蔦谷好位置

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蔦谷好位置
出生名 蔦谷恒一
別名 KO-1TSUTAYA
生誕 (1976-05-19) 1976年5月19日(41歳)
出身地 日本の旗 日本北海道札幌市
学歴 札幌西高校卒業
北海学園大学卒業
ジャンル J-POP
ロック
映画音楽
職業 音楽プロデューサー
編曲家
作曲家
作詞家
キーボーディスト
マニピュレーター
担当楽器 キーボード
ピアノ
ギター
プログラミング
活動期間 2000年 -
事務所 agehasprings
公式サイト Koichi Tsutaya Official Website

蔦谷 好位置(つたや こういち、1976年5月19日 - )は、日本ミュージシャン音楽プロデューサー編曲家作曲家作詞家[1]北海道札幌市生まれ。本名は蔦谷恒一(読み同じ)。愛称は「ナイスポジション」。株式会社agehasprings所属。

人物[編集]

バンドCANNABISの元キーボーディスト。バンド解散後は作詞・作曲家、音楽プロデューサーとして他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースを行う一方、ロックバンドNATSUMEN(2010年7月に脱退)や仲井戸麗市中村達也KenKenとのバンドthe day、LOSALIOS中村達也らとともに結成したEOR(2007年 - )などのキーボードプレイヤーとしても活動[1][2]。キーボード以外にも、推定少女の「振動」「channel」やperidotsの「9月のソーダ」ではギターも弾いている。またSo' FlyGIOGIO 13と共にプロデュースユニットDUMMEEZとしても活動[1]

木管を使った色彩的なオーケストレーションと、ジャズ、ロック、ヒップホップハウスダンスミュージックまで幅広くカバーするジャンルを超越したアレンジ能力と普遍的なメロディを生み出すソングライティング力を兼ね備えた音楽家[1][2]

YUKISuperflyゆずエレファントカシマシ木村カエラCHARA高橋瞳伊藤由奈KAT-TUN関ジャニ∞JUJU絢香back number米津玄師など、数多くのアーティストへ楽曲提供やプロデュース、アレンジを行う[2]。ソロデビュー後のYUKIの「ハローグッバイ」から「ビスケット」までの8曲と「メッセージ」の計9曲のシングル曲を提供。エレファントカシマシにはユニバーサルミュージックへの移籍後からプロデューサー・編曲家として積極的に参加し、ライブにもサポートメンバーとして数多く参加している。Superflyには作・編曲で楽曲制作に深く関わるほか、ライブサポートも務める。

これまで手がけてきた楽曲は300曲以上、総売り上げ数は500万枚をこえる(2012年 6月現在)[3]

経歴[編集]

※オフィシャルサイトのプロフィール等を参照[1][2]

幼少期よりピアノを始め、小学校4年生からパソコン打ち込みを始める。クラシック、ジャズ他様々な音楽を独学で学ぶ。

2000年3月、バンド・CANNABISとしてワーナーミュージックジャパンからメジャーデビュー。シングル3枚・アルバム2枚をリリースするものの、2003年に解散。

2004年よりクリエイター集団agehaspringsに加入し、音楽プロデューサーとして活動を始める。

2009年度の日本レコード大賞にて、プロデュース作品であるSuperflyの「Box Emotions」が優秀アルバム賞を受賞。

2013年度の日本レコード大賞にて、プロデュース作品であるゆずの『LAND』が最優秀アルバム賞を受賞。

エピソードなど[編集]

  • 亀田誠治はバンドCANNABIS時代のプロデューサーだった。しかし亀田の作ってくれたアレンジに対してダメ出しをしたり、亀田との制作作業が終わった後に勝手に録り直したりしていた。その後、同じ音楽プロデューサーという立場になって再会した時にその当時のことを謝罪している[4]
  • YUKIは蔦谷にとって転機となった歌手。シングル曲を決めるコンペで「JOY」のデモに対して『私はこの曲を10年待ってた』と言ってもらえたことで、バンド解散後に困窮していた生活が一変した[5]。YUKIの方もこの曲がきっかけでメディア露出が増え、彼の音楽性を「ビートルズっぽい」と表現して「彼と出会ってたくさんの名曲が生まれた」というほど信頼している[5]。ベストアルバム「five-star」のYUKIによるセルフライナーノーツでは「歌が凄くうまい」「グルメ」と書かれている。[6]
  • ユーモアのある人柄らしくSuperfly越智志帆は「芸人みたい」と称している。志帆はインタビューにおいて「蔦谷さんにエレカシの宮本さんの歌こそが本物の歌だと言われ、それ以降気持ちを大事に歌うようになった」と語っている。2009年9月3日2ndアルバム「Box Emotions」の発売記念ライブにスペシャルゲストとして出演した際、志帆は「多保君が作曲のために脱退し私が一人になったときに蔦谷さんは音楽的にも精神的にも支えになってくれた」と語っている。
  • エレファントカシマシの宮本浩次にはかなり気に入られていて、2008年1月のライブでは「僕より10歳も若いのに、音楽の才能は87倍」と称され、2008年5月の渋谷CCレモンホールのライブ中MCで「大好き」と告白される場面もあった。インタビューやライブにて「好青年」「僕らの音楽を理解し、素晴らしいアレンジをしてくれる」「僕の心情的には新しいメンバーと思っている」などと発言している。
  • ゆずとは、漫画『ドラゴンボール』の話で意気投合したらしく、北川悠仁はラジオインタビューで「基本的に蔦谷さん、どうかしていますよ」と発言している。「逢いたい」の制作時にはホテルニューオータニに早朝から北川を呼び出し、腹を割って話すことで北川の創作意欲に火をつけた。[7]岩沢厚治とは、ゲーム『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』を通信でプレイする仲である。
  • CHARAはアルバム『honey』収録の「そして、僕が届かない」の解説において、「彼のうたっているデモが良くて・・・間違ってスキになっちゃいそうでした」と発言している。同曲で蔦谷はバッキングボーカルも半分ほど担当している。またインタビューでは蔦谷を「天才」と称し「楽器に選ばれた人(蔦谷の場合鍵盤楽器)」、「若手ではナンバーワン」と絶賛している。「前から友達で一緒にやりたかったけどいつのまにか売れっ子になっちゃった」とも発言している。[8]
  • NATSUMENやEntity of Rudeのライブにおいては首を振り回し全身を使った演奏を行い、キーボードを担いで弾いたりステージに叩きつける場合がある。
  • 趣味の変遷がかなり多くブログにおいても、筋力トレーニング、ファッション、レストラン巡り、家具、ドラゴンクエスト、シングルモルト、カメラ、野鳥観察、ダーツ、オーディオマニア、クラシック音楽研究など、常に興味の対象が変わっている。

