青い花 (漫画)

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青い花
ジャンル 学園漫画百合
漫画
作者 志村貴子
出版社 太田出版
掲載誌 マンガ・エロティクスF
発表期間 30号(2004年11月17日) - 連載中
巻数 既刊4巻
アニメ
監督 カサヰケンイチ
シリーズ構成 高山文彦
キャラクターデザイン 音地正行
音楽 羽毛田丈史
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 青い花製作委員会
放送局 フジテレビ
放送期間 2009年7月1日 - 9月9日
話数 全11話
コピーライト表記 ©志村貴子・太田出版/青い花製作委員会
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青い花』(あおいはな)とは志村貴子による日本の漫画作品である。『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)30号(2004年11月17日発売)から連載中。2009年7月よりテレビアニメが放送された。なお、アニメは平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門/長編(劇場公開・テレビアニメ・OVA)に選ばれている。

目次

[編集] 概要

江ノ電沿線などの鎌倉が舞台。それぞれ別の女子高に通う2人の主人公を軸に、女性同士の恋愛と友情が描かれている。タイトルは、ノヴァーリスの小説『青い花』に由来する[1]

本作ではふたりの主人公を取り巻く女性同士の人間関係や恋模様とともに、男女間の恋愛や恋心も描かれている。これについて作者は、「女の子同士の恋愛だけに特化すると、女の子同士の恋愛が単なるファンタジーになってしまいそうなので、男女の恋愛も含めて描いた」という旨のことを語っている[2]。主人公のふみは女性が(性的な意味で)好きな少女として描かれているが、作者の前作『どうにかなる日々』とは異なり直接的な性描写はほとんどない[3]。また作者は『どうにかなる日々』でレズビアンの話を描いていてとても楽しかったことが創作のきっかけになったと明かしており、『マリア様がみてる』に負けない百合作品にしたいとも語っている[1]

[編集] あらすじ

鎌倉の女子高「松岡女子高校」に入学したふみちゃんこと万城目ふみは、入学式の日に江ノ電の鎌倉駅で別のお嬢様女子高「藤が谷女学院」に同じく入学した幼なじみのあーちゃんこと奥平あきらと10年ぶりに再会。2人は一緒に登校するようになる。その頃のふみは交際していた従姉妹の千津ちゃん(花城千津)が結婚したため裏切られた気分になって沈んでいたが、文芸部の部室で出会った先輩の杉本恭己と付き合いはじめる。


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[編集] 登場人物

[編集] 松岡女子高校

万城目 ふみ(まんじょうめ ふみ)
- 高部あい
本作の主人公。11月21日生、蠍座、身長171cm、血液型はA型。ニックネームはふみちゃん。松岡女子高校1年。
背が高く眼鏡をかけている。一見クールに見えるが、泣き虫でとても心配性。しっかりもののあきらが初恋の人。小学1年のとき、家族と共に転居したため鎌倉駅で再会するまであきらとは音信不通になっていた。付き合っていた従姉の千津が結婚して落ち込んでいたが文芸部に入り浸っていた恭己に惹かれ、文芸部に入る。恭己と付き合うが、彼女には他に好きな人がいることを察し思い悩む。
杉本 恭己(すぎもと やすこ)
声 - 石松千恵美
7月5日生、蟹座、身長173cm、血液型はA型。中学時代は藤が谷女学院中等部に在籍。現在は松岡女子高校3年。
高校2年になったとき、藤が谷から松岡に編入した。藤が谷に通っていた3人の姉がいる。実家は和風のお屋敷で、運転手や使用人を抱える家のお嬢様。
長身で落ち着いた性格。優等生でスポーツもでき、女子に人気がある。京子に想いを寄せられているが、恭己はその想いに応えられないでいる。バスケ部部長(ただし文芸部に入り浸り、藤が丘の演劇部にも客演として参加)。ふみをデートに誘い、学校の図書館で告白する。藤が谷にいた頃から正則のことが好きで、ふみと付き合うようになってもまだその想いを断ち切れていない。
松岡卒業後は藤が谷の文子と共に留学のため渡英。
本厚木 洋子(ほんあつぎ ようこ)
声 - 矢作紗友里
身長159cm。ニックネームはポンちゃん。松岡女子高校1年。演劇部所属。
明るく気さくな性格。肩で切りそろえたボブヘアが特徴。同じ演劇部の美和、美沙子とよく一緒に行動している。ふみとクラスで隣の席になり、演劇部に誘う。
茂木 美和(もてぎ みわ)
声 - 豊崎愛生
身長155cm。ニックネームはモギー。松岡女子高校1年。演劇部所属。
おっとりした性格で、ふわふわした髪が特徴。あきらの兄のことが気になっている。
安田 美沙子(やすだ みさこ)
声 - 井口裕香
身長157cm。ニックネームはやっさん。松岡女子高校1年。演劇部所属。
天真爛漫でものおじしない性格。太い眉毛にくせ毛のショートヘアが特徴。
上野 佳織(うえの かおり)
声 - 沖佳苗
松岡女子高校3年。文芸部部長。恭己の同級生で友人。

