アイオワ級戦艦

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アイオワ級戦艦
USS Iowa (BB-61)
艦級概観
艦種 戦艦
艦名 州名。一番艦はアイオワ州に因む。
同型艦 予定:6隻、就役:4隻
前級 サウスダコタ級戦艦
次級 モンタナ級戦艦
性能諸元(1943年 - 1945年)[1][2]
排水量 設計:45,000トン
建造:43,875トン
基準:48,425トン
常備:55,424トン
満載:57,540トン
最大:59,331トン
長さ 全長:887 ft-2.75 in(270.427 m)
水線長:859 ft-5.75 in(262.689 m)
全幅:108 ft-2.063 in(32.971 m)
吃水 常備:35 ft-0.75 in(10.687 m)
満載:36 ft-2.25 in(11.030 m)
主機 蒸気タービン方式、4軸推進
バブコック・アンド・ウィルコックス重油専焼ボイラー 8基
GE式またはウェスチングハウス式蒸気ギヤードタービン 4基
出力 設計:212,000馬力
公試:221,000馬力(1943年)
速度 設計:33ノット
公試:31.9ノット(1943年)
公試:32ノット(1986年)
最高:35.2ノット(1968年)
通常:30~31ノット
航続距離 12ノット/18,000海里(1945年)
15ノット/14,890海里
17ノット/15,900海里(1945年)
20ノット/11,700海里
29.6ノット/5,300海里(1945年)
乗員 設計:1,921名
1945年:2788名
兵装 Mk.7 16インチ50口径砲 9門
(3連装砲塔として搭載)
Mk.12 5インチ38口径砲 20門
(連装砲塔として搭載)
対空兵装
(就役時)[3]
40 mm 機関砲
アイオワ:60門
ニュージャージー:80門
ミズーリ:80門
ウィスコンシン:80門
20 mm 機関砲
アイオワ:60門
ニュージャージー:49門
ミズーリ:49門
ウィスコンシン:49門
対空兵装
(1945年)[3]
40 mm 機関砲
アイオワ:76門
ニュージャージー:80門
ミズーリ:80門
ウィスコンシン:80門
20 mm 機関砲
アイオワ:68門
ニュージャージー:57門
ミズーリ:59門
ウィスコンシン:65門
光学機器[4]
Mk.53合致式レンジファインダー 1基(1番主砲塔、倍率25)
Mk.52立体視レンジファインダー 2基(2、3番主砲塔に1基、倍率25)
Mk.66テレスコープ 12基(主砲塔 1基に4基、倍率12)
Mk.29テレスコープ 6基(主砲塔 1基に2基、倍率12)
Mk.68テレスコープ 10基(副砲 1基に1基、倍率6.3)
Mk.48立体視レンジファインダー 2基(Mk.38ディレクター 1基に1基、倍率25)
Mk.69テレスコープ 4基(Mk.38ディレクター 1基に2基、倍率12)
Mk.29テレスコープ 2基(Mk.38ディレクター 1基に1基、倍率12)
Mk.56テレスコープ 2基(Mk.38ディレクター 1基に1基、倍率4)
Mk.30テレスコープ 2基(Mk.40ディレクター、倍率12)
Mk.32テレスコープ 1基(Mk.40ディレクター、倍率12)
Mk.42立体視レンジファインダー 4基(Mk.37ディレクター 1基に1基、倍率12-24)
Mk.60テレスコープ 8基(Mk.37ディレクター 1基に2基、倍率6)
レーダー
(就役時)[5]
SK対空捜索 1基
SG対水上捜索 2基
SQ対水上捜索 1基
Mk.8射撃管制 2基(Mk.38ディレクター)
Mk.3射撃管制 1基(Mk.40ディレクター)
MK.4射撃管制 4基(Mk.37ディレクター)
Mk.19射撃管制(Mk.49ディレクター、BB-62)
レーダー
(1945年)[5]
SK対空捜索 1基(BB-61、64)
SR対空捜索 1基(BB-61、64)
SK-2対空捜索 1基(BB-62、63)
SP高度探知 1基(BB-62)
SG対水上捜索 2基
SU対水上捜索 1基(BB-61、62)
SQ対水上捜索 1基
Mk.8射撃管制 1基(Mk.38ディレクター、BB-63は2基に維持)
Mk.13射撃管制 1基(Mk.38ディレクター、BB-61、62、64)
Mk.27射撃管制 1基(Mk.40ディレクター)
Mk.12射撃管制/Mk.22高度探知 4基(Mk.37ディレクター)
Mk.29射撃管制(Mk.57ディレクター)
艦載機 カタパルト 2基
水上機 4機
装甲 舷側:外部表面STS38mm
307mm裏面にSTS22mm、19度傾斜
甲板:主甲板STS38mm
装甲甲板121mm+STS32mm
主砲防盾:432mm裏面にSTS64mm
主砲座:439mm
司令塔:439mm
アイオワ級の主砲弾薬庫

