九段下駅

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九段下駅
4番出入口(2010年4月29日)
4番出入口(2010年4月29日)
くだんした - Kudanshita
(二松學舍大学前*)
東京都千代田区九段南一丁目6-1(東京メトロ)
北緯35度41分45.3秒東経139度45分4.6秒
東京都千代田区九段北一丁目13-19(東京都交通局)
北緯35度41分43.5秒東経139度45分3.9秒
所属事業者 Tokyo Metro logo.svg 東京地下鉄(東京メトロ)
PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局都営地下鉄
電報略号 クタ(東京メトロ)
下(東京都交通局 駅名略称)*
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線(東西線)
3面4線(半蔵門線・新宿線)
乗車人員
-統計年度-
(東京都交通局)49,470人/日(降車客含まず)
-2014年-
乗降人員
-統計年度-
(東京メトロ)159,730人/日
(東京都交通局)97,908人/日
-2014年-
開業年月日 1964年昭和39年)12月23日
乗入路線 3 路線
所属路線 T 東京メトロ東西線
駅番号 T 07
キロ程 8.7km(中野起点)
T 06 飯田橋 (0.7km)
(1.0km) 竹橋 T 08
所属路線 Z 東京メトロ半蔵門線
駅番号 Z 06
キロ程 6.7km(渋谷起点)
Z 05 半蔵門 (1.6km)
(0.4km) 神保町 Z 07
所属路線 S 都営地下鉄新宿線
駅番号 S 05
キロ程 5.0km(新宿起点)
S 04 市ヶ谷 (1.3km)
(0.6km) 神保町 S 06
備考 * 東京都交通局のみ
共同使用駅(半蔵門線・新宿線)
東西線のみ他の2路線とは改札外連絡
神田神保町方面改札(2010年4月)
神田神保町方面改札(2010年4月)
東西線ホーム(2007年10月)
東西線ホーム(2007年10月)
半蔵門線ホーム(2005年6月)
半蔵門線ホーム(2005年6月)

九段下駅(くだんしたえき)は、東京都千代田区にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局都営地下鉄)のである。

概要[編集]

東京メトロの東西線半蔵門線と、都営地下鉄の新宿線の、合計3路線が乗り入れている。駅番号は東西線がT 07、半蔵門線がZ 06、新宿線がS 05である[1][2]

所在地は東京メトロが九段南一丁目[1]、東京都交通局が九段北一丁目となっている[2]。東京都交通局の駅には「二松學舍大学前」の副名称がある。

歴史[編集]

駅構造[編集]

東西線は相対式ホーム2面2線、半蔵門線・新宿線は2面2線の相対式ホームが1面2線の島式ホームを挟む形の合計3面4線を有する地下駅である[8]。東京メトロと都営地下鉄ののりば表示は連番になっている[8]。半蔵門線と新宿線は改札口を共用しており、中間改札なしで乗り換えが可能となっている。白金高輪駅 - 目黒駅間の線路共用区間を除けば、2014年現在、この両社局の接続駅で改札内乗り換えが可能な唯一の例である。一方、東西線は他路線とは改札内ではつながっておらず、一度改札を出ての乗り換えとなる。

2013年3月15日までは、運営主体が別々なため東京メトロ半蔵門線4番線と都営新宿線5番線の同一ホームを壁で仕切った形になっており、乗り換える際は階段を上って改札を一旦出て反対側に回り込む必要があったが、壁が撤去され、2013年3月16日からホーム上で乗り換えられるようになった。

半蔵門線で相対式ホームの構造の駅は当駅のみである。ただし、2013年3月16日からは押上方面は新宿線の新宿方面と対面の島式ホームになり、厳密には相対式ホームと言えなくなった。 東西線のホームは中柱がある。半蔵門線ホームは半蔵門側のみ中柱がなく、それ以外の部分には中柱がある。

のりば[編集]

番線 路線 行先
1 T 東西線 西船橋津田沼東葉勝田台方面
2 飯田橋中野三鷹方面
3 Z 半蔵門線 永田町渋谷中央林間方面
4 大手町押上〈スカイツリー前〉久喜南栗橋方面
5 S 都営新宿線 市ヶ谷新宿京王線方面
6 神保町大島本八幡方面
  • 東西線には飯田橋方面に引き上げ線がある。
    • 平日朝に1往復、西船橋方面→当駅終着と、折り返し当駅始発西船橋方面行きの設定がある他、ダイヤ混乱時には当駅で運転を打ち切り、折り返しとなる場合に使用される。
    • 東西線の東陽町駅までの開通まで検査ピットとして使用していた初代飯田橋検車区跡を利用したスペースである。この留置線には2005年1月22日に東西線開業40周年および妙典駅開業5周年を記念して運転された「メモリアルトレイン」(5000系第66編成使用)の2号→3号の折返し時に初めて乗客を乗せた列車が入線している。

