岡山県総合グラウンド陸上競技場
| 岡山県総合グラウンド陸上競技場 kankoスタジアム | |
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| 施設情報 | |
| 所在地 |
  岡山県総合グラウンド陸上競技場 (日本) |
| 位置 | 北緯34度40分50.37秒 東経133度55分10.69秒 / 北緯34.6806583度 東経133.9196361度座標: 北緯34度40分50.37秒 東経133度55分10.69秒 / 北緯34.6806583度 東経133.9196361度 |
| 開場 | 1957年 |
| 所有者 | 岡山県 |
| 運用者 | 社団法人岡山県総合協力事業団 |
| グラウンド | 天然芝（106 m × 72 m） |
| ピッチサイズ | 105 m × 68 m |
| 照明 | 2基 |
| 大型映像装置 | スーパーカラービジョン |
| 使用チーム、大会 | |
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ファジアーノ岡山（Jリーグ） 山陽女子ロードレース | |
| 収容人員 | |
| 20,000人 | |
岡山県総合グラウンド陸上競技場（おかやまけんそうごう－りくじょうきょうぎじょう）は、岡山県岡山市北区いずみ町の岡山県総合グラウンド内にある陸上競技場および球技場である。施設は岡山県が所有し、社団法人岡山県総合協力事業団が指定管理者として運営管理を行っている。
なお、岡山市北区に本社を置く尾崎商事が命名権（ネーミングライツ）を取得しており、2010年3月1日から「kankoスタジアム」（略称「カンスタ」）の呼称を用いている。
日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）に加盟するファジアーノ岡山のホームスタジアムとして知られるほか、ジャパンラグビートップリーグなどの試合も開催される。
概要
当施設は県内唯一の日本陸上競技連盟第1種公認陸上競技場で県下最大規模の収容能力を有する。各種陸上競技の大会・記録会及び全国大会県予選・選考会などが毎年行われる。愛称は桃太郎スタジアム（ももたろうスタジアム）であるが、2010年3月1日より「カンコー学生服」をブランドとする尾崎商事の命名権取得（5年契約、年間1,000万円）によりkankoスタジアム（カンコースタジアム）へ改称された[1]。
歴史
1962年の国民体育大会（国体）第17回大会の会場として1957年に竣工、陸上競技を中心に全県規模の大会に多く使用されてきた。
2005年の第60回記念国体（晴れの国おかやま国体）の主会場として使用することを目的に2001年から2年間かけて全面的な改築を開始。トータルデザインは地元岡山市出身のプロダクトデザイナー水戸岡鋭治が担当した。
2005年の国体開催計画当初は、近接する岡山武道館建設時に発掘された津島遺跡が1971年に国の史跡に指定されていたため、岡山市古都南方（上道駅と大多羅駅の中間付近）の用地に建設予定であったが、県の財政難で当競技場の改修に計画を変更した経緯がある。そのため、遺跡を保護する目的で、建物を鉄骨基盤にして軽量化を図った他、遺跡から発掘された調度品と県内のスポーツ選手の資料を集めた展示コーナー「遺跡&スポーツミュージアム」を併設しているユニークなつくりを目指した。また、環境を考慮してスタジアム周辺の樹木も伐採しないでそのまま保存している。また、2008年度に津島遺跡が復元された。
年表
- 1955年 山口県との誘致合戦の末に岡山国体の開催が決定。その後、陸軍練兵場跡地にプール・体育館・球技場等と共に建設が始まる
- 1957年 開場
- 1962年 岡山国体開催
- 1977年 第12回インターハイ開催
- 1981年 JSL東西対抗戦開催
- 2003年 全面改修工事竣工、岡山県総合グラウンド陸上競技場の愛称が岡山県に伝わる童話にちなみ「桃太郎スタジアム」になる