アイオワ級戦艦(アイオワきゅうせんかん、Iowa Class Battleship)は、アメリカ海軍戦艦。アメリカが建造した最後の戦艦の艦級であり、各国の戦艦の中で最後に退役した戦艦である。1943年から1944年にかけて就役した。同型艦はアイオワニュージャージーミズーリウィスコンシンの4隻。計画では6隻が建造予定であり、イリノイケンタッキーの2隻が建造中止されている。

ワシントン海軍軍縮条約を脱退した大日本帝国に対抗すべく、基準排水量45,000トンの戦艦を計画し、当初はサウスダコタ級の兵装と防御を強化した発展型案や、サウスダコタ級と同等の防御に12門の40.6cm砲の戦艦案や、サウスダコタ級と同等の攻防力を持った速い戦艦案等が考案され、最終的に排水量45,000トンで9門の40.6cm50口径砲と最大速力33ノットという、高速戦艦の艦容となった。

概要[編集]

計画[編集]

1936年第二次ロンドン海軍軍縮会議から日本が脱退した。これを受け、同条約を批准した英米仏の三国は対応を協議し、1938年3月末にエスカレータ条項を発効した。この結果、第二次ロンドン海軍軍縮会議で定められていた戦艦の主砲口径と基準排水量の上限はそれぞれ14インチから16インチ、35,000トンから45,000トンへと拡大された。これに伴い、英米仏の戦艦保有制限枠も拡大されることになった[6]

この時期、日本は条約制限を上回る46,000トン型の16インチ砲搭載戦艦隻、もしくはそれ以上の18インチ砲搭載戦艦を建造していると見なされていた[6]。例えば、1937年版ジェーン海軍年鑑では『日本は現在35000トン主力艦4隻の建造を計画中であり、何れも16インチ砲装備のものであるが、1937年11月末までには1隻も起工せりとの報に接せず』、1938年版では『主力艦4隻の中2隻起工、排水量40000トン、16インチ砲8-9門装備』と紹介している。アメリカの新型戦艦は、日本海軍新型戦艦に対抗できる性能を持つ必要があると見なされていた。

一方で、当時の米国では「互いの偵察艦隊(空母機動部隊)の決戦で制空権を奪取したのち、味方制空権下で戦艦同士の砲撃戦を行うもの」と考えられており、艦隊決戦を優位に進めるためには航空決戦での勝利が前提条件と考えられていた。だが、日本の偵察部隊(=第二艦隊)に「金剛型戦艦」が配属されて空母部隊と遊撃作戦を実施したと仮定した際、日米の空母部隊が接触時、アメリカの重巡以下で構成された偵察部隊が砲戦で敗北することが懸念された。その為、空母決戦の構想が進むにつれ、空母部隊に随伴し金剛型を大きく上回る砲撃力及び防御力を持った高速戦艦が必要不可欠と考えられるようになった。また、同時に主力戦艦同士の砲撃戦となった場合でも、日本戦艦を速力で上回る高速戦艦を保有すれば優位に戦闘が進められるという判断もあった[6]

こうした観点から、新型戦艦の計画は排水量をエスカレータ条項で認められた上限である45,000トン級とし、二つの案で検討されることになった[6]。一つはサウスダコタ級戦艦と同じ27ノットに抑える代わり、18インチ砲9門又は16インチ砲12門を備え攻防力を強化したスローバトルシップ「低速戦艦(Slow Battleships)」案。もう一つは特殊打撃部隊(Special Strike Force、空母機動部隊の原型)を引率して金剛型の撃破と敵戦線の圧迫を行い、更に味方艦隊を襲撃する可能性がある未知の敵艦隊を捜索し攻撃するため、サウスダコタ級と同等の攻防力を持った33ノットのファーストバトルシップ「高速戦艦(Fast Battleships)」案である[6][7][8]

こうした判断が可能となったのは、米国の戦艦保有枠拡大に伴い主力となる中速戦艦を減らさずに高速戦艦が保有できるようになったということもあった。ちなみにフランス海軍ダンケルク級31ノットとリシュリュー級30ノット、イタリア海軍リットリオ級31ノット、ドイツ海軍ビスマルク級30ノットでヨーロッパは30ノットの高速戦艦が建造及び就役していた。

このスローバトルシップ案とファーストバトルシップ案の検討はエスカレータ条項の内容確定以前の1938年1月から開始された[6]。スローバトルシップ案は各案が検討された上で例えば基準排水量45,495トン、全長243.84m、全幅32.99m、18インチ(45.7センチ)47口径砲3連装3基9門、速力27.5ノット、舷側装甲375mmで装甲の裏面にSTS19mm、甲板装甲130mm+STS19mmという試案がある。大和型戦艦より2万トン軽く、パナマ運河通過可能(パナマックスとよばれる)で、砲力と速力が同等、装甲が薄いという内容である。以後スローバトルシップ案は第二次世界大戦勃発により第二次ロンドン海軍軍縮会議が無効化されたことで、最終的には条約制限を大幅に超えるモンタナ級戦艦として、設計がまとめられた。