なお、2015年度事業計画の中で、平成31年度を目途に九段下駅の折り返し線を改良し、平面交差せずに当駅で折り返しが出来る様工事を行う事を明らかにした。[9][10]

利用状況[編集]

  • 東京メトロ - 2014年度の1日平均乗降人員159,730人である[11]
  • 都営地下鉄 - 2014年度の1日平均乗降人員は97,908人(乗車人員49,470人、降車人員48,438人)である[12]

各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。

年度別1日平均乗降人員[13]
年度 東京メトロ 都営地下鉄
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
1999年(平成11年) 134,454
2000年(平成12年) 133,384 -0.8%
2001年(平成13年) 129,286 -3.1%
2002年(平成14年) 123,269 -4.7%
2003年(平成15年) 121,800 -1.2% 73,163 -5.3%
2004年(平成16年) 124,029 1.8% 72,277 -1.2%
2005年(平成17年) 126,343 1.9% 73,514 1.7%
2006年(平成18年) 135,634 7.4% 76,345 3.9%
2007年(平成19年) 147,195 8.5% 83,105 8.9%
2008年(平成20年) 85,212 2.5%
2009年(平成21年) 83,863 -1.6%
2010年(平成22年) 82,687 -1.4%
2011年(平成23年) 140,405 81,549 -1.4%
2012年(平成24年) 146,202 4.1% 83,909 2.9%
2013年(平成25年) 153,622 5.1% 92,658 10.4%
2014年(平成26年) 159,730 4.2% 97,908 5.7%


各年度の1日平均乗降・乗車人員数は下表のとおり。

年度別1日平均乗車人員[14]
年度 東京メトロ 都営地下鉄
東西線 半蔵門線
1992年(平成04年) 51,701 21,082 19,734
1993年(平成05年) 49,496 21,945 43,452
1994年(平成06年) 47,619 22,460 43,455
1995年(平成07年) 45,839 22,760 41,710
1996年(平成08年) 46,597 23,055 41,964
1997年(平成09年) 45,734 23,044 42,115
1998年(平成10年) 45,471 23,003 43,863
1999年(平成11年) 43,202 22,467 42,478
2000年(平成12年) 42,447 22,671 41,781
2001年(平成13年) 42,181 21,600 39,433
2002年(平成14年) 40,948 21,548 39,041
2003年(平成15年) 40,514 21,986 36,861
2004年(平成16年) 40,581 21,893 36,545
2005年(平成17年) 41,537 22,466 37,216
2006年(平成18年) 43,786 24,208 38,551
2007年(平成19年) 46,563 27,063 41,852
2008年(平成20年) 47,677 27,345 43,019
2009年(平成21年) 47,194 26,550 42,318
2010年(平成22年) 45,701 26,079 41,690
2011年(平成23年) 44,468 25,655 41,099
2012年(平成24年) 46,030 26,633 42,380
2013年(平成25年) 46,473 30,257 46,762
2014年(平成26年) 49,470

駅周辺[編集]

  • 3a番出口
    • 九段下交差点

バス路線[編集]

ホーム・コンコースの壁撤去工事[編集]

壁撤去工事中の半蔵門線ホーム(2012年4月)
壁撤去工事中の半蔵門線ホーム(2012年4月)
壁撤去後(2013年3月)
壁撤去後(2013年3月)

半蔵門線と都営新宿線は、当駅から神保町駅までの区間のトンネル東京都交通局が一括で建設した[15]。当駅の半蔵門線押上方面(4番線)と都営新宿線新宿方面(5番線)のホームは厚さ約40センチメートルの壁で仕切られているだけで[16]非常口が両ホームを結んでいる[17]。この壁があることで、乗客は階段の上り下りや改札の通過を伴う遠回りをしなければならず、乗り換えに時間がかかっていた[18]。また、ホーム自体の幅も壁によって半分ずつに分けられてしまう上、階段部分では一方のホームの階段が他方のホームに張り出す格好となることから、最も狭い箇所では幅がおよそ1.5メートルにまで狭められるという安全上の問題も開業当時から存在した[17][19]

2011年12月、東京都交通局および東京メトロの両者が、ホームとコンコースの壁を撤去して乗り換えの利便性を向上させる工事を行うと発表した[20]。工事開始は同年12月15日終電後で[20]、全長210メートルのホームのうち約90メートル分の壁が撤去されることになった[16]。2012年6月21日には当時の東京都副知事猪瀬直樹が当駅を視察し、この壁のことを養老孟司の著書になぞらえて「バカの壁」と表現した[21]

