ケヴィン・ベーコン

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ケヴィン・ベーコン
Kevin Bacon
Kevin Bacon
2012年
生年月日 1958年7月8日(55歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州フィラデルフィア
ジャンル 俳優
活動内容 1978年:映画デビュー
配偶者 キーラ・セジウィック(1988年 - )
主な作品
フットルース』『トレマーズ
アポロ13』『告発

ケヴィン・ベーコンKevin Bacon, 1958年7月8日 - )は、アメリカ合衆国俳優

経歴[編集]

ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。父親は建築家都市計画家エドモンド・ベーコン

役者を目指して17歳で地元を離れ、ニューヨークへ渡り、『Circle in the Square Theatre』にて舞台を踏んだ。1978年にジョン・ベルーシ主演のコメディ映画『アニマル・ハウス』で映画デビュー。ブレイク前には現在ではカルト的な人気を誇るホラー映画『13日の金曜日』へも端役で出演している。その後も着々とキャリアを重ねていき、1982年にはその才能が評されオビー賞を獲得。そのすぐ後に、『The Slab Boys』という題目で若き日のショーン・ペンヴァル・キルマーと共演してブロードウェイデビューも果たした。ほどなくしてバリー・レヴィンソン監督の青春映画『ダイナー』などに出演し、実話を元に映画化された『フットルース』でブレイク。日本での知名度も上がる。若い頃は青春映画のスターとして活躍していたが、その後脇役や悪役を多く演じ個性派・実力派の俳優として評価を得、近年は自らメガホンも取っている。

1994年に出演したメリル・ストリープ共演のアクションスリラー『激流』では、エリート一家を恐怖に陥れる悪役を熱演してゴールデングローブ賞にもノミネート。2009年に出演したテレビ映画『Taking Chance』では同賞を受賞した。

2013年からテレビドラマシリーズ初主演となるサイコスリラー『ザ・フォロイング』が放送されている。

ミュージシャン[編集]

ミュージシャンである兄のマイケルとともに「ザ・ベーコンブラザーズ」というバンドを組んで、音楽活動もしている。これまでプロモーションなどのでの来日はなかなかなかったが、2006年にはマイケルと共に"ミュージシャン"として初来日を果たし、ブルーノート東京にてライブ公演を行った。

私生活[編集]

1988年に女優のキーラ・セジウィックと結婚し、子供が二人いる。2008年にウィル・アイ・アムのプロモーションビデオにおいては夫婦で出演した。

主な出演作品[編集]

映画[編集]

日本語吹き替えは安原義人・山路和弘が主に担当する。

公開年 邦題
原題
役名 備考
1978 アニマル・ハウス
Animal House
チップ・ディラー
1979 結婚ゲーム
Starting Over
ニューヨークの恋人
Hero at Large
ティーンエイジャー
1980 13日の金曜日
Friday the 13th
ジャック・バレル
1981 泣かないで
Only When I Laugh
ドン
1982 ダイナー
Diner
ティモシー
1983 ブライアンの悪夢
The Demon Murder Case
1984 フットルース
Footloose
レン・マコーマック
1986 クイックシルバー
Quicksilver
ジャック
1987 グレート・ストリーム
White Water Summer
ヴィク
大災難P.T.A.
Planes, Trains & Automobiles
レーサー
1988 結婚の条件
She's Having a Baby
ジェイク・エドワード・ブリッグス
クリミナル・ロウ(灰色の容疑者)
Criminal Law
マーティン
1989 ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦!!
The Big Picture
ニック・チャップマン
1990 トレマーズ
Tremors
ヴァル・マッキー
フラットライナーズ
Flatliners
デイヴィッド
1991 パイレーツ
Pyrates
アリ
クイーンズ・ロジック/女の言い分・男の言い訳
Queens Logic
デニス
彼の言い分、彼女の言い分
He Said, She Said
ダン・ハンソン
JFK
JFK
ウィリー・オキーフ
1992 ア・フュー・グッドメン
A Few Good Men
ジャック・ロス
1993 アフリカン・ダンク
The Air Up There
ジミー
1994 激流
The River Wild
ウェイド
1995 告発
Murder in the First
ヘンリ
アポロ13
Apollo 13
ジャック・スワイガート
バルト
Balto
バルト 声の出演
1996 スリーパーズ
Sleepers
ショーン
1997 ピクチャー・パーフェクト 彼女が彼に決めた理由
Picture Perfect
サム・メイフェア
17 セブンティーン
Telling Lies in America
ビリー・マジック
1998 ウィズ・ユー
Digging to China
リッキー
ワイルドシングス
Wild Things
レイ・デュケット 兼製作総指揮
1999 エコーズ
Stir of echoes
トム
2000 マイ・ドッグ・スキップ
My Dog Skip
ジャック・モリス
インビジブル
Hollow Man
セバスティアン・ケイン
2001 ノボケイン/局部麻酔の罠
Novocaine
ランス クレジットなし
2002 コール
Trapped
ジョー
2003 ミスティック・リバー
Mystic River
ショーン
イン・ザ・カット
In the Cut
ジョン・グラハム
2004 The Woodsman ウォルター
バイバイ、ママ
Loverboy
マーティ 兼 監督・製作
2005 ビューティー・ショップ
Beauty Shop
ホルヘ
秘密のかけら
Where the Truth Lies
ラニー・モリス
2007 狼の死刑宣告
Death Sentence
ニック
レールズ&タイズ
Rails & Ties
トム・スターク
狼たちの報酬
The Air I Breathe
ラブ
2008 フロスト×ニクソン
Frost/Nixon
ジャック・ブレナン
2009 Taking Chance シュトローブル中佐 テレビ映画、ゴールデングローブ賞ミニシリーズ・テレビ映画部門の主演男優賞を受賞
ニューヨーク、アイラブユー
New York, I Love You
たった一人のあなたのために
My One and Only
ダン
2011 パーフェクト・スナイパー
Elephant White
ジミー
スーパー!
SUPER
ジョック
X-MEN: ファースト・ジェネレーション
X-Men: First Class
セバスティアン・ショー
ラブ・アゲイン
Crazy, Stupid, Love.
デイヴィッド
2013 ゴースト・エージェント/R.I.P.D.
R.I.P.D.
ボビー・ヘイズ