計画通りなら28ノットの戦艦モンタナ級5隻、33ノットの戦艦アイオワ級6隻で新しい戦艦部隊が完成したのだが、モンタナ級戦艦は戦争の開戦後、航空母艦の威力を実感したフランクリン・ルーズベルト大統領の「戦艦より空母を優先すべき」という方針により建造されなかった。

一方、1938年2月8日、海軍上層部は艦船造修局に対して、サウスダコタ級と同等の攻防力を持ち33ノットを発揮できる高速戦艦の検討を命じた。その問いに対し、艦船造修局は基準排水量40,000トン程度で設計可能と返答した。これを受け、海軍上層部は3月10日にサウスダコタ級の高速化案をまとめるよう正式に命じた[9]。これがアイオワ級戦艦である。日本では超弩級戦艦として認識されていた[10]

実績と評価[編集]

当初特殊打撃部隊の航空母艦は高速戦艦を支援する役割だった。しかし、戦争の開戦後に、主力の中核が航空母艦に移り、アイオワ級の役割は変更された[7]。そのような中で、他の新型戦艦同等以上の攻防力を持ち、空母に随伴する高速性を備え、加えて艦隊旗艦の設備等が他の戦艦から充実していたことも合わせて、アイオワ級は艦隊側から高く評価されることとなった[11]

性能諸元[編集]

船体形状[編集]

アイオワ級は高速力の確保のために船体そのものが長く、縦横比はおよそ9:1と各国の建造された戦艦の中では最も長い。以前の艦より凌波性を改善するために乾舷を増大し、艦首部の浮力を増大させるためシアーが強められ、細長い独特な形状となった。これにより凌波性は改善されたが、前級に引き続き重心が高めになっていた。そのため、同時期に建造された同サイズの他国艦に比べて荒天時の航洋性能はやや劣る形となり[12]、就役後に「ウェットな(=湿った)艦だ」と評されることもあった[11]。幅についてはパナマックスのためにサウスダコタ級と大差なかったが、船体が延長されたため、居住環境の悪さが大きな問題となったサウスダコタ級に比べて改善されている[12]。その船体の長さから進水時には応力集中による船体の破壊が懸念されたため、艦首に保護材を装着し進水を行っている。

水面下の艦尾の形状は、スクリュー軸に板状の構造物を付け、スクリューの背後に舵を配置する「ツインスケグ」と呼ばれる形式を採用した。この形状はアイオワ級の前二級であるノースカロライナ級やサウスダコタ級でも採用されていたが、高速航行時に異常振動を引き起こした[13][14]。問題解決のためにシャフトとプロペラの改良工事が実施して振動を危険な水準以下で抑えることに成功したが、ノースカロライナ級では根本的な解決にはならなかった[13]。一方でサウスダコタ級では当初からノースカロライナ級ほどではなく、戦闘に大きな影響は及ぼさなかった[14]。アイオワ級では前二級のような異常振動の問題は初期から発生しなかったが[15]、推進系統の部品磨耗による振動が発生したと推測された報告もあった。1986年、ミズーリは高速試運転を前半4時間と後半2時間をしており、32ノットの速度を出したし異常振動の問題は発生しなかったという。アイオワ級は速度や加速度が秀でていたことに加え、「ツインスケグ」により旋回性能にも優れており、運動性能は優良と評価された[15]

竣工時、一番艦アイオワは露天艦橋だったが、1951年の再就役時にはエンクローズ化された。他の艦は当初よりエンクローズ状態で竣工した。二番艦ニュージャージーの艦橋は当初丸みを帯びていたものの、これも後に改修されている。

排水量の配分比[編集]

1943年 BB-62 USS ニュージャージー
部門 排水量 比率
船体(装甲除外) 15,491.224 t 34.31%
装甲 19,311.570 t 42.77%
推進と動力 4,797.159 t 10.62%
通信と制御 27.733 t 0.06%
補助システム 1,182.635 t 2.62%
装備と設備 795.937 t 1.76%
軍備 3,549.109 t 7.86%
建造排水量 45,155.367 t 100%
弾薬 2,592.340 t
乗務員 283.757 t
物資と用品 1,473.960 t
航空機 51.696 t
基準排水量 49,657.120 t
燃料油 8,084.140 t
予備給水 490.650 t
満載排水量 58,131.910 t

メタセンタ高さ(GM)幅比の比較[16][編集]

