天草飛行場
天草飛行場 Amakusa Airfield | |||||||||
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IATA: AXJ - ICAO: RJDA | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | 日本 | ||||||||
所在地 | 熊本県天草市城河原1丁目 2080−5番地 | ||||||||
種類 | その他 | ||||||||
運営者 | 熊本県 | ||||||||
運用時間 | 7:40~20:30(JST) | ||||||||
標高 | 103 m (338 ft) | ||||||||
座標 | 北緯32度28分49秒 東経130度9分30秒 / 北緯32.48028度 東経130.15833度座標: 北緯32度28分49秒 東経130度9分30秒 / 北緯32.48028度 東経130.15833度 | ||||||||
公式サイト | 天草空港 | ||||||||
滑走路 | |||||||||
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空港の一覧 |
天草飛行場(あまくさひこうじょう Amakusa Airfield)は熊本県天草市にある飛行場。天草空港(あまくさくうこう)とも呼ばれる。航空機安全運航支援センターが運用業務を受託する。年間利用客数は、国内73,410人(2007年度)[1]。
概要
天草空港は天草地方の行政、商業、交通の中心地である旧本渡市の市街地より、約6kmの天草下島の北部にある高尾山の山頂付近(旧天草郡五和町と旧本渡市の境)に位置し、主に天草地方の空運を担っている。年間の利用客数は近年は8万人前後を推移している[2]。
日本の空港は空港法において、それぞれの役割に応じ「拠点空港」、「地方管理空港」等と分類されるが、天草空港はそれらの分類に属さない「その他の空港」に区分されている。
13/31方向に1000mの滑走路を持つ。滑走路に平行誘導路はない。 着陸帯の幅は120mであり、計器着陸に対応している。ILSは未設置である。
空港ターミナルビルは滑走路の南東側にある。ボーディングブリッジは設置されておらず旅客は直接、飛行機より搭乗する。ターミナルビルに隣接するエプロンはコミューター機用2バースを設置している。貨物取扱及び給油設備は設置されていない。
歴史
- 1982年9月6日 熊本県知事が定例記者会見で天草地方への小型空港構想を表明
- 1990年12月26日 運輸大臣が天草空港の設置を許可
- 1992年 空港建設工事が開始
- 1999年11月19日 天草エアラインのDHC-8が初着陸
- 2000年3月23日 供用開始
- 2005年12月1日 運用時間延長(8:00~19:00→7:40~20:30)
- 天草空港関連画像
航空管制
- 天草フライトサービス 130.775MHz
就航路線
アクセス
本数・所要時間・料金等の詳細は、該当項目や公式サイトで最新情報を確認されたい。
バス
道路
- 熊本県道334号天草空港線及び熊本県道47号本渡五和線により国道324号と接続している。
空港施設
空港ターミナルビル
ターミナルビルは熊本県天草空港管理事務所が運営・管理している。地上2階建てで内装は木材が多用されている。
空港展望公園
滑走路の南側に公園があり、造成された小高い丘からは空港の構内とともに島原湾を望むことができる。
駐車場
ターミナルビル前に無料駐車場(収容台数64台)がある。利用可能時間は7:10~20:45の間。
事件・事故
- 2010年8月6日午前10時10分ごろ、滑走路わきの緑地帯に、航空自衛隊春日基地(春日ヘリコプター空輸隊:福岡県春日市)所属の大型ヘリコプター「CH-47型輸送機」1機が緊急着陸した。機長の話によると、午前9時24分に福岡空港を離陸し、鹿児島県下甑島のレーダーサイトに向かっていたところ、午前9時55分ごろ、機体後部の補助エンジンから煙が出て発火したため、緊急着陸したいと天草飛行場事務所に連絡した。出火した補助エンジンは、間もなく自然鎮火したという。緊急着陸後、機体から炎は見えず、乗員5名が乗っていたが、負傷者はなかった。この事故の影響で、天草飛行場は閉鎖され、天草エアラインの福岡空港発の便と熊本空港行きの便、計2便が欠航した。
備考
- 空港の造成時に、地中から発見された約200万年前の埋れ木が、ターミナルビル内に展示してある。