ウイングガンダム

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ウイングガンダム(Wing Gundam)は、テレビアニメ新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器モビルスーツ・MS)。
OZ側のコード名は「ガンダム01」。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 機体解説

諸元
ウイングガンダム
形式番号 XXXG-01W
所属 L1コロニー
設計 ドクターJ
製造 ドクターJ
生産形態 ワンオフ機
全高 16.3m
重量 7.1t
装甲材質 ガンダニュウム合金
武装 バスターライフル
ビームサーベル×2(Ver.ka版×1)
バルカン×2
マシンキャノン×2
シールド
搭乗者 ヒイロ・ユイ
トロワ・バートン
レディ・アン

アフターコロニー(A.C.)195年、地球圏統一連合の圧政に反発する一部コロニーの地下組織によって計画された地球上の連合及びOZに対する反攻作戦、オペレーション・メテオ発動と同時に地上に降下した5機のガンダムタイプMSの1機。

5機のガンダムは、その開発者である科学者達がA.C.180年以前から最強のMSとして設計していたウイングガンダムゼロのデータを基に、一部の機能を追求・特化して作り上げた子供達と言うべき存在であり、そのいずれもがOZが保有するMSを凌駕するスペックを有している。特に装甲・構造材に採用された新素材ガンダニュウム合金は、従来の素材を遥かに上回る強度と軽量さを併せ持ち、出力重量比の観点においてもOZのMSとは一線を画していた。

ウイングガンダムは、当時のウイングゼロの開発スタッフの1人ドクターJが自身の故郷L1コロニー群にて開発した機体である。本機は原型機ウイングゼロの特徴・コンセプトを最も強く受け継いだ機体であり、その外見や高速飛行形態「バード形態」への変形機構を初め、ゼロを模倣した機能・装備を持つ。但し、兵器としては過剰な性能を有していたゼロの反省から、バスターライフルの弾数制限やゼロシステムのオミットなど、その機能には大きく制約が掛けられている。

それでも、OZの機体を充分上回る水準は維持されており、バード形態の併用による高い機動性と合わせ、5機の中では最も性能バランスに優れた汎用性の高い機体となっている。

[編集] Ver.ka版

OVA及び劇場版『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(EW)』発表に合わせ、TV版後半に登場する5機のガンダムのデザインがメカデザイナーカトキハジメによって新規に描き起こされた。それと同時に、EW本編に登場しないTV前半のガンダムもカトキによって新たにデザインされている。リファインされた機体はプラモデルマスターグレードシリーズで「ウイングガンダム(Ver.Ka)」、また完成品フィギュアとしてガンダムフィックスフィギュレーションシリーズで「ウイングガンダム・アーリータイプ」という商品名で発売されている。(一部媒体ではウイングガンダムカスタムという呼称も用いられた。)

本体形状はウイングガンダムゼロカスタムとほぼ同一のものとなっている。背部ウイングはより大型かつ複雑な面構成を持ち、カラーリングは鮮やかな原色系のトリコロールに変更されている。武装も大幅なデザイン変更がなされ、変形機構もTVと一部異なる。 また、ウイングガンダムゼロカスタムは可変機構をもたないため、本機の可変機構はドクターJオリジナルの機構という事になる。

[編集] バード形態

高速移動用の巡航形態。基本的な変形パターンはウイングゼロに準じる。頭部・下半身を180度回転させ、両膝はクランク状に収縮。両腕は肩アーマーを畳み、手首収納と同時にランディングクローを展開、肘角度も直角に曲げられる。背部のウイングを展開し、シールド、バスターライフルを背部ジョイントにマウントして変形を完了する。Ver.ka版では腰は旋回せず、膝の折り畳み方向もTV版と逆になっている。

変形後は嘴の如く鋭く尖った機首、鉤爪状のランディングクロー等、正に鳥を髣髴とさせるシルエットを形成する。この形態では単体での大気圏突入が可能となり、OZのMSはもちろん、他のガンダムも寄せ付けない行動領域を誇る。