艦名
(metre)
メタセンタ高さ(GM)
(metre)
GM/幅
ニュージャージー 33.0 2.3 0.07
サウスダコタ 33.0 2.7 0.08
ワシントン 32.0 2.5 0.08
モンタナ 36.9 2.7 0.07
アラスカ 27.7 2.7 0.10
フッド 31.7 1.0 0.03
ロドニー 32.3 2.5 0.08
キング・ジョージ5世 31.4 1.97 0.06
ヴァンガード 32.8 2.5 0.08
リシュリュー 33.0 2.81 0.09
ヴィットリオ 32.9 1.67 0.05
シャルンホルスト 30.0 3.0 0.10
ビスマルク 36.0 4.0 0.11

0.05から0.10へのGM/幅比は、一般的に良好な軍艦の設計方法を示すと考えられてる。

旋回径(Tactical Diameter)の比較[編集]

兵装[編集]

主砲[編集]

主砲の50口径40.6cm砲(Mk7)はノース・カロライナ級やサウスダコタ級の45口径40.6cm砲(Mk6)をベースとして開発された。使用弾こそMk6と同じだが、軽量長砲身化の上、装薬を長砲身用の低圧装薬に変更し初速を稼いで威力を高めている。また、高威力化とともに砲塔と水圧装置も再設計された。

Mk6では砲口初速が701m/秒と日露戦争時の主力艦並に遅いため、砲弾が飛翔中に風の影響を受けやすく遠距離時の散布界が広いことが欠点とされていた[29]。しかしMk7では、長砲身されたことにより砲口初速が762m/秒と60m/秒以上速くなり、射程もMk6より5,000m以上長い38,720m(仰角45度時)となった。これによりMk6より遠距離での水平装甲能力にやや劣ったものの、風による影響が少なくなったため散布界が小さくなり、近距離でも威力や砲撃精度に秀でていた。これらの点も踏まえ、アメリカ海軍はMk7がMk6より優秀であり、より遠距離砲戦に適していると評価した[30][31]

主砲の射撃指揮装置は、前級と同じく艦の前後部にMk38方位盤が装備されていたが、射撃指揮レーダーは新造時より新型のMk8レーダーが搭載されていた[30]

副砲[編集]

副砲は当初ウースター級軽巡洋艦に搭載された15.2cm47口径両用連装砲を採用予定だったが、重量問題と開発遅延のため、結局ノース・カロライナ級やサウスダコタ級と同じ12.7cm38口径両用連装砲が採用され、これらを両舷中央部に各5基搭載された[30][32]

副砲の射撃指揮装置は、Mk4レーダーを装着したMk37 射撃指揮装置が艦橋全部に各1基、加えて一番煙突の両舷部に各1基の計4基が搭載された[30]

対空火器[編集]

対空火器は28mm4連装機銃4基と12.7mm機銃12門が検討されたが、建造中にボフォース社製40mm4連装機関砲エリコン社製20mm単装機銃の採用が決まり、40mm4連装機銃を20基、20mm単装機銃を40門程度搭載した[30]

40mm機関砲の射撃指揮装置は、竣工時にはMk49 射撃指揮装置及びMk51 射撃指揮装置が搭載されていた。大戦末期にはMk49が降ろされMk51が増備されたり、Mk51に変えてSPG-34レーダーを装着したMk57及びMk63 射撃指揮装置が装備された[30][15]

機関[編集]

バブコック・アンド・ウィルコックス M-Type ボイラー、重量ポンド毎平方インチは600 psi(42 kgf/cm2)、温度850°F(454°C)[33][2]で212,000馬力という高い出力を実現し、過負荷で254,000馬力まで可能だった。一方、シフト配置の採用により機関部は全長の1/2を超える長さとなってしまった。ボイラーはサウスダコタ級に引継ぎ高温高圧蒸気型である。2つのボイラーと1つのタービンが組み合わさって1セットとされ、艦首方向から順に4セット並べられ4軸のスクリュー軸を回した。

設計最大速度は33ノットであったが、上記の大出力機関を用いたことで所期した速度性能を達成することが出来た。排水量が51,000トン時の軽荷状態時に20%の過負荷を掛けた際の速度は、35.4ノットを記録したという。ただし戦時中時の満載排水量で計測した時は、計画時の排水量より3,000トン以上増えたこともあり、10分の10全力運転で31ノット程度であった。この影響もあり、戦時中時における非過負荷状態時の最高速力は公式では30ノットと定められた[15][32]。1968年3月にニュージャージーが35.2ノット、207RPMを記録している。

予測速度と実際速度[編集]

重量基準 long tons(2240 lb / ton=1018.18 kg)、アイオワ級の基準排水量 45,000 Tons、設計排水量 53,900 Tons、設計満載排水量 56,270 Tons