[編集] 藤が谷女学院高等部

藤が谷女学院の外観のモデルとなった鎌倉文学館[4]
藤が谷女学院のモデルとなった駒場公園旧前田侯爵邸洋館[4]
奥平 あきら(おくだいら あきら)
声 - 儀武ゆう子
本作のもう1人の主人公。4月16日生、牡羊座、身長154cm、血液型はO型。ニックネームはあーちゃん。藤が谷女学院高等部1年。
藤が谷高等部には外部から入学した。家族構成は両親と兄。ふみの幼馴染で親友。演劇部所属で、同じく演劇部所属の京子と親しい。ふみとは対照的にとても小柄。抜けているところもあるがわりとしっかり者で、落ち込みやすいふみの相談相手になっている。極度のシスコンの兄(忍)に悩まされている。
井汲 京子(いくみ きょうこ)
声 - 堀江由衣
12月22日生、山羊座、身長158cm、血液型はAB型。藤が谷女学院高等部1年。
演劇部所属で、中等部の頃は恭己の姉の和佐に絵を習っていた。あきらの友人でクラスも同じ。許嫁の康がいるが中等部の頃から恭己が好きで、報われない恋に思い悩んでいる。
上田 良子(うえだ りょうこ)
あきらと2年で同じクラスになった同級生。もの静かでおっとりしており、読書が趣味。ふみと同じくらい背が高く、長い髪をおさげにしている。図書部所属。
大野 春花(おおの はるか)
あきらたちよりも1学年下で、あきらと同じく外部からの入学生。誰とでもすぐに打ち解ける人懐っこい性格で、いささか天然ボケ。あきらや京子たち藤が谷の先輩に憧れ、演劇部に入部。姉(織江)が日向子の親友(実は彼女)で、日向子のことを「ヒナちゃん」と呼んでいる。
川崎 文子(かわさき あやこ)
声 - 小野涼子
身長164cm。あきらが1年生時の藤が谷女学院高等部3年生。
演劇部員で演劇祭の演目「嵐が丘」でキャサリンを演じる。
三浦 香織(みうら かおり)
声 - 中村知子
身長164cm。あきらが1年生時の藤が谷女学院高等部3年生。演劇部部長。
山科 日向子(やましな ひなこ)
あきらと良子の2年生のときの担任で、理科の先生。藤が谷女学院の出身で、高等部時代の同級生の織江と付き合っている。

[編集] 杉本四姉妹

杉本家の4人の娘は「杉本四姉妹」と呼ばれている。恭己が末っ子の四女。全員藤が谷出身で背が高い。

杉本 姿子(すぎもと しなこ)
声 - 能登麻美子
32歳、身長172.5cm。杉本四姉妹の長女。冗談好きで恭己をよくからかう。
杉本 和佐(すぎもと かずさ)
声 - 福井裕佳梨
28歳、身長173cm。杉本四姉妹の次女。元藤が谷の美術の先生で、正則の婚約者。細かいことにはこだわらないざっくりした性格。
杉本 公理(すぎもと くり)
声 - 中原麻衣
23歳、身長170cm。杉本四姉妹の三女。恭己と同じように藤が谷時代は学院の女の子たちにモテていた。正則のことが好きだった。

[編集] 杉本家と関係者

杉本四姉妹の父(すぎもとよんしまいのちち)
声 - 斧アツシ
鎌倉で代々続く名家・杉本家の当主。大学教授で現在は外国に単身赴任中。
杉本四姉妹の母(すぎもとよんしまいのはは)
声 - 津田匠子
四姉妹同様長身でさっぱりした性格である。
荻野さん(おぎのさん)
声 - 金光宣明
杉本家のお抱え運転手。
ふみさん(ふみさん)
声 - 小林美奈
杉本家のお手伝いさん。

[編集] 万城目家

万城目 芳江(まんじょうめ よしえ)
声 - 藤村歩
身長160cm。ふみの母。奥平家とは家族ぐるみの付き合いで、鎌倉に戻った際にふみを連れて奥平家に挨拶に訪れた。
万城目 章夫(まんじょうめ あきお)
声 - 小形満
ふみの父。鎌倉に住居を移すと同時期に、勤める会社(銀行)の本店に異動となった。
ふみの祖母(ふみのそぼ)
声 - 宮沢きよこ

