OS2U (航空機)

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編隊を組み飛行するOS2U 1943年の撮影

OS2U は第二次世界大戦初期にヴォート社が開発・生産した観測機である。愛称はキングフィッシャー (Kingfisher:カワセミの意) 。

尚、アメリカ海軍艦載機艦上機の中で、最初に射出式カタパルトからの発進を行った機体でもある。

開発・運用[編集]

複葉観測機であるO3U[:en]の後継として開発された単葉艦載観測機で、1938年3月陸上機型が、同年5月に水上機型(陸上機型を改修した機体)が初飛行した。軍による試験結果は良好で、1939年OS2Uとして制式採用された。1940年から部隊配備され、水上戦闘艦の艦載機として偵察観測任務に従事した他、近海哨戒飛行隊において対潜哨戒任務や海上捜索救難任務に活躍した。しかし、性能的には同時期の他国の機体と比較すると低性能であり、第二次世界大戦が終結すると急速に退役していった。

イギリス海軍にもレンドリース用に100機供与されたが、全て訓練に使用されている。また、チリアルゼンチンメキシコ等の中南米諸国に若干機が供与された他、ソビエト海軍でもイギリス海軍から引き渡された機体が数機使用された。

なお、本機は一般的には水上機として認識されているが、実際には生産された約1500機の半数以上が陸上型であった。

スペック[編集]

水上機型
  • 乗員 2名

関連項目[編集]