヤ達と再会し、コダックの保護を兼ねて3人を210番道路までガブリアスに乗せて行き、行く手をふさいでいた頭痛に悩むコダック達を薬で処方して道を開き、そこで祖母であるカンナギタウンの長老と出会い、ガブリアスをダイヤ達の護衛に付けて、その後コダックを届ける為にヨスガシティへ去って行った。
カンナギタウン出身で、祖母との会話は互いに訛り全開で話す。また祖母によれば、カンナギタウンの遺跡の警護を行う『カンナギ自衛団』なるチームの指揮も執っているとのこと。
手持ちポケモン
技:"サイコキネシス"
るー(ハヤシガメ)の"はっぱカッター"やポッタイシの"みずでっぽう"を威力やスピードを保ったまま、念のボールに包んで空中で留める事ができる。念のボールを破れば、留めていた技が繰り出される。
特性:すながくれ
技:"ドラゴンダイブ"・"はかいこうせん"
じんりき
ハクタイシティ自転車屋の店長。「ンいやァ」が口癖。いつも競技自転車用のヘルメットを着けている。ギンガハクタイビルでギンガ団に捕まって尋問される。その後シロナによって救出されるが、当の本人は彼女の姿を見ていなかったため、"はっぱカッター"の葉についていた米の品種からダイヤ達の事を町で聞き、「自分を助けたのはダイヤ達」と思い込み、翌日3人にお礼として折り畳み式自転車3台をプレゼントした。
ミミィ
ヨスガシティのスーパーコンテストの審査員。話すと語尾に♡マークがつく。審査中も手持ちのみみぃを離さない。
手持ちポケモン
コンテスト・マダム
ヨスガシティコンテストの常連の観客である2人のマダム。かなり嫉妬深く、底意地も悪い。
スーパーコンテストにお嬢様が誤ってステージに立った際に、彼女が身に付けていた指輪の宝石が、自分達のよりも高価だと気付いて、彼女を敵視するようになった。
そして、翌日のコンテストに参加したお嬢様とポッタイシに、他に参加していた3人のコーディネーター達を利用して妨害行為を行った。しかし、ダイヤの言葉に励まされて、お嬢様達は大絶賛の演技を魅せ優勝する。悔しがりながらそのままマスターランクの会場に入るが、事の全てを見ていたメリッサとフワライドによって、ゴミ捨て場に放り投げられるという仕置きを受けた。
ビック
ヨスガシティのスーパーコンテスト審査委員長。ポケモンの毛づやを見ただけで、そのポケモンが食べたポフィンの材料や成分を見通すことができ、ダイヤのシュカ・タンガ・リリバの実を組み合わせて作った特製ポフィンを好評価した。
シンオウポケモン大好きクラブ会長
他の会長と同じで、ポケモンを魅せる事を好む人。ポフィンのことをお嬢様達に教え、コンテストを成功させる助言を与えた。コンテストを見るのも出るのも好きなようで、ポフィンケースを常時携帯している。
シュウ
ズイタウンのポケモン新聞社の記者。「訴えられる~」が口癖。町に現れる謎のポケモンの正体を突き止め、自社の新聞を全国レベルメディアにのし上げるのを目標にしている。ゲームに登場する"カウガール"の姿をしている。
シュウの父
ポケモン新聞社の編集長。他人の写真を勝手に新聞に載せるなど、記者としてやや問題のある行動が多い。また、ズイの遺跡での出来事を口走りそうになってはぐらかしたお嬢様には、事実の隠蔽・言論封鎖だと怒っていた。移動するときにはよくトリトドンに乗っている。
ちなみに当の新聞は、ナナカマド曰く、いつも取留めの無い記事しか書かれてないという。ゲームに登場する"ぼくじょうおじさん"の姿をしている。
手持ちポケモン
ゲームコーナーの支配人
服装や髪型、動作までもがぐるぐるしている男(スロットのリールに見立ててあると思われる)。ゲームコーナーの開店時と閉店時ではテンションがかなり違う。
スモモの父
