機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Cantabria~jawiki (会話 | 投稿記録) による 2015年6月24日 (水) 12:22個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

機動戦士ガンダム > 機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙
機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙
ジャンル 3Dアクションシューティング
対応機種 PlayStation 2
開発元 ベック(チームホワイトディンゴ)
発売元 バンダイ
プロデューサー 稲垣浩文
ディレクター 徳島雅彦
人数 1~2人
メディア DVD-ROM1枚
発売日 2003年9月4日
2005年2月[BEST]
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
デバイス ネットワーク対応
テンプレートを表示

機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』(きどうせんしがんだむ めぐりあいそら)は、2003年9月4日バンダイより発売されたPlayStation 2用ゲームソフト。1982年に公開されたアニメ映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』のゲーム化であり、他にもゲームオリジナルストーリー作品を含めた歴代ガンダム作品を多数収録している。

作品解説

2000年12月21日にPlayStation 2用のガンダムゲーム第1弾として発売された『機動戦士ガンダム』は、劇場版『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』のラストであるジャブローにて終了しており、エンディングで『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』に続くとアナウンスされていた。それからおよそ2年半後に発売されたのが本作である。前作はサイド7と地球での地上戦のみで、原作では宇宙戦だったルナツー前後のエピソードは省略されていたが、本作では宇宙戦のみを取り扱っており、ゲームシステムも大幅に変更されている。

劇場版同様にキャメルパトロール艦隊との戦いからア・バオア・クー攻防戦まで描かれている。また、TV版の機体やキャラクターも一部登場する。

また、本編の「ストーリーモード」以外にもオリジナルストーリーの『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』を収録した「サイドストーリーモード」、シャア・アズナブルアナベル・ガトーコウ・ウラキジョニー・ライデンなどのガンダム世界のキャラクターのストーリーが楽しめる「エースパイロットモード」、オリジナルキャラクターの育成ができる「ミッションモード」、「対戦モード」などもある。

2005年2月に廉価版である『機動戦士ガンダムめぐりあい宇宙 GUNDAM THE BEST』が発売された。

ゲームシステム

ゲームは「ルートチューブ」と「バトルスフィア」で構成されている。

通常は『レイフォース』のようなマルチロックオン可能な強制スクロールの3Dシューティング「ルートチューブモード」だが、ライバルとの戦いでは一定範囲の3D空間を自由に動ける「バトルスフィアモード」になる。

ネットワーク対応

本作ではネットワークに対応している。直接対戦することはできないが、自分で育成、編成したデータをアップロードし、他のプレイヤーのアップロードしたデータと対戦することで擬似的に対戦が可能だった。戦績は保存され、ランキングが公表された。また、新しいMSをダウンロードすることも可能でキャスバル専用ガンダム、ウイングガンダムゴッドガンダム、釈専用ザク(トニーたけざき釈由美子のためにデザインしたピンクでハートマーク入りのザク)など本編では登場しないMSが配信された。このサービスは2004年9月30日で終了した。

公式サイト