2013年3月16日から供用が開始された。壁が撤去されたことで、3面4線配置となった[22]。これと合わせ、券売機スペースに新たに他方の運営体の券売機を設置する、改札機でも互いの切符を処理できるようにするなどのサービス向上が行われ、乗り換え客以外にも利便性の向上が図られた[20]

付記[編集]

  • 建設の際には近くを流れる日本橋川からの水漏れを防ぐため、一度土を凍結させた上で掘削された。
  • 東西線と半蔵門線の乗り換えは、大手町駅よりも当駅のほうが両路線のホームが近いが、改札を介さない乗り換えは大手町駅でしか出来ない。それも千代田線ホームを経由してでしかできず、同じ大手町でも丸ノ内線ホーム・および途中の中間改札経由よりも遠回りになる(そのため、ホーム上の乗り換え案内は丸ノ内線ホーム経由で記載)。
  • 映画『交渉人 真下正義』に「九段下駅」が登場した。ただし、ロケーション撮影は当駅ではなく、横浜市営地下鉄ブルーライン)の中田駅でされた。
  • 半蔵門線の当駅 - 神保町駅間の距離は400mで、同線では最短であり、当駅の神保町寄りのホーム端からは、神保町駅のホームの明かりが見える。

隣の駅[編集]

Tokyo Metro logo.svg 東京地下鉄
T 東西線
快速・通勤快速・各駅停車(通勤快速は中野方面のみ運転)
飯田橋駅 (T 06) - 九段下駅 (T 07) - 竹橋駅 (T 08)
Z 半蔵門線
半蔵門駅 (Z 05) - 九段下駅 (Z 06) - 神保町駅 (Z 07)
PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局
S 都営新宿線
急行
通過
各駅停車
市ヶ谷駅 (S 04) - 九段下駅 (S 05) - 神保町駅 (S 06)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 九段下駅|東京メトロ、東京地下鉄、2013年2月28日閲覧。
  2. ^ a b 九段下|東京都交通局、東京都交通局、2013年2月28日閲覧。
  3. ^ a b 帝都高速度交通営団(1999)、p.14
  4. ^ 帝都高速度交通営団(1999)、p.15
  5. ^ 帝都高速度交通営団(1999)、付図「東京及びその周辺における都市高速鉄道網図」
  6. ^ 帝都高速度交通営団(1999)、p.249
  7. ^ 東西線に発車メロディを導入します! (PDF) - 東京地下鉄、2015年3月25日
  8. ^ a b 九段下駅 構内図|東京メトロ、東京地下鉄、2013年2月28日閲覧。
  9. ^ 平成27年度(第12期)事業計画(説明資料) (PDF) - 東京地下鉄、2015年7月21日閲覧
  10. ^ 「メトロは、すすむ。すすめる。」東京地下鉄
  11. ^ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
  12. ^ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
  13. ^ 各種報告書
  14. ^ 東京都統計年鑑
  15. ^ 帝都高速度交通営団(1999)、p.49
  16. ^ a b 地下鉄一元化を阻む「バカの壁」に穴があいた(猪瀬直樹の眼からウロコ)、日経BPネット(2012年6月26日)、2013年2月28日閲覧。
  17. ^ a b 猪瀬(2011)、pp.23-24
  18. ^ 猪瀬(2011)、p.25
  19. ^ 帝都高速度交通営団(1999)、p.373
  20. ^ a b c 九段下駅の乗換改善に向けた工事の開始、東京都(2011年12月8日)、2013年2月28日閲覧。
  21. ^ “地下鉄九段下駅の壁が一部貫通”、『産経新聞』2012年6月22日朝刊、東京ニュース面。
  22. ^ 平成25年3月16日(土) 東京の地下鉄がさらに便利になります (PDF) 、東京都交通局・東京地下鉄(2013年2月15日)、2013年2月28日閲覧。

参考文献[編集]

  • 猪瀬直樹 『地下鉄は誰のものか』 筑摩書房、2011年ISBN 978-4-480-06596-4
  • 帝都高速度交通営団 『東京高速鉄道半蔵門線建設史(渋谷〜水天宮前間)』 帝都高速度交通営団、1999年

関連項目[編集]

  • 九段
  • 大きな玉ねぎの下で 〜はるかなる想い - 爆風スランプの楽曲。歌詞に九段下駅から武道館へ向かう情景が描かれている。その縁から、2015年より東西線全駅でリニューアルされる発車メロディ(向谷実が制作・プロデュース)において、九段下駅のメロディに採用。2015年5月13日発売の『東京メトロ東西線 発車メロディCollection』にも「East&West Ver.」として収録されている。

外部リンク[編集]