スロット好きで、仕事もせずにゲームコーナーに通う日々を送っている。そのためにいつも空腹感にみまわれている娘のスモモやジムトレーナーからは快く思われていない様子。調子のいい性格。
フトマキ
足跡の採集が大好きで、通称「足跡博士」と呼ばれている人物。マニアとも言えるほど足跡に対する執着心がすさまじく、足跡を取り始めると周りの状況が見えなくなる。足跡からポケモンの感情をはじめ、様々なことを読み取ることができる。ピンチにも全く動じない恐るべき胆力の持ち主で、能天気ともいえる。ギャグが好きで、ダイヤとパールの漫才にも割り込んでくる。
青空ピッピ・プリン
ジョウト地方出身の漫才師。ピッピとプリンの被り物をしている。ややテンポを外した独特の漫才が特徴。ダイヤとパールが目標にしている人物でもある。
ウラヤマ
ヨスガシティの南に豪邸を構える大金持ちで、ヨスガのふれあい広場のオーナー。気前はいいが自慢話が長い。屋敷の近くにある裏庭には多くの野生ポケモンたちが集まり、自慢の種となっている。同じく大金持ちであるためかお嬢様と気が合う。
シロナの祖母
カンナギタウンの長老。かなりぶっ飛んだ個性的な性格で、パール曰く『ツッコミどころが多すぎる』人物。カンナギ周辺の地理を熟知しており、ダイヤらの案内役を買って出る。シロナと似た飾りのついた服を着ている。モーモーミルクが大好物。
手持ちポケモン
シンオウ理事
ポケモン協会の理事長。ジム戦でパールらがお嬢様に入れ知恵するのを阻止しようと頑張るも、徐々にあきらめ気味になる。方向音痴。

伝説のポケモン

フリーザー
技:"かぜおこし"・"ゴッドバード"・"ふぶき"・"れいとうビーム"
第1章で初登場。地面に降り立つ時には、自らの周りを氷で覆う。ふたご島に生息していたが、ベトベトンに襲われたレッドを救ったことで体力を消耗し、ロケット団に捕獲されてしまう。シルフカンパニー戦では、ピンクバッジの力で制御され、キョウの命令でレッド、グリーンを圧倒。"ふぶき"でビルの壁を壊すなど、その力を見せ付けた。フロアごと氷付けにしレッドたちを凍らせたが、キョウの隙を突いたグリーンの奇策によって敗れた。その後サンダー、ファイヤーと合体し「サ・ファイ・ザー」となって、ナツメの指揮の下レッドたちを圧倒した。
第3章ではブルーに捕獲された状態で登場。レッドの指示の下、ウバメの森でホウオウ・ルギアと空中戦を繰り広げた。
サンダー
技:"かぜおこし"・"かみなり"・"ゴッドバード"・"でんきショック"
第1章で初登場。無人発電所に生息していたが、ロケット団に捕獲されてしまう。シルフカンパニー戦では、マチスの電気ポケモンの電力供給機の役割を担った。その無尽蔵の電気エネルギーによってマチスは戦いを有利に進めるが、レッドのフッシーの"はっぱカッター"で絶縁スーツが裂け、サンダーの発する電撃を浴びて倒れてしまう。その後フリーザー、ファイヤーと合体した「サ・ファイ・ザー」となり、ナツメの指揮の下レッドたちを圧倒した。
第3章ではブルーに捕獲された状態で登場。グリーンの指示の下、ウバメの森でホウオウ・ルギアと空中戦を繰り広げた。
ファイヤー
技:"かぜおこし"・"ゴッドバード"・"ほのおのうず"
第1章で初登場。セキエイ高原に生息していたが、ロケット団に捕獲されてしまう。ロケット団から追われるカツラと、偶然その場に出くわしたレッドの前に現れ、2人に圧倒的な力を見せ付けた。シルフカンパニーではナツメの手持ちポケモンとして登場。フリーザー、サンダーと合体した「サ・ファイ・ザー」となりレッドたちを圧倒した。
第3章ではブルーに捕獲された状態で登場。ウバメの森で、ホウオウ・ルギアと空中戦を繰り広げた。