予測速度
時期 排水量(long tons) 馬力(shp) 速度(ノット)
1951年10月 新型プロペラ[2] 不明 197,000 32
1951年10月 新型プロペラ[2] 不明 219,000 33
模型試験 53,900 212,000 32.5
1945年1月 模型試験 51,209 225,000 34
1945年1月 模型試験 51,000 254,000 35.4
予測値 満載 254,000 33.5
太平洋艦隊で思ったアイオワ級の有効値 不明 不明 30.7
実際速度
時期 排水量(long tons) 馬力(shp) 速度(ノット)
1943年10月 ニュージャージー 公試 55,950 162,277 29.3
1943年12月 ニュージャージー 公試 56,928 221,000 31.9
1968年3月 ニュージャージー 不明 不明 35.2
1944年 アイオワ 不明 不明 32.5
朝鮮戦争 アイオワ 不明 不明 33
1986年 ミズーリ 公試 50,000以上 不明 32
1943年 ニュージャージー 公試、56,900 Tons
速度(ノット) RPM 馬力(shp)
15.50 89.2 16,800
20.05 117.0 38,000
24.90 147.2 78,000
27.92 168.9 126,400
29.30 183.2 163,400
1985年 アイオワ 公試、55,960 Tons
速度(ノット) RPM 馬力(shp)
8.56 50.2 3,300
13.17 75.5 9,800
17.45 99.7 21,400
22.52 130.5 50,000
24.96 144.2 66,000
28.08 166.9 109,700
29.41 180.4 141,500
31.0 198.2 186,400

防御装甲[編集]

50口径40.6cm砲の採用により排水量の増大につながる為[34]、やむなくサウスダコタ級に準じた45口径40.6cm砲の対応装甲であり、集中防御方式(All or nothing)だった。そして司令塔の装甲厚などは若干拡大されている。

対応防御はコロラド級戦艦のMk.5 16インチ45口径砲(AP Mark 5 Mods 1~6、1,016kg)では17,600~31,200yd(16.1~28.5km)、サウスダコタ級戦艦のMk.6 16インチ45口径砲(AP Mark 8 Mods 0~8、1,225kg)では20,500~26,400yd(18.7~24.1km)、本艦のMk.7 16インチ50口径砲(AP Mark 8 Mods 0~8、1,225kg)では23,600~27,400yd(21.6~25km)である。

水中防御はサウスダコタ級のようなTNT 320kgの魚雷弾頭に対抗できる設計となっている。しかし、前級より劣っているというサウスダコタ級の水中防御と同じ構造のアイオワ級もノースカロライナ級のような想定した以上の以前より強力な新型魚雷に同程度かそれ以上の被害が出た可能性は否めない。一方でイリノイ(USS Illinois、BB-65)とケンタッキー(USS Kentucky、BB-66)に新型水中防御構造を提案、約20%程度の水中防御の改善が期待され、浸水を減少させることができたという。しかし、それが実際に適用されているか知ることができないという。[35]

装甲数値[編集]
  • 垂直防御:外部表面STS38mm、HTS16mm、A級307mm(コンクリート50mm)裏面にSTS22mm、傾斜19度、側面STS16mm
  • 推進軸垂直防御:外部表面STS38mm~16mm、HTS16mm、HTS16mm、A級343mm~181mm裏面にSTS22mm、傾斜19度、側面STS16mm
  • 動力操舵装置垂直防御:外部表面STS38mm、HTS16mm、HTS16mm、A級343mm、傾斜19度、側面STS16mm
  • 水中防御:外部表面STS22mm~16mm、HTS16mm、HTS16mm、B級307mm~41mm裏面にSTS22mm、傾斜19度、側面STS16mm(幅員5.5m、隔壁ごとにリキッドあり。)
  • 隔壁:BB-61とBB-62はA級287mm~216mm、BB-63からBB-66まではA級368mm~216mm
  • 砲座
    • 二段前部:A級376mm
    • 二段側面:A級439mm
    • 二段後部:A級295mm
    • 二~三段:STS76mm
    • 下部:STS38mm
  • 弾薬庫
    • 三段天蓋:STS16mm
    • 三段:STS25mm
    • 下部側面:STS38mm
  • 砲塔
    • 前面:B級432mm裏面にSTS64mm、傾斜36度[36]
    • 側面:A級241mm裏面にSTS19mm
    • 肯面:A級305mm
    • 天蓋:B級184mm
  • 副砲:STS64mm
  • 司令塔
    • 前面:B級439mm
    • 側面:B級439mm
    • 肯面:B級439mm
    • 天蓋:B級184mm
    • 通路:B級406mm
  • 甲板中央線
    • 主甲板:STS38mm
    • 二段:B級121mm+STS32mm
    • 三段天蓋:STS16mm
    • 三段:STS13mm
  • 舷側甲板
    • 主甲板:STS38mm
    • 二段舷側:外部表面STS16mm、STS25mm、傾斜19度
    • 二段:B級147mm+STS32mm
    • 三段:STS16mm
  • 推進軸甲板
    • 主甲板:STS38mm
    • 三段:B級147mm+STS19mm
  • 動力操舵装置甲板
    • 主甲板:STS 38mm
    • 三段:B級 157mm

改修と退役[編集]

