マイケル・ダグラス
マイケル・ダグラス Michael Douglas | |||||||||||||||||||||||||
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2012年 トライベッカ映画祭にて | |||||||||||||||||||||||||
本名 | Michael Kirk Douglas | ||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1944年9月25日(79歳) | ||||||||||||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州 | ||||||||||||||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||||||||||||||
配偶者 |
Diandra Luker(1977 - 2000) キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(2000 - ) | ||||||||||||||||||||||||
著名な家族 |
息子:キャメロン・ダグラス 父:カーク・ダグラス 母:ダイアナ・ダグラス 弟:ジョエル・ダグラス 異母弟:エリック・ダグラス 異母弟:ピーター・ダグラス | ||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||
『危険な情事』 『ウォール街』 『氷の微笑』 『フォーリング・ダウン』 『恋するリベラーチェ』 | |||||||||||||||||||||||||
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マイケル・ダグラス(Michael Douglas、本名: Michael Kirk Douglas、1944年9月25日 - )はアメリカ合衆国の俳優・プロデューサー。俳優のカーク・ダグラスの息子である。
来歴
ニュージャージー州出身。父方の祖父母はベラルーシ(当時はロシア帝国)からの移民でユダヤ系[1]。母親はバミューダ諸島出身の女優Diana Dill。カリフォルニア大学サンタバーバラ校で学ぶ傍ら演劇の訓練も受け、父のもとで映画製作を学び助監督として映画界に入ったが、俳優に転向。1972年から放映されたテレビシリーズ『サンフランシスコ捜査線』ではエミー賞の候補になる等注目を集め監督業にも進出し評価されるようになる。1975年には『カッコーの巣の上で』で製作しアカデミー賞作品賞を含む5部門に輝きプロデューサーとして脚光を浴びる。1987年、『ウォール街』でアカデミー主演男優賞を受賞。2004年のゴールデングローブ賞では、功労賞であるセシル・B・デミル賞を受賞するが、この賞は父カーク・ダグラスも受賞しており、史上初の親子2代での受賞となった[2]。
ミソジニー的な傾向があると指摘されている『危険な情事』、『ローズ家の戦争』、『氷の微笑』、『ディスクロージャー』等に主演しており、女性に翻弄される中高年男性を演じる役柄が多い。
俳優以外では政治活動、特に反原発活動家として知られている。原子力事故を描いた映画『チャイナ・シンドローム』を製作、出演した。また、国連平和大使にも任命されている[3]。2008年アメリカ合衆国大統領選挙の前年には、ヒラリー・クリントン支持を表明していた[4]。
2014年1月14日、ユニセフは彼の長年の核兵器廃絶運動への取り組みを評価して、「ダニー・ケイ人道平和賞」を贈呈した[5]。
私生活
1977年に結婚し息子キャメロン(俳優)[7]をもうけるが後に離婚。2000年に『トラフィック』で共演したキャサリン・ゼタ=ジョーンズと結婚[8][9]して1男1女の2人の子供がいる[10][11][12]。
2009年8月、過去にもドラッグ購入やコカイン所持で逮捕歴のあった息子キャメロンが、メタンフェタミンを販売目的で所持していた容疑で逮捕された[13][14]。これについてマイケルは、「非常に動揺している」、「非常に残念だ」などとコメントした[15][16]。
2010年8月、ステージ4の末期の喉頭癌を患っていることを公表[17]。抗癌剤治療と放射線治療を受けていたが、2011年1月16日の第68回ゴールデングローブ賞授賞式に夫婦揃って久しぶりに公の場に姿を現した。その際に受けたインタビューにて咽頭癌を克服した旨を明らかにした(但し、月1回の検査は引き続き受けているとのこと)。
作品
出演作品
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1969 | マイケル・ダグラス/ヒーロー Hail, Hero! |
カール・ディクソン | |
1970 | マイケル・ダグラス/アダム Adam at Six A.M. |
アダム | |
1972 | ジョディ・フォスターのライオン物語 Napoleon and Samantha |
ダニー | |
1977 | コーマ COMA |
マーク・ベローズ | |
1979 | ランニング Running |
マイケル・アンドロポリス | |
チャイナ・シンドローム The China Syndrome |
リチャード・アダムス | 兼製作 | |
1983 | 密殺集団 The Star Chamber |
スティーヴン・R・ハーディン判事 | |
1984 | ロマンシング・ストーン 秘宝の谷 Romancing the Stone |
ジャック・コルトン | 兼製作 |
1985 | コーラスライン A Chorus Line |
ザック | |
ナイルの宝石 The Jewel of the Nile |
ジャック・コルトン | 兼製作 | |
1987 | 危険な情事 Fatal Attraction |
ダン・ギャラガー | |
ウォール街 Wall Street |
ゴードン・ゲッコー | アカデミー主演男優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門) 受賞 | |
1989 | ローズ家の戦争 The War of the Roses |
オリヴァー・ローズ | |
ブラック・レイン Black Rain |
ニック・コンクリン | ||
1992 | 氷の微笑 Basic Instinct |
ニック・カラン刑事 | |
嵐の中で輝いて Shining Through |
エド・リーランド | ||
1993 | フォーリング・ダウン Falling Down |
ウィリアム・フォスター | |
1994 | ディスクロージャー Disclosure |
トム・サンダース | |
1995 | アメリカン・プレジデント The American President |
アンドリュー・シェパード大統領 | |
1996 | ゴースト&ダークネス The Ghost and the Darkness |
チャールズ・レミントン | 兼製作総指揮 |
1997 | ゲーム The Game |
ニコラス・ヴァン・オートン | |