なお、第5章でブルーが「ファイヤーをゲットする為にナナシマを訪れた」と言う場面があり、少なくとも第3章の時点ではセキエイ高原からナナシマに生息地を変えていたことが窺える。
ミュウツー
技:"サイコウェーブ"・"サイコキネシス"・"じこさいせい"
第1章で初登場。ロケット団の科学者(カツラも当時加わっていた)が、採取に成功したミュウの睫毛の細胞を基盤に創り出したポケモン。ただしミュウの細胞から完全な生命体を創ることは出来なかった為、カツラの細胞も移植されている。
暴走して研究所を破壊し脱走し、その後ハナダシティの外れの洞窟にてレッドによりマスターボールで捕獲される。その後はカツラのポケモンとなり、第2章では対ワタル戦で活躍、イエローとも一時的に共闘した。
第2章では、カツラの体を侵食するミュウツー細胞があったため戦闘にタイムリミットがあったが、第3章でエンテイの炎によって細胞が消滅しため、以後リミットを気にせず戦うことができるようになった。しかしこれにより、カツラとの絆を失った。
第3章以降しばらく登場しなかったが、第5章で再登場する。この時には、テレパシーを使って人間と会話する能力を身に付けていた。しかし、その能力を行使するのは、信頼できるカツラ・レッド・イエローの3人と、敵であるサカキに対してのみである。例外として、トレーナータワーの中では作戦のリーダーであるグリーンに対しても使った。
レッド達と共にエネルギーの光を浴びたが、その後どうなったかは作中では明かされていない。
戦闘スタイルは、1対1で戦う時は念力を集中させてスプーンもしくはフォーク状の武器を生み出し、大勢を相手に戦う時は念力竜巻("サイコウェーブ")を発生させて敵を吹き飛ばす戦法を使う。
ミュウ
第1章に初登場。ミュウツー計画を進めるロケット団に狙われるが、レッドの活躍によって捕獲は阻止された。
第5章では終盤で、暴走したロケット団の飛空艇の墜落を防いだ。めったに姿を見せないが、普段は「さいはてのことう」にいることが言及された。
ルギア
技:"エアロブラスト"
第2章では「ポケモンの楽園」の建設を目論むワタルが、カントーのジムバッジの力で呼び覚まそうとした(第2章内ではシルエットのみ登場)。ワタルが敗北した後は、西へと飛び去っていった。
第3章ではセレビィ捕獲を目論む「仮面の男」に目をつけられ、2度にわたり捕獲されるが、最終的には全国のトレーナーのポケモンの温かい思いに触れ、呪縛から解放された。
ライコウ
技:"かみなり"・"スパーク"・"でんきショック"
第3章に登場。元はホウオウに蘇らされたポケモンで、その為にホウオウに忠誠を誓っている。「仮面の男」からホウオウを解放すべく、マチスと共闘する。
第6章では、リラの手持ちポケモンとして再登場。第3章を見る限りかなりの知性を持っているはずだが、なぜか明らかに甲冑の男(ガイル)に操られていると解るリラの命令に従ってエメラルド達に襲い掛かる等、トレーナーに従順なポケモンの一面も見せた。第6章終盤では、ゴールドやその能力を受け継いだピチュらと再会する。
エンテイ
技:"だいもんじ"・"ふみつけ"
第3章に登場。ライコウ同様ホウオウに蘇らされたポケモンで、ホウオウに忠誠を誓っている。「仮面の男」からホウオウを解放すべく、カツラと共闘する。
命を与える炎の持ち主で、いかりのみずうみに沈んだゴールドとシルバーを助け出した。またエンテイの炎は悪しき細胞を焼き切ることもでき、これによってカツラはミュウツーの細胞の侵食から解放された。
スイクン
技:"あまごい"・"オーロラビーム"・"かぜおこし"・"しろいきり"・"ハイドロポンプ"・"バブルこうせん"・"みきり"・"ミラーコート"
第3章に登場。ミナキが長年追い続けているポケモンで、クリスも捕獲を試みたが失敗し、その影響でクリスは一時的に捕獲ができなくなった。
