なにわの海の時空館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg なにわの海の時空館
Osaka Maritime Museum
Osaka maritime museum01s3200.jpg
施設情報
専門分野 海洋
館長 濱田育雄
管理運営 大阪ガスビジネスクリエイト株式会社
開館 2000年(平成12年)
閉館 2013年(平成25年)3月10日
所在地 559-0034
大阪市住之江区南港北2丁目5番20号
位置 北緯34度38分24.17秒 東経135度24分16.46秒 / 北緯34.6400472度 東経135.4045722度 / 34.6400472; 135.4045722
プロジェクト:GLAM
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なにわの海の時空館(なにわのうみのじくうかん)は、大阪市住之江区南港咲洲地区にあった、大阪市立の博物館船舶海運海洋をテーマとする海事博物館である。

2006年度(平成18年度)より指定管理者制度に移行し、大阪ガスビジネスクリエイト株式会社が管理運営を受託した。

2013年(平成25年)3月10日をもって閉館した[1][2]

概要[編集]

大阪港南港エリア咲洲にあり、大阪湾に面した場所に位置する。大阪市市制100周年記念事業の一つとして建設、2000年(平成12年)に開館した。大阪市港湾局が施工し、総工費176億円だった。

建築は世界的に著名な建築家ポール・アンドリューの作品で、ユニークな4208枚のガラスを用いたドーム型の建物。英国構造技術者協会から2002年(平成14年)に特別賞を受賞。エントランス棟とドーム型の展示棟があり、両棟は海底トンネルで繋がっている。

「WORLD WINDOW水平線の彼方へ」「WORLD WINDOWキャプテンとなって」「柳原良平氏コレクション展示・アンクル船長ギャラリー」「バーチャル解説員」など。2010年(平成22年)には、開館10周年を記念してリニューアルが実施された。

初代館長は石浜紅子(2010年より、名誉館長[3])。

不人気から閉館へ[編集]

年間60万人の入場者が見越まれるとして作られたなにわの海の時空館であったが、入場者は初年度の20万人が最高で、2008年(平成20年)度には入場者数が10万人を割り込んだ。2009年(平成21年)度は10万人台に回復したものの、実体は入場者の6割以上を社会見学の小中学生等の無料入場者が占めていた。

毎年の赤字は3億円以上にのぼり、2010年度(平成22年度)の大阪市事業仕分けで「廃止」が妥当と判定された[4]。その後、大阪市は2013年(平成25年)2月8日、閉館日を同年3月10日と発表した[1]

大阪市長の橋下徹は閉館前の2013年2月28日の定例記者会見において「当時の市の責任だが、よくこんなものを作ったものだ」、「自分たちの責任として、担当部局に頑張ってもらうしかない」と酷評している[5]

開館情報[編集]

  • 入館料
    大人600円・小人(中学生以下)無料
  • 開館時間
    通年 10:00 - 17:00
    夏休み 10:00 - 19:00(いずれも入館は閉館30分前まで)
  • 休館日
    毎週月曜日(祝日の場合翌日)12/28 - 1/1・メインテナンス休館日3日/年
    ただし、3月最終月曜日と夏休み期間は無休

施設[編集]

エントランス棟
  • 海の映像館(「SHIP-6000」と「世界港まち紀行」)
  • 海の冒険館(シミュレーター・シアター)
  • 菱垣廻船「浪華丸」の実物(全長30m)
  • 江戸時代大坂展示
  • 古代から未来への航海術についての展示

所在地[編集]

  • 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目5番20号

周辺情報[編集]

交通[編集]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 「なにわの海の時空館」を閉館します 大阪市 港湾局 2013年2月8日 報道資料
  2. ^ さよなら時空館、10日閉館 「浪華丸」見納めか2013年3月9日 大阪日日新聞
  3. ^ なにわの海の時空館名誉館長の称号贈呈式を行います。 大阪市 港湾局 2010年3月31日 報道資料
  4. ^ 平成22年度事業仕分けにかかる市民アンケートの結果概要及び各事業の検討状況を公表
  5. ^ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130301-OYT1T00291.htm?from=main3

外部リンク[編集]