戦後、世界唯一無二の戦艦となったアイオワ級は第二次世界大戦朝鮮戦争ベトナム戦争湾岸戦争と多くの戦歴を誇ったが平時は予備役にあることが多く、その間にアメリカ海軍はアイオワ級戦艦の巨大な艦体を活用する色々な改修案を計画した。

最初の改修案は、練習艦となったミズーリ以外の艦が予備役となった1940年代末には計画されていた。これは当時艦対空ミサイルの実用化と巡洋艦ミサイル巡洋艦化を計画していた海軍が、これに準じた構想として未成艦ケンタッキーをミサイル艦化するものだった。 しかし、これは実現せずに終わっている。

1950年代末には、当時予備役になっていた4隻を再びミサイル艦に改装しようという構想が持ち上がっている。これは主砲塔を全て撤去しミサイルと哨戒ヘリコプターを搭載するという案と三番砲塔のみを撤去しミサイルを搭載するという案があったが、いずれも巨額な費用を要するということで具体化しなかった。

1962年には支援火力を持つ強襲揚陸艦として改装しようという案も検討された。三番砲塔を撤去し後部を飛行甲板に改造するという案であった。

その後も様々な改修案が検討されたが、ロナルド・レーガン政権下の「600隻艦隊構想」でアイオワ級四隻の近代化及び再就役(FRAM I)が行われた。この際に12.7cm連装砲4基が撤去され、トマホーク巡航ミサイルの4連装装甲ボックスランチャーが8基、ハープーン対艦ミサイル4連装ランチャーが4基、ファランクス20mmCIWSが4基増設された。

1940年代からたびたび構想化されたミサイルの運用は、この改装により実現することとなった。この他にも燃料を重油から蒸留油に変更、レーダーや通信施設などの近代化が行われ、その費用は最初に改修されたニュージャージーの3億3,000万ドルからウィスコンシンの5億300万ドルまで巨額な費用が費やされた。しかし主砲およびその発射管制システムについては、主砲関連技術が戦後は発達せず断絶したため就役時に装備されていた第二次世界大戦時のシステムが完全退役までの40年間継続して使用された。

なお、当時の海軍はこれ以外にも三番砲塔を撤去し格納庫と飛行甲板を増設、ヘリコプターハリアーを運用しようという計画(FRAM II)も構想していたという。

アイオワ級は近代化された後も湾岸戦争レバノン内戦での作戦活動に従事し、陸上施設に対して艦砲射撃やトマホーク発射を行った。だが、以下のような理由によってこれ以上運用する理由はなくなったと判断された。

  1. 対空ミサイルや対潜攻撃力を持たない為、単艦では行動出来ない事
  2. 乗員が多く運用費用が巨額に上る事
  3. 骨董品とも言える艦砲や発射システムに、熟達したメカニックが数名しか存在しなくなった事
  4. すでに各部分に老齢化が進行しており根本的な解決が困難な事
  5. 陸上施設への攻撃にしか使用できない事
  6. 攻撃のために敵地の近距離まで接近する必要がある事、またその最中にも陸上から対艦ミサイルの攻撃を受けた(護衛艦により迎撃され命中せず)事
  7. 航空機にスマート爆弾を導入したことにより、精度の低い主砲の必要性が低下した事
  8. そもそもの仮想敵であった日本海軍の大和型戦艦を初めとする各国の戦艦は既に存在せず、長年の間に戦争抑止力としての意義も原子力潜水艦に取って代わられた

レーガン政権後の国防予算の削減に伴い1992年までには全艦が退役することとなった。晩年は老齢化により機関出力も最盛期より低下し、主砲をふくめ各部分にマイナートラブルを抱えた。姉妹艦4隻全てが記念艦や博物館として公開されている。

同型艦[編集]

艦番号 艦名 発注 起工 進水 就役 退役
BB-61 アイオワ
USS Iowa
1939年7月1日 1940年6月27日 1942年8月27日 1943年2月22日 1990年10月26日
BB-62 ニュージャージー
USS New Jersey
1940年9月16日 1942年12月7日 1943年5月23日 1991年2月8日
BB-63 ミズーリ
USS Missouri
1940年6月12日 1941年1月6日 1944年1月29日 1944年6月11日 1992年3月31日
BB-64 ウィスコンシン
USS Wisconsin
1941年1月25日 1943年12月7日 1944年4月16日 1991年9月30日
BB-65 イリノイ
USS Illinois
1940年9月9日 1942年12月6日 1945年8月12日建造中止
BB-66 ケンタッキー
USS Kentucky
1942年3月7日 1950年1月20日建造中止

登場作品[編集]

映画[編集]