ライコウ、エンテイ同様ホウオウに蘇らされたポケモンで、ホウオウに忠誠を誓っている。「仮面の男」からホウオウを解放すべくカスミと共闘するも、カスミが「仮面の男」との戦いで負傷したため、代わりにクリスをパートナーに選び、最終決戦の地・ウバメの森へと向かった。
汚れた水を清くする能力を持つ。
ホウオウ
技:"せいなるほのお"
第3章に登場。9年前、ルギアと共に「仮面の男」に捕獲されてしまい、その後はブルーやシルバー等、トレーナーとしての能力が高い子供たちを連れ去る事件を起こした。
ライコウ・エンテイ・スイクンの力で一旦は解放されるが、再び「仮面の男」に捕獲されてしまう。しかし、全国のトレーナーのポケモンの温かい思いに触れ、再び呪縛から解き放たれた。
セレビィ
ときわたりという能力によって、時間移動ができるポケモン。時を超え、過去の出来事を変えることも可能。
第3章では、ときわたりの能力に目をつけた「仮面の男」に狙われる。終盤で「仮面の男」に捕獲されるも、ゴールドの活躍により解放された。
第4章ではルビーの「6匹目」として登場。ダイゴやセンリが死ぬ、といった出来事を変え、事件が終結した後にルビーの元から去っていった。
なお、第3章では「ルギアとホウオウの羽を使ったキャプチャーネットが使用されているボールでしか捕獲できない」と語られているが、ルビーのもとにいたときは何故か普通のモンスターボールに入っていた。
レジロックレジアイスレジスチル
技:"ばかぢから"
第4章に登場。暴走するグラードンとカイオーガの破壊活動を食い止める為、ホウエン地方の四天王とダイゴが目覚めさせた。
第6章では力を使い果たしてさまよっていたところを、エニシダが修復した石版を持ったジンダイに捕獲された。ホウエン地方四天王とミクリ、ダイゴのダブルチャンピオン6人でやっと操った3匹をジンダイが自在に命令できているのは、石版の力と先の騒動で力を使い果たして弱体化しているためだと思われる。個々の技はジンダイの項を参照。
ゲーム本編では3体の高さの平均が1.8mにも拘らず、本作では巨大怪獣並みの大きさで描かれている。
グラードン
技:"かみなり"・"がんせきふうじ"
第4章に登場。ホウエン地方に伝説として語り継がれてきた「超古代ポケモン」の1匹。海底洞窟で眠りに就いていたが、大地の拡大を企むマグマ団によって目覚めさせられ、ヒワマキシティ地中より出現。「ひでり」による災害を起こしながら、かつてカイオーガと戦ったルネシティを目指し驀進した。
「紅色の宝珠」を介してグラードンを操ることはできるが、それには相当の精神力が必要になる。
最終決戦の後はえんとつやまの地下で再び眠りに就き、フエンの温泉を復活させた。
ゲーム本編では高さは3.5mと設定されているが、本作ではより強大さをイメージさせるためか巨大怪獣並みの大きさで描かれている。
カイオーガ
技:"めいそう"
第4章に登場。ホウエン地方に伝説として語り継がれてきた「超古代ポケモン」の1匹。海底洞窟で眠りに就いていたが、海の拡大を企むアクア団によって目覚めさせられ、ホウエン地方ポイントH68地点洋上(すてられぶね近辺)より出現。「あめふらし」による豪雨と洪水などの災害を起こしながら、かつてグラードンと戦ったルネシティを目指して邁進した。
「藍色の宝珠」を介してカイオーガを操ることはできるが、それには相当の精神力が必要になる。
最終決戦の後は海底洞窟に帰り、再び眠りに就いた。
ゲーム本編では高さは4.5mと設定されているが、本作ではより強大さをイメージさせるためか巨大怪獣並みの大きさで描かれている。
レックウザ