- 2004年 Jリーグの試合が改修後初めて開催（ガンバ大阪vs浦和レッドダイヤモンズ）。
- 2005年 晴れの国おかやま国体開催
- 2010年3月 ネーミングライツで「kankoスタジアム」に名称変更
施設概要
- 日本陸上競技連盟第1種公認
- Jリーグ公認
- 陸上用トラック：400m×9レーン（全天候舗装）
- 天然芝フィールド：106m×72m
- 雨天走路（バックスタンド下に設置）
- 大型映像装置（スーパーカラービジョン）
- ナイター設備：照明塔2基・メインスタンド庇先端部投光器(1,500Lx)
- 観客席
- 太陽光発電を採用
補助グラウンド
- 陸上用トラック：400m×8レーン（全天候舗装）
- 天然芝フィールド：106m×72m
行事
陸上競技会・大会
- 4月
- 県陸上記録会（国体選手選考会）
- 5月
- 県高校総体備前地区予選会
- 県障害者スポーツ大会
- 中国四国学生陸上競技対校選手権大会
- 6月
- 県高校総体（全国高校総体県予選会・国体選手選考会）
- 県中学生陸上競技選手権大会（国体選手選考会）
- 県陸上競技選手権大会（国体選手選考会）
- 7月
- 岡山県学童陸上フェスティバル
- 県中学校総体（全日本中学校予選会）
- 通信陸上岡山大会（国体選手選考会）
- 8月
- 中国五県対抗陸上競技選手権大会
- 県高校陸上競技選手権大会
- 9月
- 県ジュニア陸上競技選手権大会
- 10月
- 岡山陸上カーニバル
- 11月
- 県学童陸上競技大会
- 県中学校秋季陸上競技大会
- 12月
- 長距離記録会（全国都道府県駅伝代表選手選考会）
- 山陽女子ロードレース
以上、岡山陸上競技協会HP（2011年度）より抜粋
サッカー・その他
- 5月
- アメフトフェスタ in OKAYAMA（セリオスタンディングベアーズ、他）
- 8月
- 岡山国際ユースサッカー
- 11月
- 岡山県高校サッカー選手権大会決勝トーナメント
過去に行われた主なイベント
- 2003年9月 第51回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会。
- 2004年6月20日 J1リーグ戦/ガンバ大阪 vs 浦和レッドダイヤモンズ 17,282人
- 2005年8月20日 J1リーグ戦/ヴィッセル神戸 vs 名古屋グランパスエイト 9,079人
- 2006年 ヤマザキナビスコカップ予選/京都パープルサンガ vs 大分トリニータ 3,146人
- 2006年12月 天皇杯5回戦/ 清水エスパルス vs FC東京 3,955人
- 2007年12月 ラグビートップリーグ/三洋電機ワイルドナイツ vs 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 3,650人
- 2007年12月8日天皇杯5回戦 /清水エスパルス vs 横浜F・マリノス 5,108人
- 2008年11月 ラグビートップリーグ/クボタスピアーズ vs 三洋電機ワイルドナイツ 2,600人
- 2008年12月20日天皇杯準々決勝 /柏レイソル vs サンフレッチェ広島 8,531人
- 2009年4月11日 J2リーグ戦/ファジアーノ岡山 vs 横浜FC 13,228人
- 2009年9月 第57回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会。
アクセス
総合グラウンドその他の施設
- 岡山県野球場
- 岡山県総合グラウンド体育館（桃太郎アリーナ）
- 岡山武道館
出典
- ^ 岡山県総合グラウンド陸上競技場のネーミングライツ取得について 尾崎商事プレスリリース 2009年11月19日
外部リンク
| 先代 八橋陸上競技場 （秋田市） |
国民体育大会 主競技場 岡山国体 (1962年) |
次代 県営陸上競技場 （山口市） |
| 先代 熊谷スポーツ文化公園 （熊谷市） |
国民体育大会 主競技場 晴れの国おかやま国体 |
次代 ユニバー記念競技場 （神戸市） |