主な監督作品[編集]

映画[編集]

  • バイバイ、ママ Loverboy (2004年)

テレビ映画・テレビドラマ[編集]

  • チェイスの夏 Losing Chase (1996年) ゴールデングローブ賞3部門受賞
  • クローザー The Closer (2007年) 27、28話

ケヴィン・ベーコン指数[編集]

映画俳優の共演関係の「距離」をケヴィン・ベーコンを起点に計測する「ケヴィン・ベーコンとの六次の隔たり」(Six Degrees of Kevin Bacon)という遊びがある。ケヴィン・ベーコンと共演した俳優を「1次」、「1次」の人物と共演した人物に「2次」というように隔たりの指数(「ベーコン指数」Bacon number と呼ばれる)を与えるもので、その指数をなるべく小さくしようとしたり、より遠くの人物に結びつきを見出そうとしたりものである。もっとも、ここでいう「共演」は端役などで同じ映画に出演したという程度の関係も含まれ、必ずしも面識を持つとは限らない。この遊びは、数学者の世界におけるエルデシュ数ポール・エルデシュを中心とした論文の共著関係の広がり)と同様の発想によるもので、1994年にオルブライト大学の4人の学生が作り出した。

ケヴィン・ベーコンは、あらゆるジャンルで非常に多数の映画に出演している。1994年のはじめ、映画雑誌『プレミア英語版』のインタビューに対してベーコンが「ハリウッドの全員が自分の共演者か、共演者の共演者だ」という趣旨の発言をしており、インターネット上などでは「ケヴィン・ベーコンはハリウッドの中心(あるいは「世界の中心」)」と言われるなど話題になった。実際、ハリウッドに限らず古今東西のほとんどの俳優は「ベーコン指数」3次以内に収まってしまう。 インターネット・ムービー・データベース(IMDb)に掲載されているデータに基づいて任意の俳優間の「距離」を計測するサイト「The Oracle of Bacon」によれば、2011年6月現在、IMDbに記載された約210万人の俳優のうち「ベーコン指数」を持つ人物は約130万人、そのうち約110万人(約83%)が3次以下である[1]

日本でも、2次のベーコン指数(ベーコンの共演者の共演者)を持つ多くの俳優がいる。たとえば、

などである。「The Oracle of Bacon」によれば、インドのラジニカーント、ウズベキスタンのラジャブ・アダシェフ(Rudzhab Adashev)、セネガルのファトゥマタ・クリバリ(Fatoumata Coulibaly)といった、一見ハリウッドから遠くに位置しそうな俳優もベーコンと3次の隔たりでつながっている。もっとも、共演関係をたどる起点としてベーコンは高い「中心」性を示してはいるが、突出して高いわけではない[1]

ベーコンはこの遊びについて、はじめは馬鹿にされているようで不快であったが、そのうちに楽しむようになったという。発案者の4人と一緒にテレビのトークショーに出演したり、書籍 Six Degrees of Kevin BaconISBN 9780452278448)に序文を寄せたりしている。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]