九段下駅
九段下駅 | |
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4番出入口(2010年4月29日) | |
くだんした Kudanshita (二松學舎大学前*) | |
東京都千代田区九段南一丁目6-1 (東京地下鉄) 東京都千代田区九段北一丁目13-19 (東京都交通局) | |
所属事業者 |
東京地下鉄(東京メトロ) 東京都交通局(都営地下鉄) |
電報略号 |
クタ(東京地下鉄) 下(東京都交通局 駅名略称)* |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 各2面2線(計6面6線) |
乗降人員 -統計年度- |
(東京地下鉄)143,931人/日 (東京都交通局)82,687人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)12月23日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | 東京地下鉄東西線 |
駅番号 | ○T 07 |
キロ程 | 8.7 km(中野起点) |
◄T 06 飯田橋 (0.7 km) (1.0 km) 竹橋 T 08► | |
所属路線 | 東京地下鉄半蔵門線 |
駅番号 | ○Z 06 |
キロ程 | 6.7 km(渋谷起点) |
◄Z 05 半蔵門 (1.6 km) (0.4 km) 神保町 Z 07► | |
所属路線 | 都営地下鉄新宿線 |
駅番号 | ○S 05 |
キロ程 | 5.0 km(新宿起点) |
◄S 04 市ヶ谷 (1.3 km) (0.6 km) 神保町 S 06► | |
備考 | *東京都交通局のみ |
九段下駅(くだんしたえき)は、東京都千代田区にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。東京地下鉄・東京都交通局の駅番号は東西線がT 07、半蔵門線がZ 06、新宿線がS 05。
所在地は東京地下鉄が九段南一丁目、東京都交通局が九段北一丁目となっている。
利用可能な鉄道路線
駅構造
東京地下鉄東西線・半蔵門線、都営新宿線とも相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。
東京メトロと都営地下鉄ののりば表示は連番になっている。 半蔵門線4番線と都営新宿線5番線は同じホームを壁で仕切った形になっている(後述)。
東京地下鉄
半蔵門線で相対式ホームの構造の駅は当駅のみである。
東西線のホームは中柱がある。半蔵門線プラットホームは半蔵門側のみ中柱がなく、それ以外の部分には中柱がある。
両線は改札内ではつながっておらず、一度改札を出ての乗り換えとなる。
ホーム | 路線 | 行先 |
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1 | 東西線 | 西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 |
2 | 東西線 | 飯田橋・中野・三鷹方面 |
3 | 半蔵門線 | 永田町・渋谷・中央林間方面 |
4 | 半蔵門線 | 大手町・押上・久喜・南栗橋方面 |
- 東西線には飯田橋方面に引き上げ線がある。
東京都交通局
副名称は「二松學舎大学前」。
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
5 | 都営新宿線 | 市ヶ谷・新宿・京王線方面 |
6 | 都営新宿線 | 神保町・大島・本八幡方面 |
利用状況
- 東京メトロ - 2010年度の1日平均乗降人員は143,931人である[1]。
- 都営地下鉄 - 2010年度の1日平均乗降人員は82,687人(乗車人員41,690人、降車人員40,997人)である[2]。新宿線の21駅中5位。
近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。
年度 | 東京メトロ | 都営地下鉄 | 出典 | |
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東西線 | 半蔵門線 | |||
1992年 | 51,701 | 21,082 | 19,734 | [3] |
1993年 | 49,496 | 21,945 | 43,452 | [4] |
1994年 | 47,619 | 22,460 | 43,455 | [5] |
1995年 | 45,839 | 22,760 | 41,710 | [6] |
1996年 | 46,597 | 23,055 | 41,964 | [7] |
1997年 | 45,734 | 23,044 | 42,115 | [8] |
1998年 | 45,471 | 23,003 | 43,863 | [9] |
1999年 | 43,202 | 22,467 | 42,478 | [10] |
2000年 | 42,447 | 22,671 | 41,781 | [11] |
2001年 | 42,181 | 21,600 | 39,433 | [12] |
2002年 | 40,948 | 21,548 | 39,041 | [13] |
2003年 | 40,514 | 21,986 | 36,861 | [14] |
2004年 | 40,581 | 21,893 | 36,545 | [15] |
2005年 | 41,537 | 22,466 | 37,216 | [16] |
2006年 | 43,786 | 24,208 | 38,551 | [17] |
2007年 | 46,563 | 27,063 | 41,852 | [18] |
2008年 | 47,677 | 27,345 | 43,019 | [19] |
2009年 | 47,194 | 26,550 | 42,318 | [20] |
2010年 | 41,690 |
駅周辺
- 1番出口
- 2番出口
- 3a番出口
- 九段下交差点
- 3b番出口
- 4番出口
- 牛ヶ淵
- 清水濠
- 九段下交番
- 九段会館(閉鎖され、立ち入り不可能)
- 昭和館
- 千代田会館(旧・千代田公会堂)
- 中部日本放送(CBC)東京支社
- 日本道路交通情報センター九段センター
- 7番出口(東西線2番線ホーム中野寄りにあり、東西線以外の利用はできない)
- 築土神社
- ホテルグランドパレス
- 日本私立学校振興・共済事業団
- 専修大学神田校舎
- 目白通り(東京都道8号千代田練馬田無線)
バス路線
- 九段下
- 千代田保健所
- 日立自動車交通
- 千代田区福祉タクシー「風ぐるま」
- 内神田・富士見便
- 四谷・あきば便
- 千代田区福祉タクシー「風ぐるま」
- 日立自動車交通
- ホテルグランドパレス
歴史
- 1964年(昭和39年)12月23日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)東西線開通に際し開業。当初は終端駅。
- 1966年(昭和41年)3月16日 - 当駅 - 竹橋間延伸により中間駅となる。
- 1980年(昭和55年)3月16日 - 都営地下鉄新宿線の駅が開業。乗換駅となる。
- 1989年(平成元年)1月26日 - 営団地下鉄半蔵門線の駅が開業。現在の形となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化。東西線・半蔵門線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。
その他
- 半蔵門線と都営新宿線は、当駅から神保町駅までの区間を一体として(ひとつのトンネルで)建設された。そのため、半蔵門線押上方面(4番線)と都営新宿線新宿方面(5番線)のホームは壁一枚隔ているだけで、非常口が両ホームを結んでいる。東京メトロと東京都交通局では、2011年12月ホームとコンコースの壁の撤去工事を開始すると発表した。工事の完了は2013年3月を予定している[21][22]。
- 建設の際には近くを流れる日本橋川からの水漏れを防ぐため、一度土を凍結させた上で掘削された。
- 東西線と半蔵門線の乗り換えは、大手町駅よりも当駅のほうが両路線のホームが近い。
- 映画『交渉人 真下正義』に「九段下駅」が登場したが、ロケーション撮影は横浜市営地下鉄(ブルーライン)の中田駅でされた。
- 半蔵門線の当駅 - 神保町駅間の距離は400mで、同線では最短である。
隣の駅
脚注
- ^ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
- ^ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 壁が撤去されると東日本旅客鉄道(JR東日本)代々木駅(山手線、中央・総武緩行線)と同様の3面4線配置となる。
- ^ “九段下駅の乗換改善に向けた工事の開始”. 東京都. 2011年12月9日閲覧。