厚岸町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
あっけしちょう
厚岸町
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 釧路総合振興局
厚岸郡
団体コード 01662-4
面積 739.08 km²
(境界未定部分あり)
総人口 10,237
住民基本台帳人口、2013年12月31日)
人口密度 13.9人/km²
隣接自治体 釧路町標茶町浜中町
別海町
町の木 エゾヤマザクラ
町の花 ヒオウギアヤメ
町の鳥 オオセグロカモメ
厚岸町役場
町長 若狹靖
所在地

088-1192
北海道厚岸郡厚岸町字真栄3丁目1番地

Akkeshi Town Hall.jpg
外部リンク 北海道厚岸町

日本地域区画地図補助 01660.svg

厚岸町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
厚岸町中心部周辺の空中写真。
厚岸大橋を挟んで左側が厚岸湾、右側が厚岸湖である。1978年撮影の9枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

厚岸町(あっけしちょう)は、北海道釧路総合振興局管内の厚岸郡にある町。

町名の由来は、アイヌ語のアッケウシ(atkeusi オヒョウニレをいつもはぐ所)から。アイヌ語でカキの意とするバチェラーの説は疑わしいとされる[1]。 かつて古くは東北海道アイヌ民族の中心都市であった。

地理[編集]

釧路総合振興局東南部に位置。 町南部は太平洋に面していて厚岸湾が入り込み、海沿いに漁村が点在する。 北部は丘陵地帯が広がり、酪農がおこなわれる。町面積の57%は森林

夏季は濃霧に覆われる事が多く、気温は上がらない。 冬季の積雪は少ないが、平均気温は-5度と低い。

大黒島はかつては人が住んでいたが、戦時中にの監視基地が置かれたため、住民は退去。かつては、夏場の漁期に季節居住する漁民もいたが、現在無人島で、特別天然記念物に指定され、コシジロウミツバメやゼニガタアザラシの繁殖地となっている。コシジロウミツバメの繁殖地としては最南端となっている。 天然記念物地域は、許可なしの立ち入りは禁止されている。

別寒辺牛川(べかんべうし)、ルークシュポール川ポンルークシュポール川

隣接している自治体[編集]

人口[編集]

Demography01662.svg
厚岸町と全国の年齢別人口分布(2005年) 厚岸町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 厚岸町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
厚岸町(に該当する地域)の人口の推移
1970年 18,114人
1975年 16,778人
1980年 15,940人
1985年 15,417人
1990年 14,093人
1995年 13,076人
2000年 12,307人
2005年 11,525人
2010年 10,631人
総務省統計局 国勢調査より

2009年9月末現在

  • 総数10,993人(男5,229人、女5,764人)
  • 世帯数 4,436世帯

歴史[編集]

天然の良港厚岸湾を有し、江戸時代は釧路・根室地方の中心地として栄えた。

  • 1624年 - 1643年(寛永年間) 松前藩によりアッケシ場所が開設される。
  • 1701年 アッケシ場所を分割し、キイタップ場所(現・浜中町)が開かれる。
  • 1832年 タスマニアの捕鯨船と地元民や役人が交戦。
  • 1890年(明治23) 太田屯田兵村が創設される。
  • 1900年(明治33年)7月1日 4町7村が合併し、厚岸町となり、一級町村制が施行される。
  • 1955年(昭和30) 太田村の南半分を編入合併。

経済[編集]

産業[編集]

街の歴史は江戸時代からと古く、周辺地域住民の商業、水産都市として発展している。

漁業(アサリカキ昆布海苔等)と酪農、林業が盛ん。特に北海道のカキの産地として知られ、町おこしも行う。

上尾幌地区ではかつていくつかの炭鉱があったが、現在は閉山している。 しかし、きのこの栽培もはじめており、毎年秋には「きのこ祭り」が行われる。

農協・漁協[編集]

  • 釧路太田農業協同組合(JA釧路太田)
  • 厚岸漁業協同組合

金融機関[編集]

郵便局[編集]

  • 厚岸郵便局(集配局)
  • 尾幌郵便局(集配局)
  • 上尾幌郵便局
  • 床潭郵便局
  • 本厚岸郵便局
  • 釧路太田郵便局
  • 糸魚沢簡易郵便局
  • 門静簡易郵便局

宅配便[編集]

公共機関[編集]

警察[編集]

消防[編集]

  • 釧路東部消防組合消防本部
    • 厚岸消防署

姉妹都市・提携都市[編集]

海外[編集]

1850年嘉永3年)4月11日にクラレンスの捕鯨船イーモント号が末広沖で遭難、この際乗組員32名を救助した縁で1982年に姉妹都市締結された。

国内[編集]

江戸時代の北方探検家最上徳内が厚岸を蝦夷地調査時の拠点としていたことによる。 1991年平成3年)7月15日に締結。

教育機関[編集]

大学・短期大学[編集]

  • 国立大学

高等学校[編集]

中学校[編集]

  • 町立
    • 厚岸、太田、真龍、高知

小学校[編集]

  • 町立
    • 厚岸、太田、真龍、床潭(とこたん)、高知

交通[編集]

鉄道[編集]

バス[編集]

かつては国鉄バスJR北海道バス(現ジェイ・アール北海道バス)が厚岸自動車営業所を設置し、標茶駅方面や国泰寺方面へ運行していた。

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

文化財[編集]

重要文化財[編集]

  • 正行寺本堂
  • 蝦夷三官寺国泰寺関係資料 - 国泰寺蔵・厚岸町海事記念館保管

登録有形文化財[編集]

  • 正行寺鐘楼

史跡[編集]

  • 国泰寺跡

天然記念物[編集]

  • 大黒島海鳥繁殖地

道指定[編集]

  • 太田屯田兵屋 - 道指定有形文化財
  • 厚岸神岩砦跡及び竪穴群 - 道指定史跡
  • 厚岸床潭沼の緋鮒生息地 - 道指定天然記念物

厚岸町指定文化財[編集]

  • 仏牙舎利塔 - 国泰寺境内
  • 鹿島稲荷神社祭神御堂
  • 国泰寺什器書画古文書、厚岸湖牡蠣島弁天神社弁財天座像など有形文化財6件
  • 厚岸かぐら - 厚岸かぐら同好会
  • お供山チャシ跡群
  • チカラコタン竪穴群
  • ホロニタイ竪穴群
  • 筑紫恋入口竪穴群
  • 筑紫恋チャシ跡
  • 色古丹松 - 国泰寺境内
  • 老桜樹 - 国泰寺境内
  • 逆水松 - お供山山頂、樹齢約400年のイチイ(オンコ)
  • 太田屯田の赤松
  • 太田屯田の桑並木

観光[編集]

名物・名産[編集]

その他[編集]

出身の有名人[編集]

関連人物[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 山田秀三『北海道の地名』 北海道新聞社 ISBN 489363321X 1984年10月

外部リンク[編集]