なお、ウイングはMS形態においても姿勢制御翼として使用され、高い運動性を機体に与える。

[編集] 武装

バスターライフル
ウイングゼロのツインバスターライフルを基に開発された携帯ビーム砲。オリジナルのツインバスターライフルは機体ジェネレーターからのドライブ方式を採用していたが、本兵装では外付け式のエネルギーカートリッジを使用する。性能もオリジナルの50%以下に抑えられているが、発射されるビームは射軸を中心とした周辺の大気を一瞬にして電離(イオン化)させ、半径150mに渡る範囲に激烈なプラズマ過流と超高熱を引き起こすケタ外れの威力を持つ。また、バード形態での使用も可能。
但し、一度の出撃におけるカートリッジの装備数は僅か3発分のみに限定される。もっとも、エネルギー経路がそれ自体で完結している為、規格の異なる別の機体でも使用可能な利点を持つ。
Ver.ka版では機体の身長並に大型化され、銃尻にはバード形態時に頭部を覆うフェアリングパーツが追加されている。同時に、両腕には片方3発分の予備カートリッジを収めた専用ラックをマウントする。
ビームサーベル
シールドに格納された接近戦用武装。出力はOZのそれを凌ぎ、水中での使用も可能。抜刀時はシールドが中折れしグリップが露出する。Ver.ka版ではシールドの中折れギミックが省略され、裏面に1基のみをマウントする。
バルカン
頭部に2基内蔵された機関砲。対MS用としては非力で、威嚇・牽制や対人戦が主な用途である。
マシンキャノン
両肩に2基内蔵された機関砲。頭部バルカンに比べ口径が大きく、対MS戦においても充分有効。
シールド
機体同様ガンダニュウム合金で構成された防御武装。ガンダニュウム自体の強度に加え、表面に施された特殊コーティングによって実弾、ビームを問わず堅固な守備力を有する。バード形態時は機首を構成し、更にその先端にバスターライフルをマウントする。先端部は鋭利で、そのまま打突武器としても使用される。

[編集] アビリティレベル

リーオーをオールレベル100として換算)

  • ファイティングアビリティ:レベル130
  • ウエポンズアビリティ:レベル140
  • スピードアビリティ:レベル150
  • パワーアビリティ:レベル120
  • アーマードアビリティ:レベル130

[編集] 劇中での活躍

大気圏突入中の戦闘により海溝に沈む等したが、ヒイロ・ユイと共に各地を転戦。シベリアでの戦闘においてヒイロが自爆を敢行し大破四散する。その後、ゼクスが回収してトールギスを参考に修復を行った。

南極での戦闘においてはトロワ・バートンが搭乗し、南極の基地に差し向けられるロームフェラ財団のMS部隊襲撃に備えていた事もある。

ルクセンブルグ戦で損傷放棄されたが後に回収され、MO-II決戦時にはそれまで意識不明だったレディ・アンがウイングガンダムに乗り宇宙へ飛び出す。リーブラの主砲の射線上に立ちはだかっていたトレーズトールギスIIを庇い大破。本機はこの時点で遺棄されている。

ちなみに「ウイングガンダム」と劇中で呼称されたのは前述した、トールギスIIを庇った時、トレーズが一言発しただけで、パイロットであったヒイロ・ユイでさえ呼称した事はなかった(次回予告などでは呼称されていた)。

[編集] 備考

本機の元デザインは、前作の『機動武闘伝Gガンダム』にて、大河原邦男が提出した複数の主役機のデザイン案の内、不採用となった没デザインの流用である。因みに一瞬ではあるが、Gガンダム最終回の終盤、デビルガンダムの迎撃の為出撃した「ガンダム連合」の中に既に本機の姿が確認出来る。

Ver.ka版は第2次スーパーロボット大戦αにて、隠し機体として登場している。中断メッセージでヒイロ・ユイがその存在を示唆している。

[編集] 関連項目

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