コスモスクエア駅
コスモスクエア駅 | |
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コスモスクエア Cosmosquare | |
所在地 | 大阪市住之江区南港北一丁目30-21 |
所属事業者 | 大阪市交通局(大阪市営地下鉄) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 計2面4線(各 島式1面2線) |
乗降人員 -統計年度- |
18,879人/日 -2008年- |
開業年月日 | 1997年12月18日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■地下鉄中央線 |
駅番号 | C10 |
キロ程 | 0.0 km(当駅起点) |
(2.4km) 大阪港 C11► | |
所属路線 | ■南港ポートタウン線(ニュートラム) |
駅番号 | P09 |
キロ程 | 0.0 km(当駅起点) |
(0.6km) トレードセンター前 P10► |
コスモスクエア駅(コスモスクエアえき)は、大阪市住之江区にある大阪市交通局の駅。
概要
コスモスクエアのローマ字表記は「Cosmosquare」と1単語となっている(Cosmo-Squareではない)[1]。中国語表記は意訳した「宇宙广场」(宇宙広場)である。2005年6月30日までは大阪港トランスポートシステム(OTS)運営のテクノポート線とニュートラムテクノポート線の駅だったが、翌7月1日付で鉄道事業(線路のみ大阪港トランスポートシステムが管理)は、大阪市交通局が第二種鉄道事業者になり、OTSは第三種鉄道事業者になった為、それぞれ大阪市営地下鉄中央線と大阪市交通局南港ポートタウン線(ニュートラム)の駅として運営されている。
2004年に駅番号を導入した際に、大阪市交通局の路線以外で駅番号を採用する場合、大阪市交通局側の末端駅(導入時点では大阪港駅と中ふ頭駅)を11番とし、そこから10, 09, と番号を減らす方式が採用された。同様の例は大阪市営地下鉄御堂筋線と相互直通運転をしている北大阪急行電鉄南北線にも見られる。その後、OTS線の大阪市への路線譲渡が行われたことで大阪市交通局側の末端駅は当駅に移動したが、混乱を避ける意味で駅番号については変更されなかった。現在、当駅が大阪市交通局の駅でありながら両路線とも11番未満である(中央線は『C-10』、ニュートラムは『P-09』)のは、その歴史の名残である(トレードセンター前駅も同様の理由でP-10である)。
利用可能な鉄道路線
駅構造
両路線とも島式ホーム1面2線の地下駅である。 地下3階に地下鉄中央線ホーム(1・2番線)、地下2階に南港ポートタウン線ホーム(3・4番線)がある。 かつては南港ポートタウン線ホームにのりかえ改札口が設置されていたが、大阪市交通局への統合に伴い撤去された。
のりば
ホーム | 路線 | 行先 | |
---|---|---|---|
地下鉄中央線ホーム | |||
1 | ■中央線 | 本町・森ノ宮・長田・生駒・学研奈良登美ヶ丘方面 | |
2 | ■中央線 | 降車専用ホーム | |
南港ポートタウン線ホーム | |||
3 | ■南港ポートタウン線 | 中ふ頭・住之江公園方面 | |
4 | ■南港ポートタウン線 | 中ふ頭・住之江公園方面 |
大阪市営地下鉄では路線ごとにホーム番号がつけられるのが通例だが、この駅は元々別会社の駅であったために例外となっている(この駅以外での例外事例としては大国町駅があるが、これは別の理由による。当該項目を参照)。
中央線の2番線の回送列車はホーム西寄りの引上線で折り返しを行い、1番線に入線する。これは中央線(OTS時代には北港テクノポート線)に新桜島方面への延長計画がある為、また駅の手前が急カーブとなっており渡り線が設置しにくい為だと思われる。かつて大阪市が誘致していた、北港地区(夢洲:ゆめしま)でのオリンピックのアクセス手段として使われる計画だったが、実際には誘致できなかったため、鉄道の敷設計画は具体化していない。工事自体は既に行われており、夢咲トンネル(道路・鉄道併用)は2009年8月1日に開通した。
夜間滞泊の運用がある。
利用状況
- 2007年に実施された交通量調査による調査日(平日)の乗降者数は18,879人[2]。
駅周辺
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/8e/OTS_map_Cosmosquare.jpg/260px-OTS_map_Cosmosquare.jpg)
- コスモスクエア海浜緑地(シーサイドコスモ)
- 大阪市立海洋博物館(なにわの海の時空館)
- 森ノ宮医療大学
- Zepp Osaka
- シーサイドレジデンス コスモスクエア駅前
- 大阪入国管理局
- 大阪港国際フェリーターミナル(釜山港行きのパンスターフェリーと上海行きの新鑑真の発着地)
バス
北港バス(2号出口)
- 1番のりば
- サークルバス 国際交流センター前 行
- 2番のりば
- コスモバス なにわの海の時空館 経由 大阪南港野鳥園 行
歴史
その他
- 第1回近畿の駅百選に選定されている。
- かつて地下鉄中央線のホーム壁面にはガラス張りの水槽が設けられ、ミニ水族館が設置されていた(管理は海遊館の職員が出張して行っていた)。しかし維持費が大変だった割に見る乗客が少なかったため、数年前に撤去された。
- 中央線ホームにある乗車位置案内には、いまだに 『Technoport Line』 の表記が残っている。
- 南港ポートタウン線が四つ橋線との乗り換えに合わせたダイヤ設定となっているためか、乗り換えのタイミングが合わなくて待たされるときがある。
- この駅では、大阪市営地下鉄で標準的であった接近メロディとは違った、波の音の効果音などが入った、独特の接近メロディを使用していたが、2007年3月24日の中央線の放送更新で標準的な接近メロディーに替わった。
- 大阪市交通局管内ではかつてフェリーターミナル駅(南港ポートタウン線)が唯一の駅名表記が総てカタカナの駅だったが、当駅の大阪市営地下鉄移管により、現在同管内には、表記が総てカタカナの駅は当駅とフェリーターミナル駅の2駅となっている。
- 南港北地区を表す「コスモスクエア」の名称は、1988年市民からの公募により決定。「テクノポート大阪」構想が計画された段階では、駅周辺の人工運河沿いに商業施設やオフィスが並ぶ予定だった。現在は主にマンションや大学に変更され、一部が完成、他の施設も工事中である。
隣の駅
- 大阪市交通局
- ■地下鉄中央線
- コスモスクエア駅 (C10) - 大阪港駅 (C11)
- ■南港ポートタウン線(ニュートラム)
- コスモスクエア駅 (P09) - トレードセンター前駅 (P10)
- ()内は駅番号を示す。
脚注
- ^ 但し、『2008年号 近鉄時刻表』ではスペースを入れて「COSMO SQUARE」と表記している。『2008年号 近鉄時刻表』240-243頁。
- ^ 平成20年度 地下鉄・ニュートラム 交通調査の結果について 2008年11月11日
関連項目
外部リンク
- 駅ガイド:コスモスクエア駅(中央線) - 大阪市交通局
- 駅ガイド:コスモスクエア駅(南港ポートタウン線) - 大阪市交通局