1998 | ダイヤルM A Perfect Murder |
スティーヴン・タイラー | |
2000 | ワンダー・ボーイズ Wonder Boys |
グレイディ・トリップ | |
トラフィック Traffic |
ロバート・ウェイクフィールド | ||
2001 | ジュエルに気をつけろ! One Night at McCool's |
バーマイスター | 兼製作 |
サウンド・オブ・サイレンス Don't Say a Word |
ネイサン・コンラッド医師 | ||
2003 | セイブ・ザ・ワールド The In-Laws |
スティーヴ・トバイアス | |
グロムバーグ家の人々 It Runs in the Family |
アレックス・グロムバーグ | 兼製作 | |
2004 | マイ・シネマトグラファー Tell Them Who You Are |
本人 | ドキュメンタリー |
2006 | トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合 You, Me and Dupree |
トンプソン氏 | |
ザ・センチネル/陰謀の星条旗 The Sentinel |
ピート・ギャリソン | 兼製作 | |
2007 | カリフォルニア・トレジャー King of California |
チャーリー | |
2009 | ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト Ghosts of Girlfriends Past |
ウェイン叔父さん | |
ダウト 〜偽りの代償〜 Beyond a Reasonable Doubt |
マーク・ハンター | ||
ソリタリー・マン Solitary Man |
ベン・カルメン | ||
2010 | ウォール・ストリート Wall Street: Money Never Sleeps |
ゴードン・ゲッコー | |
2012 | エージェント・マロリー Haywire |
オリヴァー | |
2013 | 恋するリベラーチェ Behind the Candelabra |
リベラーチェ | 第2回テレビ批評家協会賞主演男優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門)受賞 |
ラストベガス Last Vegas |
ビリー・ゲルソン | ||
2014 | 最高の人生のつくり方 And So It Goes |
オーレン・リトル | |
Beyond the Reach | マデック | ||
2015 | アントマン Ant-Man |
ハンク・ピム |
製作
公開年 | 邦題 原題 |
担当 | 備考 |
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1975 | カッコーの巣の上で One Flew Over the Cuckoo's Nest |
製作 | アカデミー作品賞受賞 |
1984 | スターマン/愛・宇宙はるかに Starman |
製作総指揮 | |
1990 | myベスト・フレンズ Eyes of an Angel |
製作 | |
1991 | フラットライナーズ Flatliners |
製作 | |
1992 | ラジオ・フライヤー Radio Flyer |
製作総指揮 | |
1993 | メイド・イン・アメリカ Made in America |
製作 | |
1997 | フェイス/オフ Face/Off |
製作総指揮 | |
レインメーカー The Rainmaker |
製作 |
日本語吹替
日本語吹き替え版では、小川真司がほぼ専属で担当している。
脚注
- ^ Tugend, Tom (2006年12月12日). “Lucky number 90”. The Jerusalem Post 2006年12月12日閲覧。
- ^ “M・ダグラス、功労賞を受賞”. シネマトゥデイ. (2003年11月20日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “ジョージ・クルーニーさん国連平和大使に、ダルフール紛争取り組みで”. AFPBB News. (2008年1月19日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “マイケル・ダグラス、クリントン上院議員を支持”. AFPBB News. (2007年8月31日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “国連平和大使のM・ダグラス、ユニセフが人道平和賞を授与”. 2014年1月18日閲覧。
- ^ “マイケル・ダグラスがセザール賞の名誉賞を受賞!”. シネマトゥデイ (2016年1月31日). 2016年2月1日閲覧。
- ^ Cameron Douglas - IMDb(英語)
- ^ “マイケル・ダグラス夫妻、ついに挙式”. シネマトゥデイ. (2000年11月15日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “Cheesy chat up line that snagged Catherine Zeta-Jones”. The Sydney Morning Herald. (2007年7月12日)
- ^ “キャサリン・ゼタ・ジョーンズ出産”. シネマトゥデイ. (2000年8月10日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “C・ゼタ=ジョーンズ、2人目は女の子”. シネマトゥデイ. (2003年4月23日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “Carys — a name rooted in love”. BBC News. (2003年4月22日) 2006年9月25日閲覧。
- ^ “M・ダグラスの息子、「大量」の覚せい剤所持で逮捕”. asahi.com. (2009年8月4日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “マイケル・ダグラスの息子、麻薬強制捜査で逮捕”. シネマトゥデイ. (2009年8月5日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “M・ダグラス、息子の逮捕に「非常に動揺している」”. asahi.com. (2009年8月13日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “マイケル・ダグラス、息子の逮捕に「残念」”. シネマトゥデイ. (2009年8月17日) 2009年8月20日閲覧。
- ^ “Michael Douglas to Undergo Throat Cancer Treatment”. ABC News 2010年8月16日閲覧。
外部リンク
- マイケル・ダグラス - allcinema
- Michael Douglas - IMDb(英語)