[編集] 奥平家

奥平 忍(おくだいら しのぶ)
声 - 川田紳司
身長175cm。あきらの兄で大学2年生。何かと妹の世話を焼きたがり、朝の通学時に車であきらを送ろうとするが疎まれている。
奥平 咲子(おくだいら さきこ)
声 - 北西純子
身長158cm。あきらと忍の母。妹の世話ばかりで自身の将来を全く考えていない忍を心配している。
奥平 義道(おくだいら よしみち)
声 - 伝坂勉
身長168cm。あきらと忍の父。IT企業に勤めるサラリーマン。

[編集] その他の登場人物

花城 千津(はなしろ ちづ)
声 - 大浦冬華
ふみの従姉。ふみと肉体関係まで持っていたがふみの転居をきっかけに疎遠になり、裏切るような形で結婚。
各務 正則(かがみ まさのり)
声 - 浜田賢二
30歳、身長176cm。藤が谷女学院高等部の演劇部顧問。恭己を「図書館の君」と呼んだ人。杉本四姉妹の次女の和佐と結婚する。
澤乃井 康(さわのい こう)
声 - 浅沼晋太郎田中晶子(幼少期)
身長178cm。ニックネームは康ちゃん。大学1年生で、京子の許嫁。面倒見がよく穏やかな性格。
花絵(はなえ)
声 - 小島幸子
康の叔母。
恵子おばさん(けいこおばさん)
横浜在住のあきらの叔母で藤が谷のOG。
井汲 加代子(いくみ かよこ)
京子の母。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 単行本

2009年4月発売の4巻まで太田出版から刊行されている。

[編集] テレビアニメ

『青い花 Sweet Blue Flowers』

2009年7月から9月までフジテレビNOISE』にて放送された。全11話。

平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門/長編(劇場公開・テレビアニメ・OVA)に選ばれた。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ「青い花」
作詞・作曲 - 山崎ゆかり、編曲・歌 - 空気公団
エンディングテーマ「センティフォリア」
作詞 - Ceui、作曲 - 小高光太郎・Ceui、編曲 - 小高光太郎、歌 - Ceui

[編集] 各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 花物語 高山文彦 カサヰケンイチ 木本茂樹 音地正行
2 春の嵐 長井龍雪 矢向宏志
3 朝目覚めては カサヰケンイチ
高田耕一
橋本敏一 岩倉和憲
冨岡寛
4 青春は美わし 桜美かつし 植田和幸
5 嵐が丘(前編) 高山文彦
綾奈ゆにこ
渦薪かい 鈴木健太郎 野村芙沙子
萩原弘光
6 嵐が丘(後編) 河村智之 木本茂樹
7 若葉のころ 水上清資 青井小夜 松尾亜希子
熊田明子
矢向宏志
8 恋は盲目 鈴木洋平 岩倉和憲
冨岡寛
9 夏の夜の夢 よこた和 斉藤美香
小美戸幸代
音地正行
岩倉和憲(補佐)
10 幸福の王子 綾奈ゆにこ 高田耕一 橋本敏一 野村芙沙子
植田和幸
音地正行
11 冬の花火 高山文彦 渦薪かい
カサヰケンイチ
河村智之 木本茂樹
冨岡寛

[編集] 放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 備考
関東広域圏 フジテレビ 2009年7月1日 - 9月9日 水曜 26時08分 - 26時38分 フジテレビ系列 制作局
日本全域 BSフジ 2009年7月20日 - 10月5日 月曜 24時30分 - 24時55分 BSデジタル放送

地上波では関東ローカルで放送(NOISE枠としては初。過去にNOISE枠の前身である土曜深夜枠の一部作品が該当する)。なお、この作品をもってNOISE枠は休止。「恋時雨」を放送した後、フジテレビではアニメ枠が廃止されBSフジでは「ノイタミナ空中ブランコより)」に鞍替えすることとなる。

[編集] Webラジオ

テレビアニメに関連してWEBラジオ『青い花 〜Sweet Blue Radio〜』が配信された。全19回。

配信
パーソナリティ

[編集] 脚注

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  1. ^ a b 「NO COMIC NO LIFE 第56回:志村貴子先生インタビュー」『とらだよ。』Vol.62
  2. ^ 『ロッキング・オン・ジャパン』2009年6月号
  3. ^ ただし、一部に女性同士の肉体関係を示唆する描写がある。
  4. ^ a b 志村貴子『青い花2』太田出版、2006年12月26日発行(182頁)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

フジテレビ NOISE
前番組 番組名 次番組
青い花
(ここまでNOISE枠)
恋時雨