プロデュースした主なミュージシャン[編集]

主な作品[編集]

作詞・作曲・編曲[編集]

作詞・作曲[編集]

作曲・編曲[編集]

作曲[編集]

編曲[編集]

劇伴音楽[編集]

テレビ番組[編集]

  • 「ジュニアの鼓膜」(2014年4月 - 2015年3月、スペースシャワーTV) - テーマ曲、ジングル

CM音楽[編集]

キャンペーンソング[編集]

  • Oh! RADIO」 - ラジオ局FM80220周年記念春のキャンペーンソング。忌野清志郎が作詞・作曲を手がけ[注 1]、アレンジを蔦谷好位置が担当、蔦谷所属の音楽制作プロダクションagehaspringsがプロデュース[10]

ファッションブランド[編集]

サポート[編集]

所属グループ[編集]

  • CANNABIS
    • 1998年結成、2000年メジャーデビュー、2003年解散。
  • DUMMEEZ
  • NATSUMEN
    • 第2期メンバーチェンジの2004年に加入し、2008年の活動再開後もバンドの重要なポジションを担う。2010年、仕事が多忙となり活動に参加できないことが多くなったことを理由に脱退[11]
  • Superfly & The Lemon Bats
    • 2010年、雑誌「SWITCH」の創刊25周年を記念したスペシャルライブ「Superfly & The Lemon Bats SPECIAL LIVE "Rock'N' Roll Muncher"」のライブのメインアクトを務めたスペシャルバンド。メンバーはSuperfly(Vo)、百々和宏G)、八橋義幸(G)、蔦谷好位置(Key)、日向秀和B)、中村達也Dr[12]
  • EOR(Entity of Rudeから改名)
    • 2007年結成。メンバーは中村達也(Dr)、タブゾンビ(Tp)、日向秀和(B)、蔦谷好位置(Key)。
  • the day
    • 2012年結成。メンバーは仲井戸"CHABO"麗市(G)、中村達也(Dr)、KenKen(B)、蔦谷好位置(Key)。

出演[編集]

テレビ番組[編集]

ラジオ番組[編集]

  • THE HANGOUT(2014年10月1日〜2016年9月30日、J-WAVE 木曜ナビゲーター)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 忌野の遺作。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e Bio”. 蔦谷好位置オフィシャルウェブサイト. 2017年11月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 蔦谷好位置 Profile”. agehasprings – onetrap公式ウェブサイト. 2017年11月2日閲覧。
  3. ^ 2012年6月音楽ヒミツ情報機関 MI6初回放送参照
  4. ^ 蔦谷好位置WEB対談 Vol.1『音楽プロデューサー亀田誠司との衝撃的な出会い!』”. ORICON STYLE (2008年12月10日). 2017年11月19日閲覧。
  5. ^ a b 【エンタがビタミン♪】YUKIの『JOY』誕生のいきさつ。作曲者が明かす彼女の言葉「この曲を10年待ってた」”. Techinsight (2014年4月6日). 2017年11月19日閲覧。
  6. ^ YUKIベストアルバム「five-star」セルフライナーノーツ参照
  7. ^ [1]参考。
  8. ^ 2008年7月ANA機内プログラムCHARA「Honey」特集。
  9. ^ “山本美月×伊野尾慧の映画「ピーチガール」音楽は蔦谷好位置”. 音楽ナタリー. (2016年10月25日). http://natalie.mu/music/news/206720 2016年10月25日閲覧。 
  10. ^ 忌野清志郎×蔦谷好位置がFM802キャンペーン曲制作”. 音楽ナタリー (2009年3月9日). 2017年11月19日閲覧。
  11. ^ NATSUMENから蔦谷好位置が脱退”. 音楽ナタリー (2010年7月5日). 2017年11月19日閲覧。
  12. ^ Superfly最強バンドツアーにHIATUS、スカパラ参加決定”. 音楽ナタリー (2010年9月21日). 2017年11月19日閲覧。

外部リンク[編集]