沈黙の戦艦
湾岸戦争後の退役直前のミズーリを舞台とした、スティーブン・セガール主演のアクション映画。ただし、実物のミズーリが登場するのは、冒頭の真珠湾攻撃50周年記念式典のシーンの他、航行シーンやラストシーン等の部分であり、それ以外の艦上での主要なシーンは、アラバマ州で記念艦として係留保存されている戦艦アラバマ (USS Alabama, BB-60) の外観をミズーリ風に改造した上で、同艦で撮影された。
戦争の嵐
1982年に全米で放送(日本では1983年に放送)された、パラマウント・ピクチャーズ製作の大作テレビドラマ(ミニテレビシリーズ)。1979年10月に、モスボール保管状態下のアイオワを使用して、大西洋会談のパートにおいて、フランクリン・ルーズベルト大統領を乗せて、会談の場所となったニューファンドランド島沖(の戦艦プリンス・オブ・ウェールズ)へと向かった軽巡洋艦オーガスタ (USS Augusta, CL-31) が登場するシーン(航行シーンなど)の撮影が行なわれた。
バトルシップ
米海軍ら艦艇とエイリアンの機動兵器との戦いを描いたSFアクション映画。物語終盤、主人公らがエイリアンに対抗するべく、第二次世界大戦の生き残りの退役軍人らの協力を得て、記念艦として係留保存されているミズーリを再稼働させ、戦いを挑む。レーダー、FCS、主砲以外の武装はダミーであるため、攻撃手段は測距儀による40cm砲の射撃のみであった。劇中ではイージス艦を一瞬で八つ裂きにするエイリアンの貫入遅発起爆型投射兵器の被弾に耐え、第3砲塔を破壊されたものの、40cm砲の連射で反撃し大破させるなど、損害を受けても戦える第二次世界大戦型の軍艦故の頑強さを見せた[37]。 戦闘シーンなど外部からのシーンの大半はCGであるが、一部のシーンでは2010年1月に補強工事を終えてフォード島に向け海上を曳航されるミズーリを撮影したものが利用された他、艦内など一部の撮影では係留保存されているミズーリにて撮影が行われている。また、本作のゲーム版(日本未発売)でも戦艦ユニットとして指揮、操作ができる。

漫画[編集]

蒼き鋼のアルペジオ
レキシントンとの通信会話のみではあるが「ニュージャージー」が霧の艦隊の一員として登場している。
沈黙の艦隊
「ニュージャージー」と「ウィスコンシン」が登場。原子力潜水艦やまと」と戦闘を行うほか、海上自衛隊第1護衛隊群に砲撃を浴びせる。

アニメ[編集]

勇者王ガオガイガー
TVアニメ第39話にて記念艦として真珠湾に係留されている「ニュージャージー」が腕原種に取り込まれた。なお、本来真珠湾に記念艦として係留されている艦は「ミズーリ」で「ニュージャージー」は別の場所で博物艦として係留されている。
新世紀エヴァンゲリオン
TVアニメ第8話にて第六使徒ガギエルに対し「イリノイ」と「ケンタッキー」の2隻で至近距離砲撃を敢行、これを撃破した。なお、上記にある通り現実ではこの2隻は建造中止となっている。
また、『Q』において同型艦が複数登場している。

ゲーム[編集]

メタルギアソリッド4
次世代の軍艦がSOPシステム(架空の戦場管理システム)の停止により行動不能に陥る中、現役引退後だが唯一SOPシステムの採用がなされていない「ミズーリ」が、再び活躍することになる。メイ・リンが艦長を務めている。物語の後半に登場。
World in Conflict
体験版に収録されているマップ「パインバレー」の開放ステージにて「ミズーリ」が登場。ミッション終盤に艦砲射撃を要請できる。なお、同艦は後のシアトル奪還作戦直前に撃沈された事になっている。
World of Warships
アメリカサイドの戦艦開発ツリー9番目に「アイオワ」が無課金開発で使用可能である。
エースコンバットシリーズ
エースコンバット04』以降の作品において「戦艦(BATTLESHIP)」のグラフィックモデルとして登場。エルジア海軍が運用しているものは「タナガー」、ユークトバニア海軍が運用しているものは「ウポール」という艦名が付けられている。

脚注[編集]