第4章に登場。ホウエン地方に伝説として語り継がれてきた「超古代ポケモン」の1匹。普段はオゾン層の中を飛び続けており、身体は常にオゾンに包まれている。時折「空の柱」で休憩する。
レックウザにはグラードン、カイオーガの争いを鎮める「粛正の咆哮」の力があり、センリとミツルによって、二匹の戦いを止めるために目覚めさせられた。センリに導かれてルネシティで戦いを終わらせた後は、再び空へと飛び去っていった。
かつてポケモン協会が、レックウザを制御する「翠色の宝珠」を人工的に製造するため、捕獲、研究していたが、その研究の最中に起こった事故により逃げてしまう。その事件が、第4章の終盤で大きな意味を持つことになる。
ゲーム本編では高さは7.0mと設定されているが、頭上に乗ったセンリなどとの比較から、やはりカイオーガ、グラードン同様に巨大怪獣並みの大きさで描かれている。
デオキシス
技:"サイコブースト"・"じこさいせい"・"スキルスワップ(「個体・弐」)"
第5章で「個体・壱」と「個体・弐」が登場する(但し第5章では、「個体・壱」はブルーの両親とオーキド博士をさらう為に登場)。
レーザー光線によって変化した宇宙ウイルスが、隕石グラン・メテオに付着して地球にやってきたという。トクサネ宇宙センターで保管されていたが、災害の混乱の最中ロケット団に盗み出された。ブラックホールによる空間転送が可能で、「個体・壱」はこの能力を使いブルーの両親をさらった。
状況に応じてノーマルアタックディフェンススピードの4つのフォルムを使い分ける。
フォルムチェンジはその土地の風土の影響を受け、ホウエン地方ではノーマル・スピード、カントー地方ではアタック・ディフェンスのフォルムのみ可能となる。ロケット団は紅色・藍色の宝珠の欠片である「ルビー」と「サファイア」の力でカントーにホウエンの風土を再現し、4つのフォルムに自由にフォルムチェンジできるようにした。
「個体・弐」は脱走を試みた際に、サカキがレッドとの戦闘で得た「レッドの血」を被り、レッドと共に共鳴を起こす。その後はサカキのパートナーとして戦い、レッド・ミュウツーのコンビと戦った。フォルムチェンジを駆使してレッドとミュウツーを追い詰めるも、「ルビー」と「サファイア」をエネルギー増幅器ごと5の島に放置していたためマサキに取り戻されてしまい、フォルムチェンジが制限されたところを突かれ敗れた。
敗戦後はイエローからその出自が語られ、レッドと共に行動。最後は行方不明になっている「個体・壱」を探すため、レッド達と別れた。
ラティアスラティオス
技:"ミストボール"(ラティアス)・"ラスターパージ"(ラティオス)
第6章で、エメラルドの「仲間」として登場する。エメラルドとテレパシーで会話が出来る他、ラティアスは光を歪ませることで、自身の姿を人間のように見せかけることも可能。エメラルドのことを「ラルド」と呼ぶ。
ジラーチ
技:"ねがいごと"・"はめつのねがい"
第6章に登場。1000年に1度、7日間だけ目覚めるとされ、手に入れたトレーナーはどんな願いでも叶うと伝えられる。願いを叶えるには腹部にある「第3の目」と目を合わせることが必要。目覚めて7日経つか3つの願いを叶えると再び1000年の眠りにつく。眠っている間は星型正多面体の結晶に守られている。作中ではガイル、エメラルド、エニシダの願いを叶えた。
エムリット
第7章に登場。『感情の神』と伝えられている。ダイヤは保育園児の頃、シンジ湖で道に迷っていた際にこのエムリットの魂と思しき光を見ている。
アグノム
第7章現在で、名前とカンナギタウンの壁画でのみ登場している。『意思の神』と伝えられている。
ユクシー
第7章現在で、名前とカンナギタウンの壁画でのみ登場している。『知識の神』と伝えられている。

脚注