  1. ^ Battleships: United States Battleships, 1935-1992 CHAPTER FOUR THE IOWA CLASS
  2. ^ a b c d e U.S. Battleships: An Illustrated Design History、p. 449
  3. ^ a b Iowa Class Battleships: Their Design, Weapons and Equipment、p. 154
  4. ^ Iowa Class Battleships: Their Design, Weapons and Equipment、p. 90-94
  5. ^ a b Iowa Class Battleships: Their Design, Weapons and Equipment、p. 155
  6. ^ a b c d e f #歴群米戦7章 148頁
  7. ^ a b Iowa Class Battleships: Their Design, Weapons and Equipment、p. 41
  8. ^ US Fast Battleships 1938-91: The Iowa class、p. 5-6
  9. ^ #歴群米戦7章 149頁
  10. ^ #米超弩級戦艦進水p.1『右超弩級戦艦とは四萬五千トン級のものと推定され…』
  11. ^ a b #歴群米戦7章153頁
  12. ^ a b #歴群米戦7章 149-150頁
  13. ^ a b #歴群米戦6章1部 139頁
  14. ^ a b #歴群米戦6章2部 144頁
  15. ^ a b c d #歴群米戦7章 151頁
  16. ^ Battleship Design and Development, 1905-1945、p. 166-173
  17. ^ U.S. Battleships: An Illustrated Design History、p. 442
  18. ^ U.S. Battleships: An Illustrated Design History、p. 445
  19. ^ U.S. Battleships: An Illustrated Design History、p. 447
  20. ^ U.S. Battleships: An Illustrated Design History、p. 448
  21. ^ U.S. Aircraft Carriers: An Illustrated Design History、 p. 390
  22. ^ U.S. Aircraft Carriers: An Illustrated Design History、 p. 392
  23. ^ U.S. Aircraft Carriers: An Illustrated Design History、 p. 394
  24. ^ U.S. Aircraft Carriers: An Illustrated Design History、 p. 395
  25. ^ Battleships: United States Battleships, 1935–1992、 p. 195
  26. ^ Conways All the Worlds Fighting Ships 1922-1946、p. 14
  27. ^ U.S. Battleships: An Illustrated Design History、p. 278
  28. ^ Conways All the Worlds Fighting Ships 1922-1946、p. 16
  29. ^ #歴群米戦6章1部 137頁
  30. ^ a b c d e f #歴群米戦7章 150頁
  31. ^ #歴群米戦兵装 177頁
  32. ^ a b #歴群米戦修正
  33. ^ Battleship New Jersey: An Illustrated History、p. 22
  34. ^ モンタナ級戦艦の設計案BB65-2 53,500t、9門-16in/50の場合、16in/50(SHS)に16.5~27.4km対応防御を持っていた。
  35. ^ U.S. Battleships: An Illustrated Design History、p. 314
  36. ^ Iowa Class Battleships: Their Design, Weapons and Equipment、p. 129
  37. ^ 被弾に怯む若い駆逐艦乗組員に、老乗組員が「戦艦が簡単に沈むか!」と檄を飛ばしている。

参考文献[編集]

  • アジア歴史資料センター(公式)(防衛省防衛研究所)
    • Ref.A03024845200 『各種情報資料・外国宣伝情報(国立公文書館)/米超弩級戦艦進水 米海軍省発表』。
  • 世界の艦船 1998年12月号、2006年2月号
  • 武器と爆薬 小林源文著 大日本絵画
  • 「丸」2009年11月号「最後の高速戦艦 アイオワ級」
  • 「ミリタリー大百科‐大砲‐」ディスカバリーチャンネル
  • 『歴史群像太平洋戦史シリーズVol.58「アメリカの戦艦」』 学研、2007年5月。ISBN 978-4-05-604692-2
    • 大塚好古 『【第6章・第1部】3万5000トン型新戦艦「ノース・カロライナ」級』。
    • 大塚好古 『【第6章・第2部】"1939年型戦艦"の「サウス・ダコタ」級』。
    • 大塚好古 『【第7章】米海軍最後の戦艦「アイオワ」級』。
    • 大塚好古 『特別企画① 第二次大戦における米戦艦の砲煩兵装』。
    • 「アメリカの戦艦」(歴史群像大平洋戦史シリーズ58)修正と追記:暫定版”. 2016年3月16日閲覧。
  • Garzke, William H.; Robert O. Dulin, Jr. (1995). Battleships: United States Battleships 1935–1992 (Rev. and updated ed.). Annapolis: Naval Institute Press. ISBN 978-0-87021-099-0. OCLC 29387525. 
  • Friedman, Norman (1986). U.S. Battleships: An Illustrated Design History. Annapolis: Naval Institute Press. ISBN 0-87021-715-1. OCLC 12214729. 
  • Stillwell, Paul (1986). Battleship New Jersey: An Illustrated History. Annapolis, Maryland: Naval Institute Press. ISBN 0-87021-029-7. 
  • Friedman, Norman (1983). U.S. Aircraft Carriers: An Illustrated Design History. Annapolis, MD: Naval Institute Press. ISBN 0-87021-739-9. 
  • Chesneau, Roger (1980). Conways All the Worlds Fighting Ships 1922-1946. Conway Maritime Press. ISBN 978-0851771465. 
  • Robert F. Sumrall (1989). Iowa Class Battleships: Their Design, Weapons and Equipment. Naval Institute Press. ISBN 978-0870212987. 
  • Friedman, Norman (1978). Battleship Design and Development, 1905-1945. Mayflower; 1st edition (1978). ISBN 978-0831707002. 
  • Lawrence Burr (2010). US Fast Battleships 1938-91: The Iowa class. Osprey Publishing; First Edition edition (December 21, 2010). ISBN 978-1846035111. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]